JPS61502466A - マイコプラズマのような微生物による病気に対するワクチン、その調整および活性因子としての微生物膜 - Google Patents

マイコプラズマのような微生物による病気に対するワクチン、その調整および活性因子としての微生物膜

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JPS61502466A
JPS61502466A JP50260885A JP50260885A JPS61502466A JP S61502466 A JPS61502466 A JP S61502466A JP 50260885 A JP50260885 A JP 50260885A JP 50260885 A JP50260885 A JP 50260885A JP S61502466 A JPS61502466 A JP S61502466A
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コビツシユ,マリレーン
クイリアン,ラウレンス
ウロブレウスキ,アンリ
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セントル ナシヨナル ドウ ラ ルシエルシユ サイエンテイフイツク
デパルトマン デ コト デユ ノール
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マイクプラズマのような微生物による 病気に対するワクチン、その調製およ び活性因子としての微生物膜 本発明は最外部エンベロープに対する膜を有する微生物に起因する病気に対し、 さらに特にマイコプラズマに起因する病気に対するワクチン、並びにその調製方 法に関するものである。
最外部エンベロープに対する膜を有する微生物、例えばグラム陰性菌およびマイ コプラズマに起因する病気は広範囲に広がっており、特に飼育する家畜では病気 が収益性のかなりの損失の原因となっている。特にこレハマイクフラスマ・バイ オニューモニエ(Myco−plasma hyopneumoniae )に 起因する豚の風土病肺炎が極めて頻繁である豚集中飼育施設の場合である。
最新の豚飼育に関する最近の論文では、ダブリュー。
ポンド(W、 POND ) (プール・う・シャーンス(PourIa 5c ience )、 66;60−68頁(1983))が、このタイプの飼育( こよる現代社会に占める位置を述べている。豚は特に動物源のうち約25%のエ ネルギーと9%の蛋白質を供給する。飼育に際して、豚の生産高は肉牛、羊およ び鳥のそれよりも大きい〇さらに、豚肉は優れた栄養品質を有し消費者(こ高く 評価されている。従ってアメリカ(北および南)%ヨーロッパ、アジアおよび無 視できないオセアニアの多数の国々の経済に位置を占めていることは意外なこと 、ではない。これは高度に産業の発達した国々だけでなく、産業のあまり発達し ていない国々にも適用される。
フランスでは、特にブリタニーでは、豚の飼育は農業経済の基本的要素と成って いる。
豚の飼育技術は得られた収量に関して、および飼育状態、特に衛生状態に関して 非常に発達してきた。この発達にもかかわらず、マイコプラズマによる一定数の 病気から飼育動物を保護することはできない。豚の呼吸系に影響する病気の中で 、特に集中飼育の情況では、肺炎は極めて一般的である。ブリタニーで行われた 3年間の疫学的調査では、マイクプラズマ・バイオニューモニエを8〜12週令 の小林で(ま肝障害の15〜42%に検出することができた。他方、抗マイコプ ラズマ・バイオニューモニエ抗体は間接的血球凝集素゛によって80%の群に検 出された〔エム・コビッシュら、ジュル才、・ド・ルシェルシュ・ポルシン・ア ン・フランス(1977)161〜164頁、エム・コビッシュおよびジφぺ・ テイヨン、ジュルネ・ド・ルシェルシュ・ポルシン・アン・フランスl’198 0)361〜380頁〕0豚の風土病肺炎におけるマイクプラズマ・バイオニュ ーモニエの主な病因はアール・エフ・ダブリュ・グツドウィンらによりブリテラ シュ・ベテレナリ−(Br1tish Yet、) 77(1973)456− 464 頁で論証され、ダブリュΦピー・スウィツアらによりアイオワ大学から 出版されたダンおよびレマン著の豚の病気、第4版に概説されている◎ 呼吸器の病気は多数の豚飼育施設における生産量のかなりの低下の原因になって いる。抗生物質によって細菌を攻撃できる場合、マイコプラズマはその構造の単 純さと関係した特殊な問題を与える。壁が全くないと、これらの微生物は、例え ばペニシリン、セファロスポリンおよびバシトラシンのような、ターゲットがま さしく壁であるどの抗生物質にも全く反応しない。
他方、マイコプラズマの形質膜は、ターゲットが細胞内にある一定数の抗生物質 に不浸透性であるらしい〔ニスΦラジン、マイクロバイオロジカル・レビュー( 1978)414〜470頁〕。
このことから予防接種はマイクプラズマを攻撃する有効で有利な方法を構成する ことができることになる〇現在はマイコプラズマに起因する病気に対するワクチ ンは市場に存在しない。確かに、これらの病気に対するワクチンは提案されてお り、例えば弱毒菌株(米国特許第3,534,136号)を用いる生ワクチン、 または熱、ホルムアルデヒド、エチルサリチル酸ナトリウムまたはβ−プロピオ ラクトンのような薬剤または超音波分解によって殺した完全なマイクプラズマ細 胞を含有するワクチン(フランス国特許出願第2,201,878号)がある。
しかし、これらのワクチンはいずれも。
種々の理由から、満足なものではなく、あるいは最近は使用されていない。
本発明によれば、最外部エンベロープのための裏を有する微生物、特にマイコプ ラズマの形質膜は、細胞の残部から分離する場合、関係する微生物に起因する病 気に対して特に有効なワクチンの活性成分を構成することができることが確立さ れた。
従って、本発明の目的は最外部エンベロープのための膜を有する微生物、特にマ イコプラズマに起因する病気に対して保護するためのワクチンを提供することで あり、活性因子として、関係する微生物の形質膜を含み、少なくとも大部分は前 記微生物の他の構成成分を除いたワクチンを特徴とする。
本発明に関係する微生物は特にグラム陰性菌であり、さらに特にマイコプラズマ である。後者を例示するニー鳥類飼養病理学において:マイコプラズマ・ガリセ プテイカム(Mycoplasma gallisepticum )、マイク プラズマ・シノビアエ(Mycoplasma 5ynoviae )およびマ イコプラズマ壷メレアグリジス(Mycoplasmameleagridis  ) ニ ー肉牛病理学において:マイコプラズマ・マイコイデス(Mycoplasma  mycoides ) 、マイコプラズマCボビス(Mycoplasma  bovis )、マイクプラズマ・ボビリニス(Mycoplasma bov irhinis )およびマイコプラズマ・ボビジエニタリウム(Mycopl asma bovigenitali −um)ニ ー羊およびヤギ病理学において:マイコプラズマ・アガラクチェ(Mycopl asma agalactiae ) 、マイコプラズマ・オビニューモニエ( Mycoplasma ovipneumo −rliae)、マイクプラズマ ・カプリコラム(Mycoplas −ma capricolum )および マイクプラズマ・マイコデス(Mycoplasma mycoides )亜 種カプリ(capri ) ニー馬病理学において:マイコプラズマ・エキジエ ニタリウム(Mycoplasma equigenitalium )、マイ コプラズマ・エキリニス(Mycoplasma oquirhinis )、 アコレプラズマ・ヘツピコン(Acholeplasma heppikon  )およびアコレスプラズマ・エキレテイル(Acholespl −asma  equiletale ) ’、および一豚病理学lこおいて:マイコプラズマ ・バイオニューモニエ(Mycoplasma hyopneumoniae  ) およびマイコプラズマ・ハイオリニス(Mycoplasma hyorh inis) 。
好適例では、本発明によるワクチンは、免疫原を段設に放出するためのアジュバ ントの存在において、いわゆる生理的塩類溶液、すなわち8.5111のNac l溶液に膜を懸濁させた懸濁液の形である。
特に好適例では、アジュバントは水酸化アルミニウム、アガローズまたは関係す る微生物の抗膜抗体によって構成される@ 他のアジュバント、特に油性のものを用いることができるが、好ましくはない。
ワクチン中の、膜から生ずる蛋白質の濃度は2〜39/lの範囲内にあることが 好ましく、2.5 f/lが有利である。蛋白質の濃度によって水酸化アルミニ ウムの濃度12〜131/Lの範囲内にあることが好ましく、2.51/lの蛋 白質濃度に対して12.5?/lが有利である。
一般にアガロースは非常に薄いゲルの形で使用され。
蛋白質濃度によって1.5〜22/lの範囲内にある濃度が好ましい: 2.5 ?/lの蛋白質濃度Cど対し1.7 ?/lが有利である@ 極めて特別に好適な例では、本発明は風土病肺炎に対し豚を保護するためのワク チンに関し、少なくとも大部分、他の微生物成分を除いた、2〜3fの蛋白質重 量に相当するマイコプラズマ・バイオニューモニエの膜を、アジュバントとして 12〜139/lの水酸化アルミニウムの存在下に、8,5f/lのNaCj水 溶液に懸濁させた懸濁液によって主として構成されていることを特徴とする。
非常に特別な他の好適例によれば、本発明は風土病肺炎に対し豚を保護するため のワクチンに関し、少なくとも大部分、他の微生物成分を除いた、2〜3 f/ lの蛋白質重量に相当するマイコプラズマ・バイオニューモニエの膜を、アジュ バントとして1.5〜2f/lのアガロースの存在下に、 8.5f/lのNa CL溶液に懸濁させた懸濁液によって主として構成されていることを特徴とする 。
また本発明は上述のワクチンの調製に関し。
a)指数増殖期の終りまで、それに対してワクチンを調製しようとする微生物を 培養し、 b)細胞を遠心分離によって採取し、 C)採取した細胞を、20〜28 kHzにて、数段階で。
全部で2〜5分間、超音波で溶解し、 d)遠心分離によって膜を沈降させ、そしてe)予防接種に有用な形に処方する 、 各工程から主として成ることを特徴とする。
細胞培養はフリース(FRIIS )培地のような液体培地で37℃で行うと有 利である(エフ・エフ・フリース、Nard、Vet8Med、、 27 (1 975)、 337−339頁)。
遠心分離した細胞(約10.00 Ofにて)を僅かに塩基性のpHを有する緩 衝液、例えば8.5f/lのNa CL を含有しpH7,5の0.1MIJン 酸すI−IJウム緩衝液を用いて洗浄する。
次いて細胞を、僅か5こ塩基性の緩衝液、例えばpH8,0の0.1M トIJ スーHC1緩衝液中て濃懸濁液を得るように、ボックーシリンダーによって分散 させる。超音波(こよる溶解は数段階で行われ、上述の範囲内QCO℃付近で振 動数を増加させると有利であるO溶解物を完全に遠心分離(約1時間につき約4 0.0001にて)した後、沈降した膜を注意深く(緩衝液、例えばpH8,0 の0.1 M )リスーHC4緩衝液を用いて数回)洗浄し、分散させた後、再 度数回遠心分離する。
このようにして採取された膜はワクチンを調製するために使用することができる 。−70℃にて8.5 ?/lのNaCL の水溶液に懸濁した濃懸濁液の形で 、例えば1−当り20+ngの蛋白質にて、あるいは凍結乾燥した形で保存する ことができる。
従って本発明の目的はさらに新規の工業生成物として次のものを提供することに ある。
−ワクチンの活性因子として使用するため、少なくとも大部分は、他の構成成分 を除いた、最外部工/へロープのための膜を有する微生物、特にマイコプラズマ の膜8.5 ?/lをNaCt水溶液に懸濁させた濃縮懸濁液、および −ワクチンの活性成分として使用するため、凍結乾燥した形で、少なくとも大部 分は、微生物の他の構成成分を除いた、最外部エンベロープのための膜を有する 微生物、特にマイコプラズマの膜。
生きている細胞を含まない本発明によるワクチンは毒性が全くなく、従って処理 される動物に対して、毒性を弱めた菌株を用いる生、ワクチンの危険は存在せず 、また形質膜を分離することなく、単に死んだ細胞を用いるワクチン、例えばフ ランス国特許出願第2.201.878号に記載されたものより有効であり容易 に使用される。
従って1期待され得るものとは逆に、本発明により得られたワクチンは皮下また は筋肉内注射で投与する場合にも活性であり、一方フランス国特許出願第2.2 01,878号に記載されたワクチンは注入または噴霧によって気管に接種する 場合にのみ、接種された動物に予防効果を与える。さらに、本発明によって得ら れたワクチンは、婚娠した雌に接種する場合にも、有効ζこおなかの中にいる腹 子を保護し、育種産業施設の健康に極めて重要な利点を示す。
従って、マイクプラズマ・バイオニューモニエに起因する病気に対して、姓娠し た雌豚に、皮下または筋肉内注射で、以下に定義するような接種原を出産日の7 〜8週間前、さらに出産日の2週間前に、注射することによって子豚を有効ζこ 保護することができる。
特に好適例では、本発明は接種原または単位投与量に関し、少なくとも大部分は 、微生物の池の成分を除いたマイクプラズマ・バイオニューモニエの膜の懸濁液 によって主として構成され、この膜は1.20〜1.30%、好ましくは1.2 5%の水酸化アルミニウムまたは0.15〜0.20%、好ましくは0.17% のアガロース、またはさらにマイコプラズマ・バイオニューモニエの抗膜豚抗体 の膜について飽和量の存在下に、0.85%NaC1水溶液2−に懸濁した4〜 6TNi、好ましくは5■の蛋白質の重量に相当する。
本発明は以下に示した本発明の1実施例と、得られた結果の実例による記述から 良く理解されるであろう。
マイクプラズマ・バイオニューモニエ(BQ14:M817〜827〕を37℃ にてフリースに°よって記述された液体培地で培養する。細胞を遠心分離(10 ,0OOx2.15分、4℃)によって指数増殖期の終りに収集し、2回8.5 9/lのNaC1,を含有するpH7,5の0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液で 洗浄する。
2)膜の単離 pH8,0、0,1Mのトリス−HC4緩衝液の濃厚溶液を得るようにボッター ・シリンダーによって細胞を分散させる。次いで超音波によって溶解させる21 分間20kHzで2回および1分間28 kHzで1回。2連続サイクルの間に 1分間装置を停止させて操作を0℃で行う。
細胞溶解物を1時間4℃で40,000X4 にて遠心分離し、膜を沈降させる 。これをpH8,0の0.1 M ト’Jス−HC/、緩衝液を用いて連続分散 および遠心分離によって4回洗浄する。
得られた物質を一70℃にて濃縮懸濁液(1d当り蛋白質20■)、または凍結 乾燥の形で貯蔵する。
3)ワクチンの調製 ワクチンは上述のよう;こして得られたマイクプラズマ・バイオニューモニエの 膜を8.5?/lのNaC1溶液に懸濁させて成る。蛋白質の濃度は2.5■/ 1.である。
使用したアジュバントは、1.25%の水酸化アルミニウム(ワクチンI)、0 .17%のアガロース(ワクチン■)および膜を沈澱させるマイコプラズマ・バ イオニューモニエ抗膜豚抗体(ワクチン■)である。
上述のように調製したワクチンを用いてプルフラガン(フランス北方)の、豚病 理学試験場の豚保護農場から入手した未経産の姐娠豚にワクチンを接種し、この 豚舎の群れを子宮摘出して得られた動物によって構成し、感染から保護した。試 験した雌豚を、予定出産日の10週間前に保護豚舎に入れた。
雌豚に出産日の7または8週間前に皮下注射で接種し、ブースターを出産日の2 週間前に筋肉注射で与えた。各接種原は2−の膜懸濁液、すなわち5mgの蛋白 質を含有していた。
2系列の試験を行った。
第1系列の試験ニ −1匹の豚(10043) はワクチンIを受けた、−1匹の豚(10044)  はワクチン■を受けた。
−2匹の豚(対照071と101.0 )はワクチンを接種しなかった。
第2系列の試験ニ −2匹の豚(20008と20012) はワクチン■を受けた、 一1匹の豚(20013) はワクチン■を受けた、−2匹の豚(対照2000 5と20007 )はワクチンを接種しなかった。
これらの雌豚は次表に示した6数の子豚を出産した。
子豚は全部2,3.4および5白目に、1鼻孔につき0.5−の投与量で、10 ’ UFC/d (UF’C=コロニー形成単位)を滴定するマイコプラズマ・ バイオニューモニエの懸濁液を受けた。使用した菌株はワクチンの調製に用いた ものと同じであった。
子豚は各日に試験した0直腸の温度を計り、臨床上の様子を毎日記録し、血液穿 刺を全部の子豚に毎週行った。体重を計り、食物消費量を各週につき評価した。
子豚は感染5〜10週間後に、各群において歩行困難になった。肺を肉眼観察し た後、細菌およびマイコプラズマのチェック並びに組織学試験を行った。血清抗 体を受身血球凝集反応によって検出した〔エム・コ第1系列の試験の結果は前述 の観察を確認する。マイクプラズマ・バイオニューモニエによる実験上の感染は 感染後に現われ肺の病変の誘発期間中に持続する高熱と咳によって臨床1明らか になった。マイコプラズマ・バイオニューモニエは(ワクチンを接種した雌豚か ら生れた)子豚の成長を抑える効果を与えた。肺の病変は最初の発病時(/i8 染5週後)から実験の終り(感染10週後)まで非常に広範囲であることを示し た。前述の実験において観察されたもの;こ対して、治癒に向かう展開を示す肺 拡張不全領域に相当する惠痕タイプの溝が認められた。従って、この実験では、 受身血球凝集反応によって検出された血清抗体の出現は病変の緩解に先行した。
解剖学的病理学の見地から、リンパ様浸潤物ζこよって特徴とされる肺炎の存在 は肉眼観察で確認した。
第2系列の結果はあまり明確でなかった。マイコプラズマ・バイオニューモニエ の発病力は、特に雌豚20007の子豚ではあまり目立たなく、出産時に健康の 問題があり、出産後D3〜D6日で抗生物質を受けていた。マイコプラズマ・バ イオニューモニエは感染した動物の全部に咳を誘発させているが、成長や体温に は殆んど影響しなかった。肺の病変は雌豚20007の子豚では不定であった。
最初の発病から気管レベルで存在していたが、マイコプラズマ・バイオニューモ ニエは60日前にはこの同−腹の子豚の肺のう内で繁殖したようには見えない。
マイコプラズマ・バイオニューモニエは再び雌豚20005から産まれた子豚の 66%の肺(気管粘液88%)に見出され、雌豚20007から産まれた子豚の 55%の肺(気管粘tL100%)に見られた。これらの結果はマイコプラズマ ・バイオニューモニエの微生物学的決定は肺からだけでなく、マイコプラズマの 存在の良い指標となる気管粘液からも行わなければならないことを示している。
子豚で検出された血清抗体のレベルは実験の終りには有意な域値(こは遅しなか った。雌豚20005からの子豚の場合には、初乳の抗体が伝えられることに注 目する必要があり、これは明らかに感染後に慣例上形成する活性抗体の合成に影 響を与えた。実験の第1段階でマイコプラズマ・バイオニューモニエの増殖が減 ったことは、雌豚20007からの子豚の抗体の低レベルを説明している。
使用した実験モデルでは、子豚lこ対するワクチンエ(膜+水酸化アルミニウム )の保護効果は100%であった。ワクチン■(膜+アガロース)の場合には。
第1系列の試験では100%、第2系列の試験では87%であった。ワクチン■ (抗体によって沈澱した膜)の有効性は70%だけであった(マイコプラズマ拳 バイオニューモニエによる感染で述べた病変に相当しない胸膜炎は別として)。
使用したワクチンが雌豚の血清抗体を誘導することは注目される。これらの雌豚 から産まれた子豚は初乳を飲んだ後、そのレベルは迅速に時機に合せて減少する 娼婦の抗体を持ち、互生後数週間で有意の域値以下にある平均値に達する。子豚 の感染6週間後に、雌豚の循環する抗体のレベルは上昇する。最後にマイコプラ ズマ・バイオニューモニエはワクチンを接種した雌豚から生れた子豚にはあまり 見出されなかった(13姐娠した雌豚に皮下または筋肉的注射したマイクプラズ マ・バイオニューモニエは(肺炎および成長未発達がない)子豚に関してかなり の保護効果をもっていた。特にこれは水酸化アルミニウムまたはアガロースをア ジュバントとして使用する場合に真実である。
一方では母豚由来の抗体は3〜4週間程度の寿命期間をもち、他方では動物は8 〜12週間の間に感染しやすいので、ある場合には、6週令の子豚、すなわち受 身抗体が消えワクチン接種を妨げない時期に、追加のワクチン接種を行い、3週 間後、すなわち9週令にブースターを用いると有利である。
さらに、予備実験では、122週令豚にワクチンを接種し、144週令ブースタ ーを用い、これによって血清抗体を合成して動物がワクチン接種;こ反応するこ とを確立できた(受身血球凝集反応アッセイ)。
これらの1@果は本発明Sこよるワクチンが、その調製が簡単なために、最外部 エンベロープに対する膜を有する微生物、特にマイクロプラズマに起因する病気 に対し、特に多数の養豚場に影響を与えかなりその収率を減少させる呼吸器病に 対して、有効に働くことを示している。
フリース培地は次の組成を有する: (ハングの生理的塩類溶液 500m (蒸留水 750m/ (「バクト脳心7臓浸出液J (ディフコ) 8.29 ([バットPPLO肉汁 (ディフコ) 8.7F (酵母抽出液 60m7! (フェノール赤1% 4づ (バシトラシ7 500m (50000単位)(5%酢酸タリウム (メルク) 3m/ (馬血清) 320m1 また、ハングの生理的塩類溶液は次の組成を有する: (NaC180り (KCt 4? 溶液 (hxgso、 、 7H201rA(MgCl2,6H201y (400−の蒸留水に溶解) (°無水CaC/−21,4f’ (蒸留水qs 500rnt ANNEX To AHOEINTERNATIONAL FARCkr RE PORτON

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.活性因子として関係する微生物の形質膜を含み、少なくとも大部分は前記微 生物の他の成分を除いたことを特徴とする、最外部エンベロープのための膜を有 する微生物、特にマイコプラズマに起因する病気に対し保護するワクチン。
  2. 2.免疫原を段々に放出するためのアジユバントの存在においで、前記膜を8. 5g/lにてNaCl溶液に懸濁させた懸濁液の形であることを特徴とする請求 の範囲第1項によるワクチン。
  3. 3.アジユバントを水酸化アルミニウム、アガロースまたは関係する微生物の抗 膜抗体によつて構成することを特徴とする請求の範囲第2項記載によるワクチン 。
  4. 4.蛋白質濃度が2〜3mg/mlの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲 第1〜3項のうち1項によるワクチン。
  5. 5.少なくとも大部分は微生物の他の成分を除いた、2〜3g/lの蛋白質重量 に相当するマイコプラズマ・ハイオニユーモニエの膜を、アジユバントとして1 2〜13g/lの水酸化アルミニウムの存在下に8.5g/lのNaCl水溶液 に懸濁させた懸濁液によつて主として構成されることを特徴とする風土病肺炎に 対して豚を保護するためのワクチン。
  6. 6.少なくとも大部分は微生物の他の成分を除いた、アジユバントとして1.5 〜2g/lのアガロースの存在下に、8.5g/lのNaCl水溶液に2〜3g /lの蛋白質重量に相当するマイコプラズマ・ハイオニユーモニエの膜を懸濁さ せた懸濁液によつて主として構成されることを特徴とする、風土病肺炎に対して 豚を保護するためのワクチン。
  7. 7.a)指数増殖期の終りまでワクチンを調製するように微生物を培養し、 b)細胞を遠心分離によつて採取し、 c)採取した細胞を、20〜28kHzにて、数段階で、全部で2〜5分間、超 音波で溶解し、d)遠心分離によつて膜を沈降させ、そしてe)予防接種に有用 な形に処方する ことから成る段階を主として含む請求の範囲第1〜6項のいずれか1項によるワ クチンの調製方法。
  8. 8.少なくとも大部分は微生物の他の成分を除き、ワクチンの活性因子として使 用するため、最外部エンベロープのための膜を有する微生物、特にマイコプラズ マの膜を8.5g/lにてNaCl水溶液に懸濁させた濃縮懸濁液。
  9. 9.少なくとも大部分は微生物の他の成分を除いた、ワクチンの活性因子として 使用するため凍結乾燥の形での、最外部エンベロープとして膜を有する微生物特 にマイコプラズマの膜。
  10. 10.少なくとも大部分は微生物の他の成分を除いた、1.20〜1.30%、 好ましくは1.25%の水酸化アルミニウムまたは0.15〜0.20%、好ま しくは0.17%のアガロース、またはマイコプラズマ・ハイオニユーモニエ豚 抗体の膜に対して飽和量の存在下に、4〜6mgの蛋白質重量に相当するマイコ プラズマ・ハイオニユーモニエの膜を、0.85%にて2mlのNaCl水溶液 に懸濁させた懸濁液によつて主として構成されることを特徴とする、マイコプラ ズマ・ハイオニユーモニエに起因する病気に対して豚および妊娠した雌豚の生れ る前の腹子を保護するためのワクチンまたは接種原の単位服量。
JP50260885A 1984-06-15 1985-06-14 マイコプラズマのような微生物による病気に対するワクチン、その調整および活性因子としての微生物膜 Pending JPS61502466A (ja)

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