JPS61500737A - 窓、ドア又は類似のもののためのスペ−サ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 窓、ドア又は類似のもののためのスペーサ本発明は、窓、ドア又は類似のものの ための多重絶縁ガラス用のガラス板のための金属又はプラスチック製スペーサで あって、請求の範囲第１項の上位概念に記された形式のものに関する。

上記形式のスペーサはドイツ連邦共和国特許第２９２９５４４号明細書から公知 である。この公知例によれば、そのようなスペーサを曲げる際に壁部に目につく 程の変形が生じないようにし、それによってガラス板とスペーサとの間のソール 性を良好にするという課題が解決されている。

しかし実際において、当該のスペーサの横断面形状を更に改良して、曲げを容易 にかつ完全なものとし、ガラス板に対するスペーサのシールを一層良好にし、か つ更には湿気吸収性の材料によるスペーサの中空室の充填を容易かつ迅速にする 必要があることが判明している。

従って本発明の課題は公知のスペーサを改良し、その取り扱いを著しく容易化す ることである。

上記の課題は本発明の特許請求の範囲の特徴部分に記された手段によって解決さ れた。

本発明によればスペーサが、内壁の両側で延びる２つの、同一でない幅を有する 成形部分から成っている。

この場合、外側へ向けられており閉じた中空室を有している成形部分が、フォー ク状の脚部によって形成された成形部分よりも狭幅になっている。更に前記の中 空成形部分が台形に形成されているので、本発明によるスペーサは積み重ね可能 であり、即ち各成形横断面が適切に設計されることによって該スペーサの積み重 ね状態において、一方の成形体の内壁が他方の成形体の外壁に当接せしめられる 。更にこれによって各成形中空室を湿気吸収性の材料で充填する工程も著しく迅 速化され、何故ならスペーサが互いに並べて積み重ねられた状態でその充填が行 なわれ得るからである、更に本発明による成形体の横断面形状によれば、ガラス 板とスペーサとの間のシール性が著しく改良されている。内方にへこんでおり長 手方向で連続した中空挟挿状の溝の中には、特にブチル成形コードとしてのシー ル成形体がそう人されてお９、この溝にはフォーク形状の脚部によって形成され た成形部分が境を接つしており、この成形部分の外面にガラス板が当接している 。加熱によって柔らかく又はゆるくなるシール部材のために、溝から脚部の外面 への移行個所に、克服不可能な自然の障壁部分が形成されている。その結果、シ ール部材がスペーサの脚部に沿って内部へ侵入することはない。しかし中空成形 部分の万の幅は比較的に狭いのでシール部材は外方へ移動又は漏出し、それが当 接するガラス板の圧力下で圧搾されているので良好なシール作用が達成されてい る。

更にスペーサ成形体の中立区域内に位置し長手方向で連続しかつ内方へへこまさ れた中空挟挿状の溝によって、スペーサの、中空室を取シ囲む缶壁はガラス板へ の直接接触には至らないので、当該スペーサの曲げ時に行なわれる更に良好な形 状付与が可能となっている。

特許請求の範囲の各従属項には、やはり製造及び組立て時のスペーサのよシ良好 な取り扱いのために働く、本発明によるスペーサの有利な実施態様が示されてい る。

図面は本発明の複数の実施例を示すものであって、第１図は本発明による幅広な スペーサ成形体を２つのガラス板の間に配置した状態で示した断面図、第２図は 本発明による狭幅なスペーサ成形体を示す断面図、第３図及び第４図はそれぞれ 相異なる湾曲壁部を有する各スペーサ成形体を示す断面図である。

図示の全ての実施例においてスペーサ１は閉じた中空成形部分２とフォーク状の 成形部分３とに分けられており、この両部会は内壁６０両側に延びている。閉じ た中空成形部分２は中空室４を制限形成する各壁部、即ち外壁５と内壁６と両方 の斜壁７と両方の側壁区分８とから成っている。フォーク状成形部分３は内壁と 、側壁の、該内壁６を越えて突出した脚部９とによって形成されている。

・閉じた中空成形部分２の幅ａはフォーク状成形部分３の幅すよりも小さい。

側壁区分８は内方へへこんでおりかつ連続した中空挟挿状の溝１０を有しており 、この溝１０はシール部材１６、特にブチル成形コードを受容するだめのもので ある。

図示の例ではスペーサ１は軽金属、特にアルミニウムから成る押し出し中空成形 体として形成されている。

しかし類似の成形体を金属帯の変形加工によって形成することも可能である。ま た射出成形されたプラスチック成形体の使用も可能である。

いずれの場合でも本発明によるスペーサ１においては、当該成形体の曲げ後に脚 部９の外面のみがガラス板１５に接触せしめられ、これに対して閉じた中空成形 部分２の各壁部５，７．８はその小さめの幅ａ故に、組込み状態においてガラス 板１５に対して距離を置いて位置している。従って、加熱によって柔らかくなる 材料は抵抗が最も少ない方向へ移動することから、成形コード１６は、ガラス板 １５への圧着及び加熱時に外方へ向けてのみ変形する。ガラス板中央の方向への 該シール部材１６の変形は障壁部１７によって防がれている。更に溝１０がスペ ーサ１の中立区域に位置していることから、曲げ工程に悪影響が生じることはな く、しかも同時に曲げ状態における高い形状正確性が得られている。

脚部９を隣接する成形体の中空台形部分７の周囲に係合させることによって、多 数のスペーサ１を互いに重ねることが可能である。この場合、脚部９の端面１１ は面取シ部１２を有し、この面取り部は斜壁７と同じ角度位置を有している。こ の角度同一性に基づいて、搬送時の損傷発生の危険なしに良好なセンタリング支 持が保証されている。また適切な寸法設計によって、積み重ね時に一方の成形体 の外壁５が隣接した成形体の内壁６に接触せしめられるようになっている。

これによる利点は、多数のそのようなスペーサをスペース節約的に包装しかつ発 送することが可能なことである。更に積み重ねられたそのようなスペーサ全体に 一緒に、湿気吸収性の材料を詰め込み、それによって製造を著しく高速化するこ とが可能である。

従来のスペーサと同様に内壁６は少なくとも１つの、当該壁を薄くさせる貫通溝 １８を有している。この薄壁部分の範囲内に複数の孔１９又は他の開口が形成さ れており、それによって窓内室とスペーサの中空室４との間に湿気吸収のための 接続部が形成されている。

いずれにせよ外壁５の壁厚さは内壁６の壁厚さよシも大きく設計されている。こ の場合、曲げ時に外壁５に著しい張力が作用することが考慮されている。この外 壁５の壁厚さが大きくされていることによって、曲げ時の裂は目発生が防がれて いる。

更に第１図からは三角形横断面を有するウェブ１４が内壁６の内面に配設されて いるのが分る。これらのウェブ１４によって、中空室４内に差し込み可能な結合 部材２０と内壁面との間の製造誤差が補償される。

またこのウェブ１４が部分的に面取シ又は変形形成されていることによって、中 空室４内への結合部材２０の打ち込み時にしつかシしたはめ合いが形成される。

スペーサ１が１つの部材から曲げ形成されている場合は、その継目範囲内の唯１ つの結合部材２０が配置されている。スペーサ１が複数の部分から組立てられて いる場合は、相応して多数の継目個所が形成される。

第２図の実施例には著しく狭幅なスペーサ１が示されており、この場合脚部９の 端面１１の面取り部１２を斜壁７の傾度に適合させる必要はない。

第３図に示された例では内壁６と外壁５とがある程度湾曲形成可能である。第６ 図の例では内壁６が中空室４への方向でとつ状に形成されておシ、これに対して 外壁５はその縁範囲内に、斜壁７に移行する湾曲部２２を有している。場合によ ってはこのような湾曲部２２の配置のもとで、壁厚さを一定に形成することが可 能である。

第４図に示された実施例においては内壁６が平らに形成され、これと逆に外壁５ が複数の湾曲部２３を有している。第１図及び第２図に示された面取り部１２の 代シに第４図の例では、個々の脚部９の端面１１の内側に丸味部１３が配置され ており、この丸味部１３はやはシ脚部９を隣接する成形体の斜壁７にセンタリン グ支持するために働く。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．窓、ドア又は類似のもののための多重絶縁ガラス用のガラス板のための金属 又はプラスチツク製スペーサであつて、コーナー範囲において曲げられる、湿気 吸収性の材料で充填されかつ方形又はほぼ台形の横断面を有する中空成形体から 成り、この中空成形体の各側壁が、ガラス板内室に面しかつ複数の孔を有する内 壁を越えてフオーク状に突出している形式のものにおいて、内壁（６）に接続し ている閉じた中空成形部分（２）が、フオーク状の脚部（９）によつて形成され た成形部分（３）よりも小さな幅（ａ）を有し、また内壁（６）に接続し中空室 （４）を側方制限する壁区分（８）が、長手方向で貫通しかつ内方へへこみ形成 された中空狭搾状の溝（１０）を、シール部材（１６）の受容のために有してい ることを特徴とする、窓、ドア又は類似のもののためのスペーサ。 ２．フオーク状の脚部（９）の端面（１１）が内方へひつこんで面取り形成（１ ２）されている、請求の範囲第１項記載のスペーサ。 ３．中空成形体が台形横断面を有し、端面（１１）の面取り部（１２）が台形の 中空成形部分（２）の斜壁（７）に合わせて形成されている、請求の範囲第２項 記載のスペーサ。 ４．閉じた中空成形部分（２）の、フレーム外面に面した外壁（５）が他の壁部 （６，７，８，９）よりも大きな壁厚さを有する、請求の範囲第１項から第３項 までのいずれか１項記載のスペーサ。 ５．内壁（６）の内面に、中空室（４）内へ突入しかつほぼ３角形の横断面と低 めの高さとを有する連続したウエブ（１４）が配置されている、請求の範囲第１ 項から第４項までのいずれか１項記載のスペーサ。 ６．内壁（６）又は（及び）、フレーム外面に面した外壁（５）が湾曲形成され ているか又は湾曲した壁部分（２１，２２，２３）を有している、請求の範囲第 １項から第５項までのいずれか１項記載のスペーサ。