JPS61500728A - 食欲低下用医薬組成物 - Google Patents
食欲低下用医薬組成物Info
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- JPS61500728A JPS61500728A JP59503167A JP50316784A JPS61500728A JP S61500728 A JPS61500728 A JP S61500728A JP 59503167 A JP59503167 A JP 59503167A JP 50316784 A JP50316784 A JP 50316784A JP S61500728 A JPS61500728 A JP S61500728A
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- A61K31/485—Morphinan derivatives, e.g. morphine, codeine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
食欲低下活性を有する医薬
組成物およびその製造法
生活の基本的現象の一つは、生物がそれらの環境から食物をとることにある。基
本的現象に関する限り、生活の上昇と同時にそれも上昇する。生物にとってそれ
を考えたとき、過食および減食は危険であり、食物摂取の上昇と同時に、食物摂
取を制御するための体系も上昇して来た。生活の発達と共に、この体系は益々発
達するようになり、現在ではそれは「幾つかの調節サークルを有する」非常に複
雑な体系として作用している(調節機構を推定および証明した要約は1983年
2月19日のザ・ランセットの第398〜第401頁に与えられている)。これ
らの調節機構の一つはいわゆるモルヒネ様内因性(opioid sndogs
nic )ペプチドに基づいている。このことは、特殊なモルヒネアンタゴニス
ト、ナロキソン〔(5α)−4,5−エポキシ−3゜14−ジヒドロキシ−17
−(2−プロペニル)−モルフィナン−6−オン〕を動物に投与したとき、それ
がモルヒネ受容体によって吸収され、これによって動物の食物摂取、食欲および
流体摂取が阻害されることが観察されることで支持されている。内因性(および
外因性)モルヒネの投与によって動物および人間の食欲を増大できることの観察
は、これらの化合物が栄養上に影響を作用することを示す(Aa+。
J、 C11n、 Nutr、第35巻ll757頁〜第761頁、1982年
およびアペタイト、第2巻@193頁〜第208頁、1981年)。
非飼育動物の場合、調節機構は多かれ少なかれ適切に機能し、動物の適切食物摂
取を確実にするが、過食から誘導される多くの病変が人間の場合発生する。
これは人間の場合一方では空腹の感覚によってのみ食物摂取が生ぜしめられるの
ではなく、他方で食物摂取の程度が生体の要求に従わず、要求がしばしば優るも
のとなることから容易に理解できる。充分に計画された食物摂取によって肥満を
避けることができることはそのとおりであるが、多くの場合食餌性習慣を変える
ための自身での決心は充分でなく、決心を実行するためにはその上に薬剤の助け
を必要とする。
最も良く知られているやせ薬はデンピモン(desopimone)(410ロ
ーα、α−ジメチル−フェネチルアミン、ブラシジン(gracidine )
(3−メチル−2−フェニル−モルホリン)およびテロナック(t*rona
c ) (5−(P−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−3H−イミダゾ〔
2゜1−五〕イソインドールー5−オール〕である。
不幸にして既知のやせ薬は幾つかの禁忌と副作用を有し、従って処置を必要とす
る患者の大部分においてはこれらの薬剤は使用できない。
デンピモンの副作用には瞳孔の拡張、眼の内圧の増大、嘔吐、下痢、腹痛、放尿
開始困難、頭痛、アレルギー性発疹、めまい、8よび不眠症および神経過敏症の
みならず傾眠があり、鎮静効果もほぼ同じ割合で現われる。
ブラシジンは、心臓病、心臓脈管障害および高血圧病を伴った肥満の場合、細心
の注意を払ってのみ投与できる。
ブラシジンの摂取時および療養中それを投与するとき、自動車の運転、地上での
および危険な機械での仕事は止めなければならない。その使用および影響を受け
ている間にはまたアルコール性飲料の摂取は停止する。最近の情報によればブラ
シジンを含有する組成物は禁止されている。
テロナックは口腔乾燥、頭痛、神経過敏症、嘔気、使易、睡眠障害、めまい、頻
脈、性機能の可逆障害、発汗、湿疹、瞳孔拡大、アレルギーを生ぜしめる。また
緑内障、心臓脈搏障害、烈しい心臓障害、腎不全、肝臓障害、高血圧症、脳突起
、精神病、爾潰瘍、腸潰瘍の場合にもそれは禁忌である。
上述したことに基づいて、既知の組成物の副作用を示さず、副作用なしに広く使
用できる食欲低下組成物がめられている。
これに似た組成物の活性成分として、中枢神経系の分野でそれらの影響を働かせ
るこれらの物質を考慮に入れることができる。この種の物質には上述したモルヒ
ネアンタゴニストもある。
肥満した人について、食物摂取はナロキソン(naloxonりによって低下す
ることが知られている( J、C11n、Endoarin。
Metab、第55巻、第196頁〜第198頁、1982年参照)。それはプ
ラデルXウイリ(Prmd@r −Willi )症候群(The Lance
t 1980年、第876頁〜第877頁)、外傷性視丘下部暴食(Aa+、
J、C11n、 Nutr、ill 35巻@757頁〜第761頁、1982
年)においてまた2−デツキシーグルコース注入によって空腹にされた健康な人
の場合において同様の活性を有する。
食欲低下組成物における活性成分としてのナロキソンの使用は、投与し、たどを
非゛常に大なる投与量で与えるべきであるという事実によって障害が避けられな
い。しかし広く使用される食欲低下組成物の場合において、過経口投与のみを考
慮に入れることができる。
本発明の目的は、副作用および禁忌なしに広く使用しうる食欲低下組成物を提供
することにある。
本発明の目的は、活性成分としてナルオルフィン(nalorpbine) (
(5a 、 6α) −7,8−ジデヒドロ−4゜5−エポ+シー17−(2−
プロペニル)−モルフィナン−3,6−ジオール〕を含有する食欲低下組成物に
よって達成される。
本発明によれば、好ましくは鉱酸例えば塩酸、臭化水素酸の如き強酸を用いて作
った塩の形でのナルオルフィンは、経口また直腸医薬組成物の製造のため通常使
用されるキャリヤー、稀釈剤、フレーバー、芳香剤、着色剤およびその他の補助
材料で医薬組成物に配合する。
本発明の医薬組成物は、錠剤、糖衣丸、丸薬、カプセルまたは散薬粉末組成物S
よび種々の溶液、懸濁液(液体医薬、ドロップ等)、生薬の形で作る。
本発明の好ましい実施態様によれば、医薬組成物の1回の投与適量単位または適
量単位の低い数(錠剤、糖衣丸、散薬、カプセル、生薬、ドロップまたはスプー
ンでの量)は単一投与量を含有する。適量単位は勿論より多くの投与量を含有し
てもよい、この場合例えば錠剤はそれらを小片に破壊するのを容易にするため分
割切片にするとよい。
活性成分の毎日の投与蓋は15〜30qである。活性成分が長期であるとき、麻
痺抑制として使用されて以来、実際の投与量は、達成せんとする効果および患者
の個々の反応および耐性を考慮して医師の技術に基づいて容易に決定できる。こ
れらの投与量は上述した投与量を越えてもよく、あるいは少なくてもよい。毎日
の投与量は、活性成分の等量または異なる泄を含有する単一投与量より灸くに分
けてもよい。従って一定の活性成分レベルを容易に確実にする゛ことができる。
本発明は人間史には動物の食欲を低下させる方法に関し、この場合、処置すべき
人間または動物に、本発明の組成物の有効投与量例えば活性成分15〜30rn
gを含有する量を投与する。
驚いたことに、本発明の医薬組成物を用いて行なった処置中または処置後、組成
物に帰することのできる副作用(口腔乾燥)は非常に僅かしか生ぜず、非常にお
だやかな形で観察された。阿片誘導体の麻犀性効米に関連できる副作用は観察さ
れなかった。医薬についての従属性は上昇せず、習慣性または禁断症状は処理後
みられなかった。
本発明を下記実施例で示す。
実施例 1
活性成分5fnqを含有する錠剤
下記組成の粉末混合物を作る。
ナルオルフィン臭化水素酸塩 5.0yコロイド状シリカ 1.02
ステアリン酸マグネシウム 3.0y
タ ル り 9.02
微結晶質セルロース 82.(1
100、OF
かくして得られた粉末混合物から、均質化後、49〜785MPa(500〜8
000Kp/CIりの圧力下それぞれ100、OOfngの錠剤を圧縮して作る
。
実施例 2
活性成分10fit9を含有する錠剤
下記組成の粉末混合物を作る:
ナルオルフィン臭化水素酸塩 10.OFココロイドシリカ 1.02
ステアリン酸マグネシウム 3.OF
タ ル り 9.OF
微結晶質セルロース 77.0f
100、Of
かくして得られた粉末混合物から、均質化後49〜785MPa(500〜80
00Kp/clりの圧力下圧縮してそれぞれ100.00〜の錠剤を作る。
実施例 3
活性成分201nIを含有する錠剤
下記組成の粉末混合物を作る。
ナルオルフィン臭化水素酸塩 20.OFタ ル り 3.OP
ステアリン酸マグネシウム 4.02
マニトール 108.0F
135.0F
15、OFの澱粉および水から3〜5%の粒状化する液体を作る。かくして得た
澱粉溶液を用いて粉末混合物を粒状化する。約1flの直径を有する粒子を作る
。粒子を50℃で乾燥し、次いでそれらを49〜785 MPa (500〜8
000KP/cIIN)の圧力で圧縮してそれぞれ150.0O1qの錠剤にす
る。
実施例 4
活性成分20fnIiを含有する生薬
下記組成の生薬塊を作る:
ナルオルフィン臭化水素酸塩 20.(1坐薬ベース(ココナツツバター) 1
980.(12000、C1
生薬ベースを37〜38℃で溶融し、活性成分をその中に均一に分散させ、次い
で22の生薬を作るのに好適な生薬フオーム中に満し、それを冷却する。
実施例1で作った活性成分5岬を含有する錠剤を用いて、肥満した志願した患者
について臨床試験を行なった。試験開始時と終了後体重を測定した。また毎日投
与した錠剤の数も記録し、処置終了時、KgZ週のシメンジョンで体重低下を計
算した。下表にかくして得られたデータを、時に生じた副作用と共に示す。
1 103.5Ky 100.5Ky O,752口腔乾燥2 92.0KIF
84.5Kg1.07 1 m3 82、OKf 76.0Kg0.53 3
m4 80.0Kf 78.0KfO1663〆5 123、OKy 122
.OKy O,505w6 87、OKy 85.0Kg1.0 3 ti7
80.0KF77.0KfO,752m8 84.0リ 79.0Kg O,8
32w9 1]4.OKf ]08.OKF!0.75 3 使込1078.0
Kf 72.OKf 1.04渇11 100、OKy 87.OKy 2.0
3 使込] 2 90.OKp 82.0Kg0.5 4 使込13 ]14
.OKy 98.OKy O,73使込14 92、OK7 81.5Kp O
,74使込15 124.0Kf 108.0KfO,33〆16 97.0K
g88.0Kg0.4 5 ヴ表(続き)
患者 体 重 体重低下 錠剤数7日 副作用番号 入院時 退院時 (Kν遍
)
18 ]03.OKF 99.OKgo、s 5 120 96.0Kg77、
OKF 1.1 3 便泌21 91、OK!F 87.0KfO,54d22
86、OK7 75.OK9 1.5 5 便泌23 104、OKy 93
.0Kg0.5 4 i24 78.0Kg72.OKy O,74g25 1
09.0Kg100.0Kg0.9 4 便泌26 119.0Kg106.O
Ky 1.0 4 〆27 97.3KF187.3Kg1.0 4 〆2B
82.5KF76.0Kg0.6 3 〆29 126.2Kg115.OKy
1.3 3 便泌30 81.5Ky 73.8氏? 1.1 3 〆31
83、OKy 75.0Kg0.8 3 便泌33 119.8Kr ]112
.0Kg0.8 4 便泌34 115.0Kg110.5Kg0.9 4 便
泌35 98、OK7 87.0Kg1.2 3 ぽ36 97.0Kg90.
0Kg1.1 3 〆37 115.5Ky 100.3Kg2.1 3 〆3
8 125.0Kg102.5b 1.3 3 〆39 132.0Kg121
.0Kg0.7 4 〆悶 筋 慣 客 餌 失
、1111.1115.^−−一四@Il、、PCT/Hυ64100042
Claims (7)
- 1.経口または直腸医薬組成物の製造のため通常使用されるキヤリヤー、稀釈剤 、フレーバー、芳香剤、着色剤および他の補助材料と共に投与単位について5〜 30mgの(5a,6α)−7,8−ジデヒドロ−4,5−エポキシ−17−( 2−プロベニル)−モルフイナン−3,6−ジオ−ルまたは強酸で形成したその 塩を含有することを特徴とする食欲低下活性を有する医薬組成物。
- 2.経口投与に好適な固体組成物に配合する請求の範囲第1項記載の医薬組成物 。
- 3.直腸投与に好適な坐薬組成物に配合する請求の範囲第1項記載の医薬組成物 。
- 4.経口または直腸医薬組成物の製造のため通常使用されるキヤリヤー、稀釈剤 、フレーバー、芳香剤、着色剤およびその他の補助材料と共に投与単位について 5〜30mgの(5α,6α)−7,8−ジデヒドロ−4,5−エポキシ−17 −(2−プロペニル)−モルフイナン−3,6−ジオールまたは強酸で形成した その塩を医薬組成物に配合することを特徴とする食欲低下活性を有する医薬組成 物の製造法。
- 5.固体補助材料を使用して固体医薬組成物、好ましくは錠剤を作る請求の範囲 第4項記載の方法。
- 6.半液体補助材料を使用し坐薬組成物を作る請求の範囲第4項記載の方法。
- 7.好ましくは強酸で形成した塩の形で、5〜30mgの(5α,6α)−7, 8−ジデヒドロ−4,5−エポキシ−17−(2−プロペニル)−モルフイナン −3,6−ジオールを含有する医薬組成物を人間の如き哺乳動物に毎日投与する ことを特徴とする人間の如き哺乳動物の食欲およびこれによつて体重を減少させ るための人間の如き哺乳動物の処置方法。
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