JPS6149329A - 温度過昇防止装置 - Google Patents

温度過昇防止装置

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JPS6149329A
JPS6149329A JP17062984A JP17062984A JPS6149329A JP S6149329 A JPS6149329 A JP S6149329A JP 17062984 A JP17062984 A JP 17062984A JP 17062984 A JP17062984 A JP 17062984A JP S6149329 A JPS6149329 A JP S6149329A
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JP
Japan
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actuator
thermally responsive
temperature
conductive plate
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP17062984A
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English (en)
Inventor
三宅 康仁
上枝 重幸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイロンその他機器の温度過昇時にその電気回
路を開放して安全をはかる温度過昇防止装置に関する。
従来例の構成とその問題点 一般に電気機器において、その温度を調節する手段とし
てはバイメタルを作動要素とするサーモスタットが用い
られている。ところで前記サーモスタットはメカニカル
なものであることから、動作不良、あるいは接点の焼付
などの故障が生じることがあり、温度過昇によって機器
を焼損するおそれがある。この温度過昇を防止する手段
として、温度ヒユーズが用いられ、温度過昇時に前記温
度ヒユーズが溶断し、たとえばヒータ回路を断って安全
をはかるようにしているO 第8図は電気機器としてアイロンを例にしたものであり
、アルミニウムなどの金属よりなるベース1には、これ
を加熱するためのヒータ2が組み込まれており、このヒ
ータ2の通電回路中にはノ(イメタル3によって作動さ
せられるサーモスタット4を設け、このサーモスタット
4により前記ベース1の表面温度を設定値に保つように
している0まだ、温度過昇防止手段として、前記ヒータ
2の通電回路中に温度ヒユーズ5を設けている。なお、
図中の6はサーモスタット調節部材を示す。また、第9
図は電気回路を示す。
前記温度ヒユーズ5は管体の内部に結晶性有機化合物ま
たは易融合金よりなる感温素子を封入し、温度過昇時に
前記感温素子が溶融して通電回路を開く動作をする。
ところで、前記温度ヒユーズ5における感温素子の融点
は最大約220″C程度であり、直接にベース1に受熱
関係をもたせると通常使用時において余裕度がなく、早
切nkおこす問題がある。したがって誤動作を少なくす
るため余裕度が大きく取れる位置、すなわちベースカバ
ー7の裏面または、ベース1の熱を直接に受けにくい空
間に位置せざるを得なかった。このような温度ヒユーズ
5の配置は受熱感度が悪く、温度ヒース5の作動時のベ
ース1の最大温度は異常な高温となり、ベース1の溶融
や、ヒータ2の絶縁破壊、火災、感電等の重大事故につ
ながるおそれがあった。また、アイロンの場合において
はその使用状態、すなわち、水平にした状態と立てて据
え置く場合に内部の温度上昇が異り、早切れ等の誤動作
をおこしやすいという問題がある。
発明の目的 本発明は前記問題に留意し、機器の温度過昇を速やかに
キャッチし、正確に作動して安全性および信頼性を高め
る温度過昇防止装置を提供することを目的とするもので
ある。
発明の構成 前記目的を達成するため、本発明の温度過昇防止装置は
通電回路のスイッチと、前記スイッチの開閉部材で加圧
されるとともに前記開閉部材を支持する熱応動部材と、
前記熱応動部材を受け前記開閉部材を作動させるための
作動子と、前記作動子と導熱関係をもつ被加熱部材を備
え、前記熱応動部材は所定の温度に達したとき溶融また
は8潰する材料よりな9、作動子は前記熱応動部材を受
ける側に凹部を有する温度過昇防止装置の構成としたも
のであり、被加熱部材の温度過昇に敏感に応動し、しか
も、誤動作がなくスイッチを開放して安全金はかること
ができるとともに、開閉部材の支持力を失った熱応動部
材、すなわち溶融または8潰した熱応動部材の流出、飛
散等による事故を防ぐことができるものである。
実施例の説明 以下本発明の一実施例を第1図〜第7図にもとづき説明
する。
図において8はアイロンのベースであり、アルミダイカ
ストよりな9、シーズ塑のヒータ9を埋没してあυ、前
記ヒータ9により所要の温度に加熱されるようになって
いる。前記ベース8とカバー10間に形成される空室1
1にはバイメタル12によって開閉される接点13をも
っサーモスタンド14を配設してあり、詳しくはカバー
10の一部に固定されたセラミック等の取付台16によ
り支持され、調節部材15によりバイメタル12の位置
を調節できるようにしている。
前記取付台15には長尺状に形成されたスイッチ用の第
1の導電板16の一端を固定してあり、この第1の導電
板16の上面に絶縁板17全介在してスイッチ用の第2
の導電板18を重ねている。
前記第1の導電板16と第2の導電板18の先端部近く
の相対応面には接点19.20が設けられている。前記
第1の導電板16は弾性を有し、その先端部がベース8
の内側に向う力を与えらnている。また、第2の導電板
18は同じく弾性を有し、第1の導電板16の方向への
力を有し、すなわち、接点19,20を閉じようとする
力を与えられている。
前記ベース8の内側で、かつ、第1の導電板16の先端
部に対応する位置には作動子21が設けられている。、
この作動子21は耐熱絶縁性のセラミックよりなってい
る。また、この作動子21は上面に凹部21aをもつ板
状部21bと、板状部21bの下面の中央部に突出した
突子21Cと、板状部21bの上面の中央に突出したピ
/21dよりなっている。前記作動子21の突子21c
はベース8の内面に形成した保持穴22に嵌まり合い、
保持穴22の穴縁に形成した突座23が作動子21の板
状部21bの下面に当接し、前記ベース8と作動子21
との伝熱関係をなしている。なお、前記突座23は作動
子21の板状部21bの外径より小さい径としである。
また、保持穴22は第1の導電板16の長手方向にやや
長い形状としている。
前記作動子21の板状部21bの上面にはビン21dを
とり壕くように筒状の熱応動部材24を設けている。こ
の熱応動部材24は可融合金で形成さn1過昇温度によ
り溶融するようになっている。なお、前記熱応動部材2
4は可融合金以外に熱可塑性の合成樹脂、低融点金属と
してもよい。
作動子21のピン21dは第1の導電板16の先端部に
形成した孔16aを貫通して、その先端が第2の導電板
18の内側面に対応している。そして第1の導電板16
の先端部は前記熱応動部材24をベース8方向に加圧し
ている。前記第1.第2の導電体16.18でなすスイ
ッチはサーモスタット14に直列に接続され、そしてこ
nらはヒータ9の通電回路中に挿入されている。
つぎに上記構成の温度過昇防止装置の動作について説明
する。熱応動部材24は、通常のアイロンの使用温度で
は溶融あるいは軟化しないようになっている。たとえば
共晶ノ・ンダを使用した場合、素材の配合比をかえるこ
とにより溶融温度を調節し、余裕度を大きくしている。
通常のアイロンの使用状態では、熱応動部材24は原形
を保っており、したがって第6図の状態にある。すなわ
ち、第1.第2の導電板16.18の接点19 、20
は閉じ、ヒータ9の通電回路は閉じられている。そして
温度調節はサーモスタット14の開閉によって行なう。
この状態において第1の導電板16と作動子21の板状
部21bの縁とは間隔Aを保ち、また、作動子21のピ
ン21dの先端と第2の導電板18とは間隔Bi保ち、
A)Bの関係にある。また、ベース8の熱は突座23よ
り作動子21の板状部21bi介して゛熱応動部材24
に伝えられている0 ここでサーモスタット14が故障してその接点が閉じた
状態が続き、ベース8の温度が異常に高くなると、熱応
動部材24は溶融する。このため、熱応動部材24を加
圧している第1の導電板16の先端部はその支えがなく
なるために第7図に示すように間隔Aだけベース8方向
に変位する0これに応じて第2の導電板18も変位しよ
うとするが、作動子21のビン21dの先端位置は変わ
らないので、第2の導電板18は間隔Bだけ変位し、そ
れ以上の変位は阻止される。前記間隔A)Bであること
から、第1.第2の導電板16.18の対向間隔が大き
くなり、接点19.20は開いてヒータ9への通電を断
ち、その安全をはかる。前記溶融した熱応動部材24は
作動子21の凹部21aで受け溜めらn、他の部分への
流出を阻止される。
上記実施例の温度過昇防止装置はスイッチ要素をなす導
電板16が熱応動部材24を加圧し、前記熱応動部材2
4の溶融あるいは8潰によって導電板16を変位させて
スイッチ全開く構成であるため、確実な動作が得られ、
その安全性が向上する。また熱応動部材24はベース8
・によυ受けられ、加圧力によυペース3・との良好な
熱伝達関係をもち、温度過昇時の応動が確実になる。さ
らに熱応動部材24は加圧により溶融または8潰。
変形がすみやかに行なわれ、スイッチの速断に寄与する
前記熱応動部材24を直接に受ける作動子21はベース
8に対して着脱自在であることから、組立性および作動
後の熱応動部材24のっけかえが便利である。さらに作
動子21は第1の導電板16と金属であるベース8との
絶縁をなし、溶けた熱応動部材24を凹部21aで受け
るので、感電等のおそれがない。
なお前記実施例において、機器としてアイロンを挙げた
が、前記機器はアイロン以外に電熱調理器、電気ストー
ブなど、電熱機器としてもよい。
また、ベースらは金属体以外にカバー等の電気絶縁物で
あってもよい。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本発明の温度過
昇防止装置は、所定の温度に達したとき熱感応部材が溶
融あるいは8潰して加圧しているスイッチ部材の支持力
をなくし、そのスイッチを開く構成でおることから、温
度過昇防止装置として誤動作なく動作し、安全性、信頼
性の高い材器を提供できるものである。また、熱感応部
材はスイッチ部材によって被加熱部材と導熱関係にある
作動子に押しつけられその受熱関係が良好であり、特に
熱応動部材が溶融あるいは溶解したとき、作動子の凹部
に受け止められ、他に流出しないので電気回路の短絡、
感電等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の温度過昇防止装置を備nた
アイロンの要部断面図、第2図は同ベースの要部断面図
、第3図は同上面図、第4図はサーモスタットおよび温
度過昇防止装置の平面図、第5図は温度過昇防止装置の
平面図、第6図は同断面図、第7図は同動作状態の断面
図、第8図は従来の温度過昇防止装置付アイロンの断面
図、第9図はその電気回路図である。 8・・・・・・アイロンのベース(被加熱部材)、9・
・・・・・ヒータ、14・・・・・・サーモスタット、
16・・・・・・スイッチの第1の導電板、18・・・
・・スイッチの第2の導電板、19 、20・・・・・
・接点、21・・・・・・作動子、21a・・・・・・
凹部、24・・・・・・熱応動部材。 第2図     第3図 第4図 第 6 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通電回路のスイッチと、前記スイッチの開閉部材
    で加圧されるとともに前記開閉部材を支持する熱応動部
    材と、前記熱応動部材を受け前記開閉部材を作動させる
    ための作動子と、前記作動子と導熱関係をもつ被加熱部
    材を備え、前記熱応動部材は所定の温度に達したとき溶
    融または溶潰する材料よりなり、作動子は前記熱応動部
    材を受ける側に凹部を有する温度過昇防止装置。
  2. (2)作動子は耐熱電気絶縁部材よりなる特許請求の範
    囲第1項に記載の温度過昇防止装置。
JP17062984A 1984-08-16 1984-08-16 温度過昇防止装置 Pending JPS6149329A (ja)

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JP17062984A JPS6149329A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 温度過昇防止装置

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