JPS615235A - フオ−カルプレ−ンシヤツタを有するカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフォーカルブレーンシャッタを有する小型カメ
ラに関するもので、特にシャッタ作動がなされると直ち
にフィルム及びシャックの巻上げがなされる自動巻上げ
形式の一眼し７カメラで、カメラをコンパクトな形状と
するよう改善を行った７オーカルプレーンシヤツタを有
するカメラに関するものである。　１ 〔従来技術〕 従来、７オーカルプレーンシヤツタを用いた一眼し７カ
メラにあっては、フォーカルプレーンシャッタは板状シ
ャッタの移動によってシャッタ作動がなされる金属幕シ
ヤツタや、ドラムに巻付いたベルト式の暮シャッタの移
動によってシャッタ作動がなされる幕シヤツタがあるが
、之等はいずれもフィルムの直前にあってシャッタ開口
がなされるようになっている。

第３図は金属基フォーカルプレーンシャッタの作動を示
す説明図で、第３図（ａ）はシャッタチャージの状態、
第３図（ｂ）はシャッタ開口の状態、第３図（ｃ）はシ
ャッタ作動完了状態を示す。撮影レンズから画面３０へ
の光を遮ぎっでいた先幕群３０は、シャッタレリーズを
押されると、上方に退避し、画面３０上には撮影レンズ
を通した画像が結像する。設定された露光時間が経過す
ると下方に待機していた後幕群３２は移動して画面３０
前をカバーし露光は終了する。ついで次の撮影のための
シャッタチャージがなされると、第３図（ａ）の状態に
復帰する。ここで先幕群３１や後幕群３２を複数枚から
構成するようにした理由は、シャッタ部分の上下方向の
高さを低くするためになされた措置で、先幕群３１は５
枚羽根、後幕群３２は４枚羽根とした金属幕シヤツタが
多く使われている。

このようにシャッタ自体を小型とする努力もなされてい
るが、２等７オーカルフ゛レーンシャッタを内蔵した小
型カメラにあっては、外形寸法特に上下方向の高さは内
蔵されたシャッタユニットと７アイング光学系寸法によ
り制約されるものであった。例えば第３図に示した金属
基７オーカルプレーンシヤツタを内蔵したカメラの上Ｆ
寸法は、（シャッタ開口寸法）＋（先幕逃げ寸法）十（
後幕逃げ寸法）十（ペンタプリズム寸法）＋（外装）に
より決まる寸法で、シャッタ作動部（ユニット）と７ア
イング光学系とは独立しており、カメラをよりコンパク
トにするためには、部品寸法及び部品間隔をよりシビア
に高精度化する以外になく、このことはコストにも影響
し、現状では限界に近い状態にある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上記のようないたずらに部品寸法及び部品間
隔をシビアにかつ高精度化することなく、外形ゴ法をよ
りコンパクトとするようなフォーカルブレーンシャッタ
を内蔵した一眼レフカメラを提供することを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決するため、シャッタの逃げス
ペースをカメラの７フイング光学系内にとるようにした
もので、本発明はシャッタ幕の作動スペースの一部を７
γイング内に設けたことを特徴とする７オーカルプレー
ンシヤツタを有するカメラを提供するものである。

即ち本発明は、シャッタ作動時のシャッタ羽根又はシャ
ッタ基の逃げスペースを７フイング光学系内に求めたも
ので、モータを内蔵しシャッタ作動後直ちにシャッタチ
ャージがなされる自動巻上げ方式のカメラに於いては、
シャッタ羽根又はシャッタ幕が７アイング光路を遮ぎる
のは一瞬であり、現行−眼し７のミラーアップ時間より
短いので、使用上何等支障がないことに注目してなされ
たものである。

〔実施例〕

１１図は第３図に示した金ＩＡ１！７オーカルプレーン
シヤツタを組込んだ本発明による一部レフカメラを示し
た構成斜視図で、図はシャッタ開の状！！！（第３図（
ｂ）にあたる。）では先幕群３１はペンタプリズム１１
とアイピース１２との間の光路内にあるようにしたもの
である。

まず金属幕シヤツタのシャッタチャージの状態（第３図
（、）にあたる。）では７Ｔイング内にはシャッタ幕は
存在しないので、使用者はファインダ機能を利用して撮
影を行うことができる。

レリーズを押してシャッタ作動をさせると、画枠３０部
の遮光を行っていた先幕群３１は上方に退避し、画枠３
０部のフィルムＦ上に露光がなされ図示の状態となる。

この状態ではファイング光路内に先幕群３１があるが、
−ルフにあってはミラーアップの状態にあるので、先幕
群３１の有無に関係なくファインダは機能しない。

設定された露光時間が経過すると下方に待機していた後
幕群３２は移動して画面３ｏ前をカバーし露光は終了す
る（第３図（ｅ）にあたる。）。この状態では先幕群３
１はファインダ内にあるが、モータドライブ式の一眼レ
フカメラにあっては、直ちにシャッタチャージがなされ
るので、先幕群３１は７アインダ内から退避する。一方
ミラーアップにあったミラーはミラー復帰するが、先幕
群３１は先に７フイング内から退避しているので、使用
者は本発明によってファインダ内にシャッタ幕が出入り
することがあっても、何等ファインダ機能の低下を認め
ない。

第２図はベルト弐暮シャッタを内蔵したハーフサイズ−
眼レフかメラヘ本発明を適用した実施例を示したもので
ある。図示したカメラに於いてはパトローネＰ内のフィ
ルムＦは露光をおえるとフィルム巻取軸２１に巻取られ
る。一方布幕やチタン基等を用いたベルト弐暮シャッタ
は先幕２２と後幕２３とがら成っている。先幕２２は先
幕ドラム釉２２１と先幕スプリングドラム軸２２２との
間に、先幕部２２３と先幕リボン２２４とが先幕金具２
２５によって接続されて、張設されている。後幕２３も
同様に後幕ドラム２３１　と後幕スプリングドラム軸２
３２との問に、後幕部２３３と後幕リボン２３４とが後
幕金具２３５によって接続されて張設されている。

−力先学系に関Ｉ−ては、画枠ＺＯの中央前面に位置し
た撮影レンズ２４がある。撮影レンズ２４と画枠２０と
の間には、撮影時にだけ退ｊｌ！（ミラーアップ）する
反射ミラー２５があって、ミラー２５で反射した撮影レ
ンズ２４を透過した光は、ペンタプリズム２６、アイピ
ース２７によってファインダ光学系を形成し、ファイン
ダとして機能する。本実施例にあってはペンタプリズム
２６とアイピース２７とを結ぶファインダ光路上に、シ
ャッタ幕の作動スペースを設けたもので、第２図はシャ
ッタチャージ状態を示している。

レリーズボタンが押されると、ミラー２５は退避してフ
ァインダ視野は消える。ミラーアップにつづいて先幕部
２２３は画枠２０部から右方に走行・退避し、露光がな
される。ここでは先幕部２２３は７Ｔイング光路内にあ
るが、既にミラーアップしているので、使用者に対して
は何等変化はない。設定された露光時間が経過すると、
後幕２３が作動し、後幕部２２３が画枠２０部をカバー
し露光を終了する。

ついでミラー２５はミラー復帰するが、モータドライブ
式の一眼し７カメラにあっては、露光終了後直ちにシャ
ッタチャージがなされ、先幕部２２３は７アイング内か
ら退避して１２図の状態に復帰するので、使用者は本発
明によって７アイング内にシャッタ幕の出入りがあって
も何等７γイング機能の低下を認めない。

以上説明した本発明の２つの実施例において、先幕シャ
ッタの収納スペースはアイピースの直前としているが、
アイピースの直後とすることも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によって、カメラの外形形状は大幅に小さくする
ことが可能となった。之は本発明によって設計レイアウ
ト等の自由度がましたことによるもので、従来カメラを
コンパクトとするためになされていた、シャッタユニッ
トのコンパクトさを追及しないで済むようになり、シャ
ッタユニットの原価低減やシャッタユニットの複雑さを
解消したことによって信頼性も向上する効果も生じた。

また本発明によってアイピース直前をシャッタ幕が遮ぎ
るようにした場合には、７アイングの逆流光防止の効果
をも有することとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例の斜視図を示したも
ので、第３図は金属扉シャッタの作動を示す作動図であ
る。 １１．２６・・・ペンタプリズム １２．２７・・・アイピース　　　２０．３０・・・画
枠２２．３１・・・先幕　　　　　　２３，３２・・・
後幕代理人　弁理士　野　１）義　親 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シャッタ幕の作動スペースの一部をファインダ内に設け
   たことを特徴とするフォーカルプレーンシャッタを有す
   るカメラ。