JPS6151540B2 - - Google Patents

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JPS6151540B2
JPS6151540B2 JP56038868A JP3886881A JPS6151540B2 JP S6151540 B2 JPS6151540 B2 JP S6151540B2 JP 56038868 A JP56038868 A JP 56038868A JP 3886881 A JP3886881 A JP 3886881A JP S6151540 B2 JPS6151540 B2 JP S6151540B2
Authority
JP
Japan
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bead
roller
bead filler
flipper
filler
Prior art date
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Expired
Application number
JP56038868A
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English (en)
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JPS57152937A (en
Inventor
Hitoshi Kawashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP56038868A priority Critical patent/JPS57152937A/ja
Publication of JPS57152937A publication Critical patent/JPS57152937A/ja
Publication of JPS6151540B2 publication Critical patent/JPS6151540B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • B29D2030/482Applying fillers or apexes to bead cores

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用タイヤ成形工程に用いられる
ビード成形装置に関し、特にビードフイラーとフ
リツパーとをビードワイヤの外周面上に自動的に
貼り着けることが可能な省人化およびコンパクト
化を果し得るビード成形装置を提供しようとする
ものである。
自動車用タイヤのビードには、一般に断面が
略々三角形状をなすビードフイラーをビードワイ
ヤの外周面上に貼り着けたものが多く使用される
が、最近に至り普及の度を増してきているラジア
ルタイヤにおいては、タイヤ側壁部の剛性を増す
ために背の高いビードフイラーが使用されてい
る。
ビードフイラーは普通ゴム押出機によつて所定
の形状で押出しているが、この場合押出しダイに
対する抵抗はビードフイラーの劍先薄肉部に対応
する側が基部の肉厚部に対応する側に比較して大
きいために、押し出されたビードフイラーは劍先
部の辺長は基部の辺長よりも短くなる。
そのため、ビードワイヤ外周面上にビードフイ
ラーを貼り付ける場合に、前記劍先部が起立しな
くて寝る状態となり、従来のビード成形装置は単
純な誘導と貼り付けの機能しか有していないこと
から正常な貼り付けが不可能で作業員の手を煩わ
さなくてはならなく、その改善対策が強く望まれ
ていた。
これとは別に、ビードフイラーを貼り付けたビ
ードの外周をさらにゴム被覆織物からなるフリツ
パーで包み込んだ構造のビードを持つタイヤが最
近多用されてきているが、従来はビードフイラー
の貼り付けと、フリツパーの貼り付けとは別個の
装置で行つていたので、多大の工数を要ると共
に、機械設置および材料据置きのための広いスペ
ースを必要とする欠点は免れ得なかつた。
ビードフイラーの貼り付けとフリツパーの貼り
付けとは作業内容が頗る酷似しているにも拘らず
別個の作業として分離し行うことは甚だ不経済で
あつて合理化が希求される所以である。
また、成形済みのビードをビード成形装置から
取り出すのに、従来は排出棒で急速に押出す方法
が代表的なものであるが、これでは受け入れ手段
側に対するビードの進入が不確実で、全体として
合理化が浸透してきているビード成形工程におい
ては、ビードの排出にまで工数を要するのは甚だ
不合理であつてこの面での改善も強く望まれてい
る。
このような事実に鑑みて、本発明は比較的背の
高いビードフイラーについてもビードフイラー端
末部の接着作業を除いて人手を全然要しない自動
的な成形を可能ならしめ、もつて前述する如き従
来の欠陥を悉く排除し得る如き新規なビード成形
装置を提供しようとして成されたものであつて、
以下にその具体的内容に関し添付図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
第1図は本発明に係るビード成形装置の例を正
面示しているが、該装置はビードフイラー供給案
内機構2、ビードフイラー切断機構3、圧着ロー
ラ機構4、フリツパー圧着機構5、ビード下部保
持機構6、フリツパー端前進圧接機構7およびフ
リツパー送り出し機構8の各機構から形成され
て、それ等を図示配置のコンパクトにまとめてい
る。
上記各機構2〜8の構造について以下分説す
る。
(イ) ビードフイラー供給案内機構2、 図示しない前工程のゴム押出機から押出された
ビードフイラーAを自然懸吊した状態から前方案
内ローラ群14、後方案内ローラ群15を経て次
のビードフイラー切断機構3に導くための機構で
あり、第2図および第3図に要部構造が図示され
る。
11はビードフイラー懸吊部に設けた光電管で
あつて、懸吊されたビードフイラーの最下部を検
出し遮光されると前記ゴム押出機の運転を停止
し、逆に露光されることによつてゴム押出機の運
転を開始せしめる。
12はガイドローラで、懸吊部のビードフイラ
ーAを略々供給案内機構2の中心線上に導くよう
に形成している。
13は逆行阻止ローラであり、第1図において
反時計方向のみに回転が与えられ、当該案内機構
2に一旦導かれたビードフイラーAが自然懸吊部
の自重により後退落下するのを防止するために、
ビードフイラーAと引張り力の下で摺接した状態
におかれている。
前記前方案内ローラ群14は一方の外側方に傾
斜させた状態で立設してなる複数個のローラを有
し、第2図により明らかなように、前方に行く程
傾斜が小さく垂直に近付く如く配列されている。
一方、前記後方案内ローラ群15は前方に向け
傾斜して列設された左右1対のローラ16,1
6′と、それ等1対のローラ16,16′の直前下
部に横設された水平ローラ17からなる案内用ロ
ーラ単位が複数組直列に配置されており、第3図
に示す如く導入されたビードフイラーAをその底
面と両側面において保持する。
しかして両案内ローラ群14,15は共に摺動
板18上に設けており、フレーム1に固定した底
板19上に設けられた案内ロツド20,20′に
嵌合した摺動軸受21,21′を摺動板18は有
していて、この軸受21,21′と底板19を流
体シリンダ22で連絡せしめることにより、流体
シリンダ22のロツド前進・後退に伴つて前記両
案内ローラ群14,15は一体で前進・後退せし
められる。
(ロ) ビードフイラー切断機構3、 鋏状カツタ31をビードフイラー供給案内機構
2の繰り出し端部に降下せしめて案内給送される
ビードフイラーAを切断するための機構である。
前記鋏状カツタ31は枢支軸32に取付けられ
た1対の刃33をリンク34を介し、流体シリン
ダ35のロツドに連結した構造であつて、取付板
36に取付けられている。
上記取付板36は円弧溝42によつて水平摺動
板41に対し任意の角度を保つて固定可能となつ
ており、一方、水平摺動板41は昇降板39に設
けた2本の水平案内ロツド40に摺動可能に装荷
されている。
また、昇降板39はフレーム1に設けられた垂
直板37に並設した2本の垂直案内ロツド38上
に摺動自在に装荷されている。
前記水平摺動板41は調節ねじ43に螺合する
雌ねじ部を有していてハンドル44を回動操作す
ることにより、水平方向の摺動可能になつてい
る。
45は流体シリンダであつて、垂直板37に支
持されこのピストンロツドの先端は昇降板39に
係合している。
かゝる構造となしたことにより、鋏状カツタ3
1は流体シリンダ45の作動で昇降し、ハンドル
44の回動操作で前進・後退し、流体シリンダ3
5の作動で開閉して所定位置でのビードフイラー
A切断と、切断後の退避とを行うものである。
(ハ) 圧着ローラ機構4、 2個の圧着ローラ51,51′によつてビード
フイラーAの基部を両側から挾み付けながらビー
ド駆動ローラ50上のビードワイヤB外周面に圧
着するための機構である。
ビード駆動ローラ50は第4図々示の如く中央
部にビードフイラーAの底部を係入し得る溝を有
し、該溝の左右両側が遠去かるにつれて大経とな
るテーパーを持つ鼓状筒体に形成されていて、フ
レーム1に軸支せしめ図示しない駆動手段によつ
て固定回転軸の周りに回転せしめられる。
圧着ローラ51,51′は第4図に示している
通り、保持板52,52′に夫々回転自在に保持
されている。
一方、保持板52,52′は枢支軸54,5
4′を夫々介して摺動片53,53′に対し揺動可
能に保持せしめていて、保持板52,52′に設
けた円弧溝55,55′と摺動片53,53′から
突設したボルト56,56′を利用して所望の揺
動角度位置に固定できるようになつている。
57はビード成形装置のフレーム1に設けられ
た直立枠で流体シリンダ58を支持している。
60は摺動ブロツクで、第10図に示される摺
動ガイド61によつて直立枠57に摺動可能に係
着されており、流体シリンダ58のピストンロツ
ド先端フオークエンドとピン59によつて結合さ
れる。
上述の構造を有することにより、流体シリンダ
58を作動せしめれば摺動ブロツク60は垂直方
向に昇降することとなる。
62は摺動ブロツク60に回転自在に設けてな
る軸であつて、ピニオン63がキー64を介して
一体的に嵌着されていると共に、先端には左右対
称ねじ部を有していて摺動片53,53′をそれ
等ねじ部に夫々螺合している。
65は摺動ブロツ60に対し、滑りキー66を
介し摺動可能に枢着した摺動ガイド棒であつて
(第5図参照)さらに摺動片53,53′に設けた
孔に遊嵌している。
67はラツクでピニオン63と噛合させてお
り、該ラツクの先端は連結板68を介し摺動ブロ
ツク60に保持されている流体シリンダ69のロ
ツド端に結合させている。
かゝる構造となしたことにより、流体シリンダ
69を作動せしめると、ラツク67は昇降し、ピ
ニオン63を介し軸62を回転せしめて摺動片5
3,53′に結合されている圧着ローラ51,5
1′を相互に近接離隔せしめることになる。
なお、第1図中72はローラ70に設けられた
フランジでビードフイラーAの横方向位置を規制
するためのものであり、また、70′は別に設け
られたビード内周ガイドローラである。
(ニ) フリツパー圧着機構5、 フリツパーを一対の円錐ローラ73′,73″に
よつてビードワイヤBに圧接するためのものであ
る。
73はフリツパー圧着手段であつて、2個の円
錐ローラ73′,73″(第1図上で紙面に直交す
る前後方向に配置される)の母線圏でフリツパー
を挾接圧着するための一般に利用される構造であ
つて、図示せぬ流体シリンダによりラツク74を
摺動せしめてピニオン75を回転することによ
り、外側円錐ローラ73′を軸76,76′の周り
に回動せしめて、内側円錐ローラ73″に接離可
能となしており、ビードBをビード成形装置に装
脱着するに便ならしめている。
しかして2個の円錐ローラ73′,73″の接合
時には、それ等ローラ73′,73″と同軸一体を
なす傘歯車77,77は相互に噛合し、図示せぬ
駆動手段によつてウオーム減速機78を介し駆動
される。
このフリツパー圧着手段78はハンドル79を
回動することにより、ビードBに対し水平方向に
近接離隔し、調節ねじ80によつて垂直に昇降可
能であり、それ等の操作を行うことによつてビー
ドBに対応して最適に位置決めすることができ
る。
なお、円弧溝80′により円錐ローラ73′,7
3″の傾きを調節することができる。
(ホ) ビード下部保持機構6、 第6図、第7図に要部構造を示しているが、該
機構6はビード成形運転中において走行する無端
状ビードワイヤBの下部を保持してビードワイヤ
の横偏れを防止しながら緊張保持するための機構
である。
ビード成形機のフレーム1に取付けられた保持
板81に各部材を配設しており、保持板81に固
定した流体シリンダ82は該ピストンロツドの先
端を昇降板83に係止せしめていて、該シリンダ
82に圧力流体を送入することによつて、前記昇
降板83を昇降し得るようになつている。
84は昇降板83に回転自在に設けられた水平
ローラで下降時にはビードBの垂下部内周面と接
触してこれを下方に引張るものである。
85,85′は昇降板83に回転自在に支持さ
れた直立ローラ、86は昇降板83に枢支された
軸で、キーを介し揺動アーム87,88,88′
を嵌着している。
前記揺動アーム87の先端は、連結片90、ピ
ン91により昇降板83に係止された流体シリン
ダ89と連結させていて、このシリンダ89に圧
力流体を送入することにより、揺動アーム87は
他のアーム88,88′と共に俯仰方向に揺動せ
しめられる。
上記揺動アーム88,88′にはローラ92,
92′が回転自在かつ流体圧シリンダー89のピ
ストンロツドが収縮し切つた位置で垂直となるよ
うに設けられており、それ等ローラ92,92′
は垂直状態に存したときに、直立ローラ85,8
5′と所定間隔を保つて左右に並ぶ配置となり、
この間隙に介挿されたビードBの垂下部を両側か
ら挾んで横偏れを規制する役割りをなし、一方、
流体圧シリンダー89のピストンロツドが伸張し
て揺動アーム87,88,88′が反時計方向に
揺動した際には、ローラ92,92′は下端部が
直立ローラ85,85′に近付く方向に傾くこと
により直立ローラ85,85′との間でビードB
を両側から挾み付けるように作動するものであ
る。
(ヘ) フリツパー端前進圧接機構7、 この機構は第8図、第9図に要部を図示してい
るが、フリツパーの切断端部をビード駆動ローラ
50の手前でビードワイヤBの内周面に対し相互
の巾中心が合致するよう添接させて、ビード駆動
ローラ50に向け繰り出させるためのものであ
る。
ビード成形装置のフレーム1に取付けられた保
持板100に対し各部材が関連されているが、該
保持板100には垂直方向に案内棒101,10
2が固設されている。
103は摺動板であつて摺動軸受104,10
4′,105によつて案内棒101,102に摺
動可能に装架され、保持板100に設けられた流
体シリンダ106によつて昇降せしめられる。
107は水平に設けたガイドローラ、108は
押え板で何れも摺動板103に取付けられている
が、押え板108は摺動板103に水平配置の回
転自在に枢支された軸109に固定されており、
該軸109には突出板110が設けられて、この
突出板110と摺動板103に固定された突起1
11とをスプリング112で連絡せしめることに
より、前記押え板108はスプリング112の弾
力で常に摺動板103に押し付けられている。
113はフリツパー切断手段で、切断刃駆動用
流体シリンダ114によつて切断作動せしめられ
る。
115は摺動板103の上端部から切欠された
切欠部であつて、前記押え板108の真上部分に
設けられており、摺動板103が上昇した場合
に、ビード駆動ローラ50に懸垂状に懸架された
無端状ビードワイヤBに対して前記ビード駆動ロ
ーラ50のビードワイヤ支持点の直前部において
下方から接近して、ビードワイヤBの対応する部
分を切欠部115に係入せしめるように設けられ
ている。
なお、上記前進圧接機構7は、フレーム1に設
けられた円弧溝116,117(第1図参照)を
利用して前記ビードワイヤBの径に応じ適当な傾
斜状態で固定させる。
(ト) フリツパー送り出し機構8、 この機構はビードワイヤBとビードフイラーA
との一体になる芯体に対して被包させるフリツパ
ーを前記フリツパー端前進圧接機構7に送り出さ
せるためのものである。
140はフリツパーであつて、送出軸141に
装入されたライナーに巻き込まれている。
送出軸141にはブレーキ手段142が設けら
れ適度の制動が加えられる。
143,144は駆動ローラ、145は巻取軸
146に装入された巻取りボツクス上に駆動ロー
ラ144により巻取られたライナーである。
巻取軸146は軸148に揺動可能に支持され
た揺動アーム147の先端に枢支されていて、こ
のアーム147にはフレームに係止した流体シリ
ンダ149のピストンロツドが連結されており、
該シリンダ149に圧力流体を送入することによ
つて、巻取軸146は待機位置と作動位置の間を
揺動すると共に、作動位置ではライナー145を
駆動ローラ144に圧接させ送られてくるライナ
ーを巻き取ることができる。
150は図示せぬ原動機で駆動される減速機で
あつて、出力軸にはスプロケツトホイール151
を有し、伝導チエイン152により駆動ローラ1
44のスプロケツトホイールと連鎖している。
前記駆動ローラ143は中間軸153を介し歯
車と伝導チエインで駆動ローラ144と連鎖して
いる。なお、155,156,157はガイドロ
ーラ、158は光電管装置、159は受け台であ
つて、前記光電管装置158はフリツパー140
の自然懸垂部の下端を検出し遮光により駆動モー
タを停止、透光により該モータを駆動せしめるよ
うに形成されている。
しかしてライナーは駆動ローラ144によりブ
レーキ手段142に抗し引き出され、ローラ15
5,156を経て巻取軸146の周りに巻き取ら
れ、一方、フリツパー140はローラ155,1
57、駆動ローラ143,144を経て自然懸垂
部に至り、受け台159上を通つて前記フリツパ
ー端前進圧接機構7に導かれる。
以上各機構について説明したが第1図におい
て、130はガイドローラであつて、ビード成形
装置のフレーム1に軸131で支持された揺動ア
ーム132の先端部に回転自在に枢支させてお
り、装入するビードワイヤBの径に応じて、その
内周面に軽接するよう、適当に位置決めされ、ビ
ードワイヤBの回動を円滑ならしめる役割りを成
すものである。
次に上述の構造になるビード成形装置を使用
し、ビードを形成するための運転態様につき説明
する。
無端状のビードワイヤBを駆動ローラ50とガ
イドローラ70,70′,130に掛け渡すと共
に、ビード下部保持機構6の直立ローラ85,8
5′と揺動ローラ92,92′の間に通して水平ロ
ーラ84の下側に回した状態となす。
そして、ビード下部保持機構6の流体シリンダ
82に圧力流体を送入し、該ピストンロツドを収
縮せしめて昇降板83を下降させ、ビードワイヤ
Bの下端部を直立ローラ85,85′と揺動ロー
ラ92,92′で挾持し、かつ水平ローラ84に
よつて押し下げ、ビードワイヤBを緊張せしめ
る。
次いでフリツパー圧着用円錐ローラ73′を対
向する円錐ローラ73″に接触せしめると同時
に、ビードフイラー供給案内機構2の流体シリン
ダ22に圧力流体を送入してピストンロツドを伸
長させると、切断刃33の直下に位置しているビ
ードフイラーAの先端は逆行阻止ローラ13によ
つて後退を阻止されているので、摺動板18とと
もに前進すると共に、ガイドローラ16,1
6′,17が横偏れを防止していることにより、
駆動ローラ50上のビードワイヤBの外周面上ま
で移動する。
つづいて、圧着ローラ機構4の流体シリンダ5
8に圧力流体を送入し該ピストンロツドを伸長さ
せると、摺動ブロツク60は下降するので、圧着
ローラ51,51′はビードフイラーAの先端部
を左右から挾む位置を占める。
このとき、流体シリンダ69に圧力流体を送入
して該ピストンロツドを伸長せしめることによ
り、ラツク67は下降し軸62が回転するので、
摺動片52,52′は左右対称ねじにより互いに
近接する方向に移動する。
従つて、圧着ローラ51,51′は下部のみが
至近となる状態でビードフイラーAの基部両側に
接し、ビードフイラーAの劍先部に妨害されるこ
となく、その基部を両側から強力に押圧する結
果、ビードフイラーAをビードワイヤBの外周面
に圧着せしめる。
前記圧着ローラ機構4の作動と同時にフリツパ
ー端前進圧接機構7の流体シリンダ106に圧力
流体を送入し、該ピストンロツドを収縮させ、摺
動板103を上昇せしめると、切断手段113に
より切断され待機しているフリツパーは押え板1
08により摺動板103と共に切断手段113を
越えて、ビードワイヤBが切欠部115に進入す
るまで前進するので、フリツパー先端部はビード
ワイヤBの内周面に圧接される。
次いで駆動ローラ50と円錐ローラ73′とを
回転させ、ビードフイラーAをビードワイヤBの
外表面上に逐次圧着しながらビードワイヤBを送
り、同時にフリツパーでその外側を包む。
フリツパーは圧着手段73を通過する間、円錐
ローラ73′,73″との間で完全に圧接される。
前記駆動ローラ50の回転開始より所定時間経
過後、流体シリンダ22に圧力流体を送入し、該
ピストンロツドを収縮させて、ビードフイラー供
給案内機構4を後退せしめ、同時に流体シリンダ
106に圧力流体を送入し、該ピストンロツドを
伸長させて摺動板103を下降せしめ、もとの待
機位置に戻す。
前記ビードフイラー供給案内機構4の後退後、
ビードフイラー切断機構3の流体シリンダ45に
圧力流体を送入し、該ピストンロツドを伸長させ
ると、昇降板39は下降して切断手段31が待機
位置に移動する。
この場合、切断刃33は先端が開いてビードフ
イラーAを挾む姿勢をとる。
ビードワイヤBが回転して、圧着されたビード
フイラーの先端が図示しない光電管装置で検出さ
れると、図示しない検出器がビード内周部分の移
動長さを検出しはじめる。
この移動長さが設定値に達すると駆動ローラ5
0の回転を停止させ、ビードフイラー切断機構3
の流体シリンダ35に圧力流体を送入し、該ピス
トンロツドを収縮させる。
かくすることにより切断刃33は閉作動しビー
ドフイラーAを切断するが、その直後に流体シリ
ンダ45に圧力流体を送入することにより、該ピ
ストンロツドを収縮させ切断手段を離隔位置まで
上昇させると同時に、流体シリンダ35に圧力流
体を送入して該ピストンロツドを伸長させ、切断
刃33を開復帰せしめ待機姿勢に戻す。
ビードフイラーAの上記切断作動と相前後し
て、フリツパー切断手段113の流体シリンダ1
14に圧力流体を送入し、該ピストンロツドを収
縮せしめてフリツパーを切断し、かつその直後に
おいてピストンロツドを伸長させ待機位置に戻
す。
次いで切断されたビードフイラーの後端部を作
業員がビードワイヤB上のビードフイラー先端部
に接合した後、再び駆動ローラ50と円錐ローラ
73′とを駆動してビードワイヤBを回転させる
と、図示しない前記検出器が再びビード内周部に
おける移動長を検出し始めて、ビードフイラーA
の後端がビードワイヤBに圧着され、かつ、フリ
ツパーの後端がビード上のフリツパーの前端と重
合し、円錐ローラ73′での圧接が終了する所定
長に到達するところで、駆動ローラ50とフリツ
パー圧着用円錐ローラ73′の回転を停止し、同
時に圧着ローラ機構4の流体シリンダ69に圧力
流体を送入して、ラツク67を上昇せしめ、圧着
ローラ51,51′を相互に離隔することにより
ビードBを開放する。
つづいて、流体シリンダ58に圧力流体を送入
して摺動ブロツク60を上昇せしめ、圧着ローラ
51,51′を待機位置に引き上げると同時にフ
リツパー圧着用円錐ローラ73′を開放する。
次いで、ビード下部保持機構の流体シリンダ8
9に圧力流体を送入して該ピストンロツドを伸長
せしめ、揺動アーム87を第7図において反時計
方向に揺動させると、ローラ92,92′は下端
側が直立ローラ85,85′に接近する方向に傾
斜するので、直立ローラ85,85′との間でビ
ード下部を挾み付ける。
つづいて、流体シリンダ82に圧力流体を送入
して該ピストンロツドを伸長させ、昇降板83を
上昇せしめる。
この昇降板83の上昇によりビードBは持ち上
げられる。このときビード排出流体シリンダ12
0に圧力流体を送入して該ピストンロツドを伸長
せしめ、排出棒122によりビードBの上部を外
方に押し出させ、続いて前記流体シリンダ89に
圧力流体を送入し該ピストンロツドを収縮させ
て、前記揺動アーム87を時計方向に揺動させ、
ローラ92,92′を元の直立位置に戻してビー
ドBの下部を解放すると、ビードBは受け具上に
軟着陸状態で落下し整列する。
以上述べた一連の作動によつてビード成形の一
工程が完了する。
本発明は叙上の如く、ビードワイヤBを懸垂状
に支持して回動せしめるビード駆動ローラ50を
中核にし、ビードフイラー供給案内機構2、圧着
ローラ機構4、フリツパー端前進機構7、フリツ
パー圧着機構5の各機構を有機的に関連せしめて
配設した構成となしたものであるから、劍先部を
有する細長形のビードフイラーAをビードワイヤ
Bの外周面に圧着一体化させる工程、この一体化
されてなるビード芯体のビードワイヤ内周面にフ
リツパー140を圧着する工程、のフリツパー1
40をビードワイヤBとビードフイラーAの各両
側面に夫々圧着させる工程の各々を自動的に連続
して行うことが可能であつて、ゴム押出機から連
続的に押出されてくるビードフイラーを切断端末
部相互で接着する以外は全く人手を要することな
くビード成形加工が自動化の下で行える。
さらにビード駆動ローラ50の上方部、前・後
部に前記各機構をコンパクトにまとめることが可
能であつて、設置スペースを広くとらない利点が
ある。
特に本発明は、背の高いビードフイラーAをビ
ードワイヤーBに一体化させるための圧着ローラ
機構4を劍先部が上向きとなる直立状で繰り出さ
れるビードフイラーAの両側方に対称的に設けた
2個の截頭円錐状圧着ローラ51,51′により
形成せしめていて、この圧着ローラ51,51′
の周面部分でビードフイラーAの基部を挾み付け
ながら圧着し得るようにしているので、背の高い
ビードフイラーAを正常な直立姿勢に保ちながら
ビードワイヤーBの外周面への圧着が行える結
果、形状が安定し、整容されたビード成形が可能
となる。
しかもビードフイラーAの圧着とフリツパーの
圧着とをビード駆動ローラ50の直前、直後の部
分で一斉的に行わせるようにしているので、変形
が全く生じないし、効率的な成形が行える効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明装置例の態様を示すものであつ
て、第1図は全体構造示正面図、第2図はビード
フイラー供給案内機構の平面図、第3図は第2図
における案内ローラの左側面図、第4図は圧着ロ
ーラ機構の側面図、第5図は同正面図、第6図は
ビード下部保持機構の正面図、第7図は同側面
図、第8図はフリツパー端前進圧接機構の正面
図、第9図は同側面図、第10図はビード排出手
段の側面図である。 A……ビードフイラー、B……ビードワイヤ
ー、2……ビードフイラー供給案内機構、4……
圧着ローラ機構、5……フリツパー圧着機構、7
……クリツパー端前進圧接機構、50……ビード
駆動ローラ、51,51′……圧着ローラ、7
0,70′……円錐ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 輪溝を中央部分に有し、無端状のビードワイ
    ヤBを前記輪溝に係入させて懸垂状で回動せしめ
    るビード駆動ローラ50、ゴム押出機から押出さ
    れたビードフイラーAを劍先部が上向きになる直
    立に保持すべく底面と両側面で支持してビード駆
    動ローラ50のビードワイヤ支持点直前まで水平
    前進せしめるビードフイラー供給案内機構2、ビ
    ード駆動ローラ50の直上部において、2個の圧
    着ローラ51,51′により前記ビードフイラー
    供給案内機構2から繰り出されたビードフイラー
    Aを先端部から順次両側方において挾持しつつ、
    ビード駆動ローラ50上のビードワイヤB外周面
    に圧着せしめる圧着ローラ機構4、フリツパー1
    40の切断端部をビード駆動ローラ50の手前で
    ビードワイヤBの内周面に相互の巾中心が合致す
    るよう添接させて、ビード駆動ローラ50に向け
    繰り出させるフリツパー端前進圧接機構7、ビー
    ド駆動ローラ50のビードワイヤ支持点後方にお
    いてビードワイヤBの両側方に相互の接離可能に
    対設した積極駆動される2個の円錐ローラ70,
    70′により巾方向中心部がビードワイヤBの内
    周面に圧着された前記フリツパー140を、ビー
    ドワイヤBとビードフイラーAの両側面に夫々圧
    着せしめるフリツパー圧着機構5からなり、前記
    圧着ローラ機構4における2個の圧着ローラ5
    1,51′は垂直に昇降する摺動手段に回転自在
    に枢支された左右一対の截頭円錐形のローラから
    形成されていると共に、そのビードフイラーA押
    圧面はビードフイラーAの被押圧面に適合するよ
    うに傾斜角度が調節可能であり、かつビード駆動
    ローラ50に対し水平方向の対称的に接離可能に
    配設されていて、ビードフイラーAの押圧工程に
    おいては相互に近接し、押圧工程完了により相互
    に離隔するよう作動せしめられることを特徴とす
    るビード成形装置。
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JPS59209844A (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤビ−ド製造装置に於けるフリツパ−供給装置
JPS59209843A (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤビ−ド製造装置
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JPS60259436A (ja) * 1984-06-05 1985-12-21 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ビ−ドのエイペツクス貼着装置
DE69024646T2 (de) * 1990-02-15 1996-05-15 Sumitomo Rubber Ind Verfahren und vorrichtung zum anheften von wulststreifen

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