【発明の詳細な説明】
11bし1 、l IJ 7.二吏幻J111月広範囲の種類の感圧接着剤組成
物が長年の間利用されて来た。そのような感圧接着剤組成物の1つの特に有用な
種類は、ブロックコポリマーを含む組成物である。そのようなブロックコポリマ
ーは、一般的に、ABA構成(ここでAブロックは相対的に硬質の材料のポリマ
ー型、そしてBブロックはジエンたとえばブタジェン又はイソプレンのポリマー
型である)のものである。そのようなブロックコポリマーは、よく知られており
、そして次のアメリカ特許:アメリカ特許第3.239,478 ;アメリカ特
許第3,592,710 iアメリカ特許第3.635.861 ;アメリカ特
許第3,676.202 ;アメリカ特許第3.723.170 ;アメリカ特
許第3,935.338 ;アメリカ特許第4.131..709 ;アメリカ
特許第4.]、36.i37 ;アメリカ特許第4.178,275 ;アメリ
カ特許第4,325,770及びドイツOffen−1egunsschrif
ts 2348923及び2736952に示されている。
トリブロックポリマーを使用する感圧接着剤組成物は、耐熱性能を欠いているこ
とが見出されそしてそのような接着剤はクリープする著しい傾向がある。
改良された感圧接着剤配合物が、好ましい接着力を提供しながら、熱に対してひ
じょうに耐性でありそしてクリープに対してひじょうに耐性であることが使用さ
れる場合、好ましいであろう。
この発明によるこれらの利益及び他の利点が、(11ABA構成のブロックコポ
リマー(ここでAブロックはα−メチルスチレンとスチレンとのコポリマーであ
りそしてこのポリマーのBブロックはジエンポリマーである);及び(21AB
Aブロックコポリマー100部当り10〜200部の量の粘着付与樹脂(ブロッ
クBと相溶可能な)を含有する感圧接着剤組成物において達成される。
この発明の実施において有用なトリブロックコポリマーは、アメリカ特許4,4
27,837及びEPO公開135.168に記載されている。
この発明の実施と共に使用するのに適当なABAブロックコポリマーは、Aブロ
ックが2:98〜98:2のα−メチルスチレン:スチレン重量比を有すること
を必要とし;そして好ましい範囲は、1.1:1〜2.5:1である。このブロ
ックコポリマー〇Bブロフクは、好ましくは、ポリイソプレン、ポリブタジェン
又はイソプレン−ブタジェンコポリマーである。
Aブロック二Bブロックの比は、約10 : 90〜45 : 55、そして好
ましくは15 : 85〜30 : 70の範囲にある。
次の例のトリブロックコポリマー及びそれらの調製法は、アメリカ特許第4.4
27,837号及び1984年7月13日に出願された同時係属特許出願第63
0,906号に記載されている。トリブロックコポリマーの調製においては、通
常の陰イオン重合技法が使用された。空気及び湿気は、反応容器から排除されそ
してモノマーは、アルミナカラムを通してそれらを通すことによって又は乾燥剤
の存在下において、窒素又は真空下でそれらを蒸留することによって精製された
。使用される二官能価の有機リチウム開始剤は、アメリカ特許証第4,196,
154及びアメリカ特許第4.172.190に記載されている。
開始剤は、約45〜60分間、室温で、第ニブチルチウムと1.3−ビス(1−
フェニル−エチレン)ベンゼンとを、2:1のモル比でトルエン溶液中において
反応せしめることによって、調製された。この発明に使用された開始剤溶液の濃
度は、約0.05規定〜0.02規定の範囲である。
多くの低分子量樹脂、たとえば、Floral 85の商品名で商業的に入手で
きるロジンエステル型; Wingtac 95の商品名で商業的に入手できる
ポリテルペン;ポリオレフィン樹脂、たとえば5uper 5ta−Tac 8
0 ;ポリジペンテン、たとえばZonarez7085 、ポリピネン、たと
えばZonarez 5が粘着付与剤として使用することができる。安定剤は、
一般的にヒンダードフェノール型のものでありそして当業界に十分知られそして
普通である。
この発明の感圧接着剤組成物は、ABAブロックコポリマー100重量部当り、
酸化防止剤及び安定剤のごとき材料を5重量部まで含むことができる。これらは
、ジエン中心ブロック及び非エラストマー末端ブロックの両者の保護のための安
定剤を包含する。安定剤の組み合せは、これらの型のおのおののブロックが受け
る分解の異なった機構のためにしばしばより効果的である。ある種のヒンダード
フェノール、有機金属化合物、芳香族アミン及び硫黄化合物がこの目的のために
有利である。特に効果的なこれらの材料の型は、次のもの:(1)ベンゾチアゾ
ール、たとえば2−(ジアルキル−ヒドロキシベンジルチオ)ベンゾチアゾール
、(2) ヒドロキシベンジルアルコールのエステル、たとえばベンゾエート、
フタレート、ステアレート、アジペート又は3.5−ジアルキル−4−ヒドロキ
シベンジルアルコールのアクリレート、
(3) フェニルカテコール酸i 1 錫、(4) ジアルキルジチオカルバミ
ド酸亜鉛、(5)アルキルフェノール、たとえば、2,6−ジーtert −ブ
チル−4−メチルフェノールを包含する。
この発明のブロックコポリマー及び主な粘着付与樹脂と一緒に使用される粘着付
与樹脂は、次のもの:ロジン;脱水素化されたロジン;ロジン+ポリテルペン樹
脂、たとえば、重合されたβ−ピネン(100ロジン〜100%樹脂);水素化
されたロジンのグリセロールエステル;水素化されたロジンのペンタエリスリト
ールエステル;クマロン−インデン樹脂;水素化されたロジン;重合されたロジ
ンのグリセロールエステル;無水マレイン酸により改質されたロジン及びロジン
誘導体;スチレン−マレイン酸コポリマーの部分エステル;塩素化されたビフェ
ニル(S、P。
113〜320°F);油溶性フェノール−アルデヒド樹脂によって;
代表される。
この感圧接着剤組成物中に任意に含まれ得るAB型のジブロックコポリマーは、
そのようなジブロフクコボリマ一〇製遣方法と同様に当業者によく知られている
。これらは、ABAトリブロックコポリマー100重量部当り50重量部までの
量で添加され得る。所望により、時として意図的でな(、任意的なジブロックコ
ポリマーを、ABA)リブロックコポリマーを製造する重合反応中に、これらの
量で製造することができる。
エキステンダー油は、ABAブロックコポリマー100重量部当り50重量部ま
での量で感圧接着剤中に使用され得る。
粘着付与樹脂及びブロックコポリマーと一緒に使用されるエキステンダー油は、
組成物の費用を実質的に低下せしめ、同時に、それらの他の性質において、材料
のいかなる劣化も伴わないで粘着性及び柔軟性を改良すると言う利点を有する。
この油は、その中に存在するいくつかのポリマーブロックとの相溶性に関してブ
ロックコポリマーと調和して機能するように、注意して選択されるべきである。
この油は、共役ジエンのホモポリマーと実質的に相溶性であり、但し、非弾性(
熱可塑性)ターミナルブロックのホモポリマーとは実質的に相溶性でないもので
あるべきである。相溶性1よ、次のタイプの試験によって決定され得る。
試験されるべき油は、ABAポリマー樹脂100部当り(phr。)いくつかの
割合、たとえば油5,25.50部で、揮発性相互溶媒、たとえばトルエン中に
おいて興味のタイプのブロックコポリマーと共に混合される。薄いフィルムが、
ガラス表面上に均等に溶液を拡げそして溶媒(トルエン)を周囲大気で16〜2
4時間にわたって蒸発せしめることによって流延される。
エキステンダーとして使用するための油の適性は、適切な試験器具によって決定
される油−含有性ポリマーフィルムの引張強さによってそしてフィル、ム表面の
外観によって評価される。末端ポリマーセグメントとの過剰な相溶性は、ポリマ
ーの単純な希釈から得られる引張強さよりも大きな引張強さの激しい損失を引き
起こすであろう。過剰な不相溶性は、フィルム表面への油の拡散によって示され
るであろう。
この感圧接着剤組成物中に強化用樹脂(これは、ABAポリマー中のブロックA
よりも高い軟化点を持つ)を使用することが時々好ましい。この発明の実施に適
切な強化用樹脂は、ABAブロックコポリマーのAブロックのガラス転移温度よ
りも少なくとも約10℃、高いガラス転移温度を好ましくは有する熱可塑性樹脂
である。強化のために有用な典型的樹脂は、ポリ (α−メチルスチレン)樹脂
、ポリ (2,5−ジメチルフェニレンオキシド)樹脂及びクマロン−インデン
樹脂(商品名Cumar LX−509として商業的に入手できる)である。
そのような樹脂は、ABAブロックコポリマー100重量部当り100重量部ま
での量、好ましくは2〜100重量部の量で使用される。
この発明の組成物は、広い範囲の種類の使用及び用途のために計画され得る。た
とえば、それらは、紙、板紙、羊毛、金属箔、ポリオレフィンフィルム、塩化ポ
リビニルフィルム、セロファン、フェルト、織布、不織布及びガラス並びに2つ
又はそれよりも多くのそのような材料を一緒に接着するために適用することがで
きる。この接着剤は、感圧テープたとえばマスキングテープ、接着シート、他の
接着剤のための下塗剤、接着テープ、修繕用テープ、電気絶縁テープ、貼合せシ
ート、ホントメルト接着剤、マスチフクス、セメント、コーキングコンパウンド
、結合剤、シーラント、他の感圧接着剤、遅延粘着性接着剤、接着剤ラテックス
、靴底接着剤、布裏打ち、カーペット裏打ち及びセメントに有用である。
たとえば、この発明の感圧接着剤は、シート押出ダイ又はスロットダイから押出
すことによって、ホットメルトとして支持体に適用され得る。他方、この組成物
は、9:1の体積比のトルエン:メタノール溶媒中において、溶液、たとえば1
5重量%溶液から析出され得る。さらに、この発明を次の実験によって例示する
が、但しこれによって、限定するものではない。
次の実験に用いられる開始剤溶液を、第ニブチルリチウムと1.3−ビス(1−
フェンジルエチニル)ベンゼンとを2:1のモル比で、約45〜60分間、室温
でトルエン溶液中において反応せしめることによって調製した。この実験に用い
られる開始剤溶液の濃度は、約0.05規定〜0.02規定の範囲である。
1胆上
2リツターの反応器を、α−メチルスチレン1,225.8gにより充填した。
α−メチルスチレン中の不純物を滴定して薄い淡黄色があられれるまで、5ec
−ブチルリチウム溶液をα−メチルスチレンにゆっくりと添加した。滴定が完結
した時、イソプレン177.4 g及びスチレン12gを反応器に添加した。
この反応混合物を45℃に加熱し、この後、上記の二官能価開始剤1.53ミリ
モルを添加した。この反応混合物を、50℃に加熱し、この後重合熱が、約30
分内に反応体の温度を約75℃に上昇せしめた。この反応混合物の温度が50℃
にもどり始めた時、反応混合物の色が薄い淡黄色から茶色がかったオレンジ色に
変化し、そしてこれは、イソプレンの重合が完結しそしてスチレンとα−メチル
スチレンとの共重合がすでに始まっていることを示している。反応混合物の温度
をさらに45分間50℃以上に維持しそして10:lの体積比のイソプロペノー
ル:トルエンの混合物を、色が薄くなり始めるまで、反応混合物にゆっくりと添
加した。次に、反応混合物を、さらに15分間、70℃の温度に加熱しそして室
温に冷却せしめた。約130gの反応混合物を、分析のために取り出した。反応
混合物の残りに、イソプレン154.7 g及びスチレン10.5 gを添加し
た。次に、この混合物を45℃に加熱しそして二官能価開始剤溶i1.33ミリ
モルを添加した。2回目の重合を約2時間にわたり同様にして行なワた。反応混
合物を、イソプロパツール2mJを添加することによって停止せしめた。ヒンダ
ードフェノール安定剤3.7gを添加しそして過剰のα−メチルスチレンモノマ
ーを、真空オーブン中で加熱することによって取り除いた。合計収量は333g
であった。
このポリマーは、中心ブロックとしてのポリイソプレン及び末端ブロックとして
のα−メチルスチレン−スチレンコポリマーを含むABA)リブロックであった
。陽子核磁気共鳴によって測定した場合の組成物は、81重量%のイソプレン、
12.7重量%のα−メチルスチレン及び6.3重量%のスチレンであった。ゲ
ル透過クロマトグラフィーにより測定した場合のポリマーの分子量は、176.
000分子量ユニットであった。
次に、ブロックコポリマーを、Exxon Chemical Company
から商業的に入手できるESCOREZ 1310として商業的に名命された脂
肪族炭化水素の粘着付与樹脂と混合した。下の第1表に示されているように種々
の割合が使用された。この混合物は、樹脂100重量部当り1重量部の固体ヒン
ダードフ、T−ノール安定剤(Ctba−Geigy Corporation
から商品名IRGANOX10]0として商業的に入手できる)を含んだ。混合
物を、トルエンに溶解しそしてトルエン溶液(およそ等しい部のトルエン及び接
着剤混合物が用いられた)としてポリエステルフィルムに通用した。次に、種々
の物性を、測定した。第1表に示されている剥離試験は、粘着テープ試験方法(
PressureSensitive Tape Council (PSTC
) ) PSTC−1に基づいている。
ローリングボール粘着試験は、PSTC−6に基づいた。使用された速粘着試験
は、PSTC−5であった。剪断持続試験は、試験方法PSTC−7に基づきそ
して検体に付着された450g重着により80.6℃(177” F)で行なっ
た:持続時間(分)が表に示されている。
筆−上一表
+!georez1310+wt、χ 26.530.1. 33.337.5
39.041.245.050.0トリングトル粘着性、cm 4.0 5゜0
4.5 4.5 5.0 4.5 12.0 >26時持持間、+ein。
全て>4100脣
【、χ四重量%
C−露センチメーター
kg/s−キログラム/メーター
Lb/in −ポンド/インチ
暖in、−分
比較する目的のために類似する混合物を、商品名Kraton1107として入
手でき、商業的に入手可能なスチレンイソプレントリブロックコポリマーを使用
して調製した。その商業的に利用可能なブロックコポリマーは、その中に重合さ
れた86重量%のイソプレン及び14重量%のスチレンを含んだ。
ゲル透過クロマトグラフィーによって測定した場合の分子量は、169.000
分子量ユニットであった。結果は第2表に示されている。
茅−」L−表
ABA 1リマー、wt、χ 75 70 65 62 60 55 50 4
51Escorez 1310+ wt、χ 25 30 35 38 40
45 50 55U−リング1−37,15着性、cm 3.0 2.0 3.
5 4.0 5.0 4.5 14,0 26.0]
持続時間、man、 2978 2436 1633 1085 984 96
1 730 310wt、χ−重量%
cIl−センチメーター
kg/a−キログラム/メーター
Lb/in 簡ボンド/インチ
min、=分
第1表及び第2表の両者の55/45組成物を用いて、おのおののトルエン中5
0重量%溶液を調製した。室温で、5 rpn+で回転するB型粘度計は、この
発明の組成物の溶液粘度が4.3Pa−s(パスカル・秒)であることを示した
。商業的に入手可能なトリブロックポリマーを含む比較例の組成物は、6、6
Pa−5の粘度を有した。その溶液の粘度が低いほど、適用するのにより容易で
ある材料を提供する。しかしながら、高にでの持続時間は、表によって例示され
ているように、この発明の組成物において幾分長い。
さらに一連の感圧接着剤組成物を実験1で調製したABAコポリマーから製造し
、そして前記で検討した方法におし)で評価した。試験結果は第3表に示される
。使用されたIh着イ寸与樹脂は、)lerculesからの商品名Picco
lyte A115として商業的に入手可能な脂肪族炭化水素樹脂であった。
易工」し−表
1において蓋−゛されたトリブロークを4む組 物のt着性能ABA ボ9v−
,wt、$ 73.5 69.9 66.7 62.5 61.0 58.5
55.0Piccolyte^115.wtJ 26.5 30.1 33.3
37.5 39.0 41.2 45.0ロ一リジグトル粘着性、cm 3.
0 4.0 4.0 5.0 ?、0 8.0 17.0持続時間、win、
すべて>4100wt、χ−重量%
cllIl11センチメーター
kg/隋−キログラム/メーター
Lb/in −ボンド/インチ
倒in、 =分
災狂久
もう1つのトリブロックコポリマー組成物を、実験1に記載した方法によって調
製した。但し、わずかに多量の開始剤を2つの重合段階のおのおのに使用した。
得られるブロックコポリマーは、実験1において調製されたプロ・ノクコポリマ
−・と同一の組成物を有した;しかしながら、ゲル透過クロマトグラフィーによ
って測定した場合の分子量は、155.000分子量ユニットであった。
2つの一連の実験を行なった;1つは粘着付与剤としてEscorez 131
0を用いそして他方は粘着付与剤としてPtccolyteA115を用いた。
結果は第4表及び第5表に示される。
玉−↓−表
2において調製されたトリブロックを4む■底腹至援1鼓皿
ABA ポリマー、 −t、χ 65 60 55 50 45 40Esco
rez 131(Lwt、χ 35 40 45 50 55 60トリングト
ル粘着性、cm 3.0 2.0 3゜0 6.0 8.0 粘着性ナシ特続時
間、min、 すべて>4100讐1.2=重量%
Cl11=センナメーター
kg/n+=キログラム/メーター
Lb/in −ポンド/インチ
min、−分
茅−」L−表
トリブロックを含む組 物の重着 「
ABA ポリマー、 −t、χ 65 60 55 50 45 40Picc
olyteA115.wtJ 35 40 45 50 55 60トリングト
ル粘着性、cm 12.0 12.0 13.0 >26 粘着性ナシ粘着性ナ
シ時読時間+min。 すべて> 4100wt、χ子重量%
cab”’センナメーター
kg/m=キログラム/メーター
Lb/in =ボンド/インチ
win、 =分
2つの組成物を調製した。1つの組成物Aは、実験2において調製されたブロッ
クコポリマー50重量%及び50重量%のEscorez 1310を含んだ。
2つ目の組成物Bは、55重量%のKraton 1107及び45重量%のE
scorez 1310でありそしてこの発明の例でなく比較例であった。これ
らの組成物を比較するために選択した。なぜならば、それらは、第2表及び第5
表のデータから比較可能な粘着性、剥離強さ及び速粘着性を示したからであった
。ブルックフィールド粘度を種々の温度で測定しそしてパスカル・秒(Pa−s
)で第6表に示されている。
茅−」L−表
のブルフクフィルド 声(Pa−s)
温度(@C) 168 179 191 204(6F) (335) (35
5) (375) (400)組成物A 26.1 17.0 12.Q 7.
0組成物B” 26.1 24,5 15,5 10.7*この発明の例でなく
、比較例である。
第6表のデータは、この発明の組成物が常用されている樹脂よりも高温でより低
い粘度を有するということを明確に示す。
大鼓l
O,11rrr (30ガロン)の窒素によって満たされた反応器を、α−メチ
ルスチレン61.1kg、ブタジェン6.55kg及びスチレン1.46kgに
より充填した。充填物のアリコート量を反応器から取出した。このアリコートに
、少量のテトラヒドロフランを添加しそして色が現われるまで、シクロヘキサン
中5ec−ブチルリチウム溶液を添加した。残る供給材料(α−メチルスチレン
59.42kg、ブタジェン6.37kg、及びスチレン1.42kgである)
中の不純物の量を、滴定に基づいて、41.6ミリ当量の5ec−ブチルリチウ
ムに等しいものと決定した。反応器の内容物を40℃に加熱しそして上記の二官
能価のリチウム開始剤163.8ミリモルを添加した。重合は、開始剤添加の後
まもなく始まりそして約2.5時間後に完結し、その間、反応器の温度は、最大
87℃に上昇した。得られる生成物は、ABA構成(ここで、ブロックAは、α
−メチルスチレンとスチレンとのコポリマーでありそしてBブロックはポリブタ
ジェンで物は、重合において、溶媒として使用されるα−メチルスチレンモノマ
ーに可溶性である。トルエン2QmA中イソプロパツール13.4mAの溶液を
添加し、大多数の活性鎖の末端を停止せしめた0次に、得られる溶液を、75℃
で30分間維持し、すべての反応性鎖の末端が停止したことを確めた。反応混合
物を室温に冷却した後、少量のサンプルを分析のために取り出した。残る溶液に
、スチレン1.384kg及びブタジェン6.94kgを添加した。この溶液を
、46℃に加熱しそして2回目の二官能価開始剤152ミリモルを添加した。2
回目の重合は、約1.5時間続きそして生成物は、1回目の重合の生成物に類似
していた。反応を、イソプロパツール51.2mm+の添加によって停止した。
5chenectady Chemicalsからl5onox129の商品名
で商業的に入手可能なヒンダードフェノール安定剤42.2gを添加しそして反
応器を静かに一晩保持した。
生成物を、加熱した真空オーブン中において乾燥せしめることによって過剰のα
−メチルスチレンから回収する前に、追加の安定剤を、次の日に添加した。最終
収量は、ブタジェン64.1重量%、スチレン13.3重量%及びα−メチルス
チレン22.6重量%を含む19.5kgのABAブロックコポリマーであった
。この分子量を、ゲル透過クロマトグラフィーによって測定し、78.000分
子量ユニットであった。得られるABAブロックコポリマーを、水素化された炭
化水素樹脂の粘着付与剤(Exxon Chemical CoIIpanyか
らEscorez 5380の商品名で商業的に入手可能な)及び安定剤(IR
GANOχ1010の商品名で商業的に入手可能な)と共に混合した。この材料
は、それぞれ60゜40及び】の重量比で混合された。
評価のために、サンプルを、実験1において記載したような溶液法によって調製
した。ローリングボール粘着性の値は、15c!lであり;剥離強さは、32.
1kg/m (1゜8ポンド/インチ)でありそしてテスト方法PSTC−5に
よって試験した場合の速粘着性は25.0kg/ m (1,4ボンド/インチ
)であった。
上記のようにして調製されたブロックコポリマー50重量部及び40重量部のZ
onatac 105並びに10重量部のZona−rez A25を含む第2
混合物を調製した。その粘着性を示す測定は、16cmであり5.剥離強さが3
9.3kg/ m (2,2ボンド/インチ)でありぞして速粘着性が21゜4
kg/m (1,2ポンド/インチ)であった。Zonatae及びZonar
ez A25は、ArizonaChemteal Companyから得られ
たポリテルペン粘着付与剤である。
清J((
1リツターのガラス反応器を、窒素でパージしそしてα−メチルスチレン400
rrlにより充填した。少量の5ec−ブチルリチウム溶液を、薄い淡黄色が現
われるまでゆっくりと添加した。次に、反応器を、イソプレン49g及びスチレ
ン3.8gにより充填した。この反応混合物を45℃に加熱し、そして上記二官
能価の開始剤溶液0.45ミリモルを添加した。この反応混合物を、50℃に加
熱し、そして約2時間、50”C以上で維持した。2時間の間に、温度は、最大
95℃に上昇しそしてその色は、茶色がかったオレンジに変化した。酢酸0.5
mlを添加し、反応を停止した。反応混合物からメタノールにより沈澱せしめる
ことによって過剰のα−メチルスチレンからそして再び塩化メチレン溶液からポ
リマーを、回収した。得られるポリマーは、中心ブロックとしてポリイソプレン
及ヒ末端ブロフクとしてα−メチルスチレンスチレンコポリマーを有するABA
トリブロックであった。イソプレン81.2重量%、α−メチルスチレン12
.5重量%及びスチレン6.3重量%の組成物を有する生成物的50gを得た。
ゲル透過クロマトグラフィーによって測定した場合の分子量は、212、000
であった。
40重量部のEscorez 1310と60重量部のトリブロックコポリ7−
との溶液を、トルエン中に溶解しそしてさらに評価するためにポリエステルフィ
ルムに適用した。剥離強さは、50kg/m(2,8ボンド/インチ)であると
測定されローリングボール粘着性は、1.5cmでありそして速粘着性は、28
.6Ig/m(1,6ポンド/インチ)であった。
去憩玉
実験4の重合方法をくり返した。但し、イソプレン1mEを1、二官能価の開始
剤溶液に添加し、次にその開始剤溶液を、使用の前に7分間、70℃に加熱した
。反応器にα−メチルスチレン及びイソプレンのみを供給した。反応混合物の温
度がその最大に上昇した場合、必要量のスチレンを添加した。
得られるトリブロックコポリマーは、例4のコポリマーと同じ組成を有した。但
し、その構造は、はとんどテーパーされなかった。ゲル透過クロマトグラフィー
によって測定した場合の分子量は、196,000分子量ユニットであった。6
0重量部の得られるABAのコポリマーを、40M量部のEscorez131
0とトルエン中において混合しそして評価のためにポリエステルフィルムに適用
した。剥離強さは、62.5kg/ m (3,5ボンド/インチ)であると測
定され;ローリングボール粘着性は、9cIllであり;そして速粘着性の値は
、37.5 kg / m (2,1ボンド/インチ)であった。
ス旦五
実験4の重合方法を、くり返した。但し、ブタジェン10.9g及びイソフラン
31.3gを使用した。開始剤は、前述の0.73ミリモルの二官能価の開始剤
であった。使用したスチレンの量は、4.5gでありそしてジエンモノマーの重
合温度がその最大値に達するまで、供給されなかった。回収されたポリマーは、
中心ブロックとしてイソプレン/ブタジェンコポリマー及び末端ブロックとして
α−メチルスチレン/スチレンコポリマーを有するABAトリブロックコポリマ
ーであった。
この組成物は、ブタジェン19.7重量%、イソ71756.6重量%、α−メ
チルスチレン15.5重量%及びスチレン8.2重t%であった。ゲル透過クロ
マトグラフィーによって測定した場合の分子量は、123.000分子量ユニ・
2トであった。
感圧接着剤混合物の値を、60重量部のブロックコポリマーと40重量部のEs
corez 1310とをトルエン中において混合しそして実験1のようにポリ
エステルフィルムに適用することによって測定した。剥離強さは、58.9kg
/ m (3,3ボンド/インチ)であり;ローリングボール粘着性は、ちょう
ど26c11を越えそして速粘着性の値は、42.8kg/ m (2,4ボン
ド/インチ)であった。
国際調査報告