JPS614603A - 超精密加工用バイト - Google Patents

超精密加工用バイト

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Publication number
JPS614603A
JPS614603A JP12298984A JP12298984A JPS614603A JP S614603 A JPS614603 A JP S614603A JP 12298984 A JP12298984 A JP 12298984A JP 12298984 A JP12298984 A JP 12298984A JP S614603 A JPS614603 A JP S614603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamond
shank
cutting tool
ultra
brazing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12298984A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Yoshida
晃人 吉田
Shuji Yatsu
矢津 修示
Akio Hara
昭夫 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP12298984A priority Critical patent/JPS614603A/ja
Publication of JPS614603A publication Critical patent/JPS614603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/14Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
    • B23B27/18Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with cutting bits or tips or cutting inserts rigidly mounted, e.g. by brazing
    • B23B27/20Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with cutting bits or tips or cutting inserts rigidly mounted, e.g. by brazing with diamond bits or cutting inserts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超精密加工用の単結晶ダイヤモンドバイトに関
するものである。
[従来の技術] 従来から超精密加工用として用いられている単結晶ダイ
ヤモンドバイトには、第2図および第3図に示すような
ものが一般によく知られている。
第2図に示すものは、埋め込み型と呼ばれ、バイトとし
て刃先が加工されたダイヤモンド原石1をマウント材に
埋め込み、これをシャンク2にろう付は等の方法で固定
したものである。
第3図は、埋め込み型に対してろう付は型と呼ばれるも
のであり、ダイヤモンド1は、マウント材に埋め込まず
、ろう付けによって接合されている。すなわち、ダイヤ
モンド1の大部分がシャンク2から露出している。
[発明が解決しようとする問題点] 埋め込み型バイトとしては以下に示すような問題点があ
った。
■ 刃先を再研磨する際には、その度ごとにダイヤモン
ド1をシャンク2から取外し、研磨終了後頁びこのダイ
ヤモンド1をマウント材に埋め込んでシャンク2に取付
けることになる。したがって、再研磨のだめの作業が非
常に煩雑である。
■ 研磨終了後ダイヤモンド1をシャンク2に取付()
るに際して、刃先とシャンク2との相対的な位置関係を
正しく調整する位置決めが困難である。
これに対してろう付り型バイ1〜では、刃先の再研磨に
際してはダイヤモンド1の大部分がシャンク2から露出
しているので、ダイヤモンド1をシャンク2に取付Gノ
だままの状態で研磨作業が行なえる。し7.−かって、
上述のごとき埋め込み型バイトの問題点については、こ
れらを解消することができる。さらに、ダイヤモンド1
がシャンク2ないしマウント材に埋め込まれる部分を持
たないので、一定の切刃長を得るために必要となるダイ
ヤモンド原石の大きさを小さくすることが可能である。
しかしながら、ろう付は型バイトでは、ダイヤモンド1
とシャンク2との接合強度に関して埋め込み型バイトに
及ばない。このことは、一般に超精密加工では切削時に
、刃先に大きな応力(切削抵抗)が作用することは少な
いが、高精度の加工を行なうためにはバイト自身の剛性
を高く保つことが不可欠であり、したがって、加工精度
においてろう付は型バイトは埋め込み型ハイドに劣るこ
とを示している。また、研磨時に刃先に作用する応力は
、切削時に作用する応力に比べてはるかに人きい。した
がって、ダイヤモンド1とシャンク2どの接合強度が十
分でない場合には、研磨荷重を小さくする等、研磨条件
を限定しなければならない。
本発明は、上述のごとき問題点に鑑みこれらを有効に解
決すべく創案されたものであり、その目的は〈従来のろ
う付は型バイトの欠点を解消し。
ダイA7’EントどシVンクどの接合強度が十分に高く
、かつ経済的な超精密加工用の単結晶ダイヤモンドバイ
l〜を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述のごとき問題点を解決J−るために、シ
トンクに用いる材料として、熱膨張率が小さく、かつろ
う材との接合強度の高い合金を使用するものであり、こ
のような合金としてWまたはMoを主成分とし、その他
にFe、Ni、co。
cu 、cr等を含む焼結合金が最も適していることを
見出したものである。このような合金の特性は主として
次の点が挙げられる。
■ 熱膨張率が鋼などに比べて格段に低い。
■ Fe、Ni 、Cuなどを含むためろう材との濡れ
性が良く、ろう付は強度が極めて高い。
■ 剛性が高い。
■ 熱伝導率か高い。
■ 加工が容易である。
以上のような特性は超精密加工用バイトのシャンクとし
てはいずれも不可欠なものである。
ちなみにシャンク材として鋼、純MoおよびW焼結合金
(Fe、Niを合計で4重量%含む〉の特性を嚢1に示
す。
また、接合強度および剛性の高い超精密加工用バイトを
実現するためのもう1つの問題点は、ダイヤモンドとろ
う材との間の接合強度である。一般にダイヤモンドを金
属に接合する場合、ダイヤモンドの表面を炭化物生成金
属元素で処理し、これを他の金属に接合する方法が用い
られることが多い。このような方法で得られるダイヤモ
ンドと金属との接合強度はかなり高く、従来の超vi密
加1用バイトにおいては比較的満足されているが4、本
発明はさらに高い剛性および強度を実現しようとするも
のであり、そこでダイヤモンドと金属との接合強度を増
大させる方法として、ダイヤモンドとの反応性を持つ金
属元素を固溶した合成ダイヤモンドを用いることが有効
であることを見出した。
[作用] 一般に、切削工具として使用されているダイヤモンドと
いえば天然品を・示すことが多いが、このような天然ダ
イヤモンドはダイヤモンドと反応性を持つ金属元素を多
量に固溶していることはなく、金属との反応性は低い。
これに対し合成ダイヤモンドは、通常Fe、Ni 、C
o、Mn、Cr等の遷移金属を融剤として合成されるた
め、これらの金属元素が結晶の成長過程で取り込まれ、
結晶中に均一に固溶しており、結晶表面またはその加工
面に露出した金属元素が接合する金属と反応し、接合強
度を著しく高めることになる。
このような合成ダイヤモンドは粒径i、5n+m以上の
ものが望ましく、合成方法としては温度差法によって合
成された不均一な塊状の不純物が少ない良質の結晶を使
用することが好ましい。
[実施例] 以下に本発明の実施例について説明する。
実施例1 第1図に示すような形状のシャンク2を、鋼。
Mo、W焼結合金(2%Ni −2%Fe−W)の3種
の材質でそれぞれ5本ずつ作成し、その先端aの部分に
、平板状に加工した天然ダイヤモンドを次の方法により
ろう付した。
まず、1/3カラツトサイズの天然ダイヤモンドを、(
110)面が表面に出るよう平板状に切断し、その両面
を研磨する。その後、これら研磨面上に10mgのAu
−4%Ta合金を載せ、真空炉中で1100℃に温度を
上げ、その状態を10分間保持した後降温する。ダイヤ
モンドとAU−Ta合金とは極めて強固に結合される。
次にこの試料を、鋼、Mo,W焼結合金の各5本のシャ
ンク2に銀ろう(’5A−3;を用いてろう付した。
このようにして得られたバイトの刃先を、荷重を変えて
研磨したところ表2の結果を得た。なお、表の数値は剥
離を生じたバイトの数を示す。
表2に示すように、荷重1k(]で刃先の研磨が可能で
あったのは、W焼結合金のシャンクを利用した3本だけ
であった。鋼製のシャンクを用いたバイトはシャンクと
ダイヤモンドの熱膨張率の差が大きいため、ろう付時の
熱応力が大きくダイヤモンドとろう材との界面で剥離し
てしまう。
純Mo製のシャンクでは、ろう付時の熱応力は小さくな
るがろう材とシャンクとの界面での接合強度が不充分で
あり、この部分から剥離することになる。
これに対してW焼結合金をシャンクに用いたバイトは、
ダイヤモンドとの熱膨張率の差が小さいため熱応力も小
さく、また、ろう材が合金内に存。
在するFe、Niと反応し連続した金属組織を形成する
ため、ろう材とシャンクとは極めて強度の高い接合が可
能となり、ダイヤモンドとろう材およびろう材とシャン
クの双方で高い接合強度を実現することができる。
実施例2 1/3カラツトサイズの天然および合成のダイヤモンド
をそれぞ゛れ3個ずつ、2%Fe −2%Ni−1%C
u−Mo焼結合金で作成したシャンクにろう付した。ろ
う付方法は実施例1に示した方法と同じである。このよ
うにして作成した合計6本のバイトについてそれぞれダ
イヤモンドとシャンクとの間の剪断強度を測定した。天
然ダイヤモンドでは剪断強度が14〜29 kg/ m
m2であり、ダイヤモンドとろう材との接合部から剥離
した。
これに対して・合成ダイヤモンドでは′その剪断強度が
28〜38 kg/ mm2と高く、破壊状態としては
ダイヤモンドの一部が糖量した。この結果からも明らか
なように、合成ダイヤ−モンドは天然ダイヤモンドより
も高いろう付強度を示し、これをバイトに使用すること
によりさらに高い剛性と接合強度を得ることができる。
また、用いたダイヤモンドをイオンマイクロアナライザ
(IMA)で固溶不純物の分析を行なったところ、天然
ダイヤモンドはQa 、AQ、Siが微量検出され、一
方合成ダイヤモンドでは、結晶内にNiが5〜50 E
lll1m固溶していることが明らかであった。
[発明の効果] 以上の説明より明らかなように本発明によ、れば次のご
とき優れた効果が発揮される。
すなわち、シャンクに用いる材料として、熱膨張率が低
(しかもろう材との接合強度の高い合金を使用するので
、ダイヤモンドとシャンクとの接合強度が十分に高く、
かつ経済的な超精密加工用の単結晶ダイヤモンドバイト
を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるバイトの一実施例を示す斜視図
、第2図および第3図はそれぞれ従来の単結晶ダイヤモ
ンドバイトを示づ斜視図である。 図中1はダイヤモンド、2はシャンクである。 第1図 手続補正書 昭和59年8月7日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単結晶ダイヤモンドを、MoまたはWを主成分と
    してFe、Ni、Co、Cuからなる群の少なくとも一
    種を0.5重量%以上含む焼結合金製シャンクに、少な
    くとも一層以上の中間層を介して接合し、前記中間層と
    シャンクとを連続した金属組織に構成したことを特徴と
    する超精密加工用バイト。
  2. (2)前記中間層は、前記単結晶ダイヤモンドと直接に
    接触する接合層が、ダイヤモンドに対してAu、Ag、
    Cu等の不活性である金属元素を主成分とし、Ta、T
    i、Zr等の炭化物生成金属元素を2〜30%含む合金
    である特許請求の範囲第1項記載の超精密加工用バイト
  3. (3)前記単結晶ダイヤモンドは、ダイヤモンド合成時
    に融剤として作用するFe、Ni、Co等の遷移金属元
    素を少なくとも1ppm以上均一に固溶した状態で含有
    する合成ダイヤモンドである特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の超精密加工用バイト。
JP12298984A 1984-06-14 1984-06-14 超精密加工用バイト Pending JPS614603A (ja)

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JP12298984A JPS614603A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 超精密加工用バイト

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63300804A (ja) * 1987-05-29 1988-12-08 Osaka Daiyamondo Kogyo Kk スロ−アウエイチツプ
JPS63300803A (ja) * 1987-05-29 1988-12-08 Osaka Daiyamondo Kogyo Kk スロ−アウエイチツプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63300804A (ja) * 1987-05-29 1988-12-08 Osaka Daiyamondo Kogyo Kk スロ−アウエイチツプ
JPS63300803A (ja) * 1987-05-29 1988-12-08 Osaka Daiyamondo Kogyo Kk スロ−アウエイチツプ

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