JPS6146431Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6146431Y2 JPS6146431Y2 JP13646179U JP13646179U JPS6146431Y2 JP S6146431 Y2 JPS6146431 Y2 JP S6146431Y2 JP 13646179 U JP13646179 U JP 13646179U JP 13646179 U JP13646179 U JP 13646179U JP S6146431 Y2 JPS6146431 Y2 JP S6146431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- cover
- gas analyzer
- infrared gas
- cylindrical coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 10
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は赤外線ガス分析計の光源の改良に関す
る。
る。
第1図は、公知の赤外線ガス分析計の構成説明
図である。この分析計の光学系は光源像が光セン
サーに一対一に対応する対称光学系となつてい
る。すなわち、光源部1(光源11)および検出
部2(光センサー21)は、対向配設される2個
の凹面鏡4の各焦点近傍に配設されており、測定
セル3および比較セル4は光源部1と検出部2を
結ぶ軸に対称な位置に配設されている。そして、
マグネツトカツプリング手段6を介してモータ5
の定速回転が伝達されるセクター7によつて、光
源部1からの光は断続光となつて測定セル3と比
較セル4とを交互に透過して、光センサー21に
導入される構成となつている。この導入路は測定
セル透過光用と比較セル透過光用の2個が設けら
れ、前者の導入口に測定波長光用フイルタが、ま
た後者の導入口に比較波長光用フイルタが設置さ
れている。したがつて、光センサー21からは測
定波長光に対応する信号および比較波長光に対応
する信号の時系列信号が得られ、これを信号処理
回路8で所望の処理をなして指示計9で注目成分
の濃度を知ることができるようになつている。
図である。この分析計の光学系は光源像が光セン
サーに一対一に対応する対称光学系となつてい
る。すなわち、光源部1(光源11)および検出
部2(光センサー21)は、対向配設される2個
の凹面鏡4の各焦点近傍に配設されており、測定
セル3および比較セル4は光源部1と検出部2を
結ぶ軸に対称な位置に配設されている。そして、
マグネツトカツプリング手段6を介してモータ5
の定速回転が伝達されるセクター7によつて、光
源部1からの光は断続光となつて測定セル3と比
較セル4とを交互に透過して、光センサー21に
導入される構成となつている。この導入路は測定
セル透過光用と比較セル透過光用の2個が設けら
れ、前者の導入口に測定波長光用フイルタが、ま
た後者の導入口に比較波長光用フイルタが設置さ
れている。したがつて、光センサー21からは測
定波長光に対応する信号および比較波長光に対応
する信号の時系列信号が得られ、これを信号処理
回路8で所望の処理をなして指示計9で注目成分
の濃度を知ることができるようになつている。
このような光学系を有する分析計において、光
センサー21の受光面積は小さいほど理想的で、
光源11は点光源であることが望ましい。なんと
なれば、点光源でない光源の表面から均一な放射
エネルギーを得ることはむずかしく、それ故、光
センサーの受光面での光源像は強度むらを生ずる
ことは避けられない。このため、分析計の周囲温
度変化によつて、測定セル光学系と比較セル光学
系との間に機械的ひずみがあると、二つの光学系
の光路の相対的位置関係に変化を来し、上記光学
像にずれを生ぜしめる。このずれが測定を不安定
にする要因となる。
センサー21の受光面積は小さいほど理想的で、
光源11は点光源であることが望ましい。なんと
なれば、点光源でない光源の表面から均一な放射
エネルギーを得ることはむずかしく、それ故、光
センサーの受光面での光源像は強度むらを生ずる
ことは避けられない。このため、分析計の周囲温
度変化によつて、測定セル光学系と比較セル光学
系との間に機械的ひずみがあると、二つの光学系
の光路の相対的位置関係に変化を来し、上記光学
像にずれを生ぜしめる。このずれが測定を不安定
にする要因となる。
現実の分析計において、光センサー(サーミス
タボロメータが用いられている)は約1×2□の
受光面積を有する。また、光源はニクロム線又は
鉄クロム線を円筒コイル状にしたものが用いられ
ており、点光源とはなり得ないばかりか、コイル
間隔にむらやあるため、表面からの放射エネルギ
ーは均一になつていない。
タボロメータが用いられている)は約1×2□の
受光面積を有する。また、光源はニクロム線又は
鉄クロム線を円筒コイル状にしたものが用いられ
ており、点光源とはなり得ないばかりか、コイル
間隔にむらやあるため、表面からの放射エネルギ
ーは均一になつていない。
本考案は上述弐点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、簡単な構成で、表面からの放射
エネルギーが均一であり、かつ動作の安定した赤
外線ガス分析計の光源を提供するにある。
り、その目的は、簡単な構成で、表面からの放射
エネルギーが均一であり、かつ動作の安定した赤
外線ガス分析計の光源を提供するにある。
本考案の他の目的は、色温度を高めることなく
長波長領域の放射エネルギーを増加し得る赤外線
ガス分析計の光源を提供するにある。
長波長領域の放射エネルギーを増加し得る赤外線
ガス分析計の光源を提供するにある。
上述の目的を、本考案は、円筒コイル状の導体
に、セラミツク又はガラスの部材からなるケース
を被せる構成をなして実現している。
に、セラミツク又はガラスの部材からなるケース
を被せる構成をなして実現している。
以下、図面を参照し本考案について詳しく説明
する。
する。
第2図および第3図は、本考案の一実施例によ
る光源の構成説明図、第2図は縦断面図、第3図
は斜視図である。
る光源の構成説明図、第2図は縦断面図、第3図
は斜視図である。
第2図および第3図において、円筒コイル状の
導体(ニクロム線、鉄、クロム線等)12は、基
盤14に固着された2個の電極13に横方向で支
承されている。支承されたコイル12にセラミツ
ク又はガラスからなるカバー15を被せてある。
カバー15は断面〓形状の略円筒形をなしてお
り、コイル12の支承状態にて被せ得るように考
慮されている。すなわち、電極13をカバー15
のスリ割のガイドとして、カバー15を筒の軸方
向移動を与えながら装着し得る構成をなしてい
る。ブラケツト16は、この装着状態にてカバー
15を固定するものであり、基盤14と螺合する
ねじ17でもつて基盤14に固着され、この状態
でブラケツトの側板でカバー15に軸方向の動き
を規制するようになつている。
導体(ニクロム線、鉄、クロム線等)12は、基
盤14に固着された2個の電極13に横方向で支
承されている。支承されたコイル12にセラミツ
ク又はガラスからなるカバー15を被せてある。
カバー15は断面〓形状の略円筒形をなしてお
り、コイル12の支承状態にて被せ得るように考
慮されている。すなわち、電極13をカバー15
のスリ割のガイドとして、カバー15を筒の軸方
向移動を与えながら装着し得る構成をなしてい
る。ブラケツト16は、この装着状態にてカバー
15を固定するものであり、基盤14と螺合する
ねじ17でもつて基盤14に固着され、この状態
でブラケツトの側板でカバー15に軸方向の動き
を規制するようになつている。
このような構成をなした光源11は、導体12
で熱せられたカバー15の表面から赤外線を放射
することになるので、導体12の巻き方による影
響は現われない。すなわち、光センサー21の表
面に光源像の強度むらがみられず(目視で確
認)、周囲温度の変化(0〜40℃)に対して出力
の変動はほとんど現われない。
で熱せられたカバー15の表面から赤外線を放射
することになるので、導体12の巻き方による影
響は現われない。すなわち、光センサー21の表
面に光源像の強度むらがみられず(目視で確
認)、周囲温度の変化(0〜40℃)に対して出力
の変動はほとんど現われない。
一方、放射エネルギー特性は第5図で得られ
た。第5図において、グラフAは鉄・クロム線を
用いた従来型の光源による特性を示し、グラフB
は鉄・クロム線および石英管のカバーからなる光
源による特性を示す。第5図より明らかなよう
に、グラフBが長波長領域で放射エネルギーが大
きい。したがつて、この領域(NO,SO2,NH3
等の測定波長領域)では、色温度を上げることな
く光源の放射エネルギー特性の改善ができる。例
えば、SO2を測定対象(波長1.7μm)とする装
置において、本考案の光源を具備した場合、色温
度は820℃から700℃に下げて所望の波長光を得る
ことができ、しかも感度は約40%アツプできるこ
とが実験によつて確認されている。
た。第5図において、グラフAは鉄・クロム線を
用いた従来型の光源による特性を示し、グラフB
は鉄・クロム線および石英管のカバーからなる光
源による特性を示す。第5図より明らかなよう
に、グラフBが長波長領域で放射エネルギーが大
きい。したがつて、この領域(NO,SO2,NH3
等の測定波長領域)では、色温度を上げることな
く光源の放射エネルギー特性の改善ができる。例
えば、SO2を測定対象(波長1.7μm)とする装
置において、本考案の光源を具備した場合、色温
度は820℃から700℃に下げて所望の波長光を得る
ことができ、しかも感度は約40%アツプできるこ
とが実験によつて確認されている。
ところで、この種の光源は、経時的にも安定な
特性を得るために、高温下のエージングを必要と
する。本考案の光源はカバーの着脱が容易な構成
をなしているので、この点においても有利であ
る。
特性を得るために、高温下のエージングを必要と
する。本考案の光源はカバーの着脱が容易な構成
をなしているので、この点においても有利であ
る。
第4図は本考案の他の実施例による光源の構成
説明図である。第4図において、円筒コイル状の
導体12は縦方向で電極13に支承されており、
それに試験管状のカバー15′が被せられてい
る。このような構成をなす光源における作用効果
は、第2図におけるとほぼ同じである。
説明図である。第4図において、円筒コイル状の
導体12は縦方向で電極13に支承されており、
それに試験管状のカバー15′が被せられてい
る。このような構成をなす光源における作用効果
は、第2図におけるとほぼ同じである。
以上詳しく説明したように、本考案の光源によ
れば、簡単な構成で安定な面光源を得ることがで
きる。また、長波長領域(5μm以上)で色温度
を上げることなく放射エネルギーを増大すること
ができ、高感度の赤外線ガス分析計の実現に寄与
し、その効果は大なるものがある。
れば、簡単な構成で安定な面光源を得ることがで
きる。また、長波長領域(5μm以上)で色温度
を上げることなく放射エネルギーを増大すること
ができ、高感度の赤外線ガス分析計の実現に寄与
し、その効果は大なるものがある。
第1図は、赤外線ガス分析計の構成説明図、第
2図は、本考案の一実施例による光源の構成説明
図、第3図は、それの斜視図、第4図は、本考案
の他の実施例による光源の構成説明図、第5図
は、光源の放射エネルギー特性図である。 11……光源、12……円筒コイル状の導体、
13……電極、14……基盤、15……カバー、
16……ブラケツト、17……ねじ。
2図は、本考案の一実施例による光源の構成説明
図、第3図は、それの斜視図、第4図は、本考案
の他の実施例による光源の構成説明図、第5図
は、光源の放射エネルギー特性図である。 11……光源、12……円筒コイル状の導体、
13……電極、14……基盤、15……カバー、
16……ブラケツト、17……ねじ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導体を円筒コイル状にしてなる赤外線ガス分
析計の光源において、 該円筒コイル状の導体に、セラミツク又はガ
ラスの部材からなるカバーを被せてなることを
特徴とする赤外線ガス分析計の光源。 (2) 基盤に設置された2本の電極に、前記円筒コ
イル状の導体を横方向で支承し、断面〓形状の
カバーを被せ、該カバーを前記基盤に固着され
るブラケツトで固定してなることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項の赤外線ガス分
析計の光源。 (3) 基盤に設置された2本の電極に、前記円筒コ
イル状の導体を縦方向で支承し、試験管状のケ
ースを被せてなることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項の赤外線ガス分析計の光
源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13646179U JPS6146431Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13646179U JPS6146431Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5654458U JPS5654458U (ja) | 1981-05-13 |
JPS6146431Y2 true JPS6146431Y2 (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=29367957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13646179U Expired JPS6146431Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146431Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723732Y2 (ja) * | 1988-03-19 | 1995-05-31 | 株式会社堀場製作所 | 赤外線分析計の光源 |
US8975604B2 (en) * | 2009-09-18 | 2015-03-10 | Thermo Electron Scientific Instruments Llc | Emissivity enhanced mid IR source |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625383Y2 (ja) * | 1972-01-05 | 1981-06-16 |
-
1979
- 1979-10-02 JP JP13646179U patent/JPS6146431Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5654458U (ja) | 1981-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6203194B1 (en) | Thermopile sensor for radiation thermometer or motion detector | |
US3057200A (en) | Pyrometer | |
US4607963A (en) | Multi-channel infrared thermometer | |
EP0798546A1 (en) | Absolute radiation thermometer | |
Larrabee | The spectral emissivity and optical properties of tungsten | |
US3492869A (en) | Means of measuring surface temperature by reflection | |
US2357193A (en) | Radiation pyrometer | |
JPS5621023A (en) | Pyroelectric detector | |
JPS6146431Y2 (ja) | ||
US2800023A (en) | Radiation pyrometers | |
US2968946A (en) | Radiation pyrometer | |
US3610592A (en) | Method and apparatus for estimating errors in pyrometer readings | |
JPS637611B2 (ja) | ||
HU180977B (en) | Referance heat radiator | |
JPH0337530A (ja) | 放射温度計 | |
US2422273A (en) | Lens type radiation pyrometer | |
US3465589A (en) | Apparatus for measuring yarn temperature | |
JP2566952Y2 (ja) | 鋼帯の表面温度分布測定装置 | |
ES487944A1 (es) | Procedimiento y dispositivo para la medicion, por termome- tria infrarroja, de la temperatura de un cuerpo | |
JPH0372944B2 (ja) | ||
US6408651B1 (en) | Method of manufacturing optical fibers using thermopiles to measure fiber energy | |
SU654861A1 (ru) | Способ юстировки теплового приемника радиации | |
GB2011612A (en) | Apparatus and system for measuring power of heat radiation | |
JPH036530U (ja) | ||
SU412496A1 (ru) | СПОСОБ ОТНОСИТЕЛЬНОГО ИЗМЕРЕНИЯ СТЕПЕНИ ЧЕРНОТЫ ТВЕРДЫХ ТЕЛtjObi" л;;.-^!-':?-?;^*^?».WIJ в S ,- ' • < . -, - '.-^ r^V •• f i 'Л' ^-*r-; •..--•.-.;^н,.» s (f'J |