JPS615198A

JPS615198A - 地下パイプ敷設機

Info

Publication number: JPS615198A
Application number: JP59102330A
Authority: JP
Inventors: 登川村; 赤沢　春一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-05-21
Filing date: 1984-05-21
Publication date: 1986-01-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は地中を貫通して、パイプを地下に敷設する装置
に関するものである。

（ロ）　従来技術パイプを地下に敷設する場合、特に小口径パイプに於て
も、地上よりのオープンカット方式が採用されて来たが
、交通量の多い道路、鉄道路線、山腹、その他地上より
の掘さくが非常に困難な場所が多々ある。亦、ボーリン
グ工法の場合も穿孔にパイプを押入する場合、孔内の崩
れ、曲り、孔歪等、パイプの敷設に困難を伴うと共に施
工費が高くなるという様な欠点がある。

（ハ）　目的本発明は、この様な事情に着目してなされたもので、種
々の不都合を生じる地上よりの掘さく工法を避け、簡単
な構造でパイプを確実に地中に埋設する事が出来るパイ
プ埋設装置を提供する事を目的とする。

（ニ）　構成本発明は、かゝる目的を達成する為に構成されたもので
、内部に高圧流体が導入される高圧容器と、この高圧容
器内に収容され、基端を該容器内に開口されるとともに
、先端側をシール部を通じて、該容器外へ突没可能に延
出させた可撓性亦は剛性耐圧パイプと、この耐圧パイプ
の先端に装着され、前記該高圧容器から、前記耐圧パイ
プを介して供給される高圧流体に付勢されて、地中貫入
動作を営む穿孔機とを具備し、穿孔機とパイプが連結し
て地下を貫進し、貫通と同時にパイプが地下に敷設され
る様に構成したものである。

（ホ）　実施例以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。

第１図に示すように、本発明に係る地下パイプ敷設機は
、弾丸型振動穿孔機１と、前記穿孔機１の後部に一端が
密封■着され、他端が空気圧力容器内で開口された耐圧
パイプ２と、前記パイプを巻取り収納する空気圧力容器
３と、パイプ２の巻取枠３’と、前記空気圧力容器３に
圧縮空気を供給する空気コンプレッサ５と、パイプ２を
圧力容器３より引出す部所に設けられた圧縮空気シール
装置４よりなり、振動穿孔機１のシリンダ内孔面積より
パイプ２の内孔面積を大きくする事により生ずるパイプ
の推力、及び、振動穿孔機１の作動中の空気使用量の変
動によるパイプ先端に生ずる空気衝撃力で、振動穿孔機
１と連結されたパイプ２が共に地中５を貫進する。

第２図は、圧力容器３よりのパイプ２の引出口と穿孔の
位置関係を調整するための調整ガイドローラーによる作
業状況を示す。

第３図は、振動穿孔機１の断面図で、先端の弾丸型ビッ
ト７を、シリンダー１０にかぶせ、止ネジ９でビット７
の前方への飛出を防止して■る。シリンダー１０の前面
孔には、先端半円型のシャンク８が滑合され、弾丸型ピ
ット７の孔内底部の半円面と接触して■る。シリンダー
１０の孔内は、ハンマー１１と外周に３溝を持つスプー
ル１３と、スプール１３を押圧する押バネ１４と、スプ
ール１３のストッパー１２を具備し、図に示す様に、ハ
ンマー１１がシリンダー１０の後室１０ａに位置する場
合は、前室１０ｂの通気孔１５はスプール１３の溝を介
して空気排気孔１６と連結し、シリンダー１０の中間孔
１７はスプール１３の溝を介して空気排気孔１８と連結
して■る。

亦、後室１０ａの通気孔１９はスプール１３の外周壁に
て密封されて■る。圧縮空気注入口２１は後室１０ａに
開放され、もう一つの圧縮空気注入口２２はスプール１
３の外周壁にて密封されて■る。シリンダー後部に連結
されている方向コントロール室は、高圧室２３を４室と
、穿孔壁を押圧するアーム２４を４個と、ソレノイドス
トップ弁２５を４組具備し、コントロール室後部でパイ
プ取付管を介してパイプ２と密着連結して■る。

第４図は、ハンマー１１が、シリンダー１０の前室に位
置する場合を示す断面図で、スプール１３が押バネ１４
の押力でストッパー１２の位置に進み、前室の通気孔１
５は　スプール１３の溝を介して圧縮空気注入口２２と
連結し、中間孔１７は、スプールの外壁でされ、後室１
０ａの通気孔１９は、スプール１３の溝を介して排気孔
２０に連結する所を示す。

第５図は、空気圧力容気３に収納されたパイプの、外部
への引出口の圧気密封装置を示すもので、空気高圧容器
３の下部に開口し、フランヂ１２を介して空気シール保
持ケース２９と連結し、空気シール２６を押金具２７に
て固持する。

次いで　この実施例の作動を説明する。

空気コンプレッサー５により空気高圧容器３の空気圧力
を高め、空気圧力容器３に収納されたパイプ２の末端開
孔口より流入した圧縮空気は、空気高圧容器３に収納さ
れたパイプ２の孔内を通過し、外部先端に連結された振
動穿孔機に注入される。振動穿孔機１に入った圧縮空気
は、注入口２１、２２よりシリンダ１０に入るが、作動
のスタートとして　ハンマー１１がシリンダー１０の後
室１０ａに位置した場合、圧縮空気注入口２１よりの空
気圧により、スプール１３はシリンダー１０の底部に圧
着し、ハンマー１１はシリンダー前室１０ｂに向って圧
送される。この場合、シリンダー１０の穿たれた通気孔
の内、後室１０ａの通気孔１９はスプール１３の外周壁
にて密封、シリンダー１０の中間孔１７はスプール１３
の溝を介して排気孔１８に通じ、前室１０ａの通気孔１
５はスプール１３の溝を介して排気孔１６に通ずる状態
で、ハンマー１１は圧縮空気圧力で後室より前室に向っ
て突進し、シャンク８撃突する。この衝撃力でシャンク
８がビット７を打ち　ビット７に穿孔力を与える。

前記の場合、ピストン１１がシャンク８に撃突する直前
に、ピストン１１の後部壁が中間通気孔１７を通過し、
後室１０ａの圧縮空気が中間通気孔１７を通り、スプー
ル１３の溝を介して空気排気口１８に出ると同時に、後
室の空気圧は大気圧近くまで低下することにより、スプ
ール１３は押バネ１４によって前面がストッパー１２の
位置まで移動し、ハンマー１１がシャンク８に撃突した
直後に、第４図に示す如く、前室通気孔１５は、スプー
ル１３の外周壁で密封されると同時に、スプール１３の
溝を介して前室通気孔１５が圧縮空気注入孔１３に連結
される。亦、中間通気孔１７は、スプール１３の外周壁
で密封され、後室通気孔１９は、スプール１３の溝を介
して排気口に連結されることにより、ハンマー１１の後
部壁が後室通気孔１９を通過後は、後室は排気通路をふ
さがれ、ハンマー１１にエアーショックがかかり、減速
して第３図の位置にもどり、１回の往復運動を完了する
。

以上の様な　振動穿孔機１の作動中は、シリンダー１０
の内孔面積をパイプの内孔面積より小さくした差によっ
て、パイプ２の先端、即ち振動穿孔機の後端面に、穿孔
機の抗体抑止力及び進行方向の推力が生じると共に、振
動穿孔機１の空気使用量の変動によるパイプ２の先端面
にかかる空気の衝撃力とが相まって、振動穿孔機がパイ
プ２と連結して地中を貫進する。

（ヘ）　効果本発明は　以上の様な構成であるから、地上よりの掘さ
くをなくし、地下を振動穿孔機と　それに連結された敷
設パイプが共に貫進し、貫通すると同時に、パイプの敷
設が完了するので、施工時間及び施工費の大きな節約と
なると共に、施工の困難な場所、即ち、交通量の多い道
路、鉄道、山腹、その他で、オープンカット方式では工
事の不可能な場所をも施工可能とする。

【図面の簡単な説明】

図面は一実施例を示すもので、第１図は使用状態を示す
。第２図は第１図の使用状態の異例を示す。第３図は振
動穿孔機のハンマーが後室にある断面図、第４図はハン
マーが前室にある場合の断面図。第５図はパイプ密封装置。

Claims

【特許請求の範囲】

内部に高圧流体が導入される高圧容器と、この高圧容器
内に収容され基端を該容器内に開口させるとともに、先
端側をシール部を通じて該容器外へ突没可能に延出させ
た耐圧パイプと、この耐圧パイプの先端に装着され前記
該高圧容器から前記耐圧パイプを介して供給される高圧
流体に付勢されて地中貫入動作を営む穿孔機とを具備し
てなり、前記作動流体の圧力により、前記耐圧パイプの
先端側が前記高圧容器から引出される力を利用して前記
穿孔機に推力または抗体抑止力を付与し得るように構成
したことを特徴とする地下パイプ敷設機。