JPS6147334A - 包装値付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、包装値付装置の改良に関する。

〔発明の技術的背景〕

近年、ストレッチフィルムと呼ばれる自己粘着性を有し
かつ高い弾力性をもったフィルムを用いてトレイに盛シ
付けられた肉や魚などの品物を包装するとともに、その
品物に関する重量、価格などを表示したラベルを貼着さ
せた商品がスーパーマーケットなどで大量に販売される
様になってきている。

ところで、従来、かかる商品の大量生産手段としては、
トレイに肉や魚などの品物を盛シ付けた後、これらの品
物の上側から幅、広のストレッチフィルムを被せ、その
フィルムの両側端および前後端をトレイ裏側へ折シ曲げ
ることによシ、品物の包装を行っている。そして、包装
済の商品の上側つまシフィルムの面部に品物に関する重
量、価格などを印字したラベルを、圧縮空気の噴射力を
利用して毎分１００枚程鹿の高速度で各商品ごとに１枚
ずつ自動的に貼り付けて店頭販売用商品として生産され
ている。

〔背景技術の問題点〕

しかし、一般にトレイに盛）付けられた品物の表面は平
らなものよシも凹凸状態になっているものが多く、当然
、フィルム面も品物の凹凸に応じて凹凸状態となシ、或
いはひだ状、しわ状になっている場合が多い。このため
、ラベルの貼夛付げ部分が傾斜したシ、凹部になりてい
ると、ラベルが斜めに貼）付けたシ、或いは一部に非貼
着部分が生じて店頭の陳列中に剥れたシする問題がある
。また、冷凍品を包装する場合、その包装後のフィルム
表面は結露しておシ、このためラベルの貼）付けが困難
であシ、はなはだしい場合にはラベルが貼り付かずに圧
縮空気の噴射力によって飛んでしまうこともち）、貼ｐ
付け作業がスムーズに進まない欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は以上のような点に着目してなされたもので、品
物の凹凸や冷凍品による結露などと無関係にラベルを正
確かつ確実に貼着し得、しかも高速で自動的に貼）付け
が可能である作業性にすぐれた包装値付装置を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

本発明は、秤量器を包装機構部分の前段に配置して包装
前に計】し、その重量値、単価その他必要な印字内容を
ラベルに印字するとともに、このラベルを包装前の平ら
な状態のフィルム面に貼り付け、このラベルの貼り付け
られたフィルムを用いてトレイに盛シ付けられた計量ず
みの品物を包装する包装値付装置である。

〔発明の実施例〕

次に、本発明装置の一実施例について第１図ないし第４
図を参照して説明する。第１図は側刃からみた装置の概
略構成図、第２図は第１図を斜め上側からみた図、第３
図はラベル貼付装置の断面図、第４図はラベル貼）付け
のための電気的なブロック構成図である。これらの図に
おいて１は肉、魚、野菜、果実等の品物が盛シ付けられ
ているトレイ２を秤量器３に導入する導入コンベアであ
って、この導入コンベア１で導入された品物は秤量器３
で計量されてその重量信号が出力される。なお、導入コ
ンベア１は、秤量器３に同時第２個以上のトレイ２を導
入しないように間欠的に速度制御されている。４は送シ
込みコンベアであって、これは秤量器３から送シ込まれ
てくる計ぶ：後のトレイ２をフィルム５の幅方向はぼ中
央で、かつその下方に位置するよりにフィルム案内装置
５の後端側へ送）込む機能をもっている。このフィルム
案内装置６は、所定の間隔を有して両側にそれぞれ一対
の無森条体６ａ、６ｂが下降傾斜をもって配置され、フ
ィルム供給ロール７からガイドローラ８を介して送られ
てくるフィルム５を、平らな状態を維持させて前記トレ
イ上に供給させるものである。このフィルム５は、例え
ば自己粘着性を有し、かつ弾力性に富むストレッチフィ
ルム等が用いられる。９はラベル貼付装置であって、こ
れはフィルム案内装置６の前段側に配置され、圧縮空気
の噴射力を用いて平らな状態のフィルム５面上にラベル
１０を吹き付けて貼り付けるものであシ、具体的には第
３図に示すように構成されている。

このラベル貼付装置９はラベル供給系９ノ、プリンター
９２およびラベル吹き付け部９３で構成されている。前
記ラベル供給系９１は、所定間隔ごとにラベル１０が添
設されているラベル基紙９ノ＆を巻装するラベル供給ロ
ール９１ｂと、ラベル基紙９ノ息を所定方向に導出する
ガイドローラ９１ａと、はぼ三角形状をなしラベル基紙
９１＆からラベルｌθを剥してラベル吹き付け部９３に
供給するナイフェツゾ９１ｄと、［動ローラ９１ｅと、
ラベル基紙巻取ロール９Ｎとからなっている。前記プリ
ンター９２は、例えは第４図に示すように秤量器３から
出力される重量信号と単価設定部９２ｈから出力される
単価信号とを乗算して商品の価格を算出する演算制御部
９２ｂを有し、さらにプリンタ一部９２ａが設けられて
いる。このプリンタ一部９２Ｃは、ラベル１０が直下に
到来したときに重量値、単価、価格その他必要な印字内
容を印字するものである。なお、プリンター９２は、図
示されていないが外部から単価設定部９２ｈに種々の単
価を入力しうるような構成となっておシ、また単価設定
部９２ｈとは別に演算制御部９２ｂなどにメ七りなどが
設けられ、さらにプリンタ一部９３島を駆動する駆動回
路などが備えられている。

次に、ラベル吹き付け部９３は、トレイ２の通過を検出
する光電スイッチ１１からトレイ通過検出信号を受ける
と開弁する電磁弁９３＆と、この電磁弁９３ｈの開弁に
よって送シ込まれてくる圧縮空気をラベル１０に吹き付
けて平らな状態にあるフィルム５の面部に貼り付ける吹
出部９　、？　ｂと、ラベル吹き付け部本体９３ｃ内を
真空にする真空発生用ファン９３ｄなどからなっている
。

しかして、ラベル貼付装ｆｉＬ９によってフィルム５の
面部にラペルノ０が貼り付けられた後、該フィルム５は
フィルム案内装置６によシガイドされて間装ｆｉｌｅの
後端部でトレイ２の上側に被せられ、後段のフィルム案
内板１２に送シ込まれる。このフィルム案内板１２は、
三角形状の中板１２ｈの両側部にそれぞれ所定の隙間１
２ｂを有して側板１２ａＳ　１２ａが配置され、この隙
間１２ｂにフィルム５の両側端部を通して移送せしめる
ことによシ、フィルム両端部をトレイ２の裏面側に折シ
曲げて包装する機能をもっている。そして、図示されて
いないがフィルム案内板１２の後段側に筒状成型ローラ
および力、夕などが配置され、筒状成型ローラを用いて
包装後のフィルム５の前後に絞）を加え、さらにカッタ
によシフイルム５の絞９部分が切断されるようになって
いる。

次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。

導入コンベア１によシ導入されたトレイ２に盛シ付けら
れた品物は秤量器３で計量され、その品物の重量信号が
プリンター９２の演算制御部９２ｂに送られる。ここで
、演算制御部９２ｂは、単位設定部９２ｍで予め設定さ
れている品物の単価信号が入力されているので、この単
価信号と重量信号とを乗算して品物の価格を算出すると
ともに、価格、品物の重量、単価その他必要な印字内容
信号をプリンタ一部９２ｃに与える。このとき、駆動ロ
ーラ９１ｃの駆動によってラベル基紙９１ｈがラベル供
給ロール５Ｊｂからナイフェツジ９１ｄを通りてラベル
基紙巻取ロール９１ｆに巻き取られる途中で、ラベル基
紙９１ｈ上のラベル１０がブリ＋１ ンタ一部９２ａの直下に到達すると、該プリンタ一部９
２ｃは上述する必要な印字内容をラベル１０に印字する
。そして、所定の内容が印字されたラペ／Ｌ／ＩＯはナ
イフェツゾ９１ｄによシ剥ぎ取られてラベル貼付装置９
３に供給される。

このラベル貼付装置９３は、真空発生用ファン９３ｄが
常時駆動しているので、ナイフェツジ９１ｄ側からラベ
ル１０が供給されると、そのラベルｌＯを吹出部９３ｂ
を介して吸い付けて負圧状態になりている。

一方、秤量器３による秤量後のトレイ２は送シ込みコン
ベア４に移されて搬送されるが、この搬送途中において
光電スイッチ１１がトレイ２の通過を検出すると、との
光電スイッチ１１からトレイ通過信号がラベル吹き付け
部９３の電磁弁９３急に与えられる。これによって電磁
弁９３ａが開弁し、圧縮空気が吹出部９３ｂによりてフ
ァン９，９ｄよシも強い吹き付け力でラベル１０の面部
に吹き付けられ、よってラベル１０は平らな状態で移送
されているフィルム５の所定部分に貼り付けられること
になる。このラベル１０の貼り付けられたフィルム５は
フィルム案内装置６に導入され、ここで下降傾斜されて
送シ込みコンペア４上の品物に被せられる。

そして、フィルム案内装置６からはトレイ２上の品物に
フィルム５を被せた状態で出力でれるも、フィルム案内
板１２の中板１２ａ上をトレイ２が通過し、−万、フィ
ルム両側端部がフィルム案内板１２の隙間１２ｂにくい
込んだ状態で進んでいく。従って、トレイ２が中板１２
ａから出力され、かつ後段の筒状成凰ロールを通る過程
でフィルム５０両側端部がトレイ２の裏面側に折シ返え
されて品物が包装されることになる。

従って、以上のような構成によれば、秤量器３で計量さ
れた重量信号を用いてプリンタ一部分で品物の価格を求
めるとともに、品物のＸ量、単価、価格その他必要な項
目内容をラベル１゜に印字し、さらにこの印字ラベル１
θをラベル基紙９１ｍから剥ぎ取って吹出部９３ｂで吸
い付け、光電スイッチ１ノからのトレイ通過信号に基づ
いて吹田部９３ｂから平らな状態にあるフィルム面部に
ラベル１０を吹き付けるようにしたので、正確かつ確実
にフィルム５にラベル１０を貼り付けることが可能であ
る。しかも、゛フィルム案内装置６、フィルム案内板１
２および筒状成型ロールなどの包装機構部の前段でラベ
ル１０を貼）付けるので、結露の問題や凹凸状態による
不具合が解消され、よってフィルム面へのラベル１０の
貼り付けが比較的容易である。また、ラベル貼り付け時
のフィルム１０面部は何ら汚れていないので、完全に密
着させて貼り付けることができ、かつ貼り付け後に剥れ
るようなことがなくなる。

なお、上記実施例では光電スイッチ１１でトレイ通過検
出と同時に吹出部９３ｂによシラペル１０を吹き出すよ
うにしたが、コンベア４の速度やトレイ２の大きさなど
を考慮して任意の時間だけ遅らせてラベル１０を吹き出
してもよい。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。

〔発明の効果〕 以上詳記したように本発明によれば、トレイ上の品物を
、包装する前の平らな状態のフィルム面部にラベルを貼
り付けるようにしたので、品物の凹凸や冷凍品によるフ
ィルム面の結露に全く影響されることなく正確かつ確実
にフィルムにラベルを貼り付けることが可能である作業
性にすぐれた包装値付装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明に係る包装値付装置の一実
施例を説明するために示したもので、第１因は装置の概
略的な構成を示す側面図、第２図は装置の概略的な斜視
図、第３図は第１図および第２図に示すラベル貼付装置
の具体的な断面図、第４図は本装置の電気的なブロック
構成図である。 ２・・・トレイ、３・・・秤量器、４・・・送シ込みコ
ンベア、５・・・フィルム、６・・・フィルムガイド装
置、９・・・ラベル貼付装置、１０・・・ラベル、１１
・・・光電スイッチ、１２・・・フィルム案内板、９１
・・・ラベル供給系、９１ｈ・・・ナイフェツゾ、９２
・・・プリンター、９３・・・ラベル吹き付け部、９３
ｂ・・・吹出部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 物品を包装するためのフィルムを供給するフィルム供給
   装置と；前記物品の重量を測定する秤量器と；前記フィ
   ルム供給装置より供給されたフィルムを、前記物品の上
   方に位置させるフィルム案内装置と；前記物品を前記秤
   量器及び前記フィルム供給装置の所定位置に移送する第
   １及び第２のコンベアと；前記秤量器から出力される重
   量信号を用いて所定の演算を行い前記物品の価格を算出
   する演算装置と；前記物品について所望の項目を表記さ
   せるためのラベルを供給するラベル供給装置と；前記所
   望の項目を前記ラベルに印字するプリンタと；前記第１
   のコンベアと第２のコンベアとの間に設けられ、前記物
   品の通過を検出する物品通過検出器と；該検出器から出
   力された検出信号を受けて前記プリンタにより印字され
   たラベルを前記フィルムの所定位置に貼り付けるラベル
   貼り付け装置とからなり；物品を包装する前のフィルム
   にラベルを貼り付けることを特徴とする包装値付装置。