JPS6146594B2 - - Google Patents

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JPS6146594B2
JPS6146594B2 JP56023711A JP2371181A JPS6146594B2 JP S6146594 B2 JPS6146594 B2 JP S6146594B2 JP 56023711 A JP56023711 A JP 56023711A JP 2371181 A JP2371181 A JP 2371181A JP S6146594 B2 JPS6146594 B2 JP S6146594B2
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JP
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water
crack
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dye
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JP56023711A
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JPS57139587A (en
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Kunio Yamazaki
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CHUO GIKEN KOGYO KK
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CHUO GIKEN KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被染布帛に防染層を積層し、これに
亀裂を与えて形成される亀裂溝を通して被染布帛
に染料を付与し、その亀裂形状に応じた亀裂模様
を抽出する所謂クラツク染色に関するものであ
る。 従来この種のクラツク染色技法として、ロウ、
パラフイン等の常温にて脆性を示す熱溶融性物質
を加熱溶融して布帛に積層し、冷却後その積層に
外部応力を伝播させて亀裂を生ぜしめ、或は防染
剤に多量の粉粒状充填剤を配合した組成物を塗布
或は印捺し、その含有する水、アルコール等の溶
媒を発散させ、その発散除去と共に組成物を部分
的に凝集させて亀裂を生ぜしめ、染液或は捺染糊
等を付与し、乾熱或は蒸熱による発色処理前又は
後においてロウ、パラフイン、或は防染剤や充填
剤を溶解除去する方法が知られている。 然るに、外部応力の伝播や凝集により惹起され
る内部応力の伝播による亀裂模様は自然発生的に
形成されるものであり、スクリーン捺染やグラビ
ア印刷等によるものと異なり再現性がなく、自然
回帰の時流に乗つて特有の価値ある美観を呈する
ものであるが、量産工程に適さず、一品制作型の
手工芸分野の技法にとどまるものであつた。 尤も、防染剤に結晶性物質を配合添加し、その
物質の塗布後における結晶化によつて亀裂模様を
画一的にする試みもなされているが、被染布帛の
経緯密度、織編組織、毛羽立ち度合、使用繊維素
材や使用糸太さ、或は、防染剤の組成、粘度等の
資材の仕様や品質の相異やバラツキ、そして、塗
布装置、防染剤含有の溶媒の発散除去時間、加工
速度等の工程上の相異やバラツキによつて再現性
の確立は困難視され、特に友禅染に代表される如
き緻密高尚な製品の量産には経験に依存する高度
の技能と熟練を必要としている。 そこで本発明は、クラツク染色における課題を
技術的に究明し、資材や工程上の変化や相異を越
えて再現性を確立し、量産工程においてクラツク
染色を活用しようとするものであり、被染布帛1
に難亀裂性非防染性塗剤2を付与して後、脱溶媒
易亀裂性防染性塗剤3を積層し、溶媒を発散除去
して積層に亀裂5を形成し、その積層面に変色素
剤配合物6を付与し、発色処理前又は後に前記二
種の塗剤を被染布帛より解離ないし溶解除去する
ことを要旨とするものである。 ここに本発明において「難亀裂性非防染性塗
剤」とは、ガラスや金属板等に塗布積層するとき
表面亀裂を生じることなく厚さ1m/m以下の造
膜が可能であり、且つ、絹、綿、ポリアミド、ポ
リエステル等の易染性繊維に成る布帛に含浸させ
或は100μ程度の表面皮膜を形成する様に塗布積
層するとき、その含浸や積層によつても繊維の染
色性に左程の影響を与えない流動物を意味し、従
つて、布帛表面に100μ以上の厚い皮膜を積層す
るとき布帛の染色性が阻害され防染されるもので
あつてもよく、メチルセルローズ、カルボキシル
メチルセルローズアルカリ塩、アルギン酸ソーダ
等の水溶性糊剤、増量剤等として使用される水溶
性樹脂を主剤とする組成物の多くが使用され、ポ
リアクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、スチレ
ン、ブタジエンラバー、エチレン酢酸ビニル共重
合体のエマルジヨン等を使用することもできる。 又、「脱溶媒易亀裂性防染性塗剤」とは、溶媒
と溶質とで組成される流動物であつて、ガラスや
金属板に塗布積層するとき、溶媒の発散除去が可
能であり、その溶媒の発散除去により溶質が凝集
傾向を示して亀裂を生じ厚さ1m/m以下の連続
した平滑な造膜が不可能であり、且つ、絹、綿、
ポリアミド、ポリエステル等の易染性繊維に成る
布帛に付与させるとき、繊維の染色性を著しく阻
害するものを意味し、水、アルコールその他親水
性液体を溶媒とし、活性炭、珪藻土、陶土、亜鉛
華、酸化チタン等の粉粒物を凝集ないし防染促進
のための溶質とし、前記の水溶性糊剤や増量剤と
して慣用される水溶性樹脂を粉粒物を粘結する溶
質とし、更に、亜鉛酸カリ、酢酸ナトリウム、塩
化錫、酒石酸、ワツクス、パラフイン等を防染助
剤として加え、必要に応じ適量の界面活性剤や消
泡剤、結晶化剤等を配合して調製することができ
る。従つて、慣用される種々の防染糊に、表面張
力によつて防染糊を凝集させる溶媒に溶解しない
粉粒物を多量に配合し、これを脱溶媒易亀裂性防
染性塗剤として使用することができる。ただ、本
発明に係るクラツク染色を効果的に実施するに
は、水溶性糊剤はデンプン系糊剤好ましくはデキ
ストリンの他の水溶性糊剤に対する固形分比率を
50重量%以上とし、更に好ましくはデキストリン
の固形分比率を70重量%以上とし、適量のシラツ
ゴム系、マナンガラクタン系、繊維素誘導体系糊
剤等を配合して組成し、その水溶性糊剤の固形分
100重量部に対して水を溶媒とし活性炭および活
性炭以外の溶媒(水)不溶型の充填剤を合計30〜
80重量部配合して脱溶媒易亀裂性防染性塗剤を組
成することが肝要である。そして、そ配合する充
填剤の多くは物質自体が脆くクラツクを生じ易い
無機質の粉末体とする。 又、「変色素剤配合物」とは、その付着により
繊維を着色する物を意味し、染料、染色助剤及び
水を主剤とする染液、或は染液に前記例示の水溶
性樹脂を加えた捺染糊、その他、酸化剤又は還元
剤を配合した抜染糊等が使用される。 本発明を具体的に説明するに、被染布帛への難
亀裂性非防染性塗剤の付与は、ロールコーター、
ドクターコーター、スプレー等による全面塗布で
あつても、又、亀裂模様を描出させる一部へのス
クリーン捺染、ロール捺染、毛筆手書等による部
分塗布或は印捺であつてもよい。ただ、その塗剤
の付与は布帛の防染を意図せず、又、100μ以上
の厚い塗膜が若干の防染作用をなす塗剤も使用し
得るため、塗布によつて被染布帛の表面に100μ
以上の厚い皮膜を形成することなく、好ましくは
被染布帛の内部へと浸入し、且つ、布帛内部の繊
維表面に100μ以上の厚い皮膜を形成しない様に
行なうことが望ましい。従つて、その塗剤が水溶
性糊剤を主剤とするのであれば、溶媒である水を
多量に配合して低粘に希釈し、スクリーン捺染に
よるスキージによつて圧入する様に付与するとよ
い。 被染布帛に付与した難亀裂性非防染性塗剤を乾
燥固化させて、脱溶媒易亀裂性防染性塗剤を積層
するのであるが、その塗剤の積層は難亀裂性非防
染性塗剤の付与と同様に全面塗布でも、又、部分
塗布ないし印捺であつてもよい。ただ、この塗剤
の亀裂は、その含有する溶媒の発散除去過程にお
ける塗布層と被染布帛との収縮差により生じるも
のであるため、その塗剤を被染布帛表面に盛り上
げる様に積層し、且つ、被染布帛を支持台(スク
リーンベルト、スクリーン台等)に仮接着固定す
る等して、その塗布層に塗剤の凝集により生じる
内部応力が塗布層に均等に分布し、且つ、被染布
帛の収縮によつて緩和吸収されない様にすること
が肝要である。 脱溶媒易亀裂性防染性塗剤の溶媒の発散除去の
ためには、加熱加温により溶媒の気化に必要な熱
エネルギーを与えつつ行うことが適当である。 その後の染料配合物の付与も、全面塗布又は部
分塗布ないし印捺により行い、蒸熱或は乾熱によ
り発色処理し、水、有機溶剤等で洗い、先に付与
固着した二種の塗剤を解離ないし溶解除去する。 而して本発明によると脱溶媒易亀裂性防染性塗
剤の積層に先立つて被染布帛に難亀裂性非防染性
塗剤を付与しているため、脱溶媒易亀裂性防染性
塗剤の布帛内部への浸入投錨が防止され盛り上が
りをもつて積層し、その塗剤の固化過程における
凝集エネルギーによる塗剤積層と被染布帛間との
ズレが容易になり、それにより亀裂溝底に至り開
かれる隙間も拡大されて顕著な亀裂模様が描出さ
れる。 又、脱溶媒易亀裂性防染性塗剤3自体の布帛1
内部の投錨固着はないが、難亀裂性非防染性塗剤
2が布帛内部に浸透しており、且つ、それらの塗
剤2と3には接着性を有する糊剤が配合されてい
るため相互の接着性がよく、従つて脱溶媒易亀裂
性防染性塗剤3の亀裂性によつて溶媒発散の初期
に生じた亀裂片4の溶媒発散の進行と共に凝集が
進み亀裂溝5を拡大する過程において、その亀裂
片4の周縁に反り上がりを見せて被染布帛から剥
離し易い状態へと変化する傾向を示すものである
が、本発明においてはその様な反り上がりを生ぜ
ず、亀裂片4の周縁においても難亀裂性非防染性
塗剤2に密着し、これを介して被染布帛1に常に
固着し、かくして亀裂片4の脱離による染斑を生
ぜず、且つ、亀裂片周縁から内側へと向けた変色
素剤配合物6の滲み込みがなく繊細な亀裂模様が
描出される。 そして又、脱溶媒易亀裂性防染性塗剤が被染布
帛に固着するものであつても、それは難亀裂性非
防染性塗剤を介してであり、被染布帛の繊維に脱
溶媒易亀裂性防染性塗剤が直接付着してこれを覆
するものでないため、亀裂溝底に露呈する繊維の
発色性が脱溶媒易亀裂性防染性塗剤の積層によつ
ていささかも阻害されず、鮮明な亀裂模様が描出
される。 そして更に、先に付与する難亀裂性非防染性塗
剤は被染布帛の寸法安定性を改善し、脱溶媒易亀
裂性防染性塗剤の亀裂形成のための凝集エネルギ
ーに対する耐収縮性を増し、その亀裂発生過程に
おける脱溶媒易亀裂性防染性塗剤の盛り上がり積
層と被染布帛との間の収縮差を大きくするため、
亀裂は再現性をもつて確実に形成される。 更に又、難亀裂性非防染性塗剤の付与によつて
被染布帛の素材繊維、経緯密度、糸条の太さ(デ
ニール、番手)、朱子織、平織、斜文織、梨地
織、綾織等の織編組織等の相異を封殺して布帛表
面形態を標準化するため、被染布帛仕様の変更に
対する亀裂模様の再現性も著しく改善される。 次に本発明の実施の態様を説明するに、難亀裂
性非防染性塗剤は後に付与する変色素剤配合物に
対して防染性を示さないものであればよく、従つ
て染料或は逆に抜染剤を配合したものであつても
よく、染料を配合した塗剤にあつては被染布帛に
後に付与する染料組成物と異なる色彩の地色を付
け、又、抜染剤を配合した塗剤にあつては有彩色
の被染布帛に無彩色(白)の地色を付ける。そし
て、これらの配合する染料の色彩や抜染剤の抜染
力の異なる数種の塗剤を振り分け付与することに
より多彩色の変化に富んだ亀裂模様を描出するこ
ともできる。 この様な亀裂模様の色彩上の変化は、発色性の
異なる数種の変色素剤配合物を用意し、これを振
り分け付与することによつても描出することがで
きる。 そして、一種類の変色素剤配合物を付与すると
きは、被染布帛を変色素剤配合物溶液に浸漬し、
布帛の表裏に付着させることもできず、それによ
り全体として濃淡差のある亀裂模様が描出され
る。 又、その様な濃淡差は、脱溶媒易亀裂性防染性
塗剤の防染性を低くし、或は被染布帛への塗布積
層を薄くし、染料配合物の染料の亀裂片を透過し
ての移行を許すことによつても付けられる。 従つて、脱溶媒易亀裂性防染性塗剤の防染力は
難亀裂性非防染性塗剤に比して相対的に大きけれ
ばよく、その相対的程度差や使用塗剤や染料配合
物の種類は所望の亀裂模様に応じて本発明の技術
的範囲内において適宜決定される。 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明
する。 実施例 1 難亀裂性非防染性塗剤、脱溶媒易亀裂性防染性
塗剤、染料配合物及び洗浄剤をそれぞれ次の配合
により調製した。 (イ) 難亀裂性非防染性塗剤 フアインガムHE(固形分5%、第一工業
KK) …60部 ダツクアルギンNSPL(固形分5%、鴨川化
成KK) …40部 スミカロン・ターキス・ブルーSGL(染料、
住友化学KK) …0.5部 塩素酸ソーダ …0.3部リンゴ酸 …0.5部 計 101.3部 (ロ) 脱溶媒易亀裂性防染性塗剤 デキストリン(固形分50%、松谷化学KK)
…60部 活性炭・白鷺A(武田薬品KK) …8部 アナターゼ型・酸化チタン …5部 珪藻土 …5部水 …22部 計 100部 (ハ) 染料配合物 パラニール・レツドBBE(染料、バデイツ
シユ社) …3部 フアインガムMC―8(固形分10%、第一工
業KK) …40部 ソルビトーゼC―5(固形分10%、アベベ
社) …40部 塩素酸ソーダ …0.3部 リンゴ酸 …0.3部水 …20部 計 103.6部 (ニ) 洗浄剤 水 …997部 水酸化ナトリウム(2%水溶液) …1部 ハイドロサルフアイト(2%水溶液) …1部活性剤・ソルバライトM―55(2%水溶液、
共栄社) …1部 計 1000部 ポリエステルフイラメント織布(目付80g/
m2)を被染布帛とし、これを樹脂エマルジヨンを
スクリーンに塗布して粘着皮膜を形成し、そのス
クリーン台に仮接着し、難亀裂性非防染性塗剤を
塗布量80g/m2の割合をもつて印捺し、60℃の熱
風にて5分間乾燥させ、その印捺部分に脱溶媒易
亀裂性防染性塗剤を塗布量120g/m2の割合をも
つて重なて印捺し、60℃の熱風にて10分間乾燥処
理しその印捺部分に染料配合物を再度重ねて印捺
し、60℃の熱風にて10分間乾熱処理をし、次いで
130℃にて20分間蒸熱処理し水洗後洗浄剤にて還
元洗浄し、水洗と乾燥を経てクラツク染色を行つ
た。 実施例 2 難亀裂性非防染性塗剤、脱溶媒易亀裂性防染性
塗剤、および染料配合物をそれぞれ次の配合によ
り調製した。 (イ) 難亀裂性非防染性塗剤A トラガントガム(固形分40%) …4部 フアインガムHES(固形分5%・第一工業
KK) …10部水 …80部 計 94部 (ロ) 難亀裂性非防染性塗剤B トラガントガム(固形分40%) …4部 フアインガムHES(固形分5%、第一工業
KK) …10部 カヤノール・イエローN5G(染料・日本化薬
KK) …0.5部水 …90部 計 104.5部 (ハ) 脱溶媒易亀裂性防染性塗剤 デキストリン(水溶樹脂分50%) …60部 活性炭素320メツシユ(武田薬品KK・白鷺
A) …15部 珪藻土 …5部 スーパーレジストNP(防染剤・日本染化
KK) …20部水 …10部 計 100部 (ニ) 染料配合物 アイゼン・オパール・ブラツク・ニユーコン
ク …8部 スノーアルギン(水溶樹脂分5%) …30部 塩素酸ソーダ …0.5部 乳酸 …2部水 …59.5部 計 100部 絹織布(目付85g/m2)を被染布帛とし、樹脂
エマルジョンによる表面粘度被膜のあるスクリー
ン台に被染布帛を仮接着して固定し、その上に捺
染スクリーンを載設して塗剤AとBとを塗布量80
g/m2になる様に刷毛ボカシ調に印捺し、60℃の
熱風にて5分間乾燥処理を行い、先に使用した捺
染スクリーンを再び載設して脱溶媒易亀裂性防染
性塗剤を塗布量120g/m2になる様に重ねて印捺
し、60℃の熱風にて10分間乾燥処理し、その印捺
部分に刷毛ボカシにより染料配合物を付与し、
100℃の熱風にて5分間乾燥処理し、次いで100℃
にて30分間蒸熱処理し、水洗と乾燥を経てクラツ
ク染色を行つた。 実施例 3 難亀裂性非防染性塗剤、脱溶媒易亀裂性防染性
塗剤、染料配合物及び洗浄剤をそれぞれ次の配合
により調製した。 (イ) 難亀裂性非防染性塗剤 アルギン酸ソーダNSPL(固形分5%、鴨川
化成KK) …90部クリスタルガム(ラメガム)(固形分33%)
…10部 計 100部 (ロ) 脱溶媒易亀裂性防染性塗剤 活性炭白鷺A …0.5部 デキストリン(水溶樹脂分50%) …60部 アナターゼ型酸化チタン …3部 珪藻土 …9.5部 酢酸 …2部水 …25部 計 100部 (ハ) 染料配合物 シバクロン・ブリリアント・レツドBD(反
応染料・チバガイギ社) …3部 アルギン酸ソーダNSPL(固形分5%)
…15部 レピトールG(乳化剤・第一工業KK)
…0.5部 水 …18.5部 ミネラルターペン …50部 重炭酸ナトリウム …2部 MSパウダー(還元防止剤) …1部尿素 …10部 計 100部 (ニ) 洗浄剤 モノゲン …2部水 …98部 計 100部 綿朱子織布(目付80g/m2)を被染布帛とし、
ポリビニルアルコール水溶液(糊)(水溶樹脂分
2%、倉敷レーヨンKK、ポバール)によりスク
リーン台に仮接着して被染布帛を固定し、その上
に捺染スクリーンを載設して難亀裂性非防染性塗
剤を平均塗布量70g/m2になる様に印捺し、60℃
熱風にて10分間乾燥処理し、先に使用した捺染ス
クリーンを再び載設して脱溶媒易亀裂性防染性塗
剤を平均塗布量110g/m2になる様に重ねて印捺
し、60℃熱風にて10分間乾燥処理し、次いで染料
配合物をオーバーコートし、60℃熱風にて5分間
乾燥し、次いで100℃にて6分間蒸熱処理し、洗
浄剤に浸漬して水洗し乾燥する工程を経てクラツ
ク染色を行つた。これらの実施例において、脱溶
媒易亀裂性防染性塗剤の塗布印捺層は、難亀裂性
非防染性塗剤の印捺層の上にあつて乾燥処理によ
り反り上がりや剥離を生じることなく亀裂を生
じ、その細かな亀裂溝においても滲み出し拡散を
生じることなく亀裂溝の形状に従つて溝底へと染
料組成物が移行し、実施例1にあつては難亀裂性
非防染性塗剤に配合した染料により青に着色され
た地色の上に染料配合物に配合した染料により赤
に着色された亀裂模様が、又、実施例2にあつて
は二種の難亀裂性非防染性塗剤の染料の配合有無
によつて黄と染め残しの白とに色分けされたボカ
シ地模様の上に染料配合物に配合した染料により
黒に着色された亀裂模様が、又、実施例3にあつ
ては、白生地色の上に赤に着色された亀裂模様が
繊細且つ鮮明に描出された。 他方、これらの実施例に対応して難亀裂性非防
染性塗剤を塗布印捺することなく他は実施例と同
様にして比較例としてのクラツク染色を行つた
が、脱溶媒易亀裂性防染性塗剤の亀裂片の付着し
た染め残しとなるべき部分の染料配合物による汚
染度合が著しく、全体としてマイグレーシヨンに
よる染め斑の如く染色され明瞭な亀裂模様が描出
されなかつた。 これらの実施例により明らかな如く、本発明に
使用する難亀裂性非防染性塗剤は染料配合物によ
る被染布帛の変色を妨げない印捺層を形成するも
のであればよく、従つて、染料や還元剤等の配合
により被染布帛を着色し、或は抜染するものであ
つてもよく、その様な染料や抜染剤の配合は、難
亀裂性非防染性塗剤により彩色された印捺模様
と、その印捺部分の特定の部分に描出される亀裂
模様として複合されて優雅な奥床しさをもつた意
匠が形成される。 又、脱溶媒易亀裂性防染性塗剤は染料配合物に
よる被染布帛の変色を妨げる性質を有するもので
あれば、染料配合物に代えて被染布帛を変色させ
る他の配合物、例えば抜染剤を配合したものを使
用して抜染された亀裂模様を描出することができ
る。 又、これらの実施例1および2に示す如く、通
常の防染糊に配合される配合許容量をはるかに越
えた活性炭およびその他の充填剤を脱溶媒易亀裂
性防染性塗剤に配合するものであるが、その塗布
ないし印捺に先立つて難亀裂性非防染性塗剤を被
染布帛に塗布ないし印捺するため、亀裂の発生過
程で脱溶媒易亀裂性防染性塗剤の積層皮膜の反り
上がりや脱離を生じることなく、また、一旦繊維
に吸着した後の脱離除去が困難視される活性炭も
本発明にあつては直接被染布帛に接着されないた
め、活性炭や充填剤を多量に配合して易亀裂性と
防染性を著しく改善し、鮮明且つ繊細緻密な亀裂
模様の描出が可能になり、本発明に係るクラツク
染色法を効果的に実施することができる様にな
る。 以上により明らかな如く、溶媒の発散除去によ
り亀裂を生じる塗剤を塗布する前に、その塗剤の
表面塗着を確実にする他の下塗剤を塗布印捺する
本願第一の発明と、その亀裂を生じる塗剤をデキ
ストリンと多量の活性炭及び充填剤を配合する本
願第二の発明とが相乗的に作用し、細部に亘つて
鮮明な亀裂模様が被染布帛の仕様(規格)等の相
異やバラツキに左右されることなく、量産工程に
おいて再現性をもつて描出される効果を奏するた
め、本発明の産業上の利用性は極めて高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施過程における変色素剤配合物
の印捺直後の被染布帛を模型的に示す断面図であ
る。 1…被染布帛、2…難亀裂性非防染性塗剤、3
…脱溶媒易亀裂性防染性塗剤、4…亀裂片、5…
亀裂溝、6…変色素剤配合物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被染布帛に、メチルセルローズ、カルボキシ
    ルメチルセルローズ、アルカリ塩、アルギン酸ソ
    ーダ等の水溶性糊やポリアクリル酸エステル、ポ
    リ酢酸ビニル、スチレンブタジエンラバー、エチ
    レン酢酸ビニル等のエマルジヨン等の防染機能を
    有しない樹脂組成物を付与して後、水及びメチル
    アルコールやエチルアルコール等のアルコール類
    その他の親水性液体と、珪藻土、陶土、亜鉛華、
    酸化チタン等の粉粒物と、メチルセルローズ、カ
    ルボキシルメチルセルローズ、アルカリ塩、アル
    ギン酸ソーダ等の水溶性糊と、活性炭、亜鉛酸カ
    リ、酢酸ナトリウム、塩化錫、酒石酸、ワツク
    ス、パラフイン等の防染剤との配合組成物を積層
    し、当該積層中の溶媒(水及びメチルアルコール
    やエチルアルコール等のアルコール類その他の親
    水性液体)を発散除去して当該積層に亀裂を形成
    し、その積層面に染料、酸化剤及び還元剤の何れ
    かを含有する組成物を付与し、発色処理前又は後
    に前記二種の塗剤(メチルセルローズ、カルボキ
    シルメチルセルローズ、アルカリ塩、アルギン酸
    ソーダ等の水溶性糊やポリアクリル酸エステル、
    ポリ酢酸ビニル、スチレンブタジエンラバー、エ
    チレン酢酸ビニル等のエマルジヨン等の防染機能
    を有しない樹脂組成物と、水及びメチルアルコー
    ルやエチルアルコール等のアルコール類その他の
    親水性液体と、珪藻土、陶土、亜鉛華、酸化チタ
    ン等の粉粒物と、メチルセルローズ、カルボキシ
    ルメチルセルローズ、アルカリ塩、アルギン酸ソ
    ーダ等の水溶性糊と、活性炭、亜鉛酸カリ、酢酸
    ナトリウム、塩化錫、酒石酸、ワツクス、パラフ
    イン等の防染剤との配合組成物)を溶解除去する
    ことを特徴とするクラツク染色法。
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