JPS6149818A - 熱可塑性樹脂製容器の製造方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂製容器の製造方法

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JPS6149818A
JPS6149818A JP17173684A JP17173684A JPS6149818A JP S6149818 A JPS6149818 A JP S6149818A JP 17173684 A JP17173684 A JP 17173684A JP 17173684 A JP17173684 A JP 17173684A JP S6149818 A JPS6149818 A JP S6149818A
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resin
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melt flow
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0081Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor of objects with parts connected by a thin section, e.g. hinge, tear line
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔顔東上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダー用のテープカセット
の如き、ある一定容積の単体や、フロッピィ・ディスク
、ビデオディスク、デ・ジタルオーデイオディスク、感
光材料のシートフィルムや印画紙、ICプリント板、本
やコピー用紙等のような製品を収容するに適した熱可塑
性樹脂製容器の製造方法に関する。
〔従来技術〕
前記したような熱可塑性樹脂製容器で容積の小さなもの
は直接射出成形により立体成形が可能1あるが、例えば
ビデオテープレコーダー用のテープカセットの如き、あ
る一定の容積以上のものを収納するケースの場合には、
直接射出成形により立体成形を行なうことは不可能なた
め板紙製や樹脂シート製の展開板から製函する方法がと
られている。
かかる合成樹脂製容器の展開板は従来、Tダイから長尺
に押出成形された一定厚みの合成樹脂平板に、必要なら
ば印刷等をした後に、裁切断して一定の寸法の板とした
あと、折り目にあたる箇所(以下(ケイ線部」と称する
。)を圧縮影付は又は切削加工し、切欠部を打ち抜き加
工し、更に場合によっては表面に印刷や箔押しや型押し
加工を施して作製していた。、然し価格が高い為とグイ
線加工等が難かしい為板紙から作成したいわゆるブック
ケース状の容器が多く使われてきた。
しかしながら、このような従来の製造方法では工数、が
多く非能率的であシ、ケイ線の強度、表面形状、展開板
の厚さ等の均一性に欠け、品質停にも不良品の発生率が
高く、且つ、ケイ線や形付けや裁切断を無理して行うた
めケイ線割れが発生したり、製函時にケイ線部がやぶれ
だシするだけでなくケイ線ミゾ表面がザラついたり、裁
切断面にクズが付着して外観も悪く、切削代と切久代を
廃却するのへコツト的・6業廃棄物発生面でも不都合を
生じていた。その上品質的にも切欠部やその他の打ち抜
き加工端部が押しつぶされて裁!断クズが発生し、使用
中に脱落し、例えばビデオカセット等を収容する場合に
は、とnらがテープに付着しドロップアウト(音とびゃ
画像の乱れ)となったυ、差別化のだめの部分的に厚味
を変化させたり特殊形状や細かい文字や形状の型付は加
工することも不可能であった。
本発明者は上記の如き従来技術の欠点を解消するために
、先に、このような合成樹脂製容器の展開板を射出成形
によって作製すること!提案した(特願昭58−260
07号)。すなわち、ある程度以上の広い面積の屑開板
を樹脂を用いて射出成形することは従来困難とされ、試
みられたことは無かったが、ケイ線部や切欠部を有する
展開板を射出成形綽よって作ることができ、またこのよ
うにすることにより、前記したような従来技術の欠点を
−きよに解消することが1きることを見出した。
上記の方法で成形する面積の大きい展開板は平均厚さが
0.6〜3朋で、例えば30cmX30国以上の面積を
有している場合、溶融樹脂の射出充填時にゲートから成
形用キャピテイに溶融樹脂が一様に且つ迅速に充填され
ないと、樹脂の密度が異なる部分が生じて成形後、変形
を生じ、特に展開板に印刷しこれを迅速に乾燥するため
に加熱する場合に変形が甚だしくなシ、またフローマー
ク、ひけ、そり、よじれ、フェルドライン、気泡、やけ
等の故障が生ずる。従って、このような故障が生じない
ようにするためには、ゲートの位置や樹脂の組成、添加
剤の種類等を適宜選択しなければならなかった。
本発明者は、上記の方法をさらに改良すべく検討の結果
メルト・フロー・レー) (ASTMD1238)が1
511710分〜70g/10分の熱可塑性樹脂又は熱
可塑性樹脂組成物を樹脂注入口(ゲート)が展開板の断
面部(サイド部)又は左・右側面重ね合せ部又はフラッ
プ部になるように合成樹脂製容器の展開板を射出成形に
よって作製することを提案した。(特願昭59−844
3号)。この発明によシ、メルト・フロー・レート(M
−F−R)が高いポリオレフィン樹脂例えばポリプロピ
レン樹脂等の高結晶熱可塑性樹脂を用いてフローマーク
、ひけ、ウェルドライン、気泡、そシ、よじれ等の故障
を解決することができた。
〔発明が解決するだめの問題点〕
然しケイ線部を展開板の平均厚さの約%以下にしないと
製函性等に問題があシ、このような厚さのケイ線部を有
する展開板を高速、高圧射出成形によって作る場合には
分子配向率が太きくなシ、サイズの大きい製品容器用と
してはケイ線部の引裂き強度や展開板の引裂き強度、落
球強度が低下し製函時のケイ線割れや、展開板割れ及び
製品を入れた状態での落下強度不足の為実用化に問題が
あることが判明した。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発町者は、上記の2つの方法をさらに改良すべく検討
の結果ヒンジ適性と剛性と透明性1、射出成形性にすぐ
れたメルト・フロー・レートが15g/10分〜70g
/10分(好ましくは201g10分〜50!!710
分)のポリプロピレン樹脂が50〜97重量%と射出成
形性は劣るが引裂き強度が大きく伸びがあり、アイゾツ
ト衝撃強度がすぐれ、フローマークの発生がなく、そシ
やよじれが発生しにくいメルト・フロー・レートか5.
!i’/10分〜28g/10分(好ましくは7&/1
0分〜20g/lo分)の低圧法線状低密度ポリエチレ
ン(以下L−LDPRと称する)が3〜5ON量%、必
要により各種添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物を用いる
ことによ〕、上記のような故障が生じない、安価で外観
や均一性にすぐれた精密な形状の展開板を極めて迅速に
作ることができることを見出し本発明を達成した。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、前記したような従来技術の欠
点を解消し、先に本発明者が先に提案した射出成形によ
る熱可塑性樹脂製容器の製造を極めて迅速に行うことの
できる方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ゲートの位置や数、樹脂の組成等
に左右されず、はぼ一様な密度で精密な形状を有する熱
可塑性樹脂製容器の展開板を射出成形による作製するこ
とができる熱可塑性樹脂製容器の製造方法を提供するに
ある。
さらに本発明の目的はフローマーク、ひけ、銀糸、ウェ
ルド2ンド、気泡、やけ等の故障が大巾に減少し、そり
、よじれ、ゲート残り、糸ひきの発生が少なくアイゾツ
ト衝撃強度、落球衝撃強度1、ケイ線引裂き強度、展開
板引裂き強度が大きさにもかかわらずケイ線折り曲げ力
が小さくてずむ製函適性が良好な熱可塑性樹脂製容器の
製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は熱可塑性樹脂組成物を射出成形して
切欠部とケイ線部を有し、平均厚さが0.2闘〜3朋の
展開薄手板を作製し、これを製函することによりなる熱
可塑性樹脂製容器の製造方法において、熱可塑性樹脂組
成物として、メルト・フロー・レー)(AST[験法D
1238)が15g/10分〜7g10分(好ましくは
20 E1710分〜50g/10分)のポリプロピレ
ン樹脂50〜97重量%(好捷しくけ65〜90重t%
)、メルト・フロー・レートが5g/10分〜28g7
10分(好ましくは7#710分〜20g/10分)の
低圧法線状低密度ポリエチレン樹脂3〜50重f%(好
ましくは、5〜30重量%)、及び他の添加物を47重
景%以下含む熱可塑性樹脂組成物を用いることを%徴と
する熱可塑性樹脂製容器の製造方法により達成される。
    ゛ 本発明に使用できる樹脂としてはゲート残シ、ケイ線引
裂き強度、展開板引裂き強度展開板の落球衝撃強度、展
開板の剛性の点からポリプロピレン樹脂Vこついては引
張降伏点応力が150Kp%ゴ以上(ASTM D−6
38)好ましくは250KJ’/−以上曲げ弾性率が7
000Kp7箇以上(ASTM D−747)好ましく
は1万Kp/cr1以上、L−LDPE樹脂の破断点伸
びが600%以上(ASTM D−638)好ましくは
400〜700%、アイゾツト衝撃強度が5Kp・ηj
以上、(ASTMD−256)好ましくは10Kt−a
n/ex以上であることが好ましい。
引張降伏点応力が150 h/cd未満の場合はケイ線
引裂き強度、展開板引裂き強度、展開板の落下衝撃強度
が小さくな夛、実用化が困難tある。曲げ弾性率が70
00 Ky/al1未満の場合は展開板の剛性が劣シ肉
厚を厚くする必要がありコストアップとなる。L−LD
PE樹脂の破断点伸びが300%未満の場合はケイ線引
裂き強度、展開板引裂き強度、展開板落下衝撃強度が低
下し実用化が困難である。アイゾツト衝撃強度が5に9
/cm未溝の場合は展開板の落下衝撃強度が低下し実用
化が困難となる。
以下、添付図面に従い本発明の内容を更に詳細に説明す
る。
本発明において、比2図の如き、−面が開放口となった
はヌ直方体形状の熱可塑性樹脂製容器1は、第1図に示
す展開板2を製函することによシ製造される。
第1図に;・いで、展開&2は、正面部4、背面部5、
左側面部6、右側面部7、底面部8、左側面重ね付せ部
9、右側面部ね付ぜ*I+10、フラップ11.11a
及びケイ線部12からなジ、これらを製函することによ
り第2図に示す如き熱可塑性樹脂製容器1が形成される
。第2図においては、第11における展開板各部の対応
〃fン2ツツ11゜11a及びケイl1I11部12i
除き記入してりる。
従来、第2図に示す如き熱可塑性樹脂製容器1は、ある
一定の容積以上のものを収納するケースの場合a1板紙
やTダイより長尺に押出成形された一定厚みの合成樹脂
平板に複数面付けで印刷・乾燥後これを裁1切断して、
第1図斜縁部r11i!Aシた切欠部を切欠し、形付け
や、ケイ巌ヲつけた状態に打抜いたシ、切欠部を切欠し
ていない長方形の板とした後、ケイ線部12を圧縮影付
は又は切削加工により形成し、次いで腑祿を施した切欠
部13.14,15.16を打抜き加工し更に場合によ
っては正面部4等に型押し加工して展開板を作成しこれ
を製函していた。
本発明によれば、第1図に示す如き展開板2を最初から
切欠部を有する多辺形の、かつ必要によシケイ縁部12
、更に場合によっては正面部等に凹凸を有する形で射出
成形(含む金型門真全成形)により作成し、必要によシ
これに印刷等を施した後これを製函して第2図に示す如
き熱可塑性樹脂製容器1を作成する。
本発明方法において、射出成形(全型内真空射出成形を
含む、以下同様)で用いるメイン熱可塑性樹脂は、メル
ト・フロー・レートが15.li’/10分〜70FI
/io分、好ましくは20#/10分〜509/10分
のポリプロピレン樹脂であシ、各種の公知のポリプロピ
レン樹脂、例えばホモポリプロピレン樹脂、プロピレン
・エチレン・ランダム共重合樹脂、プロピレン・エチレ
ン・ブロック共重合樹脂、アイソタクチツコプロピレン
樹脂等1あシ特に各種造核剤の1つ以上を0.01〜2
重蓋%含むゾロピレン・エチレン・ランダム共1合体樹
脂がコスト、印刷適性、寸度安定性、底面強度、剛性、
透明性、射出成形性等の点ですぐれている。サブ熱可塑
性樹脂はメルト・フロー・レートが5N/10分〜28
g710分、好ましくは7g/10分〜20g/10分
のL−LDT’Erある。本発明で用いる熱可塑性樹脂
組成物は上記メイン熱可塑性樹脂50〜97重量%、好
ましくは、65〜90重量%、サブ熱可塑性樹脂3〜5
0重量%、と必要により47重景%以下の他の熱可塑性
樹脂及び/又はその他の添加剤よpなっている。
ここに低圧法線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)
、!:はエチレンとα−オレフィン系の共重合体であり
、エチレンと炭素数3〜13個望ましくは4〜10個の
α−オレフィンとの共重合体1sb、紛状の直鎖に短分
岐をもった構造のポリエチレン系ポリマーであシ、エチ
レン含有量80〜995モル%、α−オレフィン0.5
〜10モル%のものが本発明に適当である。この低圧法
線状低密度ポリエチレンL−LDPEは、一般に低圧法
で製造され一密度は一般に低・中密度とされているが本
発明で使用〒きるのは0g1〜0g5g/dの範囲内に
あるものが多く、好ましくは[L91〜0g4N/dで
ある。
エチレンと共重合するα−オレフィンとしてはブテン−
1、オクテン−1、ヘキセン−1,4メチルペンテン−
1などがちシ、物理強度向上のたメ好まシくは4メチル
ペンテン−1、ヘキセン−1を用いる。本発明に用いる
ことができるL−LDPEの具体例を商品名〒示せばユ
ニぎ−ル(000社)、ダウレックス(ダウケミカル社
)、スフレアー(デュポンカtダ社)、マーレックス(
フィリップ社)、ウルトゼックス(三井石油化学)、6
石すニレックス(目方樹脂化学)、スタミレツクス(D
SM社)などが挙げられる。これらのL−LDPEのう
ち特に好ましいのはエチレy含有量9o〜995モル%
、α−オレフィン含有f0.5〜10モル%、メルト・
フロー・レートα−オレフィンとしてヘキセン−1、又
は4メチルペンテン−1を用いたものである。商品名〒
はウルトゼツクス(三井石油化学)、スタミレツクス(
DSM社)等〒ある。
メインのポリプロピレン樹脂とサブのL−LDPE樹脂
以外に必要により添加〒きる熱可塑性樹脂としては各種
の熱可塑性樹脂が使用可能であるが、特にポリオレフィ
ン系樹脂(含むエチレンとの共重合体)、又はポリスチ
レン樹脂が用いられる3、?リオレフイン系樹脂として
は、上記L−LDPE以外の各種ポリエチレン(HDP
E,MDPE,LDPB)、ポリエチレンとその共重合
体(エチレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン
ビニールアセテート共重合体)、アイオノマー樹脂、ポ
リスチレン、ポリイソブチレン、ポリエチレン、各種ポ
リゾロピレン等の1又は2以上を用いることが〒きる。
然し、物理特性向上の点フポリオレフイン系樹脂が望ま
しくLDPE,MDPE,HDPE,PP,EEA,E
VA,フイオ/マー、ポリブテン1等の熱可塑性樹脂を
単独又は2つ以上併用するこれら熱可塑性樹脂中のいず
れかには必要に応じ各槙発泡剤や白色顔料(酸化チタン
、メルク、雲母、炭酸カルシウム、クレー等)や各種の
カーIンブラック、又は各種の着色顔料、各種の金属粉
末(アルミニウム粉末、錫粉末、アルミニウムペースト
等)、各種の金属繊維、ガラス繊維、炭素繊維等の各種
の有機又は無機の繊維物質、その他各種の着色染料、各
種の公知の常電防止剤、各種のシリコンや、界面活性剤
や高級脂肪酸やステアリ酸ナトリウム等の公知の滑剤、
公知の各種の酸化防止剤等各種の公知の添加剤を添加す
ることができる。
又、本発明方法において射出成形を行なう場合溶融熱可
塑性樹脂の注入口(ゲート)は、一箇所に限らず、複数
箇所設けることが可能である。こうすることにより、対
重成形の際に熱可塑性樹脂の流nが良くなり、ウェルド
ラインと称する熱可塑性樹脂の流れの合流境界線の発生
を防止することができる。これら注入口(ゲート)は容
器の外貌の点及び第6図のようにケイ線部を容器の表面
のみにもうける構造では熱可塑性樹脂の流動性をよくす
るよう容器の内側の第1図に示したXl、X2゜X3.
Yl、Y3の1ケ所以上に望捷しくは左右又は上下対称
位置附近の熱可塑性樹脂が四すみに略等しい時間で流動
できる場所にもうけるのが望ましい。
特に望ましいのは熱可塑性樹脂の注入口(ゲート)を1
ケ所だけにする場合は第1図のX2Y2の位置に設ける
。また、2ケ所にもうける場合は第1図のY、とY3の
位置に設ける。
2ケ所もうける他の例としてに[第1図のXlとX3 
の位置にもうけるのも望ましい、樹脂注入口(ゲート口
)形状としては公知の後述する種々のものがあるが外観
として跡が残らない点から考慮するとビンゲートが好ま
しい。樹脂注入口(ゲート)の他の望ましい位置として
はウーイドゲート等分用いる場合は、第1図の展開板の
切欠き部13゜14.15,16の製品端部が望ましく
、ビンゲートその他のグー1用いる他の望ま(−い位置
としては、棺l脂注入口が製函後表面に表われないよう
な位置、例としては第1図の示す展開板の左右側面重ね
合せ部9,10又はフラップ11,11aの表、裏端部
の1ケ所以上に、望ましくは前記したような左右、又は
上下対称位置附近に設けることが望せしい。
いずれにしても本発明では展開板の形状や熱可塑性樹脂
の流動性(メルト・フロー・レート)やゲート跡の発生
しやすさ及びウェルドラインの発生しやすさ等により樹
脂注入口(ゲート)の数や位置及び形状が変化するので
本発明は上記説明に限定されるものでなく樹脂注入口(
ゲート)は展開板のあらゆる位置に、あらゆる数や形状
が採用可能で射出成形適及び製函した時に容器の表面(
目に見える面)に出ないように考慮するのが外観上から
も樹脂の流動性の点からも望ましい。
樹脂注入口(ゲート)の種類(形状)に、その機能によ
って制限ゲートと非制限ゲートに大別される。代表的な
樹脂注入口(ゲート)の種類としては多点ゲート、ダイ
レクトゲート(スゾルーゲ−))、タブゲート、フィル
ムゲート(フラッシュゲート又はスリットゲートともよ
ばれる)、ファンゲート、ディスクゲート、リングゲー
ト、サブマリンゲート(トンネルゲート)%ビンポイン
ト・ゲート等がある。
ゲートの大きざ(ゲートサイズ)は、溶融材料のキャビ
ティー内への流動性に直接関連する要素である。
ゲートけあ1り小さいと充てん不足(ショート・ショッ
ト)となるばかりでなく、製品にヒケ、やけ、ウェルド
ラインその他の外観欠かんを生じ易い。又ゲートが小さ
い場合、成形収縮率が大きくなる傾向があり、又成形品
の強さの点からもゲートがあ捷り小ざいのは好1しくな
い。
しかし、反対に、ゲートが大きすぎた場合には、ゲート
周辺に過剰な残留応力が発生して、製品の変形やクラッ
ク発生の原因となる。
1だ6tりにゲート断面積が大きいと、その固化(ゲー
トシール)に時間がかかり成形能率上好ましくないだけ
でなく、ゲート残りやゲート跡が大きく、糸ヒキ等が発
生して外観が悪くなる。この場合ゲート跡を一ンで押し
つぶすような工夫が有効である。
ランナーの例としてはコールドライナー、セミホットラ
ンナ−、ホットランナ−等を用いることが出来る。コー
ルドライナーとセミホットランナ−はランナーが成形品
と一緒に発生する。これに対しスプルーやランナーの部
分にヒーターを挿入して、この部分の溶融樹脂を同寸ら
せ乞いようにして、いつも流動状態に保っておき、各シ
ョットごとにランナ一部分を金型に残したまま製品だけ
を取出すようにしたランナレス金型としてはエクステン
ション・ノズル方式(スプルーレス構造)とウェルタイ
プ・ノズル方式(以上1ケ取り金型)とインシュレーテ
ッド・ランナ一方式とホットランナ一方式(多数ケ取り
金型)を用いることが出来る。
本発明はこれらの装置を用いてヒケ、ソリ、ウェルドラ
イン、ショート・ショット等が発生しないだけでなくケ
イ線杆り曲げ力が小さいにもかかわらずケイ線の引裂き
強度や展開板の引裂き、強度が大きく、落球衝撃強度が
太きく製函適性の良好な樹脂組成を用いることにより展
開板を作成しこれを製函して熱可塑性樹脂製容器を製造
することにより達成きれる。
メイン樹脂であるポリプロピレン樹脂について油1明す
るとメルト・フロー・レートが15g/10分未満であ
ると流動性が劣るためショート・ショットやソリ、ヨジ
レが発生しやす<70g/in分以上ではパリの発生が
大く、剛性や物理強度が小さく実用化が困御である。又
樹脂組成中の割合が50軍緬%未満になると射出成形性
や透明度、剛度、ヒンジ適性が劣化し97.19重量以
上になるとケイ線部や展開板の引裂き強度が小さく製函
適性に問題がある。又落球衝撃強度が小さく製品が入っ
た捷1落下した場合容器が破損する可能性があるので実
用化が困難である。
サブ樹脂であるL−LDPE樹脂について説明するとメ
ルト・フロー・レー) CM−F−R)が5g710分
未満の場合はポリプロピレン樹脂のM−F−Rが15g
710分未満の時と同じ結果になり28.19/10分
以上の場合はポリプロピレン樹脂のM−F−Rが70.
11i/10分以上の時と同じ結果に斤る。L−:[、
DPE樹脂の割合が6重量%未満になると物理強度゛が
低下し製函適性だけでなく、商品適性でも問題があり、
50.1重址%以上になると強度に向上するが剛性が低
下し、且つゲート残りや糸ヒキが発生し製造適性に…」
趙がある。
本発明で用いる射出成形方法の中で薄肉で面積の大きい
薄手板の製造に−もつとも適している全型内真空射出成
形方法に用いる代表的な装置の1例を第4図に概略断面
図を示す。なおこの例では1個の展開板成形用キャビテ
ィを有する金型を例示したが、本発明はこれに限らする
ものではなく、キャビティを固定型の両面に設け、一つ
の射出筒から同時に両キャビティに溶融樹脂を供給でき
るようにした二重積金型や、キャビティの数をさらに増
加し、一つ又は二っC)射出筒から溶融樹脂を供給し得
るようにした多N積金型を用いることができる。倒れの
場合も、排気手段は以下にのべる手段を利用することが
できる。
薗示する金型は、固定型21、可動型22、射出筒23
、及び真空ポンプPを有する排気装w4からなり一固定
型21と可動型22の間に展開板成形用キャビティ25
が形成され、固定型21内に形成づれた湯道26を通っ
て射出筒23から溶融熱可塑性樹脂がキャビティ25に
供給される、この場合、本発明においては、可動型22
が図示の位置にセットされると、真空ポンプPが働き、
両型21,22の間の微細孔からキャビティ25内を排
気し、所望の真空度に達すると、射出筒26から溶融樹
脂がキャビティ25内に迅速に供給・充填される。
以上のように、本発明による熱可塑性樹脂組成物を用い
て本発明にもっとも適した全型内真空射出成形を行うと
、溶融樹脂の流動が無理なく、極めて迅速に行われるは
カーりでなく、前記したようV(ゲート等を選定するこ
とはよ・り好ましいが、任意のゲートでも均質にむらな
く樹脂がキャビティ内にゆきわたり歪みの無い良質の展
開板を得ることができる。また樹脂の組成、添加物の裡
類等もかなり適用範囲をひろげることができる、なお、
固定型21及び移動型22には熱媒体及び冷却媒体の通
路が適宜形成され、注湯時の保温、酸形時の冷却を行う
ことができる。
本発明においては、熱可塑性樹脂中にポリジメチルシロ
キサン等のシリコン化合物やサポニン等の界面活性剤又
はステアリン酸す) IJウム等の高級脂肪酸金属塩等
の滑剤を0.01〜5重量%添加することにより成型時
の流動性・成型性・離型性や、成型後のスベリ性を改良
することができる。
又、熱可塑性樹脂中に帯電防止剤を添加することにより
容器にゴミやほこりが付着しにくくすること或は熱可塑
性樹脂に発泡剤を添加して容器の外観を変え手ざわりを
良くしかつ軽量化することも選択的に実施し得る。
本発明では、前述したようにして作成したケイ線部と切
欠き部(必要によっては各種の形付けを施しても良い)
を有する展開板に、各種の印刷方法(シルクスクリーン
印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、
タンポ印刷、静電転写印刷、ホットスタンピング(=箔
押し)、転写印刷、インクジェット印刷、1目1転ロー
ル印刷等)で11M1e1ソトの印刷層をもうけ(必要
により、印刷性同士のためゾライマー塗布や印刷面保護
のための保護層をもうけてもよい。)だ後、冷風、熱風
、各稈風、赤外線照射、紫外線照射、電子照射等により
、印刷層を展開板に固着いせることも可能であり金型内
貞空射出成形後連続印刷ラインを組立てることt′F作
成コスト、在庫量減少、印刷工数減等の点で有効である
本発明方法により、第2図に示す如き熱可塑性樹脂注入
口1を製造する場合、第1図に示す如き展開板2(1、
防面形状′f第3図に示す如き形状とするのが好ましい
。板厚tσ0.3 mm程度から3mm程度迄が一般で
、ケイ線部(d展開板の平均板厚tに対し5%以上好ま
しくは49%以上、最も好ましくは60%以上薄くする
ことにより、切欠き部とケイ線部ケ有する展開板に、印
刷稜乾燥や化学反応等により印刷インキを展開板に急速
固着させてもソリやヨジレの発生が小ざく製函が容易と
なる。本発明では射出成形品である展開板2の冷却効率
、ソリ、ヒケ、ヨジレ防止と強度確保のため板厚は0.
3〜3mmに限定され、ケイ線部は、印刷インキ固着時
のソリ、ヒケ防止及び熱可塑性樹脂の流動性確保と同時
に製函を容易とするために板厚tK対し5%以上好まし
くけ49%以上、最も好ましくは60%以上薄くする部
が必要であり溶融位・I脂の流動性と強度の点から少な
くとも0゜1 mm以上の厚はを確保することが必要で
ある。
なお、第6図の断面形状ではケイ線が展開板の片面のみ
に形成される場合を示したが、場合によりケイ線を両面
の対称位置に設けてもよく種々の形状や厚ざのものが選
択可能である、 製函前に表・表全面あるいは正面部4、背面部5、左側
面部6、右側面部7.1氏面部8、等の外表面又は内表
面にエンボス処理、(シー加工)溝づけ、凸凹部付けを
施し、外観や取扱い性を改善することも選択的に行なわ
れる。従来の製造法では、これらσ型押し加工により行
っていたが、本発明方法では、これらの表面加工も射出
成形(含金型内真空射出成形)時に行なえる、 〔実 施 例〕 次に本発明の効果を一層明確にするため実施例を以下に
掲げる。
(1)  舅4図に示す如き展開板金型内真空射出成形
用金型を用いた。この場合、展開板の寸法が以下の如く
々るよう、金型を設計した。熱可塑性樹脂注入口(ゲー
ト)I′i第3図の展開板の内側(製品に接する内)氏
面部)のYlとY2の2ケ所とした。
展開板の縦・横寸法: 最長部が247mmX 237mm 展開板の厚さ:0.8mm ケイ線部の寸法: 巾1.5mm、深場0,25mm ケイ線部の断面形状:第3図に示すもの切欠部125,
14の寸法: 長き約70mm、巾20mm 切欠部15,16の寸法: 最長部が37mmX28n+mの多辺形(2)この金型
を用いて下記組成のm融熱可塑性柄面を全型内真空射出
成形した:結果を表−1に示す。
(3)  射出成形した展開板にシルクスクリーン印刷
方法で黒色と橙色の2色の文字全印刷し50Cの熱風で
乾燥し印刷インキを展開板に同層した後、80Cのヒー
トパーでアルミ箔押しを行った、これを組み立てて重な
り合った部分を超音波接合機1溶接し概略寸法が192
imX 105wLX 2 amのビデオテープカセッ
ト用ケースを製函した。
本発明によれば従来の裁切前打抜き工程ヲ有する製造法
に比較し、製造コストは大巾に削減される上に、本発明
人が提案したポリプロピレン樹脂単一組成を用いた射出
成形(含む全型内真空射出成形)法により作成した展開
板に比較してケイ線引裂き強度、ケイ線折シ曲げ適性、
製函適性、落球衝撃強度、表面のキズつきにくさ、展開
板の引き裂き強度等が大巾に良化した上に射出成形(含
む全型内真空射出成形)法による展開板製造方法の特徴
である、そシ、よじ扛、シダ加工の均一化、ケイ線形状
の均一化、厚さの均−化等によシ印桐付展開板のそり、
よじれが大巾に減少し平面性が向上した上、工数が低減
するので製造コストが下がシ、工程が安定化する他、切
断クズの発生がなくなシ、外敵、精度、仕上げ面等の品
質向上、ケイ線強度、影付は加工、展開板の厚味の均一
化により、作業の自動化、産業廃棄物の削減等格段の本
発明は実施例に限らず、例えば下記に示す如く広範囲な
応用が可能でるる。
+1)  展開板の形状は左右対称形でなく、例えば正
面部の形状と背面部の形状は異なったものとして良い。
(2)側面部の厚みは、ケイ線部の残厚と同じにしても
、重ね合せ接合によシ強度が保てる。
(3)切欠部の形状は長方形・□正方形・台形・半円形
・半橢円形・正三角形・二等辺三角形・矢形等種々の形
とし得る。    □ (4)  ケイ線部の残厚は、一部を厚くして金型内真
空射出成形時の樹脂の流れを良化を図ることがある。
(5)  金型の表面に加工を施し、展開板の1ケ所以
上に透明窓をもうけたり、ケースの内外表面に商品名や
社名や絵等の外、絹目、砂目、織目、縦筋、横筋、格子
目、微粒面布目等の形付け(シ昶加工)を有するものに
することが〒きる。具体的々シゼ加工サンプルとしては
東京ベアロン■発行の1ベアロンシボ“の210種以上
が提示されている。
(6)射出成型に際し、熱可塑性樹脂は共重合体や、2
種以上の熱可塑性樹脂の混合樹脂とすることができる。
(7)熱可塑性樹脂は、着色顔料又は着色染料を1袖又
は多種加えることが〒きる。
(8)展開板を全型内真壁射出成形した後に、印刷工程
やラベル貼り工程を製函工程の前稜に選択的に加え、マ
ークや文字を付することかできる。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、改良された熱可塑性組成物を用い
ているの愛、切欠部はケイ線を有し、平均厚さが0.2
〜31の展開薄手板(特にケイ線部が展開板の平均厚さ
のg2)を、フローマーク、ひけ、銀糸、ウェルドラン
ド、気泡、やけ等の故障が大巾に減少し、そり、よじれ
、ゲート残シ、糸ひき等の発生が少く、高速、高圧成形
方法゛によって製造することができ、このようにして得
られた展開板を製函する場合、ケイ線割れや展開板割れ
等を伴うことなく容易に製函することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造される熱可塑性樹脂製容器の
一例の展開板の平面図、第2図は同容器の外観図、第3
図は第1図におけるA−B面展開板断面図、第4図は本
発明に用いる全型内真空射出成形装置の一例を示す概略
断面図′t%ある。 1・・・熱可塑性樹脂製容器 2・・・展開板12・・
・ケイ線   1!、14,15.16・・・切欠部X
1.X2.X!、Yl、Yδ・・・ゲート21・・・固
定型    22・・・移動型23・・・射出筒   
 24・・・排気装置25・・・展開板成形用キャビテ
ィ  26・・・湯道(迎 −11: 第  1  図 第  2  図 手続補正書 昭和60年7 月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱可塑性樹脂組成物を射出成形して切欠部とケイ線
    部を有し、平均厚さが0.2mm〜3mmの展開薄手板
    を作製し、これを製函することよりなる熱可塑性樹脂製
    容器の製造方法において、熱可塑性樹脂組成物として、
    メルトフローレート(ASTM試験法D1238)が1
    5g/10分〜70g/10分のポリプロピレン樹脂5
    0〜97重量%、メルトフローレートが5g/10分〜
    28g/10分の低圧法線状低密度ポリエチレン樹脂3
    〜50重量%、及び他の添加物を47重量%以下含む熱
    可塑性樹脂組成物を用いることを特徴とする熱可塑性樹
    脂製容器の製造方法。 2)ケイ線部の平均厚さが展開板の平均厚さのに以下で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑製樹脂製容器
    の製造方法。 3)熱可塑性樹脂組成物のメルトフローレートが15g
    /10分〜60g/10分である特許請求の範囲第1項
    記載の熱可塑性樹脂製容器の製造方法。 4)前記ポリプロピレン樹脂の引張降伏点応力が150
    Kg/cm^2以上(ASTM D−638)、曲げ弾
    性率が7,000Kg/cm^2以上(ASTM D−
    747)、L−LDPE樹脂の破断点伸びが300%以
    上(ASTM D−638)、アイゾット衝撃強度が5
    Kg・cm/cm以上(ASTMD−256)であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項記載の熱
    可塑性樹脂製容器の製造方法。 5)前記ポリプロピレン樹脂に無機又は有機造核剤を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項記載
    の熱可塑性樹脂製容器の製造方法。 6)少くとも次の樹脂、すなわちメルトフローレートが
    30g/10分(ASTM D−1238)で引張降伏
    点応力が250Kg/cm^2以上(ASTM D−6
    38)、曲げ弾性率が10,000Kg/cm^2以上
    (ASTM D−747)の全エチレン含有量が0.1
    〜5モル%のプロピレンエチレンランダム共重合体で無
    機又は有機造核剤を0.01〜2重量%含むポリプロピ
    レン樹脂が65重量%〜95重量%とメルトフローレー
    トが7g/10分〜20g/10分(ASTM D−1
    238)で破断点伸びが400%〜700%(ASTM
     D−638)アイゾット衝撃強度が10Kg・cm/
    cm以上(ASTMD−256)のエチレン含有量が9
    0〜99.5モル%、αオレフィン含有量が0.5〜1
    0モル%、αオレフィンの炭素数が4〜10個好ましく
    は4メチルペンテン−1又はヘキセン1よりなるエチレ
    ンとαオレフィンの共血合体であるL−LDPE樹脂が
    5重量%〜35重量%を含む熱可塑性樹脂よりなる、平
    均厚さが0.4mm〜1.5mm好ましくは0.5mm
    〜1.0mmの切欠部と必要によりケイ線部を有する展
    開薄手板を射出成形方法(含む金型内真空射出成形方法
    )により作成し、これを製函することを特徴とする熱可
    塑性樹脂製容器の製造方法。
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