JPS6147354A - 高透明シ−ト - Google Patents

高透明シ−ト

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JPS6147354A
JPS6147354A JP16220484A JP16220484A JPS6147354A JP S6147354 A JPS6147354 A JP S6147354A JP 16220484 A JP16220484 A JP 16220484A JP 16220484 A JP16220484 A JP 16220484A JP S6147354 A JPS6147354 A JP S6147354A
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JP
Japan
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paper
highly transparent
sheet
conductive
transparent sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP16220484A
Other languages
English (en)
Inventor
川口 皓二
田島 直道
徹 村瀬
秦 邦男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は導電性、高透明性、物理強度、耐湿性耐水性に
優れたシートに関するものである。
従来の技術 従来、静電気を嫌うICなどの電子機器部品や該電子機
器部品等が組込まれたプリント基板等の包装材として、
帯電防止処理のされた紙やフィルムが多く使用されて来
た。
これらの包装材は、紙やフィルム等の基材にカーボンブ
ランク、金属粉等の導電性フィラーを表面塗工したり基
材に混入させたり、或いは炭素繊維、金属繊維等の導電
性繊維を混入させたりすることに依って包装材に導電性
を付与し、静電気の発生、蓄積を防止している。
発明が解決しようとする問題点 然るに、前記の如き導電性の付与された紙やフィルムは
不透明性でありIC,プリント基板等を包装した場合、
内容物が外から見えないため。
該内容物の製造工場においては、内容物の品質管理や出
荷管理が非常に困難で、被包装内容物を検視するために
は、−々内容物を包装袋から取出して検査をしている。
同様な被包装内容物の取出検査が外国への輸出の際にも
税関によって行われる。前述の取出検査に際し包装体や
検査する人が静電気を帯びている場合、取出された内容
物に接触した際、内容物であるICやICが組込まれた
プリント基板に放電破壊を生じ、大きな損害を被ること
が多く見られる。
問題点を解決するための手段および作用前述の如き従来
の包装材の欠点を克服するため鋭意検討の結果1次の結
論に達した。即ち高透明のソート状支持体に導電性の樹
脂を含浸。
塗工することによって、表面抵抗値が105〜1010
Ω程度の導電層を前記高透明のシート状支持体の表面に
設けることにょシ、高透明で帯電防止効果のあるシート
が得られ、しかも該シートを包装資材として使用するこ
とにょ)、被包装内容物が外から見えるため、前述の品
質管理出荷管理等の場合、所要時間の短縮等大幅な効率
向上がはかられ、また包装体が静電気を帯びていないた
め、内容物である■c等の静電気の放電破壊を防止する
ことができる。
前述のシート状支持体として、更にポリエチレンフィル
ムをラミネートした高透明紙を用い。
これに導電性樹脂を塗工又は含浸することにより、高透
明のシート状支持体の物理的強度の大きな向上がはから
れ、またポリエチレンフィルムの有する耐湿性、耐水性
が併せて付与されることができ、前記シートの使用可能
範囲は更に拡大される。
本発明に係るシート状支持体としては、下記の如き比較
的透明度の高い紙やシートが望ましい。即ち。
a)セルローズ系パルプを高度に叩解して抄造すること
により得られた透明度の高いグラシンペーパやトレーシ
ングペーパ等のシートb)比較的不透明な紙に透明化剤
を含浸するととくよシ得られる高透明紙 C)熱可塑性樹脂系合成パルプを単独で又はセルローズ
系パルプと混合して抄造し、得られた抄造シートを前記
合成パルプの融点以上の温度で熱圧処理することによシ
得られる透明紙 d)前記a) 、 b) 、 c)に記載された各透明
紙の片面または両面にポリオレフイノフィルムを積層し
て得られたシート 前記各シート状支持体の坪量としては 150 f/R”以下であること、好ましくは70 f
it782以下の坪量のものが透明性の点からはより望
ましい。坪量が15 OS’/+l”以上の厚物になる
と、包装資材としての柔軟性、加工性が失われてくるし
透明性が低下する為に被包装内容物が見え難くなる欠点
を生ずる。
本発明の前記シート状支持体への導電加工処理は、例え
ばポリオレフィン、ポリアミド、ポリビニル、スチロー
ル系各樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂
、ポリアクリルニトリル、ポリカーボネート等の熱可塑
性樹脂や、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂、更にはスチレン−ブ
タジェンゴム(SBR) 、  アクリルニトリル−ブ
タジェンゴム(NBR) 、  クロロプレンゴム等の
ゴム系樹脂、等に4級アンモニウム塩。
アミン類、リン酸エステル、スルホン酸塩、カルボン酸
塩、脂肪酸ポリグリフールエステル。
グリセリン、ンルビトールの如きアルコール類やアニオ
ン、カチオン、メニオン系界面活性剤を導入することK
よって得られた導電性有機物質を、含浸、塗工、貼合等
の手段によって前記ノート状支持体の処理を行い、該支
持体及びその表面に105〜1、O1OΩの導電性を付
与することである。
また場合によっては前記シート状支持体を塩化ナトリウ
ム、塩化リチウム、リン酸ソーダ。
硫酸アルミ、アルミン酸ソーダ等の導電性無機物質を含
浸、塗工等の処理を行うことによっても得られる。
実施例 以下本発明の構成を各実施例により説明する。
尚以下の説明中(部)とは、固形分の重量部を示す。
実施例1 針葉樹晒硫酸パルプ(NBKP) 80部と、広葉樹晒
硫酸パルプ(LBKP) 20部とを混合したパルプを
カナダ標準濾水度が504になる迄叩解する。
次に硫酸バンド2部を・加えて−を約4.5とし濃度2
チの紙料スラリを作成する。該紙料スラリを長網(多筒
式)抄紙機で坪量30 t7WZに抄紙し、サイズプレ
スによって導電性のアクリル樹脂を固形分で52/l1
12含浸し抄紙を終える。
この場合紙の水分が約20%になるように乾燥300 
kg/cm  の線圧で圧締乾燥し、密度1.05゜水
分6チの高透明シートの巻取を得た。
比較例1 前記実施例IKおける抄造処理中、サイズプレスによっ
て導電性アクリル樹脂を含浸する処理のみを除いて、抄
紙およびスーパカレンダ処理を行い、高透明シートを得
た。
実施例2 前記比較例1の処理によシ得られた高透明シートの一方
の表面に、ポリエチレンを、エクストルージョン2ミネ
ータによシ、厚さ15μ(13P/m2)のフィルム状
にラミネート加工する。
得られたラミネート紙に、酢酸ビニル系導電性樹脂を、
前記ポリエチレンラミネート側に2g/、21紙側に3
5’/+++2 、  マイヤバーによって塗工して4
 s t7tnzの高透明シートを得た。
比較例2 前記実施例2における処理中、導電性酢酸ビニル樹脂を
ラミネート紙の両面に塗工する処理を除き、他は実施例
2と同様の処理を行い。
431g/m2の高透明シートを得た。
実施例3 針葉樹晒硫酸パルプ(NBKP )をカナダ標準濾水度
が604になるまで叩解する。次に硫酸バンド2部を加
えて−を約4.5とし、濃度2チの紙料スラリを作成す
る。該紙料スラリを長網(多筒式)抄紙機で坪量80 
f/+m2になるように抄紙し、乾燥条件を調整して水
分が17−の巻取紙を抄造した。
その後スーパカレンダにおいて、加熱しながら5 kW
/cm の線圧で圧締乾燥し、密度1.01゜水分7チ
の高透明シートを得た。
更に該高透明シートに、前記実施例2と同様に、どちら
か一方の表面にポリエチレンをエクストルージョンラミ
ネータで厚さ15μ(13g/m2)のフィルム状にラ
ミネート加工を行う。
得られたラミネート加工紙に、エアナイフ方式のコータ
を使用して導電性のスチレン系樹脂を前記ポリエチレン
ラミネート側K 1 y/ff12゜紙側に2 S+/
+112塗工して96f/l112の高透明シートを得
た。
比較例3 前記実施例3の処理中、導電性のスチレン系樹脂をラミ
ネート加工紙の両面に塗工する処理のみを除いて、実施
例3と同様な処理をすることにより9397m2の高透
明シートを得た。
前記各実施例及び比較例で得られた高透明シートについ
て品質評価を行った。
尚、坪量・・・・・・・・・・・・・・・・・・JIS
P13124に従った。
厚さ・・・・・・・・・・・・・・・・・JISP81
18に従った。
引張強度・・・・・・・・・JISP8113に従った
不透明度・・・・・・・・・JIS P8138に従っ
た。
表面抵抗値・・・JISK6911に従った。
摩擦帯電圧・・・ロータリスタティックメータによって
測定した。
耐水性・・・・・・・・・・・・・JISP8135に
従った。
測定結果は、表に纏めて示す通りである。
発明の効果 不透明度50%以下のソート状支持体に表面抵抗値が1
05〜1010Ωの導電加工を施すことにより、効果的
な高透明の帯電防止材料(シート)を得ることができる
。ロータリスタティックメータによる摩擦帯電圧を測定
する場合、雰囲気が20℃、40チRHでは導電加工が
施された高透明シートは全部0.IKV以下であり、ポ
リエチレンフィルムは4.3〜4.5KV、紙では3.
2〜3.6 KVに帯電することと比較すると導電加工
による帯電防止効果が充分認められる。
前述の高透明で帯電防止処理がされたシート状の包装資
材は、シートのまま包装資材として使用することができ
るが、ヒートンールや接着剤接着処理によシ周縁を接着
し、透明性及び帯電防止効果を有する袋状の包装資材と
して使用することもでき、更に透明性が要求される静電
記録紙関係のベースペーパとしても利用することができ
るという透明性、導電性を必要とする各方面に利用可能
であるという効果を奏するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不透明度が50%以下のシート状支持体に表面抵抗
    値が10^5〜10^1^0Ωの導電加工がされている
    ことを特徴とする高透明シート。 2、シート状支持体が150g/m^2以下の米坪量の
    紙である特許請求の範囲第1項記載の高透明シート。 3、シート状支持体が少くとも片面にポリオレフインフ
    ィルムが積層された紙である特許請求の範囲第1項記載
    の高透明シート。 4、導電加工が導電性有機物質を15g/m^2以下で
    塗工、含浸又は貼合せすることにより行われる特許請求
    の範囲第1項、第2項または第3項記載の高透明シート
    。 5、導電加工が無機塩類を50g/m^2以下塗工又は
    含浸することにより行われる特許請求の範囲第1項、第
    2項または第3項記載の高透明シート。
JP16220484A 1984-08-01 1984-08-01 高透明シ−ト Pending JPS6147354A (ja)

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