JPS61500663A - 感染性嚢病ウィルスワクチン - Google Patents

感染性嚢病ウィルスワクチン

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JPS61500663A
JPS61500663A JP60500062A JP50006285A JPS61500663A JP S61500663 A JPS61500663 A JP S61500663A JP 60500062 A JP60500062 A JP 60500062A JP 50006285 A JP50006285 A JP 50006285A JP S61500663 A JPS61500663 A JP S61500663A
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コモンウエルス サイエンテイフイツク アンド インダストリアル リサ−チ オ−ガナイゼイシヨン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 感染性置駒ウィルスワクチン 本発明は、感染+′4嚢病置駒fnfacttaus burfIaldi+% ease ; IBD )ライh・スの感染性を試験管内で中和しおよび有毒な IBDウィルスによる感染に対して感染しやすい鶏(c b r c k e  n s )を保護する抗体の産生を刺激する鶏のIBDウィルスの主要な構造タ ン・ぐり質(宿主保護免疫原)の同定および特性決定に関する。本発明は、さら に、前記の主要な宿主保5免疫原を用いたウィルスに対して有効なサブユニット ワクチンの製造に、ならびに診断試験、分析計価等におけるこの免疫原の使用に 関する。
感染性置駒ウィルスは、世界の家禽産業の全体にわたって主要な経済的重要性を 有する病原体であり、商業的家禽環境の至る所にちる夾雑物でちる。このウィル スは、若い鶏に高感染性で免疫抑制性の疾病を引き起こし、そして選択的に7ア ブリーキウヌγ(2つの主要な鳥類の免疫学的器官のうちの1つ)において増殖 することにょっ−こ抗体生産性血漿細胞の前駆体を破壊する。若い(4週齢まで の)鶏において、このウィルスは直接に病的状態を引き起こしそして死に至らせ る。一方、感染しながらも生きている鶏において、抗体反応生産能が阻害されま たは抑制される。かがる鶏は、他の鳥類感染を対象とした予防接種faミグラム 対する応答性が乏しく、種種の細菌性、χ′イコゾシスマ性およびウィルス性病 原体に対する感染しやすさが高いままであり、セして極めて乏しい体重増加率お j二び食物転換率を示す。
IBDウィルス感染に対する保護は、体液性の抗体のみで仲介され、細胞介在の 免疫学的器官の存在を必要としない。従って、卵黄嚢を介して免疫性の繁殖雌鶏 から適量の母性抗体を受けた鶏は、r化後の臨界的な最初の4〜5週間にわたっ て保護される。
現在の予防接種計画は、受精卵内に高い1/・ベルの母性抗体を含有させて群化 後の前記臨界的な数週間にわたって鶏を保護することを目的としている。現在用 いられているIBDVを制御するための予防接種計画は、(予め、生IBDVに 暴露した)繁殖雌鶏に、およそ222週齢産卵期の始まる前に不活性化した(1 00倍より大きい)主要な二次抗体反応を引き起こし、生ウィルスを用いた繰シ 返しの予防接種によって得られる反応より長期間持続する。これによって、次の 約40週間の産卵期間の全体を通じて各卵に高いレベルの保護抗体が伝達される 。抗体のレベルを十分に高めることができる場合には、6週齢で殺されるブロイ ラー鶏は母から得られる抗体によって、その飼育の全期間にわたってIBDウィ ルスから完全に保護され得るであろう。
現在入手できる不活性化IBDウィルスワクチンは高価でらシ製造するのが難し い。なぜならば、単純培養系、例えば、胚形成した( embryonated  )卵または組織培養ではウィルスを十分に高い力価まで増殖させることができ ないからである。現在、ワクチン製造に必要なウィルス材料は、6週齢の特に指 淀された病原体を含まない(SPF )鶏を感染させ、次いで感染後3日または 4日月に感染した嚢からウィルスを収穫することによって得ている。この感染し たSPF鶏からIBDウィルスワクチンを製造する方法は困難なものであシかつ 費用のかかるものである。
本発明による主要な宿主保護免疫原の同定および分離は、雌鶏における延長され た高力価の抗体反応を刺激して少なくとも群化後の臨界的な最初の数週の間十分 な母性抗体を移して若鶏を保護し得るに有効な、安全で費用のかからないサブユ ニットワクチンの開発の道を開くものである。
本発明に至る仕事の1つの目的は、自然感染の後または市販の油乳濁性不活性化 全ウィルスワクチンの注射の後局に抗体を誘起する、IBDウィルスによりコー ドされたタン・ぐり質を同定することであった。
この仕事において、それぞれショ糖および塩化セシウムな用いた連続的な速度ゾ ーン(rata−zonal )および密度平衡遠心分離による鶏の嚢からのオ ーストラリア株のIBDウィルスの精製を研究した。このようにして精製したウ ィルスを分析して、このウィルスが分子量(yrw )約37キロダルトン(k d)および32 kdの2つの主要な構造タン・ぐり質またはポリペプチド成分 、および分子量約91.5 kd 、41.5kdおよび29 kdの他の3成 分からなっていることを見い出した。前記の主要なポリペプチドだけが、IBD ウィルスに自然感染したまたはそれを高度免疫した鶏の血清と強く反応した。そ の中で、32 kdのポリペプチドと抗体との反応が特徴的に最も強いものであ りた。この32kd、ff1jイア’チドは、精製した嚢増殖オーストラリアI BDウィルスの(グルのクマシーブルー染色によって示されるように)すべての 調製物の主要成分であシ、CsC1中浮遊密度1.33みゲを有していた。他の ポリペプチドの相対量は調製物間で異なっていた。これに関する予備的な研究か ら、この32 kdのポリペプチドが標準分子量マーカーと比較して約31 k dの分子量を有していると概算されたことに注意されたい。しかしながら、一層 の研究の結果として、約32 kdの分子量がよシ正確な値でちると考えられる 。
オーストラリア単離体の主要な32 kdボIJ <グチドは、試験管内または 生体内で増殖したIBDウィルスのCu −1単離体に関して外国の研究で検出 されたVP −3タン/ぐり質(32〜35 kdの分子量)の大きさと同じで ちる〔ニック(Nick)等、1976年;ドゴス(Dobos )、1979 年:トッド(Todd)およびマックナルティ(McNulty )、1979 年;ミュラー(Muller)およびペクト(Becht ) 、1982年〕 。しかしながら、主要な37 kdポリベグチドは外国の単離体であるVP−2 (40〜41 kdの分子量)よシ小さく、一方、vp−xタン・ぐり質(分子 量47〜48 kd−ドボス、1979年;ミュラーおよびペクト、1982年 )は完全なオーストラリアウィルスの調製物中には検出されなかった。しかしな がら、オーストラリア単離体の41.5 kdポリペプチドは37 kdのポリ ペプチドの前駆物質であシ、41.5kdのポリペプチドは外国の単離体である vp−xに類似していることが示唆される。
今や、自然感染したまたは高度免疫した鶏の血清は、主要でない91.5 kd ポリペプチド以外のオーストラリア単離体のすべてのポリペプチドに対する抗体 を含んでいることが証明された。さらにIBDウィルスの32 kdポIJ ” 2グチドに特異的な抗体がこの感染性ウィルスに対するSPF鶏の一次免疫応答 の間の最初に現われること、およびさらにこの抗体は嚢内で増殖したIBDウィ ルスから調製した不活性化全ウィルスワクチンに対する鶏の一次応答において検 出された主要な抗体であることが示された。生ウィルスに対する応答の遅くにま たは不活性化ワクチンによる再予防接種の後に初めて、他の構造ポリペプチドに 対する抗体を容易に検出することができた。従って、32 kdのポリペプチド はIBDウィルスの主要な免疫原の1つ、または最も主要な免疫原であると思わ れる。
5DS−PAGEによって分離したウィルスポリペプチドについてのウェスタン プロ、ティング(Westernblotting)分析によって評価した、3 2kdポリベゾチドに特異的な抗体のみを含有する鶏血清の保護能力は、試験管 内でIBDウィルスの感染性を中和しおよび極めて感染しやすい2日齢のSPF 鶏を受動的に保護するかかる血清の能力によりて証明される。さらに、精製した 32kdのポリペプチドで免疫した鶏はエリザ(ELISA )およびウィルス 中和アッセイによって検出可能な抗体を産生じ、一方、37 kdtたは41. 5 kdのポリペプチドで免疫した鶏はエリザによって検出可能な抗体を産生ず るが、そのウィルス中和能は低いレベルでしかない。37 kd −jたは41 ,5kdのポリペプチドによる抗32 kd血清の吸着は抗32kd血清のウィ ルス中和力価を減少させない。この結果から、32kdポリペプチドがIBDウ ィルスの主要な保護免疫原であることが確められる。
本発明の1つの特徴によシ、IBDウィルス中に含まれている分子量約32kd の構造ポリペプチド、またはその構造ぼり(グチドから由来した免疫原性ペプチ ドを、所望によシ、アジュバントと共に含んでいる、IBDウィルスに対して用 いるための非感染性サブユニットワクチンを提供する。
関連した特徴によシ、本発明は、前述したワクチンを家禽に投与することを含む 、家禽、と9わけ繁殖雌鶏におけるIBDウィルスに対する保護抗体会のレベル を高める方法を提供する。
さらに別の特徴によシ、本発明は、32 kd構造ポリイゾチドまたはその構造 ポリペプドから由来した免疫原性Rプチドに特異的な抗体を含有する抗血清な家 禽に投与することを含む、家禽にIBDウィルスに対する受動免疫を与える方法 を提供する。
32kdの2リペプチドは、IBDウィルス、例えば、鶏の感染したファビリキ ウス嚢内で増殖しそこから精製されたIBDウィルスから単離することができる 。
前述したように、本発明のワクチンは、例えば、「遺伝子工学」または化学合成 によって32 kdのポリペプチドから由来の免疫原性ペプチドを含んでいてよ い。適当な免疫原性−e′fチドを得て、それがIBDウィルスに含まれた32 kdポリペグチドのすべてのまたは少なくとも主要な免疫原性決定基を有し従っ て32 kdポリペプチドと同一のまたは類似した免疫原性を示すようにするこ とができる。必要ならば、32 kdのポリペプチドを担体分子に結合させてそ の免疫原性を高めそれによりてワクチンとしての効能を高めることもできる。
好ましくは、本発明の非感染性サブユニットワクチンはアジュバントを含んでい る。ワクチ、ンは、例えば、水性鉱油乳濁液、例えば、1978年、ストーン( 5tone )等によって記載のように油相乳化剤(例えば、アーラセル80) および水相乳化剤(例えば、ツイーン80)を用いることによって達成した乳濁 液の状態で供給することができる。必要ならば、追加のアジュバント、例えば、 AtOH,(ウェルズ(wellg)等1979年〕、サポニンまたはムラミル (muramyl )ジペプチドの誘導体(ウェルズ等、1982年)を含んで いてもよい。
本発明の他の特徴によシ、繁殖雌鶏およびその子孫を含む家禽の保護抗体のレベ ルを定量的および定性的に検定する方法、および実験用のおよび市販の不活性化 ワクチンとして製造したIBDウィルスの製剤中の保護抗原の相対濃度を検出す る方法を提供する。これらの方法は、IBDウィルスから単離した分子量約32  kdのポリペプチド、またはそのプリー27゜チドから由来した免疫原性ペプ チドを免疫原として用いることを特徴とL7ている。これらの免疫検定法を実施 することができる方法の一層の詳細は、当業者によく知られているので、ここで は詳細に記載しない。これらの方法は十分に公知のエリザおよびラジオイムノア ッセイを含んでいる。
以下の詳細な記載は、IBDウィルスのオーストラリア単離体の電気泳動および ウェスタンブロッティングによる単離および特徴付けに関する。添付した図面を 説明すると次の通シである。
第1図は、90分間28.000 rpmで25〜50チシヨ糖勾配(IC)m A’)によって分画したIBDウィルスから単離した全RNAの電気泳動の特徴 を示すものである。この勾配から得た画分3,4および9のダルの上部の方にあ る白色の二重線はIBDウィルス中に存在するds−RNAの2つのセグメント を含んでいる。矢印はショ糖濃度の増加を示している。
第2図は、(、)レムリ(Laemmli 、 1970年)によって記載の不 連続5DS−グル系を用いた12.5%rルによる精製IBDウィルスのポリア クリルアミドゲル電気泳動を示している。グルをクマシーブリリアントプルーを 用いて染色したところ、分子量約37 kdおよび32kdの2つの主要なバン ドおよび分子量約91.5 kd 、 41.5 kdおよび29 kdの他の 3つのバンド(矢印で示した)が示された。(b)は、2か月前に生IBDウィ ルスを実験的に感染させた鶏から得た血清を用いて検出した後の、GL)からの ウィルス調製物のウェスタンプロットのオートラジオグラフを示している。分子 量標準物は各グルの左側に示してちる〔(a)ファーマシア(Pharmaci a )スタンダードおよび(b)アマ−ジャム(Amersham ) ”C− スタンダード〕。
第3図は、感染後3.5,7.ioおよび14日0に集めた血清の1:500の 稀釈液を、5DS−PAGEによって分離したウイルスポリベゾチドのウェスタ ンプロットと反応させることによって評価した、生IBDウィルスに対する6週 齢の鶏の血清抗体反応の特異性を示している。14C−分子量マーカー(英国、 アマ−ジャム)を左側に示してちる。
第4図は、6週齢の鶏からIBDウィルスに感染させた14日後に集めた血清中 の抗体の特異性(トラック1〜6)または28日前に感染させた鶏の血清中の抗 体の特異性(トラ、り7)を示している。6羽の鶏のうちの1羽(トラック1) だけが、感染後14日までに32 kd以外の構造ポリペプチドに対する特異性 を示す抗体を有していた。オートラジオグラフは7日間暴露した。アマ−ジャム  C−分子量マーカーは左側に示しである。
第5図は、5週齢のときに市販の不活性化ワクチンワクチンを注射した2羽のS PF鶏(1および2)の−次抗体反応の特異性を示している。最初の予防接種後 4および8週目の鶏から得た血清(aおよびb)を、13週齢のときに2回目の 不活性化ワクチンの注射をしその4週間後に得られた血清(c)と比較している 。アマ−ジャム14C−分子量マーカーを左側に示しである。
第6図は、4および20週間の後感染を試験した場合の5週齢のとき生ウィルス を感染させた鶏から得た血清中の抗体の特異性を示している(aおよびb)。次 いで25週齢のときに鶏に市販の不活性化全ウィルスワクチンを再免疫して、そ の応答の特異性を4および8週間後に試験した(Cおよびd)。
アマ−ジャム C−分子量マーカーを左側に示す。
材料および方法 IBDウィルスの増殖および精製 IBDウィルスの単離体002/73は、最初は、オーストラリアにおいてファ ース(Firth )によシ(1974年)、種々の程度の滑液嚢炎を有する商 業的な家禽から得られ、英国ウェイブリッジ(Weybridge )の中央家 畜研究所(CentralVeterinary Labaratory )で 血清学的にIBDクイルスであることが確認された。感染性の限界稀釈で増殖し た後、ウィルスを、4〜6遥齢の特に指定された病原体を含まない(SPF ) 白色レグオン種の鶏〔オーストラリア、ビクトリア州マリビルノン(Marib yrnong )クシ口(C3lRO) SPFブリトウリーユニット(Pou ltry Unit ) )の眼内接種によって通常の方法で増殖させた。感染 した7アプリキウス嚢のホモジネートを、リン酸緩衝溶液(PBS )中10% (W/v)H,濁として調製して一80℃で保存した。このIBDウィルス保存 物は、電子顕微鏡試験によシ他の家禽ウィルスによる汚染がないものと思われ、 そしてトリレオウィルスに対する抗血清を用いた寒天ダル沈降試験では交差反応 を起こさなかった。
ウィルスは、トッドおよびマツクナルティー(1979年)の方法の変法によシ 精製した。同量の冷却したPBSを新たに収穫した嚢に加え、これを設定値5で ポリトo y (Po1ytron ) (PT −10−OD、キネマチ力( Kinematica )、GMBH、ルツェルン(Luzern )、シュバ イラ(Schweiz ) )の3X20sパース) (bursts )によ って水浴中でホモジネートした。このホモジネートを一80°に凍結し、迅速に 解凍した後、同量のフルオロカービンアルクロン(Arklone ) (オー ストラリア、メルがルン、ワーテイム研究所(Wertheim Labs、  ) )を加え、この混合物を再度ホモジネートした。5℃で30分間10.0O OFの遠心を行なった後、0.1 M NaC4,0,01M )リスーHCZ 緩衝液(PH7,6)の水性相(約7m1)を調製した。5℃でベックマン(B eckrmnn)SW280−ターによ91.5時間28.00 Orpmの遠 心を行なった後、l m6画分の底から勾配を収穫した。
次いで、これをグル電気泳動、高度免疫血清を用いたウェスタンブロッティング 、エリザおよびd s −RNA用の検定(ウィルスの完全または不完全粒子お よびウィルスの可溶性タンパクの位置を決定するためのもの)によって試験した (後者の調製において、ウィルスは、60%ショ糖5tnlの上に40%ショ糖 10m1を重層することによって調製した段階(stepwise )勾配の界 面から収集した)。完全な(そのままの)ウィルスを含有する画分をプールして 、予め形成した冷却の20〜40 % (w/v ) CsC1勾配(10mA ’)上に重層し、これをベックマン5w4oTi ローターによシ5℃で18時 間30,000rpmで遠心し、IBDウィルスのバンドを試験管のわきから収 穫した。ウィルスなNaCL −)リス緩衝液に対して透析してCsC1を除去 し、次いで0.05%(w/V)アジ化ナトリウムを含有するNaCt−)リス 緩衝液に対して透析した後、4℃で保存し、またはグリセロール濃度50%(v /v)にして−20℃で保存した。
IBDウィルスに対する鶏の抗血清 SPF鶏にIBDウィルスを眼内的に感染させて0゜3.5,7,10および1 4日後、次いで2週間毎に採血した。市販の不活性化油−乳濁性ワクチン〔オー ストラリア、ニューサウスウェールズ州、ノースミード(Northmead  )、アープ−ウェブスタータ40社(Arthur Webster Pty、  Ltd、 ) ) 0−5m1を筋肉内的に注射した鶏を2週間毎に採血し、 IBDウィルスを2回眼内的に感染させた鶏、または予め感染させた後に市販の 不活性化ワクチンを筋肉内的に注射した鶏も同様に2週毎に採血した。15分間 400gの遠心によって血清を集め一20℃で保存種々の勾配画分中のrBDウ ィルス抗原またはIBDウィルスに対する鶏の抗体の存在を評価するために用い たエリザ法は、マイクロタイタートレー〔ナンクィムノグレート(Nunc I mmunoplate ) I )が、002/73でラビットを高度免疫する ことによって調製したラビットの抗IBDウィルスIgGで塗布されているとい う点を除いては、ヨーク(York)等(1983年)によって記載の方法と本 質的に同じであった。勾配中のウィルス抗原を検出するために、画分の連続的稀 釈液をウェルに加え、次いで、1.0の最大OD を生ずるIBDウィルスに対 する鶏の501m 抗血清の稀釈液を用いてこれを処理した。IBDウィルスに対する抗体を滴定す るために、初めにラビットの抗体を塗布しておいたウェルに、鶏の血清の稀釈液 を加え、次いで感染した嚢の標準化濃度の抽出物を加えた。次いで、各アッセイ 中のウィルス抗原に結合している鶏の抗体の量を、ヒツジIgG抗鶏IgG−セ イヨウワサビペルオキシダーゼ抱合体ヲ加え、次いで5−アミンサリチル酸を加 えることによシ定量した。このトレーを30分間振盪させ、次いで直ちにタイタ ーチックマルチスキャン(TitertekMulttscan ) (オース トラリア、フロー研究所(Flow Laboratories ) )を用い てこのOD を4500m 読み取った。
ポリアクリルアミドダル電気泳動(PAGE )およびウェスタンブロッティン グ 各ショ糖勾配画分のアリリート(40μt)を減圧下に乾燥させ、SDSおよび 痕跡量の固体プロ七フェノールブルー染料を含有したレム!j (Laemml i 。
1970年)によりて記載の試料緩衝液20μを中に再懸濁し、次いで熱湯浴中 で3分間加熱した。この試料を、クマシーゾルー染色を用いた不連続PAGE( レムリ、1970年)によって試験した。SDS −PAGEによって分離した ウィルスの構造タンノクク質をさらにバーネット(Burnette 、 19 81年)によって記載のウェスタンプロ、ティング法によって試験した。ウィル スタンパク質を、ニトロセルロース膜フィルター〔シュリーチエル(5chle icher )およびシ、 # (Sch’ull ) BA830.2μm〕 に移し、NaC6−トリス緩衝液中1 % (w/v )ゼラチン中で1:50 0に稀釈した鶏血清を用いて検出した。ウイルスポリペゾチドに結合した鶏抗体 を、NaCt−)リス−ゼラチン緩衝液中で1:1000に稀釈したラビ、)I gG抗鶏IgG (米国、コクランビル(Cochranville)、キャベ ル研究所(Cappel Labs、 ) ) 、次いで同緩衝液中1μCiの 1251−プロティンA(英国、アマ−ジャム)を用いて同定した。ニトロセル ロース膜のオートラジオグラフは、フジ(Fuji ) RxメディカルX線フ ィルムおよびイルフォードファーストタングステート(l1ford Fast  Tungstate )増感紙を通常に一70℃で16〜24時間用いること によって調ショ糖勾配画分を、10 mM )リス−HC1,50mMNaCt 、0.2%SO3緩衝液、pH7,05を用いて1:4に稀釈し、す?ヌクレア ーゼを含まないQ 、 5 mg71nlのグロナーゼ〔米国、ワーシントン( Worthington))を用いて37℃で1時間処理した。この溶液なNa CAに関して帆3Mになるようにし、核酸をフェノール1容量を用いて56℃で 5分間抽出した。クロロホルム1容量をこの混合物に添加し、次いでこれを室温 で10分間振盪させた後、マイクロ遠心機〔西ドイツ、エッペンドルフ(Epp endorf ) )で2分間12,000 rpmで遠心分離を行なった。上 部の水性相中の核酸を、−20℃で30分間エタノール2容量を用いて沈殿させ 次いでこれを遠心を行なうことによって回収した。このRNAペレ、トを67チ (v/v ’)のエタノールを用いて十分に洗浄し、乾燥させ、次いで20μL の水中に溶解した。RNA 、試料を、20mMリン酸塩緩衝液中1%(W/v )アガローススラブダルを用いて非変性条件下に、DNA標準物〔西ドイツ、ベ ーリンガー(Boehringer ) )と共に電気泳動した。グルなアクリ ジンオレンジを用いて染色しこれに紫外線を当てると、ds−DNAまたはRN Aがグリーンのバンドとして現われ、一方、1本鎖(3s)RNAがレッドのバ ンドとして現われた〔マツクマスター(McMaster )およびカーマイケ ル(Carmichael)、1977年〕。
結 果 感染した嚢からのIBDVの精製 清澄化した嚢ホ七ジネートの25〜50チ連続シヨ糖勾配による遠心の後、材料 の主要なバンドが勾配の上から約315のところに見えた。ショ糖画分のS 0 S−PAGE分析によシ、最高濃度のウイルスタンノ9り質は可視バンドのとこ ろにあシ、この主要なバンドのすぐ上のおよびすぐ下の画分中に含まれるウイル スタンノ4り質の量は少量であることが示された。同様に、ウィルス抗原に対す るエリザは勾配の全体にわたるIBDウィルス抗原のピークを示したが、この場 合にも可視バンドが最高の相対濃度を含んでいた。
種々のショ糖勾配画分から得られた全RNAの電気泳動に見られる特徴では、主 要な可視バンドに対応する画分3および4におよび勾配の頂部に近い画分9にウ ィルスRNAの2つのセグメントが位置していた(第1図)。アクリジンオレン ・ノとの呈色反応は、2つのウィルスRNAセグメントが2本鎖でおることを示 した。画分10は低分子量のRNA (例えば、tRNA )のみを含み、画分 6〜9は主綽りメソームRNA (18Sおよび2.83 )および低分子量の RNAを含んでいた。ウィルスのds−RNAバンドは、す?ンームの5s−R NAよシリゴヌクレアーゼ消化に対してはるかに耐性であった。標準物としてd s−DNAを用いた非変性条件下で電気泳動を行なった場合には。
2つのウィルスRNAセグメントはそれぞれ2.5X106および2.2 X  10’の分子量を有していると考えられ連続ショ糖勾配からの完全ウィルスのC 5CL密度平衡遠心により、反射光のもとで見ることができおよび1.33 g 7rntの平均浮遊密度を有する1つの主要なバンドが示された。40〜60チ の段階ショ糖勾配の界面からの粗製ウィルスをさらにC5CLで精製した場合、 第2の稠密性が低いバンドでおって、電子顕微鏡によって高い割合の「コア」粒 子を含有していると考えられるバンドがしばしば観察された。
ウィルスの収 への感染期間の影響 感染の2日後に鶏から収穫した嚢からのウィルスのCsC1勾配中に、IBDウ ィルスのバンドを見ることはできなかった。ウィルスの明瞭なバンドは、3日間 感染した鶏からの嚢のC5et勾配中に見ることができたが、感染後4日目に収 穫した嚢からウィルスを精製した場合によシ拡散的であった。さらにIBDウィ ルス抗原に対するエリザによシ、感染の3日または4日後に得られた嚢のホモジ ネート中に最大力価の抗原があることが見い出された。従って、ウィルスは、感 染の3日後に集めた嚢から通常の方法で調製した。
酸氷解物のアミノ酸分析は平均アミノ酸残基重量110と仮定し、250μgま でのウィルスタン/?り質を1つの嚢から得ることができるということを示した 。
精製したつ、イルスの5DS−PAGEのクマシーブルー染色第2図に示したよ うに、完全ウィルスの精製調製物は、分子量約37kdおよび32 kdを有す る2つの主要なポリペプチド、および分子量約91.5 kd。
41.5 kdおよび29 kdを有する(第2図に矢印で示す)他の3成分を 含んでいた。分子量32 kdのポリ4プチドはウィルスのすべての調製物の主 要な成分で66だが、ウィルスの種々の調製物のポリアクリルアミドゲルからの デンシトメーターの記録(tractngs )は、ポリペプチドの相対量は調 製物間で変化するととt示した。
IBDウィルスを感染させた鶏の一次抗体反応の動力6週齢のときに単離体00 2/73を眼内的に感染させた6羽のSPF鶏において、エリザによる測定でI BDウィルスに対する血清抗体の出現を観察した。
抗体は5日目に初めて検出しく平均力価250)。
これは100回目平均力価10,000そして144回目平均力価17.0OO 4で増加した。前記鶏の中の1羽から得た血清のウェスタンブロッティングを第 3図に示しておる。IBI)ウィルスの32 Kdポリペプチドに結合している 抗体は5日目に検出した。その結合の強さは感染後経時的に増加した。この鶏の 循環中に存在する抗体は、少なくとも反応の144回目で、32 Kdポリベグ チドに対して相対的に特異的であった。6羽のすべての鶏から感染の14日後に 得た血清中に存在する抗体のウェスタンプロットは第4図(トラック1〜6)に 示しである。これら6羽の鶏の中の5羽からの血清は、オートラジオグラフを7 日間暴露した場合でさえ、32 Kdポリペプチドに対する特異性を示した。最 初の感染の28日後までには、鶏は、91.5Kdポリペゾチドを除くすべての IBDウィルスの、t? I)ペプチドに対する抗体を産生じた(第4図、トラ ンク7)。
不活性化した油乳濁性IBDワクチンを用いた予防液6羽の鶏に、5週齢のとき に、市販の不活性化全ウィルスワクチン0.5 mlを筋肉内的に注射した。予 防接種後8週目に最高のエリザ力価を示した2羽の鶏(それぞれの力価は25, 600および5t200)からの血清をウェスタンブロンティングによって分析 した。予防接種後4週および8週目に、不活性化ワクチンに対する両方の鶏の一 次抗体反応は、IBDウィルスの32Kdのポリペプチドに対して相対的に特異 的でありた(第5図、トラックaおよびb)。しかしながら、13週齢における 不活性化ワクチンの2回目の筋肉内注射の4週後までには、両方の鶏は、3つの 最も豊富な構造タンパク質と反応する血清抗体を産生じた(第5図、トラックC )。
不活性化した油乳濁性IBDウィルスに感作した鶏の応答 5週齢のときに生IBDウィルスを与えた鶏に、25週齢のときに市販の不活性 化ワクチンを注射した。
最初の感染の4週および20週後に血清を得、次いで再予防接種の4週および8 週後に血清を得た。ウェスタンブロッティングによる分析は、初めに4つの構造 タンパク質に対する反応があシ、それは20週の後感染までには弱まりていたこ とを示した(第6図)。七のときに行なった不活性化ワクチンの注射によシ、9 1.5Kdポリペプチドを含むすべてのIBDウィルスの4リペプチドに対する 反応が高まった(第6図、トラックd)。
以下の詳細な記載は、IBDウィルスの主要な免疫原を明らかにし、試験管内お よび生体内でのその免疫原に対する抗体の保護能を評価するための実験を述べて いる。
第7図は、3羽の10週齢の鶏(トラック1.2および3)からIBDウィルス (002773)の感染後144回目集めた免疫血清のウェスタンプロットを示 シテいる。ニトロセルロースストリップを1=100に稀釈した血清25μlと 反応させた。高度免疫血清(トラック4)を陽性の対照として含めた。
第8図は、(a)IBDウィルス(002/73 )を感染させた10週齢の鶏 から得た100回目免疫血清の8200力ラム分画のタンパク質の特徴(OD2 80nm )、および(b)各画分の1:10稀釈液中エリザ(00450nm  )によって検出可能な抗体活性を示している。
第9図は、IBDウィルス(002/73 )を感染させた2羽の10週齢の鶏 (1および2)から得た100回目免疫血清の(a)IgMおよび(b)IgG 画分のプールを用いた全ウィルスのウェスタンプロットを示している。
第10図は、成熟鶏から、IBDウィルス(002/73)の精製構造ポリペプ チド約50μgを免疫感作した3週間後に得た血清のウェスタンプロットを示し ている。鶏A%BおよびCは32Kdボリイプチドを免疫した。鶏り、Eおよび Fは37Kdポリペグチドを免疫した。鶏G、HおよびIは41.5Kdポリベ グチドを免疫した。トラックには高度免疫血清と反応させた。アマ−ジャムC1 4−分子量マーカーを左側に示してちる。
第11図は、吸着前(a)および37 Kdポリペゾチドによる吸着後(b)  tたは41.5Kdポリペグチドによる吸着後(c)の2つの抗32Kdポリペ ゾチド血清(AおよびB)のウェスタンプロットおよび吸着前(a)および32 Kdポリペグチドによる吸着後(d)の2つの抗37Kdポリにプチド血清(E およびF)のウェスタンプロットを示している。吸着によって除去された外来の 抗体活性を最初の各血清(、)に矢印で示す。第5表を参照されたい。
第12図は、吸着前(、)および32Kdポリペプチドによる吸着後伽)、37 Kdポリペグチドによる吸着後(C)、または41.5Kdポリペプチドによる 吸着後(d)の、002/73を感染させた鶏からの100回目免疫血清(L) および不活性化ワクチンを免疫した鶏からの28日目の免疫血清(K)のウェス タンプロットを示している。第5表を参照されたい。
材料および方法 動物 「クシローダプリュー(C3lRO−W ) J系の白色レグホン種の鶏を、グ イクトリア州マリビルノンのクシ口 スベシファイドノンソーノエン フリー  プルトウ リ − ユ ニ ッ ト (C3lRO5pecified Pat hogenFree (SPF) Poultry Unit )によって供給 し、1日齢のときに軟質フィルムプラスチック家禽隔離装置〔デネット(Den ett )およびパガスト(Bagust )(1979年)〕に移した。
2/ルス 試Mに用いたIBDウィルスのオーストラリア単離体(002/73 )は、最 初にファース(1974年)によって記載され、英国ウェイブリッジの中央家畜 研究所(Central Veterinary Laboratory )で 血清学的にIBDウィルスであることが確認された。感染性の限界稀釈での1回 の継代の後、ウィルスを通常方法で4〜6週齢のSPF鶏の眼内的(i、o、) 感染によって継代した。ウィルスの感染性を、感染した嚢の10%(w/v)ホ モジネートのtog、0稀釈25 plを眼内的に3日齢のSPF鶏に接種する ことによって滴定した。72時間後、これらの鶏から嚢を収穫し、ホモジネート し、そして酵素結合イムノソルベントアッセイ(エリザ)によってIBDウィル ス抗原を検出した。ウィルスの力価は、接種した鶏の50%を感染させたウィル スの稀釈度の逆数として表わした(CID5o)。
鶏胚線維芽細胞(CEF )培養で増殖するように適合させたIBDウィルスは 、オーストラリア、シトニーのニー、ウェブスター タイ、社(A、 Webs terPty、 Ltd、 )によって初めて入手できるようになった。このウ ィルスをTC−IBDウィルス(GT 101 ) ト呼び、CEF培養で通常 の方法によシ継代した。GT101ウィルスは、タイプ−1のIBDウィルスに 対する鶏血清によって試験管内で中和されるが、タイプ−2のウィルスに対する 鶏血清によっては中和されない(英国ウェイプリツノの中央家畜研究所の発行さ れていないデータ)。
ウィルスの精製 IBDウィルス(002773)を嚢中で増殖し、次いで前述した如くに精製し た。簡結に述べると、0、 OI M )リス−HCl、 0.15 MNaC 6,pH7,6(TBS )中の感染した嚢の50チホモノネートを凍結/解凍 し、同容量のフルオロカーボンアルクロン〔オーストラリア、メルゴルン、ワー ティム研究所(Wertheim Labs、 ) 〕を用いてホモジネートし た。
清澄化した水性相を、40%および60%(−/’−)ショ糖の段階勾配で遠心 した。このショ糖界面を集めて、予め形成した25% 〜50%(w/v )  CsC1勾配で遠心した。精製した完全ウィルスは1.33 f17fnlのC 5CLの密度に集まった。
ウィルスのポリペプチドは、レムリ(1970年)の不連続SDSグル系を用い た12.5%(W/v)のポリアクリルアミドスラブダルで分析した後、パーネ ット(1981年)によって記載されたウェスタンブロッティンク法ニよってグ ルからニトロセルロースペーパー上だ移してル述の如くに鶏抗体と反応させた。
簡結に述べると、ニトロセルロース膜フィルターをTBS中乾燥スキムミルク粉 末の5%(w/v)溶液〔プロット−(blotto ) )で閉塞し、これを 5mのストリップに切断した後、プロット−中鶏血清の1:100稀釈液、続い てプロット−中ラビット抗鶏IgG[:米国、コクランビル、キャベル研究所( Cappel Labs、 ) )の1 : 1000稀釈液、そして最後に1 μCiの I−プロティンA(英国、アマ−ジャム)と反応させた。フジメディ カルX線フィルムおよびイルフォードファースト タングステート増感紙を用い てオートラノオグラフを調製した。
IBDウィルスの構造ポリペプチドの精製精製したウィルスを、還元剤の不存在 においてSDSと共に2分間煮沸し、Kゾチドを5DS−PAGEによって分離 した。グルをクマシーブルーで軽く染色し、脱色し、29Kd、32Kd、37 Kd、41.5Kdおよび91.5 Kdのタンパク質のバンドなグルから切シ 離した。ポリペプチドを、40時間50メルトで、グルメ) +Jタングら0. 1%(w/v ) SDS含有0、05 M )リス−酢酸緩衝液(pi−18 ,0)中へ溶離した。溶離したポリペプチドを48時間多数回取シカえの蒸留水 に対して透析し、既知濃度の分子量マーカー(スウェーデン、ファーマシア)に 対スる5DS−PAGEによってポリペプチドのおよその濃度を評価した。ポリ ペプチドの純度は、高度免疫鶏血清を用いたウェスタンブロッティングによって 評価した。
6〜10週齢のSPF鶏に、眼内的に感染性ウィルス(002773)を接種し 10日および14日後に採血した。血清を遠心で集めて一20℃で保存した。
他に、SPF鶏に市販の不活性化IBDワクチン(アーサー ウェブスター、タ イ、社)Q、5m/を筋肉内的に(i、m、 )注射し、−次抗体反応のピーク である28日後に血清を集めた。
成熟SPF鶏に、2容量のフロイントの完全アジュバント(FCA ) [米国 、ディ7=r (Dtfco ) 〕中に乳化したIBDウィルスの32Ka、 37Kaまたは41.5 Kdボリベゾチドのいずれか約50μ夕を筋肉内的に 注射した。3週間後、フロイントの不完全アジ−パン) (FIA ) (ディ フコ)中間食の各ポリペプチドを鶏に再度筋肉内的に注射した。約4omlの採 血した血液を、およそ1週間1回の間隔で保存薬を含まないヘパリン中に集め( 最終濃度I Q IJ7fnl )、血漿を集めて一20℃に凍結した。血漿を 解凍して、遠心によってフィブリン凝塊を除去した。他の鶏に29 Kdおよび 91.5 Kdのポリペプチドを免疫した。
但し、注射したポリペプチドの量は極めて少量であシ、抗体反応は相応して弱か った。
鶏血清中の抗−IBDウィルス抗体および嚢ホモ・ゾネート中のIBDウィルス 抗原の両方を、前述したエリザを用いて定量した。
バイオカーボネート緩衝培地199〔米国、ノプコ(Gibco ) E中の熱 不活性化した(56℃/30分間)血清の一連の稀釈液を、約500fラーク形 成単位(pfu)/mt−まで稀釈しておいた同容量のTC−IBDウィルスに 加えた。ウィルス−血清混合物を待時振盪しながら室温で60分間インキュベー ションした後、各混合物0.1 mlを3つの二次CEF培養〔南オーストシリ ア、ケイライン(Kayline )、35m直径のプラスチック製にトリ皿〕 中に接種して、残存するウィルスの感染性を試験した。ウィルスを37℃におい て60分間単層に吸着させた後、6皿に、5 % (W/V )子牛血清含有H EPES (0,015M )緩衝培地199中0.7 % (w/v )寒天 〔米国、・マコーディフコ(Baco−Difco ) ) 2 mlを重層し た。この培養を37℃でさらに6日間インキュベーションし、1%寒天の重層に 0115%(w/v ”)中性赤を添加することによって染色した。中和アッセ イの終点は、IBDウイルスグラークの数の50チ減少を惹起する血清の稀釈度 であった。
ミクロ−3Nアツセイ 不活性化血清の一連の稀釈液を、10 % (w/v )TPB (ディフコ) および2%の熱不活性化胎児子牛血清を含有する199の25μ!容量中に、平 底マイクロタイタートレー〔米国、リンプロ(Linbro ) )を用いて調 製した後、同容量のTC−IBDウィルス(500pfu/ml )を加え37 ℃において1時間インキュベーションした。インキュベーションの後、二次CE F細胞の7.5X10 細胞/mlの懸濁液50 ttl を加え、トレーを3 7℃で5日間インキュベーションした。次いで、トレーをメタノール中1%(W /v)のクリスタルバイオレットで染色し、終点を、ウィルス複製を完全に阻止 する最終稀釈度として読み取2日齢の鶏に、種々の免疫血清またはIBDウィル スに対する抗体を含まない対照血清を、腹腔内的に(i−p−)注射した。1日 後、鶏に、通常最低限1000CID50のIBDウィルスOO2/73を含有 する嚢のホモジネート25μlを眼内的に感染させて試験した。感染の3日後、 鶏を瀉血して、その嚢を取シ出し、秤量しそして生理的食塩水中5%のホモジネ ートにした。血清中の抗体のレベルおよび嚢中のウィルス抗原の存在の両方をエ リザによって定量した。
免疫血清5 rnlを、0. OI Mす/酸塩、0.15MNaCt、 pH 7,6(PBS )を用いた溶出によって2.5 cmX 100crnS20 0 (ファーマシア(Pharmacia ) 〕カラムで分離した。この画分 をエリザによりて抗体活性について分析評価した後、IgM領域およびIgG領 域をプールして、この2つの領域が重なる1つの6m1画分を取シ除いた。プー ルしたものを店100A膜〔米国、アミコy (Am1con ) ’)を用い て4 mlまで濃縮し無菌涙過した。
774 ラj−< ニク77士ユ457 < −32Kd、37Kdおよび41 .5 Kdのポリペプチドだけが、吸着カラムを調製するに十分な量で得られた 。ポリペプチドは、グルの各端から取シ出したクマシー染色ストリップによって 案内して、未染色グルから得た。溶離したポリペプチドの純度は、高度免疫血清 を用いたウェスタンブロッティングによって評価した。ポリペプチドをローリ− (Lc)wry )のタンパク質アッセイ〔)1−トリー(Martree ) 、1972年〕によって定量し、150〜300μ夕の各ポリペプチドを、製造 業者の使用説明書に従って、アフィグ# (Affigel ) 10 (米国 、/マイオラクド(Biorad ) 〕l mlと反応させた。
6抗Iり被プチド血清1 mlを、吸着カラムにゆりくシと流し、3容量のPB Sを用いて溶離した。1Mプロピオン酸5 mlをカラムに通し続いてPBS  20 meを通すことによってカラムを再活性化した。全ウィルスまたは不活性 化ワクチンを用いて免疫した鴫から得た血清は、血清0.25 mlをカラムに 流しPBSl、75yf!を用いて溶出することによってカラムに吸着させた。
吸着の有効性をイムノブロンティングによって評価した。
結 果 単−特異性抗32 Kd血清による受動保護6週齢の鶏からIBDウィルスを感 染させた14日後に得た抗血清をウェスタンブロッティングによって分析したと ころ、5つは32Kd構造ポIJ dプチドに特異的な抗体だけを含有している ことが見い出された。血清は6.620〜51,200のエリザ力価および6. 250もしくはそれ以上のウィルス中和力価を有していた(第1表)。鶏を受動 的に保護するこれらの血清の能力は、4羽の2日齢の鶏のそれぞれに各血清1  mlを注射し、1日後に1000Cより5oの002/73を感染させて試験す ることによって評価した。免疫血清を受けた鶏はすべて感染に耐性であ〕、感染 の3日後に瀉血したところ循環性の抗体を有していたが、抗体陰性の血清を受け た鶏は抗体を有しておらず感染しやすかった(第1表)。
IBDウィルスを感染させた100週齢鶏3羽からの100回目よび144回目 免疫血清を用いて実験を繰p返した。再び、これらの血清はウェスタンブロッテ ィング(第7図)によって単一特異性であシ、100回目は57,000〜77 .000のエリザ力価および144回目は70,000〜166.000のエリ ザ力価を有していた。各血清2mlを3羽の鶏のそれぞれに注射した。1000  CID5oの002/73を感染させて試験した鶏の群の他に、プールした免 疫血清または対照血清のいずれかを受けた鶏の小群は感染させず接触状態の(1 n−contact )対照として用いた。免疫血清およびウィルスを受けたB (第2表)も接触状態の鶏も感染しなかった。通常の鶏血清およびウィルスを与 えられた鶏はすべて感染しやすかった。
抗32 Kd血清中の保護抗体の特性づけ100週齢鶏2羽から、IBDウィル スによる感染の10日後に得た血清を8200カラムクロマトグラフイーによっ て分画しエリザによシ検出可能な抗体について分析評価したところ、すべての活 性はカラム・ぜターン(第8図)のIgG領域に限られていた。
IgM領域およびIgG領域をプールしてミクロ−8Nアツセイによりて滴定し た。これらの血清のIgMおよびIgGプールの両方がウィルス中和活性を有し 、IgG 7’−ルがIgMグールのSN力価の2倍の力価を有していることが 見い出された(第3表)。これらの抗体プールを用いた全ウィルスのイムノプロ ッティングにより、このアッセイでも32Kdf!リペプチドに特異的なIgG 抗体が最初に検出されるということが示された(第9図)。
各血清からのIgMおよびIgGf−ル1 mlを2日齢の鶏4羽の群に注射し 、次いで1日後に10CxD5゜のウィルスを感染させて試験した。IgG抗体 抗体ルール護を与えることが見い出されたが、抗体のIgMプールを注射した鶏 はすべて感染しやすかった(第3表)。
精製したウィルスポリペプチドに対する抗体反応成熟SPF鶏は、FCA中32 Kd、37Kdまたは41.5 Kdのいずれかの精製したウィルスポリペプチ ド約50μyに対する反応の初期の間、エリザまたはミクロ−SNアッセイのい ずれかによって検出することができる実質的力価の抗体を産生しなかった。
しかしながら、免疫感作の3週間後に得た血清を用いたイムノプロッティングで は、鶏がそれぞれのポリペプチドに対する合成された抗体を有していることが示 された(第10図)。32Kdポリペプチドに最強の反応を生じた鶏Bは、さら に37Kdおよび41.5Kd4リペプチドに対する抗体を産生じ(第10図、 トラックB)、37Kdポリペプチドを注射した3羽の@(D、EおよびF)か らの血清は、41.5KdポIJ−eグチドを注射した3羽の鶏(G%Hおよび I)からの血清とほとんど区別がつかなかった(第10図、トラックp〜工)。
37Kdまたは41.5Kdlリイプチドのいずれかを注射した鶏はすべて、さ らにプロットで低分子量の物質と反応する抗体を産生ずることが注目された。こ の物質は予防接種した鶏からの高度免疫血清によっては認識されなかった(第1 0図、トラックK)。
FIA中ウイつスポリイグチドの2回目の注射の1週間後、32Kdポリペプチ ドを注射した3羽の鶏のうちの1羽は256のミクロ−8N力価を有していた( 第4表)。さらに、2回目の免疫感作の3.4および6週間後に行なった採血で 、32Kdポ+J dプチドを注射した鶏のうちの2羽は160〜1280のI BDウィルスに対する中和力価を有しているが、37Kdまたは41.5 Ka ポリペグチドを注射した鶏は40もしくはそれよシ少ない中和力価を有している ことが示された。41.5 KdポIJ 4プチドを注射した鶏のうちの1羽は 、2回目のポリペプチドの注射後、最も高いエリザ力価を有していた(第4表) 。
精製したポリペプチドの2回目の注射の3〜6週間後に得た血清とウィルスとの ウェスタンプロットを調べることによって、七の血清のすべてが他のポリ被プチ ドに対する抗体を含有していることが示された。アフィゲル(Affigel  ) −10に種々のウィルスポリペプチドを結合させることによって調製した吸 着カラムに抗ポリペプチド血清を通すことによシ単−特異性の抗血清を調製した 。
37 Kdカラムに抗32 Kd血清を通すことによつて、37Kdおよび41 .5 Kdボリベグチドに対するすべての抗体活性を除去した(第11図、Aお よびB)が、ミクロ−3N力価は減少しなかった(第5表)。
41、5 Kdカラムは有効性が低かったが、抗32 Kd血清のSN力価を減 少させないという同じ結果を与えた。最も高いSN活性を有する2つの抗37  Kd血清を32Kd吸着カラムに通すことによって、すべての抗32Kd抗体を 除去した(第11図、EおよびF)が、これらの血清中に存在する低レイルのS N抗体は減少しなかった(第5表)。よシ識別力のあるプラーク減少アッセイで 、抗32 Kd血清を37 Kdカラムに通すことによって血清中の活性が減少 しないことが確認された(第6表)。相応する吸着カラムに抗ポリベゾチド血清 を通した場合、ミクロ−6N力価についての効果が検出できないかまたはその力 価がせいぜい50%だけ減少した(第5表)。
感染した鶏から10日口の得た血清および不活性化したIBDワクチンを注射し た鶏から28日0に得た血清も吸着カラムに通した。いずれの場合にも、37  Kdおよび41.5 Kdカラムはウェスタン−プロッティング・ぐターン(第 12図)または血清のミクロ−8N力価(第5表)に影響を及ぼさなかった。し かしながら、血清を32 Kdカラムに通すことによって、ウェスタン−プロッ ティング/マターンの強さが顕著に減少しく第12図)、血清のミクロ−3N力 価が半分まで減少した(第5表)。吸着の有効性を改善するために、32Kdカ ラムに通す前に10日口の血清を1:100に稀釈した。この場合に、プラーク 減少アッセイ(第6表)は、血清の1:20.OOO稀釈液中のウィルス中和活 性がほぼ50%だけ減少することを示した。
抗ポリペゾチド血清間の相乗作用 検出し得るミクロ−3N力価を有していない抗32Kd血清と3つの異なる抗3 7Kd血清とを同容量で混合しても、抗37Kd血清単独の活性によって説明で きる以上には混合物のSN力価は高まらなかった(第7表)。同様に、320の ミクロ−8N力価を有する抗32 Kd血清と3つの抗37 Kd血清との混合 で、抗32Kd血清の活性によって完全に説明することができるSN力価を有す る混合物が生じた(第7表)。
抗32 Kdポリペゾチド血清による受動保護抗32Kdポリベゾチド血清1〜 ’l ml中の抗体濃度は低すぎて、若い鶏に腹腔内的に注射した場合に検出可 能なレベルの循環抗体を産生できないことが見い出された。抗32Kdポリペプ チド血清20 Int (5ilB)の(NH4)2S04沈殿を調製し、PB S 4 ml中に再び溶解し、無菌涙過し、そして1 mlを2日齢の3羽の鶏 のそれぞれに注射した。3羽の対照の鶏と共にこれらの鶏に、1日後に10Cよ り5oの002/73を感染させて試験し、感染の3日後に瀉血して嚢および血 清なエリザによって評価した。沈殿した抗体を受けた3羽の鶏は160〜320 の残存するエリザ力価を有しており、その中の2羽は嚢中に検出可能なウィルス 抗原を有していないなかった。3羽の対照鶏は検出可能な抗体を有しておらず、 すべてが128を越えるウィルス抗原のエリザ力価を有していた。
7週齢のSPF鶏5羽にIBDウィルス(002/73 )を感染させ、感染後 10.11および12日日月採血した。15の個々の血清をウェスタンブロッテ ィングによって評価したところ、すべての血清はIBDウィルスの32Kdポリ 被ゾチドに特異的な抗体を含んでいた。血清をプールして英国ウェイプリツノの 中央家畜研究所へ送った。血清中和アッセイによって評価すると、プールした血 清はタイプ−1株PGB−98、Cu −1およびG−13さらにGT−101 を中和するがタイ7’−2IBDウィルス株’ry−sc+を中和しないことが 見い出された。
第1表 IBDウィルス(002/73 )の32Kdポリペプ* 2日齢の鶏 3羽の各群に、IBDウィルス感染の14日後に得た5羽の相異なる供与鶏から の血清1 rnl(群2〜6)またはSPF鶏からの抗体陰性血清1m1(群l )を腹腔内的に注射−。免疫血清のウェスタンプロットを第4図に示した。
+ 鶏に、血清を受けた1日後に1OOOCID5oのIBDウィルスを眼内的 に感染させて試験し、3日後に瀉血した。嚢を、IBD抗原の存在に対するエリ ザによって試験し、対応する血清を、残存する特異的抗体について評価した。
+ く1は稀釈していない嚢のホモノネートト同一。
第2表 IBDウィルスの32Kdポリペプチドに特19.―■■■■■−−■ ■■■喝−1−―−−1■■■1−□□□−□Φ* 第1表による実験計画。但 し、ある鶏に対しては致死量である血清2mlを3羽の鶏の群に腹腔内的に与え 、ちる群は感染させなかったが感染させた鶏と接触状態においた。
血清のウェスタンプロットを第7図に示した。
N、 T、試験せず * 2日齢の鶏3羽の群に、IBDウィルスを感染させた10日後に、2羽の供 与鶏から得たIgMまたはIgG抗体を腹腔内的に注射した。抗体、とシわけI gG抗体はIBDウィルスの32kdポリ(ゾチドに特異的であった(第9図) 。
t 3日齢の鶏に10CID5oのOO2/73を感染させて試験し3日後に心 崩しだ。嚢をホモジネートして、抗原の存在についてエリザによって評価し、残 存するIgG抗体にりいて血清を分析評価した。
N、A、適用できず。
第4表 IBDウィルスの32Kdまたは41.5Kd構* 3羽の成熟SPF 鶏に、FCA中の各ポリペグチド約50μIを筋肉内的に注射した。最初の免疫 感作の3週間後、鶏に、 FIA中ポリペゾチドを再度注射した。各群の3羽の 鶏のうちの2羽だけが、ミクロ−中和アッセイによって検出可能な抗体を合成し た。
第5表 IBDウィルス?リペグチド、不活性化全□ * 血清は、予防接種の28日後*または10日後*1本* に得、これらは第 12図に示すようにウェスタンブロッティングによって32Kd ポリペプチド に特異的でらワた。
十 吸着前および吸着後の血清のウェスタンプロットを第11図に示した。
KT、試験せず 第6表 IBDウィルスポリ被ゾチド、不活性全つf 纂5表による抗血清 本 吸着前に抗血清を1:100に稀釈した。
N、T、試験せず 第7表 抗32Kd血清および抗37Kd崩清のl:1* l:1混合物のミク ロ−8N力価を、最初の自消の力価と直接に比較するため2倍にした。
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本発明の説明によって前述した特定の方法に多くの変形および変化を施し得るこ と、および本発明が前記に広く記載した本発明の範囲に属するかかる変形のすべ てを含んでいることが理解されよう。
Ftc、2. a b w−−v−J□ A6e−r−k=−k= pcr/at+ 84/(1025 6

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.IBDウイルス中に含まれている分子量約32Kdの構造ポリペプチド、ま たはその構造ポリペプチドから由来した免疫原性ペプチドを、所望により、アジ ュバンドと共に含んでいる、IBDウイルスに対して用いるための非感染性ザブ ュニットワクチン。
  2. 2.前記32KdのポリペプチドがIBDウイルスから単離したものである、請 求の範囲第1項記載のワクチン。
  3. 3.前記32Kdのポリペプチドのすベてのまたは少なくとも主要な免疫原性の 決定基を有する免疫原性ペプチドを含んでいる、請求の範囲第1項記載のワクチ ン。
  4. 4.前記32Kdのポリペプチドまたは前記免疫原性ペプチドが担体分子に結合 してその免疫原性を高めている、請求の範囲第1項記載のワクチン。
  5. 5.前記アジュバントが水性鉱油乳濁液である、請求の範囲第1項から第4項ま でのいずれかに記載のワクチン。
  6. 6.請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載のワクチンを、家禽に、 イン−オボにまたは孵化後の任意の時期に投与することを含む、家禽の保護抗体 レベルを高める方法。
  7. 7.前記ワクチンを、繁殖雌鶏に産卵期が始まる前に投与して、前記繁殖雌鶏の 子孫を保護する、特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 8.IBDウイルス中に含まれる分子量約32Kdの構造ペプチド、またはその 構造ペプチドから由来した免疫原性ペプチドに特異的な抗体を含有する抗血清を 家禽に投与することを含む、家禽にIBDウイルスに対する受動免疫を提供する 方法。
  9. 9.IBDウイルス中に含まれる分子量約32Kdの構造ポリペプチド、または その構造ポリペプチドから由来した免疫原性ペプチドを免疫原として用いること を特徴とする、家禽のIBDウイルスに対する保護抗体レベルを分析評価する方 法。
  10. 10.IBDウイルス中に含まれる分子量約32Kdの構造ポリペプチド、また はその構造ポリペプチドから由来した免疫原性ペプチドを免疫原として用いるこ とを特徴とする、ワクチンとして使用するために製造したIBDウイルスの製剤 中の保護免疫原レベルを分析評価する方法。
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