JPS6144935Y2 - - Google Patents

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JPS6144935Y2
JPS6144935Y2 JP19538381U JP19538381U JPS6144935Y2 JP S6144935 Y2 JPS6144935 Y2 JP S6144935Y2 JP 19538381 U JP19538381 U JP 19538381U JP 19538381 U JP19538381 U JP 19538381U JP S6144935 Y2 JPS6144935 Y2 JP S6144935Y2
Authority
JP
Japan
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honeycomb core
vehicle
air
truck
present
Prior art date
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JP19538381U
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English (en)
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JPS5899180U (ja
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Publication date
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  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輛の走行に伴う空気抵抗を低減する
ための整流装置に係り、特にトラツクに用いて好
適な整流装置に関する。
自動車の空気抗力を低減するには、走行中にお
ける車体の表面の気流の剥離をできるだけ抑える
ことを要し、車体の表面の凹凸をできるだけ少な
くした流線形に近い形状にすることが望ましい。
しかしトラツクの場合には荷台のスペースを大き
く確保するために、キヤブオーバ型が主流をなし
ている。キヤブオーバ型のトラツクにおいては、
第1図に示すようにキヤビン1のルーフ2の上面
において、気流が大きく乱れ、これが圧力抗力と
なつて空気抗力を高める一つの要因となつてい
る。このようなトラツクの空気抗力は燃料消費を
多くし、好ましいものではない。
従来の空気抗力を低減させる方法は、ルーフの
形状の乱流の起りにくい形状にするか、導風板を
用いるものであるが、ルーフあるいは導風板が最
適な整流作用を発揮するような形状あるいは配置
にするために、面倒な実験や理論計算を行なわな
くてはならず、設計工数が多くなるという欠点を
有している。また導風板を用いて整流する場合に
は、導風板自身が大きな風圧に耐えなくてはなら
ないために、十分な強度と剛性とを与えなくては
ならず、あるいは強固に固定しておく必要があ
り、これに伴い重量が増加するという欠点を有し
ていた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、ハニカムコアによつて整流板を構成
したものである。従つて設計工数を少なくでき、
また正面抵抗が小さくなるために、小型軽量にす
ることが可能になる。
以下本考案を一実施例につき説明する。第2図
は本考案をキヤブオーバ型のトラツクに適用した
実施例を示すものであつて、トラツク前方側のキ
ヤビン10のルーフ11の上には整流板12が取
付けられている。この整流板12は第3図および
第4図に示すようにアルミニウム製のハニカムコ
アから構成されている。すなわちコア12は外枠
13内を区画壁によつて断面が6角形状をなす無
数の導風板14に区切つたものである。この導風
孔14はハニカムコア12の前端部と後端部とに
それぞれ開口しており、導風孔14には前方から
空気が入り、後方に排出されるようになつてい
る。またハニカムコア12は前端部および後端部
がそれぞれ傾斜されるとともに、互に平行な面と
なるようにカツトされている。この整流板12
は、第5図に示すように、キヤビン10のルーフ
11上に載置され、そして固定バンド15によつ
てキヤビン10に固定されることになる。
このような整流板12は、風洞等のようにそれ
自身が整流効果があるために、キヤビン10のル
ーフ11の上を通過する空気を容易に整流して剥
離を防止することができる。よつてこの整流板1
2によつて空気抵抗を低減することができ、燃料
消費を少なくすることが可能になる。またこの整
流体12は、ハニカムコア自体の有する整流効果
を利用するものであるから、その形状あるいは配
置のために最適条件を求めるための面倒な実験を
行なう必要がなくなり、設計工数を低減できる。
またハニカムコア12は正面抵抗が小さい上に、
区画壁によつて枠体13が補強された構造になつ
ているために、軽量であるばかりでなく強度およ
び剛性に優れ、取付けが容易になる。
次に上記実施例の変形例を第6図につき説明す
る。この変形例はハニカムコアから成る整流板1
2をバン付きトラツクに応用したものであつて、
整流板12をキヤビン10のルーフ11上に傾斜
して取付けるようにしたものである。これによつ
てキヤビン10の前面側からの空気を整流してバ
ン18の上部に円滑に導くことができ、バン付き
トラツクの空気抵抗を小さくすることができる。
すなわちこの場合には、ハニカムコア12が導風
板として機能している。
以上本考案を実施例および変形例につき述べた
が、本考案は上記実施例によつて限定されること
なく、本考案の技術的思想に基いて各種変更が可
能である。例えば上記変形例をさらに発展させる
ことにより、本考案をトレーラの整流あるいは導
風装置に適用することもできる。また本考案はト
ラツク以外の自動車その他の車輛にも適用可能で
ある。
以上述べたように本考案によれば、車体の表面
に装着した外枠の内部をハニカムコアによつて前
後方向に沿う多数の導風孔に区画して整流板を構
成し、このハニカムコア自身の整流作用を利用し
て空気抵抗を低減させるようにしたものであるか
ら、設計の工数を少なくすることができ、しかも
小型軽量で強度に優れた整流装置が提供できる。
そしてこの整流装置によつて整流を行なうことに
より、燃料消費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトラツクの側面図、第2図は本
考案の一実施例に係るトラツクの側面図、第3図
はこのトラツクの整流板の斜視図、第4図は同要
部拡大断面図、第5図はこの整流板の取付け状態
を示すトラツクの斜視図、第6図は変形例に係る
バン付きトラツクの斜視図である。 なお図面に用いた符号において、10……キヤ
ビン、11……ルーフ、12……整流板(ハニカ
ムコア)、13……外枠、14……導風孔であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輛の走行に伴う空気抵抗を低減する整流装置
    において、前面及び後面を車輛の前後方向にそれ
    ぞれ開口させて車体の表面に装着した外枠と、該
    外枠の内部を前後方向に沿う多数の導風孔に区画
    するハニカムコアとを備えてなる車輛用整流装
    置。
JP19538381U 1981-12-26 1981-12-26 車輛用整流装置 Granted JPS5899180U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19538381U JPS5899180U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 車輛用整流装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19538381U JPS5899180U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 車輛用整流装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899180U JPS5899180U (ja) 1983-07-06
JPS6144935Y2 true JPS6144935Y2 (ja) 1986-12-17

Family

ID=30108659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19538381U Granted JPS5899180U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 車輛用整流装置

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JPS5899180U (ja) 1983-07-06

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