JPS61501183A - ステレオ・サウンド・システム - Google Patents

ステレオ・サウンド・システム

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JPS61501183A
JPS61501183A JP60500572A JP50057285A JPS61501183A JP S61501183 A JPS61501183 A JP S61501183A JP 60500572 A JP60500572 A JP 60500572A JP 50057285 A JP50057285 A JP 50057285A JP S61501183 A JPS61501183 A JP S61501183A
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JP60500572A
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ホブロー、ギルバート・エル
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オ−ダム・ソシエテ・アノニム
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S3/00Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ステレオ・サウンド・システム この発明はステレオ・サウンド再生システムて関するものであり、特に高い周波 数の衝撃的なまたはトランジェントなサウンドの方位角位置における改良された 再生を提供するシステムに関するものである。立体方向の情報は、聴取者の左耳 および右耳におけるサウンド特性の3個の差異を含む無意識的な処理を通して認 識されるということが一般的に認められている。第1の差異はサウンドの強度で あり、第2は定常状態のサウンドの位相であり、そして、第3はトランジェント なサウンド、特にその6アタツク”部分または先行端部分の到達時間の差である 。
約150ヘルツ(Hz) から下では、耳は約25 Hzまで下るサウンドに対 して鋭敏であるけれども、上記の処理から導出される方向は殆どないか、全くな い。
150Hz から約800 Hz までについては、定常状態のサウンドの方向 はある程度まで位相差によって評価される。約600 Hz から上については 、定常状態のサウンドの方向は耳の中のサウンド圧力または強度の差から導出さ れる。定常状態のサウンドに対する方位角評価の感度は、原則的に、約S KH zまで周波数と共て増大する。S KHzから上では、多重パスによつて不明瞭 さおよび混乱が導かれる。定常状態のサウンド源の方位角を評価することの正確 性は、普通に聴取することに対しては約±45度であり、室外で注意深く聴取す ることに対しては恐らく±20度になる。
約1.5KHzより上では、トランジェントなサウンドは定常状態のサウンドよ りも正確に、より高い角度の方位角にある。3 KHzから上では、鋭いアタッ クをもつトランジェントなサウンドは約5度以内にある。木の葉の下のコウロギ の鳴声(6−15KHz)は、状況によれば2ないし3度以内にある。
過去数年の間に、トランジェントなサウンドを正確定再生する通常のステレオ・ サウンド再生システムのためのラウドスピーカの能力は大幅に向上された。この ことは、よりめざましい例のひとつであるリボン中スピーカばかりではなく、市 販されている殆ど全ての一ハイファイ”スピーカのために真実のことである。
通常のステレオ・サウンド再生システムにおける空間的な分離の基礎として、殆 ど限定的ではない方向の7アクタが用いられていることは異例のことである。
実際、新らしいラウドスピーカについて増大された一時的な正確性は問題を生じ ている。衝撃またはがき鳴らされた弦のそれのような局部的なトランジェントな サウンドに対して、耳は極めて熟達しており、かくして、聴取者にとっては、ス テレオで再生される音楽の2個のチャンネルのトランジェントな内容を、2個の 分離したサウンド源の間の一点よりも、それら2個の分離したサウンド源から来 るものとして認識する方が自然である。
かくして、正確なトランジェント再生は、ステレオ・サウンド・システムについ て考える上では悪い効果をもつ傾向がある。多くのタイプの音楽に対して、個別 の”真中の穴”というイメージが展開されている。
この発明の目的は、2個の大幅に離されたサウンド源ぼりいての耳の認識からも たらされている真中の穴を除去することKある。
この発明の別異の目的は、種々の源の方位角位置に対する近似を聴取者が導出す ることのできる形式で高周波のトランジェントなサウンドを再生させることにあ る。
この発明によれば、ステレオφサウンドーシステムのための装置には次のものが 含まれている(1) 左チャンネルおよび右チャンネルのマイクロホンが夫々に 配設され、入力サウンドを受入れて左および右の信号を生成させる。これらのマ イクロホンは横に離されている。
(++) 各チャンネルについて、マイクロホンに手段が接続され、夫々のオー ディ信号の高周波部分からアタックを分離して、アタック信号と残りまたはアタ ックレス信号を生成させる。
(+li) 左および右のセパレータ手段に対してコンパレータ手段が接続され 、一連の少な(とも5個の出力チャンネルを有しており、左および右のアタック 信号を受入れ、比較して、それらの到達時間差を決定し、また、特定のチャンネ ル圧対する結果としてのアタック信号を割当てるようにされる。
(tv) 左および右のセパレータ手段およびコンパレータ手段に対してマルチ プライア手段が接続され、コンパレータの出力チャンネルに対応する一連の出力 を有し、左および右のアタックレス信号を受入れ、アタックレス信号にアタック 割当信号を乗算して、対応の出力における組合わされたアタック・オーディオ信 号を生成するようにされる。
(■)高周波のサウンド・ラジェータの横方向アレイが夫々にマルチプライア手 段の関連チャンネルに接続される。
コンパレータ手段による特定のチャンネルに対する結果としてのアタック信号の 割当て、最終的にはアレイ内の特定のラジェータによるアタック・オーディオ信 号の再生は、所与の入力サウンドからの左アタック信号と右アタック信号との間 の到達時間差にしたがうものであって、これにより、特定のラジェータの位置は 、マイクロホンに関連する入力サウンド源の方位角位置に対して角度的に対応し ていることになる。
この発明の実施例における装置には、次の手段がさらに含まれている。
(1) マイクロホンに接続され、左および右のオーディオ信号を送信し、およ び/または記録する手段。
(If) 左および右のオーディオ信号を受信し、または再生する手段。
0ii1 左および右のチャンネルについて、バイパスフィルタがレシーバまた は再生手段に接続される。
(lv) エンベロープ・デテクタが各フィルタに接続され、各オーディオ信号 波形に対するエンベロープを検知し、エンベロープ信号および波形信号を導出し て、各エンベロープ拳デテクタの出力はアタック拳セパレータの入力に接続され る。
(v)付加的なマルチプライアがエンベロープ・デテクタのひとつの出力および セパレータ手段のひとつの出力に対して夫々に接続され、波形信号をアタックレ ス信号と乗算して各チャンネルに対する組合わされた定常状態信号を生成させる 。
左と右の組合わされた定常状態の信号に対する適当な増幅器とラウドスピーカお よびアタック信号に対する増幅をもってステレオ再生システムが得られ、これは 、聴取者が高周波のトランジェントの明らかな方位角位置を受入れる形式で入力 サウンドを再生させる。
すなわち、この装置は入力サウンドについてより良いステレオ・オーディオのイ メージを生成させる。
エンベロープを検知することは、周波数変調波の変調を検知することと類似の態 様で、高周波の波形から意味のある低周波信号を導出させる方法である。実際に は、エンベロープ・デテクタはロウノくスフィルタによって追従される整流器で あればよく、より高い周波数の交流波形からより低い周波数の直流ノ(イアスさ れた信号を生成させるものである。導出された”エンベロープ”信号は初めの波 形の形状に対応しており、より低い周波数であることから、より高い周波数にお (・では不可能なある種の信号処理が許容される。
かくして、この発明にしたがうステレオ・サウンド装置によれば、方位角位置を 知覚するために用いられ−る高周波帯のサウンドの特性が適切な角度位置より再 生されることから、頭の中では初めの源のオーディオ・イメージを構成すること ができる形式で高周波のトランジェントなサウンドが再生される。アタック・チ ャンネルおよびラジェータの数が多ければ多いほど、高周波のトランジェントな イメージの方位角位置もより正確になる。左および右のラウドスピーカからの左 および右の定常状態の信号で、残りのステレオ・サウンドが従来のステレオ・サ ウンド再生装置と同様な態様で生成される。
この発明の上記および別異の特徴は次の図面に示されている。
第1図は、この発明による装置のための基礎回路のブロック図である。
第2図は、第1図の装置の動作の例示図である。
第3図は、この発明のディジタル的な実施例のブロック図である。
第4図は、ディジタル的なエンベロープ・セパレータの図である。
第5図は、ディジタル的なアタック・セパレータの図である。
第6図は、相関器の図である。
第7図は、この発明のアナログ的な実施例のブロック図である。
第8図は、アナログ的なアタック・エンベロープ・セパレータである。
ステレオ・サウンド・システムのための基礎回路は第1図に示されており、夫々 に、左チャンネルおよび右チャンネルに対する1対の入力ボート2および4から 成っている。これらのボートは、レコーダ等(図示されない)からの左およ°び 右のオーディオ波形信号を入力させる。各ボートはエンベロープ・セパレータ6 または8に接続されており、これらは、夫々に、一方の出力ポート10または1 2からある信号(エンベロープ信号)(この信号は入力オーディオ波形の変調を 表わしている)を、また、他方の出力14または16から波形信号(この信号は 入力オーディオ波形の瞬時レベルを表わしている)を生成させる。
アタック−セパレータ18または20は夫々のエンベロープ・セパレータ6また は8のエンベローフ信号出力10または12に接続されており、出力ポート22 または24からはある信号(アタック信号)を、また、別異の出力26または2 8からはエンベロープ残余信号(エンベロープ信号からアタック信号を差引いた もの、以降は1アタツクレス”信号)を生成させる。
コンパレータ30はアタック信号出力22および24に接続されて、それからノ (ルスを受入れるようにされており、また、この例においては、一連の出力チャ ンネル32,34.36および38を有している。
該コンパレータは、入来する左および右のアタック・パルスの間の到達時間差の 比較をする動作を行ない、その時間差の結果として、出力チャンネル32ないし 38の中の特定のひとつにおいてアタック・パルスを生成させる。
一連の再結合マルチプライア40は、エンベロープ・セパレータ6と8、アタッ ク・セパレータ18と20、および、コンパレータ30に接続されており、左お よび右の波形信号、左および右のアタックレス信号、および、左および右のアタ ック信号パルスを受入れるようにされている。このマルチプライアの連なりは次 の信号の乗算動作をする。
左チャンネルの波形×右チャンネルの波形=左チャンネルのノンアタック・オー ディオ、 左チャンネルの波形×左itのアタック・・くルス=左側のアタック・オーディ オ、 右チャンネルの波形X右狽Cのアタック・パルス−右側のアタック・オーディオ 、 右チャンネルの波形X右チャンネルのアタックレス=右チャンネルのノンアタッ ク。
(こ−に、側はコンパレータ出力の間の中間線の一方側または他方側を意味する 。) 各マルチプライアの出力はオーディオ・アンプに接続されている。すなわち、左 および右のノンアタック信号に対してはパワー・アンプ42または44、そして 、アタック信号に対してはピーク・ノくワー・アンプ46.48.50および5 2である。最後に、適当な全オーディオ周波数レンジのラウドスピーカまたはス ピーカの組合せ54または56は左および右のノくワー・アンプに接続され、ま た、高周波サウンド・ラジェータ58,60,62および64のアレイはピーク ・アンプに接続されている。
この発明による装置の動作が、第2図において概略的な平面図として例示されて おり、左のマイクロホン66および右のマイクロホン68が適当な距離D(聴取 者の耳の間隔の約2倍と考えられる)だけ横方向に離されており、源Sからのサ ウンド波を受入れて左および右のオーディオ波形信号を生成させ、これが(蓄音 機、テープレコーダ、ディジタル・ディスクのような)受信/再生手段70に供 給されるように配列されている。受信または再生された信号は入力ポート2およ び4に通されて、一般的に72で示されている装置に向けられる。全周波定常状 態サウンドはラウドスピーカ54および56から発せられるが、失われている部 分はアタック・パルスだけであり、これらはアタック・ラジェータ58ないし6 4から発せられる。かくして、左および右チャンネルのスピーカは聴取者りに対 して通常のステレオ効果を有効に与える。そのわずかな差異は、持続される高周 波数が存在しても、一時的なアタックは存在しないことである。これら高周波数 のアタック・パルス(これは6クリツク”と同様な音を出す)が存在しないこと から、聴取者に対するステレオ効果が改善されるが、その理由は、上述されたよ うだ、このようなトランジェントの到達時間差がサウンド源の方位角位置を導出 するために使用されるからである。従来のステレオ・システムでは双方のスビ= 力からトランジェントが発せられるが、これにより偽のオーディオ・イメージが 生じて、トランジェントなサウンドに対する各スピーカの背後にサウンドがある と考えるように聴取者がだまされることになる。
アタック・ラジェータ58ないし64の中のひとつからのアタック−パルスの放 射は、2個のスピーカ54および56からのステレオ・オーディオの残りと同期 して、正確なステレオ・イメージを生じさせるが、その理由は、トランジェント の放射がマイクロホンに関する源Sの位置に対して少なくとも近似的な関係を有 する(ラジェータ62における)位置からのものであるからであり、聴取者によ って正確に解釈されることになる。
この発明のディジタル形式のものにおいて、第3図に示されているエンベロープ ・セパレータ6または8は、入力ポート2または4に接続されたエンベロープ・ センサ74から成っており、該センナの出力はセパレータからのエンベロープ信 号のための出力1Qまたは12を形成している。該センサの出力はROM 76 にも接続され、ROM 76自体はマルチプライアフロの一方の入力に接続され ている。該入力ポートは、また、マルチプライアに対する第2の入力にも接続さ れている。該ROMは一エンベロープ信号を反転させるために配列されており、 また、これはマルチプライアと組合わされてフィード・フォワード式自動利得制 御回路を形成して、出力14または16からの一定レベルのオーディオ信号を維 持する。
第4図に示されているディジタル・エンベロープ・センサ74は全波整流器80 から成り、オーディオ入力信号を受入れるように接続され、また、第1のF。
I 、R,ロウパスフィルタ82に接続されている。第2のロウパスフィルタ8 4は第1のフ、イルタの出力に接続されている。コンパレーク86のひとつの入 力は第1のフィルタの出力に接続され、第2の入力は第2のフィルタに接続され ている。該コン7くレータの出力はマルチプレクサ88の制御に接続され、また 、それの2個の入力は、夫々に、第1および第2のフィルタにも接続されている 。この回路の動作は、個別的な構成部品の出力に対して示された波形によって例 示される0交流信号Aが整流されて単方向波形Bを形成する。
波形Bの低周波数成分がP波されて、波形Bのエンベロープである方形波Cが残 る。
方形波Cが再びP波されて、伸長された上昇および下降時間を有する波形りを形 成する、コンパレータ86はマルチプレクサ88を切換えてCまたはDの大きい 方の出力を選択し、これによってエンベロープ波形Eを生成する。
第5図に示されるディジタル・アタック・セノくレータ18または20はボート 90から成り、これを介してエンベロープ信号がF、1.R,タイプのノ・イパ スフィルタ92に入力される。このフィルタ92はクロック・パルスCP によ って制御されている。このフィルタノ出力は、コンパレータ94のひとつの入力 およびマルチプレクサ96のひとつの入力の双方に接続され、該フィルタに対す るディレィのある入力は減算器98に接続されている。
コンパレータおよびマルチプレクサの双方の別異の入力口はゼロ・レベル信号が 供給される。この回路の動作は次のとおりである。
入力エンベローブ・パルスFがデ波されて、高周波の正および負に向うパルス波 形Gを生成する。
同時に、ディレィ(1クロツク・パルスだけ)のあるエンベロープ・パルスHも ディレィDによって出力され、フィルタ92におけるディレィに対する補償をす る。
波形Gの+veおよび−Veパルぞはコンパレータによってゼロと比較され、そ の出力波彫工は波形Gとゼロとの間でマルチプレクサを切換えてエンベロープΦ アタック波形Jを生成させる。
アタック会エンベロープJはディレィのあるエンベロープHかも差引かれて、ア タックレス・エンベロープ波形Kを生成する。
第6図に示されている適当なコンパレータは相互相関器100から成り、これは 右アタック・パルスおよび左アタック・パルスを夫々に受入れるように接続され た2本の直列ディレィ・ライン101および102から形成されている。ディレ ィ・ラインにおけるディレィの対応する対は、−象限マルチプレクサに対して次 のように接続されている。
右アタックおよびディレィD6がマルチプライアXIK。
ディレィD1およびD5がマルチプライアX2に、ディレィD2およびD4がマ ルチプライアx3に、左アタックおよびディレィD6がマルチプライアx4に。
マルチプライアの出力は、夫々に、一連の加算器+1゜−1−2,+3および+ 4、および、加算アンプの反転に入力されており、該加算アンプの出力も各加算 器の男1」異の入力に接続されている。
加算器++ 、+2 、+3および+4の出力32,54゜36および58は、 夫々に、再結合マルチプライアの連なり40の一部分を形成する二象限マルチプ ライアX5 、X6 、X7およびx8に接続されている。
コンパレータの動作は次のとおりである。
入来するパルス間の相関が、加算器+1な(・し+4のひとつの入力に対して夫 々て直結されてt)るマルチプライアx1ないしx4のひとつからの高出力によ って指示される。
アンプ106の出力はマルチプライアx1ないしx4の全ての出力の和の′反転 されたものであり、この和は加算器+1ないし+4の各々の第2の入力に印加さ れる。
したがって、高出力を有するマルチプライアに接続されている加算器の出力は、 加算器からの出力の和を保持している間に他方の加算器からの出力に関して増強 され、このために、アタック・ラジェータからの全体的な出力ははy一定である 。
加算器の出力と左波形および右波形信号(左波形はマルチプライアX5およびX 6に入力され、右波形はマルチプライアx7およびx8に入力される)の積はラ イン107ないし110上に出力され、その最大の信号は入力アタック・パルス の相関に連接するマルチプライアから出力されて、最終的にはマイクロホン66 および68によって検知されるようなサウンド源の相対的な方位角となって、明 らかに、源により近いマイクロホンはトランジェントなサウンドを初めに受入れ 、当該トランジェントに対するアタック・パルスはより早く相関器に到達するこ とになる。
相関が2個のディレィの間に“落ちる”ようなものであるときKは、隣接のマル チプライアX1ないしX4からの信号は双方とも最大であり、アタック番パルス は隣接のアタック・ラジェータから放射される。
かくして、源のイメージは関連のラジェータの間にあるように現われるべきであ る。この相関器回路はディジタルおよびアナログ・°システムのために等しく適 当なものである。
第7図に示されているアナログ回路において、同様な部分には同様な参照が与え られている。該システムに含まれる左および右の入力ボート2および4は夫々に 分割回路網112または114に接続されており、これらは、入力信号を、出力 LF において利用できる低周波成分および出力HFにおいて利用できる高周波 成分に分割する。HF出力は第1のマルチプライアX9またはX10のひとつの 入力に接続されており、該マルチプライアの出力は、夫々に、加算器+5または +6に、また、アタック・エンベロープ・セノくレータ18および20に接続さ れている。各アタック争エンベロープ・セパレータ(これは、高周波波形からの エンベロープの分離およびエンベロープからのアタック・パルスからの分離の双 方を行なうものであるが、第8図に関して詳述される)の出力は、アタック・エ ンベロープ・コンパレータ30に接続されているのと同様に、フィードバック・ ループ内で第1のマルチプライアX9またはXto<対する第2の入力に接続さ れている。
この回路の動作は次のとおりである。
1タツク・エンベロープ・セパレータおよびマルチプライアによって形成される フィードバック・ループは、分割回路網のHF 出力から入来するトランジェン トに比べて短かいサイクル・タイムを有している。
セパレータからのアタックのトランジェントな出力はマルチプライアにフィード バックされ、マルチプライアからの出力を同極性で減少させ、かくして、トラン ジェントのアタックを抑制するが、このトランジェントはなおセパレータによっ て初期的に出力され、コンパレータを通るものである。
加算器からの出力は、低周波信号成分と”アタックレス”の高周波成分との和で ある。
第8図に示されるアタック・エンベロープ・セパレータは1対のオペアンプOP 1およびOF2から成るものである。これらには高周波成分が入来しているが、 ア77’ OF2に対スるものは別異のオペアンプOP3によって反転されてい る。全波整流器がダイオードD1ないしD6により形成されて、アンプOP1と OF2との出力の間に接続されている。この手段ばより、正に向う波形は、アン プOP1およびダイオードDI 、D3およびD5を通して、夫々にベッセル式 のロウパスフィルタ内の一点のノード点116,118および120に−導かれ る。このフィルタの能動要素はオペアンプOP4である。同様に、負て向う波形 は反転され、アンプOP2およびダイオードD2.D4およびD6を通して、フ ィルタのノード点116.1j8および120に導かれる。ベッセル式フィルタ は、アンプOP4の出力におけるオーバシュートを防止するために使用される。
整流器およびフィルタは一諸にされてエンベロープ・デテクタを形成し、アンプ OP4からの正パルス出力は入力高周波数成分信号のエンベロープまたは変調で ある。
キャパシタCは、アンプOP4の出力に接続され、また、直列抵抗R1を介して 、この例では反転式の、第5のオペアンプOP5に接続されている。該アンプの 正入力は、負のバイアスを与えるようにセットされている利得バイアス電位分割 回路網に接続されている。アンプの周囲のフィードバック・ループにおいて、ダ イオードD7が抵抗R2と直列に接続され、また抵抗R1に接続されており、一 方、別異のダイオードD8が、図示されるように、アンプの出力とキャパシタを 出力ポート126に接続するライン124との間に接続されている。キャパシタ からの正に向うトランジェントおよびアンプの負のポートに対する入力は、正の ポートが負にバイアスされているとき、アンプの出力を負にし、ダイオードD8 を逆バイアスして開にし、ダイオードD7を順バイアスして閉にし、また、ルー プの利得は抵抗R2とR1との比率によりセットされ(これは逆方向におけるオ ープン・ループの暴走を防止しようとするものである)、正に向うトランジェン トまたはアタック・エンベロープがライン124を介して直接的に出力される。
キャパシタからの負に向うトランジェントはダイオードD7を逆バイアスして閉 にし、ダイオードD8を1@バイアスして開にし、また、出カポ−)126は、 キャパシタを放電するためにアンプを通して流れる電流によって、正に向うこと が防止される。かくして、アンプは精密な整流器として動作している。このよう にして、高周波トランジェントの減衰は抑制または排除され、出力ボートにおけ るアタック・エンベロープが残ることになる。
FIG、 1 国際i11査邦失 ANNEX To Tx4 工NTERNATIONAL 5EARCHREP ORT cmUS−A−3070669Non。
CB−A−932556None

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ステレオ・サウンド・システムのための装置であって: (I)左チヤンネルおよび右チヤンネルのマイクロホンであつて、夫々に入力サ ウンドを受入れて左および右の信号を受入れるように配列され、該マイクロホン は横方向に離されているもの;(II)各チヤンネルに対してマイクロホンに接 続されている手段であつて、各オーディオ信号の高周波部分からアタックを分離 して、アタック信号および残余またはアタックレス信号を生成させるもの(II I)左および右のセバレータ手段に接続されているコンバレータ手段であつて、 一連の少なくとも3個の出カチヤンネルを有しており、左および右のアタツク信 号を受入れ、比較してそれらの到達時間差を決定し、結果としてのアタック信号 を特定のチャンネルに割当てるもの; (IV)左および右のセバレータ手段およびコンバレータ手段に接続されている マルチブライア手段であって、コンバレータのチヤンネルに対応する一連の出力 を有しており、左および右のアタックレス信号を受入れ、該アタツクレス信号を アタツク割当て信号と乗算し、対応する出力において結合されたアタック・オー ディオ信号を生成させるものおよび (V)高周波サウンド・ラジエータの横方向アレイであつて、マルチプライア手 段の関連チャンネルに接続されているもの; が含まれており、 経果的なアタツク信号をコンバレータ手段によつて特定のチャンネルに割当てる ことおよび究極的にはアタツク・オーディオ信号をアレイ内の特定のラジエータ によつて再生させることは、所与の入力サウンドからの左のアタック信号と右の アタック信号との間の到達時間差にしたがうものであり、これにより、該特定の ラジエータの位置はマイクロホンに関して入力サウンド源の方位角位置に対して 角度的に対応している; 前記の装置。
  2. 2.(I)左および右のオーディオ信号を送信および/または記録するためにマ イクロホンに接続されている手段; (II)左および右のオーディオ信号を受信または再生するための手段; (III)左および右のチヤンネルに対し、レシーバまたは再生手段に接続され ているハイバスフイルタ;(IV)各フィルタに接続されているエンベローブ・ デテクタであつて、各オーディオ信号波形に対するエンベローブを検知してエン ベロープ信号および波形信号を導出するものであり、各エンベローブ・デテクタ の出力はアタツク・セバレータの入力に接続されているもの;および (V)エンベローブ・デテクタのひとつの出力およびセバレータ手段のひとつの 出力に夫々に接続されている付加的マルチブライア手段であつて、波形信号をア タックレス信号により乗算して各チャンネルに対する組合わされた定常状態信号 を生成させるもの; がさらに含まれている請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 3.コンバレータには: (I)左のアタック信号パルスに対する段階的にされた直列デイレイ手段; (II)右のアタツク信号パルスに対する段階的にされた直列デイレイ手段; (III)一連のマルチブライアであつて、その各ひとつの入力は左および右の 直列デイレイ手段の夫々の段階の間で接続され、該マルチプライアの出力はコン バレータの出カチヤンネルを形成するもの;が含まれており、これにより、最大 出力を有するマルチプライアまたは隣接対のマルチプライアは、デイレイ手段の 連なりの中の夫々の段階において、入来する左および右のアタツク・パルスの相 関を指示するようにされる請求の範囲第1項または第2項記載の装置。
  4. 4.反転加算手段は全てのマルチブライアに接続され、加算器は各マルチブライ アの出力に接続され、そして、反転加算手段の出力もまた各加算器の入力に接続 されており、これによつて、マルチブライアまたは隣接の対からの最大の信号は 増強され、加算器の出力の和は実質的に一定であるように維持される請求の範囲 第3項記載の装置。
  5. 5.エンベロープ・セバレータは、マルチブライアの周囲のフィードフォワード ・ループにおけるインバータに接続されているエンベロープ・センサから成り、 エンベローブ信号は該センサから出力され、一定レベルの波形信号は該マルチブ ライアから出力されている請求の範囲第2項ないし第4項のいずれか1項記載の 装置。
  6. 6.エンベロープ・アタック・セバレータはフィードパック・ループ内でマルチ ブライアに接続されており、周波数分割器の高周波出力において、加算器は該分 割器の低周波出力およびマルチプライアの出力に接続され、アタックレスで定常 状態の高周波信号成分を低周波信号成分に加算し、組合わされた定常状態信号を 生成させる請求の範囲第2項ないし第4項のいずれか1項に記載の装置。
  7. 7.パワー・アンプおよびラウドスピーカは各付加的なマルチブライア手段に接 続されて左および右チャンネルのステレオ・サウンドを出力し、ピーク・アンプ 手段はサウンド・ラジエータのアレイのチャンネルに対して設けられている請求 の範囲第2項ないし第6項のいずれか1項に記載の装置。
JP60500572A 1984-02-01 1985-01-29 ステレオ・サウンド・システム Pending JPS61501183A (ja)

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