JPS6144620B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144620B2
JPS6144620B2 JP8121777A JP8121777A JPS6144620B2 JP S6144620 B2 JPS6144620 B2 JP S6144620B2 JP 8121777 A JP8121777 A JP 8121777A JP 8121777 A JP8121777 A JP 8121777A JP S6144620 B2 JPS6144620 B2 JP S6144620B2
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JP
Japan
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pulse
tool
servo motor
output
cutting force
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Application number
JP8121777A
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Masaharu Tajima
Toshio Kato
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Ikegai Corp
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Ikegai Corp
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Publication date
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Publication of JPS5416791A publication Critical patent/JPS5416791A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は適応化工作機械に係り、特に数値制御
(以下NCと称する)工作機械を極めて容易に適応
化することができる適応化工作機械に関するもの
である。 従来のNC工作機械の一例として旋盤を例にと
つて説明すると、概略第1図に示すような構成と
されていた。すなわち、図おいて符号1で示すも
のは工作機械本体で、その上部には割り出し可能
な6角刃物台が取付けられた工作機械用テーブル
2が載置されている。この工作機械用テーブル2
の側方にはサーボモータ3が取付けられており、
このサーボモータ3の側面にはパルス発生器4が
取付けられている。符号5で全体を示すものは
NC装置で、紙テープ等によつてパンチされた数
値化情報によつてサーボモータ3を駆動し、工作
機械のテーブル2等の位置を制御する。 通常のNC装置による制御ではサーボモータ3
の動作はパルス発生器4の動きと連動されてお
り、サーボモータ3の動作はパルス発生器4より
の信号であるフイードバツクパルス信号6によつ
て監視されている。 また、通常のNC工作機械ではフイードバツク
パルス信号6はNC装置5の内部で偏差カウンタ
7のFV変換器(周波数電圧変換器)8とに直接
入力される。この偏差カウンタ7は紙テープ等の
数値化情報に従つて被加工物と工具との相対位置
を変化させる位置指令信号9とフイードバツクパ
ルス信号6との差をカウントし、カウント結果は
DA変換器10に入力されたアナログ電圧信号に
変換された後、加算器11に供給される。FV変
換器8に入力されたフイードバツクパルス信号6
は、FV変換され、サーボモータ3の回転速度に
比例したアナログ電圧に変えられる。これら2つ
のアナログ電圧は加算器11によつて加減算さ
れ、その結果の偏差電圧はサーボアンプ12への
入力信号となり、サーボアンプ12で増幅されサ
ーボモータ駆動信号13となり、サーボモータ3
を駆動する。 従つて、位置指令信号9によつてサーボモータ
3は駆動され、工作機械のテーブル2は位置決め
される。なお、NC工作機械では一般に2ないし
3個の制御軸を有するが、説明を簡単にするた
め、第1図ではX軸のみのサーボ駆動部を示し、
1軸のみについて説明した。 ところで、以上のように構成された従来のNC
制御装置においては、時々刻々変化する切削条件
や外部環境の変化に対して工具と工作物の関係位
置を予めプログラムされた数値化情報に従う所要
の関係に保つことはできないという欠点があつ
た。 この発明の目的は、切削条件や外部環境の変化
に対して、装置内部の変更をせずに適応し、NC
工作機械の切削力や加工寸法の変化を自動的に補
正することができるように構成された適応化工作
機械を提供するところにある。 以下、図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。 第2図〜第5図は、この発明の一実施例を説明
するための図であり、図中、第1図の各部と対応
する部分には同一の符号を付しその説明を省略す
る。 第2図において符号14で示すものはパルス数
投入削除回路であり、パルス発生器4からのフイ
ードバツクパルス信号6が補正パルス発生回路1
5より出力される補正パルス16とともに入力さ
れる。この結果、パルス数投入削除回路14では
フイードバツクパルス信号6から補正パルス16
を加算または削除した後、補正後のフイードバツ
クパルス信号17として第1図と同様にNC装置
5の内部に設けたサーボアンプ12,加算器1
1,DA変換器10,FV変換器8,偏差カウンタ
7,および位置指令信号9等で構成されるサーボ
モータ駆動装置に入力するように構成されてい
る。なお、補正パルス発生回路15の補正パルス
発生処理については後述する。 第3a図は、パルス数投入削除回路14の要部
の構成を示すブロツク図であり、第4図は同回路
の各部の波形を示す波形図である。 第4図に示すφ1,φ2は各々一定周期、一定
周波数のタイミングパルスであり、図示せぬタイ
ミング回路から常時出力される。このタイミング
パルスφ1,φ2は、図示のように位相が1/4周
期ずれるように設定されている。次に、同図に示
す6a,6bは、各々フイードバツクパルス信号
6を示しており、この図に示すようにフイードバ
ツクパルス信号6は位相が1/4周期ずれた2相の
パルス信号からなつている。このような2相のパ
ルスは、一般に用いられる2相式パルスエンコー
ダ等をパルス発生器4として用いれば容易に得ら
れるパルスであり、回転方向(この場合はサーボ
モータ3の回転方向)によつて進相と遅相とが入
れ代わるようになつている。 第3a図に示す方向判別パルス出力回路6a
は、入力パルス6a,6bの位相関係からサーボ
モータ3の回転方向を判別し、正回転であればタ
イミングパルスφ1に同期した出力パルス6c
を、逆回転であればタイミングパルスφ1に同期
した出力パルス6dを各々出力する回路である。
この場合、回転方向の判別は、例えば、入力パル
ス6aの立ち上がり時に入力パルス6bが低レベ
ルであれば正回転、高レベルであれば逆回転と判
定する。なお、入力パルス6bの立ち上がり時
や、入力パルス6a,6bの立ち下がり時を基準
にして判別することも可能であ。また、方向判別
パルス出力回路6eにおける出力パルス6c,6
dの作成処理は以下の通りである。 すなわち、第4図に示すように、出力パルス6
cあるいは6dは、入力パルス6a,6bのレベ
ルの組み合わせ状態、(0,0),(1,0),
(1,1),(0,1)が変化した時点以降におい
て、最初に出力されるタイミングパルスφ1のみ
を出力パルス6cあるいは6dとして出力するよ
うにしている。したがつて、入力パルス6aある
いは6bの1周期の間には、出力パルス6cある
いは6dが4パルスだけ出力される。これは、サ
ーボモータ3の回転速度によつて入力パルス6
a,6bの周期が変化した場合においても、移動
量検知信号としての出力パルス6c,6dの数
を、常に移動量に正確に対応さるためである。そ
して、回転方向を判別することにより、正回転時
には第4図イに示すように出力パルス6cが出力
され、逆回転時には第4図ロ,ハに示すような出
力パルス6dが出力されるようになつている。 次に、第3a図に示す19は、リング状に結合
された4ビツトの双方向シフトレジスタであり、
前述した出力パルス6cがオアゲート18aを介
して右シフト信号として、出力パルス6dが左シ
フト信号として供給されている。このリング状双
方向シフトレジスタ19の内部データは、初期状
態においては「0110」が設定されるようになつて
おり、また、出力端QB,QCからフイードバツク
パルス信号20,21が各々出力されるようにな
つている。このフイードバツクパルス信号20,
21は前述したフイードバツクパルス信号17を
構成するパルスである。 ここで、フイードバツクパルス信号20,21
について説明する。まず、サーボモータ3が正転
し、第4図イに示すように出力パルス6cが出力
されているとすると、リング状双方向シフトレジ
スタ19は内部データを右にシフトする。そし
て、第4図に示す時刻t1において内部データが
「1100」であつたとすると、以後、出力パルス6
cが供給される毎に、「0110」→「0011」→
「1001」とシフトされる。したがつて、出力端QB
から出力されるフイードバツクパルス信号20
は、出力パルス6cが2パルス供給される毎にそ
のレベルが反転し、図示のような波形になる。ま
た、出力端QCから出力されるフイードバツクパ
ルス信号21は、フイードバツクパルス信号20
より1ビツト遅く変化するから、同図イに示すよ
うにフイードバツクパルス信号20を1ビツト遅
れて追従する波形となる。すなわち、フイードバ
ツクパルス信号20,21は互いに1/4波長ずれ
た信号となる。 一方、サーボモータ3が逆回転しているとき
は、同図ハに示すように出力パルス6dが出力さ
れるから、リング状双方向シフトレジスタ19は
内部データを左にシフトする。この場合において
も、フイードバツクパルス信号20,21は各々
出力パルス6dが2パルス出力される毎にそのレ
ベルが反転するが、この左シフトの場合は、フイ
ードバツクパルス信号21の方がフイードバツク
パルス信号20より1ビツト速く変化する。すな
わち、サーボモータ3の正転時と逆転時とでは、
フイードバツクパルス信号20と21の進遅関係
が逆になる。そして、上記説明から判るように、
フイードバツクパルス信号20と21の進遅関係
は、サーボモータ3がいづれの方向に回転してい
るかを示している。このフイードバツクパルス信
号20,21は、補正後のフイードバツクパルス
17としてFV変換器8および偏差カウンタ7に
供給されると、これらの内部において1相のパル
ス信号に変換される。この1相パルスへの変換
は、フイードバツクパルス20,21の各々の状
態が変化する毎に1パルスを発生する変換であ
り、この変換の結果、第4図イ,ハに示す出力パ
ルス6c,6dと同数のパルスが得られる。すな
わち、FV変換器8および偏差カウンタ7内にお
いては、出力パルス6c,6dと同数のパルスが
フイードバツクされる。また、偏差カウンタ7に
おいては、2相のフイードバツクパルス20,2
1の位相関係からサーボモータ3の回転方向を判
別し、この判別結果に基づいてカウントアツプ/
ダウンを切り換える。この方向判別処理は、周知
の方法が用いられ、例えば、フイードバツクパル
ス20,21の状態がどのように変化したかによ
つて判定する。すなわち、正回転の場合はフイー
ドバツクパルス20,21が(1,0)→(1,
1)→(0,1)→(0,0)→(1,0)とい
う変化を繰り返すが、逆回転の場合は(1,0)
→(0,0)→(0,1)→(1,1)→(1,
0)という変化を繰り返す。したがつて、現時点
におけるフイードバツクパルス20,21の状態
が、次にどのように変化したかによつてサーボモ
ータ3の回転方向を検出することができる。 次に、第3a図に示す補正パルス16はパルス
16aと16bとからなつており、パルス16a
はオアゲート18aを介し、パルス16bはオア
ゲート18bを介してリング状双方向シフトレジ
スタ19に右シフト信号および左シフト信号とし
て各々供給されるようになつている。ただし、後
述するように、パルス16a,16bはそのどち
らか一方のみが出力されるようになつている。 ここで、パルス16a,16bの機能について
説明する。まず、パルス16a,16bは補正パ
ルス発生回路15からタイミングパルスφ2に同
期し、かつ必要とする補正の量に対応した数だけ
出力されるパルスである。 今、一例として、第4図ロに示すように、サー
ボモータ3の静止時に補正パルス16aが8パル
ス出力されたとする。この補正パルス16aは、
リング状双方向シフトレジスタ19に右シフト信
号として供給され、同シフトレジスタ19内のデ
ータを右にシフトさせる。この結果、フイードバ
ツクパルス20,21は、あたかもサーボモータ
3が正転していると同様の変化をし、偏差カウン
タ7のカウント値を変化させる。例えば、正転を
示すフイードバツクパルス20,21により偏差
カウンタ7がアツプカウントを行うとすれば、上
記補正パルス16aによつて発生されるフイード
バツクパルス20,21によつて偏差カウンタ7
はアツプカウントを行う。第4図ロに示す時刻t2
〜t3においては、偏差カウンタ7内ではフイード
バツクパルス20,21から5パルスが生成され
るから、偏差カウンタ7のカウント値は5とな
る。 一方、パルス数投入削除回路14,偏差カウン
タ7,DA変換器10,加算器11,サーボアン
プ12およびサーボモータ3は、クローズドルー
プを構成しており、偏差カウンタ7のカウント値
を0とするように動作するから、上記のように補
正パルス16aによつて偏差カウンタ7の内容が
変化すると、これを0とする方向、すなわち、逆
回転方向にサーボモータ3を回転させる。そし
て、サーボモータ3が逆回転すると、パルス発生
器4からは逆回転を示す2相パルス6a,6bが
出力され、このパルスが出力パルス6dに変換さ
れてリング状シフトレジスタ19に左シフト信号
として供給される。第4図ロに示す例では、時刻
t4〜t8の間において、出力パルス6dが出力され
ており、時間t4〜t6においては、出力パルス6d
と補正パルス16aとが混在している。この場
合、出力パルス6dはクロツク信号φ1に同期
し、補正パルス16aはクロツク信号φに同期
しているので、これらのパルスがリング状シフト
レジスタ19に同時に供給されることなく、左シ
フトと右シフトとが競合することはない。時刻t4
〜t6の混在期間においては、左シフトが1回行な
われた後に、右シフトが2回行なわれ、さらに左
シフトと右シフトが1回ずつ行なわれる。この場
合、時刻t4において、出力パルス6dが出力され
ると、フイードバツクパルス20,21の状態は
(0,0)から(0,1)に変化する。この変化
状態は、前述したように逆転時の変化状態であ
り、したがつて、偏差カウンタ7内においては上
記状態変化に対応してカウント値が1ダウンす
る。次に、時刻t5において補正パルス16aが出
力されると、フイードバツクパルス20,21は
(0,1)から(0,0)に変化する。この変化
状態は正転時のものであるから、偏差カウンタ7
のカウント値は1アツプする。このように、出力
パルス6dが出力された場合は、カウントダウン
が行なわれ、補正パルス16aが出力された場合
はカウントアツプが行なわれる。すなわち、混在
期間においては、偏差カウンタ7のカウント値が
アツプしたりダウンしたりし、この結果、時刻t6
におけるカウント値は「6」となる。そして、時
刻t7〜t8においては出力パルス6dのみが出力さ
れ、この結果、時刻t8においては偏差カウンタ7
のカウント値が「0」となり、サーボモータ3の
回転が停止する。すなわち、第4図ロに示す場
合、補正パルス16aを8パルス投入した結果、
サーボモータ3がこれに対応する角度だけ逆転回
転した状態を示している。したがつて、以後の位
置指令信号に対し、上記逆回転分だけ補正が行な
われたことになる。 なお、第4図ロにおいては説明の簡単化のため
に、補正パルス16aとサーボモータ3の静止時
に供給する例を示したが、補正パルス16a(あ
るいは16b)の投入は、サーボモータ3の正転
中および逆転中であつても構わない。これは、出
力パルス6a,6bと補正パルス16a,16b
とが必ず時間差をもつて出力されるからであり、
各パルスは必ずフイードバツクパルス20,21
の状態を変化させるからである。 次に、第5図に示す22は、加工個数計数装置
であり、この加工個数計数装置22と前記補正パ
ルス発生回路15は、NC装置5からの補助機能
信号M99(加工完了信号)や工具T10,T2
0……等の使用工具指令を含む指令信号23によ
つて動作する。この場合、加工完了信号M99が
出力されると、加工個数計数装置22は、そのカ
ウント値を1アツプする。また、24は加工個数
補正量記憶装置、25は加工個数補正量記憶装置
24に対し補正値を入力する加工個数補正量指令
機能であり、入力用のデイジタルスイツチ等を有
している。 次に、上記構成によるこの実施例の動作につい
て説明する。 まず、操作者は加工個数補正量指令機能25内
のデイジタルスイツチ等により、下記のような値
を加工個数補正量記憶装置24に与える。
【表】 そして、補正パルス発生回路15は、加工個数
計数装置22の計数結果と、使用工具指令(T1
0,T20……等:現時点において選択される工
具の種類を示すデータ)に従つて加工個数補正量
記憶装置24に記憶されている補正量データの中
から適合するデータを選択して読し出し、この読
み出した補正量データに基づいて補正パルス16
を出力する。この読み出し動作の詳細を説明する
と以下の通りである。 第3b図に示すように、指令信号解読部15a
によつて、指令信号23が解読され、解読された
工具番号T10,T30……等が補正量読出部1
5cに供給される。また、加工個数読出部15b
によつて加工個数計数装置22の計数結果が読み
出され、読み出された計数結果Nが補正量読出部
15cに供給される。そして、補正量読出部15
cは、供給された工具番号データと計数結果Nと
に基づき、これらに対応する補正量データを加工
個数補正量記憶装置24から読み出し、読み出し
た補正量データをパルス発生出力部15dに供給
する。例えば、使用工具指令がT10で加工個数
が0〜4あるいは5〜9であれば、表1に示すよ
うに補正量データとしては+0.10mm,+0.09mmが
各々選択され、これらの補正量データがパルス発
生出力部15dに供給される。同様に、使用工具
指令がT30で加工個数が0〜4,5〜9であれ
ば、補正量データとしては+0.05mm,+0.04mmが
各々選択され、これらの補正量データがパルス発
生出力部15dに供給される。 そして、パルス発生出力部15dは、供給され
た補正量データの値に基づいて出力するパルスの
数を決定し、また、補正量データの符号によつて
補正パルス16aにするか、16bにするかを決
定する。 上述のような制御を行うと、例えば、工具の摩
耗によつて生じる刃先位置と被加工物との相対位
置の変化や、加工時間によつて変化する工具温度
の上昇に起因する工具の変形や、ヘツドテーブル
と主軸頭または主軸台等の相対位置の変化に対応
する補正データを予め加工個数補正量記憶装置2
4に記憶させておくことによつて、上記各種の変
化に対する工具位置補正を自動的に追従して行う
ことができる。したがつて、あたかも加工情況の
変化がなかつたような、高精度の加工を行うこと
ができる。 なお、加工個数計数装置22を加工サイクル計
数装置として使用して、同一のツールパルスを指
令する紙テープ等の数値化情報に対して加工サイ
クル毎の工具位置補正量を加工個数補正量記憶装
置24に記憶させ、この記憶内容に基づいて補正
パルスを発生するように構成すれば、加工サイク
ル毎の補正量を自動決定することができる。 次に、第6図に示す例は、切削力による工作機
械並びに被加工物の変位を補正することができる
適応化工作機械の例で、図中、第1図〜第5図と
同一部分は同一の符号をもつて示してある。 本実施例にあつては、判定回路28によつて、
切削力検出器26よりも切削力が単位切削力設定
器27に設定された単位変形を生じる単位切削力
の何倍かを判定し、この判定値にしたがつて工作
機械並びに被加工物の単位変形量と判定値との積
に相当する変形量を補正量として指令する回路2
9を働かせてパルス数投入削除回路14に補正パ
ルスを出力させる。この結果、その工具使用中の
切削力の変化による加工寸法の補正を行わせるこ
とができる。なお、単位切削力設定器27を各工
具毎に設け、T機能によつてこれら各単位切削力
設定器27に設定される値をそれぞれ適時取り出
して補正するようにしてもよい。 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、従来のNC装置で固定化されていた工具補正
機能やピツチ誤差補正機能のようなプログラム上
の制限がなく、さらに、工作機械固有のクセや気
侯の変化にも対応させて工作状態の補正も行うこ
とができる。また、工具の進歩によつて変化する
工具寿命による補正量の変化にも対応できる等の
適応化特性を持たせることができ、さらに、以下
に述べる効果を得ることができる。 (1) すでに使用されている数値制御工作機械の
NC装置内部の変更をせずに適応化させること
ができる。 (2) 制御手段を外部的に付加するだけであるた
め、極めて安価に実施できる。 (3) 数値制御工作機械の切削力による加工寸法の
変化を自動的に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のNC工作機械の概略構成図、第
2図は本発明の一実施例の概略構成図、第3a図
はパルス数投入削除回路の要部のブロツク図、第
3b図は補正パルス発生回路の構成を示すブロツ
ク図、第4図は制御パルスを示す波形図、第5図
は同実施例の全体構成を示すブロツク図、第6図
は他の実施例の構成を示すブロツク図である。 1……工作機械本体、2……テーブル、3……
サーボモータ、4……パルス発生器、5……NC
制御装置、6……フイードバツクパルス信号、7
……偏差カウンタ、8……FV変換器、10……
DA変換器、11……加算器、12……サーボア
ンプ、14……パスル数投入削除回路(パスル数
補正手段)、15……補正パスル発生回路(パス
ル数補正手段)、24……加工個数補正量記憶装
置(記憶手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 工具を移動させるサーボモータと、このサー
    ボモータの回転に対応するフイードバツクパルス
    を出力するパルス信号発生器と、前記工具の位置
    を指示する位置指令信号と前記フイードバツクパ
    ルスとの偏差に基づいて前記サーボモータに駆動
    パルスを供給する駆動パルス供給手段とを具備し
    た数値制御工作機械において、工具の種類および
    その工具毎の加工個数に応じて予め設定される複
    数の工具位置補正データを記憶する記憶手段と、
    加工個数を検出する加工個数検出手段と、工具種
    類信号供給手段と、選択されている工具の工具種
    類信号に応じて前記加工個数検出手段が検出した
    加工個数に基づき前記記憶手段内の対応する工具
    位置補正データを選択して読し出し、この読み出
    した工具位置補正データに従つて前記駆動パルス
    の数を補正するパルス数補正手段とを具備したこ
    とを特徴する適応化工作機械。 2 工具を移動させるサーボモーと、このサーボ
    モータの回転に対応するフイードバツクパルスを
    出力するパルス信号発生器と、前記工具の位置を
    指示する位置指令信号と前記フイードバツクパル
    スとの偏差に基づいて前記サーボモータに駆動パ
    ルスを供給する駆動パルス供給手段とを具備した
    数値制御工作機械において、工具の切削力を検出
    し、検出された切削力が所定の単位切削力の何倍
    かを判定する切削力判定手段と、工具の切削力に
    対応する被加工物の変形量を補正する工具位置補
    正データを予め記憶する記憶手段と、前記切削力
    判定手段が判定した切削力に基づいて前記記憶手
    段内の対応する工具位置補正データを選択して読
    み出し、この読み出した工具位置補正データに従
    つて前記駆動パルスの数を補正するパルス数補正
    手段とを具備したことを特徴とする適応化工作機
    械。
JP8121777A 1977-07-07 1977-07-07 Adaptable machine tool Granted JPS5416791A (en)

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JPS6144620B2 true JPS6144620B2 (ja) 1986-10-03

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JP (1) JPS5416791A (ja)

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JPS60197346A (ja) * 1984-03-17 1985-10-05 Toshiba Mach Co Ltd 熱変位補正を行う数値制御工作機械

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JPS5416791A (en) 1979-02-07

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