JPS6150312B2 - - Google Patents

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JPS6150312B2
JPS6150312B2 JP53126737A JP12673778A JPS6150312B2 JP S6150312 B2 JPS6150312 B2 JP S6150312B2 JP 53126737 A JP53126737 A JP 53126737A JP 12673778 A JP12673778 A JP 12673778A JP S6150312 B2 JPS6150312 B2 JP S6150312B2
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JP
Japan
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potential
voltage
bias
drum
output
Prior art date
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JP53126737A
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English (en)
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JPS5553364A (en
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Yoshitaka Kawamo
Koji Suzuki
Yoshikazu Yokomizo
Kimio Nakahata
Hatsuo Tajima
Naoki Iwami
Shunichi Masuda
Katsuichi Shimizu
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US06/083,773 priority patent/US4326795A/en
Priority to GB7935493A priority patent/GB2034249B/en
Priority to DE19792941665 priority patent/DE2941665A1/de
Publication of JPS5553364A publication Critical patent/JPS5553364A/ja
Priority to US06/329,018 priority patent/US4484811A/en
Priority to GB08221747A priority patent/GB2110991B/en
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は記録体上の表面電位を検出する検出手
段を有する静電記録装置に関する。 記録体上の表面電位を測定することにより帯電
器の出力あるいは現像バイアス電圧を調整するこ
とが従来行なわれてきた。しかし記録体上に形成
された潜像の明部電位及び暗部電位等の異なる電
位を測定する際、サービスマンは複数の検出値を
記憶することが要求されていた。これはサービス
マンにとつて非常に煩わしいものである。 本発明は上述の如き欠点を除いた表面電位検出
手段を有した静電記録装置を提供することを目的
としている。更に詳細に述べるならば、本発明は
前記記録体上の表面電位を各々異なる目標電位に
設定するための複数のモードを選択する手段と、 前記検出手段にバイアス電圧を付与する手段と
を有し、 前記付与手段は前記異なる目標電位を大略同じ
値で検出すべく、前記選択されたモードに応じて
予め定めた異なるバイアス電圧を前記検出手段に
付与する静電記録装置を提供することを目的とし
ている。 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明す
る。 第1図は本発明を適用し得る複写装置の断面図
である。 ドラム11の表面は、CdS光導電体を用いた三
層構成の感光体より成り、軸12上に回動可能に
軸支され、コピー命令により矢印13の方向に回
転を開始する。 ドラム11が定位置迄回転してくると、原稿台
ガラス14上に置かれた原稿は、第1走査ミラー
15と一体に構成された照明ランプ16で照射さ
れ、その反射光は、第1走査ミラー15及び第2
走査ミラー17で走査される。第1走査ミラー1
5と第2走査ミラー17は1;1/2の速比で動く
ことによりレンズ18の前方の光略長が常に一定
に保たれたまま原稿の走査が行なわれる。 上記の反射光像はレンズ18、第3ミラー19
を経た後、第4ミラー20、を経て露光部21
で、ドラム11上に結像する。 ドラム11は、一次帯電器22により帯電(例
えば+)された後、前記露光部21で、照明ラン
プ16により照射された像をスリツト露光され
る。 それと同時に、AC又は一次と逆極性(例えば
−)の除電を除電器23で行ない、その後更に全
面露光ランプ24による全面露光により、ドラム
11上に高コントラストの静電潜像を形成する。
感光ドラム11上の静電潜像は、次に現像器25
により、トナー像として可視化される。現像方法
には液現像、磁気ブラシ現像等使用しうるが、本
実施例においては磁気ブラシ現像を用いている。 カセツト26−1もしくは26−2内の転写紙
27−1もしくは27−2は、給紙ローラ28−
1もしくは28−2により機内に送られ、第1レ
ジスタローラ29−1もしくは29−2で概略の
タイミングをとり、第2レジスタローラ30で正
確なタイミングをとつて、感光ドラム11方向に
送出される。 次いで、転写帯電器31とドラム11の間を転
写紙27が通る間に該転写紙上にドラム11上の
トナー像が転写される。 転写終了後、転写紙は搬送ベルト32へガイド
され、更に定着ローラ対33−1,33−2へ導
かれ、加圧、加熱により定着され、その後トレー
34へ排出される。 又、転写後のドラム11は弾性プレードで構成
されたクリーニング装置35で、その表面を清掃
し、次サイクルへ進む。 又以上の画像形成サイクルを各々の時点におい
て制御するためにドラム11の回転とともに回転
するクロツク盤11aのクロツク点を光学的に検
知するセンサ11bとによりドラムクロツクパル
スDCKを発生する。 50はドラム11上の表面電位を検出する表面
電位計であつて現像器21に取付けてある。 該表面電位計50について説明する。第2図は
表面電位計50とドラム11上との取付位置を示
す横断面図、第3図は電位計50の側断面図、第
4図は表面電位検出回路、第5図は被測定面と測
定電極とを遮蔽するかご形チヨツパ53の斜視図
である。 第2図、第3図、第4図において52は黄銅ま
たはアルミニウムで形成された導電性外筒で外筒
52は表面電荷検出窓65を有している。55は
チヨツパ53を回転せしめる駆動手段としてのセ
ンサモータ、53は円筒形チヨツパで電位測定窓
64を有している。54は表面電位測定電極、5
6は前記電極54の出力を検出する検出回路を形
成したプリアンププリント板である。 表面電位計50は被測定面であるドラム表面か
ら2mm離れた位置に前記電位測定窓65がドラム
表面に対向するように取付けられており、表面電
位計50内には前記電極54で検出した電圧を増
幅するプリアンププリント板56が内蔵され一体
に形成されている。第6図の制御回路のCPU2
01よりセンサモータードライブ信号SMDが出
力されると、センサモータ55が回転し、ドラム
表面上の電荷が電位測定窓64を介して前記電極
54に誘起される。前記電位測定窓64はチヨツ
パ53上に等間隔に4箇所設けられている。前記
電極54で誘起されるのはチヨツパ53が回転
し、等間隔でドラム表面1と電極54をさえぎる
為に第7−1図に示すような交流電圧となる。こ
の交流電圧の周期TはT=
1/センサーモータ回転数×4となる。またこの電圧 振部Vp−pは、ドラム電位Vpと電位外筒52、
チヨツパ羽根53およびプリアンプ板56の基準
電圧となるセンサーバイアス電圧VBIASの差分に
比例する。したがつてVp−p=VBIASとなる場
合交流電圧は0となる。プリアンプ板56内にも
うけられた内部回路は前述のセンサーバイアス電
圧VBIASに重畳されたセンサー電源SVccにより
駆動され、前記電極54で検出された交流変換信
号のインピーダンス変換を行つているQ1は接合
型FETで電極54に誘起された微少な交流信号
をゲートの高入力抵抗で受けて低インピーダンス
の信号に変換する。R3,R4は保護用抵抗であ
る。 第7−2はセンサーバイアス電圧VBIASをパラ
メータとしたドラム電位Vpとプリアンプからの
出力62のピーク値の関係を示したもので、プリ
アンプからの出力62はドラム電位Vpとセンサ
ーバイアス電圧VBIASの差分が忠実に検出され
る。さらにドラム電位VpがVp≧VBIASまたはVp
≦VBIASいずれか一方の範囲で変化するなら、交
流検出電圧はドラム電位Vpに応じて、単調増加
または単調減少の特性を有するので極性判断のた
めに新たに同期整流回路をもうける必要はない。
第7−2図でVBIASが150Vの時はドラム電位Vp
がVp≦150Vの範囲であるときは−nV〜+150V
の範囲で検出電圧が単調増加となり正負両方向の
大小関係を判断できる。但し正の範囲は+
150Vmaxであり、−nvはプリアンプ板56内にも
うけられた回路の飽和電圧により、制約される。 以上のように電位計筐体および電位計に内蔵さ
れた内部回路にバイアス電圧より大きい範囲か又
は小さい範囲のいずれか一方の範囲で変化する如
く正又は負の一定のバイアスを印加することによ
り被測定面電位の極性判別が可能となつた。この
ように構成することにより新たに同期検出回路等
を設ける必要がないばかりか外部雑音が電位計内
部回路に影響し測定電位のフラツキを防止するこ
とも可能となつた。 ところで感光体上に光を与えて帯電電荷を除電
する型の複写装置に於いては1次帯電器22の出
力電圧Vp1AC除電器23の出力電圧VSL露光ラ
ンプ16の露光光量を一定に保つたまま連続的に
コピーを作成した場合、前回の潜像作成が次回の
潜像作成に於ける感光特性に対して影響を及ぼ
す。つまり感光板にはメモリ特性が存在する該メ
モリ特性は感光板の作成条件により異なり第8図
に示すように感光板の感度が早くなる場合2−c
と遅くなる場合2−bがあり基準光量Eo(ここ
でEoは不図示の発光量調整ダイヤルを5の位置
にして露光ランプが標準白原稿に光を当てた時の
反射光量)に対して感光板の表面電位が変動す
る。 又温度、湿度等の環境の変化により特にAC除
電機の電位が変動する。AC除電の変動は特に原
稿明部に対して影響を及ぼす。AC除電が変動し
た場合の感光板の特性を第9図に示す。 このように連続コピー又は環境の変化により原
稿の暗部濃度、中間調濃度、明部カブリ等の画像
状態が変化することになるが良好なコピー作成の
為特に原稿明部のカブリを押えさることが重要な
要素となる。 以下に明部カブリを押える為に現像器のバイア
ス電圧を制御する制御方式を詳細に説明する。 本実施例においては明部のドラム表面電位を検
出するために原稿照明用ランプ16を用いないで
ブランク露光ランプ10を用いている。前記ブラ
ンク露光ランプ10は前回転および光学系後進中
にドラム表面に照射される。この時のドラム表面
の表面電位を明部表面電位として測定し、この検
出電圧に応じて現像器25に印加する現像バイア
スを制御する。この際前記ブランク露光ランプ1
0がドラム表面に照射する光量は操作部上の発光
量調節ダイヤル(図示せず)が5の位置で白原稿
を置いたときの原稿照明用ランプ16の反射光と
同じ光量に可変抵抗VR3によつて調整されてい
る。したがつて前記ブランク露光ランプ10の照
射によるドラムの表面電位を検出することは原稿
白がコピー中にドラム表面に生じさせる表面電位
と同じとなり、検出電圧に応じて一定の正極性の
電圧を上乗せして現像バイアスを印加すること
で、ドラム11の感光特性が変動して明部電位が
変動してもコピーがかぶることを防止することが
できる。 本実施例ではブランク露光ランプ10による明
部表面電位測定は前述の前回転中の非面像部およ
び連続する静電潜像の間の非画像部の電位を測定
し、測定出力は前記非画像部につづく潜像の現像
時の現像バイアスを印加する基準電圧となる。 第6図および第15図のタイミングチヤートに
おいて、キー入力手段208からコピースタート
信号が入力されるとcpu201からモータードラ
イブ信号MDがでて、高圧AC除電器23、高圧
一次帯電器22、全面照射ランプ24、ブランク
露光ランプ10、センサーサータ55がONし、
前述の前回転を行なう。この時センサーモータ5
5にはセンサーモータードライブ回路により駆動
される。電位外筒52、チヨツパ53には前述の
一定のセンサーバイアスVBIAS(+150V)、プリ
アンプ板56内の回路には一定のセンサー電源
SVcc(+175v)が現像バイアス制御回路207
からそれぞれリード線60,61を通して印加さ
れている。 電位計50で検出された交流信号はリード62
を通して交流増幅器204で増幅され、さらに整
流平滑回路205で直流に再生する。この直流再
生電圧は、サンプルホールド回路206に入力さ
れ、cpu201から出されるSTB信号“H”時の
直流再生電圧がこの回路206に記憶される。前
回転が終了すると給紙、露光用ランプ16が点灯
しランプ16とミラー15,17からなる光学系
が原稿サイズに従つて走査し、現像器モータが回
転し、現像が行なわれる。現像バイアス制御回路
207はcpu201からリード線74を通して入
力される現像器駆動信号DVLによつて前述の直
流再生信号と一定値との切換を行つている。した
がつて検出明部電位に応じた現像バイアスが現像
器25に印加されるのは現像器モータが回転し潜
像の現像を行つているときだけとなる。 多数枚コピーの場合は各コピーの光学系後進
(SCRV)中に毎回ストローブ信号STBがcpu20
1より出され、光学系後進中にブランク光を照射
し明部電位を測定、記憶し、同様に前記現像バイ
アス制御回路207が制御される。つまり連続的
に潜像を形成する。際に2つの連続する潜像の間
の非画像部に所定の光量を投影して静電像を形成
し、該静電像の電位を測定することにより静電像
に続く潜像を制御しているので前述した如き連続
画像形成による感光体の特性変化及び環境変化に
よる帯電器の出力の変化を現像器を制御すること
による帯電器の出力の変化を現像器を制御するこ
とにより補償することができ安定した画像形成を
行うことができ、特に明部領域のカブリの防止効
果が大きい。更に潜像形成毎、毎回検知すること
により、明部電位の変動に対して忠実にフオロー
できるため、有効である。 第10図は第6図のセンサモータドライブ回路
203の詳細回路図であり、モータードライブ信
号MDが“H”になると、オープンコレクタのイ
ンベータ出力が“L”になりコンデンサC1間の
電圧はQ3,Q6で構成される定電圧回路のR
7,R8で決定される電圧をモーター巻線に供給
する。第11図は、前記交流増幅器204、整流
平滑回路205、サンプルホールド回路206の
詳細回路図である。電位計50で検出された交流
電圧波形はJ1からカツプリングコンデンサC3
に入力され増幅器Q6で交流増幅されて+12Vを
中心とする増幅された交流信号となる。VR6は
検出利得調整用ボリユウムである。 整流回路205はオペアンプQ7、ダイオード
D3,D4、抵抗R20からなり+12V中心で正
成分のみリニアに増幅する直線検波回路を構成し
ている。オペアンプQ7の反転入力端子の入力電
圧が非反転入力端子の入力電圧に対して正のとき
点は負になりダイオードD4がオフ、D3がオ
ンになる。Q7の負入力端子はD3オンより+
12Vになるので、出力(B点)は+12Vになる。
また反転入力端子の入力電圧が非反転入力端子の
入力電圧に対して負のとき点は正になりダイオ
ードD4がオンダイオードD3がオフする為ゲイ
ンは−R20/R19となりリニアに増幅検波される。
この ような直線検波回路を使用している為、ドラムの
表面電位に対する直流再生電圧特性の直線性を改
善しており、更に温度に対する補償も十分となつ
た。 検波された信号はオペアンプQ8からなるバツ
フア増幅器を経て平滑コンデンサC6で平滑され
る。さらにQ9バツフア増幅器で増幅される。こ
この信号は、ボルテージホロワQ13を介して電
位設定用のチエツク端子J5として外部に出され
ている。J5の出力すなわち積分出力とドラム表
面の電位との関係は第12図Aに示すように、セ
ンサーバイアスVBIASを中心に対称な特性をも
つ。加算増幅器Q10の反転入力端子にJ2のセ
ンサーバイアス補償信号COMPが現像バイアス制
御回路207から71を介して入力されており、
センサーバイアスVBIASから抵抗で分割して電圧
を取り出し、実施例では十1V(+12V基準)であ
る。センサーバイアス補償信号VcpMpはオペアン
プQ14で極性を反転して−1V(+12基準)で
Q10の加算増幅器の1つの入力となる。そして
Q10の出力は第12図Bの特性を示す。したが
つてセンサーバイアス補償信号VcpMpはセンサー
バイアスVBIASをかけることでドラムの表面電位
がOv時に直流再生された検出出力がOv(+12v
基準)になるようレベルシフトしてオフセツトを
なくす役割をしている。またさらにVBIASの変動
で上述の直流再生された検出出力の変動を相殺す
るように働く。つまり電位計筐体に印加するバイ
アス電圧から抵抗分割した電圧を直流再生された
電位計の測定出力に加えることにより、前記バイ
アス電圧の変動分を相殺しているので安定した測
定が可能となる。この場合本実施例のかご型電位
計に限らず被測定面の電位を交流信号としてとり
だし直流再生する型の電位計にはすべて適用可能
である。 ところで加算増幅器Q10の出力は接合型
FETQ11、増幅器Q12、もれ電流の少ないコ
ンデンサC7、抵抗R44からなるサンプルホー
ルド回路に入力される。この時J3から入力され
るストローグ信号が“H”のときはトラン
ジスタQ15はOFFとなり接合型FETQ11の
ゲート、ソース間は逆バイアスされFETQ11は
OFFとなるので増幅器Q10の出力はコンデン
サC7に貯えられない。が“L”のときは
トランジスタQ15がONとなりFETQ11のゲ
ート、ソース間はOvとなりゲート、ソース間は
順バイアスされQ10の出力はコンデンサC7に
充電される。次にまたが“H”になると
FETQ11はオフとなりコンデンサC7の片方の
端子はオープン状態になるので充電された電荷は
保持される。以上の動作でサンプルホールド回路
はがLのときのQ10の出力をサンプルし
保持することができる。さらにR41,R44に
よつてゲインが1/2倍されるので第12図Cの特
性を示す。この信号はJ4から第6図の72を介
して現像バイアス制御回路207へ送出される。
第13図は第6図の現像バイアス制御回路207
の詳細回路図である。ブロツク6−1,6−2は
それぞれ高圧発生回路である。ブロツク6−2に
ついて説明する。電源+24Vがインバータトラン
スT2に供給されると、トランジスタQ24また
はQ25のどちらかがONしだす。トランジスタ
Q24がONしたとすると、Q24のコレクタ電
流が増加し、トランスT2にはコレクタ電流の増
加分に応じた逆起電力が発生し、Q25のベース
にもつていく、するとQ24はコレクタ電流が
さらに増加する。この正帰還によつてQ24は抵
抗R86,R88、トランスT2のインダクタン
スによつて決まる時定数で飽和する。Q24のコ
レクタ電流が飽和するとコイルT2の逆起電力は
0となりQ24はoffし、トランスT2にはコレ
クタ電流の減少分に応じた逆起電力が発生し、Q
25をONする。同様な正帰還によつてトランジ
スタQ24,Q25は発振を持続する。D11,
D12はQ24,Q25の保護用ダイオード抵抗
R89はトランジスタQ24,Q25のhFEのバ
ラツキによつてコレクタ電流がバラツくのを防
ぎ、発振のデユーテイーが1;1でなくなるのを
防止するための抵抗である。発振振幅はT2に供
給される電圧のほぼ2倍となる。この発振電圧は
T2の巻数比で決まる電圧に昇圧されD14,D
15で整流、平滑され直流高圧が出力される。ブ
ロツク6−1も同様の動作で高圧が出力されるが
T1に供給する電圧がQ17の出力電圧に応じて
変化する可変高圧出力である。端子J7から入力
される現像器駆動信号を“H”または
“L”に切換えてオペアンプQ17の入力を前述
のサンプルボード電圧値にするか可変抵抗VR1
0で決まる電圧にするかを選択している。
が“H”のときはトランジスタQ16,Q19が
OFFとなりFETQ18のゲートはR62を介し
てソース電位と同じになりソース、ゲート間が順
バイアスされるので、FETQ18がONする。し
たがつて演算増幅器Q17に入力される電圧は可
変抵抗VR10で決まる電圧が入力される。
が“L”のときは全く逆の動作でJ6から入力さ
れるサンプルホールド電圧がQ17の入力とな
る。Q17に入力された信号は可変抵抗VR8と
VR9で決まる反転入力電圧と比較され増幅され
トランジスタQ20,Q21で構成される。電流
ブースターを経てトランスT1の電源として供給
される。トランスT1に加える電圧が上昇すると
発振振幅が大きくなり、トランスT2の2次側の
負高圧はさらに負の大きくなる。この電圧はブロ
ツク6−2の正の固定出力と重ね合わされ現像バ
イアスDBIASとしてリレーK2を介して現像器に
加えられる。Q17の入力が端子J6のサンプル
ホールド電圧の場合は、ドラム電位に対する現像
バイアスDBIASの特性は第12図Dに示すように
なる。ここで可変抵抗VR8は第12図Dにおい
てY軸切片を決定し、抵抗VR9は傾きを決定す
る。したがつてドラム明部電位が150V以下であ
れば現像バイアス電圧DBIASは明部電位+75Vと
なる。 端子J8に入力される信号MODEは後述する
電位設定時には“H”となりQ17の入力として
はJ6からのサンプルホールド電圧を選択し、さ
らにリレーK1をオープンにして、現像バイアス
電圧DBIASが現像器にかかるのを防いでいる。端
子J9のモータドライブ信号はリレーK2を
ONし現像器25に現像バイアス電圧DBIASをか
ける。センサーバイアス切換え信号は電位
設定時には“H”,“L”切換えられ、センサーバ
イアスVBIASを抵抗R76,R77間の電圧
225Vか、R77,R78間の電圧150Vかを選択
する。通常のコピー時はSVCHは“H”でありV
BIASには+150Vが供給される。センサー電源
SVccはトランスT2の独立巻線L1からD1
5,C16,R9,C17,C18によつて整流
平滑された電圧を電源として、センサーバイアス
電圧VBIASに+24V上乗せしているのでVBIAS
切換えても常にSVccは+24Vになる。 又、第15図のタイムチヤートに示すように本
実施例においてはブランク露光ランプ10の光量
を示す信号BEXPを電位測定を行う時には、所定
光量に調光し記録体上に画像記録が終了した後に
は光量を前記所定光量以上に切換えている。つま
り表面電位を測定するときは表面電位が光量に対
して変化するダイナミツクレンジ内の光量にブラ
ンク露光ランプの光量を調光し、記録が終了した
後にはブランク露光ランプの光量を強露光して感
光層内に生起したキヤリヤによる不均一電界を消
去することが可能となつた。 次にドラム電位設定としてのモードスイツチに
ついて、第6図及び表1に従い説明する。
【表】
【表】 ドラム交換時や、機械組立時の画像調整の際ド
ラムに適正な電位を設定するためには表1にある
ように、暗部電位VD、明部飽和電位VSL、標準
白原稿の明部電位VIMAGEなどがあり、現像バイ
アスを制御するとさらにブランク弱による明部電
位VLを、それぞれ適正に設定しなければならな
い。この際第6図のモードスイツチ202に示す
ように各設定モードを選択できるスイツチをもう
けることにより、スイツチを押すだけで各設定電
位をドラムに生じさせるような負荷の駆動条件を
選択できる。モードスイツチSW1はブランク露
光ランプを消灯して原稿の暗部電位に相当する明
部電位VDを目標電位+450Vに設定する為のもの
であり、表面電位計の出力をみつつ一次帯電器の
ワイヤを調整して目標電位に設定する。 モードスイツチSW2はブランク露光ランプを
強点灯して露光ドラムの明部側飽和電位VSLを目
標電位−150Vに設定する為のものであり、表面
電位計の出力を検知しながらAC除電器の出力を
調整して目標電位に設定する。 モードスイツチSW3はブランク露光ランプを
弱点灯して感光ドラムの明部に相当する明部電位
Lを目標電位−75Vに設定する為のものであ
り、表面電位計の出力を検知しながらブランク露
光ランプの光量調節の為の可変抵抗VR3を調整
して明部電位VLを目標電位に設定する。モード
スイツチSW4はSW3によつて設定されたブラ
ンク露光による明部電位VLと原稿露用ハロゲン
の発光量調節ダイヤル5の位置で標準白原稿にハ
ロゲンランプの光を当てた時の反射光による明部
電位VIMAGEとが一致するように、ハロゲンラン
プの絞りを調整する為のスイツチである。モード
スイツチSW4を押す前に標準白原稿をブラテン
14上におき、かつ操作部上の発光量調節ダイヤ
ルを5の位置に設定し、次にモードスイツチSW
5を押して光学系前進クラツチを駆動させ原稿露
光ランプとミラーからなる光学系を原稿露光ラン
プの光が前記白原稿に照射される位置に停止させ
る。その後モードスイツチSW4を押して表面電
位計出力を検知しながらハロゲンランプの絞りを
調節することにより前記VIMAGEと前記明部電位
Lとを一致させる。このようにして現像バイア
ス制御用のブランク露光ランプの光量(ブランク
弱)と発光量調節ダイヤルが5の位置で標準白原
稿にハロゲンランプの光を当てた時の反射光量を
一致させ、現像バイアス制御をより正確なものに
している。さらに第6図のcpu201から各モー
ドに応じてセンサーバイアス電圧VBIASを切換え
て、表1に示す目標のドラム電位とセンサーバイ
アス電圧VBIASの差を一定値にすることにより調
整者は異なつた電位を設定するために、種々の数
値を記憶することなく、1つの数値に合わせるよ
うにしそれぞれの調整を行うことができる。モー
ドスイツチSW1を押すとあらかじめプログラム
された出力がcpu201により出力されドライバ
DRを介してメインモータ駆動信号MD、高圧一
次帯電器オン信号HV1、高圧AC除電器オン信号
HV2が出力される。さらに信号MDはセンサー
モータ駆動回路203および現像バイアス制御回
路207へもそれぞれ76,75を介して供給さ
れており、センサーモータは回転し、電位検出信
号は、交流増幅器204、直流再生回路205、
サンプルホールド回路206、現像バイアス制御
回路207までの信号経路は閉じられる。このと
きストローブ信号STBもHになるのでSTBはL
になりサンプルホールド回路206の中の第11
図のアナログスイツチFETQ11はオンして、セ
ンサーバイアス切換信号SVCHはHなのでSVCM
はLとなり第12図のリレーK3の接点は+
150V側に接続され現像バイアス電圧DBIASとし
てセンサ筐体、チヨツパ及び内部回路に供給す
る。モードスイツチ202を押すとモードスイツ
チが押されているかどうかの判断信号MODEは
“H”となり第13図のトランジスタQ19およ
びリレーK1はONし、オペアンプQ17の入力
はJ6の信号が選択され、現像器にいく現像バイ
アス電圧DBIASはしや断される。一方第6図にお
いてドラム11は回転し、一次帯電器22、AC
除電器23、全面露光ランプ24はそれぞれON
しておりその他の露光照射はされていないので、
電位計50で測定しているドラムの表面電位は原
稿の暗部に相当する暗部電位VDである。この時
チエツク用端子J5は第12図Aの特性を示すの
で、暗部電位の目標が450Vのとき調整者は、一
次帯電器ワイヤの調整VR1をして端子J5の2V
(12V基準)にすればよい。表1に示す電位設定
モード2スイツチSW〜3も同様にそれぞれのモ
ードスイツチを押すとあらかじめプログラムされ
た負荷駆動条件により、電位計50で検出するド
ラムの表面電位は明部飽和電位VSL、ブランク調
光による明部電位VL、標準白原稿のハロゲンの
反射光による電位VIMAGEとなり、さらにモード
スイツチSW3,4ではセンサーバイアス電圧V
BIASを225Vに切換えて、第12図Aを見ると明
白であるが設定目標電位がモードスイツチSW
1,3,4は異なるにもかかわらず、チエツク用
端子J5を2V(12V基準)になるよう、高圧AC
出力調整器VR2ブランク露光ランプの光量調整
器VR3、ハロゲンの絞さい絞り調整器VR4を調
整すればよいことになる。このモードスイツチ2
02をもうけることで、電位計50は単に現像バ
イアスを制御してカブリを防止するだけの役割に
とどまらず、内蔵された電位設定用の電位計とし
ての役割もになうことになる。さらに調整者はそ
れぞれの設定電位の数値を記憶せず1つの数値の
みで調整できる利点がある。 更に第14図に示した如き比較回路により表面
電位検出出力をレベル別に表示することが可能と
なる。 コンパレータCOM1〜COM5の非反転入力端
子に表面電位検出回路の直流再生電圧を入力し反
転入力端子に比較用電圧V1〜V5を入力する。比
較用電圧V1〜V5の大きさはV1>V2>V3>V4>V5
に設定されている。発光ダイオードLED3のみ
点灯する如く調整器VR1〜VR4を調整する。こ
のように同じ蒸発ダイオードの点灯のみで異なる
表面電位を調整することが可能となつた。又、前
記モードスイツチは画像形成の為の複数の処理手
段のうち一部を選択的に駆動させることが可能で
ある。このような指令手段を設けることにより被
写機等の画像形成装置の動作状態を調べる際装置
全体を駆動させることなく、装置の一部の動作状
態を綿密に調べることが可能となつた。更に表面
電位計によりドラム上の異なるモードの表面電位
(明部電位、暗部電位等)を測定する際、負荷を
選択駆動できるため容易に希望のモードの表面電
位を測定でき有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用しうる複写装置の断面
図、第2図は表面電位計とドラムの取付位置を示
す横断面図、第3図は電位計の側断面図、第4図
は表面電位検出回路図、第5図はかご形チヨツパ
の斜視図、第6図は第1図の複写装置の制御回路
図、第7−1図は電位計の出力波形図、第7−2
図はセンサバイアス電圧VBIASをパラメータとし
てドラム電位Vpとプリアンプからの出力62の
ピーク値の開係を示した図、第8図は感光板の感
光特性図、第9図は環境変化による感光板の特性
変化を示す図、第10図はセンサモータの回転制
御回路図、第11図は第6図の増幅回路204、
整流平滑回路205、サンプルホールド回路20
6の詳細回路図、第12図は表面電位Vpと第1
1図の各部の出力との関係を示す図、第13図は
第6図の現像バイアス制御回路図207の詳細回
路図、第14図は比較表示回路図、第15図は第
1図の複写装置のタイミングチヤートを示す図で
ある。図において10はブランク露光ランプ、1
1は感光ドラム、16は原稿露光ランプ、22は
一次帯電器、23は除電器、24は全面露光ラン
プ、25は現像器、50は表面電位計、52は電
位計筐体、53はカゴ型チヨツパ、54は測定電
極、Q1は接合型FET、VBIASは電位計バイア
ス電圧、VcpMpは補償電圧、SW1〜SW6はモー
ドスイツチを各々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録体上の表面電位を測定する表面電位検出
    手段と、 前記記録体上に静電像を記録する為の処理手段
    を有する静電記録装置において、 前記記録体上の表面電位を各々異なる目標電位
    に設定するための複数のモードを選択する手段
    と、 前記検出手段にバイアス電圧を付与する手段と
    を有し、 前記付与手段は前記異なる目標電位を大略同じ
    値で検出すべく、前記選択されたモードに応じて
    予め定めた異なるバイアス電圧を前記検出手段に
    付与することを特徴とする静電記録装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記検出手
    段は検出出力の値をレベル別に表示する表示手段
    を有することを特徴とする静電記録装置。
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