JPS61500394A - 医用パルス・レ−ザ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １、発明の名称 医用パルス・レーザ装置 ２、発明の詳細な説明 ［技術分野］ 本発明は、医用、特に眼科的処置用のパルス・レーザ装置に関する。

モード・ロッキングまたはキュー・スイッチングを有するネオジム−ＹＡＧレー ザをパルス・レーザとして使用することができるが他のパルス・レーザ、例えば アルゴン・レーザなどを使うことも可能である。

［先行技術］ パルス・レーザは、例えば、人間の眼の手術に用いられる。既知のレーザの場合 には、運転パルスの成用に先立ってレーザ・パルス・エネルギーが高すぎると、 処置しようとする眼がひどい損傷を蒙むる恐れがあるということである。

（発明の目的コ 本発明の目的は、レーザ・パルス・エネルギーをが］！！ｌすることのできる医 用、特に眼科的処置に使用するためのパルス・レーザ装置を提供することにある 。

［発明の慨要］ 本発明によれば、この問題は、特許請求の範囲第１項の特徴を用いて解決しうる 。

本発明は、そのレーザ・ビームが明確に規定された偏光面をもち、かつ単一パル スのエネルギーを陽光スプリッタ・キューブを回転させることによって制御する ことのできるレーザを使用するものである。

本発明によって確認されたように、このようなレーザの場合には不正確なエネル ギー放出の原因として以下のような事項が考えられる： 望みのレーザ・エネルギ一部分を通過させることができない。

２．１パルス中のレーザの放出するエネルギーが、望みのエネルギーに対応しな い。

本発明は、特許請求の範囲第１項の序文に基づくレーザの場合、２つの連続した レーザ・パルスのエネルギーは絶対に±２０％以上は変動しないことを確認した 。実際のエネルギーが望みのエネルギーからこの程度発散して、医用、特に人間 の眼の手術用として許容することができる。

かくして、上述の不正確なエネルギー放出に対する２つの原因のうち何れの原因 によろうとも、望みのエネルギーとは大幅に異なる処置用パルス・エネルギーが 生じたときは、偏光スプリッタ・キューブの各回転によってそれを検出すること ができると共に、それに続く処置パルスに先立ってテスト・パルスが放出される 。テスト・パルスが患者や装置のオペレータなどに害を及ぼさないようにでるた めに、テスト・パルスの放出中は、シャッタによって外側に向うビーム・パルス を遮断してテスト・パルスが内側に、すなわち、レーザ装置内に放出されるよう になっている。

本発明のざらに浸れた開発点については、副待５′Ｆ請求の範囲に述べである。

本発明は、人間の眼の手術によく使われるネオジウム−ＹＡＧレーザの場合には 特に有利に使用することができる。このようなレーザの場合には、エネルギーは 、制御タイプ（パッシブ・モード・キュー・スイッチング）の関数として前述の 範囲内で変動することかでごご、７　“子スト・ショット”すなわち、それに引 き続＜ｔｉｍ置装ルスに先立ちオプションとして放出された数個のテスト・パル スによってエネルギーが変動しうる範囲を信頼性を維持しつつ狭い範囲に抑える ことができる。

本発明によって利用しうるレーザ・パルスについて測定したエネルギー信号は、 当然のことなからレーザ・エネルギーを調節するためにも使うことができる。

このエネルギーの調節は、例えば、偏光スプリッタ・キューブの回転角（特許請 求の範囲第３項）またはレーザ・フラッシュ・ランプ（特許請求の範囲第４項） をｍｓすることによって行うことができる。例えば、この調節は、電子的な制ｗ Ｊ装置を使って行うことができるが、これについては専門家であれば簡単に製作 することができるので、その詳細はここでは述べない。

特許請求の範囲第５項〜第７項は、本発明をざらに発展させたものでこれにより 、レーザの運転上の信頼性が向上する。

特許請求の範囲第５項に記載したように、レーザのスイッチを入れた後に口先ス プリッタ・キューブを自動的に゛ピロ位置”に置くことにより、オペレータは、 ある特定の処置に必要なレーザ・エネルギーを黙読的にリセットすることができ る。これによって、既に行った処置に使用した極めて高いエネルギー（ａのセッ トも、もう一度考え直したりしなくても再度使うことができる。これは、また、 テスト・パルスが、偏光スプリッタ・キューブの回転によってのみ放出できるよ うに、処置パルスに先立って該キューブを常時回転させであるので装置の制御を 単純化するのにも役立つ。

このことは、特許請求の範囲第６項に従って、テスト・パルスが偏光スプリッタ ・キューブを機械的に回転させるために設けられたボタンまたはノブを緩めるこ とによって、常に放出できる場合には特に有利である。特に治療の場合には、例 えばスプリット・ランプを用いてオペレータは眼の位置を確認すると共に、眼が その正確な位置に来た瞬間に５１ａ置パルスを放出するので、テスト・パルスの 放出と’ｌ！ＬＭパルスの放出との間の時間的遅れは極めて小さくなＣプればな らない。もし、処置パルスに先立って゛テスト・ショット″を放出しなければな らないとしたら不利となるであろう。

特許請求の範囲第７項に基づくビーム・パルス内に常に存在するビーム・スプリ ッタは、ビーム・スプリーへの一切の影響を排除するのに役立つ。

［発明の実施例コ 本発明に基づくレーザ装置は、レーザ・チューブ１゜口先スプリッタ・キューブ ２．ビーム・スプリッタ３ならびに光検知エレメント４．それにシャッタ５から 構成されている。

レーザ・チューブ１は、例えば、ネオジム−ＹＡＧレーザとすることができ、こ れは予め侃光仮が組込まれており、レーザ・チューブ１は、明？ｉ￥に定められ た鴎光面をもつｔ偏光レーザ・ビーム・パルスを放射する。

かくして、偏光スプリッタ・ビーム２の機械的回転によって該キューブを通過す るエネルギーを調節することが可能となる。

また、偏光スプリッタ・キューブは、ここには示していないが、ノブまたはボタ ンを用いてＨ，３）的に回転させることもできる。後者を緩めると、テスト・パ ルスが自動的に放出され、シャッタ５は連通ビーム・パルス６を遮断する。

測定されたエネルギーが、予め定められたある許容範囲、例えば、医用のネオジ ム−ＹＡＧレーザの場合で言えば、与えられた望みの値の±２０％以内にあれば 、オペレータは処置パルスを放出することができる。

もし、この条件が満されない場合には、処置パルスの放出は防止される。レーザ ・エネルギーを調節するために例えば、フラッシュ・ランプの電圧を調節するこ とによってテスト結果を使用することも可能である。

図に示した実施例においては、レーザ・ビームの一部を光検知エレメント４に陽 光ざぜるビーム・スプリッタ３はテスト・パルスが放出されない限り、依然とし て処置ビーム・パス中に留まっている。このようにして、処置ビーム・パスは、 テスト・パルスを放出する際のビーム・パスに比べて処置パルスを放出するに当 っても変らないので、運転の信頼性が一層向上することになる。また、ビーム・ スプリッタがレーザ・ビームの一部を偏向させなくてもよいように、例えば、シ ャッタ５の上などに光検知エレメントを設けることもできる。

制御システムは、適当に作った電子回路によって偶成させることができる。例え ば、制御システムは偏光スプリンタパキューブ用のノブを緩めてテスト・パルス を発生させ、また、前述のようにしてパルスのエネルギーを測定し、そして、適 宜対応するようにレーザ・チューブのエネルギーを設訂することのできるマイク ロコンピュータを設備することが可能である。

［発明の効果〕 以上詳）ホした本発明によれば、レーザ・パルス・エネルギーを制御することの できる医用の特に眼科的定置に使用するためのパルス・レーザ装置を提供するこ とができる。

1図面の簡単な説明 図は、本発明に基づいてｆＳ築されたパルス・レーザの基本憤造を示すものであ る。

国際調査報告 ；）ｎｉ＝ＸＴｏ＝＝＝シミ４１．工？；１ＥＲ３コｊユし：コエ０ＮＡ−５Ｅ ＡＲＣ’Ｆ、Ｅミニ＝ヤｃａ＝Ｏｓ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．明確に規定された偏光面を備えたレーザ・ビーム・パルスのエネルギーが偏 光スプリッタ・キューブ（２）を回転させることによって調節することができ、 また、制御システムは偏光スプリッタ・キューブの各回転を伴い、かつ何れの場 合においても、各処置パルスが、そのエネルギーが光検知エレメント（４）によ って測定されるテスト・パルスを放出する前に、少なくとも１回は回転し、そし て、シャッタ（５）がテスト・パルス中に処置ビーム・バス（６）を遮断するこ とを特徴とする医用、特に眼科的処置用のパルス・レーザ装置。
2. ２．レーザ（１）が、ネオジム−ＹＡＧレーザであることを特徴とする特許請求 の範囲第１項に記載したレーザ装置。
3. ３．光検知エレメント（４）の出力信号をレーザ・パルスのエネルギーの調節及 び／又は偏光スプリッタ・キューブの回転角の自動セット用として使用すること を特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のレーザ装置。
4. ４．レーザ・フラッシュ・ランプの電圧を光検知エレメント（４）の出力信号と 一致するように調節することができることを特徴とする特許請求の範囲第３項に 記載のレーザ装置。
5. ５．レーザのスイッチを入れた後、制御システムが、最小限のレーザ・エネルギ ーの通路ができるような位置に偏光スプリッタ・キューブ（２）を回転させるこ とを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第４項の１つに記載のレーザ装置。
6. ６．偏光スプリッタ・キューブをオペレータがノブを用いて回転させることがで き、また、制御システムは該ノブを緩めるときに自動的にテスト・パルスを放出 することを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載のレーザ装置。
7. ７．レーザ・ビームのビーム・パス（６）中に固定されて配置されたビーム・ス プリッタ（３）が、光検知エレメント（４）に向けて後者の一部を偏向させるこ とを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第６項の１つに記載したレーザ装置。