JPS6150366B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6150366B2 JPS6150366B2 JP55039385A JP3938580A JPS6150366B2 JP S6150366 B2 JPS6150366 B2 JP S6150366B2 JP 55039385 A JP55039385 A JP 55039385A JP 3938580 A JP3938580 A JP 3938580A JP S6150366 B2 JPS6150366 B2 JP S6150366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- conductor
- conductors
- terminal board
- rib portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 36
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 18
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 10
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 3
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 3
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2847—Sheets; Strips
- H01F27/2852—Construction of conductive connections, of leads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は大電流用端子板に関するもので、特
に多数の平板状導体を注型法によつて樹脂内に埋
込んだ油密、気密性に優れたコンパクトな大電流
用端子板に関するものである。
に多数の平板状導体を注型法によつて樹脂内に埋
込んだ油密、気密性に優れたコンパクトな大電流
用端子板に関するものである。
一般に電気炉や化学用整流器等に接続する変圧
器の二次側は、低電圧、大電流であり、その電流
は非常に大きく、数千A〜数万Aに達する。この
部分には、油密性に優れたコンパクトな大電流引
出用端子板が必要となるが、この場合相手機器と
接続する導体には平板ブスバーを使用するのが普
通である。しかるに従来のこれら端子板は、積層
板等絶縁性プレートに導体貫通穴とその周囲に多
数取付用のボルト穴をあけ平板状導体をさし込み
パツキンを介して締付けるシール構造となつてい
た。このため油漏れ、寸法の拡大、組立の複雑
さ、高価である等の欠点を持つていた。又注型法
によつて製作されるものもあつたが、これらにお
いては、耐油漏性の改善、耐クラツク性の改善の
困難さのために、せいぜい3000A程度までに使用
するものや、単導体によるものが普通であつた。
器の二次側は、低電圧、大電流であり、その電流
は非常に大きく、数千A〜数万Aに達する。この
部分には、油密性に優れたコンパクトな大電流引
出用端子板が必要となるが、この場合相手機器と
接続する導体には平板ブスバーを使用するのが普
通である。しかるに従来のこれら端子板は、積層
板等絶縁性プレートに導体貫通穴とその周囲に多
数取付用のボルト穴をあけ平板状導体をさし込み
パツキンを介して締付けるシール構造となつてい
た。このため油漏れ、寸法の拡大、組立の複雑
さ、高価である等の欠点を持つていた。又注型法
によつて製作されるものもあつたが、これらにお
いては、耐油漏性の改善、耐クラツク性の改善の
困難さのために、せいぜい3000A程度までに使用
するものや、単導体によるものが普通であつた。
この発明は、従来の端子板における前記の欠点
を除去するためになされたもので、油漏れのおそ
れなく、組立が簡単で小型であり、安価である大
電流用端子板を提供することを目的としている。
以上の目的で、この発明は注型法を採用して、複
数導体である多数の平板状導体を同時に成形する
事によつて、単導体当り2000A以上、3000A程度
までの小型でまとまりよく油密、気密性に優れた
組立の簡単な大電流用端子板を提供しようとする
ものである。
を除去するためになされたもので、油漏れのおそ
れなく、組立が簡単で小型であり、安価である大
電流用端子板を提供することを目的としている。
以上の目的で、この発明は注型法を採用して、複
数導体である多数の平板状導体を同時に成形する
事によつて、単導体当り2000A以上、3000A程度
までの小型でまとまりよく油密、気密性に優れた
組立の簡単な大電流用端子板を提供しようとする
ものである。
以下に、一実施例を示している図面について、
この発明を詳細に説明する。第1図に示すよう
に、この発明による大電流用端子板は、多数の銅
板状導体1を例えばエポキシ樹脂のような樹脂体
3に、注型法によつて埋込んだもので、樹脂体3
はリブ部分3aとこれに直角に延長するフランジ
部分3b及び胴体部分3cを具えている。
この発明を詳細に説明する。第1図に示すよう
に、この発明による大電流用端子板は、多数の銅
板状導体1を例えばエポキシ樹脂のような樹脂体
3に、注型法によつて埋込んだもので、樹脂体3
はリブ部分3aとこれに直角に延長するフランジ
部分3b及び胴体部分3cを具えている。
樹脂体3の内部構造は第2図に示すようであつ
て、銅板状導体1の樹脂内に埋込まれる部分、特
にリブ部分3a内に埋込まれる部分には、多数個
の貫通丸穴5と、導体表面に形成したフランジ部
分3bと平行なV溝4が設けられている。樹脂体
3のリブ部分3a両端面から約20〜30mm巾でガラ
ステープあるいはガラスプリプレグ2が導体表面
に巻かれている。第3図は第2図の線―に沿
う断面詳細図であるが、導体1の成形される全面
に、注型樹脂の硬化温度よりも高い熱軟化点を有
する接着剤6を塗布しておきその上にクツシヨン
層7を塗布する。
て、銅板状導体1の樹脂内に埋込まれる部分、特
にリブ部分3a内に埋込まれる部分には、多数個
の貫通丸穴5と、導体表面に形成したフランジ部
分3bと平行なV溝4が設けられている。樹脂体
3のリブ部分3a両端面から約20〜30mm巾でガラ
ステープあるいはガラスプリプレグ2が導体表面
に巻かれている。第3図は第2図の線―に沿
う断面詳細図であるが、導体1の成形される全面
に、注型樹脂の硬化温度よりも高い熱軟化点を有
する接着剤6を塗布しておきその上にクツシヨン
層7を塗布する。
注型法によつて製作される大電流端子板に於
て、接着剤6は導体1への活性化処理後直に塗布
し高温硬化を行つておく。この場合、接着剤は導
体が金型の予熱、注型品の硬化加熱が行なわれる
際に酸化されて酸化被膜が生成して接着力が低下
するのを防止する作用と、熱軟化温度が高い事に
よつて高温における導体との接着力を低下させず
熱応力を伴う注型樹脂の膨張収縮に対しても接着
力を保持する効果をもたせている。しかし場合に
よつては、リブ部分3a両端面にクラツクを生じ
る可能性があり、信頼性をより向上させるために
20〜30mm巾でガラステープ又はガラスプリプレグ
等の繊維状の材料を導体周りに巻き付け硬化収縮
及び熱収縮時に発生する応力を阻止させている。
このようにして、導体の全面で均一に接着を行う
結果導体のコーナー部に大きな残留応力は残さず
油密、気密性に優れた、クラツクの発生しない大
電流用端子板が得られる。樹脂体3のリブ部分3
aは複数の導体1に各々独立して付いているた
め、胴部3cにおける導体間でのエポキシ樹脂材
料の熱応力によつておこる膨張、収縮に対しても
その影響をうけない。この独立した部分における
複数個の導体の丸穴5は多くあける事が好まし
い。
て、接着剤6は導体1への活性化処理後直に塗布
し高温硬化を行つておく。この場合、接着剤は導
体が金型の予熱、注型品の硬化加熱が行なわれる
際に酸化されて酸化被膜が生成して接着力が低下
するのを防止する作用と、熱軟化温度が高い事に
よつて高温における導体との接着力を低下させず
熱応力を伴う注型樹脂の膨張収縮に対しても接着
力を保持する効果をもたせている。しかし場合に
よつては、リブ部分3a両端面にクラツクを生じ
る可能性があり、信頼性をより向上させるために
20〜30mm巾でガラステープ又はガラスプリプレグ
等の繊維状の材料を導体周りに巻き付け硬化収縮
及び熱収縮時に発生する応力を阻止させている。
このようにして、導体の全面で均一に接着を行う
結果導体のコーナー部に大きな残留応力は残さず
油密、気密性に優れた、クラツクの発生しない大
電流用端子板が得られる。樹脂体3のリブ部分3
aは複数の導体1に各々独立して付いているた
め、胴部3cにおける導体間でのエポキシ樹脂材
料の熱応力によつておこる膨張、収縮に対しても
その影響をうけない。この独立した部分における
複数個の導体の丸穴5は多くあける事が好まし
い。
この丸穴5の内部には注型樹脂で充填され、導
体をはさんで一体化されたリブ構造となるため、
樹脂の収縮力によつて導体面には締付力が作用す
る事になり、結果として優れた油密、気密構造を
生成する事になる。又副次的には、前述の接着剤
と同様に内部応力の均一分散化にも役立ち結果と
してクラツクの防止にも効果をもたらす。
体をはさんで一体化されたリブ構造となるため、
樹脂の収縮力によつて導体面には締付力が作用す
る事になり、結果として優れた油密、気密構造を
生成する事になる。又副次的には、前述の接着剤
と同様に内部応力の均一分散化にも役立ち結果と
してクラツクの防止にも効果をもたらす。
次にリブ部分3cにおけるV溝4は、注型樹脂
が熱応力によつて導体に沿つた方向(フランジ部
分3bに対して直角方向)に膨張、収縮する際
に、V溝4の片面に対して必ず面を押し付ける力
が作用し、結果として導体1を締め付ける事にな
り、油漏れに対しては大きな効果を生じる事にな
る。
が熱応力によつて導体に沿つた方向(フランジ部
分3bに対して直角方向)に膨張、収縮する際
に、V溝4の片面に対して必ず面を押し付ける力
が作用し、結果として導体1を締め付ける事にな
り、油漏れに対しては大きな効果を生じる事にな
る。
これら4つもの即ち接着剤6、リブ部分におけ
る丸穴5及びV溝4とガラスせんいのテーピング
2は、単独でもその効果は大きいが、相互に組合
されたとき最大の効果をもたらすため、これら4
つを組合せることが好ましい。導体の巾が小さい
ものについては、上記のいづれかの単独でも可能
となる。
る丸穴5及びV溝4とガラスせんいのテーピング
2は、単独でもその効果は大きいが、相互に組合
されたとき最大の効果をもたらすため、これら4
つを組合せることが好ましい。導体の巾が小さい
ものについては、上記のいづれかの単独でも可能
となる。
この例においては、銅板状導体1を埋込んだ耐
クラツク及び油密、気密構造として説明したが、
埋込物としてアルミニウム板を使用する場合にも
同じ処理を行うことができ、同様の効果がある。
このような処置をされた導体を埋込んで製作され
る大電流用端子板にあたつては、多数個の締付穴
とV溝、接着剤及びガラステープテーピングが相
互に作用し合つて、注型品内部に不均一な残留応
力を残さず、結果として導体のコーナー部分での
クラツクの発生がなく、中央部でも油やガス漏れ
のない、コンパクトで、組立が簡単な、経済性の
ある製品を得ることができる。
クラツク及び油密、気密構造として説明したが、
埋込物としてアルミニウム板を使用する場合にも
同じ処理を行うことができ、同様の効果がある。
このような処置をされた導体を埋込んで製作され
る大電流用端子板にあたつては、多数個の締付穴
とV溝、接着剤及びガラステープテーピングが相
互に作用し合つて、注型品内部に不均一な残留応
力を残さず、結果として導体のコーナー部分での
クラツクの発生がなく、中央部でも油やガス漏れ
のない、コンパクトで、組立が簡単な、経済性の
ある製品を得ることができる。
第1図はこの発明の大電流用端子板の一実施例
を示す側面図、第2図は第1図の線―に沿う
断面図、第3図は第2図の線―における部分
断面図である。 1……導体、2……ガラステーピング、3……
エポキシ樹脂体、4……V溝、5……貫通丸穴、
6……接着剤層、7……クツシヨン層。
を示す側面図、第2図は第1図の線―に沿う
断面図、第3図は第2図の線―における部分
断面図である。 1……導体、2……ガラステーピング、3……
エポキシ樹脂体、4……V溝、5……貫通丸穴、
6……接着剤層、7……クツシヨン層。
Claims (1)
- 1 多数個の平板形状導体と、注型により上記導
体の各々に形成され樹脂リブ部分及びこの樹脂リ
ブ部分と一体に形成された樹脂フランジ部分を備
えた大電流用端子板において、上記導体の注型樹
脂内に埋込まれる部分に、それぞれ上記導体を厚
さ方向に貫通する複数個の貫通穴と、上記樹脂フ
ランジ部分と平行な複数条のV形溝とを形成する
とともに、上記導体の表面に塗布され上記注型樹
脂の硬化温度よりも高い熱軟化点を有する接着剤
と、上記樹脂リブ部分の両端面から内側に向つて
導体表面に所要幅に施されたガラステーピングと
を設けたことを特徴とする大電流用端子板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3938580A JPS56134717A (en) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | Terminal plate for large current |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3938580A JPS56134717A (en) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | Terminal plate for large current |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56134717A JPS56134717A (en) | 1981-10-21 |
JPS6150366B2 true JPS6150366B2 (ja) | 1986-11-04 |
Family
ID=12551533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3938580A Granted JPS56134717A (en) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | Terminal plate for large current |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56134717A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022149386A1 (ja) * | 2021-01-08 | 2022-07-14 | 株式会社村田製作所 | 流体制御装置 |
-
1980
- 1980-03-26 JP JP3938580A patent/JPS56134717A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56134717A (en) | 1981-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1042969A (en) | Alternator rectifier bridge and method of assembly | |
JP4177571B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPS60769B2 (ja) | 誘導電気装置 | |
KR20130006368A (ko) | 냉각장치를 포함하는 전력 전자 시스템 | |
US2619573A (en) | Temperature detector and lead assembly construction | |
US3750071A (en) | Stress relieving member for encapsulated transformer windings | |
JPS6150366B2 (ja) | ||
US4698277A (en) | High-temperature laminated insulating member | |
US3775547A (en) | Cast epoxy bushing having a weldable flange | |
KR970067732A (ko) | 접착 조성물의 수축으로 인한 파손이 적은 반도체 칩과 기판 사이의 전기적 접속을 갖는 반도체 소자 및 그 실장 방법 | |
JPS58131610A (ja) | 電気ブツシングとその製造方法 | |
JPS61177702A (ja) | モ−ルドコイル | |
JP2007280712A (ja) | 支持碍子 | |
JPH11204693A (ja) | 半導体装置 | |
JPH09275155A (ja) | 半導体装置 | |
US2993082A (en) | Siloxane to metal bonded insulation | |
JPS5840848A (ja) | 絶縁型半導体装置 | |
JPH06244567A (ja) | 回路部品 | |
KR890702408A (ko) | 공구 및 기계부품용 표면가열소자 | |
JPH07250466A (ja) | フルモールド形リニアモータ | |
KR200173810Y1 (ko) | 후막저항 | |
JPH0627935Y2 (ja) | コイル装置 | |
JPH0897051A (ja) | モールド形変流器 | |
JP3450928B2 (ja) | 積層母線の沿面絶縁構造 | |
JPH0739263Y2 (ja) | トランス等の部品の実装構造 |