JPH0332300A - 環境音響装置 - Google Patents

環境音響装置

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JPH0332300A
JPH0332300A JP1173888A JP17388889A JPH0332300A JP H0332300 A JPH0332300 A JP H0332300A JP 1173888 A JP1173888 A JP 1173888A JP 17388889 A JP17388889 A JP 17388889A JP H0332300 A JPH0332300 A JP H0332300A
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JP1173888A
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Tomlinson Holman
トムリンソン・ホルマン
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LUCAS ARTS ENTERTAINMENT CO
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    • H04S3/02Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic of the matrix type, i.e. in which input signals are combined algebraically, e.g. after having been phase shifted with respect to each other
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    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • H04S7/30Control circuits for electronic adaptation of the sound field
    • H04S7/307Frequency adjustment, e.g. tone control

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は広く音響再生に関する。特に、本発明は改良さ
れた聴取者聴感特性を持った複数チャネル音響再生装置
に関する。 左、及び右(及び、更に最適な形では、中央)音響チャ
ネルに加えて環境音響チャネル(過去においては、屡々
「アンビエンス」、又は「特殊効果」チャネルと言われ
た)を含む環境音響再生装置は、今日映画館では比較的
一般化しており、消費者家庭では次第に一般化しつつあ
る。環境音響ホームビデオソフトウェア、主として映画
館で公開するための環境音響映画が続いてホームビデオ
フォーマット(つまり、ビデオカセット、及びビデオデ
ィスク)に転換されたものが広く入手可能になったこと
がこのような環境音響装置を消費者家庭に急増させる原
動力となった。 ホームビデオフォーマットは、2チヤネルのステレオ音
声トラックを具えているが、この2チヤネルに、拡幅、
及び位相マトリックス符号化によって左、中央、右、及
び環境の4チヤネルの音響情報を、ホームビデオ音声ト
ラックの音源である2チャネルステレオ映阿音声トラッ
クと通常量等の形で載せる。映画館で行われているよう
に、左、中央、右、及び環境チャネルは、通常、「サラ
ウンドサウンド(環境音響)」復号器と言われているマ
トリックス復号器で消費者が復号し、復元する。家庭環
境では復号器は通常ビデオカセットプレーヤ、ビデオデ
ィスクプレーヤ、又はテレビジョン受像器若しくはビデ
オモニタの本体、又は付属機器に組み込まれる。中央チ
ャネルの再生は、映画館環境では殆ど普遍的であるが、
家庭装置では屡々省略される。その際、中央スピーカの
欠損を埋め合わせるために、疑似イメージ中央チャネル
を左、及び右スピーカに供給する。 環境音響を装備した映画館は、前記の左、右、及び中央
チャネルの再生のために、劇場オーディトリアム正面の
スクリーンの後ろに適正に配置された少なくとも3組の
スピーカ装置を模範的に具えている。前記の環境チャネ
ルは、通常、劇場オーディトリアム正面以外に配置され
た多数のスピーカに供給される。 映画業界では大オーディトリアムの音響装置を標準化さ
れた周波数応答曲線、又は「ハウス曲線」に調整するこ
とが推奨され、また共通の習慣になっている。現在の映
画館向けの標準的ハウス曲線は、国際標準化機構のff
5o  2969−1977 (E)曲線Xと称する勧
告によるものである。映画音声トラック制作の最終段階
で、音声トラックは、スピーカを標準周波数応答曲線に
調整してある大(映画館規模の)オーディトリアム(「
ミキシング」及び「ダビング」室)で殆どの場合モニタ
されるので、標準周波数応答曲線を使用することは重要
である。勿論、この標準周波数応答曲線にこれらの映画
フィルムが調整してある大(映画館規模の)オーディド
リアムて映写されることを予期して、このように 7− 行われるのである。その結果、スピーカ室内周波数応答
特性をこの標準曲線に調整してある大(映画館規模の)
オーディトリアムでの再生のために考慮され、若しくは
そのために補償された組み込み済みの等化を、映画音声
トラックは生来伴っている。 前記の現行の標準曲線、ISO2969曲線X曲線高域
周波数の減衰特性を持った重要な曲線である。曲線は、
大(映画館規模の)オーディトリアムて行われた主観的
聴取試験の結果である。この曲線の理論的根拠は、ロバ
ート・ビー・シューレイン(Robert B。 5chulein)の論文、「音響再生装置の原位置測
定と等化J (”In 5itu Measureme
nt andEqualization of 5ou
nd ReproductionSystems”、 
J、 Audio Eng、 Sac、、 Apri1
1975、 Vol、 23. No、3. pp、 
178−186)に述へられている。シューレインは、
高域周波数の減衰特性への要求は、拡敞音場(つまり、
反削音、又は残響音)に対する白山音揚(つま8− リ、直接音)の人の頭部と両耳の回折効果に明白に起因
すると説明している。大きなりスニングルームで離れた
所にあるスピーカは、もし同一の周波数応答特性を与え
られているとしたら、近くにあるスピーカよりも高域周
波数でより大きな出力を持っているように聴取者には感
しられる。このことは、離れた所にあるスピーカが発生
する自由音場に対する直接音場比が大きいことによる結
果であると考えられる。すなわち、聴取者に近い所にあ
るスピーカの発生する自由音場に列する直接音場の比は
問題にならない程小さいのである。 更に最近に至って、前記の理論的根拠は、音の強さと色
合いく音色)についての感知は聴管内の圧力とスペクト
ルによって必ずしも決定しないとする仮説(「スタジオ
用高紐へッドフォンの周波数応答特性の標準化について
」(”On the 5tarrdardizatio
n of the Fre−quency Re5po
nse of High−Quality 5tudi
。 Headphones 、 J、 Audio Eng
、 Soc、、 December  1986.  
Vol、  34.  No、  12.  pp、 
 956−969)  )を唱えるガンサー・セイル(
Gunther Thejle)によって進展された。 セイルはこの仮説を、異なった場所で聴感上の事象をk
E較する時には何峙ても発生ずる「音源定位効果」 (”5ourca 1ocation effect”
)、又は「音圧強度発MI J (”5ound 1e
vel 1oudness divergence”:
”SLD”)に関連付けて説明した。すなわち、離れた
所にあるスピーカと同一の聴感上の音の強さを写えるた
めには、より近い;す↑にあるスピーカはより大きなレ
ベルの音(音j王)を鼓膜上では必要とする。 等価の音の強さに対して、自由拡散音場の音圧レベルは
直接音場の音圧レベルを超えることも認められている。 国際標準化接摺のISO2969−1975(E)で現
在具体化されている標準等化は、上記の各音場間の、感
知される音の強さと、更に拡張して、周波数応答特性の
変化に起因する音色の違いを補償することを意図してい
る。 このように、感知される音の強さと音色は、聴取者に対
して音場を発生する位置に依存するだけでなく、聴取者
に対する音場ての直接音場(反射音、又は残響音)対自
由音場(直接音)の相対比率にも拠るのである。 家庭の聴取環境と映画館の聴取環境の主要な違いはりス
ニングルームの相対的な大きさである。勿論、通常の家
庭のりスニングルームは遥に小さい。家庭用音響装置を
調整できるような標準曲線は確立されていないが、大オ
ーディトリアムに適用てきる高域周波数を減衰する曲線
は、上述の効果があることから、遥に小さな家庭のりス
ニングルームには適用てきない。 映画の音声トラックから移された音声トラックを持った
ホームビデオソフトウェアと異なり、消費者向け録音ソ
フトウェア媒体(すなわち、ビニールレコード、カセッ
トテープ、二Iンパクトディスク等)は、典型的な家庭
内リスニングルーム環境に対する補償のための2 ] 等化が為されている。この゛ような録音を行う際に、家
庭で典型的に用いるスピーカと同−若しくは類似のスピ
ーカを使用する比較的小さい(家庭のりスニングルーム
規模の〉モニタ室て、録音をモニタしていることがぞの
原因である。大オーディトリアム環境に比較して、現代
の典型的な家庭のりスニングルーム用のスピーカ装置、
又は小さいスタジオ用のスピーカ装置の周波数応答特性
は、事実上「平坦」に設定することがてき、特にM記の
大オーデイI・リアム向けハウス曲線の減衰が適用され
ている高い周波数領域について、これが言える。この違
いの結果として、ホームビデオソフトウェアに移された
映画は、家庭用装置で再生した時、高い周波数の音が強
過ぎることになる。その結果、家庭用装置で再生される
映画音声トラックの音楽個所(よ「輝かしく J (”
bright”)響くことになる。これに加えて、その
他の望ましくない効果も生じる。 つまり、衣擦れのような高域周波数に多くの2 成分を持った音が強調され過きる「フォーリー」(°“
Foley”)音響効果である。また、家庭用装置が高
域周波数への感度を増したことによって、聴取者に聞か
れることを意図していない音声トラックm集」二の細か
い部分が屡々露里してしまう。例えば、台詞用のトラッ
クを押入したり削除したりすると音声トラックの雑音レ
ベルが変化する等である。これらと同様の問題は、小さ
なモニタ室のように消費者向けのスピーカを具えた小さ
な聴取環境で映画音声トラックが生する際にも勿輪生し
る。 家庭用音響装置と映画館用装置との間の違いによって家
庭で映画館並の体験をてきなぐすることがこの他にもあ
る。少なくともある種の高級映画館音響装置では、指向
性の強い音場を与える左、右、及び中央チャネル用スピ
ーカ装置を用い、かつ、実質的に無指向性の音場を与え
る環境音響用スピーカ装置を用いるのが慣用手段である
。このような配列を行うことて、正面のスピーカ装置の
指向性に拠って音の定位感を強め、同時にもう一方では
環境スピーカ装置の無指向性に拠って環境音響音の包囲
感を強める。 上記と対照的に、家庭用装置では極端な指向性もなく、
また、極端に無指向性てもない妥協的な音場を発生ずる
ように設計された主(左、及び右チャネル〉チャネル用
スピーカを用いるのが典型的である。家庭用の環境チャ
ネル用スピーカは、主チャネル用スピーカを小型化した
物が普通であり、これらは主チャネル用スピーカの音場
と類似の音場を発生ずる。家庭用の環境では、主チャネ
ル用及び環境チャネル用スピーカの指向特性を適切に選
択することについては僅かな注意しか払われないか、若
しくは全く注意が払われない。 また、上に述べた高級な映画館用音響装置を含めて家庭
用装置及び映画館用装置の何れにおいても、主チャネル
と環境チャネルの間に聴取者が感知する音色の違いに対
する補f8は為されていない。例えば、主チャネルから
環境チャネルの方へ動く音、若しくはその逆の場合の音
(映写スクリーンから離れていったり、映写スクリーン
へ入ってきたりする音〉の音色が急激に変化する。この
ような音色の変化は、同一の音の動きに対してそれが同
一の音源のものであると聴取者が感じられなくなる11
ひどい場合があり得る。 前述の等化標準、国際標準機構の現行のISo  45
4−]975(E)は主チャネルと環境チャネルの間に
聴取者が感知する音色の違いを適切に補償するための基
準として用いることがてきないと当発明者は判断してい
る。 主チャネルと環境チャネルの間に聴取者が感知する音色
の違いについては、2つの原因が存在すると当発明者は
考えている。第1は、くし形フィルタに起因する音色の
違いである。 複数の環境音響スピーカ装置を運用する場合、若しくは
2個たけのスピーカ装置で疑似の環5 境音響を作るために電子方式くし形フィルタを注意深く
付加する場合に、くし形フィルタの問題が生し得る。第
2の原因は、人の頭部の伝達特性に起因する周波数応答
特性の差である。これに加えて、主チヤネル用ピーカ裂
置て発生ずる拡散音場と環境all!!!ll!!主チ
ヤネルスピーカ装置直接音場との間に存在する特性の差
も付加的な要因となり1号る。 更に、家庭用装置、及び」:述の高級映画館用音響装置
では、単一(モノフォニック)の環境チャネルを複数の
スピーカ(家庭用では通常2個、家庭内リスニングルー
ムの左右側面、又は左右背面に配置され、また、映晰館
ては通常31[1以上、側面、及び背面の壁に配置され
る)に加える。中央線■二に着席した聴取者の頭部の両
側面に同一の信号を与えることは、聴取者にとって環境
チャネルが恰も聴取者の頭部の真ん中で響いているかの
ように聞こえることになる。 6 本発明の見地は主として比較的小さな1ノスニングルー
ム、特に家庭内ての環境音響装置を指向している。家庭
内での環境音響装置に関し、本発明は、スペクトルの不
均衡(つまり、音色の変化)の問題、特に、高域周波数
減衰周波数応答特性を持つよう::室内スピーカ装置を
調整してある大きなオヘディトリアム(映画館規模の)
での再生向けに等化してある記録済みの音響素材を家庭
内で再生ずる際に生じる、高域周波数エネルギー過剰の
問題を解決する。好ましい実施例では、標皐的ハウス曲
線に調整された大−きなオーディトリアム(映画館規模
の)での予定された再生のための不可避的な高域周波数
増強形の映画音声トラックから移された録音について、
感知されるスペクトル均衡を「平坦な」周波数応答特性
に回復させるために、補正曲線により再等化する。この
ような再等化によって、記録清みの音響素材について制
作者が意図したスペクI・ル分布(音色)を回復する。 小さなリスニングルーム(家庭用規1なの)に関して、
更に本発明の見地は、前記左、及び右音響チャネルに応
答し、かつ、もしそれが用いられるなら前記中央音響チ
ャネルに応答して、指向性の音場をあまねく発生し、ま
た、前記環境音響チャネルに応答して、無指向性の音場
をあまねく発生ずることにある。 指向性の音場とは、リスニングルームでの聴取位置にお
いて、音場の自由なくつまり、直接の〉成分が拡散成分
を凌駕する音場である。無指向性の音場とは、リスニン
グルームでの聴取位置において、音場の拡散成分が自由
なくつまり、直接の)成分を凌駕する音場である。音場
の指向性は、少なくとも音場を発生する単一、乃至複数
のスピーカの「Q」(「Q」はスピーカの指向特性の度
量〉、スピーカの数、リスニングルームの規模と特r1
:、リスニングルームに対するスピーカの紹み合わせ(
リスニングルームに関しての置き方)の仕方、及びリス
ニングルームでの聴取位置に債存する。例えば、リスニ
ングルームでの無指向性の音場を発生ずるように、「Q
Jの大きな(指向性の)複数のスピーカを配分すること
もできる。また、同一の音響チャネルを発生する複数の
スピーカの指向性は、それらの相iH,の物伸的な関係
、及び、それらに加える信号の振幅及と位相の差による
影響を受けることもあり得る。 本発明の見地それ自体は、特定のスピーカにも、それら
が小さなリスニングルームに音響的に組み合わされた状
態には関せず、寧ろ、音場を発生ずるために必要な入手
可能な作意のスピーカ及び技術の組み合わせを用いた小
さなリスニングルーム(家庭用規模の)において、前記
主(左、右、及び時によって中央)チャネルと、前記環
境チャネルにそれぞれの直接、及び直接音場を発生する
ことに関する。 この本発明の見地では、音響的に聴取者を包囲すること
と組み合わせた優れたステレオ音像及び音の細部は、前
記主チャネルに直接音9 の音場をあまねく発生し、また、前記環境チャネルに拡
敞音の音場をあまねく発生することによって、大きなオ
ーディトリアム(映画館規模の)で達成てきるのみなら
ず、小さなリスニングルーム(家庭用規模の)において
も達成できることを認めている。この111人にJ゛−
)で、家庭内での聴取体験を映画館での聴取体験の質に
より近い形に作り直すことができる。 本発明の更に深い見地によれば、総合的な聴取印象は、
主チャネルと環境チャネルの間にある聴取者によって感
知される音色の差に対して補償を行う等化を追加するこ
とにJ:す、小さなリスニングルームについて更に改善
できる。上述したように、聴取者によって感知される主
チャネルと環境チャネルの間に存在する音色の差には2
つの主要な原因があると、当発明者は考えている。すな
わち、くし形フィルタに起因する音色の変化と人のり0
部に関連する伝達関数に起因する周波数特性差によるも
のである。 −30= 次に述へる本発明の見地で提示するように、2個たけの
環境音響スピーカ装置を用いて、かつ、これら2個のス
ピーカ装置に環境チャネル情報を好ましい逆相関技法で
逆相関させることにj二り、小さなリスニングルームに
おいてくし形フィルタ効果を大幅に減少させるか、若し
くは実質的に抑制することができる。 主チャネルと環境チャネルの間に存在するくし形フィル
タ効果に起因する音色の差が取り除かれると、次に述べ
る本発明の見地が提示するように、人の頭部に関連する
周波数特性差が最も注目すべき要素となる。本発明の見
地に従って、くし形フィルタ効果が取り除かれた% 置
て用いるために、聴取名によ一ノー(感知される環境チ
ャネルの音色と聴取者によって感知される主チャネルの
音色を最良に調和させる目的て環境チャネルの等化を行
うのである。 本発明のなお一層深い見地に従って、前記環境音響チャ
ネルについての聴取者の印象は、前記リスニングルーム
内の聴取位置において環境音響チャネル音場の聴感間の
相互相関を減少させることにより(すなわち逆相関にj
:す)、あらゆる規模のりスニングルームについて改良
できる。複数の環境ヂャネル用スピカの間で僅かに音程
を転移させる上うな技法を用いてこれを遠戚することが
望ましい。この方法は望ましくない副作用を生しないか
らである。本発明のこの見地は、前述の前記主チャネル
に直接音の音場の発生もなく、また、前記環境チャネル
に拡散音の音場の発生もなしに用いることができるが、
他方、本発明の上述の多くの見地の組み合わせによって
、音響心理上、j、り一層秋い聴取体験をLpえる。 この組み合わせには、主チャネルと環境チャネルの間に
ある聴取者の感知する音色の差に対して補償するために
環境チャネル等化を与える本発明の前記の見地を包含す
ることが望ましい。本発明のこの見地は、本発明の環境
チャネル等化に要求されるようなくし形フィルタ効果を
低減するための好ましい装置を構成する。 第1図、及び第2図にそれぞれ本発明を実施した環境合
響再生装;aを示ず。第1図、及び第2図は概ね同等で
あるが、以下に述べる理由から第2図の構成が望ましい
。すへての仕様、及び図面を通して、同一の要素は全般
的に同一の参照番号を与えである。類似の要素は同一の
参照番号を与えであるが、プライム符号「′」て区別し
てある。 第1図、及び第2図の両者jこおいて、左チャネルはL
、中央チャネルはC1右チャネルはR1環境チャネルは
S、符号化されたマトリックスは周知の技術に従い、左
総合信号はLT、右総合信号はRTの符号が、それぞれ
復号及び等化装置2、及び2′(こ適用してある。複合
及び零化装置2、及び2−は何れも、与えられたL T
、及びRT fg号てり、C,R1及びs HH号を駆
動することを意図するマトリツクス クス復号器を含有する。このようなマ[・リックス復号
器は、屡々「環境音響復号器」(surround 5
ound decoder)と呼ばれるが、周知のもの
である。職業映画館用、及び消費者用の様々な環境音響
復も器は周知である。例えば、最も単純な復号器は受動
型マトリックスのみを含有するのに対して、複雑な復号
器はチャネル分離を強化するために遅延線及び(又け)
能動ヘリ回路を含Tiする。これに加えて、マトリック
ス符号化した殆どの映画音声トラックは、環境チャネル
に雑音抑制符号化を用いているので、多くの復号器は雑
音抑制レベル伸長器を含有する。マトリックス復号器4
は上記の変形のすへてを含有することを意図している。 第1図の実施例において、マトリックス復号器4への対
応するLT、及びRT人カラインに再等化装置6を配置
してあるのに対し、第2図の実施例においては、7トワ
ツクス復号器4からのり、C3及びR出カラインに再4 等化装置6を配置してある。再等化装置6の機能につい
ては以下1ご説明する。第1図、及び第2図の両実施例
において、環境チャネル用等化装置8をマトリックス復
号器4がらのS出力ラインに配置してある。環境チャネ
ル用等化装置8の機能についても以下に説明する。 両実施例において、復号及び等化装置2からのり、C,
R1及びS出力は単数、又は複数の対応するスピーカ1
0.12.14、及び16に供給する。家庭内の聴取環
境ては、中央チャネル用スピーカ12は屡々省略される
(幾つかの家庭用途のマトリックス復号器は中央チャネ
ル出力を完全に省略している)。 適切な増幅を必要に応じて行うが、単純化するためにこ
こには示していない。 上述のように第1図、及び第2図の配列は、両者とも少
なくとも対応する単数、又は複数のスピーカに前記1.
T、及びR′r信号に符号化された前記の左、右、及び
環境(及び、随意の中央)音響チャネルの結合を行う。 スピカは、リスニングルーム内で左、イ〒、及び環境(
及び、随意の中央)音響チャネルに対応する音場を発生
ずるために、リスニングルーム内の動作位置に配置すべ
く意図されている。 前記L i’、及びR′F信号の相対的位相を前記マト
リックス復号器4の正常な動(’Tのために正確に維持
することが必要なので、マ[・リックス復号器4はLT
、及びRT入力信号の振幅、及び位相関係に応答するも
のであるが、前記再等化装置6(一種のフィルタ、後述
)を第1図の実施例のJ:うに復号器4の前に配置する
ことは、第2図の実施例に示されているように復号器4
の後ろの代替的位置に配置することに比べて、望ましい
ことではない。 これに加えて、もし復号器4の前に再等化装置6を配置
したとすると、復号器4内にもし前記雑音抑制レベル伸
長器を用いた場合に、その正常な動作に影響する。以上
のことから、第2図の配列が第1図の配列より望ましい
。 以下に述へる再等化装置6の望ましい実施例では、再等
化装置6を第2図の実施例の仕方て復号器4の後に配置
することを仮定している。もし再等化装置6を第1図の
実施例の仕方でマトリックス復号器4の前に配置すると
、復号器4に含有されるかもしれない9It音抑制符号
化に対する影響を極小化するために、再等化装置6の周
波数応答特性を改良することが必要になるかもしれない
し、また、再等比装置6がLT、及びR′F信号を処理
するのて、L T、及びRi’ 信号の振幅、及び位相
のあらゆる相対的変移を極小化するために、2個の再等
化装置6(第1図の実施例の)の緒特性を注意深く調和
させることが必要になるかもしれない。 第3図は、前記国際標準規格l5O2969−1,97
7(E)の曲線X公認の、12.5キロヘルツの周波数
1−、 l(Rを超えて20キロヘルツまで外押した曲
線Xを示す。 多くの映画館、特に、高品質の環境音響装置7 を具えたダビングスタジオ、そのfI!!の11央画前
では、拡張したX特性て311整するのが慣行になって
いる。拡張X特性は、事実上の(defacto)業界
標準である。前記X特性は、2キロヘルツから減衰を始
め、]Oキロヘルツで7デシベル減衰する。拡張曲線は
、ダビングスタジオ用の現行の調整子j111′1て抹
用されている最高周波数、16キロヘルツて約9デシベ
ル減衰する。商用映画館は、これらはダビングスタジオ
より大きいが、このような大オディトリアムては約12
.5キロヘルツIメ上で高域周波数の空中ての音is城
衰が要目とひるので、X曲線は125キロヘルツまでし
か延長していない。業界の多くの人は、前記X曲線、及
び特に」−記拡張X曲線は非餡に高域周波数ての減衰が
太き過きると考えている。 X曲線、及び拡張X曲線と対照的に、114代の良質な
?19賢者向け家庭川音VI装置は、特定の曲線に調整
してないが、−(−記のような室白対スピーカの高域周
波数での減衰を示さない焔8 向にある。X曲線、及び拡張X曲線に比較して、現代の
消費者向け家庭用装置は高域周波数で比較的平坦な特性
が与えられている。 以上説明したように、映画音声トラックの制作において
、映画フィルムは前記の標準周波数応答特性に調整され
た映画館で映写されるという子1111のもとに、音声
トラックを前記拡’3JG X +Ijl線に調整され
た映画館で通常モニタする。その結果、映画音声トラッ
クは、スピーカ室内周波数応答特性を標準曲線に調整し
てある映画館規模のオーディトリアムて再生することを
考慮し、又はそのための補償を施した組み込済みの等化
を不可避的に抱え込んでいる。しかしながら、以上に検
討した理由により、等化は家庭内の聴取環境での再生に
は適切ではない。つまり、ホームビデオソフトウェアに
移された映画の音声トラックは、家庭用装置で再生した
時、高域周波数の音のエネルギーが強過きることになる
。適当な音色は維持されず、聴取されることを意図しな
がった音声トラックの細部が聞こえてしまう。 本発明の一つの見地に従い、小さなリスニングルームて
再生したnlに映画の音声1−ラックに不可避的に施さ
れている等化を+di Iffするために、補正曲線が
与えられる。補正曲線は、経験的事実に基づいて市場で
人手可能な特製の試験用疑似人体を使用して引き出され
た。 補正曲線は、現代の良質な?I’4 ”19者向け家庭
用室内スピーカ音響装置に対する比較を行いつつ、拡張
X曲線に調整した代表的な大オーディトリアムにおける
定児状態3分の1オクターフ音響レベルスペクトル one−third octave sound le
vel spectra)を測定することから引き出さ
れた差異曲線−(ある。補正[111線は、第4図に、
中心の実線の周波数応答曲線を中央に持つクロスハツチ
した帯で示してある。捕正;!11は、10キロヘルツ
まで±1(13)周波数特性が周波数応答特性の変化に
対して耳の感度が低い約10キロヘルツから20キロヘ
ルツまで±2デシベルの補正許容値を考慮している。実
際には、特性上平坦である約2キロヘルツ以下の部分に
対する補正訂″fg値は更に厳しいかもしれない。補正
帯の形状は、棚状の周波数応答特性を持った低域フィル
タの形である。すなわち、補正は約4から5キロヘルツ
まで相対的に平坦で、それから下がり始め、約10キロ
ヘルツ超がら再び平坦な方向へ戻り始める。10キロヘ
ルツで約3から5デシベルの減衰が与えられる。 第4 1zlには前記の拡’rB X曲線も参考に示し
てある。上述のように、業界の多くの人は、X曲線、特
に拡張■綜は非児に高い周波数ての減衰が太き過きると
考えている。改良されたX曲線の標準が適用され、実用
されるような事態になれば、適正曲線への変更が評価さ
れることになろう。 1 第4図の補正曲線帯の実線の中心線に近似する伝達特性
を具えるために、第5図に示すような能動型フィルタに
よって、フィルタ及び等化器を供給できる。フィルタ及
び等化器の適正な周波数応答特性は、シンプルリアルボ
ール(simple real pole)と「ディジ
13等化部(”dip” equalizer sec
tion)の組み合わせににり得られる。リアルボール
は、15キロヘルツ゛C−3デシベルの単純なRCフィ
ルタで実現される。デイツプ等化器は殆ど平t11な応
答特性を持った二次フィルタである。デイツプ等化器の
伝達関数は、 S2+□  十ω。 である。コンプレックスポールペア(complexp
ole pair)とコンプレックスゼロペア(cam
plex zero pair)は同一の角周波数を持
っているが、それらの角度は僅かに異なり、最小2 の位相変移で周波数応答特性に望ましいデイツプを与え
る。同様なデイツプは右半分の象限のゼロ軸上でも得ら
れるが、位相変移はオールパスフィルタ(allpas
s filter)の位相変移と近い、共振周波数で1
80度となろう。フィルタ及び等化器のデイツプ部の媒
介変数は、f0= 12.31kHz Q = 0.81 γ = 0.733 てあり、ここてf、=2πω0である。これらの媒介変
数のもう一つの解釈は、ボールのQo、81 は0.81て、ゼロのQは    である。 γ デイツプ部は、第5図に示すように単一の演算増幅器フ
ィルタ段、及び6個の部品て実現される。フィルタ段は
帯域フィルタ通過信号を1から事実上減算して必要な伝
達関数及び周波数応答形状を与える。この回路位相(c
ircuit topology)、単一の演算増幅器
双二次rij7路(single operaHona
l amplifier biquadratic c
ircuits)の一つの階層は、オールパスフィルタ
として用いるへく知られている。(Passive a
nd Active Ne1ork Analysis
and 5ynthesis by Aram Bud
ak、 )IoughtonMifflin Comp
any、 Boston、 1974. page 4
51)全フィルタのボール、及びゼロの直角座標は以下
のとおり(5面でのこれらの配置において単位は秒当す
ラディアン[radians/see] )、 リアルボール αrp =−9,4248X 104 コンプレツクスポール α、 +j B 、、= −4,7045X j5.9
952 X ]、0’コンプレックスゼロ α3±Jβア= −3,4485X 10’±j6.7
967 X 10’である。第6図に5面゛(のボール
、及びゼロの配置を示す。 下に示す望ましい部品定数を用いて実施する時、第5図
のフィルタ及び笠化器回路の結果としての周波数応答特
性は下表のとおりである。 週」部数」んピュ     五1E舅」((ぢ1工〕ユ
00 000 000 t、ooo        。 2.000      −0.2 3.150      −0.4 4000      −0.7 5.000      −1.1 6.300      ’ −1,8 8,000−2,8 10,000’      −4,2 12,500−5,2 16000−5,4 20,000−5,7 上に述べたように、約10キロヘルツまで±1テ゛ジベ
ル、約10キロヘルツから20キロヘルツまで±2デシ
ベルの許容偏差がある。  5 第5図に示した回路の望ましい部品の定数は、下表のと
おりである。 −41−5n□−」L目艷遣−旦kt士り基R16に8
         6に81(6,81キロオー)、)
R21gk  ’    17に4 CI=C21,2n          1.2n(1
,2ナノフγラド )RA     2に2    2
kOORB     10k     1OkORP 
    4に7    4に87CP    2.2n
     2.2n第5図のフィルタ及び等化器回路は
第21;Jの前記再等化装置の実際的な実施例である。 これ以外のフィルタ及び笠化器回路が本発明の技術の範
囲内で可能である。 第1図、及び第2図の実施例がび参照して、単数、若し
くは複数のスピーカ10.12(もし、用いられるなら
)、及び14は、前記リスニングルームの聴取(装置で
リスニングルームの前記自由拡散音場の成分が前記各音
場の直接音場成分より優勢な左、中央(も6一 し、用いられるなら)、及び右チヤネル音場をリスニン
グルームの動作位置て発生するのに望ましい指向性のス
ピーカである。単数、若しくは複数のスピーカ16は、
リスニングルームの動作位置で、リスニングルームの聴
取(D、置て各音場の直接音場成分がリスニングルーム
自由拡散音場の成分より優勢な環境チャネル音場をリス
ニングルームの動作位置で発生するために、無指向性の
スピーカであることが望ましい。環境チャネルが現する
ための無指向性の音場は様々な方法て達成てきる。 広い8の字放射パターンを持つ双極型の2個以上のスピ
ーカの相対的零方位を聴取者に向けることが望ましい。 零方位を持つ他の放射パターンのスピーカを用いること
もできる。 もう一つの可能性は、聴取者の周りに拡散する総合的な
音場を作り出すように指向性の低いスピーカを多数配置
して使用することである。このようにして、リスニング
ルームでの配置、及びリスニングルームに関しての配向
によって、指向性のスピーカさえも優勢な直接音場を作
り出す能力を持つことになる。 上に説明したJ:うな指向性のスピーカ、及び無指向性
のスピーカの音響的な恩恵を完全に得るためには、第1
図、及び第2図の実施例の配列に前記のFif[意の環
境チャネル等化製置8を使用することが望ましい。この
j:うな等化装置は、主チャネルと環境チャネルの間に
ある聴取者が感知する音色の違いを補償する。環境チャ
ネル等化装置は、上に説明したように指向性のスピーカ
、及び無指向性のスピーカと共に、小(家庭規模の)リ
スニングルームに使用することがてきる。 主チャネルと環境チャネルの間にある聴取者が感知する
音色の違いの補償を目的とする望ましい周波数特性補正
を実施するための資料を下表に示す。この補正曲線は市
販されている特製の音響試験用疑似人体を用いて経験的
に割り出したものである。この補正曲線は、小さなリス
ニングルームに中央スピーカ装ja及び環境スピーカ装
置を環境音響システムで普遍的な形に配置して、正面ス
ピーカ装置の配置を環境スピーカ装置の配置と対比しつ
つ安定3分の1オクターブの音圧レベルスペクトルを計
測することで得られた差異曲線である。31測用マイク
ロホンと音響試験用疑似人体を用いて配置を測定した。 計測を行った部屋及びスピーカの特異性に伴う効果を排
除するために、計測用マイクロホンの資料と音響試験用
疑似人体の資料の間にある差異は控除してある。 一恩1E激
【最b 000 163 332 525 746 000 290 622 9 3002                −3.23
438                −5.039
36                −4.3450
7                −2.85161
                −2.35910 
               −4.26767  
              −5.87749   
             −5.68873    
            −3.610161    
           −1.811634     
           −2.013322     
            015254       
         +0.517467       
         +1.420000       
         −1.0上記において、約10キロ
ヘルツまで約±2(13)周波数特性が約10キロヘル
ツから20キロヘルツまで約±4デシベルの偏差が許容
される。 第7図に関連して以下述べる前記環境チャネル等化装置
8の望ましい実施例は、上の五0 に示す捕jFを(約1デシベル以内て)事実」−満足さ
せる能動型フィルタ及び等化回路である。標準的な環境
音響システムでは低域フィルタによって周波数特性は7
キロヘルツに制限されているが、この補正は20キロヘ
ルツまで及んでいることに気がつく。第7図に関連して
述べられている環境チャネル等化装置は、環境チャネル
に7キロヘルツ低域フイルタが適用されていない場面で
応用することを意図している。7キロヘルツ低域フイル
タが適用され−(いる実際の場面では、環境チャネル等
化装置8及び低域フィルタの総合的伝達関数が低域フィ
ルタのロールオフ高域周波数の点までこの補正を実質的
に行うようにすることが望ましい。このj:うな等化装
置を設計し、実施することは技14:i的に容易に実現
可能な範囲にある。 第7図に、上の表の補正を(約1デシベル以内で)実施
する環境チャネル等化装置8の実施例の回路図を示す。 等化装置8は、3部構成の共振話」アクチフフィルタ及
び等比門縮て実現される。この回路は、正方向入力及び
負方向入力の間に周波数依存インピーダンスを持つ差動
増幅器として構成された140型演算増幅器1個を具え
ている。そのインビダンスはそれぞれ、対応する電汗分
割Jj(抗器の接続点と接地回路の間に接続されたL 
CR直列共振回路である。第7図に示す回路の望ましい
回路定数は、下表のとおりである。 重過−完本− 14210にオーム 144    10に 146    10に 148    10に 150    2.2に 152          4300 154    1.8に 156    1250 158    1200 160    2に 162         1に 154         1に 166         1に 168         10nOノフアラト′)17
0         9n 172         5n 174         300m(ミリヘンリ)17
6         75m 178         150m 第7図の等化回路は、第1図、及び第2図の前記等化装
置8の−っの実施例である。本発明の技術の示唆する範
囲内でこれ以外の多くのフィルタ及び等化回路を槽底す
ることが可能である。 第1図、及び第2図の実施例を変更することにおいて、
適切な逆相関装置によって、モノフォニックの環境音響
チャネルを、第コー1及び第2の環境音響用スピーカ、
若しくはスピーカ群に供給した際に、小さな(家庭内の
)リスニングルームの聴取位置で、聴感」二の相3 関が低い2つの環境チャネル音場を与える2チヤネルに
、都合J:<分割することもてきる。 単一のスピーカ及び対応してリスニングルームの側面に
配置された2個のスピーカでこの2つの逆相関の環境チ
ャネル音場の各々を発生することが望ましい。この方法
に代えて、2個のスピーカをリスニングルームの背面に
配置しても良い。ここて各音場を発生ずるためにそれぞ
れについて2個以上のスピーカを用いると、主(左、右
、及び中央)チャネルの音場の音色に対して環境チャネ
ルの音場の音色を調和させることが一層難しくなる。こ
れは、それぞれの逆相関の環境チャネル音場を発生する
のに2個以上のスピーカを用いる場合に発生ずる、くし
型フィルタ効果の結果によるものと考えられる。」一連
したように、本発明の見地は、環境チャネル等化を本発
明の見地に組み合わせた場合に特に有益である。 これには、くし型フィルタ効果の減少又は実質的な抑制
が必要である。 4 リスニングルームでの残響エネルギーに関する限り、人
の官能は両耳に聞こえる音が同様でないのを好むことが
以前から確証されている。マトリックス・オーディオの
環境音響技術を用いた時に上記の非同様性を得るために
、モノーラル音声トラックのみしか符号化されていない
ので、単純な符号化、及び復号化以上の付加回路が必要
である。原理的には、モノーラル信号源からステレオを
台底するくし形フィルタのような、知られtいる種々の
技術をこの回路に用いることができる。しかし、これら
の回路の多くは聴感上望ましくない副作用をもたらす。 例えば、くし形フィルタは、注意深い聴取者に識別可能
な「フエシネスJ (” p h a s i n e
 s s ” )がはっきり間こえることで悩まされる
。加えて、電子方式のくし形フィルタは聴取者が感知で
きる主チャネルと環境チャネルとの間の音色の違いに寄
与するので好ましくない。 本発明の見地の実際的な実施例に用いている前記逆相関
回路で周波数、又は音程を僅かに転移すること、これは
鋭敏な聴取者にも障害がないことて知られているが、が
望ましい。 音程転移は、例えば、転移の量が数ヘルツ程度と少なく
容易にそれを検知てきないので、効果以外に、パブリッ
クアドレス装置てフィードバックの前の利得を増加させ
るために現今用いられている。「オーディオ・リインフ
ォースメント論文集(Sound Reinforce
ment、 AnAnthology、 Audio 
Engineering 5oc1ety。 1978、pp、 B−6−8−9)に転載されている
エイ・シェイ・プレスチシャコモ(A、 J、 Pre
stigiacomo)、及びデイ−・ジエイ・マクリ
ーン(D、 J、 MacLaan)による「音響的フ
ィードバックの安定性を改善するための周波数転移装置
」(”A Frequency 5hifter fo
r ImprovingAcoustic Feedb
ack 5tabiljty”)という論文では、この
目的の変調復調回路で5ヘルツの転移を用いている。 周波数、又は音程転移のための周知の技術の何を用いて
も、周波数、又は音程を小量転移することは達成できる
。プレスチジャコモ及びマクリーンの論文に記述されて
いることに加えて、「オーディオ技術者ハンドブック新
オーディオ百枳辞典J (The Handbookf
or Audio Engineers、 the N
ew Audio Encyclopedia、 Ho
ward W、 5allIs & Co、 Firs
tEdiotion、 1987  page 626
)に指摘されているように、遅延で周波数転移を形作る
ことができる。つまり、信号を或レート(原周波@)で
記憶装置に書き込み、異なったレート(転移J、’J波
数)で読み出すのである。 環境チャネル信号は2つの通路に供給される。その中の
少なくとも1つの通路への信号が音程転移装置で処理さ
れる。周波数、又は音程の転科は、音を聴感的に劣化さ
ぜることなく逆相関を行うに十分な程度に、つまり、数
ヘルツ程度に固定されるか、その転移の量が少ないこと
が望ましい。更に複雑な配列もあるが、ここではそれら
は必要ではない。例7 えば、音程転移を、両通路に加えることもてきるし、ま
た、転移の片側の極性が片側の通路で周波数を上げる方
向に環境チャネル信号を駆動し、もう一方の極性がもう
一方の通路で周波数を下げる方向に同frE号を駆動す
るといった、相互補完的な形で行うこともてきる。 その他の可能性として、遅延線のクロックを変化させて
音程を転移することもてきる。環境チャネルのオーディ
オ信号の包結線に従って(音節時定数を持った環境チャ
ネルオーディオ信号に続く回路の制fJlの下に、この
ような回路はオーディオ振幅圧縮器、及び伸長器で周知
である)、転移を変化することもてきる。 アナログ、又はディジタルの何れても遅延処理ができる
が、ディジタルのコストが低いことからディジタル処理
、特に比較的+M価な復号器が入手できる適応デルタ変
調(ADH)を推奨する。通常のパルス符号変調(PC
M)も使用できる。適応デルタ変調、パルス符号変調の
何れを用いても、遅延線から出力信号が合 8 威されると信号フロックサンプル接合部で波形不連続(
「スプライスJ (”5PLICES” ) )を生じ
るが、適応デルタ変調の場合にはエラーは単一ビットエ
ラーなので、スプライスは聞こえない。パルス符号変調
場合には、スプライスを聞き取り難くするために、特別
な信号処理が必要になりそうである。上記に引用したオ
ーディオ技術者ハンドブックによれば、幾つかの信号処
理技術てスプライスを間き取り難くすることに成功した
とのことである。 第8図を参照して、第1図、又は第2図のマトリックス
復号器4(選択随意の前記環境チャネル等化器8を経由
して)からの前記環境出力は、信号処理通路にあるアン
チエリアシング(antialiasing)低域フィ
ルタ102、及び信号制御通路にある包結線発生装置1
22に適用される前記逆相関回路に入力信号を与える。 フィルタを通過した入力信号は、その後アナログ−ディ
ジタル変換器104(適応デルタ変調が望ましい)、そ
のディジタル出力はそれぞれ左環境出力、及びイ1環境
出力を発生する2つの通路に適用されるが、に適用され
る。「左」通路、及び「イ]」通路の指定は随意であり
、指定は逆にしても良い。 両通路は同一−(あり、クロック遅延線106(114
)、ディジタル−アナログ変換器108(116)及び
逆イメージングIt(1−IV)fルタ1.10 (1
18)を含有する。 前記クロック遅延線106、および】14を変化するこ
とにJ:って音程変f多を制御部する制御信号は、固定
されるか、若しくはスイッチ124の位置に従って変化
する。ここ(:j」いて、スイッチ124は、包絡線発
生装置122、これは前記環境チャネルオーディオ信号
の音節率に追随するが、包結線発生装置]22、若しく
は可変抵抗器126と示してある固定電源からの何れか
の入力を電圧開山1超低周波発生装箔(VCO) 12
8に対して選択するものである。電圧制御超低周波発生
Hit?128は5ヘルツ以下といった非餡に低い周波
数で動作する。電圧制御超低周波発生装置128の出力
は、前記の左現境通路て遅延線106を同期する電圧制
御卸高域周波数発生装′rt130に直接供給され、前
記の右環境通路で遅延線114を同期する第2の電圧制
ial高域周波数発生装置1.34に適用するためにイ
ンバータ132によって逆転される。電圧制御超低周波
発生装置1.28からの出力がない時には、2つの電圧
制御高域周波数発生装置は同一・周波数に設定される(
メガヘルツ領域で、正確な周波数は遅延線で必要なりロ
ックレート、それは選択したデジタル標本化周波数に更
に(N 7Yするするが、に依存する)。電圧制御超低
周波発生装置128は電圧制御高域周波数発生装置を変
調して相互補完的音程転移を作り出す。 これに替えて、マトリックス復号器からの環境出力を処
理することなしに左環境スピーカ1〕2、又は右環境ス
ピーカ120のどちらかに与・えれるように、第8図の
逆相関装置1 を単純化することもできる。もう一方の通路は、アンチ
エリアシング低域フィルタ102、アナログ−ディジタ
ル変換器104、遅延線106、ディジタル−アナログ
変換器108、逆イメージング低域フィルタ110を含
む周波数、又は音程転移、これは固定であるのが望まし
いが、を経由してもう一方のスピーカに与えられる。遅
延線106は、第8L7!lに示すようにボデンショメ
ータ126からの固定入力を選択するスイッチ124て
制御される。 1チヤネルたけてしか音程の転移を行わないこの一変形
てば、必要な周波数転移の量は、第8図の実施例の各通
路に与えられる周波数転移の量の約2倍である。 前記通路の出力はそれぞれ、(適合する増幅器を通じて
)単一(望ましいこととして)、又は1群の左スピーカ
]12、及び単一(望ましいこととして)、又は111
′の右スピーカ120に適用される。スピーカは、通常
、リスニングルームの聴取位置のIl二(lHt1面、
又は2 背面)、及び聴取位置の右(側面、又は背面)に第1、
及び第2の音場を発生するように配列すべきである。前
記逆相関音響チャネルには、優勢な直接音場の発生に関
する前述の技術を適用することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の見地を実施した環境音響装置のフロ
ック図である。 第2図は、本発明の見地を実施した環境音響装置のフロ
ック図である。 第3図は、映画館で用いる室内スピーカ周波数応答特性
で、国際標準ISO4541975(E)の曲線Xを2
0キロヘルツまで外挿した曲線である。 第4図は、映画音声トラックに不可避的な大きな部屋用
の等化を、小さなリスニングルームで映画音声トラック
が生ずる際に、本発明の見地に従って補償する補正曲線
である。 第5図は、第4図の補正曲線を実現するフィルタ及び等
化装置の実施例を示す回路図である。 第6図は、周波数領域における第5図のフィルタ及び岑
化装置のS面上でのボール、及びゼロの位置を示す図面
である。 第7図は、聴取者が感知できる主チャネル4 と環境チャネルの間の音色の違いを補償するための周波
数特性を実現する、環境チャネル用等化装置の望ましい
実施例を示す回路図である。 第8図は、本発明のもう一つの見地に従って、環境音響
チャネルから2つの出力を音程転移ににって引き出すた
めの、聴取位置での聴感上の相関が低い音場を与える能
力を有する配列を示すフロック図である。 左チャネル 中央チャネル 右チャネル 環境チャネル 左総合信号 右総合信号 復号及び等化装置 マトリックス復号器 再等化装置 環境チャネル相等化装置 5 左チヤネルスピーカ装置 中央チャネルスピーカ装置 右チヤネルスピーカ装置 環境チャネルスピーカ装:d アンチエリアシング低域フィルタ アナログ−ディジタル変換器 クロック遅延線 逆イメージング低域フィルタ 左環境スピーカ 右環境スピーカ 包絡線発生装置 スイッチ 可変抵抗器 電圧制御超低周波発生器 インバータ 電圧制御高域周波数発生器  0 2 4 6 1、 0 2 ]、  0 4 06 ] 10 12 +、  2 0 22 24 26 28 32 】3/I 6 手 続 :?FIJ 正 裏 (方式〉 平底2年 5ぐ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)左、右、及び環境音響チャネルを含む記録済みの
    複数音響チャネルを、家庭にあるような比較的小さなリ
    スニングルームで再生するための環境音響装置であって
    、 前記リスニングルームで動作位置に配置さ れた時に、第1、及び第2の入力信号に応答して、該リ
    スニングルーム内の聴取位置で第1、及び第2の音場を
    発生するためのスピーカ装置と、 前記左、及び右音響チャネルを、前記第1、及び第2の
    入力信号として前記スピーカ装置に結合する装置と、 前記リスニングルームで動作位置に配置さ れた時に、第3の入力信号に応答して、該リスニングル
    ーム内の聴取位置で第3の音場を発生するための追加的
    なスピーカ装置と、 前記環境音響チャネルを前記第3の入力信 号として前記追加スピーカ装置に結合するための装置で
    あって、該環境音響チャネルとその他の音響チャネルの
    間にある、聴取者が感知する音色の差を補償するために
    該環境音響チャネルを等化する装置を包含する、該環境
    音響チャネルと該追加スピーカ装置との結合装置 とから成る環境音響装置。 (2)前記環境音響チャネル等化装置が、リスニングル
    ームで該環境音響チャネルを再生する際にくし形フィル
    タ効果を減少させる装置を包含する請求項1記載の環境
    音響装置。 (3)周波数特性が約10キロヘルツまで約±2デシベ
    ル、約10キロヘルツから20キロヘルツまで約±4デ
    シベルの許容範囲にあり、かつ、下に示す特性を具えた
    、請求項2記載の環境音響装置。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (4)請求項1、2、若しくは3の何れか1つに記載の
    装置であって、前記追加スピーカ装置が第1、及び第2
    の追加的なスピーカ、若しくはスピーカ群を含み、かつ
    、前記環境音響チャネル結合装置が前記環境音響チャネ
    ルから2つの音響チャネルを引き出すための装置を更に
    含み、前記リスニングルームに関して動作位置に配置さ
    れた該第1、及び第2の追加スピーカ、若しくはスピー
    カ群が該環境音響チャネルを再生する時に、該装置が該
    リスニングルーム内の聴取位置において聴感間の逆相関
    が相互に弱い第1、及び第2の環境音響音場を発生し、
    該結合装置が該2つのチャネルを該第1、及び第2の環
    境音響チャネル用スピーカ、若しくはスピーカ群に結合
    する、環境音響装置。 (5)請求項4記載の装置であって、前記環境音響チャ
    ネルから2つの音響チャネルを引き出すための前記装置
    が該2つの音響チャネルの音程を相互に転移するための
    装置を含む環境音響装置。 (6)請求項5記載の装置であって、前記音程相互転移
    装置が、前記環境音響チャネルをリスニングルームで再
    生する際にくし形フィルタ効果を減少させる装置を包含
    する環境音響装置。 (7)請求項4記載の装置であって、室内スピーカ装置
    を高域周波数でロールオフされた応答特性に調整してあ
    る大きなオーディトリアムでの再生向けに前記左、右音
    響チャネルが等化してあり、かつ、該大オーディトリア
    ム向け等化を補償するために該左、右音響チャネルを再
    等化する装置を前記左、右音響チャネルを該スピーカ装
    置に結合する装置が包含する、環境音響装置。 (8)請求項7記載の装置であって、前記再等化装置が
    、周波数特性が約4ヘルツ乃至5キロヘルツまで比較的
    平坦で、約4ヘルツ乃至5キロヘルツから約10キロヘ
    ルツの間でロールオフし、かつ、約10キロヘルツより
    上で比較的平坦であるような棚状周波数特性の低域通過
    フィルタ伝達特性を具えた回路で構成される環境音響装
    置。 (9)周波数特性が約10キロヘルツまで約±1デシベ
    ル、約10キロヘルツから20キロヘルツまで約±2デ
    シベルの許容範囲にあり、かつ、下に示す特性を具えた
    、請求項8記載の環境音響装置。 ¥ヘルツ¥ ¥デシベル¥ 20 0 100 0 500 0 1キロ 0 2キロ −0.2 3.15キロ −0.4 4キロ −0.7 5キロ −1.1 6.3キロ −1.8 8キロ −2.8 10キロ −4.2 12.5キロ −5.2 16キロ −5.4 20キロ −5.7 (10)請求項4による装置であって、前記第1及び第
    2の音場のそれぞれが前記リスニングルームの聴取位置
    において拡散音場成分を凌駕する直接音場成分を有し、
    かつ、前記第3の音場が該リスニングルームの聴取位置
    において直接音場成分を凌駕する拡散音場成分を有する
    環境音響装置。 (11)請求項10記載の装置であって、室内スピーカ
    装置を高域周波数でロールオフされた応答特性に調整し
    てある大きなオーディトリアムでの再生向けに前記左、
    右音響チャネルが等化してあり、かつ、該大オーディト
    リアム向け等化を補償するために該左、右音響チャネル
    を再等化する装置を前記左、右音響チャネルを該スピー
    カ装置に結合する装置が包含する、環境音響装置。 (12)請求項11記載の装置であって、前記再等化装
    置が、周波数特性が約4ヘルツ乃至5キロヘルツまで比
    較的平坦で、約4ヘルツ乃至5キロヘルツから約10キ
    ロヘルツの間でロールオフし、かつ、約10キロヘルツ
    より上で比較的平坦であるような棚状周波数特性の低域
    通過フィルタ伝達特性を具えた回路で構成される環境音
    響装置。 (13)周波数特性が約10キロヘルツまで約±1デシ
    ベル、約10キロヘルツから20キロヘルツまで約±2
    デシベルの許容範囲にあり、かつ、下に示す特性を具え
    た、請求項12記載の環境音響装置。 ¥ヘルツ¥ ¥デシベル¥ 20 0 100 0 500 0 1キロ 0 2キロ −0.2 3.15キロ −0.4 4キロ −0.7 5キロ −1.1 6.3キロ −1.8 8キロ −2.8 10キロ −4.2 12.5キロ −5.2 16キロ −5.4 20キロ −5.7 (14)請求項1による装置であって、前記第1及び第
    2の音場のそれぞれが前記リスニングルームの聴取位置
    において拡散音場成分を凌駕する直接音場成分を有し、
    かつ、前記第3の音場が該リスニングルームの聴取位置
    において直接音場成分を凌駕する拡散音場成分を有する
    環境音響装置。 (15)請求項14記載の装置であつて、室内スピーカ
    装置を高域周波数でロールオフされた応答特性に調整し
    てある大きなオーディトリアムでの再生向けに前記左、
    右音響チャネルが等化してあり、かつ、該大オーディト
    リアム向け等化を補償するために該左、右音響チャネル
    を再等化する装置を前記左、右音響チャネルを該スピー
    カ装置に結合する装置が包含する、環境音響装置。 (16)請求項15記載の装置であって、前記再等化装
    置が、周波数特性が約4ヘルツ乃至5キロヘルツまで比
    較的平坦で、約4ヘルツ乃至5キロヘルツから約10キ
    ロヘルツの間でロールオフし、かつ、約10キロヘルツ
    より上で比較的平坦であるような棚状周波数特性の低域
    通過フィルタ伝達特性を具えた回路で構成される環境音
    響装置。 (17)周波数特性が約10キロヘルツまで約±1デシ
    ベル、約10キロヘルツから20キロヘルツまで約±2
    デシベルの許容範囲にあり、かつ、下に示す特性を具え
    た、請求項16記載の環境音響装置。 ¥ヘルツ¥ ¥デシベル¥ 20 0 100 0 500 0 1キロ 0 2キロ −0.2 3.15キロ −0.4 4キロ −0.7 5キロ −1.1 6.3キロ −1.8 8キロ −2.8 10キロ −4.2 12.5キロ −5.2 16キロ −5.4 20キロ −5.7 (18)請求項1記載の装置であって、室内スピーカ装
    置を高域周波数でロールオフされた応答特性に調整して
    ある大きなオーディトリアムでの再生向けに前記左、右
    音響チャネルが等化してあり、かつ、該大オーディトリ
    アム向け等化を補償するために該左、右音響チャネルを
    再等化する装置を前記左、右音響チャネルを該スピーカ
    装置に結合する装置が包含する、環境音響装置。 (19)請求項18記載の装置であって、前記再等化装
    置が、周波数特性が約4ヘルツ乃至5キロヘルツまで比
    較的平坦で、4ヘルツ乃至5キロヘルツから約10キロ
    ヘルツの間でロールオフし、かつ、約10キロヘルツよ
    り上で比較的平坦であるような棚状の伝達特性を有する
    低域フィルタを具えた回路で構成される環境音響装置。 (20)周波数特性が約10キロヘルツまで約±1デシ
    ベル、約10キロヘルツから20キロヘルツまで約±2
    デシベルの許容範囲にあり、かつ、下に示す特性を具え
    た、請求項19記載の環境音響装置。 ¥ヘルツ¥ ¥デシベル¥ 20 0 100 0 500 0 1キロ 0 2キロ −0.2 3.15キロ −0.4 4キロ −0.7 5キロ −1.1 6.3キロ −1.8 8キロ −2.8 10キロ −4.2 12.5キロ −5.2 16キロ −5.4 20キロ −5.7 (21)請求項18による装置であって、前記第1及び
    第2の音場のそれぞれが前記リスニングルームの聴取位
    置において拡散音場成分を凌駕する直接音場成分を有し
    、かつ、前記第3の音場が該リスニングルームの聴取位
    置において直接音場成分を凌駕する拡散音場成分を有す
    る環境音響装置。
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