JPS61501106A - コンクリ−ト用アンカ− - Google Patents

コンクリ−ト用アンカ−

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JPS61501106A
JPS61501106A JP60500618A JP50061885A JPS61501106A JP S61501106 A JPS61501106 A JP S61501106A JP 60500618 A JP60500618 A JP 60500618A JP 50061885 A JP50061885 A JP 50061885A JP S61501106 A JPS61501106 A JP S61501106A
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JP60500618A
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ケゼラー,ジユーゲン
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スツムプ ウント クルツ ゲ−−エムベ−ハ− ウント シ−オ−
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/12Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/04Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
    • F16B13/08Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation
    • F16B13/0891Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation with a locking element, e.g. wedge, key or ball moving along an inclined surface of the dowel body

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンクリート用アンカ一 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に記載した、硬質建築材料、特にコンク リートのためのアンカーに関する。
例えばれんがのような柔らかい建築材料にのみ適したこの種のアンカーは、西独 国特許第83223号によって知られている。この公知のアンカーの場合には、 アンカー長手軸線に対して斜めに延びる4木のピンがアンカースリーブの後端に 設けられ、長手軸線に対して60°以上の角度をなして半径方向外側へ向いてい る。このピンの打ち込みは打ち込み具合によって行われ、ピンの内側端部が打ち 込み工具のテーバに沿って滑る。このアンカーは多くの理由からコンクリートの ような硬質建築材料5こは通していない。ピンはその全面積が建築材料の中に打 ち込まれる。これは、ピン自体がこの建築材料の中に穴を穿けなければならない ことを意味する。ピンがアンカースリーブの18Mに設けられているので、大き な力が加わるときに、アンカースリーブの後方が裂け、および/または組積がこ の範囲で壊れるという危険がある。
それによって更に、固定される物品に加わる力が非常に制御されるという欠点が ある。
本発明の課題は、硬質建築材料特にコンクリートに適していて取扱い操作が簡単 である冒頭に述べた種のアンカーを提供することである。
この課題は、冒頭に述べた種のアンカーにおいて、請求の範囲第1項の特徴部分 に記載された特徴によって解決される。
本発明によるアンカーの場合には、少なくとも1本のピンが特にアンカースリー ブの内側端部の範囲に、従って特に穴の底の近(に設けられているので、形状補 完的な結合を生せしめる部分が非常に深(装着され、従ってアンカーを大巾に強 く負荷することができる。すなわち、アンカーは大きな引き抜き力に耐えること ができる。更に非常に小さな角度のため、ピンは穴の内側に沿って食い込むかま たは部分的に埋められるが、面全体が璧に侵入することはない。これにより、ア ンカーと穴壁部を形状補完的に結合することができる。
本発明によるアンカーの場合には更に、少なくとも1本のピンを後側からほぼ軸 線方向に打ち込むことができるので、打ち込みW Eifかろピンへの力の変向 が不必要である。打ち込み時にピンを傾斜させずに充分に案内および支持するた めに、アンカースリーブに、一部が開放した溝として形成された孔の長さは、ピ ンの長さとほぼ同じである。
本発明の実施例では、孔と複数または1本のピンがアンカースリーブの長手軸線 に対して約3゜〜20″の鋭角をなしている。
比較的に小さな力でピンを穴内壁に打ち込むことができるようにするために、ピ ンは当接最終状態においてそのほぼ半径だけアンカースリーブの外周から突出し ている。これは、ピンがそのほぼ半分の横断面までかつ前方範囲だけが穴壁部に 食い込むことを意味する。確実に保持するにはこれで充分である。
アンカースリーブに挿入された初期状態においてピンがアンカースリーブから内 方および外方へ落ちないようにするために、案内孔内に挿入されたピンは外側の 孔壁をかしめることによって室内孔の閉鎖部分の端部に保持されている。2本ま たは多数のピンの場合には更に、ピンはアンカースリーブ内に挿入された初期状 邪においてその内側の丸い端部が互いに接している。
ピンの前端部がガイドとして働く孔壁に埋まるようにするため、およびコンクリ ート穴内壁に食い込むようにするために、ピンの端面ば尖った縁を介して外側面 取り部に接続している。
本発明によるアンカーにおいて2本または複数本のピンを用いる場合には、開放 した溝の形の孔を含むアンカースリーブの前端部の直径が小さくなっている。従 って、ピンによって穴内壁から削り取られたコンクリートは、アンカースリーブ の前端部と穴内壁の間に達する。
アンカーは固定ボルトを収容するためのめねしまたは固定ナツトを収容するため のおねじを備えていてもよい。後者の場合、アンカーは差し込み組立てに通する ように形成されている。
本発明の他の実施例では、1本のピンのための一つの孔が設けられている。この ピンの外径は固定要素のためのアンカースリーブ収容孔の内径とほぼ同じである かまたは大きい。この種のアンカーは、2本または多数のピンを備えたアンカー と比べて、極めて簡単にかつ低コストで作ることができる。更に、この構造のア ンカーは、めねじ直径と応力が同しであるときに、その寸法が非常に小さい。
この好ましい実施例のアンカーは、低コストで製作することができる。
アンカーがアンカースリーブ収容孔内にめねじを備え、この収容孔がアンカース リーブの長手軸線内にある前述の一実施例の場合には、めねじの内径がピンの外 径よりも幾分小さく、ピンのための斜めの孔がアンカースリーブのめねじ孔を貫 通している。このアンカーの取扱い操作は極めて簡単である。アンカーを任意の 態様で形成された穴に差し込むことができ、そして1本のピンを打ち込むことに よって装着できるからである。ピンは組立て時に後側から、すなわちめねし孔側 から簡単に装着することができ、かつアンカーの装着時にこの側から孔の中に打 ち込むことができる。従って、装着状態において、斜めに打ち込まれたピンは、 孔内壁とピンに対向するアンカースリーブの外面の間で、摩擦成分と共に全荷重 を支持する。
摩擦成分はピンを打ち込んでアンカースリーブを押圧することにより発生する。
1本のピンのための一つの孔を備えかつアンカースリーブ収容孔内にめねしを備 えた前述の他の実施例の場合には、めねし孔の長手軸線がアンカースリーブの長 手軸線に対して鋭角をなして設けられている。このアンカーは前述の鋭角をなし て作られる穴に挿入されるので、めねじ孔の長手軸線と固定ボルトは固定面に対 して垂直に設けられている。アンカーに固定された荷重がこの方向に作用するの で、前述の一実施例の場合と違って、ニア 7 りIJ −ト上にアンカーの大 きな載置面が形成される。なぜなら、ピンでな(アンカースIJ−)゛の全体が 荷重支持部材として働くからである。ピン自体は実質的に保持部材として作用す る。他の利点は、アンカーを装着する際、すなわちピンを打ち込む際に、打撃工 ふルギーがこのピンに直接的にかつ充分な大きさで伝達されることにある。
特に、前述の好ましい変形に係わるこのアンカーは、当該の固定個所のコンクリ ートに十字裂は目が発生する場所に適している。十字裂は目がほぼめねじ孔の長 手軸線Sこ沿って形成されると仮定すると、アンカースリーブの荷重支持面の大 部分が、装着深さが大きくなるにつれてこの十字裂は目から遠く離れるので、こ のアンカーは一層確実に保持される。
このアンカーは特にグループ固定の場合に非常に有利であり、特に斜めに装着さ れたアンカースリーブが互いに反対方向に向いているときに有利である。それに よって、壁体穴に発生する力が例えば星形に分散する。上に述べたことは請求の 範囲第24項および/または第25項に従って実施される固定装置の場合にもあ てはまる。
製作技術上の理由から、ビンのための孔をめねじ孔と同軸に設けると有利である 。しかし、七字裂は口内でのアンカーの保持力を更に高めるために、ビンのため の孔の長手軸線をめねし孔の長手軸線に対して鋭角をなすように設けることがで きる。この場合、この角度は、ピンのための孔の長手軸線とアンカースリーブの 間の鋭角とは異なる。
アンカー用の穴を簡単に製作するには、めねし孔とアンカースリーブの長手軸線 がアンカーの共通の長手中心面内にあると好都合である。この場合、コンクリー ト壁の穴は下方へ垂直にまたは側面に対して水平に設けられる。しかし、この長 手軸線を交叉する異なる平面内に設けてもよい。
本発明によるアンカーの上述の好ましい実施例の場合には、荷重の支持がほとん どアンカースリーブの外面によって行われるので、用途によっては、アンカー装 着状態でピンの場所から大巾に突出した内側延長部をアンカースリーブに備付け ると有利である。なぜなら、アンカースリーブの長さが増大するにつれて、従っ て装着深さが増大するにつれて、特に十字裂は目が発生する場合にも定着がはる かに改善されるからである。
1木のビンのための一つの孔を備えた上記実施例の他の好ましい例の場合には、 請求の範囲第16項に従って、拡開シェルがアンカーに付加的に備付けられる。
このようなアンカーは上記の十字裂は目の場合にも有利である。なぜなら、この 場合、引張り荷重によって穴が拡大すると、アンカーが拡開シェルによって再び 拡げられ、それによって再び確実に保持されるからである。これは、普通の条件 下で形状補完的な結合によって大向に保持されるアンカーが、この固定範囲に十 字裂は目が発生したときに、摩擦結合によって付加的に保持されることを意味す る。
拡開シェルは好ましくは、詩にその壁厚だけ細くなったアンカースリーブの範囲 を取囲んでいる。
従って、依然として、当該の壁にアンカー用の普通の円筒状穴を設けるだけでよ い。場合によって必要となるアンカーの拡開または拡開調整は好ましくは、アン カースリーブの細い範囲に設けた円錐状外面によって行われる。
上記の十字裂は目の場合に拡開シェルを効果的に拡開できるようにするために、 拡開シェルは開放側と反対の側に、特にスリットの形をした壁厚縮小部を備えて いる。
更に、茎内札内でのビンの初期位置において、ピンの上端部が拡開シェルの開放 した側の開口に係合すると有利である。なぜなら、それによって、拡開シェルが その正しい位置に保持され、アンカー組立て状態においてビンがその初期位置に 確実に保持されるからである。
本発明の他の詳細な事柄は以下の記載から察知することができる。この以下の記 載では、図に示した実施例に基づいて本発明を詳しく記載し説明第1図は、本発 明の第1の実施例に係わるアンカーの、穴に挿入された状態を示す部分的に破断 した側面図、 第2図は、アンカーが穴の中に形状補完的に装着された状態を示す第1図と同様 な図、第3図は、第2図のアンカーを矢印面方向に見た底面図、 第4図は、ボルトとアンカーシこよって物品を固定した最終状態を示す、アンカ ーの第2図と同様な図、 第5図は、本発明の第2の実施例に係わるアンカーの、穴に挿入した初期状態を 示す部分的に破断した側面図、 第6図は、アンカーが穴の中に形状補完的に装着された状態を示す、第5図と同 様な図、第7図は、第6図のアンカーを矢印■方向に見た底面図、 第8図は、本発明の第3の実施例に係わるアンカーの、穴に形状補完的に装着さ れた状態を示す部分的に破断した側面図、 第9図は、第8図のアンカーを矢印■方向に見た平面図、 第10図は、本発明の第4の実施例に係わるアンカーの、穴に挿入された状態を 示す部分的に破断した側面図、 第11図は、アンカーが穴に装着された状態を示す、第10図と同様な図、 第12図は、第6図のアンカーを矢印■方向に見た底面図、 第13図のAとBは、第4の実施例で使用される拡開シェルの半分が側面、半分 が縦断面を示す図と、平面図、および 第14図は、差し込み組立てのための本発明の第4の実施例の変形に係わるアン カーの、穴に形状補完的に装着された状態を示す部分的に破断した側面図である 。
図に示した金属製のアンカー11.111.211.211′は、コンクリート 壁13またはそれと類似の壁または硬質建築材料製天井に形成した円筒状穴12 .112.212.312.312′内に形状補完的に定着し、ボルト16また はナツトを用いて物品14を当該の壁に固定する働きをする。
第1〜4図に示した本発明の第1の実施例の場合には、アンカー11がアンカー スリーブ21を備えている。このアンカースリーブは同心的な盲穴22ををする 。盲穴はその大部分にわたってめねじ23を備えている。アンカースリーブ21 の後方部分の外周面は滑らかに形成され、前端部は小径で中実の同心的な突起2 4として形成されている。
周囲にわたって一様な間隔で配置された四つの案内孔26がアンカースリーブ2 1のほぼ半分にわたって延びている。この案内孔は本実施例では長手軸線27に 対して10°30′の角度をなしている。案内孔26は後方から前方へ見て内側 かち外側へ延び、かつ小径の突起24のほぼ前端まで達するように、長手軸線2 7に対して鋭角をなしている。第1〜4図から判るように、その約半分の長さが アンカースリーブ21の壁から外へ出ていて、そして前端へ向かって開放した溝 28の形をして続いている。溝を形成する壁はスリーブ21の前端に向かって小 さくなっている。スリーブ21の盲穴22が同様に、スリーブ21からの案内孔 26の出口の範囲で終わっているので、案内孔26は溝28を形成するその部分 に、講28の底によって形成された案内面を備えている。この案内面は溝に挿入 されるピン29を案内するだめのものである。
第1〜4図から判るように、各々の案内孔26には表面硬化されたピン29が挿 入されている。
このピンの外径は案内孔26の内径よりもわずかたけ小さくなっている。従って 、各々のピン29は案内孔26の中で容易シこ摺動できるように保持されている 。ピン29の長さは案内孔26の全長の約半分である。各々ピン29はその後方 内側の端部に、球状に形成されたキャップ部31を備え、そしてその前端部に面 取り部32を備えている。
この面取り部は尖った縁33を介して円形の端面34につながっている。
第1図から判るように、ピン29は初期状態において、その端面34の縁がスリ ーブ21の外周面とほぼ並ぶように、手前から案内孔26に挿入される。その際 、スリーブ長手軸線27に対する案内孔中心軸線の角度と、ピン29の長さは次 のように選択されている。すなわち、ピン29の内側端部31が接触するかまた は互いに接し、それによってピンがアンカースリーブ21の中で滑動または落下 しないように選択されている。換言すると、本実施例の場合には、周囲に一様な 間隔をおいて配置された4個のビン29は初期状すにおいてアンカースリーブ2 1の盲穴22内で1互に支持している。初期状態にあるピン29がアンカースリ ーブ21の案内孔26から前方へ落ちることは、アンカースリーブ21の外壁が スリーブ21からの案内孔26の出口の範囲例えば範囲36においてかしめられ ていることによって、すなわち孔の中へやや変形されていることによって回避さ れる。それによって、ビン29は軽く挟まれる。
第1図から判るように、組立てられた初期状態にあるアンカー11はコンクリー ト壁13等の当該の穴12に挿入される。穴12の深さはアンカー11の長さと ほぼ同じである。その後で、太い打ち込み端部40と盲穴20に嵌め込まれる小 径の打ち込み心棒41を備えた打ち込み工具39が次のように当てかわれる。す なわち、心棒41の端部42が4本のすべてのビン29の端部キャップ゛31に 当を妾するように当て力くわれる。ハンマーによって矢印A方向に工具39を叩 くことによって、ピン2つは案内孔26の長手軸線の方向に前進する。これは、 ピンの縁33がコンクリート壁穴12の壁に食い込むかまたは埋められることを 意味する。ピン2つの端面34がアンカースリーブ21の突起24の端部とほぼ 同列に並ぶまで、ビン29の打ち込みが行われる。これを確かめることができる ようにするために、工具39の心棒41は打ち込み正量と同じ長さを有する。従 って、ピン29が充分に打ち込まれた後で、工具39の肩43がアンカースリー ブ21の外側端部に載ることになる。
第2図はアンカー11のこの定着状態を示す。
この場合同時に、ピン29の端面34が、最大でビンの半径に相当する量だけ、 アンカースリーブ21の外周面から突出ていることが判る。換言すルト、ビン2 9はその全面積がコンクリート壁穴12の壁内に食い込むのではなく、表面の約 半分がコンクリートを削ることによって食い込む。削り取られた材料は、図示し ていない態様で、小径の突起24とコンクリ−I−壁穴12の内壁の間の範囲に 達する。
その後で、第4図から判るように、固定すべき物品14をコンクリート壁13に 当てがって、ボルト16によって固定することができる。このボルトはアンカー スリーブ21のめねじ23に係合する。その際、物品14とボルト16の頭18 の間にばね座金18を装着すると好都合である。ボルトの締付は力をトルクレン チによって調べることができる。
第5〜7図は本発明の第2の実施例に係るアンカー111を示している。このア ンカーは第1〜4図のアンカー11と同じ原理で作用するが、アンカースリーブ 121の一つの案内孔126内に、表面硬化されたビン129を1本だけしか備 えていない。
アンカースリーブ121は後端から出発する盲穴122を備えている。この盲穴 はめねじ123を備え、スリーブ121のほぼ半分の長さにわたって延びている 。盲穴122の長手軸線はアンカースリーブ121の長手軸線127と一敗して いる。案内孔126は、その長手軸線130が本実施例ではアンカースリーブ1 21または盲穴122の長手軸線127に対して10°の鋭角をなすように、設 けられている。案内孔126はアンカースリーブ121の全長にわたって延び、 その長手軸線130がアンカースリーブ121の長手軸線127と点Bと交叉し ている。この点Bはアンカースリーブ121の後端の近くにある。それによって 、案内孔126は一部が開放した溝128として形成されている。すなわち、め ねじ123の内側の最後の3分の1のところからアンカースリーブ121の内側 または前方の端部までの範囲が、開放した清として形成されている。更に、案内 孔126は、第5.6図から判るように、その後端部で一部かめねじ付き盲穴1 22と合体している。それによって、めねじ123は案内孔126によって一部 が切除されている。しかし、図示していない固定ボルトを画定保持するのに充分 なねし山とねじ谷が・残っている。
1本のビン129は表面硬化された円形材料からなり、外径が案内孔126の内 径と等しくなっている。本実施例ではめねし123の内径がビン】29の外径よ りも少しだけ小さくなっているので、上側が開放しためねし123の端部と溝1 28の間の/3I底の範囲に、比較的に小さな段を有する部分が形成される。従 って、案内孔126が全体二こわたって連続しているので、ビン129を後端か みアンカースリーブ121にハ隼に挿入することができ、かつビンを開放した1 128に押し込むことができる。ビン129はその前端に面取り部132を備え ている。この面取り部は尖ったたがね状縁133を介して前方端面134につな がっている。第5図に示した初期状態で、ビン129は範囲136においてアン カースリーブ121内シこ保持されている。この範囲136はほぼアンカースリ ーブ121からの案内孔126の出口を形成し、ビンの方へかしめられているか またはやや変形しているので、ビン129は少しだけ挟まれている。
アンカースリーブ121の製作は、すべての加工工程において後端かろ行われる 。すなわち、盲穴122とめねじ123と案内孔126はこの後端かる加工形成 することができる。アンカースリーブ121はビン129の2倍の長さよりも幾 分長くなっている。
アンカー111の装着は第1〜4図のアンカーの装着と同じ様に行われる。コン クリート璧13の外面に対して垂直な円筒形の穴112がコンクリート璧13に 形成される。第5図の初期状態では、アンカー111が前記穴112に挿入され る。
この場合、穴の内径はアンカースリーブ121の外径と同じであり、穴の長さは アンカースリーブ121の長さと同じである。そして、ビン129を打ち込むた めに、第1図の工具39と同し打ち込み工具が当てがわれ、ビン129が溝12 8によって形成された案内面に沿って第6図に示す位置まで打ち込まれる。装着 位置においてアンカースリーブ121がビン1.29から少しだけ突出ているこ とにより、ビン129のたがね状縁133によってコンクリート璧から削り取ら れたコンクリートを収容するための場所空間が形成される。
第6.7図から判るように、打ち込み状態において、ビン129はアンカースリ ーブ121の外周面から、ビンの半径に近い量だけ突出し、そしてビン129は ほぼその長さだけ初期状態から移動している。ビン129はいかなる場合でも、 固定ボルトをねじ込むためにビンの後端がめねじ123を完全に開放するまで、 打ち込まれる。この実施例の場合には、アンカー111が矢印Cの方向に負荷さ れたときに、アンカースリーブ121の外周から突出たビン129の面137が 荷重支持面として作用する。
第8.9図は本発明の第3の実施例に係わるアンカー211を示している。この アンカー211もアンカースリーブ221を備えている。このアンカースリーブ のめねじ223を備えた盲穴222は一つの案内孔226を有し、この案内孔は 表面硬化された1本のビンを収容している。
本発明のこの第3の実施例の場合には、案内孔226の長手軸線230がアンカ ースリーブ22工の長手軸線227に対して8″の鋭角をなしている。前述の実 施例とは異なり、案内孔226の長手軸線230は盲穴222の長手軸線と同軸 である。すなわち、案内孔226と盲穴22の両長手軸線は一敗している。その 際、案内孔226の内径はめねじ223の内径と同じである。めねじ223を備 えた盲穴222と案内孔226はアンカースリーブ221の後端235から形成 されている。この後端はスリーブ長手軸線に対して相当する角度をなしているが 、孔長手軸線230に対しては直角である。この場合、めねじ22はアンカース リーブ221からの案内孔226の出口の手前で終わっている。案内孔はアンカ ースリーブ221の前方または内側の端部まで開放した溝228として形成され ている。
寸法の設定は次のように行われる。すなわち、アンカースリーブ221の長さが ピン22つの2倍の長さよりもいくらか長く、めねじ223がアンカースリーブ 221の約半分の長さにわたって延び、そして開放した溝228が、スリーブ長 手軸線227に対して傾斜しているので、後方から前方に見て徐々゛に低くなる かまたは偏平になるように、行われる。と7229はその前方内側端部に面取り 部232を備えている。この面取り部は尖ったたがね状縁233を介して平らな 端面234につながっている。この場合にも、第11図に示した初期状態にピン 229を固定保持するためにアンカースリーブ221からの案内孔226の出口 のところにかしめ部分236が設けられている。アンカースリーブ221はその 後端部または環状縁部235に、直径方向に対向する二つの工具スリット238 を備えている。この工具スリットは、コンクリート穴212にアンカー211が 差し込まれているときに、案内孔226の位置を知らせる。なぜなら、工具スリ ットが案内孔の長手軸線230の方向に延び、工具スリットを通る面が平面22 5に対して垂直に設けられているからである。この平面225内には、案内孔2 26の長手軸線230とアンカースリーブ221の長手軸線227が存在し、そ して平面225はアンカー211の対称平面を形成する。
アンカー211の装着は次のようにして行われる。適切な突起を備えた穿孔機械 等により、コンクリート壁213の外面に対して90’+8’の角度をなして円 筒形の孔212をコンクリート壁213に加工または穿孔する。傾斜したコンク リート孔212の直径と深さはアンカースリーブ221の外径および長さと同じ である。第11図の初期状態においてアンカー211は、めねじ−盲穴222の 長手軸線230がコンクリート壁213の外面に対して垂直になるように、斜め の穴212に挿入される。これは図示してしない工具によって行われる。この工 具により、ピン229は第8図に示した位置に打ち込まれるかまたは装着される 。その際、打ち込み運動は工具から直接的に、すなわち力が変向しないで直線的 に、ピン229に伝達される。ピンは穴の壁を削り取って挿入され、その際固定 ボルトをねじ込むためにめねじ223が完全に開放されるように打ち込まれる。
打ち込み運動と反対方向に、すなわち矢印りの方向にアンカー211が負荷され る場合には、ピン229と反対側のアンカースリーブ221の外面が荷重支持面 237として働(。この面は第5〜7図の実施例の場合の荷重支持面137より もはるかに大きい。従って、アンカー211は特に第9図に示した十字型は目2 55内で良好に保持される。
本発明のこの第3の実施例の図示していない変形の場合には、アンカーが延長部 を有し、この延長部まで第8,9図のアンカー211と同じに形成されている。
内方へのアンカースリーブ221のこの延長部は、このアンカーのために−N深 い斜めの穴212をコンクリート壁13に設けなければならないということを意 味する。これによって、アンカーの大きな装着深さが得られる。従って、延長部 の内側端部は後・端部235に対、して側方へずれており、このずれは、第8図 のスリーブ221の前端部と後端部間のずれaよりも大きくなっている。延長部 の長さは適当に選択することができる。
前述の鋭角はすべての実施例の場合に、3°〜20@の範囲の他の値でもよい。
変形を含めた第8〜10図の第3の実施例によって、次の固定装置が形成される 。すなわちこの固定装置の場合には、アンカー211のアンカースリーブ221 が、固定すべき対象物を通るアンカーの主負荷方向に対して鋭角に、すなわち壁 外面に対して垂直に延びる当該の壁、天井等の穴212に挿入される。アンカー スリーブ221とめねし穴222,223の長手軸線227,230と同様に、 穴212の長手軸線はアンカーの主荷重方向と共に鋭角を形成する。これは特に 、2個または多数のアンカーを用いる固定装置において、鋭角に延びる穴212 が互いに離隔または全敗する方向に向いているときに、有利である。
本発明の第3の実施例の他の変形の場合には、五内孔226と盲穴222および アンカースリーブ221の長手軸線230.227が共りの平面内に設けろれて おろず、第3の次元で互いに鋭角二こ、従って交叉する二つの平面内に設けられ ている。他の変形で:よ、案内孔226と盲穴の長手軸線が同一でなく、第5〜 7図の第2の実施例の場合のように互いに鋭角をなして設けられている。
その際、案内孔226の長手軸線230は盲穴222の長手軸線に関してアンカ ースリーブ221の長手軸線227と反対側にある。盲穴はアンカー211また は211゛ の装着時にコンクリート璧13の外面に対して垂直に延びる。
第10〜12図は、本発明の第4の(好ましい)実施例に係わるアンカー311 を示している。
このアンカーは原理的には第5〜7図のアンカー111と同じに形成されかつ作 用し、そしてアンカースリープ321の一つの案内孔326内に設シサた表面硬 化された1本のビン329のほかに、アンカースリーブ321に設けた拡開シェ ル346を備えている。
アンカースリーブ321は後1瑞から前方・1 gびる盲穴322を備え、この 盲穴はスリーブ32の長さの杓1/3にわたって形成されためねし323を備え ている。盲穴322の長手軸線はアンカースリーブ321の長手軸線327と一 致している。案内孔326は、その長手軸線330がアンカースリーブ321ま たは盲穴322の長手軸線327に対して零実砲例では10°の鋭角をなすよう に設けられている。盲穴322と反対側のアンカースリーブ321の端部から形 成された案内孔326は、アンカースリーブ321の全長の残りの例えば2/3 にわたって延び、案内孔326から盲穴341への移行部において内周部分に段 341が形成されている。この段は盲穴322のめねじ323の内側端部の範囲 に設けられている。
この場合にも、案内孔326は一部が開放した溝328として形成されている。
すなわち、その長さの約2/3の範囲にわたってアンカースリーブ321の内側 または前方の端部まで、溝として形成されている。案内孔326の直径はめねじ 一盲穴322の直径よりも大きい。
この好ましい実施例の場合にはアンカースリーブ321が第5〜7図の第2の実 施例の場合よりも長くなっている。このアンカースリーブ321は円筒状の後方 部分342と、これに一体に接続され少なくとも一部がテーバを有する前方部分 343を備えている。この前方部分343は後方の円筒部分342よりも少しだ け短くなっている。
この画部分342と343は凹部344を介して汀われる。前方に見てこの凹部 には、前方部分343の外周の円筒状範囲343aとそして円錐状の範囲343 bが接続されている。円錐状の範囲は最前方端部において円筒状後方部分342 と同し外径を有する。円錐状外周面343bのテーパ角は杓8〜9@である。そ の際、外側の凹部344は開放した溝328の高さにだけ影宙を与え、依然とし て変らぬ溝の底面には影否を与えない。
1本のビン329は表面硬化された中実材料かみなり、かつ案内孔326の内径 と同じ外径を有する。ビン329の後端には小径の突起331が設けられている 。この突起はめねじ一盲穴322に係合することができ、そして環状肩335を 形成している。この環状肩はアンカースリーブ321に挿入された第10図の初 期状態で段341に接する。アンカースリーブ321の前端から案内孔326に 挿入されるビン329は、その前端部に面取り部332を備えている。この面取 り部は尖ったたがね状縁333を介して前方の端面334に接続している。
本発明の好ましい実施例のアンカー311の場合に使用される拡開シェル346 は、第13図に示すスリーブである。このスリーブは外側全体と内側の一部が円 筒状に形成され、外周範囲に長手方向に開放したスリットを備えている。スリー ブは外周が杓270°以上にわたって延びている。
この金属製の拡開シェル346は外周面にローレット加工部347を備え、かつ 開放した側348と直径方向に対向する側に、非常に狭いスリット349を備え ている。このスリットは、使用状態で前方に位置する端部から拡開シェル346 の長さの大部分にわたって形成されている。スリット349の長さは拡開シェル 346の全長の約3/4である。スリット349の側面は5拡開シエル346の 開放した側の側面と同様に、その長手中心面351と平行である。拡開シェル3 46はその前端部の内周面に、拡開ンエルの全長の約1/4にわたって延びるテ ーパ部352を備えている。
この内側テーバ面352の角度は、アンカースリーブ321の前方部分343の 外側のテーパ面343bのテーパ角と同じである。
アンカー311の組立ては次のようにして行われる。拡開シェル346を第10 図に示すようにアンカースリーブ321の前方部分343に取付ける。しかも、 開放した溝328の開放側が拡開ノニル346の開放側348に対して横向きに なる状態で拡開シェル346をアンカースリーブ321の前方部分343に嵌め 込み、そして90″回転させる。それによって、拡開シェル346の開放側34 8が開放したa328の開口と一直線上に並び、案内孔326の閉鎖部分に隣接 する。
その後で、アンカースリーブ321の前端部からかつピン329の突起331か らピンを開放した4328へ入れ、盲穴322の方へ挿入することができる。ピ ン329の打ち込みの際に、拡開シェル346の開放側348の内広幅がピン3 29の外径よりもいくらか小さくなっているので、拡開シェル346は弾性的に 幾分拡開される。ピン329は、その環状肩335が段341に当接するまで、 挿入される。その際、ピン329とアンカースリーブ321の部分342,34 3と拡開シェル246の寸法は次のように定められている。
すなわち、ピン329が挿入されたこの初期状態において、ピン329の面取り 部332が拡開シェル346の範囲に位置し、従って拡開シェルが再び弾性的に 縮小し、案内孔326内でピン329を落ちないように保持することができるよ うに定められている。それによって、組立てられたアンカー311がばらばらに ならないように弾性的に保持される。なぜなら、案内孔内のピン329だけでな く、アンカースリーブ321の前方部分343上の拡開ンエル346も正しい位 置に保持されるからである。第10図から判るように、この状態で、拡開ンエル 346の円錐状内面352がアンカースリーブ321の円錐状外面343bに接 している。
アンカー311の装着は第5〜7図のアンカー111と同じ方法で行われる。装 着状態は第11゜12図に示しである。この場合、ピン329の打ち込み時に拡 開ンエル346がアンカースリーブ321の前方部分343上で全くまたはほと んど摺動しないことに注目すべきである。拡開シェル346を付加的に設けたこ とによって、第11図において矢印で示した荷重の支持面337がアンカースリ ーブ321から突出したピン329の範囲だけでなく、拡開シェル346の対向 する外面範囲にも存在する。拡開シェル346の他の作用は次の点にある。すな わち、コンクリート壁313に前述の十字裂は目355 (第12図参照)が発 生し、それによって穴312が拡大し、荷重によってアンカー311が弛んだと きに、アンカースリーブ321が動くと、拡開シェル346がアンカースリーブ の前方部分343のテーパ部343b上を滑り、それによって拡開されるので、 アンカー311の形状補完的な装着に加えて摩擦結合的な装着が行われる。
第14図はアンカー311′の形をした、第4の実施例のアンカー311の変形 を示している。
両アンカー311° と311は基本的には同じように形成されているが、アン カー311゛はそれを挿入するコンクリート璧穴312′ よりも長くなってい て、そして差し込み組立てで物品を固定するために使用される。すなわち、第1 0〜12図のアンカー311のアンカースリーブ321がコンクリート壁313 の外面まで達しているのに対し、アンカー311゛のアンカースリーブ321° は固定される物品314゛の穴を貫通し、そのおねじ361がコンリート璧の外 面から突出している。アンカー311゛は同じ方法および同じ構造で盲穴322 ゛ と、ピン329゛を案内する案内穴326゛ と、拡開シェル346° を 備えているが、盲穴322”はめねじを備えておらず滑aかである。これらの形 成についてはアンカー311を参照された巳。ピン329゛ を打ち込むことに よってアンカー311゛を装着するために、打ち込みピン362が付加的に設け られている。
この打ち込みピンは盲穴322″内に可動に保持され、その小径の前端部363 がピン329の突起331に当接している。固定される物品314゛の穴を通っ てコンクリート璧穴312゛に挿入されたアンカー311°を装着した後で、座 金36をおねし361に嵌めてナツト366を締め付ける。それによって物品3 14゛が固定される。
q、1人間G1−501106 (j2)FI6.6 :yn !//327 FIG、 14 国 際 1A I 報 告 ANNEX To rHz INτZ:l]AT1ONAI−5EAR(d R EPORτ08IN’F:RNATrONAムAFP’、ICATION No 、 ?CT/DE 8500010 (5A 8686)丁h@ Europa an :’atant 0ffico is 工n *o way LユabL a for セhesaparticulars wh工ah ara zer eLy given for the purposa ロ1infoI711 Iation。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アンカースリーブを備え、このアンカースリーブの外周の個所に設けられア ンカースリーブの長手軸線対して傾斜した少なくとも一つの孔がアンカースリー ブに形成され、建築材料の穴内にアンカーを保持するためにピンが前記孔に挿入 されている、硬質建築材料特にコンクリートのためのアンカーにおいて、ピン( 29,129,229,329)のための孔(26,126,226,326) が、アンカースリーブ(21,121,221,321)の長手軸線(27,1 27,227,327)に対して鋭角をなして、特にアンカースリーブ(21, 121,221,321)の前端部の範囲に設けられ、それによつて打ち込み最 終状態でピン(29,129,229,329)がその直径の一部だけにわたつ て建築材料の中に侵入し、打ち込み時にピンの全長が、部分的に開放した溝とし てアンカースリーブ(21,121,221,321)に形成された孔(26, 126,226,326)内で案内および支持されていることを特徴とするアン カー。 2.復数のピンまたは1本のピン(29,129,229,329)のための孔 (26,126,226,326)がアンカースリーブ(21,121,221 ,321)の長手軸線(27,127,227,327)に対して約3°〜20 °の鋭角をなしていることを特徴とする請求の範囲第1項記載のアンカー。 3.特に表面硬化されたピン(29,129,229,329)が打ち込み最終 状態で、その直径の約半分だけアンカースリーブ(21,121,221,32 1)の外周面から突出していることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項 記載のアンカー。 4.ピン(29,129,229,329)が、アンカースリーブ(21,12 1,221,321)内に挿入された初期状態において、案内孔壁をかしめるこ とによつて、孔(26,126,226,326)の閉鎖部分の端部で保持され ていることを特徴とする前述の請求の範囲のいずれか一つに記載のアンカー。 5.ピン(29,129,229,329)の端面(34,134,234,3 34)が外側面取り部(32,132,232,332)に角ばつた状態でつな がつていることを特徴とする前述の請求の範囲のいずれか一つに記載のアンカー 。 6.アンカースリーブの周囲に分配配置された斜めの二つまたは複数の孔を備え 、この孔の中にピンが挿入される、前述の請求の範囲のいずれか一つに記載のア ンカーにおいて、ピン(29)をアンカースリーブ(21)に挿入した初期状態 で、ピンの内側の丸い端部(31)が互いに接触していることを特徴とするアン カー。 7.開放した溝(28)の形をした孔(26)を含む、アンカースリーブ(21 )の前端部(24)が小径で特に中実であることを特徴とする請求の範囲第6項 記載のアンカー。 8.1本のピン(129,229,329)のための一つの孔(126,226 ,326)が設けられ、ピンの外径が、固定要素のためのアンカースリーブ(1 21,221,321)の収容穴(122,222,232)の内径とほぼ同じ かまたは大きいことを特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一 つに記載のアンカー。 9.アンカースリーブの長手軸線内にあるアンカースリーブ収容穴にめねじを備 えた、請求の範囲第8項記載のアンカーにおいて、めねじ(123)の内径がピ ン(129)の外径よりも幾分小さくなつており、ピン(129)のための斜め の孔(126)がアンカースリーブ(121)のめねじ孔(123)を通つて形 成されていることを特徴とするアンカー。 10.アンカースリーブ収容穴内にめねじを備えた、請求の範囲第8項記載のア ンカーにおいて、めねじ孔(222)の長手軸線(230)がアンカースリーブ (221)の長手軸線(227)に対して鋭角をなして設けられていることを特 徴とするアンカー。 11.めねじ孔(222)とアンカースリーブ(221)の長手軸線(230, 227)の間の鋭角が約3°〜20°、特に約8°であることを特徴とする請求 の範囲第10項記載のアンカー。 12.ピン(229)のための孔(226)がめねじ孔(222)と同軸である ことを特徴とする請求の範囲第10項または第11項記載のアンカー。 13.めねじ孔(222)とアンカースリーブ(221)の長手軸線(230, 227)がアンカーの共通の長手中心面(225)内にあることを特徴とする請 求の範囲第10項から第12項までのいずれか一つに記載のアンカー。 14.アンカースリーブ(221)が、アンカー装着状態でピン(229)の場 所から大巾に突出した内側の延長部(220)を備えていることを特徴とする請 求の範囲第10項から第13項までのいずれか一つ記載のアンカー。 15.アンカースリーブ(221)がその後端部(235)に、めねじ孔(22 2)の長手軸線方向に延びる少なくとも一つの工具スリツト(238)を備えて いることを特徴とする請求の範囲第10項から第14項までのいずれか一つに記 載のアンカー。 16.拡開シエル(346)を備え、アンカー(311)の装着時に拡開シエル がほぼピン(329)の高さに設けられていることを特徴とする請求の範囲第1 項から第3項のまでと第5項と第8項のいずれか一つに記載のアンカー。 17.拡開シエル(346)が特にその壁厚だけ細くなつたアンカースリーブ( 321)の範囲(343)を取囲んでいることを特徴とする請求の範囲第16項 記載のアンカー。 18.細くなつた範囲(343)が円錐形の外面(343b)を備えていること を特徴とする請求の範囲第17項記載のアンカー。 19.拡開シエル(346)が開放した側(348)を備え、その開口が案内孔 (326)の開放した溝(328)の開口と重なつていることを特徴とする請求 の範囲第16項から第18項までのいずれか一つに記載のアンカー。 20.拡開シエル(346)が、特にスリツト(349)の形をした、開放した 側(348)と反対側の壁厚縮小部を備えていることを特徴とする請求の範囲第 19項記載のアンカー。 21.案内孔(26)から収容穴(322)への移行部の外周範囲に、ピン(3 29)に設けた当接肩(355)のための段(341)が設けられていることを 特徴とする請求の範囲第16項から第20項までのいずれか一つに記載のアンカ ー。 22.開放した側(348)の内法幅がピン(329)の外径よりも幾分小さい ことを特徴とする請求の範囲第19項記載のアンカー。 23.ピン(329)の前端部(332)が案内孔(326)内にある初期位置 においてピンが拡開シエル(346)の開放した側(348)の開口に係合して いることを特徴とする請求の範囲第21項と第22項記載のアンカー。 24.請求の範囲第1項と第8項および請求の範囲第10項から第15項までの いずれか一つに記載の少なくとも一つのアンカーが使用されている固定装置にお いて、アンカー(211)のアンカースリーブ(221)が、固定される物品を 通るアンカーの主負荷方向に対して鋭角をなして延びる、壁、天井等の穴(21 2)に挿入され、アンカースリーブの長手軸線と主負荷方向が、アンカースリー ブ(221)とめねじ孔(222,223)の長手軸線(227,230)が互 いになす角度と同じ鋭角をなしていることを特徴とする固定装置。 25.2個または複数のアンカーが使用されている請求の範囲第24項記載の固 定装置において、鋭角に延びる複数の穴(212)が互いに離隔または発散する 方向に向いていることを特徴とする固定装置。
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