JPS6152331A - 耐食性銀合金 - Google Patents
耐食性銀合金Info
- Publication number
- JPS6152331A JPS6152331A JP17450884A JP17450884A JPS6152331A JP S6152331 A JPS6152331 A JP S6152331A JP 17450884 A JP17450884 A JP 17450884A JP 17450884 A JP17450884 A JP 17450884A JP S6152331 A JPS6152331 A JP S6152331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- corrosion resistance
- weight
- corrosion resistant
- mechanical strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は耐食性及び機械的強度の優れた銀合金材料に関
するものである。
するものである。
(従来技術とその問題点)
一般に時計ハンド、時計枠、ライター等装飾関係に用い
られる金属材料は耐食性1機械的強度の優れたものが、
要求されている。従来これらの目的の為にはA g 9
5−Cu 5 、 A g 92.5−Cu 7.5゜
Ag9O−CulOが用いられることが多かったが、耐
食性が劣ること、色調的にも銀に比べやや黄味がかって
見劣りしており、且つ硬さが装飾用としては低い為、傷
つき易い等の欠点があった。
られる金属材料は耐食性1機械的強度の優れたものが、
要求されている。従来これらの目的の為にはA g 9
5−Cu 5 、 A g 92.5−Cu 7.5゜
Ag9O−CulOが用いられることが多かったが、耐
食性が劣ること、色調的にも銀に比べやや黄味がかって
見劣りしており、且つ硬さが装飾用としては低い為、傷
つき易い等の欠点があった。
(発明の目的及び構成ン
本発明はこれらの欠点を解消すべくなされたもので、本
発明の耐食性合金の一つはPd5〜15重量%とAu、
Ruの少なくとも一種を合計で1〜5重量%と残部Ag
からなるものである。また本発明の耐食性合金の他の一
つは、Pd5〜15重量%とAu、Ruの少なくとも一
種を合計で1〜5重量%とZ n + S n 、I
nの少なくとも一種以上を合計で5〜10重量%と残
部Agからなるものである。
発明の耐食性合金の一つはPd5〜15重量%とAu、
Ruの少なくとも一種を合計で1〜5重量%と残部Ag
からなるものである。また本発明の耐食性合金の他の一
つは、Pd5〜15重量%とAu、Ruの少なくとも一
種を合計で1〜5重量%とZ n + S n 、I
nの少なくとも一種以上を合計で5〜10重量%と残
部Agからなるものである。
かかる本発明・の耐食性銀合金においてPdを5〜15
重量%を加えるのは、銀の耐食性特に耐硫化性を向上さ
せることと硬さを増す為であり、Pd5重量%未満では
その効果が小さく、15重量%を超えると耐食性、硬さ
は増すものの銀の色調がそこなわれ且つ加工性が劣って
くる為である。
重量%を加えるのは、銀の耐食性特に耐硫化性を向上さ
せることと硬さを増す為であり、Pd5重量%未満では
その効果が小さく、15重量%を超えると耐食性、硬さ
は増すものの銀の色調がそこなわれ且つ加工性が劣って
くる為である。
Ru、Auの少なくとも一種以上1〜5重量%の範囲で
少量添加するのは、これらの貴金属を加えることによっ
て、より以上の耐食性を得る為と機械的強度をねらって
いる。1重量%未満ではその効果が現れず、5重量%以
下としたのは、これを超えても耐食性は向上するものの
価格的に高くなり、価格に見合った効果や、必要性を有
しない為である。
少量添加するのは、これらの貴金属を加えることによっ
て、より以上の耐食性を得る為と機械的強度をねらって
いる。1重量%未満ではその効果が現れず、5重量%以
下としたのは、これを超えても耐食性は向上するものの
価格的に高くなり、価格に見合った効果や、必要性を有
しない為である。
Zn、Sn、Inを単独で又は複合で5〜10重量%添
加する目的は耐食性とAgの色調をそこなわない範囲で
、機械的強度、硬さを増し、耐摩耗性を向上し、傷つき
にくくするためで、5重量%未満ではその効果が十分現
われず、10重量%を超えると加工性が悪くなるもので
ある。
加する目的は耐食性とAgの色調をそこなわない範囲で
、機械的強度、硬さを増し、耐摩耗性を向上し、傷つき
にくくするためで、5重量%未満ではその効果が十分現
われず、10重量%を超えると加工性が悪くなるもので
ある。
(実施例及び従来例)
本発明による耐食性銀合金と従来の銀合金についてその
特性を下記の表に示す。
特性を下記の表に示す。
(以下余白)
ここで機械的性質は30%冷間圧延加工時の特性を示す
ものであり、また耐食性は鏡面研摩したサンプルを人工
汗中、5%食塩中への浸漬24時間後の表面の変色状態
を示すものである。
ものであり、また耐食性は鏡面研摩したサンプルを人工
汗中、5%食塩中への浸漬24時間後の表面の変色状態
を示すものである。
X印は変色発生、△印は若干変色、○印はほぼ変色なく
頭初の表面状態を維持した場合を示す。
頭初の表面状態を維持した場合を示す。
上記の表から本発明合金が腕時計ケース等の装、7.′
篩用として十分なる機械的強度と耐食性を具備し2
・ た合金であることは明らかである。
篩用として十分なる機械的強度と耐食性を具備し2
・ た合金であることは明らかである。
次に実施例No、4の合金について高周波誘導加熱7、
にて熔解、鋳造し、冷間圧延にて板厚3.5鶴
の板/ 材を作成し、これをプレス抜き加工後
、冷間型打、/′ 成形し、ブウ7.+作製
し、更C600−cl 1□、焼鈍後仕上げ型打成形を
行った。次にこれを研摩して鏡面仕上げ面を持つ腕時計
ケースを作成したところ、光沢の優れた白色ケースが得
られた。このケースは通常行っている耐食テスト、傷つ
けテスト等において、ステンレス鋼、洋白或いは黄銅に
18に金合金めっきを施したケースと何ら遜色のない特
性を示した。しかも表面はステンレス鋼では得られない
貴金属調の高級な外観を呈するものであった。
にて熔解、鋳造し、冷間圧延にて板厚3.5鶴
の板/ 材を作成し、これをプレス抜き加工後
、冷間型打、/′ 成形し、ブウ7.+作製
し、更C600−cl 1□、焼鈍後仕上げ型打成形を
行った。次にこれを研摩して鏡面仕上げ面を持つ腕時計
ケースを作成したところ、光沢の優れた白色ケースが得
られた。このケースは通常行っている耐食テスト、傷つ
けテスト等において、ステンレス鋼、洋白或いは黄銅に
18に金合金めっきを施したケースと何ら遜色のない特
性を示した。しかも表面はステンレス鋼では得られない
貴金属調の高級な外観を呈するものであった。
(発明の効果)
以上説明したごとく、本発明の耐食性銀合金は、pd及
びAu、Ruの含有により大巾な耐食性の向上が計られ
人工汗、食塩等の雰囲気でも変色を発生せず、又適度の
硬さも維持しており、更にZn。
びAu、Ruの含有により大巾な耐食性の向上が計られ
人工汗、食塩等の雰囲気でも変色を発生せず、又適度の
硬さも維持しており、更にZn。
Sn、Inの添加により硬さと機械的強度の向上が計ら
れている為、表面は傷つき難く且つ白色の資金M調の高
級な表面状態を有するものである。
れている為、表面は傷つき難く且つ白色の資金M調の高
級な表面状態を有するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)Pd5〜15重量%とRu、Auの少なくとも一種
以上が1〜5重量%と残部Agからなる耐食性銀合金。 2)Pd5〜15重量%とRu、Auの少なくとも一種
以上が1〜5重量%とZn、Sn、Inの少なくとも一
種以上が5〜10重量%と残部Agからなる耐食性銀合
金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17450884A JPS6152331A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 耐食性銀合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17450884A JPS6152331A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 耐食性銀合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6152331A true JPS6152331A (ja) | 1986-03-15 |
Family
ID=15979728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17450884A Pending JPS6152331A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 耐食性銀合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6152331A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0564542U (ja) * | 1992-02-06 | 1993-08-27 | トキコ株式会社 | ディスクブレーキ |
JP2008300607A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Koa Corp | チップ抵抗器 |
ITUB20153745A1 (it) * | 2015-09-18 | 2017-03-18 | Legor Group S P A | Lega di argento con resistenza al ?tarnishing? migliorata e composizione di lega madre per la sua produzione |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829450A (ja) * | 1971-08-04 | 1973-04-19 | ||
JPS4914973A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-08 | ||
JPS5585646A (en) * | 1978-12-23 | 1980-06-27 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Silver alloy for rim of pair of spectacles |
JPS57210937A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-24 | Nippon Shiken Kogyo Kk | Low-karat corrosion resistant gold alloy giving casting with casting surface free from blackening |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP17450884A patent/JPS6152331A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829450A (ja) * | 1971-08-04 | 1973-04-19 | ||
JPS4914973A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-08 | ||
JPS5585646A (en) * | 1978-12-23 | 1980-06-27 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Silver alloy for rim of pair of spectacles |
JPS57210937A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-24 | Nippon Shiken Kogyo Kk | Low-karat corrosion resistant gold alloy giving casting with casting surface free from blackening |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0564542U (ja) * | 1992-02-06 | 1993-08-27 | トキコ株式会社 | ディスクブレーキ |
JP2008300607A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Koa Corp | チップ抵抗器 |
ITUB20153745A1 (it) * | 2015-09-18 | 2017-03-18 | Legor Group S P A | Lega di argento con resistenza al ?tarnishing? migliorata e composizione di lega madre per la sua produzione |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5037708A (en) | Silver palladium alloy | |
US6913657B2 (en) | Hard precious metal alloy member and method of manufacturing same | |
US4446102A (en) | Yellow gold jewelry alloy | |
US7959855B2 (en) | White precious metal alloy | |
US5919320A (en) | Nickel-free white gold alloy with reversible hardness characteristics | |
JPS6314830A (ja) | 耐硫化性硬質銀合金 | |
JPS6152331A (ja) | 耐食性銀合金 | |
US4396578A (en) | White gold jewelry alloy | |
JPS59143032A (ja) | 装飾用表面硬化Pt合金部材 | |
JPS6152330A (ja) | 耐食性銀合金 | |
JPH0570995A (ja) | 装飾部材 | |
CN1055561A (zh) | 莱克金 | |
JPH05311290A (ja) | 高耐食性銅基合金 | |
JP2524227B2 (ja) | 耐変色性銀合金 | |
CN113383099B (zh) | 具有改善机械性能的银合金 | |
JPH01275726A (ja) | 銀合金 | |
JPS60152645A (ja) | 装飾用銅合金 | |
JPS58204141A (ja) | 黄金色を呈する鋳造用低カラツト金合金 | |
JP3117330B2 (ja) | 宝飾品用貴金属合金 | |
JP2004143574A (ja) | アルミニウム銅合金 | |
JPS60177148A (ja) | 装飾用黄金色系銅合金 | |
JPS6173847A (ja) | 耐硫化性銀合金 | |
JPS6254046A (ja) | 耐硫化性銀合金 | |
JPS634630B2 (ja) | ||
JPH04362148A (ja) | 装飾用金合金 |