JPS61500738A - はり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 は　り 本発明はジグザグ、曲りくねった、または波形に曲げて曲成点をフランジに固定 させた針金またはスリップ状部材よりなるウェブ構造のフランジ付はりに関する 〇この形式のはりおよびこれを製造する方法は例えはス工−デンの公開出版物７ ６１０６００−４に記載されているうしかし、このはりまたその池のはりの用途 は許容支持荷重（ｂｅａｒｉｎｇｃａｐａｃｉｔｙ　）および曲げ特性で制限を うける。これらの特性は木材フランジの特性と曲げた金属線または金属ストリッ プのウェブをフランジに固定した各個所での木材の変形度とによって決まること が大きい。従って、フランジに含まれた木材は要求された規定に応じると共に分 別されて非常に正確に接合される必要があり、これには複雑で費用のかかる手順 が伴う。公開ドイツ特許申請第４１５９９１号に開示のごとく、針金を取付け、 フランジの縦方向に延ばしこれをウェブの折曲げ個所に溶接することにより上記 欠点を克服せんとする若干の試みがおこなわれた。しかし、不幸にも、この試み は低質の木材をフランジに利用できるという利点にも拘らず、はりの剛性および 許容支持荷重がもたらす経済的利益を別にして製造手順を複雑化する結果になっ た。実際、ウェブ構造に含まれる針金を防蝕処理する前に、フランジに沿って延 びる針金を各ウェブの曲成点に溶接する作業が必（ｉ的におこなわれる必要があ り、この防蝕処理はなおざりにはできない。この処理自体が高価であることに加 えて、この処理が針金部材を各曲成点に溶接したことによってできるほぼ格子状 のウェブを各別々のユニットに対し個別におこなわれなければならず、この防錆 処理によって供給巻わくから直接追出した表面地理ずみの針金を連続的に曲げて 仕上げウェブを合理的に製造する可能性もまたな（なる。

従って、本発明の目的は公知のはりに関連した上記問題点を解決すると共にもつ としつかりした抗変形性でありながら、簡単化されて従来のものよりも安価なは りの製造を可能にする新規にして改良された種類のはりを例としての説明によっ て提供することにある。

本発明のはりはその目的を少なくともその全ての重要部分において達成するため に、少なくとも一つはフランジはこれと縦方向に延びフランジの残り部分とは別 の材料でできていて、フランジに埋込まれ、フランジと一体でかつフランジに固 定された針金またはストリップ部材の曲成点とも一体のユニットを形成するよう に鋳込まれる部分品を有することを主な特徴としている。

フランジ部分品をはりのフランジに埋込むことによって、これらフランジ部分品 がフランジとのみならずウェブとも一つのユニットを形成することによつズ、こ のウェブ構造は保管用巻わくから取出した表面処理ずみ針金またはストリップ材 料から極く簡単に製造できるので、本発明は同時にウェブの曲成点とフランジと の間に安定した抗変形性の接続を保証する。

本発明の今一つ特に重要な利点は完成したはりの剛性および許容支持荷重の大部 分が所望により、埋込みフランジ部分に移すことができるが、残りのフランジの 設計とこれに選ばれた材料とは主としてくぎ付け、ねじ止め、保温その他任意所 望の目的に適応させることができるということである。その結果、例えば木材フ ランジの質はあまり測くする必要はなく、木材の類別やまた継ぎ手（ｓｐｌｉｃ ｉｎｇ　ｏｒｊｏｉｎｔｉｎｇ）も複雑高級または高価な方法でおこなう必要が ない。適当な寸法とこれに対する適当な材料を以てすれば、埋込みフランジ部分 品ははりの荷重の大部分を吸収する素子を構成し、フランジにおける木製材料の 荷重支持機能の大部分を取除くことになる・普通の建物のはりにおいてはこの目 的ではフランジ部分に対し比較的小さな横断面積しか必要でない。１ｄまたは数 ｄはどの小さな断面積が実際にはかなりの補強効果をはりに与える。

本発明のはりの好ましき実３１例によれば、埋込みフランジ部分品の少なくとも 主要部分はフランジの長いみぞまたはみぞ状２　ｍに配置され、このフランジに 接合された針金またス）　ＩＪツブ状部を少なくとも部分的に収容している。

公知のはりに関連した木材の類別や木材／針金接続部の準備といった入念な手順 を用いることなく、同様なはりが本発明で木材のはりの全長に沿ってみぞを設け るだけで可能となる。この場合、このみぞは本発明による埋込みフランジ部分品 を形成するようにした他の材料を用いようとする場合に梨の役目をする。

埋込みフランジ部分品とフランシト１に配置されたウェブ状の針金またはストリ ップ状の部材との間に極めて効果な鋳造一体化（ｃａｓｔ　ｉｎｔｏｇｒａｔｉ ｏｎ　）を確実にするため、長いみぞ状空間はこれらウェブ部分用の付加的に設 けられた空間と連通する底を有する。

フランジに埋込まれこのフランジの残部とは別の材料で構成された部分品はウェ ブから遠いフランジ側か、またはウェブに近い側に配置できる。ウェブに近い側 の場合では、他のフランジ部分は例えばくぎ付けやねじ止めのためにずっと手が 届き易いが、ウェブに遠いフランジ側の場合では、埋込みフランジ部分品ははり のいわゆる中立平面からさらに遠ざかる配置となるためさらに積極的な荷重吸収 機能を有する。

本発明のごとき埋込みフランジ部分品は各種の化合物から製造でき、これら化合 物のうち適量の増量剤を加えた数種のプラスチックが建築構造物における少なく ともはりに最も有用な材料のようで、フランジ自体はくぎ付けやねじ止めに適し た木材または同様な材料で作ることができる。

適当なプラスチックの例としてはポリエステル、アクリレート、ポリウレタン、 エポキシ樹脂または同類の化合物で、これらを好ましくは鋼またはガラス繊維、 マイカ、その他埋込みフランジ部分品の強度番ζ寄与する任意の材料で補強する ことができる。

本発明を添付の図面に示す実施例を参考に以下に詳述する。第１図は主として建 設業？・すきの本発明のはりの１部断面の斜視図である。第２図乃至第４図はこ のはりのそれぞれの横断面図である。

図から理解されるごとく、本発明のはりはウェブ構造によって相互に連結された 二つの弦材またはフランジ１を有し、従って、フランジはＩ形はりの一種と見な さｎる。しかし、このウェブ構造は例えばジグザグ状、曲りくねった乃至は波状 に曲げ、その曲成点３をフランジ１に接読させた針金またはストリップ状部材２ より形成されているので、従来のｒ形はりとの相似性は不十分である。

本発明によれは、二つのフランジ１はフランジ部分品を含み、この部分品はフラ ンジの残りＢｂ分とは別の材料で作られていて、各フランジの長さに沿って延び てフランジ内に埋込まれて、フランジと針金またはストリップ状部材２の曲成点 ３との一体部分を形成するよう鋳込まれていて、上記曲成点３もまたフランジに 接ｇ４されている。

本発明のはりの実施例における針金またはストリップ状部材２は必要な防蝕剤で 処理してから図示の形状に曲げた適切な寸法にした鋼線よりなる。ねじ止めやく き付けできるように、フランジの主要部分は好ましくは木材、例えば２×２〃了 法の間柱で作られている。あるいはまた、異なる種類の水付繊維またはチップ材 料がこの目的に使用される。

本発明ではフランジ１に埋込まれたフランジ部分品４は、仕上った埋込み部分品 をはりが使用中に受ける荷重の少なくとも大部分を吸収するに足るだけの強度に するため、若干１の増量材を混ぜて補強されたプラスチック材料よりなることが 好ましい。本発明の埋込みフランジ部分品に役立つプラスチック材料としてはポ リエステル、アクリレート、ポリウレタン、エポキシ衝詣などの化合物であるか 、鋼またはガラス鍮維、マイカなどは適当な補強材である。

ご；示のごとく、埋込みフランジ部分品４は少なくとも主部分がフランジ１　＋ ｃみそ５として形成された長い空間に配置され、このみぞまたは空間５はウェブ を形成する針金またはストリップ状部材２のうちフランジと接合された部分を部 分的に収容している。これらのウェブ部分をフランジに埋込まれたフランジ部分 品と一体に鋳込むために、長いみぞ状空間５は底を有し、この底にはウェブ部材 ２のうち残りのフランジ部分内に配置された部分に対する別の凹陥ＦＫ、６か接 続されている。

第１図および第２図に示す本発明のはりを例示した図示の実施例において、埋込 まれたフランジ部分品４はフランジ１のウェブ２から遠い側に配置されている。

しかし、第３図および第４図に示されるフランジの横断面から理解されるごとく 、フランジ部分品は前記とは別にフランジ１のウェブに近い側に配置することが でき、また一方の埋込みフランジ音に分品４は−７のフランジ１のウェブ２に近 い側に位置し、イヒ方のフランジ１の埋込みフランジ部分品４はフランジのウェ ブ２に近い側に位置する配置にすることもできる。

本発明はここに図示説明の例に限定されるものではなく次の請求の範囲内に２い て種々の変態実施が可能である。

ＦＩＧ、２　ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、４ 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．ジグザグ、曲りくねつたまたは波形に曲げた針金またはストリツプ状部材（ ２）で形成し、該部材の曲成点（３）をフランジ（１）に固定してなるウエブ構 造を有するフランジ付はりにおいて、上記フランジ（１）の少なくとも一つが該 フランジ（１）の残り部分とは別の材料より作られフランジの縦方向に延びてフ ランジに埋込まれ鋳込まれて該フランジとまた該フランジに接合された針金また はストリツプ状部材（２）の名曲成点（３）とも一体のユニツトを形成すること を特徴とするフランジ付はり。
2. ２．前記埋込みフランジ部分品（４）は少なくともその主要部分がフランジ（１ ）の長いみぞ状空間（５）に配置され、該空間（５）が前記針金またはストリツ プ状部材（２）の上記フランジ（１）に連結された各部分を少なくとも部分的に 収容したことを特徴とする請求の範囲第１項に記載のはり。
3. ３．前記埋込みフランジ部分品（４）を収容する前記長いみぞ状空間（５）が針 金またはストリツプ状部材（２）の前記フランジ（１）内に配置された部分用に 設けた付加的空間（６）と連通している底を有することを特徴とする請求の範囲 第２項に記載のはり。
4. ４．前記埋込みフランジ部分品（４）がウエブ（２）から遠いフランジ（１）側 に位置する（第１図、第２図および第４図）ことを特徴とする請求の範囲第１項 、第２項または第３項に記載のはり。
5. ５．前記埋込みフランジ部分品（４）がウエブ（２）に近いフランジ（１）の側 に位置する（第３図および第４図）ことを特徴とする請求の範囲第１項、第２項 または第３項に記載のはり。
6. ６．前記埋込みフランジ部分品（４）が若干量の増量材を加えたポリエステル、 アクリレート、ポリウレタン、エポキシ樹脂などを鋼またはガラス繊維、マイカ その他フランジ部分品の強度に寄与する任意の製品で補強したプラスチツク材料 よりなることを特徴とする請求の範囲前記各項の一つまたはそれ以上の項に記載 のはり。
7. ７．前記フランジ（１）の残り部分が少なくとも本質的には木材、木材チツプま たは木材繊維その他くぎ打ちまたはねじ止めするに適した任意の材料よりなるこ とを特徴とする請求の範囲前記各項の一つまたはそれ以上の項に記載のはり。