JPS5839625A - 経口家畜下痢治療用組成物 - Google Patents
経口家畜下痢治療用組成物Info
- Publication number
- JPS5839625A JPS5839625A JP56138524A JP13852481A JPS5839625A JP S5839625 A JPS5839625 A JP S5839625A JP 56138524 A JP56138524 A JP 56138524A JP 13852481 A JP13852481 A JP 13852481A JP S5839625 A JPS5839625 A JP S5839625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- glycine
- diarrhea
- extract powder
- guar gum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
上記組成よりなる家畜下痢治療用組成物。
本発明は、家畜の下痢を治療するための組成物に関する
ものである。
ものである。
一般に、仔牛や子豚などの家畜が下痢をすると大量の水
分や重炭鍍塩、ナトリウム、カリウム勢が体内から失わ
れそのまま放置すると、アシド−シスを起す場合が多い
。また下痢にょ抄栄摂取量が低下すると、慢性的栄養不
良や肺炎その他の感染症に罹病しやすく、死亡する場合
もあり、いずれにしても、経済的損失は大きいものとな
ってしまう。
分や重炭鍍塩、ナトリウム、カリウム勢が体内から失わ
れそのまま放置すると、アシド−シスを起す場合が多い
。また下痢にょ抄栄摂取量が低下すると、慢性的栄養不
良や肺炎その他の感染症に罹病しやすく、死亡する場合
もあり、いずれにしても、経済的損失は大きいものとな
ってしまう。
そこで、仔牛、子豚等の家畜が下痢をしたとき、できる
だけ早く治療するために、11I&解質物質を供給する
方法がとられるようになって来た。−例をあげると、消
化管からの吸収が最大になるよう、ぶどう糖、グリシン
、ナトリウム等の電解質を含む等張液を経口投与する方
法がある。そして、そのための組成物も一部市販されて
いるが、治療効果は、十分満足できるとは言い難いもの
であった。
だけ早く治療するために、11I&解質物質を供給する
方法がとられるようになって来た。−例をあげると、消
化管からの吸収が最大になるよう、ぶどう糖、グリシン
、ナトリウム等の電解質を含む等張液を経口投与する方
法がある。そして、そのための組成物も一部市販されて
いるが、治療効果は、十分満足できるとは言い難いもの
であった。
本発明者らは、これらの観点から、よりすぐれた家畜下
痢治療用組成物を求めて研究した結果、下記の組成物が
すぐれた家畜の下痢治療効果を示すことを見出した。
痢治療用組成物を求めて研究した結果、下記の組成物が
すぐれた家畜の下痢治療効果を示すことを見出した。
ぶ ど う 糖 39〜47重量慢グリシ
ン及び肉エキス粉末 混合物 10〜30創I 食 塩 5〜15重量%グ
ア ガ ム 6〜60重量%塩化カリウ
ム 1.8〜6重量重量%水酸水素ナト
リウム/又は クエン酸ナトリウム又は クエン酸カリウム 3〜10重童チ 本発明の組成物は、一般に組成物30〜50jFを11
の水に溶解させて経口投与される。本発明の組成物は、
失われた水分と電解質を迅速かつ効率的に補給し、アシ
ド−シスを防ぐ効果がより良好であることを臨床実験で
確認される。
ン及び肉エキス粉末 混合物 10〜30創I 食 塩 5〜15重量%グ
ア ガ ム 6〜60重量%塩化カリウ
ム 1.8〜6重量重量%水酸水素ナト
リウム/又は クエン酸ナトリウム又は クエン酸カリウム 3〜10重童チ 本発明の組成物は、一般に組成物30〜50jFを11
の水に溶解させて経口投与される。本発明の組成物は、
失われた水分と電解質を迅速かつ効率的に補給し、アシ
ド−シスを防ぐ効果がより良好であることを臨床実験で
確認される。
本発明においては、ぶどう糖とナトリウムイオノ濃度比
、ナトリウムとカリウムイオンの比率を適正化しグリシ
ンと肉エキス粉末の併用により嗜好性と栄養性の向上を
はかシ、炭酸水素ナトリウムあるいは、くえん酸ナトリ
ウム(又はカリウム塩)の添加によりアシド−シスを防
ぎ、腸内通過速度を遅延させ、電解質の吸収率を向上さ
せるためグアガムを添加することを特長とするものであ
る。
、ナトリウムとカリウムイオンの比率を適正化しグリシ
ンと肉エキス粉末の併用により嗜好性と栄養性の向上を
はかシ、炭酸水素ナトリウムあるいは、くえん酸ナトリ
ウム(又はカリウム塩)の添加によりアシド−シスを防
ぎ、腸内通過速度を遅延させ、電解質の吸収率を向上さ
せるためグアガムを添加することを特長とするものであ
る。
本発明組成物において、特に特色とするところはグリシ
ンと肉エキス粉末の併用とグアガムの添加にある。
ンと肉エキス粉末の併用とグアガムの添加にある。
一般に、家畜用整腸剤としてぼクチン、CMC。
−アルギン酸、キサンタンガムが用いられることもある
が、溶解性、溶解時の粘度、価格等を総合して判断した
場合、グアガムが最も良好である。グアガムを経口輸液
に使用するという報告はこれまで例がなく、新規である
。
が、溶解性、溶解時の粘度、価格等を総合して判断した
場合、グアガムが最も良好である。グアガムを経口輸液
に使用するという報告はこれまで例がなく、新規である
。
本発明組成物においてはグリシンと肉エキス粉末社必ず
併用して10〜50重tqb用いられるが、その量比は
グリシン:肉エキス粉末=10 : 1〜1:2程度で
、グリシンを要旨とするのが好ましい。
併用して10〜50重tqb用いられるが、その量比は
グリシン:肉エキス粉末=10 : 1〜1:2程度で
、グリシンを要旨とするのが好ましい。
炭酸水素ナトリウムは、水分存在下で炭酸ガスを放出し
やすいため、製品水分を2%以下にする必要がある。ま
た、その一部または全量をくえん酸ナトリウムあるいは
くえん酸カリウムに置換してもよい。
やすいため、製品水分を2%以下にする必要がある。ま
た、その一部または全量をくえん酸ナトリウムあるいは
くえん酸カリウムに置換してもよい。
本発明組成物は、長期保存可能な乾燥粉末あるいは顆粒
状の形で供給され、使用時一定量の水または温湯に溶解
するものである。
状の形で供給され、使用時一定量の水または温湯に溶解
するものである。
以下に本発明の組成物について、更に、詳細な説明を加
える。
える。
ムは、I D 〜30 rnBq/l 、塩素は60〜
100mBq//、炭酸水素イオンは、15〜45 m
Bq/l (<えん酸塩で代替する場合も同濃度)の範
囲に入るように配合する。これを配合原料百分率に換算
すると、食塩5〜15%、塩化カリウム1.8〜6慢、
炭酸水素す) 17ウム(またはくえん酸塩)6〜10
嗟°になる。ぶどう糖は、重量に基づき47%以下で、
望ましく紘、ナトリウムの吸収が良い50〜60mBq
/j (粉末製品で59〜47%) が最適である
。グリシンは、肉エキス粉末(牛肉エキス粉末が最良)
と混合使用した方が嗜好性の点でよく、下痢治療効果も
グリシ/単独と差がない。グリシンと肉エキス粉末の混
合比は、10;1〜1;2の範囲が良く、添加量は混合
物として製品中10〜60チが適している。10−未満
の添加量では、嗜好性、治療効果が低下するため、一方
3(1以上にすると治療効果が低下するため不適当であ
る。
100mBq//、炭酸水素イオンは、15〜45 m
Bq/l (<えん酸塩で代替する場合も同濃度)の範
囲に入るように配合する。これを配合原料百分率に換算
すると、食塩5〜15%、塩化カリウム1.8〜6慢、
炭酸水素す) 17ウム(またはくえん酸塩)6〜10
嗟°になる。ぶどう糖は、重量に基づき47%以下で、
望ましく紘、ナトリウムの吸収が良い50〜60mBq
/j (粉末製品で59〜47%) が最適である
。グリシンは、肉エキス粉末(牛肉エキス粉末が最良)
と混合使用した方が嗜好性の点でよく、下痢治療効果も
グリシ/単独と差がない。グリシンと肉エキス粉末の混
合比は、10;1〜1;2の範囲が良く、添加量は混合
物として製品中10〜60チが適している。10−未満
の添加量では、嗜好性、治療効果が低下するため、一方
3(1以上にすると治療効果が低下するため不適当であ
る。
電解質組成は添加原料すべてを考慮して前記濃度範囲に
入るようにし、製品溶解時の浸透圧は280〜500m
)sm/l に調整する。
入るようにし、製品溶解時の浸透圧は280〜500m
)sm/l に調整する。
グアガムは、溶解時の溶液粘度がi、ooo〜5.00
0cp(35℃)になるように製品中に6〜3C1添加
したとき、腸内通過時間が10mA’/分以下になり電
解質の吸収が良くなる。6チ未満の添加量では粘度が低
く、一方30チ以上添加すると粘度が5.0DOcp以
上とな9不均一な組織になるため不適当である。
0cp(35℃)になるように製品中に6〜3C1添加
したとき、腸内通過時間が10mA’/分以下になり電
解質の吸収が良くなる。6チ未満の添加量では粘度が低
く、一方30チ以上添加すると粘度が5.0DOcp以
上とな9不均一な組織になるため不適当である。
本発明組成物は一般に粉末又は顆粒状で供給され、使用
時には1ノの温湯又は水で組成物60〜50gを溶解し
て経口投与される。
時には1ノの温湯又は水で組成物60〜50gを溶解し
て経口投与される。
本発明組成物の経口投与によって、家畜の下痢を短期間
に治療することができるものである。
に治療することができるものである。
以下に実施例について述べる。
実施例1
無水結晶ぶどう糖 40チグアガム
25 グリシン 14 食 塩 8炭酸水素
ナトリウム 6 塩化カリウム 4 牛肉エキス粉末 6 上記混合物4011を1jの温水に溶解し、下痢の仔牛
に1日6回1jずつ投与した所、嗜好性がよく、投与開
始後31目には正常側にもどった。
25 グリシン 14 食 塩 8炭酸水素
ナトリウム 6 塩化カリウム 4 牛肉エキス粉末 6 上記混合物4011を1jの温水に溶解し、下痢の仔牛
に1日6回1jずつ投与した所、嗜好性がよく、投与開
始後31目には正常側にもどった。
また、上記混合物を防湿性の良い袋に充填し密封したも
のは、常温4力月保存しても、特に異常は認められなか
った。
のは、常温4力月保存しても、特に異常は認められなか
った。
実施例2
無水結晶ぶどう糖 42囁グアガム
25 グリシ/12 食 塩 7〈えん酸ナ
トリウム 5 塩化カリウム 5 牛肉エキス粉末 4 上記混合物も実施例1同様、治療効果があり、保存性も
良好であった。
25 グリシ/12 食 塩 7〈えん酸ナ
トリウム 5 塩化カリウム 5 牛肉エキス粉末 4 上記混合物も実施例1同様、治療効果があり、保存性も
良好であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ぶ ど う 糖 !19〜47重量%グリシ
ン及び肉エキス粉末 混合物 10〜60重量− 食 塩 5〜15重量%グアガ
ム 6〜6o重量%塩化カリウム
1.8〜6重量%炭酸水素ナトリウム及び/又は クエン酸ナトリウム又は クエン酸カリウム3〜10重量%
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56138524A JPS5839625A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 経口家畜下痢治療用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56138524A JPS5839625A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 経口家畜下痢治療用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839625A true JPS5839625A (ja) | 1983-03-08 |
JPH0321006B2 JPH0321006B2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=15224159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56138524A Granted JPS5839625A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 経口家畜下痢治療用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839625A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985001657A1 (en) * | 1983-10-07 | 1985-04-25 | The State Of Victoria | Treatment of animal diarrhoea |
JPH04322971A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-12 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | ダイヤモンド砥石 |
JPH04322972A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-12 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | ダイヤモンド砥粒の結合剤材料 |
JPH06346234A (ja) * | 1993-06-08 | 1994-12-20 | Anelva Corp | スパッタリング装置 |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP56138524A patent/JPS5839625A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985001657A1 (en) * | 1983-10-07 | 1985-04-25 | The State Of Victoria | Treatment of animal diarrhoea |
JPS61500433A (ja) * | 1983-10-07 | 1986-03-13 | ザ・ステイト・オブ・ビクトリア | 動物の下痢の処置 |
JPH04322971A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-12 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | ダイヤモンド砥石 |
JPH04322972A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-12 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | ダイヤモンド砥粒の結合剤材料 |
JPH06346234A (ja) * | 1993-06-08 | 1994-12-20 | Anelva Corp | スパッタリング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321006B2 (ja) | 1991-03-20 |
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