JPS6146235Y2 - - Google Patents
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- JPS6146235Y2 JPS6146235Y2 JP7030779U JP7030779U JPS6146235Y2 JP S6146235 Y2 JPS6146235 Y2 JP S6146235Y2 JP 7030779 U JP7030779 U JP 7030779U JP 7030779 U JP7030779 U JP 7030779U JP S6146235 Y2 JPS6146235 Y2 JP S6146235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- louvers
- fan
- motor
- louver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000035597 cooling sensation Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は扇風機、空気調和機等の如き送風機に係
り、特に複数枚のルーバーをモータにより回転動
作させて風向を連続的に変更できるようにした風
向変更装置に関するものである。
り、特に複数枚のルーバーをモータにより回転動
作させて風向を連続的に変更できるようにした風
向変更装置に関するものである。
従来の風向変更装置は以下のような構造になつ
ていた。
ていた。
第7図は従来装置の要部正面図、第8図は同要
部側面図である。この第7図,第8図において、
5aはフアンの前方に多数枚設けられたルーバー
であつて、このルーバー5aは上下軸部Aを前枠
2aに枢支することにより個々に回転できるよう
になつており、これら各ルーバー5aは後縁下方
部分に夫々〓字形状の連結片7aを一体に突設し
ている。8aは各連結片7の下端に止めリング9
aを以つて回転自在に枢支しルーバー5aを相互
に連係させる連結杆であつて、この連結杆8aは
一端を側方に延長して該延長端部に相互間に所定
の間隔を有する1対の当接片10a,10aが設
けられている。11aは後枠3の内面に取着され
た小型の低速モータより成る首振モータで、前方
に突出する回転軸12aにはねじ14aにて円盤
状のカム13aが取着されている。このカム13
aは上記連結杆8aの当接片10a,10a間に
位置するよう配設されると共に当該カム13aの
回転中心が円盤状のカム13aの中心よりずれた
いわゆる偏心状態で上記回転軸12aに取着され
ているものであつて、モータ11aがカム13a
を回転駆動することにより連結杆8aを左右へ往
復運動させる作用を成す。
部側面図である。この第7図,第8図において、
5aはフアンの前方に多数枚設けられたルーバー
であつて、このルーバー5aは上下軸部Aを前枠
2aに枢支することにより個々に回転できるよう
になつており、これら各ルーバー5aは後縁下方
部分に夫々〓字形状の連結片7aを一体に突設し
ている。8aは各連結片7の下端に止めリング9
aを以つて回転自在に枢支しルーバー5aを相互
に連係させる連結杆であつて、この連結杆8aは
一端を側方に延長して該延長端部に相互間に所定
の間隔を有する1対の当接片10a,10aが設
けられている。11aは後枠3の内面に取着され
た小型の低速モータより成る首振モータで、前方
に突出する回転軸12aにはねじ14aにて円盤
状のカム13aが取着されている。このカム13
aは上記連結杆8aの当接片10a,10a間に
位置するよう配設されると共に当該カム13aの
回転中心が円盤状のカム13aの中心よりずれた
いわゆる偏心状態で上記回転軸12aに取着され
ているものであつて、モータ11aがカム13a
を回転駆動することにより連結杆8aを左右へ往
復運動させる作用を成す。
ルーバー5aの動作について説明すると、上述
のようにカム13aの回転運動によつて連結杆8
aが左右に往復運動を開始すると、連結杆8aに
連接されているルーバー5後部の連結片7aがこ
れに応じて左右の往復運動を開始し、結果全ての
ルーバー5aが軸部Aを中心として揺動(首振)
運動を行うことになり、この揺動運動するルーバ
ー5aの作用によつて送風が左右に振り分けられ
ることになる。
のようにカム13aの回転運動によつて連結杆8
aが左右に往復運動を開始すると、連結杆8aに
連接されているルーバー5後部の連結片7aがこ
れに応じて左右の往復運動を開始し、結果全ての
ルーバー5aが軸部Aを中心として揺動(首振)
運動を行うことになり、この揺動運動するルーバ
ー5aの作用によつて送風が左右に振り分けられ
ることになる。
ところが、この従来の装置において、送風を直
接浴びる場合にある場所に対して強弱をつけて送
風するには、送風機を回転数制御して強弱をつけ
るしかなく、このような回転数制御は送風機の構
成を著しく複雑にするばかりかフアンモータに対
する負担が大きく、耐久性の点で問題があつた。
接浴びる場合にある場所に対して強弱をつけて送
風するには、送風機を回転数制御して強弱をつけ
るしかなく、このような回転数制御は送風機の構
成を著しく複雑にするばかりかフアンモータに対
する負担が大きく、耐久性の点で問題があつた。
本考案は上記の点に鑑み成されたものであつ
て、ルーバーの作用にて強弱をつけた送風を行う
ことのできる装置を提供するものである。
て、ルーバーの作用にて強弱をつけた送風を行う
ことのできる装置を提供するものである。
以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。1は送風機例えば扇風機の本体ケース
で、前枠2と後枠3とを結合して前後に薄い扁平
形状に構成し、内部にフアン(図示せず)を配置
すると共にこれを回転するフアンモータ4を後枠
3に取付ける。5,5′…は前枠2即ちフアンの
前方に設けた複数枚のルーバーで、上下軸部を前
枠2に支持金具6を以つて枢支することにより
個々に回転できるようになつている。又、これら
各ルーバー5,5′…には後縁下方部分にて夫々
〓形状の連結片7,7′…を突設し、第3図にお
いて左側に位置するルーバー5の連結片7を右側
に位置する残りのルーバー5′の連結7′より下方
に長く突出させてある。8は各連結片7の下端に
止めリング9を以つて回転自在に枢支しルーバー
5を相互に連係させる連結杆、8′は各連結片
7′の下端に同じく止めリング9を以つて回転自
在に枢支しルーバー5′を相互に連係させる連結
杆である。而して、両連結杆8,8′は一端を側
方に延長して該延長端部に、相互間に所定の間隔
を有する1対の当接片10,10,10′,1
0′を夫々突設してなり、この各当接片10,1
0′は夫々〓形状をなす。
説明する。1は送風機例えば扇風機の本体ケース
で、前枠2と後枠3とを結合して前後に薄い扁平
形状に構成し、内部にフアン(図示せず)を配置
すると共にこれを回転するフアンモータ4を後枠
3に取付ける。5,5′…は前枠2即ちフアンの
前方に設けた複数枚のルーバーで、上下軸部を前
枠2に支持金具6を以つて枢支することにより
個々に回転できるようになつている。又、これら
各ルーバー5,5′…には後縁下方部分にて夫々
〓形状の連結片7,7′…を突設し、第3図にお
いて左側に位置するルーバー5の連結片7を右側
に位置する残りのルーバー5′の連結7′より下方
に長く突出させてある。8は各連結片7の下端に
止めリング9を以つて回転自在に枢支しルーバー
5を相互に連係させる連結杆、8′は各連結片
7′の下端に同じく止めリング9を以つて回転自
在に枢支しルーバー5′を相互に連係させる連結
杆である。而して、両連結杆8,8′は一端を側
方に延長して該延長端部に、相互間に所定の間隔
を有する1対の当接片10,10,10′,1
0′を夫々突設してなり、この各当接片10,1
0′は夫々〓形状をなす。
11は後枠3の内面に取着された小型の低速モ
ータよりなる首振モータで、前方に突出する回転
軸12には第1のカム13をねじ14により固着
する。この第1のカム13は連結杆8′の当接片
10′,10′間にあつて該両当接片10′,1
0′に当接するように設定されており、回転時そ
の形状により当接片10′,10′を介して連結杆
8′を左右に往復移動させるものである。15は
前枠2に形設した軸受部で、操作軸16を前後に
摺動自在でかつ回転自在に嵌挿支持する。17は
操作軸16の内側端に止めリング18を以つて回
転自在に支持された第1のカム13と同形状の第
2のカムで、前枠2の内面との間に縮設するスプ
リング19により常時第1のカム13側に接合す
べく附勢されている。勿論、上記スプリング19
は前枠2と第2のカム17間に第2のカム17の
回転を阻害しないように縮設されるものである。
又、第1のカム13と第2のカム17間には第2
のカム17の前後移動により係脱するクラツチ機
構が設けられており、このクラツチ機構は第1の
カム13に設けた凸部20と、第2のカム17に
設けた凹部21とにより構成される。而して、こ
の凸部20と凹部21との係合は両カム13,1
7の形状が合致した時及び相互間に180度のずれ
が生じた時に行なわれるよう設定してある。上記
第2のカム17は連結杆8の当接片10,10間
にあつて該両当接片10,10に当接するよう設
定されており、第1のカム13と凹凸係合により
回転することによつてその形状により当接片1
0,10を介し連結杆8を左右に往復移動させる
ものである。
ータよりなる首振モータで、前方に突出する回転
軸12には第1のカム13をねじ14により固着
する。この第1のカム13は連結杆8′の当接片
10′,10′間にあつて該両当接片10′,1
0′に当接するように設定されており、回転時そ
の形状により当接片10′,10′を介して連結杆
8′を左右に往復移動させるものである。15は
前枠2に形設した軸受部で、操作軸16を前後に
摺動自在でかつ回転自在に嵌挿支持する。17は
操作軸16の内側端に止めリング18を以つて回
転自在に支持された第1のカム13と同形状の第
2のカムで、前枠2の内面との間に縮設するスプ
リング19により常時第1のカム13側に接合す
べく附勢されている。勿論、上記スプリング19
は前枠2と第2のカム17間に第2のカム17の
回転を阻害しないように縮設されるものである。
又、第1のカム13と第2のカム17間には第2
のカム17の前後移動により係脱するクラツチ機
構が設けられており、このクラツチ機構は第1の
カム13に設けた凸部20と、第2のカム17に
設けた凹部21とにより構成される。而して、こ
の凸部20と凹部21との係合は両カム13,1
7の形状が合致した時及び相互間に180度のずれ
が生じた時に行なわれるよう設定してある。上記
第2のカム17は連結杆8の当接片10,10間
にあつて該両当接片10,10に当接するよう設
定されており、第1のカム13と凹凸係合により
回転することによつてその形状により当接片1
0,10を介し連結杆8を左右に往復移動させる
ものである。
22は操作軸16に貫挿した係合ピンで、軸受
部15の端面15aに係合した状態にある時第2
のカム17をスプリング19に抗して第1のカム
13より離間した位置(凸部20と凹部21が係
合しない位置)に保持するものである。23は軸
受部15に端面より軸方向に延設された切溝で、
係合ピン22が嵌込んだ際に操作軸16の後方へ
の移動を許し、第2のカム17をスプリング19
により第1のカム13に接合させ凸部20と凹部
21とを係合させるものである。24は軸受部1
5の端面15aに突設した当りを示す。而して、
上記操作軸16、軸受部15、係合ピン22及び
切溝23により第2のカム17を停止状態に任意
に係止し得るカム係止手段を構成する。
部15の端面15aに係合した状態にある時第2
のカム17をスプリング19に抗して第1のカム
13より離間した位置(凸部20と凹部21が係
合しない位置)に保持するものである。23は軸
受部15に端面より軸方向に延設された切溝で、
係合ピン22が嵌込んだ際に操作軸16の後方へ
の移動を許し、第2のカム17をスプリング19
により第1のカム13に接合させ凸部20と凹部
21とを係合させるものである。24は軸受部1
5の端面15aに突設した当りを示す。而して、
上記操作軸16、軸受部15、係合ピン22及び
切溝23により第2のカム17を停止状態に任意
に係止し得るカム係止手段を構成する。
次に、その動作について説明する。今、第1の
カム13と第2のカム17が第5図aの如く合致し
かつ全てのルーバー5,5′…が正面を向いてい
る状態(第3図aの状態)で、フアンモータ4を
駆動すると、フアンからの風は全て正面方向に直
線的に送風されることになる。
カム13と第2のカム17が第5図aの如く合致し
かつ全てのルーバー5,5′…が正面を向いてい
る状態(第3図aの状態)で、フアンモータ4を
駆動すると、フアンからの風は全て正面方向に直
線的に送風されることになる。
而して、このような状態で首振モータ11を駆
動すると、第1のカム13及びこれに凹凸係合し
ている第2のカム17は共に回転を始め、当接片
10′,10′,10,10を介して連結杆8′,
8を夫々左右に往復移動させることにより、ルー
バー5,5′…は夫々の連結杆8,8′の動きに伴
つて同じように正面→左→正面→右→正面と云う
ような順序で向きを変更して行くことになる。従
つて、このようなルーバー5,5′…の動きに伴
つてフアンからの風も正面→左→正面→右→正面
→と云うように順次方向を変化して行き、広範囲
に送風できることになる。そして、このような送
風方向即ちルーバー5,5′…の向きは首振モー
タ11を任意に停止することにより所望の方向で
止めることができる。
動すると、第1のカム13及びこれに凹凸係合し
ている第2のカム17は共に回転を始め、当接片
10′,10′,10,10を介して連結杆8′,
8を夫々左右に往復移動させることにより、ルー
バー5,5′…は夫々の連結杆8,8′の動きに伴
つて同じように正面→左→正面→右→正面と云う
ような順序で向きを変更して行くことになる。従
つて、このようなルーバー5,5′…の動きに伴
つてフアンからの風も正面→左→正面→右→正面
→と云うように順次方向を変化して行き、広範囲
に送風できることになる。そして、このような送
風方向即ちルーバー5,5′…の向きは首振モー
タ11を任意に停止することにより所望の方向で
止めることができる。
次に扇風機の例えば正面において強弱変化する
風を得たい場合には、下記の如く操作する。即
ち、操作軸16を前方に引張つて第2のカム17
をスプリング19に抗して前方に移動させ、凸部
20と凹部21の係合を解除した後、操作軸16
を回転することにより係合ピン22を切溝23か
ら抜出して軸受部15の端面15aに係合させ、
第2のカム17を第1のカム13から離間した位
置に係止して、この第2のカム17に連係するル
ーバー5,5…を第3図bに示す如く正面に向い
た状態に停止する。他方、ルーバー5′,5′…は
首振モータ11により第1のカム13を回転して
連結杆8′を往復移動させることにより、上述と
同様に左右に揺動させるものである。すると、フ
アンからの風の一部はルーバー5,5…により常
に正面に向つて送風され、残りはルーバー5′,
5′…により送風方向を順次変更することにな
り、扇風機の正面においてルーバー5,5による
直線的な連続風とルーバー5′,5′…による断続
風とにより強弱変化のある風が得られることにな
る。
風を得たい場合には、下記の如く操作する。即
ち、操作軸16を前方に引張つて第2のカム17
をスプリング19に抗して前方に移動させ、凸部
20と凹部21の係合を解除した後、操作軸16
を回転することにより係合ピン22を切溝23か
ら抜出して軸受部15の端面15aに係合させ、
第2のカム17を第1のカム13から離間した位
置に係止して、この第2のカム17に連係するル
ーバー5,5…を第3図bに示す如く正面に向い
た状態に停止する。他方、ルーバー5′,5′…は
首振モータ11により第1のカム13を回転して
連結杆8′を往復移動させることにより、上述と
同様に左右に揺動させるものである。すると、フ
アンからの風の一部はルーバー5,5…により常
に正面に向つて送風され、残りはルーバー5′,
5′…により送風方向を順次変更することにな
り、扇風機の正面においてルーバー5,5による
直線的な連続風とルーバー5′,5′…による断続
風とにより強弱変化のある風が得られることにな
る。
尚、ルーバー5,5′を左或いは右に向けた状
態で停止すれば、扇風機の左前方或いは右前方で
も強弱変化のある風を得ることができる。
態で停止すれば、扇風機の左前方或いは右前方で
も強弱変化のある風を得ることができる。
そして、上述の状態から再びルーバー5,5…
を動作させる場合には、操作軸16を回転して係
合ピン22を切溝23に合致させ、操作軸16か
ら手を離す。すると、スプリング19により第2
のカム17及び操作軸16は後方に移動し、第2
のカム17は凸部20と凹部21との係合により
第1のカム13に伴つて回転を始める。尚、この
時第1のカム13と第2のカム17とを180度ず
れた状態で凹凸係合させれば、ルーバー5,5…
とルーバー5′,5′…の動きが逆になり、フアン
からの風は交互に正面中央に集中したり左右に分
散したりすることになり、今までとは違つた送風
機形態をとることができる。
を動作させる場合には、操作軸16を回転して係
合ピン22を切溝23に合致させ、操作軸16か
ら手を離す。すると、スプリング19により第2
のカム17及び操作軸16は後方に移動し、第2
のカム17は凸部20と凹部21との係合により
第1のカム13に伴つて回転を始める。尚、この
時第1のカム13と第2のカム17とを180度ず
れた状態で凹凸係合させれば、ルーバー5,5…
とルーバー5′,5′…の動きが逆になり、フアン
からの風は交互に正面中央に集中したり左右に分
散したりすることになり、今までとは違つた送風
機形態をとることができる。
次に、他の実施例を上げておく。
1 風向変更用の駆動源としてフアンモータ4を
利用し首振モータ11を省略することも可能で
ある。即ち、フアンモータ4の回転を減速して
カム側に伝達しかつその途中に外部操作可能な
クラツチ機構を介在すればよい。
利用し首振モータ11を省略することも可能で
ある。即ち、フアンモータ4の回転を減速して
カム側に伝達しかつその途中に外部操作可能な
クラツチ機構を介在すればよい。
2 第2のカム17だけでなく第1のカム13も
停止状態に係止できるようにしてもよく、又三
個以上のカムを設けることも可能である。
停止状態に係止できるようにしてもよく、又三
個以上のカムを設けることも可能である。
3 第1のカム13と第2のカム17とを異形状に
して、ルーバー5,5…とルーバー5′,5′…
との揺動範囲、形態を異ならせるようにしても
よい。
して、ルーバー5,5…とルーバー5′,5′…
との揺動範囲、形態を異ならせるようにしても
よい。
以上本考案によれば、送風フアンの前方に複数
枚のルーバーを回転可能に枢支し、このルーバー
を駆動するモータを備えたものにおいて、上記モ
ータ軸に、偏心状態に取着された第1のカムを設
けると共にこの第1のカムに係合することで第1
のカムと一体的に連動する第2のカムを設け、こ
れらカム夫々と複数のルーバーのうち所定のルー
バーとを連結する連動手段を設けると共にこの第
1のカムと第2のカムとの係合を外部操作にて離
脱保持する手段を設けたので、上記離脱保持手段
の作用にて第2のカムを第1カムより離脱した状
態に保持することで第2カムに対するモータの駆
動力を切ることができ、この駆動力の切断によつ
て第2カム側に連動するルーバーの駆動を停止す
ることができる。
枚のルーバーを回転可能に枢支し、このルーバー
を駆動するモータを備えたものにおいて、上記モ
ータ軸に、偏心状態に取着された第1のカムを設
けると共にこの第1のカムに係合することで第1
のカムと一体的に連動する第2のカムを設け、こ
れらカム夫々と複数のルーバーのうち所定のルー
バーとを連結する連動手段を設けると共にこの第
1のカムと第2のカムとの係合を外部操作にて離
脱保持する手段を設けたので、上記離脱保持手段
の作用にて第2のカムを第1カムより離脱した状
態に保持することで第2カムに対するモータの駆
動力を切ることができ、この駆動力の切断によつ
て第2カム側に連動するルーバーの駆動を停止す
ることができる。
従つて、第2カム側から吹き出す風が一方向に
だけ吹き出す中、第1カム側に連動するルーバー
が揺動運動を行うことになるため、第2カム側に
連結されたルーバーから吹き出される風を浴びる
場所に居る場合、第1カム側ルーバーからの風が
ルーバーの往復ごとに第2カム側ルーバーに加え
て浴びせられることになり、このように第2カム
側ルーバーからだけの時は弱風、第1、第2カム
側ルーバーの方向が一致した時には強風を浴びる
ことになる。
だけ吹き出す中、第1カム側に連動するルーバー
が揺動運動を行うことになるため、第2カム側に
連結されたルーバーから吹き出される風を浴びる
場所に居る場合、第1カム側ルーバーからの風が
ルーバーの往復ごとに第2カム側ルーバーに加え
て浴びせられることになり、このように第2カム
側ルーバーからだけの時は弱風、第1、第2カム
側ルーバーの方向が一致した時には強風を浴びる
ことになる。
因つて、一方のカム側ルーバーを所望の方向に
向けて停止させ他方カム側ルーバーを揺動運動さ
せることで、上記所望方向にて直接風を浴びる場
合に強弱をつけた風をモータの回転数制御を行う
ことなく得ることができ、従来のように全ルーバ
ーが同時に同方向に揺動するものに比べてより自
然に近い涼感に優れる風を得ることができる。
向けて停止させ他方カム側ルーバーを揺動運動さ
せることで、上記所望方向にて直接風を浴びる場
合に強弱をつけた風をモータの回転数制御を行う
ことなく得ることができ、従来のように全ルーバ
ーが同時に同方向に揺動するものに比べてより自
然に近い涼感に優れる風を得ることができる。
第1図は本案装置を備えた送風機の正面図、第
2図は同上側面図、第3図a,bは同上ルーバー
の動作説明図、第4図は同上要部構成図、第5図
a,bは同上カム部分の構成説明図、第6図a,
bは同上カム係止手段の構造を示す正面図及び断
面図であり、第7図は従来のルーバーの正面図、
第8図は同上要部拡大図である。 5,5′:ルーバー、8,8′:連結杆、11:
首振モータ、13:第1のカム、15:軸受部、
16:操作軸、17:第2のカム、22:係合ピ
ン、23:切溝。
2図は同上側面図、第3図a,bは同上ルーバー
の動作説明図、第4図は同上要部構成図、第5図
a,bは同上カム部分の構成説明図、第6図a,
bは同上カム係止手段の構造を示す正面図及び断
面図であり、第7図は従来のルーバーの正面図、
第8図は同上要部拡大図である。 5,5′:ルーバー、8,8′:連結杆、11:
首振モータ、13:第1のカム、15:軸受部、
16:操作軸、17:第2のカム、22:係合ピ
ン、23:切溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 送風フアンの前方に複数枚のルーバーを回転可
能に枢支し、このルーバーを駆動するモータを備
えたものにおいて、 上記モータ軸に、偏心状態に取着された第1の
カムを設けると共にこの第1のカムに係合するこ
とで第1のカムと一体的に連動する第2のカムを
設け、 これらカム夫々と複数のルーバーのうち所定の
ルーバーとを連結する連動手段を設けると共にこ
の第1のカムと第2のカムとの係合を外部操作に
て離脱保持する手段を設けたことを特徴とする送
風機の風向変更装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030779U JPS6146235Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030779U JPS6146235Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55170497U JPS55170497U (ja) | 1980-12-06 |
JPS6146235Y2 true JPS6146235Y2 (ja) | 1986-12-25 |
Family
ID=29304063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7030779U Expired JPS6146235Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146235Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-22 JP JP7030779U patent/JPS6146235Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55170497U (ja) | 1980-12-06 |
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