JPS6145439B2 - - Google Patents
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- JPS6145439B2 JPS6145439B2 JP52126661A JP12666177A JPS6145439B2 JP S6145439 B2 JPS6145439 B2 JP S6145439B2 JP 52126661 A JP52126661 A JP 52126661A JP 12666177 A JP12666177 A JP 12666177A JP S6145439 B2 JPS6145439 B2 JP S6145439B2
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Description
本発明は遠隔通信切換即ち交換システムの操作
を制御する場合に使用可能なコンピユータによる
制御機構、特に切換システムを使用するステーシ
ヨンからダイヤルされたとき、設定されたシステ
ム機能が制御機構により実行されうるコンピユー
タによる制御機構に関する。 電話切換システムはプログラム可能に又は記憶
されるプログラムの種類をコンピユータにより共
通に制御する各種装置を付加して提案されてい
る。従来コンピユータによる制御と言えば、多重
仕事即ち多重タスクモノプロセツサとして構成さ
れており、このため比較的複雑な制御および記憶
装置が必要であつた。モノプロセツサを用いる構
成では監視プログラム又は監視プロセツサを使用
してシステム操作の制御を行なわねばならない。
このため通常プログラムが割込駆動されるので各
種割込に対する複雑なステツプが不可欠である。
又各プロセツサによる作業が分けて実施されるた
め通常作業待ちステツプが必要となる。それに伴
いプログラミング作業が複雑となりまずプログラ
ムの生成および手直、延いては保守の際システム
の故障を起しかねない。 本発明は複数のマルチプロセツサを包有する制
御機構を用いると共に、呼出機能をモジユール化
しプログラミングを簡単にして制御機構の各プロ
セツサにおいて分けて実行可能にする、通信切換
(即ち交換)システムを提供することを目的とす
る。 即ち本発明は別個のプログラムの指示に従つて
独立した各種演算機能延いては切換(即ち交換機
能)を実行する際、各プロセツサにより利用され
るデータベース用の記憶装置を制御機構に設ける
コンピユータ制御機構に関する。 本発明による遠隔切換システムの顕著な特徴
は、システムにより使用されるキーステーシヨン
において例えば1桁の登録番号(電話番号)をダ
イヤルだけでも所定の指定機能がシステムを介し
実行されることにある。 本発明の主目的は制御機構の各プロセツサによ
りプログラムを実行してダイヤルされた登録番号
からの応答により指定の演算機能を実行する場合
に使用されるデータ用記憶装置およびデータ編成
を提供することにある。 本発明の他の目的は煩雑な番号プランニングが
不要で、番号プランニングが自在であり、実質的
に番号計画のプランニングの一つ又はそれ以上の
番号により指定されたシステム機能の実行を要求
する遠隔通信切換システムを提供することにあ
る。 本発明の他の実施態様によれば、本発明の目的
は制御機構を、各プロセツサが市販のマイクロプ
ロセツサ回路でなりデータ記憶装置が市販の
RAM回路により与えられるよう構成した低廉な
遠隔通信切換システムを提供することにある。更
に、本発明の一目的はマイクロプロセツサの一に
それ自体のプログラム記憶装置を設け、かつシス
テム全体用のデータベース記憶蓄積装置を設ける
ことにより制御機構の構成を簡略化することにあ
る。 制御機構を実行させるのに本発明による遠隔切
換システムは多数のマイクロプロセツサ制御装置
に夫々―マイクロプロセツサと協働する記憶装置
が具備される。各マイクロプロセツサは切換シス
テムの全機能の一部を実行するようプログラムさ
れ、従つて全機能は各マイクロプロセツサ間にお
いて分けて行なわれる。この構成をとる場合、各
マイクロプロセツサ制御装置は他の制御装置に関
係なくかつ非同期状態で割り当てられた機能を実
行し続ける。無論各制御装置間にデータを転送し
て全切換機能を実行する必要がある。プロセツサ
間の通信に要する時間を最小限に押え、かつ通信
による複雑さを低減するため、各マイクロプロセ
ツサの制御装置には協働するマイクロプロセツサ
からのデータを入力し、データを協働するマイク
ロプロセツサへ送るインタプロセツサバツフアが
具備される。協働するマイクロプロセツサの少な
くとも一に対し非同期状態でインタプロセツサバ
ツフアの内選択されたバツフア間のデータを交換
し、マイクロプロセツサはプログラムの制御によ
り作動を続行しかつ各バツフアが互いに独立的に
データを交換するよう機能する装置が具備され
る。 本発明の他の重要な目的はハードウエア部で複
数の“カストマグループ”を同時に使用可能なシ
ステムを提供することにある。“カストマグルー
プ”とは通常システムに使用される個別の組をな
すライン上の独立したステーシヨン群を意味す
る。多数の他の“カストマグループ”即ち使用者
が同じハードウエア部を共用していても、システ
ムの使用者がら見れば使用者が個人の専用システ
ムを有することになる。従つてトランク、すべて
の機能使用のすべての記憶および会計等の目的に
よるシステムの使用は各カストマグループに対し
個別に処理される。 本発明の別の目的は2以上のカストマグループ
に対し同時に使用でき、各カストマグループは指
定して使用する番号が他のシステム機能を指定す
る同一番号との間に矛盾を生じず、加えて所望な
らば各カストマグループ間を推移可能な独立した
登録番号のプランニングを有するシステムを提供
することにある。 上述のように構成された本発明によれば特に、
例え1桁の番号ダイアルを行なつただけでもモジ
ユール化された番号テーブルの一の記憶場所を呼
び出すことができ、命令等の識別語を読み取つて
指令メツセージを他の一以上の制御回路のマイク
ロプロセツサに送出できるから、従来の交換装置
におけるようにモノプロセツサを用いるものに比
べ、番号プランニングのレンジを増大でき、番号
プランニングの自由度を増大し得る。且従来の装
置の如くモノプロセツサを組み合せて煩雑な構成
を取るものに比し、複数のマイクロプロセツサの
内選択されたマイクロプロセツサ間のみでデータ
交換でき、またマイクロプロセツサ間に置かれた
各インタプロセツサバツフアが相互に独立してデ
ータ交換動作を行なうよう構成することによつ
て、複数のカストマグループに対しハードウエア
部を共通にする反面、カストマグループと外部、
カストマグループ相互あるいはカストマグループ
内部において夫々独立して交換可能になる等々の
顕著な効果を実現できる。 以下本発明を添附図面に沿つて詳述するが、本
発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の技術的思想に含まれる設計変更
を包有することは理解されよう。 第1図に、本発明によるプロセツサおよび記憶
装置が適用されうる遠隔通信可能な通信切換シス
テムの全体のブロツク図を示す。このシステムは
電話装置30,31に接続される多数のラインお
よび多数のトランク32に対し接続可能である。 切換交換回路機構 切換回路機構内にはブロツクで示される回路構
成素子が包有されている。即ちラインおよびトラ
ンクを切換システムへ接続するインターフエース
回路が設けられ、前記インターフエース回路はラ
イン回路33,34、アナログトランク回路3
5,デイジタルトランク回路36を有する。切換
システムは4線式で成り、ライン回路33,34
およびアナログトランク回路35には2線式信号
を4線式信号に変換して切換システムに使用可能
になすハイブリツド回路が包有されている。一
方、ライン回路33,34、アナログトランク回
路35にはライン又はトランクの状態を示す好適
な検出ポイントと、切換システムの状態を制御す
る適切な制御ポイントとが具備される。またT1
デイジタルラインを切換システムへ直接整合接続
可能であり、ある種のコード変換が不要なデイジ
タルトランク回路36が付設されている。 ライン、トランク間を“標準呼出”機能を行な
うべく接続して維持する構成とは別に、図示のシ
ステムは別の機能回路38により更に別の機能が
与えられる。例えば本システムはオプシヨン機能
としてページング機能、コードコール機能、多会
場会議連絡機能等を実行するよう構成される。必
要に応じ付加装置、例えばページング機能を持た
せる場合、可聴装置39が付設される。本発明に
よる主な特徴の一によれば、標準呼出機能の他
に、制御機構にデータベース記憶部を付設して制
御機構に必要なデータを与え、オプシヨン機能を
実行させることにある。 必要に応じラインおよびトランク間を接続する
場合制御機構において使用されるダイヤルされた
数字を入力し記憶する装置が包有される。 上記の入力・記憶装置40には、ダイヤルパル
スレシーバとDTMFレシーバとが具備される
(一般にはダイヤルレシーバと言う語はダイヤル
パルスレシバーとDTMFレシーバとの両方を意
味するものであるが)。更に入力・記憶装置40
には入力された数字を記憶するレジスタが包有さ
れている。 使用者にシステムの使用者の要求に対する応答
を知らせるため、識別信号音が必要であるが、本
実施例では識別信号者はデイジタルトーン発生器
41から発生される。デイジタルトーン発生器4
1から発生される識別信号音にはダイヤル音、呼
出音、使用中音等が含まれる。アナログトーン発
生器も使用できるが、本実施例によるデイジタル
トーン発生器41はコード変換をする必要がない
ので直接切換システムに対し併用可能である。 上述のように、切換システムは4線式デイジタ
ルシステムとして構成されているので、トラン
ク、ライン等上のアナログ情報をデイジタル形式
に変換する必要がある。このため多数のコードコ
ンバータが設けられる。好ましい実施例によれ
ば、使用されるデイジタルコードは8ビツト形
式、伝送速度1.544メガビツト、圧縮率μが255の
北アメリカ工業規格(North America Industry
stand―ards)に適合するものも使用できる。こ
のためコンバータ45は周知の多数のT1PCMコ
ードコンバータから成り、各コンバータは24チヤ
ンネルを処理できかつインターフエース回路への
方向でアナログ情報からデイジタル情報に変換
し、ラインおよびトランクに向う方向でデイジタ
ル情報からアナログ情報へ変換する。図示の実施
例では最大容量3088チヤンネル、3072有効チヤン
ネル、組込み時の損失が16で処理可能に構成され
ている。上記システムの場合約128個のコードコ
ンバータが必要であり、夫々24チヤンネルを処理
しうるので、128本の直列PCM母線46をコード
コンバータ45の出力端子に設け各母線46は24
チヤンネルの情報を双方向に送り得る(24チヤン
ネルの母線は直列であることに留意のこと)。 コード化信号サンプルをラインからインターフ
エース回路へ好適に送つて適切な切換操作を与え
一方逆にインターフエース回路からラインへサン
プルを送つて分配するために、一組のマイクロプ
レクサすなわち一次即ちハイレベルマルチプレク
サ48と二次即ちローレベルマルチプレクサ49
が具備される。ハイレベルマルチプレクサ48は
コードコンバータ45から96チヤンネルの情報を
夫々有する32本の母線50へ情報を入力するよう
機能する。ハイレベルマルチプレクサ48は反対
方向では補数機能を行なう。ローレベルマルチプ
レクサ49は入力母線50上の情報を入力し、そ
れを並列に変換し、772チヤンネルの情報を夫々
有する4並列母線51上に入力するよう設けられ
ている。ローレベルマルチプレクサは反対方向で
は補数機能を行う。4本の772チヤンネルの情報
を有した母線は選択されたチヤンネルからの情報
を好適な時に切り換え、各チヤンネル間を接続せ
しめるよう機能する4線非ブロツキングデイジタ
ル切換回路52に接続される。 デイジタル切換回路52自体の構成は周知で、
例えば“1976年2月および同年3月に夫々出版さ
れた“遠隔通信切換の概念の概要(A Review
of Telecommunications Switching Conceph)”
と題する刊行物の第1部および第2部に説明され
ている。従つてデイジタル切換回路およびその各
ブロツクには、本システムの各チヤンネル用のア
ドレス可能な記憶場所を夫々有した情報記憶装置
が包有される。入力され、コードコンバータを経
て処理された情報は適切な母線上でマルチプレク
シング処理され前記チヤンネルは表示されたタイ
ムスロツトをしめる。この情報は専用記憶場所に
逐次書き込まれ、サンプルはすべて125マイクロ
秒毎に更新される。回路およびその各ブロツクに
は1、好ましくは2の接続記憶装置が包有されて
いて好適な接続が行なわれ、各接続記憶装置はシ
ステムの各チヤンネルに対し専用のアドレス可能
な記憶場所を有する。スロツトが接続される別の
チヤンネルのアドレスを接続記憶装置のスロツト
に書き込むことにより好適な接続が得られる。こ
の後第1のチヤンネルのタイムスロツト中、情報
記憶装置は第1のチヤンネルからのデータで書き
込まれ、データは情報記憶装置から接続記憶装置
により与えられるアドレスに読み出されるので、
サンプルが第2のチヤンネルから第1のチヤンネ
ルのタイムスロツトに置かれ、第1のチヤンネル
に戻される。次に第2のチヤンネルのタイムスロ
ツトが生じる間同様の動作が行なわれ、2チヤン
ネルからのサンプルは好適に交換されて、第1の
チヤンネルが第2のチヤンネルから又は逆に第2
のチヤンネルが第1のチヤンネルからサンプルを
入力する、すなわち通信路が形成される。 3072チヤンネルを効率よく収容するため、図示
のシステムの回路は4ブロツクに分割されること
が好ましい。各ブロツクはチヤンネル全数の4分
の1すなわち772チヤンネル分の情報を書き込
む。この場合充分な精度を得るため、各チヤンネ
ルからの情報は4ブロツクの夫々に書き込まれ
る。 制御機構 上述した図示のシステムの各構成素子間の相互
作用は分配されたマルチプロセツサ制御機構55
の制御を受けている。制御機構55はライン、ト
ランク等からのサービス要求を検知し、各構成素
子のサービス使用クラスを決定して回路の接続を
行う。このため分配されるプロセツサ制御機構5
5はライン回路33,34、特にその検出ポイン
トに接続されてラインの受話器が置かれた非使用
状態又は使用中の状態(以下、夫々オンフツク、
オフフツク状態という)を検出し且つ前記オンフ
ツク、オフフツク状態間の変化を検出し、更にラ
イン回路33,34の制御ポイントに接続されて
選択されたラインへの呼出しを開始又は終了す
る。またプロセツサ制御機構55はトランク、特
にその検出ポイントに接続されてトランクの状態
を検出し、又制御ポイントに接続されて前記トラ
ンクの状態を制御する。同様な接続が機能回路3
8に対しても行なわれる。プロセツサ制御機構5
5は更にダイヤルレシーバ・レジスタ40に接続
され、前記ダイヤルレシーバがダイヤルされた数
字を入力して接続を行なう。プロセツサ制御機構
55は他にデイジタルトーン発生器41、コード
コンバータ45、およびマルチプレクサ48,4
9に接続されている。切換回路52も前記プロセ
ツサ制御機構55と接続され、プロセツサ制御機
構55がアドレスを接続記憶装置に書き込んで接
続が得られる。 本システムには又付随のコンソール56が装備
されており、前記コンソール56は押ボタン列を
組み合わせて、システム状態を接作者に知らせて
操作者がシステムに特定機能を行なわせるよう機
能する表示装置又は読出装置が具備されている。 更にシステムの動作状態を操作者に知らせるシ
ステムの状態・保守監視パネル等の構成素子がプ
ロセツサ制御機構55に接続されている。データ
端子を備えて、例えば指定数字を変更し交通情報
のようなシステムから情報を読み出す場合のよう
に、システムに情報を入力し得る。遠隔端子イン
ターフエース回路59によりプロセツサ制御機構
55が遠隔地から操作されて、プログラムの障害
の検出又は更新が可能となる。デイスク60は本
システムの操作プログラムを保持し、かつシステ
ムの重大な故障の際には自動駆動されてプログラ
ムを再開できる。 要約するに、各ライン回路(実施例のシステム
では最大2400個設けられる)、各トランク回路
(実施例のシステムでは最大576個)、各レジスタ
(実施例のシステムでは64個)がコンバータ45
内のコードコンバータの一上の一専用チヤンネル
を占める。各チヤンネルはマルチプレクサ48,
49を介してマルチプレクシング処理されて、各
ライン、トランク、レジスタ又はトーンにより
772チヤンネルの回路母線の一上に専用チヤンネ
ルが占有される。簡略化された呼出処理ルーチン
中、制御機構55が検出ポイントを通して加入者
のオフフツク状態を検出しかつ検出ポイント列を
走査する。オフフツク状態を検出すると呼出プロ
セツサが最終的に該当するアドレスを回路の接続
記憶装置に書き込むことにより接続が行なわれ
る。ライン、トランク等から入力されるPCMコ
ード化サンプルは125マイクロ秒毎に発信・受信
する加入者で交換される。プロセツサを介してシ
ステムの回路と接続されると、システムの回路の
記憶装置が加入者Aの専用タイムスロツト中加入
者AからのPCMコード化サンプルを入力し、加
入者Bのタイムスロツトが発生するまでそのサン
プルを記憶する。その際システムの回路の記憶装
置および接続記憶装置が加入者AのPCM加入者
サンプルを伝え、加入者Aのタイムスロツトが再
び発生する間伝えられる加入者BのPCMコード
化サンプルを記憶すべく入力する。この作用はプ
ロセツサに関係なく続き、最後に呼出終了又は他
の作用が検出され、接続記憶装置にアドレスを更
に書き込むことにより接続が切られるか又は切換
えられる。 分配マイクロプロセツサ 第2図に、システムのマイクロプロセツサ制御
機構を詳しく示す。切換交換の全機能を制御する
マルチプロセツサ制御機構55は、第2図の実施
例の場合状態マイクロプロセツサ(SMP)制御
回路130と、ラインマイクロプロセツサ
(LMP)制御回路140と、レジスタマイクロプ
ロセツサ(RMP)制御回路150と、トランク
マイクロプロセツサ(TMP)制御回路160
と、データベースマイクロプロセツサ(DMP)
制御回路170と、コンソールマイクロプロセツ
サ(CMP)制御回路180と、使用中ランプマ
イクロプロセツサ(BMP)制御回路190とを
備え、多数のマイクロプロセツサ制御回路間にお
いて夫々の機能が行なわれる。マイクロプロセツ
サ制御回路のこの特定の機能の分離(これは好ま
しいことである)は単に実施例としてであり、あ
る場合には切換機能は別の方法で実現されうる。
例えば小さなシステムでは、ラインおよびトラン
クマイクロプロセツサ制御回路の機能がまとめて
行なわれ、上記制御回路の一は省略されうる。更
にBMP制御回路190は点線で示してあるが、
これはBMP制御回路190がオプシヨン使用さ
れ、補助的に使用するためランプフイールドに付
随コンソールが具備される場合にのみ使用され
る。 サブユニツトが共通の母線を介して監視プログ
ラムの制御を受けて連絡するよう構成された従来
のモノプロセツサを使用する場合に比べ、第2図
のマイクロプロセツサ制御回路が対応するプロセ
ツサを結ぶ専用通信チヤンネルを介して接続され
ており、このためマイクロプロセツサ制御回路と
対応するプロセツサとは必要に応じ情報を交換で
きかつ互いに非同期状態で作動する。従つてプロ
セツサには夫々、他のプロセツサのクロツク回路
に対し位相ロツクされない独自のクロツク回路が
具備される。一方各プロセツサのプログラム間の
相互作用は大巾に簡略化される。 インタプロセツサバツフア(IPB)を用いるマル
チプロセツサの別の実施例 対応するプロセツサ間に通信路を備えたマイク
ロプロセツサが使用されている図示の好ましい実
施例によれば、前記通信路は対応するプロセツサ
間に伝達されるデータの記憶容量が限定されてい
る非同期の単信通信チヤンネルとして機能するデ
ータベースマイクロプロセツサのインタプロセツ
サバツフアにより形成される。上記チヤンネルは
通信する必要のあるプロセツサ間にのみ形成され
る。従つて状態マイクロプロセツサに対してのみ
通信する必要のあるラインマイクロプロセツサに
は、データをラインから状態マイクロプロセツサ
制御回路へ送る第1のインタプロセツサバツフア
141と、データを逆方向すなわち状態マイクロ
プロセツサ制御回路からラインへ送る第2のイン
タプロセツサバツフア142とが具備される。送
信マイクロプロセツサから受信マイクロプロセツ
サへデータを入力しているか否かにより、各イン
タプロセツサバツフアは送信および受信用のマイ
クロプロセツサの制御を交互に受けるので、各バ
ツフアは送信バツフアおよび受信バツフアから成
るものとみなしうる。この場合インタプロセツサ
バツフア141は例えばラインマイクロプロセツ
サに接続される送信部141aと、状態マイクロ
プロセツサに接続される受信部141bとを有す
る。上述のように、インタプロセツサバツフアに
は所定量の転送データ記憶部が包有される。送信
および受信側バツフア用に同一記憶部が使用され
ることが好ましいので、各バツフアは第3の部分
例えば送信部141aおよび受信部141bの双
方に対し操作可能な記憶装置として中間記憶部1
41cを有することが望ましい。このため、第2
図に、各インタプロセツサバツフアを長方形で示
し内部を点線で送信側制御部a、受信側制御部
b、および中間記憶部cに分割してある。 ラインマイクロプロセツサ(LMP) 第2図の制御機構の構成を参照するに、LMP
制御回路140には双方向性の通信路即ち、第
1、第2のインタプロセツサバツフア141,1
42が設けられ、SMP制御回路130と連係す
るよう機能する。図示の構成によれば、LMP制
御回路140は他のいずれのマイクロプロセツサ
制御回路とも連係させる必要がない。LMP制御
回路は、サービス要求を検出してそれを制御機構
へ連絡し、一方図示の実施例の場合ライン上の呼
出開始又は終了等の何等の制御をライン回路に及
ぼすことにより、ライン回路を使用するよう機能
する。このためLMP制御回路140はライン回
路33,34に接続されており、電話装置30,
31が前記ライン回路33,34に接続される。
図示のライン回路および電話装置は、システムが
使用できるラインの総数を示しており、従つてシ
ステムが最大2400ラインを処理可能なことを表わ
すようL1―L2400で示してある。ライン回路への
回路接続部は特にマイクロプロセツサが記憶装置
としてアドレスしうる検出ポイントおよび制御ポ
イント列をなす。換言すれば、LMP制御回路1
40の一ブロツクのアドレスはライン回路に専用
され、LMP制御回路140が前記ブロツク内の
任意の記憶場所にアドレスすると、実際の記憶装
置でなく検出ポイント又は制御ポイントと連絡さ
れる。後述するように検出ポイントは各ライン回
路により制御され、協働するラインの状態を表示
する。LMP制御回路はセンスポイントを連続的
に走査して大きな状態変化を検出し、前記の大き
な状態変化をインタプロセツサバツフア142を
経て状態マイクロプロセツサへ伝える。この結果
システムはサービス、呼出終了、フツクスイツチ
フラツシユ、ダイヤルパルス等の要求を検出でき
る。 回路接続部143は双方向性を持つており、従
つてラインマイクロプロセツサ制御回路は又デー
タをライン回路へ送ることもできる。図示の実施
例の場合、この機能はラインの呼出制御に使用さ
れる。制御機構により特定ラインを呼び出すこと
が決定されると、インタプロセツサバツフア14
1を通りSMP制御回路130を介してLMP制御
回路140への伝路が形成される。LMP制御回
路140は、応答してライン回路を含むワードを
アドレスし、捕促される前記ワードに前記ライン
回路の制御ポイントを書き込み、外部呼出発生器
をそのラインに接続する。LMP制御回路140
はラインが呼出されている間地の仕事を実行して
いる。相手が出ると、頭初のサービス要求が検出
される場合と全く同様に、検出ポイントが正常に
走査されている間ライン回路はオンフツク状態か
らオフフツク状態への変化を検出する。前記ライ
ン回路はこの検出結果をSMP制御回路130へ
伝え、一方では前記ラインから呼出している適切
な制御ポイントを書き出す。この動作は極めて瞬
間的に行なわれる。 トランクマイクロプロセツサ(TMP) システムのトランク用各ライン回路に対しアナ
ログ動作を行なわせるため、TMP制御回路16
0にはSMP制御回路130に接続される双方向
性の通信路即ちインタプロセツサバツフア16
1,162と、トランク回路35,36の検出ポ
イントおよび制御ポイントへ接続される双方向性
の回路接続部163とが包有される。ライン回路
の検出ポイントおよび制御ポイントの場合と全く
同様に、トランク回路の検出ポイントおよび制御
ポイントが記憶装置としてアドレス可能であり、
マイクロプロセツサ用の記憶ブロツクは前記検
出・制御ポイントに対し専用される。トランク動
作はライン動作より幾分複雑なので、各トランク
回路は4検出ポイントと4制御ポイントを有して
いる。従つて検出および制御ポイントがライン回
路の場合のように8ビツトワードとして構成され
ると、各ワードは2トランクのみを収容できる。 TMP制御回路160は回路接続部163を介
して検出ポイントを連続走査し、検出ポイントの
大きな変化を検出する。この大きな変化が検出さ
れると、適切な制御されたメツセージが構成され
通信路をなすインタプロセツサバツフア161を
経てSMP制御回路130へ中断される。トラン
クの種類および発信文等が各種あるので、TMP
制御回路はあるトランクの種類に対する全トラン
ク発信をトランク遮断、ダイヤル停止等の共通組
の標準のメツセージに変える必要がある。前記の
メツセージを入力すると、SMP制御回路130
は好適な動作を決定し、好適に制御されたメツセ
ージを構成してこの動作を実行し、インタプロセ
ツサバツフア162を経てTMP制御回路160
へ前記の制御されたメツセージを伝える。TMP
制御回路160が応答して回路接続部163を経
て協働トランクの適切な制御ポイントを書き込
む。 レジスタマイクロプロセツサ(RMP) 上述のように、システムには回路を経て各回路
部からのダイヤル情報を入力する多数のダイヤル
レシーバおよびレジスタが包有される。ダイヤル
情報を入力し分析するため、インタプロセツサバ
ツフア151乃至154で形成される双方向性の
通信路と、システムの各レジスタに接続される回
路接続部とを有したRMP制御回路150が具備
される。遊びのすなわち未使用のレシーバを適切
な部分に接続した後、SMP制御回路130がダ
イヤル数字を入力すべきことを決定すると、前記
SMP制御回路130はインタプロセツサバツフ
ア152を経てRMP制御回路150へメツセー
ジを送り、前記インタプロセツサバツフア152
は集合する数字の種類を定める。最初の数字が記
録されるまでRMP制御回路150はレシーバの
ダイヤルパルス又はDTMFトーンをモニタす
る。いつたん記録されると、最初の数字は、その
翻訳により入力する数字の数を決めるという要求
を受けて、インタプロセツサバツフア153を
経、データベースプロセツサへ送られる。RMP
制御回路150は数字を連続して入力し、インタ
プロセツサバツフア154を経て伝えられるデー
タベースマイクロプロセツサからの応答するメツ
セージを持つ。RMP制御回路150を所定の数
字を受け、全数字を入力した後前記全数字を送り
出し、同時にインタプロセツサバツフア153を
経てデータベースマイクロプロセツサ170へ情
報を送る。その際データベースプロセツサ170
はSMP制御回路130と連係される。 状態マイクロプロセツサ(SMP) 上記他のマイクロプロセツサ制御回路に関する
説明から、SMP制御回路130が、他の各マイ
クロプロセツサ制御回路と連係せしめられている
ので、制御機構の主要部をなすことが理解されよ
う。SMP制御回路130はシステムの各ライ
ン、トランク、レジスタのその時の使用状態を断
えず記録している。各マイクロプロセツサ制御回
路から入力されるインタプロセツサバツフアのメ
ツセージは、システムの装置を介してSMP制御
回路130の進行状態を知らせる。通常SMP制
御回路130は、装置のその時の状態およびそれ
に接続される各装置、その時入力するインタプロ
セツサバツフアのメツセージ、および前記装置が
次にいかなる状態になるかを決定するサービス情
報の種別を見る。次の状態が決定されると、対応
するプロセツサへ適切なインタプロセツサバツフ
アのメツセージが送られるようにシステムの回路
に接続される。SMP制御回路130は切換回路
52の特に回路の一部として示されるインタプロ
セツサバツフア132に回路接続部131を介し
て接続される。インタプロセツサバツフア132
はSMP制御回路の出力ラインを特に接続記憶装
置へ接続するインターフエース回路として機能す
る。従つてシステムの回路はSMP制御回路13
0に対し使用可能にされ記憶装置としてアドレス
可能である。SMP制御回路130はシステムの
各部を接続するため上述の接続記憶装置に好適な
メツセージを書き込む。 コンソールマイクロプロセツサ(CMP) 制御機構を一又はそれ以上最大16の適宜付設
したコンソールと整合させるため、前記コンソー
ルをCMP制御回路180に連結する回路接続部
183が設けられる。コンソールはシステム動作
には不要であり所望に応じて具備されることは理
解されよう。CMP制御回路180は回路接続部
183を経てコンソールでのボタンの押し操作に
応じてメツセージを入力し分析して、回路接続部
183を経てコンソール上の適切なランプを点灯
するよう作用するようメツセージを出力する。更
にCMP制御回路180は指令をインタプロセツ
サバツフア181を介してSMP制御回路130
へ送り前記SMP制御回路130に装置の状態を
好適に伝送しておき、SMP制御回路130が好
適に接続されることを求めるよう構成される。
CPM制御回路180は又、インタプロセツサバ
ツフア182を経てSMP制御回路130からの
メツセージを入力し、SMP制御回路130によ
る上記指令によりCMP制御回路180がある呼
出を生じるよう設けられる。 またCMP制御回路180はインタプロセツサ
バツフア174を介してデータベースマイクロプ
ロセツサ制御回路170と連係されており、例え
ばサービス情報の種類を求めるよう動作し、イン
タプロセツサバツフア175を介してデータベー
スマイクロプロセツサ制御回路170からメツセ
ージ例えばサービス要求の種類に対する応答を入
力する。 使用中ランプマイクロプロセツサ(BMP) 使用中ランプフイールドにはコンソールドが付
設されており、上述したように状態を表示し特定
グループ内のシステムラインの選択された一に対
し直接ステーシヨンを選択できる。このため
BMP制御回路190とCMP制御回路180間を
連係させる必要があり、インタプロセツサバツフ
ア191を介してBMP制御回路190からの要
求をCMP制御回路180へ、かつインタプロセ
ツサ192により逆方向への要求すなわちメツセ
ージを送るよう設けられる。更に、BMP制御回
路190はインタプロセツサバツフア193を介
してSMP制御回路130と単信通信可能にされ
ており、前記インタプロセツサバツフア193に
よりSMP制御回路130が使用中ないし未使用
中であることの情報をBMP制御回路190へ送
る。BMP制御回路190は使用中ランプフイー
ルド・直接ステーシヨン選択コンソールに接続さ
れる回路接続部194を有しており、前記回路接
続部194は最大16の使用中ランプフイールド
が形成されうる。 要約するに、上述の制御機構の構成は、専用チ
ヤンネルを互いに連係する必要のあるプロセツサ
に対してのみ設けることによりプログラミングと
共に連係機構を簡単化していることは理解されよ
う。LMP又はTMP制御回路は簡単な構成をとる
場合には、LMP又はTMP制御回路とSMP制御回
路間にのみ連係構成が設けられる。その場合、2
インタプロセツサバツフアの一方は各方向に情報
を送る必要がある。RMP制御回路150、デー
タベースマイクロプロセツサ制御回路170、
SMP制御回路130間の相互関係は(後述され
るように)、RMP制御回路150とデータベース
トマイクロプロセツサ制御回路170がSMP制
御回路130とのみ連係されるのでなく相互に連
係されるよう構成されねばならない。上述した母
線構成はこの機能を行うために使用される。又
SMP制御回路130からデータベースマイクロ
プロセツサ制御回路170へデータを伝えるイン
タプロセツサバツフア172,173は2以上の
前記バツフアが使用予定の通路に確実かつ好適に
連係させるよう設けられる。 第6乃至8図に、制御機構55の各構成素子間
の相互関係および切換システムの各構成素子と他
部間の関係を簡単に示す。第6図にはマイクロプ
ロセツサ制御回路自体が示されており、SMP制
御回路130、LMP制御回路140,RMP制御
回路150、TMP制御回路160、データベー
スマイクロプロセツサ制御回路170,CMP制
御回路180、BMP制御回路190の各関連構
成が図示されている。各制御回路には、システム
の制御素子としてのプロセツサ200と、前記プ
ロセツサが指定される機能を実行せしめるべくプ
ログラムされる記憶装置201と、対応するプロ
セツサと通信路を形成するインタプロセツサバツ
フア装置203とが包有される。システムの信頼
性を高めるため、上述の全制御回路および母線構
成は、主プロセツサのモジユールが故障した場合
予備プロセツサのモジユールが適宜自動的に切換
されてシステムが作動を続行し得るように2重に
設けられる。即ち第2のプロセツサ204、第2
のプログラム記憶装置205、およびインタプロ
セツサバツフア206でなる第2の組の通信路が
設けられる。システムの故障を検出する装置とし
て、各プロセツサ制御回路には2マイクロプロセ
ツチツプ、すなわちプロセツサ200を形成する
マイクロプロセツサチツプ207,208、およ
びプロセツサ204を形成するマイクロプロセツ
サチツプ209,210が包有される。一プロセ
ツサ内の各マイクロプロセツサは同一プログラム
により駆動され、そのマイクロプロセツサの出力
は断えず比較され、比較回路により不一致があつ
た場合システムの故障を示す信号が出されること
になる。 データベースマイクロプロセツサ(DMP)およ
び記憶装置 以上、システム動作の特にシステム機能を実行
するための分設されたプロセツサの動作について
簡略に説明したが、以下に本発明の主目的とする
制御機構部を第2乃至5図に沿つて更に詳述す
る。 制御機構内のRMP,DMP,SMP制御回路はシ
ステム機能を実行する際特定の独特な演算を行う
サブグループを形成している。 本発明を実施する場合、システム機能の実行に
使用されるデータを記憶する半導体記憶装置およ
び回路が具備され、DMP制御回路170は制御
機構の他の制御回路からの要求に応じたデータベ
ース記憶装置から所定のデータを検索するよう接
続される。 データベース記憶装置は以下の通りである。 登録番号(電話番号)テーブル(DN) サービスの種別テーブル(DSN/COS) 第一番目の数字翻訳(第一番目の数字TR) グループあき選択テーブル 制限テーブル 呼出テーブル 速度ダイヤテーブル DMP制御回路170は又各種システムの装置
使用法のペグ(Peg)カウンタを記憶し、共通キ
ーボード端子、AIOD、発信番号表示装置および
磁気バツクアツプ媒体(例えばデイスク又はテー
プ)等の連結切換システムに対し非呼出処理部を
形成する。 DMP制御回路170はインタプロセツサバツ
フア(IPB)153,154,172,173を
介してSMPおよびRMP制御回路130,150
と連係される。主に情報の交換は特定回路スロツ
ト数字すなわち登録番号に関するデータの要求と
して入力し要求されるデータとして出力される。
DMP制御回路170は主に他の制御回路からの
要求により駆動される。又呼出処理情報を入力す
る検出ポイントを有さない。 DMP記憶装置内の最大記憶領域ではないが登
録番号(電話番号)テーブル300(又はDN)
はシステム機能を実行するとき使用されるデータ
を与える際に大きな役割をはたす。本システムの
場合、頭記した如くダイヤル番号がシステム機能
を表わす点に留意すると、ダイヤル番号とシステ
ム機能とを関連付ける手段として登録番号テーブ
ル300が与えられる。このため登録番号テーブ
ルは多数の記憶場所を与え、前記各記憶場所は1
桁のダイヤル番号に相当しかつ命令等の識別語を
記憶してシステムが実行可能な演算機能の一を実
行する。DMP制御回路170はダイヤル番号に
あたる記憶場所に記憶された識別語を読み取るべ
く駆動可能である。命令部により、DMP制御回
路はプログラム制御を受けて駆動され、指令メツ
セージを集約し一又はそれ以上の他の制御回路へ
伝送し、次に前記指令メツセージと共に伝送さ
れ、かつ識別語の命令部に応答して作られる参照
コードにより指定されたシステム機能は、制御機
構の各制御回路を介して実行される。 システム機能はシステムの説明の都合上6つ
に、すなわち標準呼出、会議呼出、グループあき
選択、呼出ピツクアツプ、スピード呼出(即ち短
縮呼出)、雑通知(即ち内部通話)、に大別され
る。システムの主機能の一をすなわち“標準呼
出”機能を実行して、入力又は出力するようライ
ンとライン又はラインとトランクを接続するに
は、システムの機能を指定する命令の他に大量の
データが必要となる。システムに使用されるライ
ン上のステーシヨン間の呼出をする場合には、更
に追加される大量データとして例えば(1)ダイヤル
ステーシヨンの回路スロツト数(NSN)、および
(2)発信ステーシヨンと受信ステーシヨン用のサー
ビスの種別(COS)データが包有される。又発
信ステーシヨンと受信ステーシヨン(CG#)の
カストマグループが必要となる。 より複雑な機能、例えば会議呼出接続を行つた
り、ステーシヨン群から末使用ステーシヨンを探
索したり、緊急呼出等のより複雑な機能を実行す
るには、必要に応じて各機能に対し更に大量のデ
ータが必要となる。 NSN/COSテーブル 前に示したように、DMP制御回路と連係する
DMP記憶装置は登録番号テーブル300の他に
多数のテーブルおよびデータフイールドから成
る。これらテーブルの内最も大きなものは
NSN/COSテーブル310と呼ばれ、回路スロ
ツト数(NSN)で構成され各NSNに対し10バイ
トデータを与える。各回路スロツト数毎に
NSN/COSテーブル310に記憶されるデータ
はサービス情報の発信種別(OCOS)と受信種別
(TCOS)とを含む。サービスデータの呼出コー
ド種別(ACCOS)が与えられ、特定の各回路ス
ロツト数が特定の呼出コードにより表わされる機
能を生ぜしめるか否かを定める。逆読み取りに対
し回路スロツト数の登録番号が与えられる。その
回路スロツト数に対するカストマグループ(CG
#)も設けられる。トランクグループ呼出コード
(TGAC)のような他のデータは必要に応じ与え
られる。 上述した本発明により構成された切換システム
の実施例では3.072の回路スロツト数を与え、回
路スロツト数毎に10バイトの情報を与えると
NSN/COSテーブル310に必要な全記憶容量
は30.000バイトとなる。 “標準呼出”機能は登録番号から読み取られる
データとNSN/COSテーブル310で実行でき
るが、他の機能には更にデータを必要とする。例
えばグループあき選択機能の場合、特定の登録番
号がダイヤルされるとシステムが未使用のステー
シヨンをさがすよう機能する登録番号の複数リス
トが必要である。速度ダイヤル機能を行なう場合
コードに関連付けされる外部番号のリストが必要
となる。従つて、登録番号テーブル、NSN/
COSテーブル300,310の他に全システム
機能に必要なデータを与えるため、DMP記憶装
置は第3図に示すような多数の他のテーブルを具
備する。処理呼出通信路の外側に他の機能に必要
なデータを記憶するDMP記憶装置が具備され
る。例えば処理呼出と連係する機能を実行する場
合に使用するものではなく参照用としてデータテ
ーブルが具備される。一例としてトランク、ライ
ン、又はライン群の通信量を記憶して通信数を置
数する通信量カウントテーブルがある。他にはグ
ループあき選択溢れテーブル、制限テーブル等が
具備される。追加データの記憶テーブルおよび他
の形式に関してDMP記憶装置の構成を詳述する
前に、システム動作が登録番号テーブル300に
より大きく影響されるので、先ず登録番号テーブ
ル300について説明する。 登録番号(電話番号)テーブル 本発明を実施する場合、ダイヤルによる登録番
号(即ち電話番号)と指定されたシステム機能と
の関係は、登録番号の他の登録番号テーブル30
0をアドレスする手段としての発信ステーシヨン
のカストマグループ数を用いることにより登録番
号テーブル300において得られる。図示のよう
に登録番号テーブル300は各種のレベルが矢印
で連結して示される多数のレベルテーブルであ
る。従つて入口レベル306の記憶場所に記憶さ
れるアドレスは中間レベル308の記憶場所に対
し指示され、中間レベル308の前記記憶場所自
体は第3の最下位レベル309の記憶場所に指示
しているアドレスを保持し、前記最下位レベル3
09で(1)所定のデータを有する他の記憶場所への
ポインタ又は(2)所定データ自体が記憶される。 登録番号テーブルで、入口レベル306はシス
テムのサービス目的である“カストマグループの
合計数にあたる一ブロツクの記憶場所(例えば
8)を有する。ダイヤル番号に応答してアドレス
される入口レベルブロツクの記憶場所の特定の一
は、発信ステーシヨンのカストマグループ数によ
り識別され、この発信ライン又はステーシヨンの
装置アドレスから決定されかつ登録番号でDMP
制御回路170へ送られる。 “カストマグループ”とは各グループのステー
シヨンが各グループ内で別個に処理されるように
単一ハードウエアシステムで使用されるステーシ
ヨン群を意味する。従つて本発明によれば2以上
の“カストマ”が単一システムハードウエアを共
用可能なシステムが提供される。 図示の記憶装置の構成の場合、システムには最
大8の“カストマグループ”が与えられ、8グル
ープの各ステーシヨンがシステムを共用する。シ
ステムは8の各“カストマグループ”のトラツク
を保持し、各グループ内に全呼出を独立的に確立
する。従つて正常時には全呼出は、一グループの
発信ステーシヨンが別のカストマグループの受信
ステーシヨンに接続されなければ、同一グループ
内のステーシヨン間において行なわれる。 本システムの重要な特徴によれば、極めて自由
度の高い番号プランニングを使用できる。登録番
号の桁数に関し多くのシステムの場合のように固
有な条件はなく、例えば図示の本システムの場合
番号プランニングは最大4桁を採用するが、登録
番号の長さは1,2,3,又は4桁のいずれにも
できる。換言すれば特に一の番号ダイヤルによつ
て、上述の如くモジユール化された登録番号テー
ブルの一の記憶場所を呼び出し得、これにより
DMP制御回路170において命令等の識別語が
読み取られ、DMP制御回路170がプログラム
制御を受けて指令メツセージを他の一以上の制御
回路へ送出し得る。従つて従来装置の如く例えば
4桁の数字を組合せて複雑な構成の多重仕事モノ
プロセツサに記憶させた命令、制御語を読み出す
システムに比べ、番号プランニングのレンジを増
大でき、番号プランニングの自由度を増し得る。 1,2,3,又は4桁数に対し同一の第1桁を
同一番号にして使用できる。これは保留ダイヤル
を使用して行なわれる。保留ダイヤルの場合、例
えばダイヤル番号“9”を用い、数字“9”のダ
イヤルを回して僅かに保留するとトランクを通し
屋外呼出が行なわれる。システムは、最初の数字
と次の数字の間で保留を行なうことにより数字
“9”が完全にダイヤルされた数であり、特定の
システム機能、この場合トランクを経て外部数字
への“標準呼出”を要求し、かつダイヤルされる
登録番号として次の数字と連係しないことを識別
する。 本システムの一特徴によれば、同一登録番号を
異なるカストマグループに対しても使用可能であ
る。これはDMP記憶装置の構成特に登録番号テ
ーブルにより実現される。 上述のように登録番号テーブル300の入口レ
ベル306は夫々8カストマグループに相当する
8記憶場所から成るブロツクを有する。頭初に説
明したように、“標準呼出”を処理する場合最初
のステツプは走査プログラム中ライン上のオフフ
ツクを検出し遊びラインであることが判明したと
き、生ぜしめられ発信ステーシヨンに関しサービ
ス種別(COS)に応じてDMP制御回路170を
要求し、装置アドレスから発信ステーシヨンの回
路スロツト数(NSN)を決め前記NSNデータを
DMP制御回路170へ送る。 発信ステーシヨンのカストマグループ番号
(CG#)は又DMP制御回路によりNSN/COSテ
ーブルの同一領域から得られる。 登録番号テーブル300はDMP制御回路によ
り使用され、ダイヤル番号により指定されたシス
テム機能を決める。一度すべてのダイヤル数字が
RMP制御回路により集められると、前記全ダイ
ヤル数字は指令メツセージでデータベースIPB1
53へ伝送されそこで記憶され、DMP制御回路
が“解析IPB”プログラムを実行するとIPBのロ
ードされた状態を検出し、ダイヤル番号を含むメ
ツセージを入力し、それを指令として認識して指
定された機能識別に対し登録番号テーブルを適用
する。 登録番号テーブルの最下位レベル309の各記
憶場所は、特定の登録番号をダイヤルすると使用
者が要求する機能を表わしたデータを記憶する。 識別語形式 データのビツトパターン形式は登録番号テーブ
ルの最下位レベルの記憶場所全体を通じ同じであ
る(第4図,第5図参照)。各記憶場所は識別語
310(第5図参照)を記憶し、前記識別語の長
さは2バイトであり信号の第1の4ビツトグルー
プ312と信号の第2の12ビツトグループ314
とを包有する。第1グループ312の最初の3ビ
ツトのパターンはシステム機能を表わし、このデ
ータは命令と考えられる。第2グループ314の
ビツトパターンは命令のアーギユメントを表わ
し、識別語の命令部で要求されるシステム機能の
実行に必要な補充データを直接又は間接に与え
る。 登録番号テーブルの最下位レベル309は一セ
ツトのブロツク(例えば最大40)を有し、各ブ
ロツクは100記憶場所を有する。100記憶場
所で成る各ブロツクはテーブルの第2の中間レベ
ル308のアドレスにより指示される。ダイヤル
される登録番号の下桁の2つの数字は、中間レル
308から読み出されたブロツクアドレスにより
指示される最下位レベルブロツクの一の特定記憶
場所を識別するために使用される。従つて最下位
レベルブロツクは本実施例では10桁/1桁ブロツ
ク(0C/0)とも呼ばれる。 最下位レベルの各自のブロツクの特定数は任意
でありシステム構成に左右され、かつ特定番号プ
ランニングに許される“登録番号”の限度を設定
する。40ブロツクで各ブロツクが100記憶場所を
有する場合、登録番号の限度は4000にされる。記
憶場所から成る最下位レベルブロツクは登録番号
テーブルから引き出されるべき最終データを保持
している。この最終データはDMP制御回路から
他の制御回路へメツセージの形で転送され、所定
の機能を実行するのに使用されるデータであり、
最下位レベルのデータは別のテーブルへのアドレ
スから成り演算機能を実行する場合に使用する補
充データを構成する。 登録番号テーブル300の中間レベルは独立し
た8ブロツクから成るセツトを有し、各ブロツク
は“カストマグループ”の一に相当し、かつ多数
の記憶場所(例えば各ブロツクが100記憶場所)
を保持している。8ブロツクは夫々入口レベル表
の8記憶場所の一のポインタによりアドレスされ
る。本システムにおいては番号プランニングには
最大4桁の登録番号を使用する必要がある。上位
2桁(千と百の位)の数字は中間レベルに“カス
トマグループ”ブロツクの特定記憶場所を置くの
に使用される。従つて各ブロツクは本実施例では
千桁/百桁(000/00)ブロツクとも呼ばれる。 第4図から、識別語の形式は3ビツト命令に対
し与えられ、前記命令は前に挙げたシステム機能
例えば標準呼出、会議呼出、グループあき選択等
の一を指定することは理解されよう。識別語のア
ーギユメント部はほとんどの場合他のテーブルへ
のポインタアドレスを、又は場合によつては例え
ば標準呼出機能、受信相手P2の回路スロツト数
NSNを表わしている。指定される記憶場所から
読み出される識別語の使用方法を、実施例として
の標準呼出シーケンスにそつて説明する。 DMP記憶装置を十分に使用し、あるシステム
に必要な記憶容量の大きさを低減することは、本
発明の特徴の一を利用して得られる。すなわち隣
接する登録番号の全ブロツクは、同一又は異なる
カストマグループのステーシヨンからダイヤルさ
れようとも同じシステム機能の実行を要求され
る。従つて登録番号テーブルの最下位レベルにあ
る100記憶場所から成るブロツクは何百もの異な
る登録番号により呼出されうる。テーブル最下位
レベルのシステム機能識別子を保持する各記憶場
所は、2以上の異なるダイヤルによる登録番号に
より到達されうる。ダイヤルによる異なる登録番
号は異なるカストマグループのステーシヨンか
ら、又は同一カストマグループの番号プランニン
グの他の領域のステーシヨンから発信できる。 上述より、テーブルを呼出す装置と共に読み取
りプログラムを動作させるダイヤル番号として機
能する登録番号テーブル(DN)300が、異な
る登録番号と同一システム機能とを関係付ける別
の方法を与えることは明らかとなろう。あるシス
テム機能を指定する識別語は登録番号テーブル3
00の最下位(第1)レベルの異なる記憶場所で
繰り返される。又はポインタが登録番号テーブル
300のある中間レベルで混合される。第4図に
示すように、例えばテーブル構成の000/00レベ
ルの異なるブロツクでの記憶場所からのポインタ
はテーブル構成の最下位レベルでの同一ブロツク
を指す。第4図のように、テーブルの最下位レベ
ルでのそのブロツクの“02”ラインは2登録番号
すなわちカストマグループ2の9802およびカスト
マグループ1の0202によりアドレス指定される。 指令メツセージ形式 あるIPB命令内の情報形式は一又はそれ以上の
情報バイトから成る指令メツセージである。その
第1のバイトは参照コード(第3図参照)であり
受信マイクロプロセツサ内でなされる仕事に直接
相当する指定を指定する。次の情報バイトの数は
指令により変化するが受信マイクロプロセツサに
より特定の指令毎に判読される。バツフアの容量
が充分な場合、いくつかの指令メツセージは一度
に転送されうる。特定の指令および指定形式は送
信および受信マイクロプロセツサに対し独特に指
定される。これは指令バイトの解読および不符号
状態のチエツクを容易にしかつシステムの手直し
および保守機能を容易にすることが望ましい。シ
ステム全体を通して出される指令コード00(零)
は停止/非指令表示子である。指令コードが00バ
イトであるときはこのバツフアにこれ以上情報は
不要であることを指している。 各IPBは長さ16バイトの入力記憶容量を有し、
その最初のバイトはデータの運搬およびIPBバツ
フアの用意/実施信号の両方に使用され得る。指
令メツセージは最小2バイトから最大16バイトで
あるから、多数の指定は単一IPB伝送に使用され
うる。受信マイクロプロセツサは各指令と関連す
るバイト数を識別するので、バツフアを簡単に遮
断できる。指令が出された場合に最初の零バイト
は伝送の終りを命令する。 通常送信マイクロプロセツサはIPBにもつぱら
書き込むよう使用され、受信マイクロプロセツサ
は読み取り専用である。例外は次の通りである。 (1) 受信マイクロプロセツサは擬似書き込みをバ
イト#1(この場合“#1”は8ビツト全部を
指す)の記憶場所に対し行い、バイト#1をリ
セツトする。これによりレシーバが駆動され
る。 (2) 送信マイクロプロセツサがバイト#1を読み
取りバツフアが使用可能とされるか否かを決定
する(レシーバが駆動される)。 正常な処理シーケンスは次の通りである。 (1) 送信マイクロプロセツサはIPBを駆動し、最
後にメツセージ#1の指令バイトをバツフアの
バイト#1にロードする。 (2) 受信マイクロプロセツサがバツフアのバイト
#1を周期的に走査し、すべて零か否かをチエ
ツクする。零でない状態だとわかるとバツフア
が使用準備状態に置かれる。受信マイクロプロ
セツサは最初のバイトを再び読み取り(最初の
読取はかならず実行開始時間にないようにする
ため)、バツフアに保持される指令メツセージ
を(1つずつ)実行して進む。 (3) 受信マイクロプロセツサはIPBバイト#1の
記憶場所に書き込み、バイト#1をすべて零に
する。 (4) 送信マイクロプロセツサが送信すべき待ち指
定メツセージを有する場合、IPBのバイト#1
を零か否か周期してチエツクする。バイトが零
になるとバツフアは使用可能にされ、マイクロ
プロセツサは再びバイト#1をロードする(ス
テツプ1)。 バツフアアドレス指定 バツフアアドレス指定用の各マイクロプロセツ
サに確保される制御機構55の記憶装置は256記
憶場所を有する。送信および受信マイクロプロセ
ツサは同一のアドレスを用いてバツフアを呼出
す。アドレス使用法には2組ある、すなわち主に
状態マイクロプロセツサに関しグループ化された
ものと、データベースマイクロプロセツサに関し
グループ化されたものである。 全体のバツフアドレス指定プランニングにはバ
ツフア記憶場所への変位として高位8ビツトが使
用され、次の4ビツトは特定IPB(16中1)を識
別し、最後の4ビツトはバツフア内の各データバ
イトを選択する。 IPBバツフアの16バイト長を下の表1に示す。
この場合指定は16進形式であり、“JJ”は記憶変
位を“X”はバツフアバイト指定(16中1)を識
別する。
を制御する場合に使用可能なコンピユータによる
制御機構、特に切換システムを使用するステーシ
ヨンからダイヤルされたとき、設定されたシステ
ム機能が制御機構により実行されうるコンピユー
タによる制御機構に関する。 電話切換システムはプログラム可能に又は記憶
されるプログラムの種類をコンピユータにより共
通に制御する各種装置を付加して提案されてい
る。従来コンピユータによる制御と言えば、多重
仕事即ち多重タスクモノプロセツサとして構成さ
れており、このため比較的複雑な制御および記憶
装置が必要であつた。モノプロセツサを用いる構
成では監視プログラム又は監視プロセツサを使用
してシステム操作の制御を行なわねばならない。
このため通常プログラムが割込駆動されるので各
種割込に対する複雑なステツプが不可欠である。
又各プロセツサによる作業が分けて実施されるた
め通常作業待ちステツプが必要となる。それに伴
いプログラミング作業が複雑となりまずプログラ
ムの生成および手直、延いては保守の際システム
の故障を起しかねない。 本発明は複数のマルチプロセツサを包有する制
御機構を用いると共に、呼出機能をモジユール化
しプログラミングを簡単にして制御機構の各プロ
セツサにおいて分けて実行可能にする、通信切換
(即ち交換)システムを提供することを目的とす
る。 即ち本発明は別個のプログラムの指示に従つて
独立した各種演算機能延いては切換(即ち交換機
能)を実行する際、各プロセツサにより利用され
るデータベース用の記憶装置を制御機構に設ける
コンピユータ制御機構に関する。 本発明による遠隔切換システムの顕著な特徴
は、システムにより使用されるキーステーシヨン
において例えば1桁の登録番号(電話番号)をダ
イヤルだけでも所定の指定機能がシステムを介し
実行されることにある。 本発明の主目的は制御機構の各プロセツサによ
りプログラムを実行してダイヤルされた登録番号
からの応答により指定の演算機能を実行する場合
に使用されるデータ用記憶装置およびデータ編成
を提供することにある。 本発明の他の目的は煩雑な番号プランニングが
不要で、番号プランニングが自在であり、実質的
に番号計画のプランニングの一つ又はそれ以上の
番号により指定されたシステム機能の実行を要求
する遠隔通信切換システムを提供することにあ
る。 本発明の他の実施態様によれば、本発明の目的
は制御機構を、各プロセツサが市販のマイクロプ
ロセツサ回路でなりデータ記憶装置が市販の
RAM回路により与えられるよう構成した低廉な
遠隔通信切換システムを提供することにある。更
に、本発明の一目的はマイクロプロセツサの一に
それ自体のプログラム記憶装置を設け、かつシス
テム全体用のデータベース記憶蓄積装置を設ける
ことにより制御機構の構成を簡略化することにあ
る。 制御機構を実行させるのに本発明による遠隔切
換システムは多数のマイクロプロセツサ制御装置
に夫々―マイクロプロセツサと協働する記憶装置
が具備される。各マイクロプロセツサは切換シス
テムの全機能の一部を実行するようプログラムさ
れ、従つて全機能は各マイクロプロセツサ間にお
いて分けて行なわれる。この構成をとる場合、各
マイクロプロセツサ制御装置は他の制御装置に関
係なくかつ非同期状態で割り当てられた機能を実
行し続ける。無論各制御装置間にデータを転送し
て全切換機能を実行する必要がある。プロセツサ
間の通信に要する時間を最小限に押え、かつ通信
による複雑さを低減するため、各マイクロプロセ
ツサの制御装置には協働するマイクロプロセツサ
からのデータを入力し、データを協働するマイク
ロプロセツサへ送るインタプロセツサバツフアが
具備される。協働するマイクロプロセツサの少な
くとも一に対し非同期状態でインタプロセツサバ
ツフアの内選択されたバツフア間のデータを交換
し、マイクロプロセツサはプログラムの制御によ
り作動を続行しかつ各バツフアが互いに独立的に
データを交換するよう機能する装置が具備され
る。 本発明の他の重要な目的はハードウエア部で複
数の“カストマグループ”を同時に使用可能なシ
ステムを提供することにある。“カストマグルー
プ”とは通常システムに使用される個別の組をな
すライン上の独立したステーシヨン群を意味す
る。多数の他の“カストマグループ”即ち使用者
が同じハードウエア部を共用していても、システ
ムの使用者がら見れば使用者が個人の専用システ
ムを有することになる。従つてトランク、すべて
の機能使用のすべての記憶および会計等の目的に
よるシステムの使用は各カストマグループに対し
個別に処理される。 本発明の別の目的は2以上のカストマグループ
に対し同時に使用でき、各カストマグループは指
定して使用する番号が他のシステム機能を指定す
る同一番号との間に矛盾を生じず、加えて所望な
らば各カストマグループ間を推移可能な独立した
登録番号のプランニングを有するシステムを提供
することにある。 上述のように構成された本発明によれば特に、
例え1桁の番号ダイアルを行なつただけでもモジ
ユール化された番号テーブルの一の記憶場所を呼
び出すことができ、命令等の識別語を読み取つて
指令メツセージを他の一以上の制御回路のマイク
ロプロセツサに送出できるから、従来の交換装置
におけるようにモノプロセツサを用いるものに比
べ、番号プランニングのレンジを増大でき、番号
プランニングの自由度を増大し得る。且従来の装
置の如くモノプロセツサを組み合せて煩雑な構成
を取るものに比し、複数のマイクロプロセツサの
内選択されたマイクロプロセツサ間のみでデータ
交換でき、またマイクロプロセツサ間に置かれた
各インタプロセツサバツフアが相互に独立してデ
ータ交換動作を行なうよう構成することによつ
て、複数のカストマグループに対しハードウエア
部を共通にする反面、カストマグループと外部、
カストマグループ相互あるいはカストマグループ
内部において夫々独立して交換可能になる等々の
顕著な効果を実現できる。 以下本発明を添附図面に沿つて詳述するが、本
発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の技術的思想に含まれる設計変更
を包有することは理解されよう。 第1図に、本発明によるプロセツサおよび記憶
装置が適用されうる遠隔通信可能な通信切換シス
テムの全体のブロツク図を示す。このシステムは
電話装置30,31に接続される多数のラインお
よび多数のトランク32に対し接続可能である。 切換交換回路機構 切換回路機構内にはブロツクで示される回路構
成素子が包有されている。即ちラインおよびトラ
ンクを切換システムへ接続するインターフエース
回路が設けられ、前記インターフエース回路はラ
イン回路33,34、アナログトランク回路3
5,デイジタルトランク回路36を有する。切換
システムは4線式で成り、ライン回路33,34
およびアナログトランク回路35には2線式信号
を4線式信号に変換して切換システムに使用可能
になすハイブリツド回路が包有されている。一
方、ライン回路33,34、アナログトランク回
路35にはライン又はトランクの状態を示す好適
な検出ポイントと、切換システムの状態を制御す
る適切な制御ポイントとが具備される。またT1
デイジタルラインを切換システムへ直接整合接続
可能であり、ある種のコード変換が不要なデイジ
タルトランク回路36が付設されている。 ライン、トランク間を“標準呼出”機能を行な
うべく接続して維持する構成とは別に、図示のシ
ステムは別の機能回路38により更に別の機能が
与えられる。例えば本システムはオプシヨン機能
としてページング機能、コードコール機能、多会
場会議連絡機能等を実行するよう構成される。必
要に応じ付加装置、例えばページング機能を持た
せる場合、可聴装置39が付設される。本発明に
よる主な特徴の一によれば、標準呼出機能の他
に、制御機構にデータベース記憶部を付設して制
御機構に必要なデータを与え、オプシヨン機能を
実行させることにある。 必要に応じラインおよびトランク間を接続する
場合制御機構において使用されるダイヤルされた
数字を入力し記憶する装置が包有される。 上記の入力・記憶装置40には、ダイヤルパル
スレシーバとDTMFレシーバとが具備される
(一般にはダイヤルレシーバと言う語はダイヤル
パルスレシバーとDTMFレシーバとの両方を意
味するものであるが)。更に入力・記憶装置40
には入力された数字を記憶するレジスタが包有さ
れている。 使用者にシステムの使用者の要求に対する応答
を知らせるため、識別信号音が必要であるが、本
実施例では識別信号者はデイジタルトーン発生器
41から発生される。デイジタルトーン発生器4
1から発生される識別信号音にはダイヤル音、呼
出音、使用中音等が含まれる。アナログトーン発
生器も使用できるが、本実施例によるデイジタル
トーン発生器41はコード変換をする必要がない
ので直接切換システムに対し併用可能である。 上述のように、切換システムは4線式デイジタ
ルシステムとして構成されているので、トラン
ク、ライン等上のアナログ情報をデイジタル形式
に変換する必要がある。このため多数のコードコ
ンバータが設けられる。好ましい実施例によれ
ば、使用されるデイジタルコードは8ビツト形
式、伝送速度1.544メガビツト、圧縮率μが255の
北アメリカ工業規格(North America Industry
stand―ards)に適合するものも使用できる。こ
のためコンバータ45は周知の多数のT1PCMコ
ードコンバータから成り、各コンバータは24チヤ
ンネルを処理できかつインターフエース回路への
方向でアナログ情報からデイジタル情報に変換
し、ラインおよびトランクに向う方向でデイジタ
ル情報からアナログ情報へ変換する。図示の実施
例では最大容量3088チヤンネル、3072有効チヤン
ネル、組込み時の損失が16で処理可能に構成され
ている。上記システムの場合約128個のコードコ
ンバータが必要であり、夫々24チヤンネルを処理
しうるので、128本の直列PCM母線46をコード
コンバータ45の出力端子に設け各母線46は24
チヤンネルの情報を双方向に送り得る(24チヤン
ネルの母線は直列であることに留意のこと)。 コード化信号サンプルをラインからインターフ
エース回路へ好適に送つて適切な切換操作を与え
一方逆にインターフエース回路からラインへサン
プルを送つて分配するために、一組のマイクロプ
レクサすなわち一次即ちハイレベルマルチプレク
サ48と二次即ちローレベルマルチプレクサ49
が具備される。ハイレベルマルチプレクサ48は
コードコンバータ45から96チヤンネルの情報を
夫々有する32本の母線50へ情報を入力するよう
機能する。ハイレベルマルチプレクサ48は反対
方向では補数機能を行なう。ローレベルマルチプ
レクサ49は入力母線50上の情報を入力し、そ
れを並列に変換し、772チヤンネルの情報を夫々
有する4並列母線51上に入力するよう設けられ
ている。ローレベルマルチプレクサは反対方向で
は補数機能を行う。4本の772チヤンネルの情報
を有した母線は選択されたチヤンネルからの情報
を好適な時に切り換え、各チヤンネル間を接続せ
しめるよう機能する4線非ブロツキングデイジタ
ル切換回路52に接続される。 デイジタル切換回路52自体の構成は周知で、
例えば“1976年2月および同年3月に夫々出版さ
れた“遠隔通信切換の概念の概要(A Review
of Telecommunications Switching Conceph)”
と題する刊行物の第1部および第2部に説明され
ている。従つてデイジタル切換回路およびその各
ブロツクには、本システムの各チヤンネル用のア
ドレス可能な記憶場所を夫々有した情報記憶装置
が包有される。入力され、コードコンバータを経
て処理された情報は適切な母線上でマルチプレク
シング処理され前記チヤンネルは表示されたタイ
ムスロツトをしめる。この情報は専用記憶場所に
逐次書き込まれ、サンプルはすべて125マイクロ
秒毎に更新される。回路およびその各ブロツクに
は1、好ましくは2の接続記憶装置が包有されて
いて好適な接続が行なわれ、各接続記憶装置はシ
ステムの各チヤンネルに対し専用のアドレス可能
な記憶場所を有する。スロツトが接続される別の
チヤンネルのアドレスを接続記憶装置のスロツト
に書き込むことにより好適な接続が得られる。こ
の後第1のチヤンネルのタイムスロツト中、情報
記憶装置は第1のチヤンネルからのデータで書き
込まれ、データは情報記憶装置から接続記憶装置
により与えられるアドレスに読み出されるので、
サンプルが第2のチヤンネルから第1のチヤンネ
ルのタイムスロツトに置かれ、第1のチヤンネル
に戻される。次に第2のチヤンネルのタイムスロ
ツトが生じる間同様の動作が行なわれ、2チヤン
ネルからのサンプルは好適に交換されて、第1の
チヤンネルが第2のチヤンネルから又は逆に第2
のチヤンネルが第1のチヤンネルからサンプルを
入力する、すなわち通信路が形成される。 3072チヤンネルを効率よく収容するため、図示
のシステムの回路は4ブロツクに分割されること
が好ましい。各ブロツクはチヤンネル全数の4分
の1すなわち772チヤンネル分の情報を書き込
む。この場合充分な精度を得るため、各チヤンネ
ルからの情報は4ブロツクの夫々に書き込まれ
る。 制御機構 上述した図示のシステムの各構成素子間の相互
作用は分配されたマルチプロセツサ制御機構55
の制御を受けている。制御機構55はライン、ト
ランク等からのサービス要求を検知し、各構成素
子のサービス使用クラスを決定して回路の接続を
行う。このため分配されるプロセツサ制御機構5
5はライン回路33,34、特にその検出ポイン
トに接続されてラインの受話器が置かれた非使用
状態又は使用中の状態(以下、夫々オンフツク、
オフフツク状態という)を検出し且つ前記オンフ
ツク、オフフツク状態間の変化を検出し、更にラ
イン回路33,34の制御ポイントに接続されて
選択されたラインへの呼出しを開始又は終了す
る。またプロセツサ制御機構55はトランク、特
にその検出ポイントに接続されてトランクの状態
を検出し、又制御ポイントに接続されて前記トラ
ンクの状態を制御する。同様な接続が機能回路3
8に対しても行なわれる。プロセツサ制御機構5
5は更にダイヤルレシーバ・レジスタ40に接続
され、前記ダイヤルレシーバがダイヤルされた数
字を入力して接続を行なう。プロセツサ制御機構
55は他にデイジタルトーン発生器41、コード
コンバータ45、およびマルチプレクサ48,4
9に接続されている。切換回路52も前記プロセ
ツサ制御機構55と接続され、プロセツサ制御機
構55がアドレスを接続記憶装置に書き込んで接
続が得られる。 本システムには又付随のコンソール56が装備
されており、前記コンソール56は押ボタン列を
組み合わせて、システム状態を接作者に知らせて
操作者がシステムに特定機能を行なわせるよう機
能する表示装置又は読出装置が具備されている。 更にシステムの動作状態を操作者に知らせるシ
ステムの状態・保守監視パネル等の構成素子がプ
ロセツサ制御機構55に接続されている。データ
端子を備えて、例えば指定数字を変更し交通情報
のようなシステムから情報を読み出す場合のよう
に、システムに情報を入力し得る。遠隔端子イン
ターフエース回路59によりプロセツサ制御機構
55が遠隔地から操作されて、プログラムの障害
の検出又は更新が可能となる。デイスク60は本
システムの操作プログラムを保持し、かつシステ
ムの重大な故障の際には自動駆動されてプログラ
ムを再開できる。 要約するに、各ライン回路(実施例のシステム
では最大2400個設けられる)、各トランク回路
(実施例のシステムでは最大576個)、各レジスタ
(実施例のシステムでは64個)がコンバータ45
内のコードコンバータの一上の一専用チヤンネル
を占める。各チヤンネルはマルチプレクサ48,
49を介してマルチプレクシング処理されて、各
ライン、トランク、レジスタ又はトーンにより
772チヤンネルの回路母線の一上に専用チヤンネ
ルが占有される。簡略化された呼出処理ルーチン
中、制御機構55が検出ポイントを通して加入者
のオフフツク状態を検出しかつ検出ポイント列を
走査する。オフフツク状態を検出すると呼出プロ
セツサが最終的に該当するアドレスを回路の接続
記憶装置に書き込むことにより接続が行なわれ
る。ライン、トランク等から入力されるPCMコ
ード化サンプルは125マイクロ秒毎に発信・受信
する加入者で交換される。プロセツサを介してシ
ステムの回路と接続されると、システムの回路の
記憶装置が加入者Aの専用タイムスロツト中加入
者AからのPCMコード化サンプルを入力し、加
入者Bのタイムスロツトが発生するまでそのサン
プルを記憶する。その際システムの回路の記憶装
置および接続記憶装置が加入者AのPCM加入者
サンプルを伝え、加入者Aのタイムスロツトが再
び発生する間伝えられる加入者BのPCMコード
化サンプルを記憶すべく入力する。この作用はプ
ロセツサに関係なく続き、最後に呼出終了又は他
の作用が検出され、接続記憶装置にアドレスを更
に書き込むことにより接続が切られるか又は切換
えられる。 分配マイクロプロセツサ 第2図に、システムのマイクロプロセツサ制御
機構を詳しく示す。切換交換の全機能を制御する
マルチプロセツサ制御機構55は、第2図の実施
例の場合状態マイクロプロセツサ(SMP)制御
回路130と、ラインマイクロプロセツサ
(LMP)制御回路140と、レジスタマイクロプ
ロセツサ(RMP)制御回路150と、トランク
マイクロプロセツサ(TMP)制御回路160
と、データベースマイクロプロセツサ(DMP)
制御回路170と、コンソールマイクロプロセツ
サ(CMP)制御回路180と、使用中ランプマ
イクロプロセツサ(BMP)制御回路190とを
備え、多数のマイクロプロセツサ制御回路間にお
いて夫々の機能が行なわれる。マイクロプロセツ
サ制御回路のこの特定の機能の分離(これは好ま
しいことである)は単に実施例としてであり、あ
る場合には切換機能は別の方法で実現されうる。
例えば小さなシステムでは、ラインおよびトラン
クマイクロプロセツサ制御回路の機能がまとめて
行なわれ、上記制御回路の一は省略されうる。更
にBMP制御回路190は点線で示してあるが、
これはBMP制御回路190がオプシヨン使用さ
れ、補助的に使用するためランプフイールドに付
随コンソールが具備される場合にのみ使用され
る。 サブユニツトが共通の母線を介して監視プログ
ラムの制御を受けて連絡するよう構成された従来
のモノプロセツサを使用する場合に比べ、第2図
のマイクロプロセツサ制御回路が対応するプロセ
ツサを結ぶ専用通信チヤンネルを介して接続され
ており、このためマイクロプロセツサ制御回路と
対応するプロセツサとは必要に応じ情報を交換で
きかつ互いに非同期状態で作動する。従つてプロ
セツサには夫々、他のプロセツサのクロツク回路
に対し位相ロツクされない独自のクロツク回路が
具備される。一方各プロセツサのプログラム間の
相互作用は大巾に簡略化される。 インタプロセツサバツフア(IPB)を用いるマル
チプロセツサの別の実施例 対応するプロセツサ間に通信路を備えたマイク
ロプロセツサが使用されている図示の好ましい実
施例によれば、前記通信路は対応するプロセツサ
間に伝達されるデータの記憶容量が限定されてい
る非同期の単信通信チヤンネルとして機能するデ
ータベースマイクロプロセツサのインタプロセツ
サバツフアにより形成される。上記チヤンネルは
通信する必要のあるプロセツサ間にのみ形成され
る。従つて状態マイクロプロセツサに対してのみ
通信する必要のあるラインマイクロプロセツサに
は、データをラインから状態マイクロプロセツサ
制御回路へ送る第1のインタプロセツサバツフア
141と、データを逆方向すなわち状態マイクロ
プロセツサ制御回路からラインへ送る第2のイン
タプロセツサバツフア142とが具備される。送
信マイクロプロセツサから受信マイクロプロセツ
サへデータを入力しているか否かにより、各イン
タプロセツサバツフアは送信および受信用のマイ
クロプロセツサの制御を交互に受けるので、各バ
ツフアは送信バツフアおよび受信バツフアから成
るものとみなしうる。この場合インタプロセツサ
バツフア141は例えばラインマイクロプロセツ
サに接続される送信部141aと、状態マイクロ
プロセツサに接続される受信部141bとを有す
る。上述のように、インタプロセツサバツフアに
は所定量の転送データ記憶部が包有される。送信
および受信側バツフア用に同一記憶部が使用され
ることが好ましいので、各バツフアは第3の部分
例えば送信部141aおよび受信部141bの双
方に対し操作可能な記憶装置として中間記憶部1
41cを有することが望ましい。このため、第2
図に、各インタプロセツサバツフアを長方形で示
し内部を点線で送信側制御部a、受信側制御部
b、および中間記憶部cに分割してある。 ラインマイクロプロセツサ(LMP) 第2図の制御機構の構成を参照するに、LMP
制御回路140には双方向性の通信路即ち、第
1、第2のインタプロセツサバツフア141,1
42が設けられ、SMP制御回路130と連係す
るよう機能する。図示の構成によれば、LMP制
御回路140は他のいずれのマイクロプロセツサ
制御回路とも連係させる必要がない。LMP制御
回路は、サービス要求を検出してそれを制御機構
へ連絡し、一方図示の実施例の場合ライン上の呼
出開始又は終了等の何等の制御をライン回路に及
ぼすことにより、ライン回路を使用するよう機能
する。このためLMP制御回路140はライン回
路33,34に接続されており、電話装置30,
31が前記ライン回路33,34に接続される。
図示のライン回路および電話装置は、システムが
使用できるラインの総数を示しており、従つてシ
ステムが最大2400ラインを処理可能なことを表わ
すようL1―L2400で示してある。ライン回路への
回路接続部は特にマイクロプロセツサが記憶装置
としてアドレスしうる検出ポイントおよび制御ポ
イント列をなす。換言すれば、LMP制御回路1
40の一ブロツクのアドレスはライン回路に専用
され、LMP制御回路140が前記ブロツク内の
任意の記憶場所にアドレスすると、実際の記憶装
置でなく検出ポイント又は制御ポイントと連絡さ
れる。後述するように検出ポイントは各ライン回
路により制御され、協働するラインの状態を表示
する。LMP制御回路はセンスポイントを連続的
に走査して大きな状態変化を検出し、前記の大き
な状態変化をインタプロセツサバツフア142を
経て状態マイクロプロセツサへ伝える。この結果
システムはサービス、呼出終了、フツクスイツチ
フラツシユ、ダイヤルパルス等の要求を検出でき
る。 回路接続部143は双方向性を持つており、従
つてラインマイクロプロセツサ制御回路は又デー
タをライン回路へ送ることもできる。図示の実施
例の場合、この機能はラインの呼出制御に使用さ
れる。制御機構により特定ラインを呼び出すこと
が決定されると、インタプロセツサバツフア14
1を通りSMP制御回路130を介してLMP制御
回路140への伝路が形成される。LMP制御回
路140は、応答してライン回路を含むワードを
アドレスし、捕促される前記ワードに前記ライン
回路の制御ポイントを書き込み、外部呼出発生器
をそのラインに接続する。LMP制御回路140
はラインが呼出されている間地の仕事を実行して
いる。相手が出ると、頭初のサービス要求が検出
される場合と全く同様に、検出ポイントが正常に
走査されている間ライン回路はオンフツク状態か
らオフフツク状態への変化を検出する。前記ライ
ン回路はこの検出結果をSMP制御回路130へ
伝え、一方では前記ラインから呼出している適切
な制御ポイントを書き出す。この動作は極めて瞬
間的に行なわれる。 トランクマイクロプロセツサ(TMP) システムのトランク用各ライン回路に対しアナ
ログ動作を行なわせるため、TMP制御回路16
0にはSMP制御回路130に接続される双方向
性の通信路即ちインタプロセツサバツフア16
1,162と、トランク回路35,36の検出ポ
イントおよび制御ポイントへ接続される双方向性
の回路接続部163とが包有される。ライン回路
の検出ポイントおよび制御ポイントの場合と全く
同様に、トランク回路の検出ポイントおよび制御
ポイントが記憶装置としてアドレス可能であり、
マイクロプロセツサ用の記憶ブロツクは前記検
出・制御ポイントに対し専用される。トランク動
作はライン動作より幾分複雑なので、各トランク
回路は4検出ポイントと4制御ポイントを有して
いる。従つて検出および制御ポイントがライン回
路の場合のように8ビツトワードとして構成され
ると、各ワードは2トランクのみを収容できる。 TMP制御回路160は回路接続部163を介
して検出ポイントを連続走査し、検出ポイントの
大きな変化を検出する。この大きな変化が検出さ
れると、適切な制御されたメツセージが構成され
通信路をなすインタプロセツサバツフア161を
経てSMP制御回路130へ中断される。トラン
クの種類および発信文等が各種あるので、TMP
制御回路はあるトランクの種類に対する全トラン
ク発信をトランク遮断、ダイヤル停止等の共通組
の標準のメツセージに変える必要がある。前記の
メツセージを入力すると、SMP制御回路130
は好適な動作を決定し、好適に制御されたメツセ
ージを構成してこの動作を実行し、インタプロセ
ツサバツフア162を経てTMP制御回路160
へ前記の制御されたメツセージを伝える。TMP
制御回路160が応答して回路接続部163を経
て協働トランクの適切な制御ポイントを書き込
む。 レジスタマイクロプロセツサ(RMP) 上述のように、システムには回路を経て各回路
部からのダイヤル情報を入力する多数のダイヤル
レシーバおよびレジスタが包有される。ダイヤル
情報を入力し分析するため、インタプロセツサバ
ツフア151乃至154で形成される双方向性の
通信路と、システムの各レジスタに接続される回
路接続部とを有したRMP制御回路150が具備
される。遊びのすなわち未使用のレシーバを適切
な部分に接続した後、SMP制御回路130がダ
イヤル数字を入力すべきことを決定すると、前記
SMP制御回路130はインタプロセツサバツフ
ア152を経てRMP制御回路150へメツセー
ジを送り、前記インタプロセツサバツフア152
は集合する数字の種類を定める。最初の数字が記
録されるまでRMP制御回路150はレシーバの
ダイヤルパルス又はDTMFトーンをモニタす
る。いつたん記録されると、最初の数字は、その
翻訳により入力する数字の数を決めるという要求
を受けて、インタプロセツサバツフア153を
経、データベースプロセツサへ送られる。RMP
制御回路150は数字を連続して入力し、インタ
プロセツサバツフア154を経て伝えられるデー
タベースマイクロプロセツサからの応答するメツ
セージを持つ。RMP制御回路150を所定の数
字を受け、全数字を入力した後前記全数字を送り
出し、同時にインタプロセツサバツフア153を
経てデータベースマイクロプロセツサ170へ情
報を送る。その際データベースプロセツサ170
はSMP制御回路130と連係される。 状態マイクロプロセツサ(SMP) 上記他のマイクロプロセツサ制御回路に関する
説明から、SMP制御回路130が、他の各マイ
クロプロセツサ制御回路と連係せしめられている
ので、制御機構の主要部をなすことが理解されよ
う。SMP制御回路130はシステムの各ライ
ン、トランク、レジスタのその時の使用状態を断
えず記録している。各マイクロプロセツサ制御回
路から入力されるインタプロセツサバツフアのメ
ツセージは、システムの装置を介してSMP制御
回路130の進行状態を知らせる。通常SMP制
御回路130は、装置のその時の状態およびそれ
に接続される各装置、その時入力するインタプロ
セツサバツフアのメツセージ、および前記装置が
次にいかなる状態になるかを決定するサービス情
報の種別を見る。次の状態が決定されると、対応
するプロセツサへ適切なインタプロセツサバツフ
アのメツセージが送られるようにシステムの回路
に接続される。SMP制御回路130は切換回路
52の特に回路の一部として示されるインタプロ
セツサバツフア132に回路接続部131を介し
て接続される。インタプロセツサバツフア132
はSMP制御回路の出力ラインを特に接続記憶装
置へ接続するインターフエース回路として機能す
る。従つてシステムの回路はSMP制御回路13
0に対し使用可能にされ記憶装置としてアドレス
可能である。SMP制御回路130はシステムの
各部を接続するため上述の接続記憶装置に好適な
メツセージを書き込む。 コンソールマイクロプロセツサ(CMP) 制御機構を一又はそれ以上最大16の適宜付設
したコンソールと整合させるため、前記コンソー
ルをCMP制御回路180に連結する回路接続部
183が設けられる。コンソールはシステム動作
には不要であり所望に応じて具備されることは理
解されよう。CMP制御回路180は回路接続部
183を経てコンソールでのボタンの押し操作に
応じてメツセージを入力し分析して、回路接続部
183を経てコンソール上の適切なランプを点灯
するよう作用するようメツセージを出力する。更
にCMP制御回路180は指令をインタプロセツ
サバツフア181を介してSMP制御回路130
へ送り前記SMP制御回路130に装置の状態を
好適に伝送しておき、SMP制御回路130が好
適に接続されることを求めるよう構成される。
CPM制御回路180は又、インタプロセツサバ
ツフア182を経てSMP制御回路130からの
メツセージを入力し、SMP制御回路130によ
る上記指令によりCMP制御回路180がある呼
出を生じるよう設けられる。 またCMP制御回路180はインタプロセツサ
バツフア174を介してデータベースマイクロプ
ロセツサ制御回路170と連係されており、例え
ばサービス情報の種類を求めるよう動作し、イン
タプロセツサバツフア175を介してデータベー
スマイクロプロセツサ制御回路170からメツセ
ージ例えばサービス要求の種類に対する応答を入
力する。 使用中ランプマイクロプロセツサ(BMP) 使用中ランプフイールドにはコンソールドが付
設されており、上述したように状態を表示し特定
グループ内のシステムラインの選択された一に対
し直接ステーシヨンを選択できる。このため
BMP制御回路190とCMP制御回路180間を
連係させる必要があり、インタプロセツサバツフ
ア191を介してBMP制御回路190からの要
求をCMP制御回路180へ、かつインタプロセ
ツサ192により逆方向への要求すなわちメツセ
ージを送るよう設けられる。更に、BMP制御回
路190はインタプロセツサバツフア193を介
してSMP制御回路130と単信通信可能にされ
ており、前記インタプロセツサバツフア193に
よりSMP制御回路130が使用中ないし未使用
中であることの情報をBMP制御回路190へ送
る。BMP制御回路190は使用中ランプフイー
ルド・直接ステーシヨン選択コンソールに接続さ
れる回路接続部194を有しており、前記回路接
続部194は最大16の使用中ランプフイールド
が形成されうる。 要約するに、上述の制御機構の構成は、専用チ
ヤンネルを互いに連係する必要のあるプロセツサ
に対してのみ設けることによりプログラミングと
共に連係機構を簡単化していることは理解されよ
う。LMP又はTMP制御回路は簡単な構成をとる
場合には、LMP又はTMP制御回路とSMP制御回
路間にのみ連係構成が設けられる。その場合、2
インタプロセツサバツフアの一方は各方向に情報
を送る必要がある。RMP制御回路150、デー
タベースマイクロプロセツサ制御回路170、
SMP制御回路130間の相互関係は(後述され
るように)、RMP制御回路150とデータベース
トマイクロプロセツサ制御回路170がSMP制
御回路130とのみ連係されるのでなく相互に連
係されるよう構成されねばならない。上述した母
線構成はこの機能を行うために使用される。又
SMP制御回路130からデータベースマイクロ
プロセツサ制御回路170へデータを伝えるイン
タプロセツサバツフア172,173は2以上の
前記バツフアが使用予定の通路に確実かつ好適に
連係させるよう設けられる。 第6乃至8図に、制御機構55の各構成素子間
の相互関係および切換システムの各構成素子と他
部間の関係を簡単に示す。第6図にはマイクロプ
ロセツサ制御回路自体が示されており、SMP制
御回路130、LMP制御回路140,RMP制御
回路150、TMP制御回路160、データベー
スマイクロプロセツサ制御回路170,CMP制
御回路180、BMP制御回路190の各関連構
成が図示されている。各制御回路には、システム
の制御素子としてのプロセツサ200と、前記プ
ロセツサが指定される機能を実行せしめるべくプ
ログラムされる記憶装置201と、対応するプロ
セツサと通信路を形成するインタプロセツサバツ
フア装置203とが包有される。システムの信頼
性を高めるため、上述の全制御回路および母線構
成は、主プロセツサのモジユールが故障した場合
予備プロセツサのモジユールが適宜自動的に切換
されてシステムが作動を続行し得るように2重に
設けられる。即ち第2のプロセツサ204、第2
のプログラム記憶装置205、およびインタプロ
セツサバツフア206でなる第2の組の通信路が
設けられる。システムの故障を検出する装置とし
て、各プロセツサ制御回路には2マイクロプロセ
ツチツプ、すなわちプロセツサ200を形成する
マイクロプロセツサチツプ207,208、およ
びプロセツサ204を形成するマイクロプロセツ
サチツプ209,210が包有される。一プロセ
ツサ内の各マイクロプロセツサは同一プログラム
により駆動され、そのマイクロプロセツサの出力
は断えず比較され、比較回路により不一致があつ
た場合システムの故障を示す信号が出されること
になる。 データベースマイクロプロセツサ(DMP)およ
び記憶装置 以上、システム動作の特にシステム機能を実行
するための分設されたプロセツサの動作について
簡略に説明したが、以下に本発明の主目的とする
制御機構部を第2乃至5図に沿つて更に詳述す
る。 制御機構内のRMP,DMP,SMP制御回路はシ
ステム機能を実行する際特定の独特な演算を行う
サブグループを形成している。 本発明を実施する場合、システム機能の実行に
使用されるデータを記憶する半導体記憶装置およ
び回路が具備され、DMP制御回路170は制御
機構の他の制御回路からの要求に応じたデータベ
ース記憶装置から所定のデータを検索するよう接
続される。 データベース記憶装置は以下の通りである。 登録番号(電話番号)テーブル(DN) サービスの種別テーブル(DSN/COS) 第一番目の数字翻訳(第一番目の数字TR) グループあき選択テーブル 制限テーブル 呼出テーブル 速度ダイヤテーブル DMP制御回路170は又各種システムの装置
使用法のペグ(Peg)カウンタを記憶し、共通キ
ーボード端子、AIOD、発信番号表示装置および
磁気バツクアツプ媒体(例えばデイスク又はテー
プ)等の連結切換システムに対し非呼出処理部を
形成する。 DMP制御回路170はインタプロセツサバツ
フア(IPB)153,154,172,173を
介してSMPおよびRMP制御回路130,150
と連係される。主に情報の交換は特定回路スロツ
ト数字すなわち登録番号に関するデータの要求と
して入力し要求されるデータとして出力される。
DMP制御回路170は主に他の制御回路からの
要求により駆動される。又呼出処理情報を入力す
る検出ポイントを有さない。 DMP記憶装置内の最大記憶領域ではないが登
録番号(電話番号)テーブル300(又はDN)
はシステム機能を実行するとき使用されるデータ
を与える際に大きな役割をはたす。本システムの
場合、頭記した如くダイヤル番号がシステム機能
を表わす点に留意すると、ダイヤル番号とシステ
ム機能とを関連付ける手段として登録番号テーブ
ル300が与えられる。このため登録番号テーブ
ルは多数の記憶場所を与え、前記各記憶場所は1
桁のダイヤル番号に相当しかつ命令等の識別語を
記憶してシステムが実行可能な演算機能の一を実
行する。DMP制御回路170はダイヤル番号に
あたる記憶場所に記憶された識別語を読み取るべ
く駆動可能である。命令部により、DMP制御回
路はプログラム制御を受けて駆動され、指令メツ
セージを集約し一又はそれ以上の他の制御回路へ
伝送し、次に前記指令メツセージと共に伝送さ
れ、かつ識別語の命令部に応答して作られる参照
コードにより指定されたシステム機能は、制御機
構の各制御回路を介して実行される。 システム機能はシステムの説明の都合上6つ
に、すなわち標準呼出、会議呼出、グループあき
選択、呼出ピツクアツプ、スピード呼出(即ち短
縮呼出)、雑通知(即ち内部通話)、に大別され
る。システムの主機能の一をすなわち“標準呼
出”機能を実行して、入力又は出力するようライ
ンとライン又はラインとトランクを接続するに
は、システムの機能を指定する命令の他に大量の
データが必要となる。システムに使用されるライ
ン上のステーシヨン間の呼出をする場合には、更
に追加される大量データとして例えば(1)ダイヤル
ステーシヨンの回路スロツト数(NSN)、および
(2)発信ステーシヨンと受信ステーシヨン用のサー
ビスの種別(COS)データが包有される。又発
信ステーシヨンと受信ステーシヨン(CG#)の
カストマグループが必要となる。 より複雑な機能、例えば会議呼出接続を行つた
り、ステーシヨン群から末使用ステーシヨンを探
索したり、緊急呼出等のより複雑な機能を実行す
るには、必要に応じて各機能に対し更に大量のデ
ータが必要となる。 NSN/COSテーブル 前に示したように、DMP制御回路と連係する
DMP記憶装置は登録番号テーブル300の他に
多数のテーブルおよびデータフイールドから成
る。これらテーブルの内最も大きなものは
NSN/COSテーブル310と呼ばれ、回路スロ
ツト数(NSN)で構成され各NSNに対し10バイ
トデータを与える。各回路スロツト数毎に
NSN/COSテーブル310に記憶されるデータ
はサービス情報の発信種別(OCOS)と受信種別
(TCOS)とを含む。サービスデータの呼出コー
ド種別(ACCOS)が与えられ、特定の各回路ス
ロツト数が特定の呼出コードにより表わされる機
能を生ぜしめるか否かを定める。逆読み取りに対
し回路スロツト数の登録番号が与えられる。その
回路スロツト数に対するカストマグループ(CG
#)も設けられる。トランクグループ呼出コード
(TGAC)のような他のデータは必要に応じ与え
られる。 上述した本発明により構成された切換システム
の実施例では3.072の回路スロツト数を与え、回
路スロツト数毎に10バイトの情報を与えると
NSN/COSテーブル310に必要な全記憶容量
は30.000バイトとなる。 “標準呼出”機能は登録番号から読み取られる
データとNSN/COSテーブル310で実行でき
るが、他の機能には更にデータを必要とする。例
えばグループあき選択機能の場合、特定の登録番
号がダイヤルされるとシステムが未使用のステー
シヨンをさがすよう機能する登録番号の複数リス
トが必要である。速度ダイヤル機能を行なう場合
コードに関連付けされる外部番号のリストが必要
となる。従つて、登録番号テーブル、NSN/
COSテーブル300,310の他に全システム
機能に必要なデータを与えるため、DMP記憶装
置は第3図に示すような多数の他のテーブルを具
備する。処理呼出通信路の外側に他の機能に必要
なデータを記憶するDMP記憶装置が具備され
る。例えば処理呼出と連係する機能を実行する場
合に使用するものではなく参照用としてデータテ
ーブルが具備される。一例としてトランク、ライ
ン、又はライン群の通信量を記憶して通信数を置
数する通信量カウントテーブルがある。他にはグ
ループあき選択溢れテーブル、制限テーブル等が
具備される。追加データの記憶テーブルおよび他
の形式に関してDMP記憶装置の構成を詳述する
前に、システム動作が登録番号テーブル300に
より大きく影響されるので、先ず登録番号テーブ
ル300について説明する。 登録番号(電話番号)テーブル 本発明を実施する場合、ダイヤルによる登録番
号(即ち電話番号)と指定されたシステム機能と
の関係は、登録番号の他の登録番号テーブル30
0をアドレスする手段としての発信ステーシヨン
のカストマグループ数を用いることにより登録番
号テーブル300において得られる。図示のよう
に登録番号テーブル300は各種のレベルが矢印
で連結して示される多数のレベルテーブルであ
る。従つて入口レベル306の記憶場所に記憶さ
れるアドレスは中間レベル308の記憶場所に対
し指示され、中間レベル308の前記記憶場所自
体は第3の最下位レベル309の記憶場所に指示
しているアドレスを保持し、前記最下位レベル3
09で(1)所定のデータを有する他の記憶場所への
ポインタ又は(2)所定データ自体が記憶される。 登録番号テーブルで、入口レベル306はシス
テムのサービス目的である“カストマグループの
合計数にあたる一ブロツクの記憶場所(例えば
8)を有する。ダイヤル番号に応答してアドレス
される入口レベルブロツクの記憶場所の特定の一
は、発信ステーシヨンのカストマグループ数によ
り識別され、この発信ライン又はステーシヨンの
装置アドレスから決定されかつ登録番号でDMP
制御回路170へ送られる。 “カストマグループ”とは各グループのステー
シヨンが各グループ内で別個に処理されるように
単一ハードウエアシステムで使用されるステーシ
ヨン群を意味する。従つて本発明によれば2以上
の“カストマ”が単一システムハードウエアを共
用可能なシステムが提供される。 図示の記憶装置の構成の場合、システムには最
大8の“カストマグループ”が与えられ、8グル
ープの各ステーシヨンがシステムを共用する。シ
ステムは8の各“カストマグループ”のトラツク
を保持し、各グループ内に全呼出を独立的に確立
する。従つて正常時には全呼出は、一グループの
発信ステーシヨンが別のカストマグループの受信
ステーシヨンに接続されなければ、同一グループ
内のステーシヨン間において行なわれる。 本システムの重要な特徴によれば、極めて自由
度の高い番号プランニングを使用できる。登録番
号の桁数に関し多くのシステムの場合のように固
有な条件はなく、例えば図示の本システムの場合
番号プランニングは最大4桁を採用するが、登録
番号の長さは1,2,3,又は4桁のいずれにも
できる。換言すれば特に一の番号ダイヤルによつ
て、上述の如くモジユール化された登録番号テー
ブルの一の記憶場所を呼び出し得、これにより
DMP制御回路170において命令等の識別語が
読み取られ、DMP制御回路170がプログラム
制御を受けて指令メツセージを他の一以上の制御
回路へ送出し得る。従つて従来装置の如く例えば
4桁の数字を組合せて複雑な構成の多重仕事モノ
プロセツサに記憶させた命令、制御語を読み出す
システムに比べ、番号プランニングのレンジを増
大でき、番号プランニングの自由度を増し得る。 1,2,3,又は4桁数に対し同一の第1桁を
同一番号にして使用できる。これは保留ダイヤル
を使用して行なわれる。保留ダイヤルの場合、例
えばダイヤル番号“9”を用い、数字“9”のダ
イヤルを回して僅かに保留するとトランクを通し
屋外呼出が行なわれる。システムは、最初の数字
と次の数字の間で保留を行なうことにより数字
“9”が完全にダイヤルされた数であり、特定の
システム機能、この場合トランクを経て外部数字
への“標準呼出”を要求し、かつダイヤルされる
登録番号として次の数字と連係しないことを識別
する。 本システムの一特徴によれば、同一登録番号を
異なるカストマグループに対しても使用可能であ
る。これはDMP記憶装置の構成特に登録番号テ
ーブルにより実現される。 上述のように登録番号テーブル300の入口レ
ベル306は夫々8カストマグループに相当する
8記憶場所から成るブロツクを有する。頭初に説
明したように、“標準呼出”を処理する場合最初
のステツプは走査プログラム中ライン上のオフフ
ツクを検出し遊びラインであることが判明したと
き、生ぜしめられ発信ステーシヨンに関しサービ
ス種別(COS)に応じてDMP制御回路170を
要求し、装置アドレスから発信ステーシヨンの回
路スロツト数(NSN)を決め前記NSNデータを
DMP制御回路170へ送る。 発信ステーシヨンのカストマグループ番号
(CG#)は又DMP制御回路によりNSN/COSテ
ーブルの同一領域から得られる。 登録番号テーブル300はDMP制御回路によ
り使用され、ダイヤル番号により指定されたシス
テム機能を決める。一度すべてのダイヤル数字が
RMP制御回路により集められると、前記全ダイ
ヤル数字は指令メツセージでデータベースIPB1
53へ伝送されそこで記憶され、DMP制御回路
が“解析IPB”プログラムを実行するとIPBのロ
ードされた状態を検出し、ダイヤル番号を含むメ
ツセージを入力し、それを指令として認識して指
定された機能識別に対し登録番号テーブルを適用
する。 登録番号テーブルの最下位レベル309の各記
憶場所は、特定の登録番号をダイヤルすると使用
者が要求する機能を表わしたデータを記憶する。 識別語形式 データのビツトパターン形式は登録番号テーブ
ルの最下位レベルの記憶場所全体を通じ同じであ
る(第4図,第5図参照)。各記憶場所は識別語
310(第5図参照)を記憶し、前記識別語の長
さは2バイトであり信号の第1の4ビツトグルー
プ312と信号の第2の12ビツトグループ314
とを包有する。第1グループ312の最初の3ビ
ツトのパターンはシステム機能を表わし、このデ
ータは命令と考えられる。第2グループ314の
ビツトパターンは命令のアーギユメントを表わ
し、識別語の命令部で要求されるシステム機能の
実行に必要な補充データを直接又は間接に与え
る。 登録番号テーブルの最下位レベル309は一セ
ツトのブロツク(例えば最大40)を有し、各ブ
ロツクは100記憶場所を有する。100記憶場
所で成る各ブロツクはテーブルの第2の中間レベ
ル308のアドレスにより指示される。ダイヤル
される登録番号の下桁の2つの数字は、中間レル
308から読み出されたブロツクアドレスにより
指示される最下位レベルブロツクの一の特定記憶
場所を識別するために使用される。従つて最下位
レベルブロツクは本実施例では10桁/1桁ブロツ
ク(0C/0)とも呼ばれる。 最下位レベルの各自のブロツクの特定数は任意
でありシステム構成に左右され、かつ特定番号プ
ランニングに許される“登録番号”の限度を設定
する。40ブロツクで各ブロツクが100記憶場所を
有する場合、登録番号の限度は4000にされる。記
憶場所から成る最下位レベルブロツクは登録番号
テーブルから引き出されるべき最終データを保持
している。この最終データはDMP制御回路から
他の制御回路へメツセージの形で転送され、所定
の機能を実行するのに使用されるデータであり、
最下位レベルのデータは別のテーブルへのアドレ
スから成り演算機能を実行する場合に使用する補
充データを構成する。 登録番号テーブル300の中間レベルは独立し
た8ブロツクから成るセツトを有し、各ブロツク
は“カストマグループ”の一に相当し、かつ多数
の記憶場所(例えば各ブロツクが100記憶場所)
を保持している。8ブロツクは夫々入口レベル表
の8記憶場所の一のポインタによりアドレスされ
る。本システムにおいては番号プランニングには
最大4桁の登録番号を使用する必要がある。上位
2桁(千と百の位)の数字は中間レベルに“カス
トマグループ”ブロツクの特定記憶場所を置くの
に使用される。従つて各ブロツクは本実施例では
千桁/百桁(000/00)ブロツクとも呼ばれる。 第4図から、識別語の形式は3ビツト命令に対
し与えられ、前記命令は前に挙げたシステム機能
例えば標準呼出、会議呼出、グループあき選択等
の一を指定することは理解されよう。識別語のア
ーギユメント部はほとんどの場合他のテーブルへ
のポインタアドレスを、又は場合によつては例え
ば標準呼出機能、受信相手P2の回路スロツト数
NSNを表わしている。指定される記憶場所から
読み出される識別語の使用方法を、実施例として
の標準呼出シーケンスにそつて説明する。 DMP記憶装置を十分に使用し、あるシステム
に必要な記憶容量の大きさを低減することは、本
発明の特徴の一を利用して得られる。すなわち隣
接する登録番号の全ブロツクは、同一又は異なる
カストマグループのステーシヨンからダイヤルさ
れようとも同じシステム機能の実行を要求され
る。従つて登録番号テーブルの最下位レベルにあ
る100記憶場所から成るブロツクは何百もの異な
る登録番号により呼出されうる。テーブル最下位
レベルのシステム機能識別子を保持する各記憶場
所は、2以上の異なるダイヤルによる登録番号に
より到達されうる。ダイヤルによる異なる登録番
号は異なるカストマグループのステーシヨンか
ら、又は同一カストマグループの番号プランニン
グの他の領域のステーシヨンから発信できる。 上述より、テーブルを呼出す装置と共に読み取
りプログラムを動作させるダイヤル番号として機
能する登録番号テーブル(DN)300が、異な
る登録番号と同一システム機能とを関係付ける別
の方法を与えることは明らかとなろう。あるシス
テム機能を指定する識別語は登録番号テーブル3
00の最下位(第1)レベルの異なる記憶場所で
繰り返される。又はポインタが登録番号テーブル
300のある中間レベルで混合される。第4図に
示すように、例えばテーブル構成の000/00レベ
ルの異なるブロツクでの記憶場所からのポインタ
はテーブル構成の最下位レベルでの同一ブロツク
を指す。第4図のように、テーブルの最下位レベ
ルでのそのブロツクの“02”ラインは2登録番号
すなわちカストマグループ2の9802およびカスト
マグループ1の0202によりアドレス指定される。 指令メツセージ形式 あるIPB命令内の情報形式は一又はそれ以上の
情報バイトから成る指令メツセージである。その
第1のバイトは参照コード(第3図参照)であり
受信マイクロプロセツサ内でなされる仕事に直接
相当する指定を指定する。次の情報バイトの数は
指令により変化するが受信マイクロプロセツサに
より特定の指令毎に判読される。バツフアの容量
が充分な場合、いくつかの指令メツセージは一度
に転送されうる。特定の指令および指定形式は送
信および受信マイクロプロセツサに対し独特に指
定される。これは指令バイトの解読および不符号
状態のチエツクを容易にしかつシステムの手直し
および保守機能を容易にすることが望ましい。シ
ステム全体を通して出される指令コード00(零)
は停止/非指令表示子である。指令コードが00バ
イトであるときはこのバツフアにこれ以上情報は
不要であることを指している。 各IPBは長さ16バイトの入力記憶容量を有し、
その最初のバイトはデータの運搬およびIPBバツ
フアの用意/実施信号の両方に使用され得る。指
令メツセージは最小2バイトから最大16バイトで
あるから、多数の指定は単一IPB伝送に使用され
うる。受信マイクロプロセツサは各指令と関連す
るバイト数を識別するので、バツフアを簡単に遮
断できる。指令が出された場合に最初の零バイト
は伝送の終りを命令する。 通常送信マイクロプロセツサはIPBにもつぱら
書き込むよう使用され、受信マイクロプロセツサ
は読み取り専用である。例外は次の通りである。 (1) 受信マイクロプロセツサは擬似書き込みをバ
イト#1(この場合“#1”は8ビツト全部を
指す)の記憶場所に対し行い、バイト#1をリ
セツトする。これによりレシーバが駆動され
る。 (2) 送信マイクロプロセツサがバイト#1を読み
取りバツフアが使用可能とされるか否かを決定
する(レシーバが駆動される)。 正常な処理シーケンスは次の通りである。 (1) 送信マイクロプロセツサはIPBを駆動し、最
後にメツセージ#1の指令バイトをバツフアの
バイト#1にロードする。 (2) 受信マイクロプロセツサがバツフアのバイト
#1を周期的に走査し、すべて零か否かをチエ
ツクする。零でない状態だとわかるとバツフア
が使用準備状態に置かれる。受信マイクロプロ
セツサは最初のバイトを再び読み取り(最初の
読取はかならず実行開始時間にないようにする
ため)、バツフアに保持される指令メツセージ
を(1つずつ)実行して進む。 (3) 受信マイクロプロセツサはIPBバイト#1の
記憶場所に書き込み、バイト#1をすべて零に
する。 (4) 送信マイクロプロセツサが送信すべき待ち指
定メツセージを有する場合、IPBのバイト#1
を零か否か周期してチエツクする。バイトが零
になるとバツフアは使用可能にされ、マイクロ
プロセツサは再びバイト#1をロードする(ス
テツプ1)。 バツフアアドレス指定 バツフアアドレス指定用の各マイクロプロセツ
サに確保される制御機構55の記憶装置は256記
憶場所を有する。送信および受信マイクロプロセ
ツサは同一のアドレスを用いてバツフアを呼出
す。アドレス使用法には2組ある、すなわち主に
状態マイクロプロセツサに関しグループ化された
ものと、データベースマイクロプロセツサに関し
グループ化されたものである。 全体のバツフアドレス指定プランニングにはバ
ツフア記憶場所への変位として高位8ビツトが使
用され、次の4ビツトは特定IPB(16中1)を識
別し、最後の4ビツトはバツフア内の各データバ
イトを選択する。 IPBバツフアの16バイト長を下の表1に示す。
この場合指定は16進形式であり、“JJ”は記憶変
位を“X”はバツフアバイト指定(16中1)を識
別する。
【表】
プログラムの段階
第9図に、DMP制御回路170に対する制御
機構55の全マイクロプロセツサの代表的な複数
レベルの段階構成をグラフで示す。各レベルはメ
インプログラム、プログラム、サブプログラムで
ある。 メインプログラムレベルルーチン(全マイクロプ
ロセツサ) 全マイクロプロセツサは下記のようなメインプ
ログラムを用いる。 1 マスタシーケンサ:このルーチンは所定の確
立されたシーケンスでプログラムレベルのルー
チンを呼び出すことにより、実行すべきサービ
スのシーケンスを決定する。マスターシーケン
サは確立されたシーケンスを繰り返し継続す
る。 2 時間割込ハンドラ:10ミリ秒の中断は切換シ
ステムに所定の専用呼出処理割込として与えら
れる。ハンドラは他のルーチンにより基準決め
される記憶装置のクロツク回路を保持して時変
数状態をチエツクする。 プログラムレベルルーチン(全マイクロプロセツ
サ) 1 IPBローダ 選択されたIPBのロードおよびアンロードに関
するプログラムは全マイクロプロセツサにおいて
一様である。送信マイクロプロセツサの場合、
IPBロード操作はIPB待ち行列が他のサブプログ
ラムによりロードされた後プログラムにより行な
われる。 送信プロセツサの場合、このロード操作は前記
プロセツサの記憶装置内の64バイト待ち行列領域
の一部から16バイトIPBへデータを移動させるプ
ログラムにより行なわれる。64バイトの内部待ち
行列は呼出処理論理サブプログラムとIPB間の通
信バツフアである。待ち行列は、 (1) IPBが受信プロセツサにより(最後のIPB伝
送から)アンロードにされている間出力指令に
対し保持領域を与え、 (2) 夫々16バイトよりかなり少ないバイトで成る
多数の指令を単一IPB伝送に統合しIPBをより
効率的に使用し、 (3) 16バイトIPBを瞬間的にオーバロードにしう
るアクテイビテイサージ(activity surges)
を受容できることが望ましい。 マイクロプロセツサの選択されたサブプログラ
ムは指令メツセージを作成し、前記メツセージは
好適なIPB待ち行列にロードされる。バツフアロ
ーダプログラムはプロセツサのメインプログラム
により周期的に作用が引き起される。バツフアド
ライバは送るべき待ちメツセージがあるか否か待
ち行列をチエツクし、仮りに存在すればすべて零
かどうかIPBのバイト#1をチエツクする(バツ
フア使用可能条件)。バツフアが使用可能の場
合、ドライバは出来るだけ多くのメツセージをロ
ードし、(バツフアの全16バイトが使用されなけ
れば)次の連続記憶場所を零にし、最後にバイト
#1をロードして作動可能状態を示す。 2 IPB指令アナライザ 受信マイクロプロセツサの場合、指令アナライ
ザのプログラムはIPBを調べ、IPBがロードされ
るか否かを決め、仮りにIPBがロードされる場合
(IPBのバイト#1)の最初の指令を解析してサ
ブプログラムすなわち機能モジユールへ飛び、そ
の特定指定を処理する。これを第9図にデータコ
ードマイクロプロセツサプログラム構成(Data
Code Microprocessor Program organization)
で示す。同図では、“指令アナライザ”プログラ
ムを実行する場合“ノーマルダイヤル番号”指
令、IPBのバイト#1の参照コード74が読み取
られ、“ノーマルダイヤル番号”指令のハンドラ
サブプログラムが呼び出されている。指令が使用
完了すると制御が指令アナライザプログラムへ戻
されIPBの次の指令を解析する。使用するに必要
な残りの全指定も同様に使用される。 受信プロセツサのメインプログラムは指令アナ
ライザプログラムを周期的に呼び出し、各入力
IPBが零でない(使用可能状態)か否かをチエツ
クさせる。使用可能なバツフアが検出されるとア
ナライザが完全を期すため指令バイトを再び読み
取る。バイトはすべて零か否か(停止/継続指
令)をチエツクし、すべて零ならアナライザはメ
インプログラムへ戻る。指令バイトが適切な指令
ハンドラサブプログラムを呼ぶために使用され
る。サブプログラムは指令バイトに追従するデー
タがあれば読み取り所定の機能を行い、データが
あつた場合次の指令への記憶ポインタと共にアナ
ライザへ戻す。アナライザは次の指定バイト記憶
場所が依然IPB内にあることをチエツクし、IPB
内にあれば指令を読み取る。処理はIPBの指令メ
ツセージが使いはたされるまで続き、更にメイン
プログラムへ戻る。 他のプログラムレベルルーチンおよびサブプログ
ラムレベルルーチン(個々のマイクロプロセツ
サ) ラインマイクロプロセツサ ラインマイクロプロセツサ(LMP)制御回路
140は全制御信号がライン回路を出入する前置
サービス部として機能する。切換システムの各ラ
インの場合、一ビツト検出ポイントおよび一ビツ
ト制御ポイントがラインマイクロプロセツサ
(LMP)制御回路140に対し使用可能であり、
LMP制御回路140は前記各ポイントから特定
ライン回路のオンフツク/オフフツク状態を決定
し、オンフツク/オフフツク状態の大きな変化を
検出して、その変化を協働する送信IPBバツフア
141および受信IPBバツフア142を介しSMP
制御回路130へ送る。検出される大きなライン
変化は新たなオンフツク、遮断(オンフツクを保
持する)およびフラツシユである。各ライン回路
の呼出および呼出停止であるが制御されることに
なる。ダイヤルパルスの解析は特にLMP制御回
路140の仕事ばかりではない。 LMP制御回路140はラインの活動性をSMP
制御回路130にのみ伝え、SMP制御回路13
0からのみ制御情報を受ける。全情報が送り出さ
れる場合、LMP制御回路140は好適なライン
装置アドレス(ハードウエア記憶場所)を回路ス
ロツト数に変換する。同様に全情報がSMP制御
回路130から入力される場合、LMP制御回路
140は回路スロツト数を装置アドレスに変換す
る。 バツフア通信 LMP制御回路140はSMP制御回路130と
のみ連絡し、この連絡は表3に示す指令および形
式を用いインタプロセツサバツフアを介して行な
われる。 他のプログラムレベルルーチン 1 走査プログラム:走査プログラムは各ライン
回路のオンフツクおよびオフフツク状態をモニ
タし、ラインのその状態を変更して適切な出力
IPB指令を準備する。 サブプログラムレベルルーチン 1 リングコントロール:これにより呼出電流が
特定のラインから印加又は除去される(しかし
呼出電流は例えば2秒流れ4秒中断されるよう
な構成はとられていない。) 2 指令ハンドラ:LMP140により入力され
る各IPB指令により指令ハンドラのサブプログ
ラムが実行され、指令により専用される状態に
セツトされる。 3 NSN/EA翻訳プログラム:本プログラムは
回路スロツト数を装置アドレスに変換する。 4 EA/NSN翻訳プログラム:本プログラムは
装置アドレスを回路スロツト数に変換する。 5 減衰コントロール:本コントロールは指定さ
れた減衰選択データで検出ポイントを駆動す
る。 トランクマイクロプロセツサ TMP制御回路160は全部のトランクセン
ス・制御信号がトランク回路に出入する前置サー
ビス部として機能する。TMP160はトランク
のある大きな状態変化を検出し吸収し、トランク
の種類と無関係に一様の変化をSMP制御回路1
30へ伝える。(入力ダイヤルパルスおよび出力
ダイヤルパルスの送信の解析は特にTMP制御回
路160の仕事ということはないが)。 TMP制御回路160は4検出ポイントを入力
し4制御ポイントを各トランクへ送る。検出ポイ
ントおよび制御ポイントの重みはトランクの種類
により変わるので、前記各ポイントを用いる手順
も変わる。各トランクを正しく処理するため、
TMP制御回路160は充分な情報で略されたサ
ービスの種別テーブルを保持する。前記サービス
の種別テーブルはDMP制御回路170により保
持される全体のサービス情報の一般的な種類から
引き出される。 TMP制御回路160により認識および割込さ
れる状態とは、入力トランク占有、トランク切
断、停止/許容ダイヤル、遠距離加入者の応答、
トランクフラツシユである。実行すべき制御とは
出力占有、切断、アンサ監視、許容アウトダイヤ
ル、減衰、認識/無視フラツシユ、ポイントアウ
トワードフラツシユである。システムの残りから
の制御情報はSMP制御回路130から入力され
る。これらの指令をとる場合、トランクはトラン
ク装置数(ハードウエア記憶場所)に翻訳されね
ばならない回路スロツト数により識別される。同
様にTMP制御回路160はSMP制御回路130
に指令メツセージを準備する時逆に翻訳せねばな
らない。 バツフア通信 TMP制御回路160はSMP制御回路130と
のみ連絡し、この連絡は表3に示す指令および形
式を用いインタプロセツサバツフアIP―Bを介し
て行なわれる。 他のプログラムレベルルーチン 1 走査プログラム:この走査プログラムは大き
な変化に対し各トランクの検出ポイントをモニ
タし、前記変化が検出されると好適なトランク
論理サブプログラムを呼び出す。 サブプログラムレベルルーチン 1 トランク論理サブプログラム:TMP制御回
路160が処理せねばならない各トランクの種
類に対し1つのトランク論理サブプログラムが
ある。各サブプログラムはトランクの状態を好
適に変更し適切な出力IPB指令を準備する。 2 指令ハンドラ:TMP制御回路160により
入力される各IPB指令のため、指令ハンドラの
サブプログラムが実行され、その指令により指
示される状態にされる。 3 遅延待ち行列ハンドラ:本ハンドラはトラン
クの占有解放に対し各種の対照動作中に生じる
極めて多くの時間事象を一様に処理すべく設計
された便利なルーチンである。 4 減衰制御:本制御により指定される減衰選択
データで検出ポイントが駆動される。 5 NSN/EA翻訳プログラム:本プログラムは
回路スロツト数を装置アドレレスに変換する。 6 EA/NSN翻訳プログラム:本プログラムは
装置アドレスを回路スロツト数に変換する。 レジスタマイクロプロセツサ レジスタマイクロプロセツサ制御回路150は
切換システムの全ダイヤル数字を入力し送る。ダ
イヤル数字はDC発信から直接パルスとして、又
はDTMFレシーバにより与えられる並列2進数
として示されうる。入力形式に関係なくRMP制
御回路150は好適なマイクロプロセツサへの4
ビツトコードに記憶される一連の数字としてダイ
ヤル数字を出力する。 RMP制御回路150は、SMP制御回路130
から2つの基本形の呼出処理指令、すなわち受信
数字と送信数字と、CMP制御回路180から1
つの基本形指令、すなわち受信n数字とを入力す
る。RMP制御回路150はレジスタの受信/送
信ユニツトからDC発信乃至はDTMF数字でセン
ス情報を入力し、パルス発信又はDTMF数字で
ダイヤル受信/送信ユニツトへ制御情報を送る。
最大64の受信/送信ユニツトが装備され、各ユ
ニツトは切換回路52により接続される一回路の
ダイヤリングを行なう。 ダイヤル数字が完全に出されると、RMP制御
回路150がダイヤル数字で完了指令をDMP制
御回路170へ送るが、場合によつてはSMP制
御回路130へ送る。RMP制御回路150は又
制御ビツトをレシーバへ送り付設される発信加入
者へ戻されるある音信を選択し、受信加入者へ送
られる際第9番目のビツトをセツト・リセツト
し、レシーバからある検出ポイントをリセツトす
る。 レシーバ/センダ(受信機)毎に8センスポイ
ントと8制御ポイントがある。検出ポイントが読
み取られ、制御ポイントはレシーバ/センダ形式
当り―ビツトで書き込まれる。各レジスタに対し
検出バイトおよび制御バイトは1つの同一アドレ
スに置かれ、呼出に使用される読取命令(センス
に対し)と書取命令(制御に対し)によつてのみ
微分される。レジスタセンス/制御ポイントに対
し確保される記憶アドレスは64あり、夫々装置ア
ドレスを用いて呼出される。 バツフア通信 RMP制御回路は表3に示す指令を用いIPBを介
してSMP制御回路130およびDMP制御回路1
70と連絡する。 他のプログラムレベルルーチン 1 走査プログラム:本プログラムは各レジスタ
の検出バイトをモニタし、前記検出バイトの状
態およびレジスタの正しい状態によつて決定さ
れる好適な状態論理プログラムへ制御を通過さ
せる。 2 アウトパルスドライバ:3ルーチンは選択さ
れた10ミリ秒間隔の割込で呼び出され、レジス
タアウトパルス機能を与える。 各ルーチンとは次の3つである。 準備アウトパルシング(outpulsing) セツトアウトパルス リセツトアウトパルス サブプログラムレベルルーチン 1 検出ポイント状態論理:多数のサブプログラ
ムは出会う各々の状態および検出ポイント状態
に対し好適な動作を与える。各プログラムは新
たな状態をセツトする、ないしは好適な出力
IPB指令を準備する。 2 経過時間状態論理:多数のサブプログラムは
ある状態のある経過時間に対し好適な動作を与
える。各プログラムは新たな状態をセツトす
る、ないしは好適なIPB指令を出す。 3 指令ハンドラ:本ハンドラはLMP制御回路
140の指令ハンドラを繰り返す。 状態マイクロプロセツサ SMP制御回路130は切換システムの呼出処
理活動性の容量を合わせる。SMP制御回路13
0は呼出状態、相手状態、次の許容状態、および
レジスタ割当に関するすべての決定を行う。切換
回路とのインターフエース回路を介して、SM制
御回路130はライン、トランク、レジスタ、付
随装置、音信源間のすべての接続を制御する。 SMP制御回路130は、極めて多くの種類の
指令メツセージを出し入れするIPBを介してシス
テムの他のすべてのプロセツサとの双方向通信を
維持する。 SMP130は入力指令によつてのみ駆動さ
れ、検出ポイントは入力されない。ほとんどの指
令は進行中の特定呼出およびその時の加入者の状
態と種別割当に関係付けられる。処理の結果他の
マイクロプロセツサへの一又はそれ以上の指令、
乃至は切換回路52への接続指令が出される。 他のプログラムレベルルーチン 1 使用/未使用中更新:本プログラムは更新デ
ータをDMP制御回路170へ周期的に伝送し
て、ライン、トランク、および(実行できれ
ば)BMP制御回路190の使用、未使用状態
のその時の状態を維持する。 2 短動作待ち行列サービス:本プログラムは他
のプログラムおよびサブプログラムにより待ち
行列に置かれた時間の条件付事象の端緒を走査
する。ある事象の条件付時間が終了すると本プ
ログラムによりその事象が生じる。 3 キヤンプオン待ち行列サービス:本プログラ
ムは両方の加入者が空きになると行なわれるべ
き待ち呼出のリストを探索する。 4 レジスタ割当:これは使用可能なレジスタを
割り当て、どれも使用不可能の場合レジスタを
必要とする相手の待ち行列を使用しうるルーチ
ン群である。 5 時間監査:本プログラムはライン、トラン
ク、レジスタが夫々その時の状態にあつた時間
を周期的にチエツクし、その時間が所定限度を
越していると好適な動作を呼び出す。 6 状態監査:本プログラムは互いに話し中の加
入者間でシステムの各ステーシヨン、トラン
ク、レジスタの状態および基準記憶装置を周期
的に一貫してチエツクする。 サブプログラムレベルルーチン 1 指令論理:SMP制御回路130により入力
される各IPB指令により、特定指令のハンドラ
サブプログラムが呼び出される。各指令ハンド
ラは、その時の各加入者の状態により入力指令
から要求される動作を許容又は否定する論理が
含まれる。 2 状態ドライバ:本サブプログラムは加入者を
ある状態から別の状態へ変える要求される全動
作を行う。状態の変更、相手が話をしているこ
とを示す基準記憶装置の変更、回路制御記憶装
置の変更(接続)、好適なIPB指令の発行等が
ある。 3 装置使用法モニタ:本プログラムはシステム
のライン、トランク、レジスタ、コンソール等
から使用法データの数(使用される時間の数)
を集める。 4 通信記憶:本プログラムは完全呼出情報を再
編成するに必要なすべての有意事象(チエツク
およびチヤージバツク機能用にダイヤルされた
特定数字をモニタする)を出力データとして与
える。 コンソールマイクロプロセツサ CMP制御回路180は監視コンソールの活動
に関連する呼出処理機能すべてを実行する。この
呼出処理機能には、状態が接続できるべく正しい
か否かを指定するような活動においてSMP制御
回路130により正常に実行される制御レベルを
想定すること、接続の指定、コンソール呼出状態
の保守、呼出キヤンプオン機能の実行、呼出保持
機能の実行、時間監査等がある。 CMP制御回路180はIPBを介してSMP・
DMP制御回路130,170および役割の小さ
なBMP制御回路190と双方向通信を維持す
る。情報の一枚交換はSMP制御回路130への
接続指令とSMP制御回路130からの応答の肯
定/否定指令である。 CMP制御回路180は入力されたIPB指令(新
たな呼出および接続を示す)と、監視コンソール
の選択ボタンアクテイビテイ(呼出が処理される
べき方法に関する操作者の動作を表わす)との組
合せにより駆動される。監視コンソールはコンソ
ール一台当り一入力部を調べることにより選択ボ
タンアクテイビテイのCMP制御回路180を介
して走査される。ボタン選択は8ビツトコードで
この入力部に表現され、独特なコードが監視コン
ソール上の各押ボタンを表わすのに使用される。
同様に各監視コンソール上のランプはコンソール
一台当りの一出力部により制御される。各ランプ
を一定またはフラツシユ表示する必要がある以上
に監視コンソール上のランプの数が多い場合、2
バイトが伝送されある特定ランプを好適に点灯さ
せねばならない。 CMP制御回路180は各カストマグループに
対応せしめられる。CMP制御回路180により
行なわれる全仕事は正しいカストマグループ内の
呼び出しを指定し且つ操作するように構成され
る。 バツフア通信CMP制御回路180は表3に示
す指令を用いIPBを介してSMP、DMP、BMP制
御回路130,170,190と連係する。 他のプログラム レベル ルーチン 1 読取キー:本プログラムは全入力部を走査
し、監視コンソールからの新しいボタンの印加
(始動)が前記入力部で発見されると制御を適
切なサブプログラムへ通過させる。 2 割当呼出:本プログラムは(各カストマグル
ープの)監視待ち行列を調べ、待ち呼出があれ
ば好適なカストマグループの最長未使用監視人
へその呼出を割当てる。 3 時間監査:時間監査プログラムは全コンソー
ル呼出状態を周期的にチエツクし、特定状態の
許容時間を超過すると好適な動作を呼び出す。 4 書出コンソールランプ:本プログラムは制御
情報を、内部に保持される待ち行列から好適な
監視コンソールへ出力部を経て伝送する。 サブプログラム レベル ルーチン 1 キーモジユール:多数の各モジユールサブプ
ログラムは特定のキープレス毎に実行されねば
ならない論理および出会う状態条件を与える。 2 制御表ドライバ:本サブプログラムは仕事の
大部分が制御表と呼ばれる表形式で表わされる
ことによりキーモジユールサブプログラムを実
行する。制御表は入られる次の状態、送られる
IPB指令、点灯されるランプを定める。 3 指令ハンドラ:本ハンドラはLMP制御回路
140に対し指令ハンドラを繰り返す。 使用中ランプ フイールド マイクロプロセツサ BMP制御回路190は以下BLFコンソールと
呼ばれる一又はそれ以上のオプシヨンとしての使
用中ランプフイールド/直接ステーシヨン選択コ
ンソール用の入出力ハンドラとして機能する。
BMP制御回路190は特定の百/グループのス
テーシヨンの状態表示装置に対するBLFコンソ
ールからの要求を検出し、表示装置のデータを要
求しているBLFコンソールへ与える。BMP制御
回路190は又監視人(オペレータ)がBLFコ
ンソールに配設される特定のステーシヨンランプ
に隣接する選択押しボタンを選択的に押すことに
より生ずる接続要求を検出する。 BMP制御回路190は全ステーシヨン所望な
ら又トランクの使用/未使用中状態を協働する記
憶装置に保持する。BMP制御回路190はBLF
コンソールからの要求を準備する際百/グループ
例えば400/499および1700/1799により使用/未
使用情報を編成する。BMP制御回路190は又
カストマグループを収容しかつ区画せねばならな
い。BMP制御回路190はSMP制御回路130
から接続されており使用/未使用情報を与える1
個のIPB193と、CMP制御回路180に接続さ
れており要求される登録番号DNを与える1個の
IPB191とを有する。 バツフア通信 BMP制御回路190はSMP制御回路130か
らIPB193を経て一呼出処理指令を入力する。
この指令にはBMP使用/未使用中状態を更新す
る情報が保持される。BMP制御回路190はIPB
191を経てCMP制御回路180へ一呼出処理
指令を送る。この送られた指令はその時表示され
ており監視人(オペレータ)により始動される直
接ステーシヨン選択ボタンに加えられる特定の
百/グループから引き出されるような登録番号
DNを含む。 基本プログラム BMP制御回路190はシステムの他の全マイ
クロプロセツサ制御回路に対しメインプログラム
およびプログラムレベルルーチンを代表する2レ
ベル階層プログラム編成を有する。 メインプログラム レベル ルーチン 1 マスタシーケンサ プログラム レベル ルーチン 1 使用/未使用ハンドラ:本ハンドラは入力
IPB193から使用/未使用中データを入力
し、使用/未使用中状態を更新する。 2 読取キー:本キーは全入力部を走査し、表示
されるべき使用/未使用中ランプの新たな百/
グループ、又は内部出力IPB待ち行列に置かれ
るべき要求された登録番号を指示する。 3 ランプドライバ:本ランプドライバは新しい
ランプ表示データを各BLFコンソールへ送
る。 データ ベース マイクロプセツサ データベースマイクロプロセツサDMP制御回
路170は制御システムのすべての一次データを
要求すると、記憶および検索する。一次データに
は前に挙げた表およびフイールドがある。DMP
制御回路170は又各種装置使用法のペグカウン
タを記憶し、上述のように接続切換システムへ非
呼出処理部を支持する。 DMP制御回路170はIPBを介してSMP制御回
路130、RMP制御回路150、およびCMP制
御回路180との双方向通信を保持する。情報の
主交換は特定の回路スロツト数又は登録番号に関
するデータの要求の形で生じ、データが要求され
る際送られる。DMP制御回路170は主に他の
マイクロプロセツサからの要求指令によつて駆動
される。DMP制御回路は又呼出処理情報を入力
する検出ポイントを持たない。いくつかのカスト
マグループがシステム内に存在し、DMP制御回
路170はカストマグループの分離を保守するよ
うに駆動されるため各カストマグループ毎に別個
に一部の内部データ表を保守する必要があり、他
のデータ表が混成されうる。磁気バツクアツプ媒
体は大きな故障が生じた場合に頭初にシステムを
ロードし回復するために使用される。キーボード
端子はこれを用いて最近の変化データおよび保守
メツセージを制御システムに入れるために使用さ
れる。これらの重要な入力部のため、DMP制御
回路170は又システムの他の全マイクロプロセ
ツサへプログラムおよび動作データを分配するよ
う機能する。この間DMP制御回路170はIPBを
極めて有用に使用して、データをSMP制御回路
130、RMP制御回路150、CMP制御回路1
80へ直接運ぶ。LMP制御回路およびTMP制御
回路160のデータはまずSMP制御回路130
へ送られ、SMP制御回路130はデータをLMP
制御回路140およびTMP制御回路160へ進
める。 データベース検出・制御ポイント DMP制御回路170と連係する各種入力・出
力部は夫々検出・制御ポイントとみなされうる。
各々は特定の対をなす隣接記憶アドレスによりア
クセスされる。一方のアドレスで状態バイトが入
出力部が容易にデータを入出力できるか否かを決
定するのに使用される。残りのアドレスは入力又
は出力される実際のデータバイトを含んでいる。
DMP制御回路170の全入出力部は情報の転送
に8ビツトASCII(情報交換用米国標準コード)
を用いる。 バツフア通信 DMP制御回路170は表3に示す指令を用い
IPBを介しててSMP制御回路130,RMP制御回
路150,CMP制御回路180と連絡する。 他のプログラム レベル ルーチン 1 グループキヤンプオン待ち行列サービス:本
プログラムはステーシヨン又はトランクグルー
プの利用可能なメンバに接続すべく呼出人のリ
ストを探索する。 2 キーボードサービス:本プログラムは周期的
に呼び出されて端子入力部をチエツクし、そこ
に現われる文字を持ち込み、全メツセージが入
力された時メツセージアナライザを制御する。 3 入出力部への出力:本プログラムは周期的に
呼び出され内部で保持される行ち行列で待つて
いるデータを各出力部へ送る。 4 データ監視:本プログラムは確実に直接アド
レスがプリセツトされた範囲内にありアドレス
チエインが一貫させることによりデータ構造の
完全性を連続チエツクする。 サブプログラム レベル ルーチン 1 指令論理サブプログラム:DMP制御回路1
70から入力される各IPB指令により特定の指
令ハンドラが呼び出される。指令ハンドラの仕
事は主に要求されるデータを検索することおよ
び応答指令にデータを形式化することである
が、場合によつては翻訳ないしはグループハン
トの各レベルを必要とする検索プロセスは全く
複雑である。 2 メツセージアナライザ:本サブプログラムは
キーボードからのメツセージをチエツクし、制
御を好適なルーチンへ移してメツセージ要求を
実行する。 3 リーセントチエンジドライバ:キーボードか
ら操作する人により要求されるとデータベース
エントリを変更する。 “標準呼出”機能を果す実施例 次のステーシヨン間呼出シーケンスは、全体の
“標準呼出”システム機能を実行する場合制御機
構55の各マイクロプロセツサにより実行される
プログラムによる操作を示しており、かつ
DTMF又は回転ダイヤルを用い監視人の力をか
りずに他のステーシヨンにダイヤルする正常の手
順である。ステーシヨン間“標準呼出”は制御機
構55の5の異なつたマイクロプロセツサを用
い、次の説明は使用者の呼出シーケンスの動作お
よび応答により編成されかつ発生した指令および
制御機構55の応答を示す。 参照コードにより識別される各指令は実質的に
受信マイクロプロセツサへの指令であり、ある仕
事を行う。データと共に参照コードを含む指令メ
ツセージは出力機能を行なうIPBにロードされ
る。それゆえIPBユニツトおよび駆動プログラム
は又制御機構55の仕事待ち行列領域として機能
する。
機構55の全マイクロプロセツサの代表的な複数
レベルの段階構成をグラフで示す。各レベルはメ
インプログラム、プログラム、サブプログラムで
ある。 メインプログラムレベルルーチン(全マイクロプ
ロセツサ) 全マイクロプロセツサは下記のようなメインプ
ログラムを用いる。 1 マスタシーケンサ:このルーチンは所定の確
立されたシーケンスでプログラムレベルのルー
チンを呼び出すことにより、実行すべきサービ
スのシーケンスを決定する。マスターシーケン
サは確立されたシーケンスを繰り返し継続す
る。 2 時間割込ハンドラ:10ミリ秒の中断は切換シ
ステムに所定の専用呼出処理割込として与えら
れる。ハンドラは他のルーチンにより基準決め
される記憶装置のクロツク回路を保持して時変
数状態をチエツクする。 プログラムレベルルーチン(全マイクロプロセツ
サ) 1 IPBローダ 選択されたIPBのロードおよびアンロードに関
するプログラムは全マイクロプロセツサにおいて
一様である。送信マイクロプロセツサの場合、
IPBロード操作はIPB待ち行列が他のサブプログ
ラムによりロードされた後プログラムにより行な
われる。 送信プロセツサの場合、このロード操作は前記
プロセツサの記憶装置内の64バイト待ち行列領域
の一部から16バイトIPBへデータを移動させるプ
ログラムにより行なわれる。64バイトの内部待ち
行列は呼出処理論理サブプログラムとIPB間の通
信バツフアである。待ち行列は、 (1) IPBが受信プロセツサにより(最後のIPB伝
送から)アンロードにされている間出力指令に
対し保持領域を与え、 (2) 夫々16バイトよりかなり少ないバイトで成る
多数の指令を単一IPB伝送に統合しIPBをより
効率的に使用し、 (3) 16バイトIPBを瞬間的にオーバロードにしう
るアクテイビテイサージ(activity surges)
を受容できることが望ましい。 マイクロプロセツサの選択されたサブプログラ
ムは指令メツセージを作成し、前記メツセージは
好適なIPB待ち行列にロードされる。バツフアロ
ーダプログラムはプロセツサのメインプログラム
により周期的に作用が引き起される。バツフアド
ライバは送るべき待ちメツセージがあるか否か待
ち行列をチエツクし、仮りに存在すればすべて零
かどうかIPBのバイト#1をチエツクする(バツ
フア使用可能条件)。バツフアが使用可能の場
合、ドライバは出来るだけ多くのメツセージをロ
ードし、(バツフアの全16バイトが使用されなけ
れば)次の連続記憶場所を零にし、最後にバイト
#1をロードして作動可能状態を示す。 2 IPB指令アナライザ 受信マイクロプロセツサの場合、指令アナライ
ザのプログラムはIPBを調べ、IPBがロードされ
るか否かを決め、仮りにIPBがロードされる場合
(IPBのバイト#1)の最初の指令を解析してサ
ブプログラムすなわち機能モジユールへ飛び、そ
の特定指定を処理する。これを第9図にデータコ
ードマイクロプロセツサプログラム構成(Data
Code Microprocessor Program organization)
で示す。同図では、“指令アナライザ”プログラ
ムを実行する場合“ノーマルダイヤル番号”指
令、IPBのバイト#1の参照コード74が読み取
られ、“ノーマルダイヤル番号”指令のハンドラ
サブプログラムが呼び出されている。指令が使用
完了すると制御が指令アナライザプログラムへ戻
されIPBの次の指令を解析する。使用するに必要
な残りの全指定も同様に使用される。 受信プロセツサのメインプログラムは指令アナ
ライザプログラムを周期的に呼び出し、各入力
IPBが零でない(使用可能状態)か否かをチエツ
クさせる。使用可能なバツフアが検出されるとア
ナライザが完全を期すため指令バイトを再び読み
取る。バイトはすべて零か否か(停止/継続指
令)をチエツクし、すべて零ならアナライザはメ
インプログラムへ戻る。指令バイトが適切な指令
ハンドラサブプログラムを呼ぶために使用され
る。サブプログラムは指令バイトに追従するデー
タがあれば読み取り所定の機能を行い、データが
あつた場合次の指令への記憶ポインタと共にアナ
ライザへ戻す。アナライザは次の指定バイト記憶
場所が依然IPB内にあることをチエツクし、IPB
内にあれば指令を読み取る。処理はIPBの指令メ
ツセージが使いはたされるまで続き、更にメイン
プログラムへ戻る。 他のプログラムレベルルーチンおよびサブプログ
ラムレベルルーチン(個々のマイクロプロセツ
サ) ラインマイクロプロセツサ ラインマイクロプロセツサ(LMP)制御回路
140は全制御信号がライン回路を出入する前置
サービス部として機能する。切換システムの各ラ
インの場合、一ビツト検出ポイントおよび一ビツ
ト制御ポイントがラインマイクロプロセツサ
(LMP)制御回路140に対し使用可能であり、
LMP制御回路140は前記各ポイントから特定
ライン回路のオンフツク/オフフツク状態を決定
し、オンフツク/オフフツク状態の大きな変化を
検出して、その変化を協働する送信IPBバツフア
141および受信IPBバツフア142を介しSMP
制御回路130へ送る。検出される大きなライン
変化は新たなオンフツク、遮断(オンフツクを保
持する)およびフラツシユである。各ライン回路
の呼出および呼出停止であるが制御されることに
なる。ダイヤルパルスの解析は特にLMP制御回
路140の仕事ばかりではない。 LMP制御回路140はラインの活動性をSMP
制御回路130にのみ伝え、SMP制御回路13
0からのみ制御情報を受ける。全情報が送り出さ
れる場合、LMP制御回路140は好適なライン
装置アドレス(ハードウエア記憶場所)を回路ス
ロツト数に変換する。同様に全情報がSMP制御
回路130から入力される場合、LMP制御回路
140は回路スロツト数を装置アドレスに変換す
る。 バツフア通信 LMP制御回路140はSMP制御回路130と
のみ連絡し、この連絡は表3に示す指令および形
式を用いインタプロセツサバツフアを介して行な
われる。 他のプログラムレベルルーチン 1 走査プログラム:走査プログラムは各ライン
回路のオンフツクおよびオフフツク状態をモニ
タし、ラインのその状態を変更して適切な出力
IPB指令を準備する。 サブプログラムレベルルーチン 1 リングコントロール:これにより呼出電流が
特定のラインから印加又は除去される(しかし
呼出電流は例えば2秒流れ4秒中断されるよう
な構成はとられていない。) 2 指令ハンドラ:LMP140により入力され
る各IPB指令により指令ハンドラのサブプログ
ラムが実行され、指令により専用される状態に
セツトされる。 3 NSN/EA翻訳プログラム:本プログラムは
回路スロツト数を装置アドレスに変換する。 4 EA/NSN翻訳プログラム:本プログラムは
装置アドレスを回路スロツト数に変換する。 5 減衰コントロール:本コントロールは指定さ
れた減衰選択データで検出ポイントを駆動す
る。 トランクマイクロプロセツサ TMP制御回路160は全部のトランクセン
ス・制御信号がトランク回路に出入する前置サー
ビス部として機能する。TMP160はトランク
のある大きな状態変化を検出し吸収し、トランク
の種類と無関係に一様の変化をSMP制御回路1
30へ伝える。(入力ダイヤルパルスおよび出力
ダイヤルパルスの送信の解析は特にTMP制御回
路160の仕事ということはないが)。 TMP制御回路160は4検出ポイントを入力
し4制御ポイントを各トランクへ送る。検出ポイ
ントおよび制御ポイントの重みはトランクの種類
により変わるので、前記各ポイントを用いる手順
も変わる。各トランクを正しく処理するため、
TMP制御回路160は充分な情報で略されたサ
ービスの種別テーブルを保持する。前記サービス
の種別テーブルはDMP制御回路170により保
持される全体のサービス情報の一般的な種類から
引き出される。 TMP制御回路160により認識および割込さ
れる状態とは、入力トランク占有、トランク切
断、停止/許容ダイヤル、遠距離加入者の応答、
トランクフラツシユである。実行すべき制御とは
出力占有、切断、アンサ監視、許容アウトダイヤ
ル、減衰、認識/無視フラツシユ、ポイントアウ
トワードフラツシユである。システムの残りから
の制御情報はSMP制御回路130から入力され
る。これらの指令をとる場合、トランクはトラン
ク装置数(ハードウエア記憶場所)に翻訳されね
ばならない回路スロツト数により識別される。同
様にTMP制御回路160はSMP制御回路130
に指令メツセージを準備する時逆に翻訳せねばな
らない。 バツフア通信 TMP制御回路160はSMP制御回路130と
のみ連絡し、この連絡は表3に示す指令および形
式を用いインタプロセツサバツフアIP―Bを介し
て行なわれる。 他のプログラムレベルルーチン 1 走査プログラム:この走査プログラムは大き
な変化に対し各トランクの検出ポイントをモニ
タし、前記変化が検出されると好適なトランク
論理サブプログラムを呼び出す。 サブプログラムレベルルーチン 1 トランク論理サブプログラム:TMP制御回
路160が処理せねばならない各トランクの種
類に対し1つのトランク論理サブプログラムが
ある。各サブプログラムはトランクの状態を好
適に変更し適切な出力IPB指令を準備する。 2 指令ハンドラ:TMP制御回路160により
入力される各IPB指令のため、指令ハンドラの
サブプログラムが実行され、その指令により指
示される状態にされる。 3 遅延待ち行列ハンドラ:本ハンドラはトラン
クの占有解放に対し各種の対照動作中に生じる
極めて多くの時間事象を一様に処理すべく設計
された便利なルーチンである。 4 減衰制御:本制御により指定される減衰選択
データで検出ポイントが駆動される。 5 NSN/EA翻訳プログラム:本プログラムは
回路スロツト数を装置アドレレスに変換する。 6 EA/NSN翻訳プログラム:本プログラムは
装置アドレスを回路スロツト数に変換する。 レジスタマイクロプロセツサ レジスタマイクロプロセツサ制御回路150は
切換システムの全ダイヤル数字を入力し送る。ダ
イヤル数字はDC発信から直接パルスとして、又
はDTMFレシーバにより与えられる並列2進数
として示されうる。入力形式に関係なくRMP制
御回路150は好適なマイクロプロセツサへの4
ビツトコードに記憶される一連の数字としてダイ
ヤル数字を出力する。 RMP制御回路150は、SMP制御回路130
から2つの基本形の呼出処理指令、すなわち受信
数字と送信数字と、CMP制御回路180から1
つの基本形指令、すなわち受信n数字とを入力す
る。RMP制御回路150はレジスタの受信/送
信ユニツトからDC発信乃至はDTMF数字でセン
ス情報を入力し、パルス発信又はDTMF数字で
ダイヤル受信/送信ユニツトへ制御情報を送る。
最大64の受信/送信ユニツトが装備され、各ユ
ニツトは切換回路52により接続される一回路の
ダイヤリングを行なう。 ダイヤル数字が完全に出されると、RMP制御
回路150がダイヤル数字で完了指令をDMP制
御回路170へ送るが、場合によつてはSMP制
御回路130へ送る。RMP制御回路150は又
制御ビツトをレシーバへ送り付設される発信加入
者へ戻されるある音信を選択し、受信加入者へ送
られる際第9番目のビツトをセツト・リセツト
し、レシーバからある検出ポイントをリセツトす
る。 レシーバ/センダ(受信機)毎に8センスポイ
ントと8制御ポイントがある。検出ポイントが読
み取られ、制御ポイントはレシーバ/センダ形式
当り―ビツトで書き込まれる。各レジスタに対し
検出バイトおよび制御バイトは1つの同一アドレ
スに置かれ、呼出に使用される読取命令(センス
に対し)と書取命令(制御に対し)によつてのみ
微分される。レジスタセンス/制御ポイントに対
し確保される記憶アドレスは64あり、夫々装置ア
ドレスを用いて呼出される。 バツフア通信 RMP制御回路は表3に示す指令を用いIPBを介
してSMP制御回路130およびDMP制御回路1
70と連絡する。 他のプログラムレベルルーチン 1 走査プログラム:本プログラムは各レジスタ
の検出バイトをモニタし、前記検出バイトの状
態およびレジスタの正しい状態によつて決定さ
れる好適な状態論理プログラムへ制御を通過さ
せる。 2 アウトパルスドライバ:3ルーチンは選択さ
れた10ミリ秒間隔の割込で呼び出され、レジス
タアウトパルス機能を与える。 各ルーチンとは次の3つである。 準備アウトパルシング(outpulsing) セツトアウトパルス リセツトアウトパルス サブプログラムレベルルーチン 1 検出ポイント状態論理:多数のサブプログラ
ムは出会う各々の状態および検出ポイント状態
に対し好適な動作を与える。各プログラムは新
たな状態をセツトする、ないしは好適な出力
IPB指令を準備する。 2 経過時間状態論理:多数のサブプログラムは
ある状態のある経過時間に対し好適な動作を与
える。各プログラムは新たな状態をセツトす
る、ないしは好適なIPB指令を出す。 3 指令ハンドラ:本ハンドラはLMP制御回路
140の指令ハンドラを繰り返す。 状態マイクロプロセツサ SMP制御回路130は切換システムの呼出処
理活動性の容量を合わせる。SMP制御回路13
0は呼出状態、相手状態、次の許容状態、および
レジスタ割当に関するすべての決定を行う。切換
回路とのインターフエース回路を介して、SM制
御回路130はライン、トランク、レジスタ、付
随装置、音信源間のすべての接続を制御する。 SMP制御回路130は、極めて多くの種類の
指令メツセージを出し入れするIPBを介してシス
テムの他のすべてのプロセツサとの双方向通信を
維持する。 SMP130は入力指令によつてのみ駆動さ
れ、検出ポイントは入力されない。ほとんどの指
令は進行中の特定呼出およびその時の加入者の状
態と種別割当に関係付けられる。処理の結果他の
マイクロプロセツサへの一又はそれ以上の指令、
乃至は切換回路52への接続指令が出される。 他のプログラムレベルルーチン 1 使用/未使用中更新:本プログラムは更新デ
ータをDMP制御回路170へ周期的に伝送し
て、ライン、トランク、および(実行できれ
ば)BMP制御回路190の使用、未使用状態
のその時の状態を維持する。 2 短動作待ち行列サービス:本プログラムは他
のプログラムおよびサブプログラムにより待ち
行列に置かれた時間の条件付事象の端緒を走査
する。ある事象の条件付時間が終了すると本プ
ログラムによりその事象が生じる。 3 キヤンプオン待ち行列サービス:本プログラ
ムは両方の加入者が空きになると行なわれるべ
き待ち呼出のリストを探索する。 4 レジスタ割当:これは使用可能なレジスタを
割り当て、どれも使用不可能の場合レジスタを
必要とする相手の待ち行列を使用しうるルーチ
ン群である。 5 時間監査:本プログラムはライン、トラン
ク、レジスタが夫々その時の状態にあつた時間
を周期的にチエツクし、その時間が所定限度を
越していると好適な動作を呼び出す。 6 状態監査:本プログラムは互いに話し中の加
入者間でシステムの各ステーシヨン、トラン
ク、レジスタの状態および基準記憶装置を周期
的に一貫してチエツクする。 サブプログラムレベルルーチン 1 指令論理:SMP制御回路130により入力
される各IPB指令により、特定指令のハンドラ
サブプログラムが呼び出される。各指令ハンド
ラは、その時の各加入者の状態により入力指令
から要求される動作を許容又は否定する論理が
含まれる。 2 状態ドライバ:本サブプログラムは加入者を
ある状態から別の状態へ変える要求される全動
作を行う。状態の変更、相手が話をしているこ
とを示す基準記憶装置の変更、回路制御記憶装
置の変更(接続)、好適なIPB指令の発行等が
ある。 3 装置使用法モニタ:本プログラムはシステム
のライン、トランク、レジスタ、コンソール等
から使用法データの数(使用される時間の数)
を集める。 4 通信記憶:本プログラムは完全呼出情報を再
編成するに必要なすべての有意事象(チエツク
およびチヤージバツク機能用にダイヤルされた
特定数字をモニタする)を出力データとして与
える。 コンソールマイクロプロセツサ CMP制御回路180は監視コンソールの活動
に関連する呼出処理機能すべてを実行する。この
呼出処理機能には、状態が接続できるべく正しい
か否かを指定するような活動においてSMP制御
回路130により正常に実行される制御レベルを
想定すること、接続の指定、コンソール呼出状態
の保守、呼出キヤンプオン機能の実行、呼出保持
機能の実行、時間監査等がある。 CMP制御回路180はIPBを介してSMP・
DMP制御回路130,170および役割の小さ
なBMP制御回路190と双方向通信を維持す
る。情報の一枚交換はSMP制御回路130への
接続指令とSMP制御回路130からの応答の肯
定/否定指令である。 CMP制御回路180は入力されたIPB指令(新
たな呼出および接続を示す)と、監視コンソール
の選択ボタンアクテイビテイ(呼出が処理される
べき方法に関する操作者の動作を表わす)との組
合せにより駆動される。監視コンソールはコンソ
ール一台当り一入力部を調べることにより選択ボ
タンアクテイビテイのCMP制御回路180を介
して走査される。ボタン選択は8ビツトコードで
この入力部に表現され、独特なコードが監視コン
ソール上の各押ボタンを表わすのに使用される。
同様に各監視コンソール上のランプはコンソール
一台当りの一出力部により制御される。各ランプ
を一定またはフラツシユ表示する必要がある以上
に監視コンソール上のランプの数が多い場合、2
バイトが伝送されある特定ランプを好適に点灯さ
せねばならない。 CMP制御回路180は各カストマグループに
対応せしめられる。CMP制御回路180により
行なわれる全仕事は正しいカストマグループ内の
呼び出しを指定し且つ操作するように構成され
る。 バツフア通信CMP制御回路180は表3に示
す指令を用いIPBを介してSMP、DMP、BMP制
御回路130,170,190と連係する。 他のプログラム レベル ルーチン 1 読取キー:本プログラムは全入力部を走査
し、監視コンソールからの新しいボタンの印加
(始動)が前記入力部で発見されると制御を適
切なサブプログラムへ通過させる。 2 割当呼出:本プログラムは(各カストマグル
ープの)監視待ち行列を調べ、待ち呼出があれ
ば好適なカストマグループの最長未使用監視人
へその呼出を割当てる。 3 時間監査:時間監査プログラムは全コンソー
ル呼出状態を周期的にチエツクし、特定状態の
許容時間を超過すると好適な動作を呼び出す。 4 書出コンソールランプ:本プログラムは制御
情報を、内部に保持される待ち行列から好適な
監視コンソールへ出力部を経て伝送する。 サブプログラム レベル ルーチン 1 キーモジユール:多数の各モジユールサブプ
ログラムは特定のキープレス毎に実行されねば
ならない論理および出会う状態条件を与える。 2 制御表ドライバ:本サブプログラムは仕事の
大部分が制御表と呼ばれる表形式で表わされる
ことによりキーモジユールサブプログラムを実
行する。制御表は入られる次の状態、送られる
IPB指令、点灯されるランプを定める。 3 指令ハンドラ:本ハンドラはLMP制御回路
140に対し指令ハンドラを繰り返す。 使用中ランプ フイールド マイクロプロセツサ BMP制御回路190は以下BLFコンソールと
呼ばれる一又はそれ以上のオプシヨンとしての使
用中ランプフイールド/直接ステーシヨン選択コ
ンソール用の入出力ハンドラとして機能する。
BMP制御回路190は特定の百/グループのス
テーシヨンの状態表示装置に対するBLFコンソ
ールからの要求を検出し、表示装置のデータを要
求しているBLFコンソールへ与える。BMP制御
回路190は又監視人(オペレータ)がBLFコ
ンソールに配設される特定のステーシヨンランプ
に隣接する選択押しボタンを選択的に押すことに
より生ずる接続要求を検出する。 BMP制御回路190は全ステーシヨン所望な
ら又トランクの使用/未使用中状態を協働する記
憶装置に保持する。BMP制御回路190はBLF
コンソールからの要求を準備する際百/グループ
例えば400/499および1700/1799により使用/未
使用情報を編成する。BMP制御回路190は又
カストマグループを収容しかつ区画せねばならな
い。BMP制御回路190はSMP制御回路130
から接続されており使用/未使用情報を与える1
個のIPB193と、CMP制御回路180に接続さ
れており要求される登録番号DNを与える1個の
IPB191とを有する。 バツフア通信 BMP制御回路190はSMP制御回路130か
らIPB193を経て一呼出処理指令を入力する。
この指令にはBMP使用/未使用中状態を更新す
る情報が保持される。BMP制御回路190はIPB
191を経てCMP制御回路180へ一呼出処理
指令を送る。この送られた指令はその時表示され
ており監視人(オペレータ)により始動される直
接ステーシヨン選択ボタンに加えられる特定の
百/グループから引き出されるような登録番号
DNを含む。 基本プログラム BMP制御回路190はシステムの他の全マイ
クロプロセツサ制御回路に対しメインプログラム
およびプログラムレベルルーチンを代表する2レ
ベル階層プログラム編成を有する。 メインプログラム レベル ルーチン 1 マスタシーケンサ プログラム レベル ルーチン 1 使用/未使用ハンドラ:本ハンドラは入力
IPB193から使用/未使用中データを入力
し、使用/未使用中状態を更新する。 2 読取キー:本キーは全入力部を走査し、表示
されるべき使用/未使用中ランプの新たな百/
グループ、又は内部出力IPB待ち行列に置かれ
るべき要求された登録番号を指示する。 3 ランプドライバ:本ランプドライバは新しい
ランプ表示データを各BLFコンソールへ送
る。 データ ベース マイクロプセツサ データベースマイクロプロセツサDMP制御回
路170は制御システムのすべての一次データを
要求すると、記憶および検索する。一次データに
は前に挙げた表およびフイールドがある。DMP
制御回路170は又各種装置使用法のペグカウン
タを記憶し、上述のように接続切換システムへ非
呼出処理部を支持する。 DMP制御回路170はIPBを介してSMP制御回
路130、RMP制御回路150、およびCMP制
御回路180との双方向通信を保持する。情報の
主交換は特定の回路スロツト数又は登録番号に関
するデータの要求の形で生じ、データが要求され
る際送られる。DMP制御回路170は主に他の
マイクロプロセツサからの要求指令によつて駆動
される。DMP制御回路は又呼出処理情報を入力
する検出ポイントを持たない。いくつかのカスト
マグループがシステム内に存在し、DMP制御回
路170はカストマグループの分離を保守するよ
うに駆動されるため各カストマグループ毎に別個
に一部の内部データ表を保守する必要があり、他
のデータ表が混成されうる。磁気バツクアツプ媒
体は大きな故障が生じた場合に頭初にシステムを
ロードし回復するために使用される。キーボード
端子はこれを用いて最近の変化データおよび保守
メツセージを制御システムに入れるために使用さ
れる。これらの重要な入力部のため、DMP制御
回路170は又システムの他の全マイクロプロセ
ツサへプログラムおよび動作データを分配するよ
う機能する。この間DMP制御回路170はIPBを
極めて有用に使用して、データをSMP制御回路
130、RMP制御回路150、CMP制御回路1
80へ直接運ぶ。LMP制御回路およびTMP制御
回路160のデータはまずSMP制御回路130
へ送られ、SMP制御回路130はデータをLMP
制御回路140およびTMP制御回路160へ進
める。 データベース検出・制御ポイント DMP制御回路170と連係する各種入力・出
力部は夫々検出・制御ポイントとみなされうる。
各々は特定の対をなす隣接記憶アドレスによりア
クセスされる。一方のアドレスで状態バイトが入
出力部が容易にデータを入出力できるか否かを決
定するのに使用される。残りのアドレスは入力又
は出力される実際のデータバイトを含んでいる。
DMP制御回路170の全入出力部は情報の転送
に8ビツトASCII(情報交換用米国標準コード)
を用いる。 バツフア通信 DMP制御回路170は表3に示す指令を用い
IPBを介しててSMP制御回路130,RMP制御回
路150,CMP制御回路180と連絡する。 他のプログラム レベル ルーチン 1 グループキヤンプオン待ち行列サービス:本
プログラムはステーシヨン又はトランクグルー
プの利用可能なメンバに接続すべく呼出人のリ
ストを探索する。 2 キーボードサービス:本プログラムは周期的
に呼び出されて端子入力部をチエツクし、そこ
に現われる文字を持ち込み、全メツセージが入
力された時メツセージアナライザを制御する。 3 入出力部への出力:本プログラムは周期的に
呼び出され内部で保持される行ち行列で待つて
いるデータを各出力部へ送る。 4 データ監視:本プログラムは確実に直接アド
レスがプリセツトされた範囲内にありアドレス
チエインが一貫させることによりデータ構造の
完全性を連続チエツクする。 サブプログラム レベル ルーチン 1 指令論理サブプログラム:DMP制御回路1
70から入力される各IPB指令により特定の指
令ハンドラが呼び出される。指令ハンドラの仕
事は主に要求されるデータを検索することおよ
び応答指令にデータを形式化することである
が、場合によつては翻訳ないしはグループハン
トの各レベルを必要とする検索プロセスは全く
複雑である。 2 メツセージアナライザ:本サブプログラムは
キーボードからのメツセージをチエツクし、制
御を好適なルーチンへ移してメツセージ要求を
実行する。 3 リーセントチエンジドライバ:キーボードか
ら操作する人により要求されるとデータベース
エントリを変更する。 “標準呼出”機能を果す実施例 次のステーシヨン間呼出シーケンスは、全体の
“標準呼出”システム機能を実行する場合制御機
構55の各マイクロプロセツサにより実行される
プログラムによる操作を示しており、かつ
DTMF又は回転ダイヤルを用い監視人の力をか
りずに他のステーシヨンにダイヤルする正常の手
順である。ステーシヨン間“標準呼出”は制御機
構55の5の異なつたマイクロプロセツサを用
い、次の説明は使用者の呼出シーケンスの動作お
よび応答により編成されかつ発生した指令および
制御機構55の応答を示す。 参照コードにより識別される各指令は実質的に
受信マイクロプロセツサへの指令であり、ある仕
事を行う。データと共に参照コードを含む指令メ
ツセージは出力機能を行なうIPBにロードされ
る。それゆえIPBユニツトおよび駆動プログラム
は又制御機構55の仕事待ち行列領域として機能
する。
【表】
される。
呼出する O3 B→L
使用中P2 6E S→B S→D
P2ライン基点 A2 L→S 双方向通話路
上記においてアルフアベツト文字は夫々下記の
プロセツサに対応する。 B→BMP S→SMP L→LMP C→CMP R→RMP D→DMP 第10乃至18図の各プロセツサのプログラムに
よる動作 第10乃至18図のフローチヤートを参照する
に、上述の実施例としてのシーケンスで与えられ
る順序の各マイクロプロセツサにより実行される
プログラム動作を示している。マルチプロセツサ
全部の組合せにより実行されるプログラム動作は
“標準呼出”システム機能を与える。 添付のフローチヤートの他に、表3に参照コー
ド、指令説明および指令メツセージ形式のリスト
を示す。表3には実施例としてのシーケンスおよ
びフローチヤートに使用される参照コードを比較
的少なくして示してある。 “標準呼出”シーケンスおよびフローチヤート
は、マルチプロセツサが組み合わされて制御さ
れ、システム機能を実行する方法の詳細を知り、
制御機構55のマイクロプロセツサがプログラム
されて他の全体の機能の割り当て部分を実行する
方法の大要を把持するに好適である。本発明を実
施する場合、プログラム制御により制御機構のプ
ロセツサが上述の機能およびシステムの他の機能
を実行できるか否かは、データベース記憶装置の
構成およびシステム機能を実行する際データが前
記記憶装置から検索され利用されるよう機能する
装置により決まる。 LMP制御回路動作(第10図) 第10図および上述の実施例としてのシーケン
スを参照するに、最初の“参照コード”はIPB1
41を経てLMP制御回路からSMP制御回路へ指
令メツセージ“A2”(全参照コードは16進形式で
ある)が伝送される。LMP制御回路に対し頭初
与えられたプログラムによれば、プログラムレベ
ルでルーチンによりラインが連続走査されてお
り、オフフツクのライン変化を検出する。“新た
なオフフツク”を検出すると、プログラム制御に
よりLMP制御回路は装置アドレスからの翻訳に
より得られる、参照コード“A2”および発信ラ
インの回路スロツト数(NSN)から成る完全メ
ツセージを集約する。表3に示すように、指令メ
ツセージの形式は参照コードA2および“LS8/
MS4”であり、定義(表2)により発信者P1の
回路スロツト数(NSN)の最下位8の数字およ
び最上位4の数字である。回路スロツト数はステ
ーシヨントランク、レジスタ、音信、又は監視人
に指定される切換回路の時間およびスペーススロ
ツトを示す。第10図においては走査器プログラ
ム制御を受けてLMP制御回路により実行される
この頭初のセグメント即ち一連のステツプをフロ
ーチヤートで表わしており、“指令メツセージA
2のSMPへの送信”ブロツクが図示され、参照
コード“A2”を表わされており、回路スロツト
数LS8/MS4がIPB141にロードされることに
なる。 SMP制御回路動作(第11図) 再び上述の“標準呼出”シーケンスを参照する
に、伝送される次の指令メツセージは参照コード
“6E”により識別される。 表3の参照コードの下の“SMP”により送信
される指令”は“6E”および発信ラインP1の
使用中を表わしている相当する指令がDMP制御
回路へ伝送される態様、指令メツセージ形式の欄
には前記指令が又BMP制御回路にも送られる態
様を示す。DMP制御回路はデータ記憶装置の
“他の”のテーブルの一として使用/不使用中
“状態”を保守し、発信回路スロツト数の使用状
態はデータベース記憶装置に記憶され、呼出を受
けるためそのステーシヨン又はリンクの利用度に
関しDMP制御回路を検索可能なデータを与え
る。 第11図は参照コード6E,62により識別さ
れるような上述の標準呼出シーケンスに与えられ
る2セグメント動作を示す。入力するIPB141
を走査する際A2指令が求められ解析される。呼
び出される指令ハンドラルーチンが発生し、6E
指令をDMP制御回路およびBMP制御回路へ送
る。第11図に示すように、指令ハンドラサブプ
ログラムはその際SMP制御回路への動作を要求
し、参照コード“62”を出力するIPB173
(DMP170との通信路の)へ伝送する。表3の
参照コード62は“発信COS”(サービスの種
別)情報、すなわち発信ラインP1に使用可能な
制限のコード化情報(表4参照)となる。完全指
令メツセージに対し与えられる形式は参照コード
“62”およびLS8/MS4”であり、これらは頭初
に説明したように頭初の指令メツセージの一部と
してLMP制御回路により与えられる発信ライン
の回路スロツト数である。指令メツセージは
SMP制御回路により集約され出力IPB173にロ
ードされる。 DMP制御回路動作(第12図) 使用/未使用IPBメツセージ6Eは(第12図
に示すように)DMP制御回路およびデータベー
ス記憶装置の他のフイールドの使用/未使用中状
態により入力されP1の使用中状態に反応すべく
更新される。第12図に示すように、DMP制御
回路のIPBアナライザプログラムは、その指令に
適する第2のサブプログラムを呼び出し、“発信
COS要求”メツセージを受ける。第12図のフ
ローチヤートは、“NSN/COS表を探索しP1の
OCOSを取得”、“指令メツセージC8のOCOSを
復帰させる”如きステツプを示しており、DMP
制御回路を介して参照コード“C8”により識別
されかつIPBローダプログラムを受けて動作する
よう機能する指令メツセージの集合体を呼び出
し、通信路の出力するIPB171の指令メツセー
ジをSMP制御回路にロードする。 SMP制御回路動作(第13図) 第13図の次のプログラムセグメントは、
SMP制御回路の応答およびIPBアナライザプログ
ラムによる入力IPBの走査を表わし、SMP制御回
路は参照コード“C8”により識別される指令メ
ツセージを受け、指令ハンドラサブプログラムを
呼び出してOCOSを解析し、使用可能なレジスタ
を見つけ、それにライン回路を接続し、ラインお
よびトーンレシーバを受状態に置き、指令を表わ
す参照コード22により識別される指令メツセー
ジをロードしてRMP制御回路に接続される出力
するIPB152に“正常ダイヤル接続”すること
を示している。参照コード22により識別される
完全指令メツセージを参照コードR/LS8/MS
4と共に表3に示す。 第15図のRMP動作 RMP制御回路の応答を第15図の上部に示
す。IPBアナライザプログラムにより駆動される
RMP制御回路は入力するIPBを走査し、入力する
IPB152の記憶されたメツセージを検出するこ
とを示している。参照コード22の“正常ダイヤ
ル接続”により識別される指令メツセージが探索
され、応答時に呼び出される指令ハンドラサブプ
ログラムで指定のレジスタが占有され準備されて
発信者P1からダイヤルされる数字を受け、ダイ
ヤル音が発信ラインすなわち発信者P1へ送られ
る。 第15図の上右部に、短時間後プログラム制御
を受けてRPM制御回路が更に動作することを表
わすプログラムセグメントを示す。RPM制御回
路はレジスタ走査器プログラムにより駆動され占
有されるレジスタのセンスバイトをモニタする。
ダイヤルされる最初の数字を受けると、ダイヤル
音がP1ラインから除去され、参照コード72に
より識別される指令メツセージがDMP制御回路
へ送られ第1の数字の翻訳を要求する。参照コー
ド72の指令メツセージは出力IPB153にロー
ドされる。表3のように参照コード72により識
別される指令メツセージの形式はR/数字/LS
8/MS4である。 実施例としての“ステーシヨン間呼出シーケン
ス”を参照するに、参照コードA2,6E,6
2,C8,22,72は各々第10乃至13図の
フローチヤートおよび第15図の上2個所に示す
プログラムによる操作にあたる。 DMP制御回路動作(第14図) 第14図はDMP制御回路のプログラムによる
操作のフローチヤートであり、IPBアナライザプ
ログラムによりかつ参照コード72により識別さ
れる指令メツセージの入力に応答してIPBを走査
し、指令ハンドラサブプログラムへ向ける。第1
4図のステツプは指令“n以上の数字の入力”と
して識別される“ステーシヨン間呼出シーケン
ス”に挙げる参照コード3Bに相当する。 所定の数字の数に関する情報を与えるため、
DMP制御回路はデータベース記憶装置に第1の
数字変換表314を有する。指令ハンドラサブプロ
グラムによるNSN/COS表は回路スロツト数
(NSN)でアドレス指定され、発信者P1のカス
トマグループ番号(CG#)を得る。検出された
CG#および最初にダイヤルされる数字を用い
て、登録番号の好適な長さは最初の数字翻訳表
314に見い出される。ほとんどの場合、その第1
の数字を有する登録番号の長さが1,2,3又は
それ以上の桁である最初の数字翻訳表およびCG
#により確実な応答が与えられうる。“n桁以
外”指令、番号プランニングに含まれる最大数は
RMP制御回路へ戻される。RMP制御回路がプロ
グラムされて“保留ダイヤル”を認識すると、
RMP制御回路は“n”桁を除外するが所定の
“保留”期間の発生で“n”桁より小さい登録番
号が認識される。 本発明の一特徴によれば、番号プランニングは
充分に融通性があるので登録番号をほとんど自由
に選択できる。例えば下記は同一カストマグルー
プ又は異なるカスマトグループの異なるステーシ
ヨンに登録番号として割り当てうるか、又は制約
条件なく異なる機能に割り当てられうる。 1 1, 2 1,2 3 1,2,3 4 1,2,3,4 上述の4登録番号は最初の数字がたとえ同一で
かつ同一カストマグループにあつても、システム
は前記番号を使用できる。 従来のほとんどの遠隔通信システムでは、特殊
な機能を行なわせる呼出コードはコードの専用グ
ループが要求されていた。しかしながら本発明に
よるシステムによれば、機能への呼出コード又は
呼び出されたステーシヨンの登録番号はすべて
“正規の”登録番号として処理される。例えば
“呼出前進”機能は、本発明によれば登録番号が
システム機能を指定するので、所望により最小又
は最大の桁の登録番号を所望の番号プランニング
の任意の領域で予め割り当て可能である。“呼出
前進”のような機能に登録番号として割り当てら
れる桁の全数字がダイヤルされてRMP制御回路
によりレジスタの一に入力され記憶されると、各
桁は、“正規なダイヤル番号”としてDMP制御回
路へ転送される。この状態は“標準呼出”機能が
第15図のフローチヤートおよび下部右手に示さ
れるような場合正確に示される。 要するに全システム機能(標準呼出はおよびそ
の他会議呼出、グループハント等)には、第10
乃至15図のフローチヤートに示す同一シーケン
スのプログラムによる操作、および同一シーケン
スの実施例としての上述の参照コードから8番目
に示される参照コード74が包有される。 従つてステーシヨン間呼出シーケンスの8番目
の参照コードにより“標準呼出”指令として識別
される“C9”を注目するに、この参照コードは
集約されて指令メツセージとしてSMP制御回路
へ伝送される。表3は参照コードC9”により識
別される指令メツセージの形式を示しており、次
のバイトに参照コードを含んでいることを示す。 LSLS8(P1)/MS4
P1の回路スロツト数 LS8(P2)/MS4 P2の回路スロツト数 (P1)TCOS サービスP1の終了 (P2)TCOS サービスP2の終了 P1(OCOS) サービスP1の開始 DN表のDMP制御回路の使用例(第16図) 本明細書の初めに述べた“データベースマイク
ロプロセツサと記憶装置…登録番号テーブル”の
欄では、データベース記憶装置の登録番号テーブ
ルが各々カストマグループに対し独立的にシステ
ム演算機能およびダイヤル登録番号を関係付ける
ように何如に利用されるかを詳述してある。要約
するに、登録番号テーブルは各種レベルがポイン
タで連結されている複数レベル表である。最下位
レベルの記憶場所は3ビツト命令部と前記命令の
アーギユメントを表わす1.5バイトとを有する2
バイト識別語を表わしているコード化電気信号を
記憶する。識別語の形式は第5図に示すようにシ
ステム機能の全領域において同一である。第5図
に示すように、3ビツト命令語はビツトのパター
ンにより多岐に亘るシステム機能の一を指定す
る。“標準呼出”機能の場合命令のアーギユメン
トを表わす1.5バイトは被呼出者P2の回路スロ
ツト数(DSN)を表わす。グループハント、ス
ピード呼出、および呼出ピツクアツプ機能の場
合、識別語のアーギユメント部は追加データの個
別データへのポインタとして機能する識別
(ID)番号を示す。例えばハントグループの場
合、“ID”は回路スロツト数の複数リストの一へ
向うアドレスである。プログラム制御により
DMP制御回路は指定されたハントグループの未
使用中のステーシヨンをさがす。スピード呼出
“ID”の場合、識別番号はダイヤルする際便利な
ように略された登録番号により指定されるプレフ
イツクスおよび市外局番等の登録番号のリストへ
のポインタアドレスである。 第5図に示すように会議呼出機能の場合、デー
タの1.5バイトは“会議ID番号”の種類すなわ
ち、“会議準備”、“会議進行”あるいは“会いに
来い”等の種類の機能を与え、従つてこの2ビツ
トコードはどの種類の会議が識別語によつて指定
されるかを識別する。識別語のアーギユメント部
の最後の5ビツトは会議呼出の容量を識別する。 会議ID番号は会議ハードウエア回路の回路ス
ロツト数により特定出入力部を識別する他の表へ
のポインタアドレスであり、会議呼出接続を行う
場合に利用されうる。 雑通知機能の場合、識別語の1.5バイトのアギ
ユメント部は実行されるべき特定のシステム機能
に対する標準呼出コードを記憶するために使用さ
れる。例えば雑通知機能の一つである“メツセー
ジ待ち”の場合、ダイヤルされた番号は“メツセ
ージ待ち”機能の標準化番号に変換され、前記
“メツセージ待ち”機能自体はSMP制御回路で行
なわれ、指定された仕事を実行してこの機能を行
なう。“メツセージ待ち”機能を実行するため、
特に“メツセージ待ち”モードのステーシヨンを
識別する登録番号を置くため、SMP制御回路は
RMP制御回路(これは常に接続される)を再び
指示して最後のダイヤル動作からの数字を受け登
録番号の数字を集める。 登録番号テーブルは(1)ダイヤルによる登録番号
を表わすコード化電気信号と、(2)発信ステーシヨ
ンP1のカストマグループ番号(CG#)を識別
するコード化電気信号との組合せに応答してアド
レス指定される。テーブルの入口レベルはCG
#により指標付けされ、カストマグループに相当
する記憶場所のブロツクを有するテーブルの中間
レベルへのポインタを見い出す。中間レベルは登
録番号の高位2桁により指標付けされ、最下位レ
ベルの記憶場所から成る複数ブロツクの一のポイ
ンタアドレスを得る。アドレス指定された最下位
レベルブロツクの記憶場所は登録番号の下位2桁
により指標付けされる。 第16図のフローチヤートは“正常にダイヤル
された番号”指令72に応答してDMP制御回路
を駆動する指令ハンドラサブプログラムを示す。
制御機構の他のマイクロプロセツサの場合のよう
に、DMP制御回路はIPBアナライザプログラムの
制御により駆動されて、入力するIPBを走査し参
照コード72により識別される正常にダイヤルさ
れる番号指令メツセージを検出し読み取る。この
指令メツセージは参照コード72の他にダイヤル
される番号(表3参照)の数字を含む。第16図
は参照コード72により識別される指令メツセー
ジの受取に応答してDMP制御回路を駆動する指
令ハンドサブプログラムを拡大したものであり、
CG#がP1の回路スロツト数およびNSN/COS
表を用いて得られることを示す。CG#は第16
図の次の論理ブロツクに示されるように登録番号
テーブル300を入れ、中間レベル000/00(千
桁/百桁)ブロツクへのポインタアドレスを得る
のに使用される。第4図は登録番号の構成を示
し、かつその構成を記憶場所の3連結レベルとし
て示し、このシステム機能を実行する際利用され
たシステム機能識別およびデータを与える前に説
明した命令部およびアーギユメント部を含む2バ
イト識別語を表わしている。この登録番号テーブ
ルはマイクロプロセツサと両立しうる半導体記憶
装置により与えられるRAMを介してハードウエ
アで実行されることが好ましい。図示のシステム
の実施例では記憶装置と両立しうるINTEL 8080
又はテキサスインストルメンツ(TEXAS
INSTRUMENTS)TMS8080マイクロプロセツサ
で実行された。 例えば第4図に示す登録番号“0047”をとり、
カストマグループに対し与え、発信ステーシヨン
はカストマグループ番号“7”にあるとして、登
録番号テーブルの最下位レベルの記憶場所が
DMPによりアドレス指定される方法の簡単な実
施例を与えるため、表の中間レベルの“7”で示
されるブロツクは入口レベルの“7”カストマグ
ループ記憶場所からアドレス指定されて示され
る。中間レベルの記憶場所ブロツク“7”は高位
2桁により指標付けされる。この登録番号が
“0047”とすると高位2桁“00”は“7”ブロツ
クの最初の記憶場所を指す。このブロツクには最
下位レベル表の複数ブロツクの一のポインタアド
レスが含まれている。矢印は最下位レベルブロツ
クへ向き、下位2桁“47”はカストマグループ
“7”と登録番号“0047”との組合せにより指定
される識別語を含む最下位レベルブロツクの記憶
場所を指標付けする。 第16図を参照するに、識別語の高位3ビツト
のビツトパターンにより表わされる指定機能は第
16図の底部の6ブロツクに示されるシステム機
能の一つである。 第5図に示されるような“標準呼出”機能の場
合、命令のアーギユメントは被呼出人P2の回路
スロツト数(NSN)である。 DMP制御回路は標準呼出・参照呼出“C9”に
よに識別される指令メツセージを集約し、IPBロ
ーダプログラムにより参照コードを含む指令メツ
セージを、出力するIPB171にロードする。
“標準呼出”指令メツセージを集約する前処理と
して、DMP制御回路は又第19図に示すように
チエツクする。すなわち“呼出転換は実際被呼出
人に対してであるか?”データベース記憶装置の
表および記憶フイールドの中で呼び出される表は
呼出前進状態のすべてのステーシヨンすなわち関
係者(加入者)のリストを含む変化COS表であ
る。クエスシヨンは実際上呼出転換にあるが、加
入者P2に対し変化表により与えられる変化サー
ビスエリヤをチエツクすることにより決定され
る。そのクエスシヨンに対するアンサが“ノー”
なら、DMP制御回路を駆動するサブプログラム
はルーチンへ分岐し、“準備して“標準呼出”指
令メツセージをIPB141へ送る”。呼出転換ク
エスシヨンへのアンサが“イエス”で条件付き”
呼出転換でない場合、呼出が前進されるべきステ
ーシヨンの回路スロツト数が決定され、指令メツ
セージは準備されDMP制御回路によりIPB141
へ送られる。“P2”の回路スロツト数を用いるか
わりに、P2呼出が転換される又は“前進され”
るべきスステーシヨンの回路スロツト数が使用さ
れる。 発信者P1の回路スロツト数および受信者P2
の回路スロツト数、転換呼出の場合、呼出が前進
されているステーシヨンの回路スロツト数の他
に、発信・受信者P1,P2のサービス情報のあ
るクラスがDMPにより指令メツセージを集約す
る際必要である。サービスデータのその種別は受
信者P2の回路スロツト数を用いてNSN/COS
表から得られる。指令メツセージに含まれる送
信・受信者P1,P2のサービスデータの種別
は、受信者又は送信者に指定されるサービスの種
別がその間の標準呼出完了を制約するか否かを決
める際SMP制御回路によつて後で利用される。 SMP制御回路動作(第17図) 第17図のフローチヤートはIPBアナライザプ
ログラムによるSMP制御回路の動作およびメツ
セージに対する入力するIPBの走査を示す。DMP
制御回路によりIPB141に前にロードされかつ
指令“9”により識別されるメツセージが検出さ
れ読み取られる。標準呼出指令ハンドラサブプロ
グラムが呼び出され、第17図の下部に示すよう
にSMP制御回路は送信・受信者の両方のサービ
ス種別をチエツクし制約のないことが判明する
と、送信者が“使用中”であるか否かをチエツク
し、P1,P2の好適な状態をセツトし、P2呼
出指令メツセージを集約し参照コード“03”によ
り識別される指令メツセージを出力するIPB14
2へ伝送する。 “ステーシヨン間呼出シーケンス”で示される
ように、“03”参照コードはLMP制御回路への
“呼出送り”指令を表わしている。SMP制御回路
は又P2が使用中状態であることが判明するとコ
ード“60”により識別される指令メツセージを送
る。 LMP制御回路動作(第18図) 第18図はLMP制御回路のプログラム制御に
よる動作、特にLMP制御回路を駆動してメツセ
ージの入力IPBを走査するIPBアナライザプログ
ラムによる動作を示す。第18図に示すように、
入力IPB142を走査する場合LMP制御回路は参
照コード“03”により表わされる指令メツセージ
をアンロードし、指令として前記指令を認識して
P2ラインを呼出す。表3に示すようにLMP制
御回路は受信者(P2か又は頭初のP2呼出が呼
出前進機能により転換されたステーシヨン)の回
路スロツト数を受け、前記回路スロツト数はその
ために与えられるサブプログラムにより装置アド
レスへ変換されてLMP制御回路を駆動する。
LMP制御回路の動作を示す第18図のフローチ
ヤートは“リング制御バイトの書き出し”ステツ
プが実行されて終る。ステーシヨン間呼出シーケ
ンスはLMPにより両方向通話路の形成および指
令の送信を示す。 第9図のDMP制御回路プログラム種別 本発明を実施する場合、DMP制御回路のプロ
グラム記憶装置には、入力するIPBから読み取ら
れる指令メツセージに応答して呼び出される記憶
される指令ハンドラサブプログラムが与えられ
る。第9図のチヤートはDMP制御回路プログラ
ム種別を図示するために包有される。最初のブロ
ツクはこれらメツセージの入力するIPBを解析す
る際“機能モジユール”を呼び出す入力メツセー
ジ、すなわち指令メツセージの参照コードにより
要求されるサブプログラムに応答してDMP制御
回路により実行されるIPBアナライザプログラム
レベルルーチンを表わす。例えば入力メツセージ
はサービスデータ(参照コード62)の発信種別
の要求、又はDMP制御回路の作動を要求して
NSN/COS表を呼出す第1の桁翻訳(参照コー
ド72)の要求であるかもしれず、データベース
記憶装置の第1の桁変換表を記憶し要求されるデ
ータを得て要求しているプロセツサへそのデータ
を送る。 本発明によれば、DMP制御回路により実行さ
れる主動作の一は指令ハンドラサブプログラムの
制御によるステツプ、および“正常なダイヤル番
号”指令74と共にRMP制御回路からダイヤル
番号の数字の受信に対する応答の実行である。こ
れを特に第9図のチヤートに“正常ダイヤル番号
アナライザ”で表わす。サブプログラム制御によ
りDMP制御回路は駆動され、受けるダイヤル登
録番号に相当する識別語の登録番号テーブル30
0を呼び出す。第9図に示すように登録番号テー
ブル300を呼び出し識別語を読み取ると、
DMP制御回路は識別語の命令部により指定され
るシステム機能(第5図参照)、例えば標準呼
出、会議呼出、グループハント、呼出ピツクアツ
プ、スピード呼出、雑通知機能の一を開始する。 標準呼出機能(第19図参照) 第19図に、登録番号テーブルの識別語記憶場
所からの“標準呼出”を指定する命令000を読
み取ることを応答してDMP制御回路により実行
されるステツプを示す。これらステツプにより、
出力するIPB141を経てSMP制御回路へ標準呼
出メツセージ(C9)を集約し送信する。 会議呼出(第20図参照) 第20図のフローチヤートに、登録番号テーブ
ルに置かれる識別語の“会議呼出”を指定する命
令100を読み取ることに応答しDMP制御回路
により実行されるステツプを示す。第5図の識別
語のアーギユメント部の“種類”コードは“会い
に来い又は会議進行”あるいは会議“準備”であ
る。“会見”又は“会議進行”がいずれも実質的
に同一方法で処理されるならば、DMP制御回路
は会議呼出メツセージD7を準備しSMPへ送
り、前記指令メツセージの内容は表3に示され
る。 会議“準備”の場合、サービスデータおよび制
約表の解析により相手が呼出されうるか否かにつ
いての決定がなされ、アンサが“ノー”ならば、
DMP制御回路は動作支障メツセージ(CE)を準
備し送る。相手に制約がなければ、会議準備は指
令メツセージDO(表3参照)を準備し送ること
により準備される。 グループハント(第21図参照) グループハント動作について頭初説明したよう
に、グループハント登録番号がダイヤルによる数
字がDMPにより受け取られると、遊びステーシ
ヨン又はトランクのNSN番号表を通して探索が
行なわれる。第21図に、グループハント命令
“001”を含む登録番号テーブルの識別語を見い出
すことに応答して実行されるステツプを示す。グ
ループが呼出状態にないと“グループ使用中”指
令メツセージD8がSMP制御回路へ戻される。
呼出状態にあれば、クエスシヨン“遊びNSNが
そのグループで見い出されるか?”が求められ
る。グループ表に遊びステーシヨンがなければ、
同じ“グループ使用中”指令メツセージD8が
SMP制御回路へ戻される。遊びNSN番号が見い
出されると、呼出は指令メツセージC9を準備し
SMP制御回路により、“標準呼出”を行う場合と
同じ方法で回路スロツト数に対し処理される。 呼出ピツクアツプ(第22図参照) 第22図に、登録番号テーブルの記憶場所の識
別語から呼出ピツクアツプを指定する命令110
を読み出すことに応答してDMP制御回路のサブ
プログラム制御により実行されるステツプを示
す。“呼出ピツクアツプ”は一ステーシヨンが
“呼出ピツクアツプグループ”のあるステーシヨ
ンへの入力呼出に答えるシステム機能である。従
つて第22図を参照するに、呼出人が一般呼出ピ
ツクアツプから制約され指定された呼出ピツクア
ツプグループの一加入者でないと判定されると、
DMP制御回路は動作支障(CE)メツセージを送
る。この動作支障メツセージを送らない場合は、
“使用中”状態にあるグループの回路スロツト数
を探索し呼出ピツクアツプ(CB)指令メツセー
ジを準備し先行ステツプで探索されるステーシヨ
ンの回路スロツト数を用いて送る。 スピード呼出(第23図参照) 第23図に、“スピード呼出”を指定する登録
番号テーブルの識別語の命令011を読み取るこ
とに応答し、サブプログラム制御によりDMP制
御回路を介して実行されるプログラムによる操作
を示す。これらのステツプはDMP制御回路によ
り“スピード呼出”指令メツセージCC(表3参
照)を準備し送ることにより終了する。“スピー
ド呼出”は登録番号(通常略される)をダイヤル
してより長いマルチビツト数が略された登録番号
と予め指定されるマルチデイジツト数との間の関
係を有する探索表に置かれるよう機能するシステ
ム機能である。第23図に示すように、DMP制
御回路は指定されるスピードダイヤル番号の探索
を行うステツプを実行し、トランクは遊びトラン
クを指定されることが望ましく、“スピード呼
出”指令メツセージCCはトランクでダイヤル音
を伝送し呼出を完了するに必要なステツプを実行
するよう機能するSMP制御回路へ伝送される。 雑通知機能呼出コード(第24図参照) 第24図に、左3ビツトに命令010を有し、
識別語のアーギユメント部の内部アクセスコード
が雑通知機能の種別にあることを指定する登録番
号テーブル300から識別語を読み取ることに応
答しDMP制御回路により実行されるステツプを
示す。従つてクエスシヨン“内部呼出コード特殊
形か?”が行なわれる。図示するように“イエ
ス”ならサブプログラムは各ルーチンの一に分岐
し特殊形コードを処理する。実施例においては、
“監視人への呼出”および“呼出取消”である。
これら“特殊形”呼出コードは、通常多々要求さ
れ、DMP制御回路により直接完了せしめられ他
のマイクロプロセツサと指令を更に交換する必要
のないシステム機能を表わすように与えられる。
“呼出取消”の場合の一例はステーシヨン又は
“呼出”を取り消し、次の呼出が呼出回路スロツ
ト数に対してでなくダイヤルされることにより完
了されるにある。これには“一次ルーチン領域
COS入口”を取り消す第24図に示される直進
ステツプが包有される。“呼出”状態の相手加入
者の状態は指定される回路スロツト数の一次ルー
チン領域をチエツクすることにより決定されるの
で、呼出から相手加入者を除去するには図示のよ
うに一次ルーチン領域入口を取り消すだけでよ
い。前者の場合はDMP制御回路が特殊指令メツ
セージD1を準備することになり、前記特殊指令
メツセージはSMP制御回路との通信路の出力す
るIPBにロードされ、SMP制御回路の駆動を開始
させてその特殊機能を実行する。 特殊な他の雑通知機能呼出コードは、呼出コー
ド指令メツセージ(CA)を構成し、かつ識別語
のアーギユメント部に与えられる標準化内部呼出
コードを前記指令メツセージに挿入し、更に前記
指令メツセージをSMP制御回路との通信路のIPB
にロードするよう機能するDMP制御回路により
処理される。
呼出する O3 B→L
使用中P2 6E S→B S→D
P2ライン基点 A2 L→S 双方向通話路
上記においてアルフアベツト文字は夫々下記の
プロセツサに対応する。 B→BMP S→SMP L→LMP C→CMP R→RMP D→DMP 第10乃至18図の各プロセツサのプログラムに
よる動作 第10乃至18図のフローチヤートを参照する
に、上述の実施例としてのシーケンスで与えられ
る順序の各マイクロプロセツサにより実行される
プログラム動作を示している。マルチプロセツサ
全部の組合せにより実行されるプログラム動作は
“標準呼出”システム機能を与える。 添付のフローチヤートの他に、表3に参照コー
ド、指令説明および指令メツセージ形式のリスト
を示す。表3には実施例としてのシーケンスおよ
びフローチヤートに使用される参照コードを比較
的少なくして示してある。 “標準呼出”シーケンスおよびフローチヤート
は、マルチプロセツサが組み合わされて制御さ
れ、システム機能を実行する方法の詳細を知り、
制御機構55のマイクロプロセツサがプログラム
されて他の全体の機能の割り当て部分を実行する
方法の大要を把持するに好適である。本発明を実
施する場合、プログラム制御により制御機構のプ
ロセツサが上述の機能およびシステムの他の機能
を実行できるか否かは、データベース記憶装置の
構成およびシステム機能を実行する際データが前
記記憶装置から検索され利用されるよう機能する
装置により決まる。 LMP制御回路動作(第10図) 第10図および上述の実施例としてのシーケン
スを参照するに、最初の“参照コード”はIPB1
41を経てLMP制御回路からSMP制御回路へ指
令メツセージ“A2”(全参照コードは16進形式で
ある)が伝送される。LMP制御回路に対し頭初
与えられたプログラムによれば、プログラムレベ
ルでルーチンによりラインが連続走査されてお
り、オフフツクのライン変化を検出する。“新た
なオフフツク”を検出すると、プログラム制御に
よりLMP制御回路は装置アドレスからの翻訳に
より得られる、参照コード“A2”および発信ラ
インの回路スロツト数(NSN)から成る完全メ
ツセージを集約する。表3に示すように、指令メ
ツセージの形式は参照コードA2および“LS8/
MS4”であり、定義(表2)により発信者P1の
回路スロツト数(NSN)の最下位8の数字およ
び最上位4の数字である。回路スロツト数はステ
ーシヨントランク、レジスタ、音信、又は監視人
に指定される切換回路の時間およびスペーススロ
ツトを示す。第10図においては走査器プログラ
ム制御を受けてLMP制御回路により実行される
この頭初のセグメント即ち一連のステツプをフロ
ーチヤートで表わしており、“指令メツセージA
2のSMPへの送信”ブロツクが図示され、参照
コード“A2”を表わされており、回路スロツト
数LS8/MS4がIPB141にロードされることに
なる。 SMP制御回路動作(第11図) 再び上述の“標準呼出”シーケンスを参照する
に、伝送される次の指令メツセージは参照コード
“6E”により識別される。 表3の参照コードの下の“SMP”により送信
される指令”は“6E”および発信ラインP1の
使用中を表わしている相当する指令がDMP制御
回路へ伝送される態様、指令メツセージ形式の欄
には前記指令が又BMP制御回路にも送られる態
様を示す。DMP制御回路はデータ記憶装置の
“他の”のテーブルの一として使用/不使用中
“状態”を保守し、発信回路スロツト数の使用状
態はデータベース記憶装置に記憶され、呼出を受
けるためそのステーシヨン又はリンクの利用度に
関しDMP制御回路を検索可能なデータを与え
る。 第11図は参照コード6E,62により識別さ
れるような上述の標準呼出シーケンスに与えられ
る2セグメント動作を示す。入力するIPB141
を走査する際A2指令が求められ解析される。呼
び出される指令ハンドラルーチンが発生し、6E
指令をDMP制御回路およびBMP制御回路へ送
る。第11図に示すように、指令ハンドラサブプ
ログラムはその際SMP制御回路への動作を要求
し、参照コード“62”を出力するIPB173
(DMP170との通信路の)へ伝送する。表3の
参照コード62は“発信COS”(サービスの種
別)情報、すなわち発信ラインP1に使用可能な
制限のコード化情報(表4参照)となる。完全指
令メツセージに対し与えられる形式は参照コード
“62”およびLS8/MS4”であり、これらは頭初
に説明したように頭初の指令メツセージの一部と
してLMP制御回路により与えられる発信ライン
の回路スロツト数である。指令メツセージは
SMP制御回路により集約され出力IPB173にロ
ードされる。 DMP制御回路動作(第12図) 使用/未使用IPBメツセージ6Eは(第12図
に示すように)DMP制御回路およびデータベー
ス記憶装置の他のフイールドの使用/未使用中状
態により入力されP1の使用中状態に反応すべく
更新される。第12図に示すように、DMP制御
回路のIPBアナライザプログラムは、その指令に
適する第2のサブプログラムを呼び出し、“発信
COS要求”メツセージを受ける。第12図のフ
ローチヤートは、“NSN/COS表を探索しP1の
OCOSを取得”、“指令メツセージC8のOCOSを
復帰させる”如きステツプを示しており、DMP
制御回路を介して参照コード“C8”により識別
されかつIPBローダプログラムを受けて動作する
よう機能する指令メツセージの集合体を呼び出
し、通信路の出力するIPB171の指令メツセー
ジをSMP制御回路にロードする。 SMP制御回路動作(第13図) 第13図の次のプログラムセグメントは、
SMP制御回路の応答およびIPBアナライザプログ
ラムによる入力IPBの走査を表わし、SMP制御回
路は参照コード“C8”により識別される指令メ
ツセージを受け、指令ハンドラサブプログラムを
呼び出してOCOSを解析し、使用可能なレジスタ
を見つけ、それにライン回路を接続し、ラインお
よびトーンレシーバを受状態に置き、指令を表わ
す参照コード22により識別される指令メツセー
ジをロードしてRMP制御回路に接続される出力
するIPB152に“正常ダイヤル接続”すること
を示している。参照コード22により識別される
完全指令メツセージを参照コードR/LS8/MS
4と共に表3に示す。 第15図のRMP動作 RMP制御回路の応答を第15図の上部に示
す。IPBアナライザプログラムにより駆動される
RMP制御回路は入力するIPBを走査し、入力する
IPB152の記憶されたメツセージを検出するこ
とを示している。参照コード22の“正常ダイヤ
ル接続”により識別される指令メツセージが探索
され、応答時に呼び出される指令ハンドラサブプ
ログラムで指定のレジスタが占有され準備されて
発信者P1からダイヤルされる数字を受け、ダイ
ヤル音が発信ラインすなわち発信者P1へ送られ
る。 第15図の上右部に、短時間後プログラム制御
を受けてRPM制御回路が更に動作することを表
わすプログラムセグメントを示す。RPM制御回
路はレジスタ走査器プログラムにより駆動され占
有されるレジスタのセンスバイトをモニタする。
ダイヤルされる最初の数字を受けると、ダイヤル
音がP1ラインから除去され、参照コード72に
より識別される指令メツセージがDMP制御回路
へ送られ第1の数字の翻訳を要求する。参照コー
ド72の指令メツセージは出力IPB153にロー
ドされる。表3のように参照コード72により識
別される指令メツセージの形式はR/数字/LS
8/MS4である。 実施例としての“ステーシヨン間呼出シーケン
ス”を参照するに、参照コードA2,6E,6
2,C8,22,72は各々第10乃至13図の
フローチヤートおよび第15図の上2個所に示す
プログラムによる操作にあたる。 DMP制御回路動作(第14図) 第14図はDMP制御回路のプログラムによる
操作のフローチヤートであり、IPBアナライザプ
ログラムによりかつ参照コード72により識別さ
れる指令メツセージの入力に応答してIPBを走査
し、指令ハンドラサブプログラムへ向ける。第1
4図のステツプは指令“n以上の数字の入力”と
して識別される“ステーシヨン間呼出シーケン
ス”に挙げる参照コード3Bに相当する。 所定の数字の数に関する情報を与えるため、
DMP制御回路はデータベース記憶装置に第1の
数字変換表314を有する。指令ハンドラサブプロ
グラムによるNSN/COS表は回路スロツト数
(NSN)でアドレス指定され、発信者P1のカス
トマグループ番号(CG#)を得る。検出された
CG#および最初にダイヤルされる数字を用い
て、登録番号の好適な長さは最初の数字翻訳表
314に見い出される。ほとんどの場合、その第1
の数字を有する登録番号の長さが1,2,3又は
それ以上の桁である最初の数字翻訳表およびCG
#により確実な応答が与えられうる。“n桁以
外”指令、番号プランニングに含まれる最大数は
RMP制御回路へ戻される。RMP制御回路がプロ
グラムされて“保留ダイヤル”を認識すると、
RMP制御回路は“n”桁を除外するが所定の
“保留”期間の発生で“n”桁より小さい登録番
号が認識される。 本発明の一特徴によれば、番号プランニングは
充分に融通性があるので登録番号をほとんど自由
に選択できる。例えば下記は同一カストマグルー
プ又は異なるカスマトグループの異なるステーシ
ヨンに登録番号として割り当てうるか、又は制約
条件なく異なる機能に割り当てられうる。 1 1, 2 1,2 3 1,2,3 4 1,2,3,4 上述の4登録番号は最初の数字がたとえ同一で
かつ同一カストマグループにあつても、システム
は前記番号を使用できる。 従来のほとんどの遠隔通信システムでは、特殊
な機能を行なわせる呼出コードはコードの専用グ
ループが要求されていた。しかしながら本発明に
よるシステムによれば、機能への呼出コード又は
呼び出されたステーシヨンの登録番号はすべて
“正規の”登録番号として処理される。例えば
“呼出前進”機能は、本発明によれば登録番号が
システム機能を指定するので、所望により最小又
は最大の桁の登録番号を所望の番号プランニング
の任意の領域で予め割り当て可能である。“呼出
前進”のような機能に登録番号として割り当てら
れる桁の全数字がダイヤルされてRMP制御回路
によりレジスタの一に入力され記憶されると、各
桁は、“正規なダイヤル番号”としてDMP制御回
路へ転送される。この状態は“標準呼出”機能が
第15図のフローチヤートおよび下部右手に示さ
れるような場合正確に示される。 要するに全システム機能(標準呼出はおよびそ
の他会議呼出、グループハント等)には、第10
乃至15図のフローチヤートに示す同一シーケン
スのプログラムによる操作、および同一シーケン
スの実施例としての上述の参照コードから8番目
に示される参照コード74が包有される。 従つてステーシヨン間呼出シーケンスの8番目
の参照コードにより“標準呼出”指令として識別
される“C9”を注目するに、この参照コードは
集約されて指令メツセージとしてSMP制御回路
へ伝送される。表3は参照コードC9”により識
別される指令メツセージの形式を示しており、次
のバイトに参照コードを含んでいることを示す。 LSLS8(P1)/MS4
P1の回路スロツト数 LS8(P2)/MS4 P2の回路スロツト数 (P1)TCOS サービスP1の終了 (P2)TCOS サービスP2の終了 P1(OCOS) サービスP1の開始 DN表のDMP制御回路の使用例(第16図) 本明細書の初めに述べた“データベースマイク
ロプロセツサと記憶装置…登録番号テーブル”の
欄では、データベース記憶装置の登録番号テーブ
ルが各々カストマグループに対し独立的にシステ
ム演算機能およびダイヤル登録番号を関係付ける
ように何如に利用されるかを詳述してある。要約
するに、登録番号テーブルは各種レベルがポイン
タで連結されている複数レベル表である。最下位
レベルの記憶場所は3ビツト命令部と前記命令の
アーギユメントを表わす1.5バイトとを有する2
バイト識別語を表わしているコード化電気信号を
記憶する。識別語の形式は第5図に示すようにシ
ステム機能の全領域において同一である。第5図
に示すように、3ビツト命令語はビツトのパター
ンにより多岐に亘るシステム機能の一を指定す
る。“標準呼出”機能の場合命令のアーギユメン
トを表わす1.5バイトは被呼出者P2の回路スロ
ツト数(DSN)を表わす。グループハント、ス
ピード呼出、および呼出ピツクアツプ機能の場
合、識別語のアーギユメント部は追加データの個
別データへのポインタとして機能する識別
(ID)番号を示す。例えばハントグループの場
合、“ID”は回路スロツト数の複数リストの一へ
向うアドレスである。プログラム制御により
DMP制御回路は指定されたハントグループの未
使用中のステーシヨンをさがす。スピード呼出
“ID”の場合、識別番号はダイヤルする際便利な
ように略された登録番号により指定されるプレフ
イツクスおよび市外局番等の登録番号のリストへ
のポインタアドレスである。 第5図に示すように会議呼出機能の場合、デー
タの1.5バイトは“会議ID番号”の種類すなわ
ち、“会議準備”、“会議進行”あるいは“会いに
来い”等の種類の機能を与え、従つてこの2ビツ
トコードはどの種類の会議が識別語によつて指定
されるかを識別する。識別語のアーギユメント部
の最後の5ビツトは会議呼出の容量を識別する。 会議ID番号は会議ハードウエア回路の回路ス
ロツト数により特定出入力部を識別する他の表へ
のポインタアドレスであり、会議呼出接続を行う
場合に利用されうる。 雑通知機能の場合、識別語の1.5バイトのアギ
ユメント部は実行されるべき特定のシステム機能
に対する標準呼出コードを記憶するために使用さ
れる。例えば雑通知機能の一つである“メツセー
ジ待ち”の場合、ダイヤルされた番号は“メツセ
ージ待ち”機能の標準化番号に変換され、前記
“メツセージ待ち”機能自体はSMP制御回路で行
なわれ、指定された仕事を実行してこの機能を行
なう。“メツセージ待ち”機能を実行するため、
特に“メツセージ待ち”モードのステーシヨンを
識別する登録番号を置くため、SMP制御回路は
RMP制御回路(これは常に接続される)を再び
指示して最後のダイヤル動作からの数字を受け登
録番号の数字を集める。 登録番号テーブルは(1)ダイヤルによる登録番号
を表わすコード化電気信号と、(2)発信ステーシヨ
ンP1のカストマグループ番号(CG#)を識別
するコード化電気信号との組合せに応答してアド
レス指定される。テーブルの入口レベルはCG
#により指標付けされ、カストマグループに相当
する記憶場所のブロツクを有するテーブルの中間
レベルへのポインタを見い出す。中間レベルは登
録番号の高位2桁により指標付けされ、最下位レ
ベルの記憶場所から成る複数ブロツクの一のポイ
ンタアドレスを得る。アドレス指定された最下位
レベルブロツクの記憶場所は登録番号の下位2桁
により指標付けされる。 第16図のフローチヤートは“正常にダイヤル
された番号”指令72に応答してDMP制御回路
を駆動する指令ハンドラサブプログラムを示す。
制御機構の他のマイクロプロセツサの場合のよう
に、DMP制御回路はIPBアナライザプログラムの
制御により駆動されて、入力するIPBを走査し参
照コード72により識別される正常にダイヤルさ
れる番号指令メツセージを検出し読み取る。この
指令メツセージは参照コード72の他にダイヤル
される番号(表3参照)の数字を含む。第16図
は参照コード72により識別される指令メツセー
ジの受取に応答してDMP制御回路を駆動する指
令ハンドサブプログラムを拡大したものであり、
CG#がP1の回路スロツト数およびNSN/COS
表を用いて得られることを示す。CG#は第16
図の次の論理ブロツクに示されるように登録番号
テーブル300を入れ、中間レベル000/00(千
桁/百桁)ブロツクへのポインタアドレスを得る
のに使用される。第4図は登録番号の構成を示
し、かつその構成を記憶場所の3連結レベルとし
て示し、このシステム機能を実行する際利用され
たシステム機能識別およびデータを与える前に説
明した命令部およびアーギユメント部を含む2バ
イト識別語を表わしている。この登録番号テーブ
ルはマイクロプロセツサと両立しうる半導体記憶
装置により与えられるRAMを介してハードウエ
アで実行されることが好ましい。図示のシステム
の実施例では記憶装置と両立しうるINTEL 8080
又はテキサスインストルメンツ(TEXAS
INSTRUMENTS)TMS8080マイクロプロセツサ
で実行された。 例えば第4図に示す登録番号“0047”をとり、
カストマグループに対し与え、発信ステーシヨン
はカストマグループ番号“7”にあるとして、登
録番号テーブルの最下位レベルの記憶場所が
DMPによりアドレス指定される方法の簡単な実
施例を与えるため、表の中間レベルの“7”で示
されるブロツクは入口レベルの“7”カストマグ
ループ記憶場所からアドレス指定されて示され
る。中間レベルの記憶場所ブロツク“7”は高位
2桁により指標付けされる。この登録番号が
“0047”とすると高位2桁“00”は“7”ブロツ
クの最初の記憶場所を指す。このブロツクには最
下位レベル表の複数ブロツクの一のポインタアド
レスが含まれている。矢印は最下位レベルブロツ
クへ向き、下位2桁“47”はカストマグループ
“7”と登録番号“0047”との組合せにより指定
される識別語を含む最下位レベルブロツクの記憶
場所を指標付けする。 第16図を参照するに、識別語の高位3ビツト
のビツトパターンにより表わされる指定機能は第
16図の底部の6ブロツクに示されるシステム機
能の一つである。 第5図に示されるような“標準呼出”機能の場
合、命令のアーギユメントは被呼出人P2の回路
スロツト数(NSN)である。 DMP制御回路は標準呼出・参照呼出“C9”に
よに識別される指令メツセージを集約し、IPBロ
ーダプログラムにより参照コードを含む指令メツ
セージを、出力するIPB171にロードする。
“標準呼出”指令メツセージを集約する前処理と
して、DMP制御回路は又第19図に示すように
チエツクする。すなわち“呼出転換は実際被呼出
人に対してであるか?”データベース記憶装置の
表および記憶フイールドの中で呼び出される表は
呼出前進状態のすべてのステーシヨンすなわち関
係者(加入者)のリストを含む変化COS表であ
る。クエスシヨンは実際上呼出転換にあるが、加
入者P2に対し変化表により与えられる変化サー
ビスエリヤをチエツクすることにより決定され
る。そのクエスシヨンに対するアンサが“ノー”
なら、DMP制御回路を駆動するサブプログラム
はルーチンへ分岐し、“準備して“標準呼出”指
令メツセージをIPB141へ送る”。呼出転換ク
エスシヨンへのアンサが“イエス”で条件付き”
呼出転換でない場合、呼出が前進されるべきステ
ーシヨンの回路スロツト数が決定され、指令メツ
セージは準備されDMP制御回路によりIPB141
へ送られる。“P2”の回路スロツト数を用いるか
わりに、P2呼出が転換される又は“前進され”
るべきスステーシヨンの回路スロツト数が使用さ
れる。 発信者P1の回路スロツト数および受信者P2
の回路スロツト数、転換呼出の場合、呼出が前進
されているステーシヨンの回路スロツト数の他
に、発信・受信者P1,P2のサービス情報のあ
るクラスがDMPにより指令メツセージを集約す
る際必要である。サービスデータのその種別は受
信者P2の回路スロツト数を用いてNSN/COS
表から得られる。指令メツセージに含まれる送
信・受信者P1,P2のサービスデータの種別
は、受信者又は送信者に指定されるサービスの種
別がその間の標準呼出完了を制約するか否かを決
める際SMP制御回路によつて後で利用される。 SMP制御回路動作(第17図) 第17図のフローチヤートはIPBアナライザプ
ログラムによるSMP制御回路の動作およびメツ
セージに対する入力するIPBの走査を示す。DMP
制御回路によりIPB141に前にロードされかつ
指令“9”により識別されるメツセージが検出さ
れ読み取られる。標準呼出指令ハンドラサブプロ
グラムが呼び出され、第17図の下部に示すよう
にSMP制御回路は送信・受信者の両方のサービ
ス種別をチエツクし制約のないことが判明する
と、送信者が“使用中”であるか否かをチエツク
し、P1,P2の好適な状態をセツトし、P2呼
出指令メツセージを集約し参照コード“03”によ
り識別される指令メツセージを出力するIPB14
2へ伝送する。 “ステーシヨン間呼出シーケンス”で示される
ように、“03”参照コードはLMP制御回路への
“呼出送り”指令を表わしている。SMP制御回路
は又P2が使用中状態であることが判明するとコ
ード“60”により識別される指令メツセージを送
る。 LMP制御回路動作(第18図) 第18図はLMP制御回路のプログラム制御に
よる動作、特にLMP制御回路を駆動してメツセ
ージの入力IPBを走査するIPBアナライザプログ
ラムによる動作を示す。第18図に示すように、
入力IPB142を走査する場合LMP制御回路は参
照コード“03”により表わされる指令メツセージ
をアンロードし、指令として前記指令を認識して
P2ラインを呼出す。表3に示すようにLMP制
御回路は受信者(P2か又は頭初のP2呼出が呼
出前進機能により転換されたステーシヨン)の回
路スロツト数を受け、前記回路スロツト数はその
ために与えられるサブプログラムにより装置アド
レスへ変換されてLMP制御回路を駆動する。
LMP制御回路の動作を示す第18図のフローチ
ヤートは“リング制御バイトの書き出し”ステツ
プが実行されて終る。ステーシヨン間呼出シーケ
ンスはLMPにより両方向通話路の形成および指
令の送信を示す。 第9図のDMP制御回路プログラム種別 本発明を実施する場合、DMP制御回路のプロ
グラム記憶装置には、入力するIPBから読み取ら
れる指令メツセージに応答して呼び出される記憶
される指令ハンドラサブプログラムが与えられ
る。第9図のチヤートはDMP制御回路プログラ
ム種別を図示するために包有される。最初のブロ
ツクはこれらメツセージの入力するIPBを解析す
る際“機能モジユール”を呼び出す入力メツセー
ジ、すなわち指令メツセージの参照コードにより
要求されるサブプログラムに応答してDMP制御
回路により実行されるIPBアナライザプログラム
レベルルーチンを表わす。例えば入力メツセージ
はサービスデータ(参照コード62)の発信種別
の要求、又はDMP制御回路の作動を要求して
NSN/COS表を呼出す第1の桁翻訳(参照コー
ド72)の要求であるかもしれず、データベース
記憶装置の第1の桁変換表を記憶し要求されるデ
ータを得て要求しているプロセツサへそのデータ
を送る。 本発明によれば、DMP制御回路により実行さ
れる主動作の一は指令ハンドラサブプログラムの
制御によるステツプ、および“正常なダイヤル番
号”指令74と共にRMP制御回路からダイヤル
番号の数字の受信に対する応答の実行である。こ
れを特に第9図のチヤートに“正常ダイヤル番号
アナライザ”で表わす。サブプログラム制御によ
りDMP制御回路は駆動され、受けるダイヤル登
録番号に相当する識別語の登録番号テーブル30
0を呼び出す。第9図に示すように登録番号テー
ブル300を呼び出し識別語を読み取ると、
DMP制御回路は識別語の命令部により指定され
るシステム機能(第5図参照)、例えば標準呼
出、会議呼出、グループハント、呼出ピツクアツ
プ、スピード呼出、雑通知機能の一を開始する。 標準呼出機能(第19図参照) 第19図に、登録番号テーブルの識別語記憶場
所からの“標準呼出”を指定する命令000を読
み取ることを応答してDMP制御回路により実行
されるステツプを示す。これらステツプにより、
出力するIPB141を経てSMP制御回路へ標準呼
出メツセージ(C9)を集約し送信する。 会議呼出(第20図参照) 第20図のフローチヤートに、登録番号テーブ
ルに置かれる識別語の“会議呼出”を指定する命
令100を読み取ることに応答しDMP制御回路
により実行されるステツプを示す。第5図の識別
語のアーギユメント部の“種類”コードは“会い
に来い又は会議進行”あるいは会議“準備”であ
る。“会見”又は“会議進行”がいずれも実質的
に同一方法で処理されるならば、DMP制御回路
は会議呼出メツセージD7を準備しSMPへ送
り、前記指令メツセージの内容は表3に示され
る。 会議“準備”の場合、サービスデータおよび制
約表の解析により相手が呼出されうるか否かにつ
いての決定がなされ、アンサが“ノー”ならば、
DMP制御回路は動作支障メツセージ(CE)を準
備し送る。相手に制約がなければ、会議準備は指
令メツセージDO(表3参照)を準備し送ること
により準備される。 グループハント(第21図参照) グループハント動作について頭初説明したよう
に、グループハント登録番号がダイヤルによる数
字がDMPにより受け取られると、遊びステーシ
ヨン又はトランクのNSN番号表を通して探索が
行なわれる。第21図に、グループハント命令
“001”を含む登録番号テーブルの識別語を見い出
すことに応答して実行されるステツプを示す。グ
ループが呼出状態にないと“グループ使用中”指
令メツセージD8がSMP制御回路へ戻される。
呼出状態にあれば、クエスシヨン“遊びNSNが
そのグループで見い出されるか?”が求められ
る。グループ表に遊びステーシヨンがなければ、
同じ“グループ使用中”指令メツセージD8が
SMP制御回路へ戻される。遊びNSN番号が見い
出されると、呼出は指令メツセージC9を準備し
SMP制御回路により、“標準呼出”を行う場合と
同じ方法で回路スロツト数に対し処理される。 呼出ピツクアツプ(第22図参照) 第22図に、登録番号テーブルの記憶場所の識
別語から呼出ピツクアツプを指定する命令110
を読み出すことに応答してDMP制御回路のサブ
プログラム制御により実行されるステツプを示
す。“呼出ピツクアツプ”は一ステーシヨンが
“呼出ピツクアツプグループ”のあるステーシヨ
ンへの入力呼出に答えるシステム機能である。従
つて第22図を参照するに、呼出人が一般呼出ピ
ツクアツプから制約され指定された呼出ピツクア
ツプグループの一加入者でないと判定されると、
DMP制御回路は動作支障(CE)メツセージを送
る。この動作支障メツセージを送らない場合は、
“使用中”状態にあるグループの回路スロツト数
を探索し呼出ピツクアツプ(CB)指令メツセー
ジを準備し先行ステツプで探索されるステーシヨ
ンの回路スロツト数を用いて送る。 スピード呼出(第23図参照) 第23図に、“スピード呼出”を指定する登録
番号テーブルの識別語の命令011を読み取るこ
とに応答し、サブプログラム制御によりDMP制
御回路を介して実行されるプログラムによる操作
を示す。これらのステツプはDMP制御回路によ
り“スピード呼出”指令メツセージCC(表3参
照)を準備し送ることにより終了する。“スピー
ド呼出”は登録番号(通常略される)をダイヤル
してより長いマルチビツト数が略された登録番号
と予め指定されるマルチデイジツト数との間の関
係を有する探索表に置かれるよう機能するシステ
ム機能である。第23図に示すように、DMP制
御回路は指定されるスピードダイヤル番号の探索
を行うステツプを実行し、トランクは遊びトラン
クを指定されることが望ましく、“スピード呼
出”指令メツセージCCはトランクでダイヤル音
を伝送し呼出を完了するに必要なステツプを実行
するよう機能するSMP制御回路へ伝送される。 雑通知機能呼出コード(第24図参照) 第24図に、左3ビツトに命令010を有し、
識別語のアーギユメント部の内部アクセスコード
が雑通知機能の種別にあることを指定する登録番
号テーブル300から識別語を読み取ることに応
答しDMP制御回路により実行されるステツプを
示す。従つてクエスシヨン“内部呼出コード特殊
形か?”が行なわれる。図示するように“イエ
ス”ならサブプログラムは各ルーチンの一に分岐
し特殊形コードを処理する。実施例においては、
“監視人への呼出”および“呼出取消”である。
これら“特殊形”呼出コードは、通常多々要求さ
れ、DMP制御回路により直接完了せしめられ他
のマイクロプロセツサと指令を更に交換する必要
のないシステム機能を表わすように与えられる。
“呼出取消”の場合の一例はステーシヨン又は
“呼出”を取り消し、次の呼出が呼出回路スロツ
ト数に対してでなくダイヤルされることにより完
了されるにある。これには“一次ルーチン領域
COS入口”を取り消す第24図に示される直進
ステツプが包有される。“呼出”状態の相手加入
者の状態は指定される回路スロツト数の一次ルー
チン領域をチエツクすることにより決定されるの
で、呼出から相手加入者を除去するには図示のよ
うに一次ルーチン領域入口を取り消すだけでよ
い。前者の場合はDMP制御回路が特殊指令メツ
セージD1を準備することになり、前記特殊指令
メツセージはSMP制御回路との通信路の出力す
るIPBにロードされ、SMP制御回路の駆動を開始
させてその特殊機能を実行する。 特殊な他の雑通知機能呼出コードは、呼出コー
ド指令メツセージ(CA)を構成し、かつ識別語
のアーギユメント部に与えられる標準化内部呼出
コードを前記指令メツセージに挿入し、更に前記
指令メツセージをSMP制御回路との通信路のIPB
にロードするよう機能するDMP制御回路により
処理される。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
更に制御機構55の各マイクロプロセツサ制御
回路130,140,150,160,170,
180,190の基準演算機能を下に個条書きで
示す。 状態マイクロプロセツサ(SMP)制御回路の機
能 1 システムの各NSNの状態、すなわちその時
の状況、接続されるNSN、接続の時間の記録
を維持する。 2 その時の状態、指令、COS情報からNSNの
次の状態が何かを決定する。 3 新しい状態、すなわち LMPへの呼出の開始および停止 TMPへの占有および遮断 TMPおよびLMPへの減衰器情報 TMPおよびLMPへのフラツシユおよび発信制
御 RMPへの(機能のための)接続 RMPへの番号送信 RMPへの送信の開始/停止 監視人のCMPへの呼出 CMPへの監視人の状態および確定更新 DMPへのグループ要求 DMPへのサービス類別要求 回路接続制御 に付属する指定および制御を発生する。 4 使用可能なレジスタのテーブルを維持し割り
当てを行う。 5 特定NSNにキヤンプオンの待ち行列を維持
する。 6 会議回路を制御する。 7 破断音のような短時間タイミング動作を行な
う。 8 交通および使用カウンタ用にペグカウントお
よび経過時間を集約する。 9 詳細な呼出解析のため患者呼出事象を集めて
記録する。 10 NSN状態の連続可聴、その関連接続を行な
い、およびその経過時間をみる。 ラインマイクロプロセツサ(LMP)制御回路機
能 1 ライン(最大2400)を走査する。 A 新しいオフフツクを検出する。 B 新しいオンフツクを検出する。 C フラツシユ(0.5乃至1.5秒オンフツク)を
選択的に検出する。 2 番号翻訳 A 装置番号(EA)から回路スロツト数
(NSN) B NSNからEA 3 SMPに妥当なライン動作を知らせる。 4 SMPにより方向付けされる際、ラインの呼
出を呼び出し又は無効にする。 5 SMPにより方向付けされる際、ラインの減
衰器をセツトする。 レジスタマイクロプロセツサ(RMP)制御回路
の機能 1 SMP(64レジスタ、ロータリ又はDTMF)
により要求される際数字を集約する。 A 正常ダイヤル動作―第1の数字翻訳による
量 B 機能プログラミングダイヤル動作(固定長
および可変長) C 集中制約 D 末尾数字(単独の) E 外部ダイヤル動作―RMPの算法により決
定される量 2 適切なダイヤル音を供給および遮断する。 3 呼出人の留保動作によりダイヤリングの終了
を検出する。 4 フラツシユを検出し、フラツシユ相手のレジ
スタをリセツトする。 5 下記の事象後レジスタを無効にする。 A 過剰インタデイジツト時間(可変に計算さ
れる) B SMPからの指令の打切 C 正常なダイヤル動作完了 6 ダイヤル番号をDMP(接尾辞数字のSMP)
へ供給する。 7 パルス数字を送る(SMPにより要求され) A 集められた反復数字 B 所定の番号 C SMP要求につき送信の保持および許可 8 数字の集め作業、送信、および集中制約は互
いに連係する。 トランクマイクロプロセツサ(TMP)機能 1 トランクを走査する。 A 遠隔端部占有を検出する。 B 遠隔端部解放を検出する。 C フラツシユを選択的に検出する。 2 番号翻訳 A EAからNSN B NSNからEA 3 SMPに妥当なトランク動作を知らせる。 4 SMPにより方向付けされる際トランクを占
有又は解放する。 5 SMPにより方向付けされる際トランクの減
衰器をセツトする。 6 SMPにより方向付けされる際9番目のビツ
ト発信を許可/否定する。 7 “初期手順”を遠隔トランク回路で実行す
る。 8 発信論理を一様な形式に翻訳する。 9 制御機構から又は制御機構へ全トランク種類
と単一な一様の形式とのインターフエースを単
準化する。 データベースマイクロプロセツサ(DMP)制御
回路の機能 1 システムに接続される各装置(ライン,トラ
ンク等)のサービス類別および特性情報を維持
する。 2 登録番号(DN)から回路スロツト数
(NSN)およびNSNからDNへの翻訳を維持し利
用する。 3 登録番号から標準呼出コードへの翻訳を維持
し利用する。 4 ダイヤルされた数字のテーブルに対し第1の
数字を維持する。 5 カストマグループ、トランクグループ、ライ
ンハントグループ、および呼出ピツクアツプグ
ループのテーブルを維持し利用する。 6 交互の番号翻訳を維持し利用する。 7 集中制約表を維持し利用する。 8 雑通知システム、カストマグループ、および
他のパラメータを維持する。 9 交通および使用ペグカウンタを維持する。 10 必要に応じCOS情報およびCMPとSMPへの
翻訳される番号を供給する。 11 必要な時翻訳の前にグループハントおよび交
互のアドレス交換を行う。 12 使用/未使用中状態を把持し、グループハン
トを容易にする。 13 スピードダイヤル情報を維持する。 14 グループキヤンプオン待ち行列を維持し利用
する。 15 AIOD装置(自動識別外部ダイヤル)を駆動
する。 16 OND装置(発信番号表示)を駆動する。 17 交通および利用情報をハードコピー端子へ出
力する。 18 8カストマグループ毎に上述の機能を行う。 コンソールマイクロプロセツサ(CMP)制御回
路機能 1 ボタン始動用の監視コンソールを走査する。 2 A 各コンソールの状態と B 各ループの状態 との記憶を維持する。 3 SMPから新しい呼出指定を入力し、監視待
ち行列又は優先待ち行列に置く。 4 使用可能な監視人へ呼出を割り当てる。 5 SMPの要求およびコンソールの押ボタンを
押す毎にコンソールおよびループ状態を変え
る。 6 コンソールおよびループ状態につきコンソー
ルランプを制御する。 7 状態およびIPB指令情報につきコンソールに
関する数字とアルフア情報を表示する。 8 SMPに通知し状態変化のSMPからの肯定を
受ける。 9 任意ステーシヨンの夜間サービスのトランク
アンサを制御する。 10 ホテル/モーテル状況の起床呼出を制御す
る。 11 1乃至8カストマグループに対し上述の機能
を行う。 使用中ランプフイールドマイクロプロセツサ
(BMP)制御回路の機能 1 システムの全ステーシヨンの使用/未使用中
状態を維持する。 2 各コンソールに対し、監視人により選択され
る100ステーシヨンから成るグループの使用/
未使用中表示装置を駆動する。 3 直接ステーシヨン選択スイツチ終了を読み取
り、登録番号に翻訳し、DMPへ送る。 マイクロプロセツサ制御機構55は切換システ
ムの大きさに関係なく広範囲のサービス機能を提
供しうる。サービス機能は大半の機能がソフトウ
エアで実行されかつ一ソフトウエアパツケージに
収容されているので、所望の時に容易に付加され
る。制御機構55によるサービス機能の実施例リ
ストは当業者に理解されると考えられる下記の10
機能グループの表に分類される。 表4 マイクロプロセツササービス機能 ステーシヨン機能 ステーシヨン間呼出 ステーシヨン・トランク間呼出(DOD) ステーシヨン制御転送(ステーシヨン又はトラン
クへの全呼出) 通信保持(ステーシヨン又はトランクへの全呼
出) 均等分割された会議 監視人再呼出 呼出保持 監視人へのダイヤル呼出 呼出ピツクアツプ 呼出待機 ステーシヨンキヤンプオン(呼出音) 監視キヤンプオン 監視オーバライト 呼出前進(全入力呼出) スピード呼出番号への呼出前進 秘密ハント アンサなし―呼出前進(DID) ステーシヨン使用中―呼出前進(DID) 手動ライン 監視ライン トランク直結の“ホツト”ライン ステーシヨン直結の“ホツト”ライン COへのダイヤリングの“ホツト”ライン 出力するトランク待ち行列 監視人機能 コードレスコンソール(切換ループ) 6ループ 使用中ランプフイールド(オプシヨン) DSS(BLFで包有される) トランクグループ使用中ランプ 切換ループ操作 トランクグループアクセスの制御 アルフアベツト表示 ステーシヨン又はトランク番号 呼出タイプの識別 使用中ランプフイールドおよび直接ステーシヨン
選択(BLF/DSS) 自動および両方向分割 キヤンプオン,識別で 使用中証明 自動監視人再呼出 “起床”サービス “安眠”サービス 第3者呼出前進 全呼出タイプの開始および終了 保持用音楽およびキヤンプオンチエイン呼出 ダイヤルによる監視 監視遅延呼出 監視人への優先待ち行列 トランクの監視人呼出テスト 監視人による出力トランク待ち行列 監視人転送 コンソールレス動作 夜間サービス機能 任意ステーシヨンのトランクアンサ(全般的アン
サ) 自在な夜間サービス 組合せ夜間サービス グループハント機能 ステーシヨングループハント マスタ番号始動 非平衡分配 平衡分配 最終報告番号 秘密ハント 会議機能 出席人制御 個人呼出(meet we) ステーシヨン制御(進度) プリセツト 特殊サービス機能 ページング呼出 指示呼出 コード呼出 DTMF発信(ロータリダイヤルパルス変換へ
の) スピード呼出(タイヤリングと略す) ALOD 呼出再記憶および記憶(全呼出) ホテル/モーテル機能 ステーシヨン・ルーム間の番号関係 メツセージ待ち メツセージ記入 ステーシヨンダイヤル制約 一桁サービス LDトランク COトランクのホテル/モーテル識別 集中転換 起しサービス 安眠サービス ルーム間ダイヤリング制約 手動ライン 発信番号表示 ルーム番号表示(“0”の呼出) ルーム状態 システム機能 カストマグループ 自動呼出分布 全システム 一又はそれ以上のカストマグループ 主衛星操作 集中化監視人サービス キヤンプオン使用中 ステーシヨン転送 交通測定および記憶 オンサイト(on―site)呼出 確実な遠隔呼出 PBXサービスへの遠隔呼出 自在性あるルート選択 トランクグループ溢れ 交互ルーチング 会話タイミング 代行受信機能 監視人 音信 任意選択な記録 呼出の呼出ドロツプ(ringing drop) 中間呼出音 100%ラインロツクアウト ダイヤル警報なし トランク 中央局トランク(グラウンドスタート又はループ
スタート) 呼出ダウンタイトランク ダイヤル反復タイトランク(ループ又はE&M発
信) タンデムトランク DIDトランク(登録番号で示される) CCSAトランク(共通制御切換構成) 監視人完了トランク(衛星PBXへ) デイジタルトランク(T1ラインとのインターフ
エース回路) 出力トランク待ち行列(ステーシヨンと監視人) ステーシヨン制約 ステーシヨン・トランク(アクセス否定) トランク・ステーシヨン(ステーシヨン間のみ) 発信(終了のみ) 受信(開始のみ) 集中否定および転換(電源逆又は数字モニタ) 患者呼出転換(制御ステーシヨンによる入力転
換)
回路130,140,150,160,170,
180,190の基準演算機能を下に個条書きで
示す。 状態マイクロプロセツサ(SMP)制御回路の機
能 1 システムの各NSNの状態、すなわちその時
の状況、接続されるNSN、接続の時間の記録
を維持する。 2 その時の状態、指令、COS情報からNSNの
次の状態が何かを決定する。 3 新しい状態、すなわち LMPへの呼出の開始および停止 TMPへの占有および遮断 TMPおよびLMPへの減衰器情報 TMPおよびLMPへのフラツシユおよび発信制
御 RMPへの(機能のための)接続 RMPへの番号送信 RMPへの送信の開始/停止 監視人のCMPへの呼出 CMPへの監視人の状態および確定更新 DMPへのグループ要求 DMPへのサービス類別要求 回路接続制御 に付属する指定および制御を発生する。 4 使用可能なレジスタのテーブルを維持し割り
当てを行う。 5 特定NSNにキヤンプオンの待ち行列を維持
する。 6 会議回路を制御する。 7 破断音のような短時間タイミング動作を行な
う。 8 交通および使用カウンタ用にペグカウントお
よび経過時間を集約する。 9 詳細な呼出解析のため患者呼出事象を集めて
記録する。 10 NSN状態の連続可聴、その関連接続を行な
い、およびその経過時間をみる。 ラインマイクロプロセツサ(LMP)制御回路機
能 1 ライン(最大2400)を走査する。 A 新しいオフフツクを検出する。 B 新しいオンフツクを検出する。 C フラツシユ(0.5乃至1.5秒オンフツク)を
選択的に検出する。 2 番号翻訳 A 装置番号(EA)から回路スロツト数
(NSN) B NSNからEA 3 SMPに妥当なライン動作を知らせる。 4 SMPにより方向付けされる際、ラインの呼
出を呼び出し又は無効にする。 5 SMPにより方向付けされる際、ラインの減
衰器をセツトする。 レジスタマイクロプロセツサ(RMP)制御回路
の機能 1 SMP(64レジスタ、ロータリ又はDTMF)
により要求される際数字を集約する。 A 正常ダイヤル動作―第1の数字翻訳による
量 B 機能プログラミングダイヤル動作(固定長
および可変長) C 集中制約 D 末尾数字(単独の) E 外部ダイヤル動作―RMPの算法により決
定される量 2 適切なダイヤル音を供給および遮断する。 3 呼出人の留保動作によりダイヤリングの終了
を検出する。 4 フラツシユを検出し、フラツシユ相手のレジ
スタをリセツトする。 5 下記の事象後レジスタを無効にする。 A 過剰インタデイジツト時間(可変に計算さ
れる) B SMPからの指令の打切 C 正常なダイヤル動作完了 6 ダイヤル番号をDMP(接尾辞数字のSMP)
へ供給する。 7 パルス数字を送る(SMPにより要求され) A 集められた反復数字 B 所定の番号 C SMP要求につき送信の保持および許可 8 数字の集め作業、送信、および集中制約は互
いに連係する。 トランクマイクロプロセツサ(TMP)機能 1 トランクを走査する。 A 遠隔端部占有を検出する。 B 遠隔端部解放を検出する。 C フラツシユを選択的に検出する。 2 番号翻訳 A EAからNSN B NSNからEA 3 SMPに妥当なトランク動作を知らせる。 4 SMPにより方向付けされる際トランクを占
有又は解放する。 5 SMPにより方向付けされる際トランクの減
衰器をセツトする。 6 SMPにより方向付けされる際9番目のビツ
ト発信を許可/否定する。 7 “初期手順”を遠隔トランク回路で実行す
る。 8 発信論理を一様な形式に翻訳する。 9 制御機構から又は制御機構へ全トランク種類
と単一な一様の形式とのインターフエースを単
準化する。 データベースマイクロプロセツサ(DMP)制御
回路の機能 1 システムに接続される各装置(ライン,トラ
ンク等)のサービス類別および特性情報を維持
する。 2 登録番号(DN)から回路スロツト数
(NSN)およびNSNからDNへの翻訳を維持し利
用する。 3 登録番号から標準呼出コードへの翻訳を維持
し利用する。 4 ダイヤルされた数字のテーブルに対し第1の
数字を維持する。 5 カストマグループ、トランクグループ、ライ
ンハントグループ、および呼出ピツクアツプグ
ループのテーブルを維持し利用する。 6 交互の番号翻訳を維持し利用する。 7 集中制約表を維持し利用する。 8 雑通知システム、カストマグループ、および
他のパラメータを維持する。 9 交通および使用ペグカウンタを維持する。 10 必要に応じCOS情報およびCMPとSMPへの
翻訳される番号を供給する。 11 必要な時翻訳の前にグループハントおよび交
互のアドレス交換を行う。 12 使用/未使用中状態を把持し、グループハン
トを容易にする。 13 スピードダイヤル情報を維持する。 14 グループキヤンプオン待ち行列を維持し利用
する。 15 AIOD装置(自動識別外部ダイヤル)を駆動
する。 16 OND装置(発信番号表示)を駆動する。 17 交通および利用情報をハードコピー端子へ出
力する。 18 8カストマグループ毎に上述の機能を行う。 コンソールマイクロプロセツサ(CMP)制御回
路機能 1 ボタン始動用の監視コンソールを走査する。 2 A 各コンソールの状態と B 各ループの状態 との記憶を維持する。 3 SMPから新しい呼出指定を入力し、監視待
ち行列又は優先待ち行列に置く。 4 使用可能な監視人へ呼出を割り当てる。 5 SMPの要求およびコンソールの押ボタンを
押す毎にコンソールおよびループ状態を変え
る。 6 コンソールおよびループ状態につきコンソー
ルランプを制御する。 7 状態およびIPB指令情報につきコンソールに
関する数字とアルフア情報を表示する。 8 SMPに通知し状態変化のSMPからの肯定を
受ける。 9 任意ステーシヨンの夜間サービスのトランク
アンサを制御する。 10 ホテル/モーテル状況の起床呼出を制御す
る。 11 1乃至8カストマグループに対し上述の機能
を行う。 使用中ランプフイールドマイクロプロセツサ
(BMP)制御回路の機能 1 システムの全ステーシヨンの使用/未使用中
状態を維持する。 2 各コンソールに対し、監視人により選択され
る100ステーシヨンから成るグループの使用/
未使用中表示装置を駆動する。 3 直接ステーシヨン選択スイツチ終了を読み取
り、登録番号に翻訳し、DMPへ送る。 マイクロプロセツサ制御機構55は切換システ
ムの大きさに関係なく広範囲のサービス機能を提
供しうる。サービス機能は大半の機能がソフトウ
エアで実行されかつ一ソフトウエアパツケージに
収容されているので、所望の時に容易に付加され
る。制御機構55によるサービス機能の実施例リ
ストは当業者に理解されると考えられる下記の10
機能グループの表に分類される。 表4 マイクロプロセツササービス機能 ステーシヨン機能 ステーシヨン間呼出 ステーシヨン・トランク間呼出(DOD) ステーシヨン制御転送(ステーシヨン又はトラン
クへの全呼出) 通信保持(ステーシヨン又はトランクへの全呼
出) 均等分割された会議 監視人再呼出 呼出保持 監視人へのダイヤル呼出 呼出ピツクアツプ 呼出待機 ステーシヨンキヤンプオン(呼出音) 監視キヤンプオン 監視オーバライト 呼出前進(全入力呼出) スピード呼出番号への呼出前進 秘密ハント アンサなし―呼出前進(DID) ステーシヨン使用中―呼出前進(DID) 手動ライン 監視ライン トランク直結の“ホツト”ライン ステーシヨン直結の“ホツト”ライン COへのダイヤリングの“ホツト”ライン 出力するトランク待ち行列 監視人機能 コードレスコンソール(切換ループ) 6ループ 使用中ランプフイールド(オプシヨン) DSS(BLFで包有される) トランクグループ使用中ランプ 切換ループ操作 トランクグループアクセスの制御 アルフアベツト表示 ステーシヨン又はトランク番号 呼出タイプの識別 使用中ランプフイールドおよび直接ステーシヨン
選択(BLF/DSS) 自動および両方向分割 キヤンプオン,識別で 使用中証明 自動監視人再呼出 “起床”サービス “安眠”サービス 第3者呼出前進 全呼出タイプの開始および終了 保持用音楽およびキヤンプオンチエイン呼出 ダイヤルによる監視 監視遅延呼出 監視人への優先待ち行列 トランクの監視人呼出テスト 監視人による出力トランク待ち行列 監視人転送 コンソールレス動作 夜間サービス機能 任意ステーシヨンのトランクアンサ(全般的アン
サ) 自在な夜間サービス 組合せ夜間サービス グループハント機能 ステーシヨングループハント マスタ番号始動 非平衡分配 平衡分配 最終報告番号 秘密ハント 会議機能 出席人制御 個人呼出(meet we) ステーシヨン制御(進度) プリセツト 特殊サービス機能 ページング呼出 指示呼出 コード呼出 DTMF発信(ロータリダイヤルパルス変換へ
の) スピード呼出(タイヤリングと略す) ALOD 呼出再記憶および記憶(全呼出) ホテル/モーテル機能 ステーシヨン・ルーム間の番号関係 メツセージ待ち メツセージ記入 ステーシヨンダイヤル制約 一桁サービス LDトランク COトランクのホテル/モーテル識別 集中転換 起しサービス 安眠サービス ルーム間ダイヤリング制約 手動ライン 発信番号表示 ルーム番号表示(“0”の呼出) ルーム状態 システム機能 カストマグループ 自動呼出分布 全システム 一又はそれ以上のカストマグループ 主衛星操作 集中化監視人サービス キヤンプオン使用中 ステーシヨン転送 交通測定および記憶 オンサイト(on―site)呼出 確実な遠隔呼出 PBXサービスへの遠隔呼出 自在性あるルート選択 トランクグループ溢れ 交互ルーチング 会話タイミング 代行受信機能 監視人 音信 任意選択な記録 呼出の呼出ドロツプ(ringing drop) 中間呼出音 100%ラインロツクアウト ダイヤル警報なし トランク 中央局トランク(グラウンドスタート又はループ
スタート) 呼出ダウンタイトランク ダイヤル反復タイトランク(ループ又はE&M発
信) タンデムトランク DIDトランク(登録番号で示される) CCSAトランク(共通制御切換構成) 監視人完了トランク(衛星PBXへ) デイジタルトランク(T1ラインとのインターフ
エース回路) 出力トランク待ち行列(ステーシヨンと監視人) ステーシヨン制約 ステーシヨン・トランク(アクセス否定) トランク・ステーシヨン(ステーシヨン間のみ) 発信(終了のみ) 受信(開始のみ) 集中否定および転換(電源逆又は数字モニタ) 患者呼出転換(制御ステーシヨンによる入力転
換)
第1図は本発明の好ましい実施例による遠隔通
信切換機構のブロツク図、第2図は同図の制御機
構部の分配プロセツサの構成を示す簡略図、第3
図は第1図の制御機構部のデータベースおよびプ
ログラム記憶装置構成素子の構成を示す簡略ブロ
ツク図、第4図はデータベース記憶装置構成素子
に含まれる登録番号テーブルの構成説明図、第5
図は登録番号テーブルの最下位レベルに見い出さ
れる各種識別語の形式図、第6図は分配プロセツ
サの一冗長マイクロプロセツサ構成の拡張説明
図、第7図は各プロセツサのプログラム記憶構成
の簡略図、第8図は制御機構のマイクロプロセツ
サに使用されるプログラム記憶フイールドおよび
冗長構成を示す簡略図、第9図は記憶されるデー
タベースマイクロプロセツサのプログラム種別を
示す図、第10乃至18図は各プロセツサにより
実行されるサブプログラムSを通常シーケンスの
順序で示しかつ“標準呼出”システム機能を与え
るフローチヤート、第19乃至24図はシステム
により与えられる各種システム機能のデータベー
スプロセツサに対するサブプログラムを夫々示す
フローチヤートである。 30,31…電話装置、32…トランク、3
3,34…ライン回路、35,36…トランク回
路、38…機能回路、39…可聴装置、40…入
力記憶レジスタ、41…トーン発生装置、45…
コンバータ、46…母線、48,49…マルチプ
レクサ、50,51…母線、52…切換回路、5
5…制御機構、56…コンソール、59…インタ
ーフエース回路、60…デイスク、130…状態
マイクロプロセツサ(SMP)制御回路、131
…回路接続部、133…インタプロセツサバツフ
ア(IPB)、140…ラインマイクロプロセツサ
(LMP)制御回路、141…インタプロセツサバ
ツフア(IPB)、141a…送信部、141b…
受信部、141c…中間記憶部、142…インタ
プロセツサバツフア(IPB)、143…回路接続
部、150…レジスタマイクロプロセツサ
(RMP)制御回路、151乃至154…インタプ
ロセツサバツフア(IMP)、160…トランクマ
イクロプロセツサ(TMP)制御回路、161,
162…インタプロセツサ(IPB)、163…回
路接続部、170…データベースマイクロプロセ
ツサ(DMP)制御回路、172乃至175…イ
ンタプロセツサバツフア(IMB)、180…コン
ソールマイクロプロセツサ(CMP)制御回路、
181,182…インタプロセツサバツフア
(IPB)、183…回路接続部、190…使用中ラ
ンプマイクロプロセツサ(BMP)制御回路、1
93…インタプロセツサバツフア(IPB)、19
4…回路接続部、200…プロセツサ、201…
記憶装置、203…インタプロセツサバツフア
(IPB)、205…プログラム記憶装置、206…
インタプロセツサバツフア(IPB)、207乃至
210…マイクロプロセツサチツプ、300…登
録番号(DN)テーブル、306…入口レベル、
308…中間レベル、309…最下位レベル、3
10…NSN/COS表、312…4ビツトグルー
プ、314…12ビツトグループ。
信切換機構のブロツク図、第2図は同図の制御機
構部の分配プロセツサの構成を示す簡略図、第3
図は第1図の制御機構部のデータベースおよびプ
ログラム記憶装置構成素子の構成を示す簡略ブロ
ツク図、第4図はデータベース記憶装置構成素子
に含まれる登録番号テーブルの構成説明図、第5
図は登録番号テーブルの最下位レベルに見い出さ
れる各種識別語の形式図、第6図は分配プロセツ
サの一冗長マイクロプロセツサ構成の拡張説明
図、第7図は各プロセツサのプログラム記憶構成
の簡略図、第8図は制御機構のマイクロプロセツ
サに使用されるプログラム記憶フイールドおよび
冗長構成を示す簡略図、第9図は記憶されるデー
タベースマイクロプロセツサのプログラム種別を
示す図、第10乃至18図は各プロセツサにより
実行されるサブプログラムSを通常シーケンスの
順序で示しかつ“標準呼出”システム機能を与え
るフローチヤート、第19乃至24図はシステム
により与えられる各種システム機能のデータベー
スプロセツサに対するサブプログラムを夫々示す
フローチヤートである。 30,31…電話装置、32…トランク、3
3,34…ライン回路、35,36…トランク回
路、38…機能回路、39…可聴装置、40…入
力記憶レジスタ、41…トーン発生装置、45…
コンバータ、46…母線、48,49…マルチプ
レクサ、50,51…母線、52…切換回路、5
5…制御機構、56…コンソール、59…インタ
ーフエース回路、60…デイスク、130…状態
マイクロプロセツサ(SMP)制御回路、131
…回路接続部、133…インタプロセツサバツフ
ア(IPB)、140…ラインマイクロプロセツサ
(LMP)制御回路、141…インタプロセツサバ
ツフア(IPB)、141a…送信部、141b…
受信部、141c…中間記憶部、142…インタ
プロセツサバツフア(IPB)、143…回路接続
部、150…レジスタマイクロプロセツサ
(RMP)制御回路、151乃至154…インタプ
ロセツサバツフア(IMP)、160…トランクマ
イクロプロセツサ(TMP)制御回路、161,
162…インタプロセツサ(IPB)、163…回
路接続部、170…データベースマイクロプロセ
ツサ(DMP)制御回路、172乃至175…イ
ンタプロセツサバツフア(IMB)、180…コン
ソールマイクロプロセツサ(CMP)制御回路、
181,182…インタプロセツサバツフア
(IPB)、183…回路接続部、190…使用中ラ
ンプマイクロプロセツサ(BMP)制御回路、1
93…インタプロセツサバツフア(IPB)、19
4…回路接続部、200…プロセツサ、201…
記憶装置、203…インタプロセツサバツフア
(IPB)、205…プログラム記憶装置、206…
インタプロセツサバツフア(IPB)、207乃至
210…マイクロプロセツサチツプ、300…登
録番号(DN)テーブル、306…入口レベル、
308…中間レベル、309…最下位レベル、3
10…NSN/COS表、312…4ビツトグルー
プ、314…12ビツトグループ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 デイジタル切換回路と前記デイジタル切換回
路に接続される制御装置とを包有し且ラインおよ
びトランクに接続された通信切換システムにおい
て、制御装置には複数のマイクロプロセツサが含
まれると共にマイクロプロセツサ相互が独立して
データ交換を行なうためのインタプロセツサバツ
フアを介して接続されてなり、制御装置は複数の
カストマグループに連係され、各カストマグルー
プは通信切換システムを介して接続される各々独
立したステーシヨン群を包有すると共に、制御装
置を含むハードウエアを共用するように設けら
れ、制御装置は夫々のカストマグループの各ステ
ーシヨンから入力される最少1桁のダイヤル番号
に応答してシステム演算を実行し、且各カストマ
グループの個別の番号プランニングによるダイヤ
ル番号に応答して各カストマグループ毎に独立し
て交換動作が実行せしめられ、システム演算には
同一のカストマグループのステーシヨン間におけ
る標準呼出動作が含まれ、且また制御装置には各
カストマグループに対し独立してダイヤル番号に
相応する交換動作に寄与するコード化電気信号を
記憶するデータベース記憶装置が包有されること
を特徴とする通信切換システム。 2 制御装置のデータベース記憶装置にはカスト
マグループの各ステーシヨンに夫々対応させて一
連に配設された記憶場所にデータを記憶させる装
置が具備され、制御装置は各記憶場所が所定のカ
ストマグループにおいてアドレス指定して通信可
能になるように設けられてなる特許請求の範囲第
1項記載の通信切換システム。 3 データを記憶させる装置には複数レベルに連
結表構成の記憶場所群が含まれ、複数レベル連結
表構成の記憶場所群にはブロツクにされた入口レ
ベルが含まれ、入口レベルの記憶場所はカストマ
グループを識別する番号アドレスを有してなる特
許請求の範囲第2項記載の通信切換システム。 4 複数レベル連結表構成の記憶場所群にはブロ
ツクにされた中間レベルが含まれ、中間レベルの
各記憶場所は入口レベルの記憶場所に対する番号
アドレスとは別の番号アドレスを有し且入口レベ
ルの記憶場所からのポインタアドレスを有してな
る特許請求の範囲第3項記載の通信切換システ
ム。 5 複数レベル連結表構成の記憶場所群には番号
プランニングによるダイヤル番号の桁数に応じて
複数の中間レベルの記憶場所が含まれてなる特許
請求の範囲第4項記載の通信切換システム。 6 複数のマイクロプロセツサは更にラインに接
続されるラインマイクロプロセツサと、トランク
に接続されるトランクマイクロプロセツサと、ラ
イン、トランクマイクロプロセツサに接続され且
データベースマイクロプロセツサと接続される状
態マイクロプロセツサと、データベース、状態マ
イクロプロセツサの双方に接続されたレジスタマ
イクロプロセツサとでなり、ラインマイクロプロ
セツサはラインのオン、オフフツクを検出して検
出結果を状態マイクロプロセツサに送り、トラン
クマイクロプロセツサはトランク発信を標準のメ
ツセージに変換して状態マイクロプロセツサに送
り、レジスタマイクロプロセツサは状態マイクロ
プロセツサを介してダイヤル番号に関するメツセ
ージを受け数字に係る情報をデータベースマイク
ロプロセツサに送り、状態マイクロプロセツサは
データベースマイクロプロセツサからの出力を受
け、アドレス可能に設けられてなる特許請求の範
囲第5項記載の通信切換システム。 7 データベースマイクロプロセツサに含まれる
データを記憶させる装置において複数レベル連結
表構成の最下位レベルの記憶場所はダイヤル番号
に応じた識別語を記憶可能に設けられてなる特許
請求の範囲第5項記載の通信切換システム。 8 識別語は長さが2バイトで、2つのビツトグ
ループを包有し、第1のビツトグループが命令と
して且第2のビツトグループが命令に対するアー
ギユメントとして作成されてなる特許請求の範囲
第7項記載の通信切換システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US73473276A | 1976-10-21 | 1976-10-21 | |
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KR7702443A KR820001039B1 (ko) | 1976-10-21 | 1977-10-21 | 마이크로프로세서 제어 컴플렉스 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5383406A JPS5383406A (en) | 1978-07-22 |
JPS6145439B2 true JPS6145439B2 (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=27348151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12666177A Granted JPS5383406A (en) | 1976-10-21 | 1977-10-21 | Remote communication switching system |
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Country | Link |
---|---|
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BR (1) | BR7707058A (ja) |
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DE (1) | DE2747417A1 (ja) |
FR (1) | FR2371844B1 (ja) |
IT (1) | IT1087101B (ja) |
NL (1) | NL189487C (ja) |
SE (1) | SE7711891L (ja) |
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