JPS6152293B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152293B2
JPS6152293B2 JP6518781A JP6518781A JPS6152293B2 JP S6152293 B2 JPS6152293 B2 JP S6152293B2 JP 6518781 A JP6518781 A JP 6518781A JP 6518781 A JP6518781 A JP 6518781A JP S6152293 B2 JPS6152293 B2 JP S6152293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
snow
nozzle
building
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6518781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57180751A (en
Inventor
Yoshihiro Yuzaki
Tatsuo Kobayashi
Kunio Waki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6518781A priority Critical patent/JPS57180751A/ja
Publication of JPS57180751A publication Critical patent/JPS57180751A/ja
Publication of JPS6152293B2 publication Critical patent/JPS6152293B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 寒冷地における石炭、鉱石等のばら荷の貯蔵は
野積み方式が一般に採用されているが、粉塵の飛
散による公害、及び寒期におけるばら荷の凍結に
よる作業性低下等を考慮して、屋内貯蔵方式が採
用されつつある。屋内貯蔵の場合の建屋形式は
種々の形式があるが、貯蔵量、構造強度上の面か
ら円形ドーム形式の建造物が有効である。しかし
ながら厳寒期における交通事情によつて通常1〜
2ケ月程度の貯蔵量が必要となるため、建造物の
大きさも必然的に大きくなる。
円形ドーム形式の建造物の設計については、設
置場所での風、降雪等を考慮し、強度剛性面から
安全を十分に考慮した設計を行なうものである
が、自然現象による局部的な集中豪雪は予期でき
ず、時には設計値以上の積雪による建造物の倒壊
が生起している。
これは従来の建造物の屋根には屋根面の積雪の
除雪装置がなく、建造物が大きい場合には入力に
よる雪降ろしができず、積雪を放置しているた
め、積雪荷重に建造物構造が耐えられず、倒壊す
る要因となつている。
本発明をこのような実情に鑑みて提案されたも
のであつて、建造物の屋根頂部に建造物の軸芯廻
りに旋回自在に配設された放水ノズル支持部材、
同支持部材に上下方向に揺動自在に支持され、且
つヒーターの内蔵された放水ノズル、及び同放水
ノズルに対する水または温水の供給管よりなるこ
とを特徴とする建造物の除雪装置に係るもので、
その目的とする処は、放水ノズルによつて所要の
方向に放水して屋根面の積雪を融解せしめ自動的
に雪降ろしをすることによつて建造物の倒壊を未
然に防止するようにした新規有用な建造物の除雪
装置を供する点にある。
本発明に係る除雪装置は前記のように構成され
ている合で、厳寒期において降雪または積雪状態
になると、放水ノズルに内蔵されたヒータを加熱
して放水ノズル内の凍結水を解凍したのち、同放
水ノズルを建造物の屋根頂部に同建造物の軸芯廻
りに旋回自在に配設された放水ノズル支持部材に
対して揺動して所定の放水角度に設定し、この状
態において前記供給管を介して水または温水を圧
送し、放水ノズル先端から同水または温水を放水
して屋根面の積雪を融解せしめ、この放水状態を
維持しながら前記放水ノズル支持部材を建造物の
軸芯廻りに旋回せしめ、屋根面全面の積雪を融解
して雪降ろしを行なうものである。またこの降積
雪、降積状態によつて前記放水ノズルの放水角度
を調整し、また放水ノズルの旋回速度を調整する
ことによつて効率のよい雪降ろしを行なうことが
できる。
このように本発明によれば大規模構造の建造物
においても、屋根面の積雪を直接入力を煩らわす
ことなく、自動的に能率よく雪降しすることがで
き、積雪による建造物の倒壊を未然に防止しうる
ものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
1は円形ドーム建造物の側壁、2は同側壁2上
に支持された構造、3は積雪を示す。
4は前記建造物の屋根材で、屋根面頂部におい
て同屋根材4にボルトで締結された軸受ボツクス
5に放水ノズル支持部材6の下端軸部が嵌装され
軸受7を介して回転自在に支持されている。
軸受ボツクス5には駆動モータ8が装架され、
同モータ8の駆動軸に固着されたピニオン9が前
記放水ノズル支持部材6の下端軸部外周に嵌着さ
れたギヤ10に噛合していて、前記モータ8を駆
動することによつて、放水ノズル支持部材6が建
造物の軸芯廻りを旋回するようになつている。
11はヒータ12の内蔵された放水ノズルで、
同放水ノズル11の下半部は両端に軸13aの突
設された受台13の凹窩13bに嵌着され、同凹
窩13bと放水ノズル11の上半部に嵌着され、
且つ前記受台12における凹窩13bの周縁部に
固着された放水ノズル止め台14とによつて受台
13に放水ノズル11が固定されている。
前記放水ノズル11はノズル支持部材6の二叉
状部に嵌入され、同二叉状部の両側壁に前記受台
13の両端軸部13aが軸受15を介して回動自
在に支承されている。
また前記放水ノズル支持部材6に装架されたモ
ータ16の駆動軸に固着されたピニオン17が、
前記受台13の軸13aに固着されたギヤ18に
噛合し、かくしてモータ16を駆動することによ
つて放水ノズル11がノズル支持部材6に対して
上下方向に揺動するようになつている。
19は地表からの水または温水供給管で、回転
継手20を介して前記ノズル支持部材6内に導入
された水または温水供給管19′に接続され、同
管19′は可撓性ホース21を介して放水ノズル
21に連結されている。図中22は電力線であ
る。
厳寒期において降雪または積雪状態になると、
円形状ドームの頂部に配設された放水ノズル11
に内蔵されたヒータ12を、操作室(図示せず)
での操作によつて電力線22を介して加熱して、
放水ノズル11内の凍結水を解凍させる。
しかるのち操作室からの遠隔操作によつて先ず
モータ16を駆動して、ピニオン17ギヤ18を
介して放水ノズルの受台13を放水ノズル支持部
材6に対して揺動せしめ、放水ノズル11を所定
の放水角度に設定する。この状態において建造物
の構格2に沿つて配設された水または温水供給管
19内に、建造物外部における廃熱利用装置より
供給された温水、或いは水を高圧ポンプ(図示せ
ず)によつて圧送し、回転継手20、水または温
水供給管19′及びホース21を介して放水ノズ
ル11の先端より前記温水または水を屋根面の積
雪に放水して融解する。
この放水状態を維持しながらモータ8を駆動し
てピニオン9、ギヤ10を介して放水ノズル支持
部材6全体を一定の速度で旋回させる。
前記モータ16によつて放水ノズル11の傾斜
角度を間歇的に変化させるか、または一定の揺動
角で放水ノズル11を揺動せしめ、モータ8によ
る放水ノズル6全体の旋回運動によつて屋根材4
上の積雪3を放水ノズル6からの高圧の温水また
は水によつて積雪3自体、または屋根材4と積雪
との境界部を融解し、高圧水の流れと屋根材4の
勾配とによつて融雪を屋根材4の表面に沿つて流
下せしめることによつて、除雪するものである。
従つてドーム屋根中心部に配設された放水ノズ
ル11を前述のようにして1回転させると、屋根
材4上全面の積雪3が除雪させることになるが、
降雪状態が続く天侯であれば、連続的に放水ノズ
ル11を作動させるとよい。
前記のようにして融かされた雪は、ドーム屋根
側壁を伝つて地表に導かれるが、この水を回収し
て前記廃熱利用装置で温水に変えて再利用するこ
とも可能である。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は円形ドーム建造物の積雪状態を示す縦
断面図、第2図は本発明に係る建造物の除雪装置
の一実施例を示す縦断面図、第3図はその要部拡
大縦断面図、第4図は第3図の矢視−図であ
る。 4……屋根材、5……軸受ボツクス、6……放
水ノズル支持部材、11……放水ノズル、12…
…ヒータ、13……受台、19,19′……水ま
たは温水供給管、21……可撓性ホース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建造物の屋根頂部に建造物の軸芯廻りに旋回
    自在に配設された放水ノズル支持部材、同支持部
    材に上下方向に揺動自在に支持され、且つヒータ
    ーの内蔵された放水ノズル、及び同放水ノズルに
    対する水または温水の供給管よりなることを特徴
    とする建造物の除雪装置。
JP6518781A 1981-05-01 1981-05-01 Snow removing apparatus of building Granted JPS57180751A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6518781A JPS57180751A (en) 1981-05-01 1981-05-01 Snow removing apparatus of building

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6518781A JPS57180751A (en) 1981-05-01 1981-05-01 Snow removing apparatus of building

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57180751A JPS57180751A (en) 1982-11-06
JPS6152293B2 true JPS6152293B2 (ja) 1986-11-12

Family

ID=13279659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6518781A Granted JPS57180751A (en) 1981-05-01 1981-05-01 Snow removing apparatus of building

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57180751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017189760A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 孝一 中川 雨水散水システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017189760A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 孝一 中川 雨水散水システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57180751A (en) 1982-11-06

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