JPS61501465A - バツクル締め具とその使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バックル締め具とその使用方法 本発明は、ストラップの両端を固定して、対象物を囲み固定するストラップ締め 具を形成するメタルバックル締め具に関する。

背景技術 例えば熱可塑性プラスチックのようなその他の材料でつくった締め具に対してメ タル締め具は、高張力性、高温および低温に対する抵抗性、耐摩耗性、耐触性な らびに耐光性のような多くの望ましい物性を有することを特徴としている。

例えば、絶対といえぬまでもメタル締め具が望まれる一用途としては高温断熱被 覆の構成がある。高温断熱被覆は、例えばケイ酸カルシウムのような断熱材の被 覆内部に高温蒸気パイプを密閉し、高温断熱被覆の長さにわたって締め具を用い て断熱被覆を適所で固定することによって構成される。ケイ酸カルシウムからな る断熱材料は脆性なので慎重に位置づけ、固定させる必要がある。断熱材が脆性 であることを考えると、締め具を取付けるに要する力は特に半径方向内方方向で は最小にすることが望ましい。

これまで各種形式のメタル締め具が提案されてきた。その１つの形式は工具を用 いてメタルシールをクリンプさせ、その上に重なったメタルストラップ上に固定 させる。これシてつぃては米国特許第２，１９９．７４４号を参照されたい。

別の形式の締め具においては、その下に来るバンドに対して固定されるよう穿孔 作業により内方に変形可能の、厚さを薄くした中央部分をシールに設けている。

これは米国特許第３．７５４．３０３号を参照されたい。

提案されてきた数種の締め具において、ストラップ材の長さ方向に対して垂直に 位置する固定部材を有するシールが設けられている。ストラップ材はその各端を 各固定部材の周りで折曲げることによってシールに固定される。ストランプ材の 第１の端部は、その端部がストラップ材の内側に来るよう第１の固定部材の周り で折曲げられ、そのためストラップを緊張させることにより第１の端部を適所に 保持させようとする。ストランプ材の自由端は第２の固定部材の下方、かつその 周りに引張られ、折重ねられ、次いでストラップ材の末端縁部を突起を越えて突 がある個所でストラップ材の鋭ｊへ末端縁部が突起を越えて突出することは望ま しくないことを理解すべきである。

前述の締め具の突起はストラップ材の両側に位置し、そのためストラップ材上で 変形すると、その長手方向の軸線がストラップ材の長手方向軸線に対して直角と なる。突起を変形させるには著しい量の内方半径方向の力を加える必要があり、 この力は典型的には締め具の各突起をハンマで繰返したたくことにより加えられ る。緊締すべき対象物が脆性でない場合でも、突起を正確に変形させるには各突 起に衝盤力を慎重に加える必要があり、固定すべき対象物が光性の場合、さらに 慎重に加えた力であってもその下に米る脆性材料を痛める可能性がある。ストラ ップ材の横方向に位置し衝撃を加えて変形しうる突起を有するンールの例は米国 特許第１，８５５．００７号；同第２，３７７．２２４号；および同第２，８８ ２，９３４号に示されている。

発明の要約 本発明の数種の目的には、固定すべき対象物の周りでストランプを緊締する改良 締め具バックルの提供；囲み、かつ固定した対象物を痛める危険性を少なくして 簡単かつ迅速に使用しつるバックルの提供；ストラップの鋭い端縁部を覆いその 鋭い端゛縁部との偶発的な接触を阻止するバックルの提供；ストラップに最初に 加えたテンションを益々保持するバックルの提供および製作かつ使用が簡単かつ 経済的なバックルの提供が認められる。

一般的に、本発明によるストラップ締め具バックルは第１と第２の管状部分を部 分的に形成する第１と第２のブリッジ部分と、前記第４と第２のブリッジ部分の 中間でバックルから延びる変形可能のリテイナとを含む。ストラップの第１の端 部はバックルに固定され、ストラップの自由端は対象物を囲み、第１と第２の管 状部分を連続して通過するようにされている。ストラップの自由端は、該自由端 を第２のブリッジ部分上で折曲げ、第１と第２のブリッジ部分の間で、かつリテ イナ近傍の位置まで変形させ、かつリテイナをストラップの自由端の上に来る位 置まで変形させ前記自由端の第１と第２のブリッジの間からの運動を阻止するよ う自由端をバックルに固定することによシバックルに取付けられる。

第１図は本発明の原理を実施したバックルを、断熱被覆の周りでストラップを固 定した場合の斜視図、第２図は第１図に示すバックルの斜視図、第３図は第２図 に示すバックルを形成するよう折曲げられる前のバックル材料の平面図、 第４図は、ストランプの末端を挿入した状態で最初に位置する取付工具を示す、 第１図のバックル、ストラップおよび断熱被覆の側面図、 第５図は第４図に示す取付工具の正面図、第６図は第４図の線６−６に沿って視 た断面図、第７図は第４図の線７−７に沿って視た断面図、第８図は取付工具を 部分的に示す、第４図と類似の側面図、第９図はストラップを切断する位ｔまで 回転した第４図に示す取付工具を示す斜視図、 第１０図は第９図の線１０−１０に沿って視た断面図、第１１図は第４図に示す バックルに対して、リテイナを変形させる工具の初期位置を示す斜視図、 第１２図はストランプの末端を覆うようリテイナを変形させた後のリテイナを変 形させる工具の斜視図である。

好適実施例の説明 本発明の原理を実施したバックル締め具を添付図面において全体的に加で示す。

第１図で示すように、完成したバックル２０はストラップｎの両端を接続して締 め具を形成し、該締め具はその一実施例において高温蒸気パイプ２６の局りで、 分割されたケイ酸カルシウム製の断熱スリーブ２４を固定するよう作用しう第２ 図から最もよく判るように、バックル２ｏは第１のブリッジ部分２８、第２のブ リッジ部分３０１０字形すティナ３２および２個のストラップ案内突起あを含む 。

バックル２０は第３図に示す平坦なブランク３６の形態に剪断形成されたヌテン レス鋼シート材から形成されることが好ましい。

次いでブランク３６はその対向する縁部を継藪′目３８で当接させた管状バック ル２０を形成するよう中央位置の対称軸線に対して折曲げられる。第１と第２の ブリッジ部分２８と３０は概ね同じ平面に位置する。リティナ３２は第１のブリ ッジ部分２８の内縁部から第２のブリッジ部分３０に向かって上方に延び、第１ のブリッジ部分２８に対して概ね直角である。リティナ３２は、バックル２ｏの 長手方向軸線に対して直角でちるリティナ３２の長手方向軸線を横切る軸線に対 して平行で、かつその周りで折曲げられる。突起３４が第１と第２のブリッジ部 分２８　、３０の平面から内方に突出する。

バックル２０の対向するＬ字形部分４０がバックル２ｏの長さにわたって延び； Ｌ字形部分４０は第１と第２のブリッジ部分２８と３０にそれぞれ関連して第」 と第２の管状部分弦、４４を形成する。

第２のブリッジ部分３０の外縁部にストランプを受入れる挿入部４６が位置する 。挿入部４６はストラップ−秋分の厚さより深く、かつストラップ２２の幅より 外幅が大きく、かつ内幅はストラップの幅より小さい。

挿入部４６はその大きい外幅から小さい内幅まで４７で示す傾斜縁部において内 方ヘテーパが付いている。ストラップ２２が挿入部４６の周シで折曲げられるに つれて、ストラップの縁部は角度のついた縁部４７上を小さい幅に向かって徐々 に内方に動きストラップ２２の横綴部をくさび作用を加え、固定するよう変形さ せる。挿入部４６の固定作用によシバックル２０に対してストラップ２２を固定 させ、ストラップ２２で初期に得られたテンションが緩まないようにし、かつス トラップ２２の自由端がリティナ３２の下方で固定されている間ストラップ２２ のテンションを保持する。

例えば、標準的な１／２インチのストラップを締める寸法とされ九−実施例にお いて、挿入部４６の寸法は以下の通シである；内幅０．４７５インチ（１，２０ ７セ／チ）；外幅０．５１０インチ（１，２９５センチ）；深さ０．０３０イン チ（０，０７６センチ）；一方ストラップの幅はｏ、ｓｏｏインチ（１，２７０ センチ）；厚さは０．０１５インチ（０，０３’８センチ）あるいは０．０２０ インチ（０，０５１センチ）のいずれかである。

第３図に示すように、切欠部招はバックル材料３６の縁部を形成する継目３８に 位置する。切欠部４８はバックル２０の底面（図示せず）において四角孔を形成 する。ストラップ２２の第１の端部にちる突起（図示せず）と協働する四角孔は ストラップ２２の第１の端部をバックル２０に固定するために使用しうる。

リテイナ３２は、該リテイナ３２を第４のブリッジ部分２８に接続する４個の枝 部（資）を含み；該枝部は対向する対として位置し、２個の枝部５０が各突起３ ４０両側に位置している。リテイナ３２の外縁部分５２と枝部５０とが内方に向 くＣ字形のリテイナ３２を形成する。枝部５０におけるリテイナ３２０面積を小 さくすることによりリテイナ３２の変形をしやすくする。リテイナ３２と第１の ブリツジ部分２８とが工具を取付ける環状部分５４を形成する。前記工具取付用 環状部分５４がリテイナを変形させる工具を連続して接触させる手段を提供する 。

第４図、第８図、第９図、第１１図および第１２図に示すように、取付工具５６ がバックル２０とストラップ２２を完成させる。取付工具５６はボルト６０によ シ枢着され、ばね６２により押し広げられたハンドル５８を含む。ばね弾圧され たラッチ爪６４はハンドル５８が相互に近づくにつれてストラップ２２を緊張さ せる。ストラップ用の円筒形鼻部６６が装着シリンダ６８によシ回転可能に支持 されており、該鼻部６６は保持リンダ７０により着脱可能に取付けられている。

前記鼻部６６はバックル２０の端部と当接し、バックル２０に向かって約１３５ 度枢動してストラップ２２の末端を上方に折曲げるよう構成されている。鼻部６ ６と装着シリンダ６８とは整合したストラップ用スロット７２を形成する。前記 ストラップ用スロット７２がストラップ２２を受入れ、位置づける。第９図と第 １０図とから判るように、取付工具のハンドル詔とそれに固定した装着シリンダ ６８とが静止した鼻部６６に対して回転するとストラップ２２を切断する・ 内側のハンドル５８から、リテイナを変形する工具７４が延びており、その７字 形の端部は中央方向に延びるプレード７６とリテイナと当接する長方形部分７８ とを含む。第５図から判るように、リテイナを変形させる工具７４のＴ字形端部 はハンドル５８の平面に対して約４５度の角度で折曲げられている。使用時、プ レード７６は、リテイナ当接部分７８をリテイナ３２の外面と当接させて、工具 保合用環状部分５４へ挿入される。第１１図と第１２図に示す実線の矢印方向に リティナ変形工具７４が回転すると、第１１図に示すように上方に突出した位置 から第１２図に示すようにスト２ツブ２２の末端部を覆いかつ捕捉する位置まで リテイナ３２をレバー作用により意のままに変形させる。

バックル２０の使用方法は以下の通りである。第８図のバックル２０の断面図か ら最もよく判るように１折曲げ部の間に出来るバックルの内壁を、ストラップ２ ２の一端に挿入し、ストラップηの自由端を第２の管状部分Ｉの通路から出して 、まずバックル２０をストラップｎに固定させる。ストラップｎの第１の固定さ れた端部はバックル２０の下で折曲げられ、ストラップ２２をその後緊張させ、 かつ完成するとストラップ２２の第１の固定された端部はバックル２０と固定さ れた対象物の表面との間でしつかシと押圧されることになる。

ストラップｎの自由端、即ち末端は固定すべき対象物の周りに位置し、かつ第１ の管状部分この通路をまず通シ、次いで第２の管状部分詞の通路を通る。ストラ ップｎが第１の管状部会社から第２の管状部分収へ入るにつれて突起詞がストラ ップｎを導きストラップｎをバックル２０へ挿入しやすくする。第２の管状部分 ４４から突出するストラップこの末端は取付工具５６へ挿入され、該取付工具は 次いでストラップｎを緊張させ、ストラップ２２を第２のブリッジ部分３０上で 折曲げ、第２のブリッジ部分３０から離れた所定の点でストラップｎを切断しス トラップ２２の末端がリテイナ３２の下方で折曲げうるようにする。

ストラップ２２が緊張され、上方に折曲げられ、切断された後、ストラップ２２ の切断された端部は手で、第１と第２のブリッジ部分２８　、３０の間で、かつ 第１のブリッジ部分２８の高さよシ下方に位置される。次いで、リテイナを変形 させる工具７４のプレービア６が、長方形部分７８をリティナ３２に当接させて 、工具と係合する環状部分５４中へ挿入され、前記環状部分５４との接触を連続 して保持している間にリテイナを変形させる工具７４を回転させてリテイナ３２ をストラップ２２を覆い、かつ捕捉する位＃までレバー作用により意のままに変 形させる。

完成するとリティナ３２はストラップｎをしっかりと保持し、ストラップ２２の 鋭い末端縁部に偶発的に触れることがないようにする。

国際調査報告 １１−自−＾■−自１憾ＰＣＴ／ＵＳ　８５１００４３１特へ昭６１−５０１４ ６５　（ら）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．対象物を囲むストランプ（２２）の両端を固定するバツクル（２０）におい て；第１と第２の管状部分（４２，４４）を部分的に形成する第１と第２のブリ ツジ部分（２８，３０）と、前記第１と第２のブリツジ部分との中間で前記バツ クルから延びる変形可能のリテイナとを含み、前記ストラツプの第１の端部は前 記バツクルに固定され、前記ストラツプの自由端は対象物を囲み、前記第１の管 状部分（４２）と第２の管状部分（４４）を連続して通り、前記第２の管状部分 （４４）から突出するようにされており、前記自由端は前記第２のブリツジ部分 （３０）上で折曲げられ、前記第１と第２のブリツジ部分（２８，３０）の間で 、かつ前記リテイナ（３２）近傍の位置へ置かれ、前記リテイナを前記自由端上 に来る位置まで変形させて前記第１と第２のブリツジ部分（２８，３０）の間か ら前記自由端が運動しないよう阻止して前記自由端を前記バツクルに固定するこ とを特徴とするバツクル（２０）。 ２．請求の範囲第１項に記載のバツクルにおいて、前記リテイナ（３２）はりテ イナを変形させる工具を受入れる係合手段を含み、該係合手段は前記リテイナを 変形している間前記工具と連続して接触を保つことを特徴とするバツクル。 ３．請求の範囲第２項に記載のバツクルにおいて、前記リテイナ（３２）がＣ字 形であつて、Ｃの枝の部分が前記第１のブリツジ部分（２８）に取付けられてお り、前記リテイナは前記バツクルの長手方向軸線に対して直角の軸線の周りで折 曲げられ、前記係合手段が前記Ｃ字形リテイナと前記第１のブリツジ部分とによ つて形成される、リテイナを変形する工具と係合する現状部分（５４）を含むこ とを特徴とするバツクル。 ４．請求の範囲第３項に記載のバツクルにおいて、前記第２のブリツジ部分（３ ０）の外縁部分に配置した挿入部（４６）を含み、前記挿入部は幅がストラツプ の幅より小さく、そのためストラツプ（２２）が前記第２のブリツジ部分上で折 曲げられるにつれて該ストラツプ（２２）は前記挿入部（４６）内で横方向にく さび作用を受けることを特徴とするバツクル。 ５．請求の範囲第１項に記載のバツクルにおいて、前記リテイナは前記バツクル （２０）の長手方向軸線に対して直角の軸線の周りで折曲げ可能であることを特 徴とするバツクル。 ６．請求の範囲第５項に記載のバツクルにおいて、前記リテイナ（３２）は前記 第１のブリツジ部分（２８）から前記第２のブリツジ部分（３０）に向かつて延 びることを特徴とするバツクル。 ７．請求の範囲第５項に記載のバツクルにおいて、前記リテイナ（３２）はＣ字 形であつて、Ｃの枝部分が前記第１のブリツジ部分の内縁部に取付けられている ことを特徴とするバツクル。 ８．請求の範囲第１項に記載のバツクルにおいて、前記第１のブリツジ部分（２ ８）から内方に延びる、ストラツプ案内用の突起（３４）を含み、該突起はスト ラツプを前記第２の管状部分（４４）に導くことを特徴とするバツクル。 ９．請求の範囲第８項に記載のバツクルにおいて、前記第２のブリツジ部分（３ ０）の外縁部分に配置の挿入部（４６）を含み、該挿入部の幅はストラツプの幅 より小さく、そのためストラツプが前記第２のブリツジ部分上で折曲げられるに つれてストラツプは前記挿入部内で横方向にくさび作用を受けることを特徴とす るバツクル。 １０．対象物を囲むストラツプの両端を固定するバツクルであつて該ストラツプ の第１の端部がバツクルに固定されるバツクルにおいて；ストラツプの自由端を 前記バツクルに固定するために該ストラツプの自由端をその上で折曲げるブリツ ジ部分（３０）と、ストラツプが前記ブリツジ部分上で折曲げられるにつれてス トラツプの自由端を横方向に固定するために前記ブリツジ部分（３０）に位置し た挿入手段（４６）とを含むことを特徴とするバツクル（２０）。 １１．請求の範囲第１０項に記載のバツクルにおいて、前記挿入部（４６）が、 ストラツプの幅より大きい外幅部分からストラツプの幅より小さい内幅部分まで 内方に輻合する縁部（４７）においてテーパが付けられていることを特徴とする バツクル。 １２．第１と第２の管状部分（４２，４４）を部分的に形成する第１と第２のブ リツジ部分（２８，３０）と、前記第１と第２のブリツジ部分の中間でバツクル から延びる変形可能のリテイナ（３２）を含み、該リテイナはその変形の間リテ イナを変形する工具と接触し続ける係合手段を含む締め具バツクル（２０）を用 いてストラツプの一端を固定させて、対象物の周りでストラツプを固定する方法 において； 固定すべき対象物をストラツプ（２２）で囲み；ストラツプの自由端をバツクル の第１と第２の管状部分（４２，４４）を通して挿入し； ストラツプの自由端を第２のブリツジ部分（３０）上で折曲げ；第２のブリツジ 部分から離れた所定点でストラツプの自由端を切断し； 切断した端部を第１と第２のブリツジ部分（２８，３０）の間で位置づけ；およ び リテイナを変形させる工具（７４）をリテイナの工具との係合手段中へ挿入させ 、リテイナの変形の間前記係合手段とリテイナを変形する工具との間で連続的に 接触させ続けることによりストラツプの前記切断端の上に来る位置までリテイナ を制御されたレバー作用により変形させる過程を含むことを特徴とする締め具バ ツクルを使用する方法。 １３．請求の範囲第１２項に記載の方法において、切断された端部は前記の位置 づけの過程の間前記第１のブリツジ部分（２８）の高さより下方に位置すること を特徴とする締め具バツクルを使用する方法。 １４．請求の範囲第１２項に記載の方法において、ストラツプの自由端を第２の ブリツジ部分（３０）上で折曲げる前にストラツプ（２２）を緊張させる別の過 程を含むことを特徴とする締め具バツクルを使用する方法。