JPS61500433A - 動物の下痢の処置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、動物の下痢（ｄｉａｒｒｈｏｅａ）を処置する方法およびそれに有用 な獣医学的組成物に関する。

動物、とくに新生児の子牛（ｃａｌｖｅｓ）における急性の下痢の病気は、病的 状態および死亡率の最も重要な原因である。下痢症は動物から重炭酸ナトリウム 、塩化物およびカリウムに富んだ大量の水を損失させる。こうして、動物は脱水 し、そして血液はより酸性となる。下痢症の新生児の動物へ牛乳を供給し続ける と、下痢症はより悪化する。

ある種の物質、例えば、グルコース、ガラクトースおよびあるアミノ酸（例えば 、グリシン）は腸から活性的に血流中に吸収されること、および水の吸収の同時 の増大がこれらの物質の摂取により生ずることが知られている。グルコースはこ れらの物質のうちで最も入手容易である。

したがって、先行技術において、下痢症を患う子牛への牛乳の供給を停止しかつ 十分な水の吸収のために要求される濃度でグルコースを含有する（１１０−１６ ０ミリモルのグルコース）溶液で子牛を処置することが知られている。また、上 皮細胞を横ぎるグルコースおよび水の吸収を最大とするためにナトリウムイオン （Ｎａ”）および塩素イオン（ＣＩ−）が要求されることが知られている。した がって、また、動物の下痢を電解質で処置して水の吸収を増加しかつ排泄物中の これらの物質の損失を置換することが知られている。

上皮を直接損傷させかつ吸収不良の下痢を生ずるロタウィルス（ｒｏｔａｖｉｒ ｕｓ）およびクリプトスボリジア（ｃｒｙｐｔＯ５ｐｏｒｉｄｉａ）は、世界中 の子牛の下痢の最も共通の原因である。これらの感染において、栄養不良は脱水 症よりも重要でないにしても、それと同程度に重要である。その上、冬または春 に外で飼育される新生児の子牛のエネルギーの要求は同様に非常に高いと思われ る。ブタのような他の種は、下痢がよく起こると、新生児の期間におけるエネル ギーの摂取量の減少で高度に死にやすい、最近の研究により、新生児の下痢の予 備的処置はひどい低血糖症および精力尽きた（ｍｏｒｉｂｕｎｄ）状態にさせる ことがあることが示された。

したがって、本発明の目的は、先行技術に関する困難および欠点のあるものを克 服し、あるいは少なくとも軽減することである。

こうして１本発明は、グルコース／ナトリウム／水の腸移送系の使用的な再水和 性質を維持するグルコース、ナトリウムおよび塩化物の濃度範囲の使用を説明す る。ここで、ウシ、とくに新生児の子牛を参照しながら本発明をより詳しく説明 する。しかしながら、本発明はこのような動物の処置にとくに有利であるが、そ れらにいかなる方法においても限定されないことを理解すべきである。

したがって１本発明の第１の面において、（ａ）　水溶液であるときほぼ２００ ミリモル〜２５０ミリモルの濃度水準を生成するために十分な量のグルコース。

（ｈ）　水溶液であるときほぼ６０ミリモル〜１２０ミリモルの濃度水準を生成 するために十分な量のナトリウム（Ｎａ”）イオン源、および （Ｃ）　水溶液であるときほぼ５０ミリモル〜９０ミリモルの濃度水準を生成す るために十分な量の塩素（ＣＩ−）イオン源、 を含有してなる獣医学的組成物が、提供される。

本発明の獣医学的組成物は経口投与形とすることができる。

本発明による獣医学的組成物は、固体または粉末の形態であることができる。本 発明による獣医学的組成物は溶液の形態であることができる。水溶液の形態が好 ましい、望ましくは、この組成物は移送のために固体または粉末の形態で提供さ れる。それゆえ、最終の使用者はこの組成物を水溶液にすることができる。

この組成物中に含めることができるグルコースの量は、すべての支配する気候条 件のもとにおいて下痢をする子牛の生存に十分なエネルギーを提供すべきである 。最小のエネルギーの要求量は変化するであろう。

しかしながら、新生児の子牛の正常の維持のエネルギー要求量の少なくとも５０ ％を提供すべきである。

したがって、新生児の子牛の食欲を考慮すると、水溶液の形態でほぼ度は出来る だけ高くして子牛に十分な栄養を与えるべきであることが理解されるであろう、 しかしながら、グルコースの水準が高過ぎると、複雑な醗酵性下痢が生じうるの で、グルコースの水準は制限される。２５０ミリモルまでのグルコース濃度は、 十分な量のナトリウムがまた与えられる場合、安全に使用することができる。グ ルコースの濃度は、はぼ２５０ミリモルの上限を超えるべきではない。

グルコースは無水のデキストロースまたはデキストロース−水利物の形態で存在 することができる。上に特定した濃度を達成するために、デキストロース−水利 物は獣医学的組成物中に最終水溶液の１文につきは（：Ｅ’　３９　ｇ〜５０ｇ の量で存在することができる。

無水デキストロースは最終水溶液の１１につきほぼ３５ｇ〜４５ｇの量で存在す ることができる。

ナトリウム（Ｎａ”）イオンは溶液中に第１に消化管腔から水を体の中に水を引 込むためにグルコースと結合し、そして第２に下痢の排泄物中の増大したナトリ ウムの損失を置換するために含められる。こうして、ナトリウムイオンは脱水、 下痢の主な作用の１つ、を最小とし、かつグルコースの摂取を最高にし、こうし て低血糖症および醗酵性下痢症を防止することにおいて非常に重要である。６０ ミリモルのナトリウムの最小濃度は、２００〜２５０ミリモルのグルコース溶液 からのグルコースおよび水の吸収を最高とするために要求される。下痢症の子牛 における糞便のナトリウム（Ｎａ３）の損失は通常４０ミリモル程度であるが、 ８９〜１３７ミリモル程度に高いことがある。したがって、獣医学的組成物中の ナトリウムイオンの濃度はほぼ６０〜１２０ミリモルのナトリウムイオンである ことができる。

塩素（ＣＩ−）イオンは、また、水の吸収を促進しかつ排泄物の損実を置換する ために含められる。塩素イオンの損失は−・殻にナトリウムイオンの損失と対応 すると理解される。塩素イオンの完全な１１ｍは必須と考えられないことが理解 されるであろう、塩素イオンは水の吸収を最高とするための主要な陰イオンとし て存在しなくてはならないが、塩素イオンの置換の一部は、後述するように、他 の陰イオン性電解質で代替されうる。したがって１本発明による獣医学的組成物 における塩素イオン濃度の適当な範囲は、水溶液の形態でほぼ５０〜９０ミリモ ルの範囲であることができる。

ナトリウムイオンおよび塩素イオンの好ましい源は塩化ナトリウム（ＮＪＬＣＩ ）である、しかしながら、このようなイオンの他の源を使用することができる。

塩化ナトリウム（ＮａＣ１）は、獣医学的組成物中に最終水溶液の１文につきほ ぼ３．５ｇ〜５．２ｇの量で存在することができる。

本発明による獣医学的組成物は、さらに。

（ｄ）重炭酸（ＨＣＯ，−）イオン を含むことができる０重炭酸イオンは組成物中に重炭酸ナトリウム（ＮａＨＣＯ ｓ）として導入することができる０重炭酸イオンは、処置の開始時に酸性症の進 行した状態にある動物に有益であろう、４０ミリモルの重炭酸塩を含有する組成 物は、味のよさに影響を及ぼさないで、下痢症の子牛において有用であることが 発見された。したがって、はぼ２０〜４０ミリモルの重度酸塩の濃度の範囲は、 本発明による獣医学的組成物の水溶液中に含めることができる。

重炭酸ナトリウム（ＮａＣＯ，）として重炭酸ナトリウムは、最終水溶液の１１ につきほぼ１．７ｇ〜３．４ｇの量で存在することができる。

本発明による獣医学的組成物は、さらに。

（ｅ）クエン酸イオン を含むことができる。クエン酸イオンは二重の作用を有するので１本発明による 組成物中に含めることができる。第１に、クエン酸イオンは部分的にあるいは完 全に重炭酸イオンの代わりに使用することができる。

第２に、クエン酸イオンは消化管腔を横切る流体の吸収を増加するために非常に 低い水準の濃度で使用することができる。こうして、はぼ１〜３５ミリモルの濃 度のクエン酸イオンを本発明による獣医学的組成物の水溶液中に含めることがで きる。しかしながら、塩素イオンが刺激する水の吸収が妨害されないように１重 度酸塩およびクエン酸塩の合計の濃度は４０ミリモルを超えるべきではない、ク エン酸塩の源はクエン酸ナトリウムであることができる。

とくに好ましい形態において、獣医学的組成物はほぼ２２７ミリモルのグルコー ス、８６ミリモルのナトリウム（Ｎａ３）イオンおよび８６ミリモルの塩素（Ｃ Ｉ−）イオンの水溶液を包含することができる。

好ましい形態において、獣医学的組成物は。

（ａ）　獣医学的組成物の合計重量に基づいてほぼ８８％ｗ　／　ｗ〜はぼ９４ ％Ｗ　／　Ｗのグルコース−水和物、および（ｂ）　獣医学的組成物の合計重量 に基づいてほぼ６％ｗ　／　ｗ〜はぼ１２％ｗ／ｗの塩化ナトリウム。

からなることができる。

さらに、好ましい形態において、獣医学的組成物は。

（ａ）　！医学的組成物の合計重量に基づいてほぼ８３％ｗ／ｗ〜はぼ９２％Ｗ ／ＷのデキストロースＣ無水）。

（ｂ）　獣医学的組成物の合計重量に基づいてほぼ７％ｗ／ｗ〜はぼ１０％Ｗ　 ／　Ｗの塩化ナトリウム、および（Ｃ）　獣医学的組成物のへ計重量に基づいて ほぼ４％ｗ／ｗ〜はぼ６．５％Ｗ　／　Ｗの重炭酸ナトリウム。

からなる獣医学的組成物からなることができる。

所望のイオン濃度を達成するために、デキストロース−・水和物を含む獣医学的 組成物はほぼ４４．１〜５８．１ｇ１５Ｌの量で水溶液中に存在することができ る。デキストロース（無水）を含む獣医学的組成物はほぼ４０．５〜５３．６ｇ ／ｊＬの量で存在することができる。

本発明のほかの面に従えば、下痢症の処置を必要とする動物に前述の獣医学的組 成物を投与することを含む動物の下痢症を処置する方法が提供される。この処置 方法は、とくに下痢症を患う新生児の子牛に適用することができる。

獣医学的組成物は、経口的投与のため水溶液の形態であることができる。

獣医学的組成物は毎日２回投与することができる。獣医学的組成物は子牛の大き さに依存してほぼ１．５〜２Ｍの量で投与することができる（子豚にはこれより 少量が適当であろう）、処置は２日間続け、その期間中牛乳は与えるべきではな い０次いで、獣医学的組成物をこの組成物と牛乳との混合物として投与すること ができる。この混合物はほぼｌ：ｌ容量／容量混合物であることができる。

例えば、はぼ０．７５文の溶液をほぼ０．７５文の牛乳と混合し、そして毎日２ 回２日間動物に投与することができる。

あるいは、獣医学的組成物は別の飼料に牛乳のほぼ等しい体積に投与することが できる。

本発明を次の実施例を参照しながらさらに詳しく説明する。しかしながら、この 実施例は例示を目的とすることを理解すべきであり、そしていかなる方法におい ても前述の本発明の一般性を限定するものと解釈すべきではない。

罠施力」 Ａ−デキストロース一本和物の使用：重１ｔｌｌナトリムの不使用成分　ミリモ ル　ｇ／ｌ溶液　ｇ／Ｘ　ｇ　摘要粉末 （１）飲太グＢ デキストロース　最小Ｎａ 水和物　２５０　４９．５　木９３４　Ｃ１は最ＮａＣ１６０＋６０　３．５　 ＊　６６　小Ｎａ”Ｃ０ｎＣ，により限 合計　３７０　５４．０　１０００　定される（２）肱太ｌ酋 デキストロース　最大Ｎａ −水和物　Ｚｏｏ　３９．６　本８８４　Ｃ１は最ＮａＣ１９０４−９０５，２ 本１１６　大Ｃ１−合計　３８０　４４．８　１０００　により限定される （３）乱太訟沫 弘立シ／９゜ デキストロース 一水和物　２５０　４９．５ ＮａＣ１９０＋９０　５　、２ 合計　４３０　本５４．７７立 （４）１史亙Σ 塁立聾／見 デキストロース −・水和物　２００　３９．６ ＮａＣ１６０＋６０　３．５ 合計　３２０　本４３．１／Ｉ Ｂ−デキストロース−水和物および重炭酸ナトリムの使用成分　ミリモル　ｇ／ 交溶液　ｇ／ｋｇ　摘要粉末 （１）致太ｆｈ −水和物　２５０　４９．５　木９１５ＮａＣ１５０＋５０　２．９　５４ ＮａＨＣ０，２０＋２０　１．７　３１１合計　３９０　５４．１　１０００ （２）Ａ太五に 三二二２ デキストロース　ＮａＣ１ −水和物　２００　３９．６　本８３２　の量は最ＮａＣ１８０＋８０　４．６ 　９７　大Ｎａ”Ｎ　ａ　ＨＣＯｓ　４０　＋４０　３　、４　７１　（１２ミ 合計　４４０　４７．６　１０００　リモル）により限 定される （３）蝮大上」 −９−水和物　２００　３９．６　８２２ＮａＣ１９０＋９０　５．２　本１０ ８Ｎ　ａ　ＨＣＯｓ　４０　＋　４０　３　、４　７０合計　４６０　４８．２ 　１０００ （４）飲止上」 デキストロース　１ 一水和物　２５０　４９．５　８８７ ＮａＣｌ　５０＋５０　２．９　＊５２Ｎ　ａ　ＨＣＯｓ　４０　＋　４０　３ 　、４　６１合計　４３０　５５．８　１０００ （５）互太上」 −・水和物　２００　３９．６　８６３ＮａＣｌ　５０＋５０　２．９　６３ Ｎ　ａ　ＨＣＯａ　４０　＋　４０　３　、４　＊　７４合計　４２０　４５． ９　１０００ （６）肱土上３ 一水和物　２５０　４９．５　、　８７８ＮａＣ１９０＋９０　５．２　９２ ＮａＨＣＯ，２０＋２０　１．７　木３゜合計　４７０　５６．４　１０００ （７）１太翫Σ 足立物／立溶液 一水和物　２５０　４９．５　の量は最ＮａＣ１８０＋８０　４．６　大Ｎａ◆ ＮａＨＣＯ３４０＋４０　３．４　（１２ミ合計　４９０　本５７．５７文　リ モル）（８）飲吏五宋 弘立句／交溶液 デキストロース 一水和物　２００　３９．６ ＮａＣ！　５０＋５０　２．９ ＮａＨＣＯ，２０＋２０　１．７ 合計　３４０　本４４．２ｇ／文 Ｃ−無水デキストロースの使用；重炭酸ナトリムの不使用成分　ミリモル　ｇ／ 文溶液　ｇ／ｋｇ　摘要粉末 無水デキスト ロース　２５０　４５．０　寧９２８ ＮａＣ１６０＋６０　３．５　＊７２ ７２合計　３７０　４８．５　１０００（２）肱太ｆｔｂ 無水デキスト ロース　２００　３６．０　零８７４ ＮａＣ１９０＋９０　５．２　本１２６合計　３８０　４１．２　１０００ （３）Ｌ目は 膿ｎ／４ 無水デキスト ロース　２５０　４５．０ ＮａＣ１９０＋９０　５．２ 合計　４３０　本５０．２７文 （４）丸ヒは む！／ｆＬ 無水デキスト ロース　２００　３６．０ ＮａＣ１６０＋６０　３　、５ 合計　３２０　本３９．５７文 Ｄ−舌水デキストロースおよび′ＷｉＬ炭酸ナトリムの使用成分　ミリモル　ｇ ／４溶液　ｇ／ｋｇ　ＰＡ要粉末 （１）致太１に ユニ１ 無水デキスト ロース　２５０　４５．０　零９０７ ＪＩＪａＣ１５０＋５０　２．９　５９ＮａＨＣ０，２０＋２０　１．７　３４ 合計　３９０　４９．６　１０００ （２）並太！〕（ コース 無水デキスト ロース　２００　３６．０　零８１８ ＮａＣ１８０＋８０　４．６　１０５ Ｎ　ａ　ＨＣＯｓ　４０　＋４０　３　、４　７７合計　４４０　４４．０　１ ０００ （３）Ｌυ９ Ｉ 無水デキスト　′ ロース　２００　３６．０　８０７ ＮａＣ１９０＋９０　５．２　本１１７ＮａＨＣ０，４０＋４０　３．４　７６ ６合計　４６０　４４．６　１０００ （４）敢土上」 ＣＩ 無水デキスト ロース　２５０　４５．０　８７７ ＮａＣ１５０＋５０　２．９　＊５７ ＮａＨＣＯ＠　４０＋４０　３．４　６６６合計　４３０　５１．３　１０００ （５）１幻９ １すｈ 無水デキスト ロース　２００　３６．０　８５１ ＮａＣ１５０＋５０　２．９　６９ ＮａＨＣＯｓ　４０＋４０　３．４　本８０合計　４２０　４５．９　１０００ （６）　ＬＪＷ目 担８ｉ 無水デキスト ロース　２５０　４５．０　８６７ ＮａＣ１９０＋９０　５．２　１００ Ｎ　ａ　ＨＣＯｓ　２０　＋　２０　１　、７　本３３合計　４７０　５１．９ 　１０００ （７）監太訟沫　・ ■立肋／文溶液 無水デキスト ロース　２５０　４５．０ ＮａＣ１８０＋８０　４．６ ＮａＨＣＯ１４ｏ＋ｔｏ　３．４ 合計　４９０　本５３　、０／交 （８）丸コ戊 匡負肋／立溶液 無水デキスト ロース　２００　３６．０ ＮａＣ１５０＋５０　２．９ ＮａＨＣＯ＝　２０＋２０　１．７ 合計　３４０　本４０．６ｇ／交 乾燥粉末の形態の成分を一緒に混合することにより、１ｋｇの獣医学的組成物Ａ 、Ｂ、ＣおよびＤｔ−調製した。

！施１ヱ ２２７ミリモルのグルコース、８６ミリモルのＮａ”および８６ミリモルのＣＩ −を含有する水溶液の形態の本発明による獣医学的組成物を、ロタウィルス（ｒ ｏｔ　ａｗｌ　ｒｕｓ）およびクリプトスポリジア（ｃｒｙｐｔ　ｏｓｐｏｒｉ ｄｉａ）で感染後下痢症（ｄｉａｒｒｈｏｅｉｃ）となった子牛に供給した。

他の子牛に電解質のみ、あるいは第１図に記載するような組成を有する電解質グ リシン、グルコース混合物を供給した。下痢症の子牛（１２）は牛乳を省きかつ １．５Ｊｌの溶液単独を毎日２回２日間供給し１次゛　いで０．７５！Ｌの溶液 を０．７５１の牛乳と一緒に毎日２回２日間供給した。溶液で処置した子牛は、 １．５文の牛乳を毎日２回供給した対照下痢症子牛（１２）よりも酸性症（Ｐ＜ ０．０２日数２−４）および脱水度（Ｐ＜０．０５日数１−３）が有意に低かっ た。

このようの処置の子牛の酸性症および脱水度への効果を第２図および第３図に記 載する。また、第４図が示すよ゛うに、各群における精力尽きた（ｍｏ　ｒ　ｉ 　ｂｕｎｄ）ことがわかった子牛の数を示す、これらの図面を検討すると認めら れるように、商用の電解質のみ、あるいはグルコース（１２５ミリモル）、グリ シンおよび電解質を含有する商用溶液を供給した下痢症子牛は、同様に、牛乳を 供給した対照よりも酸性度および脱水度が有意に低くなった。しかしながら、両 者のこれらの処置群中のある子牛はひどく低血糖および精力に尽きるようになっ た。牛乳を供給されかつ経口的に抗微生物剤を投与されて続けた下痢症の子牛は 、牛乳単独を供給された下痢症子牛よりも有意に酸性症（Ｐ＜０．０５日数１． ２）となった。

実験において、子牛を免疫グロブリン、体重、下痢の初期のひどさ。

および酸性症および脱水症（ｄｅｈｙｄｒａｔ　ｉ　ｏｎ）の初期の程度を考察 して処置群に割り当てた。これらの環境のもとで１本発明による新規な獣医学的 組成物はロタウィルス（ｒｏｔａｖｉ　ｒｕｓ）およびクリプトスポリジア（ｃ ｒｙｐｔ　ｏｓｐｏｒｉ　ｄｉ　ａ）で感染された子牛における酸性症、脱水症 および低血糖症を最小とするうえで有効であった。これらの実験の間新規な溶液 の処置群において子牛はいずれも死亡しなかったが、２つの他の牛乳を隙いた処 置群において子牛はひどい低血糖症で死亡した（第４図参照）、死亡の数は有意 のデータには小さ過ぎるが、牛乳を除去した精力尽きた子牛における血液変化は 、現在入手可能な溶液のグルコース／エネルギー含量が低過ぎることを示す。

最後に１種々の他の変更および／または変化をここに概説した本発明の精神から 逸脱しないでなすことができることを理解すべきである。

ｋ ←田≠ 国際調査報告 一１拳−ｍ噸−−―−＾−６１−−−啼−ｍｅｒ’ｒｔムｎ１１□／Ｉ’ｌｌｌ ’＋＠＠ＡＨＮεＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣ ＨＲＥＰＯＲＴ　ＯＮ

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）水溶液であるときほぼ２００ミリモル〜２５０ミリモルの濃度水準を 生成するために十分な量のグルコース、（ｂ）水溶液であるときほぼ６０ミリモ ル〜１２０ミリモルの濃度水準を生成するために十分な量のナトリウム（Ｎａ＋ ）イオン源、および （ｃ）水溶液であるときほぼ５０ミリモル〜９０ミリモルの濃度水準を生成する ために十分な量の塩素（Ｃ１−）イオン源、 を含有してなる獣医学的組成物。
2. ２．（ｄ）水溶液であるときほぼ２０ミリモル〜４０ミリモルの濃度水準を生成 するために十分な量の重炭酸（ＨＣＯ３−）イオン源、 をさらに含む請求の範囲１に記載の獣医学的組成物。
3. ３．（ｅ）水溶液であるときほぼ１ミリモル〜３５ミリモルの濃度水準を生成す るために十分な量のクエン酸イオン源、をさらに含む請求の範囲２に記載の獣医 学的組成物。
4. ４．（ａ）獣医学的組成物の合計重量に基づいてほぼ８８％ｗ／ｗ〜ほぼ９４％ ｗ／ｗのグルコースー水和物、および（ｂ）獣医学的組成物の合計重量に基づい てほぼ６％ｗ／ｗ〜ほぼ１２％ｗ／ｗの塩化ナトリウム、 を含有してなる獣医学的組成物。
5. ５．（ａ）獣医学的組成物の合計重量に基づいてほぼ８３％ｗ／ｗ〜ほぼ９２％ ｗ／ｗのデキストロース（無水）、（ｂ）獣医学的組成物の合計量量に基づいて ほぼ５％ｗ／ｗ〜ほぼ１１％ｗ／ｗの塩化ナトリウム、および（ｃ）獣医学的組 成物の合計重量に基づいてほぼ３％ｗ／ｗ〜ほぼ８％ｗ／ｗの重炭酸ナトリウム 、 を含有してなる獣医学的組成物。
6. ６．（ａ）獣医学的組成物の合計重量に基づいてほぼ８７％ｗ／ｗ〜ほぼ９３％ ｗ／ｗのデキストロース（無水）（ｂ）獣医学的組成物の合計重量に基づいてほ ぼ７％ｗ／ｗ〜ほぼ１３％ｗ／ｗの塩化ナトリウム、 を含有してなる獣医学的組成物。
7. ７．（ａ）獣医学的組成物の合計垂量に基づいてほぼ８１％ｗ／ｗ〜ほぼ９１％ ｗ／ｗのデキストロース（無水）、（ｂ）獣医学的組成物の合計重量に基づいて ほぼ５％ｗ／ｗ〜ほぼ１２％ｗ／ｗの塩化ナトリウム、および（ｃ）獣医学的組 成物の合計重量に基づいてほぼ３％ｗ／ｗ〜ほぼ８％ｗ／ｗの重炭酸ナトリウム 、 を含有してなる獣医学的組成物。
8. ８．水溶液の形態の請求の範囲１〜７のいずれかに記載の獣医学的組成物。
9. ９．（ａ）請求の範囲８に記載の獣医学的組成物、および（ｂ）牛乳または牛乳 製品、 のほぼ１：１容量対容量混合物からなる獣医学的組成物。
10. １０．（８）下痢の処置を必要とする動物に有効量の請求の範囲８に記載の獣医 学的組成物を投与する、 ことを含む動物の下痢を処置する方法。
11. １１．動物は新生児の子牛または子豚である請求の範囲１０に記載の方法。
12. １２．獣医学的組成物をほぼ３〜４ｌ／日の量で２〜３日間投与する請求の範囲 １１に記載の方法。
13. １３．前記組成物を引き続いて組成物および牛乳のほぼ１：１容量／容量混合物 として投与する請求の範囲１２に記載の方法。
14. １４．実施例１または２を参照して実質的に前述した請求の範囲１に記載の獣医 学的組成物。