JPS6144584A - コンプライアンス写像型バイラテラル制御式遠隔操作装置 - Google Patents
コンプライアンス写像型バイラテラル制御式遠隔操作装置Info
- Publication number
- JPS6144584A JPS6144584A JP16466384A JP16466384A JPS6144584A JP S6144584 A JPS6144584 A JP S6144584A JP 16466384 A JP16466384 A JP 16466384A JP 16466384 A JP16466384 A JP 16466384A JP S6144584 A JPS6144584 A JP S6144584A
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)発明の目的
[産業上の利用分野]
この発明はマスタマニピュレータとスレーブマニピュレ
ータを使用した遠隔操作装置の制御方式%式% [従来の技術] 宇宙や海洋あるいは原子力分野等における作業のように
、実際の作業をなすべき環境(作業環境)に作桑者が立
入ることができない場合には、作業環境にスレーブマニ
ピュレータを設置し、これを安全な遠隔の操作環境に設
置したマスタマニピュレータを使用して遠隔操作する方
法が通常取られている。
ータを使用した遠隔操作装置の制御方式%式% [従来の技術] 宇宙や海洋あるいは原子力分野等における作業のように
、実際の作業をなすべき環境(作業環境)に作桑者が立
入ることができない場合には、作業環境にスレーブマニ
ピュレータを設置し、これを安全な遠隔の操作環境に設
置したマスタマニピュレータを使用して遠隔操作する方
法が通常取られている。
この遠隔操作を円滑に行なうためには、作業環境におけ
る情報を操作環境における操作者に正確に伝達させる必
要があり、従来、視覚情報については、作業環境の状況
の情報をテレビカメラ等を利用して操作環境に伝達し、
そうして伝達された作業環境の情報に基づいて操作環境
で操作者がマスタマニビュレータを操作し、そのマスク
マニピュレータの動きと同じ動作をスレーブマニピュレ
ータにさぜることによりて実際の作業を行っている。し
かるに、この遠隔操作を円滑に行なうためにはこのよう
な視覚情報のフィードバックだけでは不充分であること
がIsされ、これに加えて、スレーブマニピュレータが
受けている力の情報を操作者に与えること、即ち、マス
タマニピュレータ側及びスレーブマニピュレータ側のい
ずれからも相手側マニピュレータに力を伝え得るパイラ
テラル制御方式が採用されるに至っている。
る情報を操作環境における操作者に正確に伝達させる必
要があり、従来、視覚情報については、作業環境の状況
の情報をテレビカメラ等を利用して操作環境に伝達し、
そうして伝達された作業環境の情報に基づいて操作環境
で操作者がマスタマニビュレータを操作し、そのマスク
マニピュレータの動きと同じ動作をスレーブマニピュレ
ータにさぜることによりて実際の作業を行っている。し
かるに、この遠隔操作を円滑に行なうためにはこのよう
な視覚情報のフィードバックだけでは不充分であること
がIsされ、これに加えて、スレーブマニピュレータが
受けている力の情報を操作者に与えること、即ち、マス
タマニピュレータ側及びスレーブマニピュレータ側のい
ずれからも相手側マニピュレータに力を伝え得るパイラ
テラル制御方式が採用されるに至っている。
従来採用されているパイラテラル制御方式は二種類に大
別することができ、第1種のものは位置検出装置を使用
し、サーボ機構からなる位置制御系を介してマスク側と
スレーブ側の位置を一致させるものであり、第2種のも
のは、トルク検出器を使用して、スレーブ側が受ける力
をマスク側に、 帰還させるものである。
別することができ、第1種のものは位置検出装置を使用
し、サーボ機構からなる位置制御系を介してマスク側と
スレーブ側の位置を一致させるものであり、第2種のも
のは、トルク検出器を使用して、スレーブ側が受ける力
をマスク側に、 帰還させるものである。
(発明が解決しようとする問題点]
しかるに、第1種のものはマスク側とスレーブ側との間
に慣性カヤ駆動系の摩擦力などの影響が入り易く真のス
レーブマニピュレータにかかる拘束力がマスク側に伝達
されないという欠点がある。
に慣性カヤ駆動系の摩擦力などの影響が入り易く真のス
レーブマニピュレータにかかる拘束力がマスク側に伝達
されないという欠点がある。
また第2種のものは第1種のような欠点は解決されるが
、多くの場合スレーブの関節軸は位置サーボ系によって
駆動されるため、オペ0−夕がマスク側で力を検出して
、スレーブ側に加わる力の状態を制御しようとする場合
、基本的には、検知した力に応じて、所定の力をスレー
ブに発生させるために必頁な位置制御量を決定すること
が不可欠になる。この力・位@関係は、作業対象物を介
して変換されることになるので、系のパラメータの調整
が悪いと発振する等の問題がある。この系のパラメータ
調整は通常作業対象物が未知なためかなり困難であり、
そのため2種のものは、かなり古くからアイデアは提案
されているものの実用になっておらず、これらの問題に
ついての改良技術の開発が望まれている。
、多くの場合スレーブの関節軸は位置サーボ系によって
駆動されるため、オペ0−夕がマスク側で力を検出して
、スレーブ側に加わる力の状態を制御しようとする場合
、基本的には、検知した力に応じて、所定の力をスレー
ブに発生させるために必頁な位置制御量を決定すること
が不可欠になる。この力・位@関係は、作業対象物を介
して変換されることになるので、系のパラメータの調整
が悪いと発振する等の問題がある。この系のパラメータ
調整は通常作業対象物が未知なためかなり困難であり、
そのため2種のものは、かなり古くからアイデアは提案
されているものの実用になっておらず、これらの問題に
ついての改良技術の開発が望まれている。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、スレーブマニピュレータに所定のカを出力させたい
場合に、作業対象物体を介して力と変位沿を変換する工
程を含まず、従って、構成が単純で、系が発振等を生じ
ることのないパイラテラル制御式遠隔操作装置を提供す
ることを目的とするものである。
て、スレーブマニピュレータに所定のカを出力させたい
場合に、作業対象物体を介して力と変位沿を変換する工
程を含まず、従って、構成が単純で、系が発振等を生じ
ることのないパイラテラル制御式遠隔操作装置を提供す
ることを目的とするものである。
(ロ)発明の構成
[問題を解決するための手段]
この目的に対応して、この発明のコンプライアンス写像
型パイラテラル制御式遠隔操作装置は、マスタマニピュ
レータの各関節にそのコンプライアンスを調整し得るコ
ンプライアンス調整装置を設け、スレーブマニピュレー
タの各関節にその位置(関節角度)を検出する(関節角
度)検出器と前記スレーブマニピュレータに作用する力
(トルク)を検出する力(トルク)検出器を設け、前記
位置(関節角度)検出器からの位置(pA[T角度)信
号と前記力(トルク)検出器からの力(トルク)信号か
らコンプライアンス調整信号を得て前記コンプライアン
スU4II装置を作動させて前記マスクマニピュレータ
の関節のコンプライアンスを調整する。ように構成した
ことを特徴としている。
型パイラテラル制御式遠隔操作装置は、マスタマニピュ
レータの各関節にそのコンプライアンスを調整し得るコ
ンプライアンス調整装置を設け、スレーブマニピュレー
タの各関節にその位置(関節角度)を検出する(関節角
度)検出器と前記スレーブマニピュレータに作用する力
(トルク)を検出する力(トルク)検出器を設け、前記
位置(関節角度)検出器からの位置(pA[T角度)信
号と前記力(トルク)検出器からの力(トルク)信号か
らコンプライアンス調整信号を得て前記コンプライアン
スU4II装置を作動させて前記マスクマニピュレータ
の関節のコンプライアンスを調整する。ように構成した
ことを特徴としている。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
明する。
まず、最も単純な遠隔操作装置の1例として、マニピュ
レータが1自由度のものについて説明する。
レータが1自由度のものについて説明する。
第1図において1は遠隔操作装置であり、遠隔操作装置
1は、それぞれ1自由度のマスタマニピュレータ2及び
スレーブマニピュレータ3を備えている。マスタマニピ
ュレータ2は安全な操作環境4に配置され、スレーブマ
ニピュレータ3は例えば海中、宇宙、原子力炉内等の作
業環境5に配置されるものである。マスタマニピュレー
タ2は回転軸6を介して回転可能な1自由度を持ち、ま
たスレーブマニピュレータ3は回転1mlに関して回転
可能な1自由度を持つ。マスタマニピュレータ2の回転
軸6に関する回転角度位置は角度検出装置11によって
検出される。またマスタマニピュレータ2にはコンプラ
イアンス調整装置12が取付けられている。このコンプ
ライアンス調整装置12はマスタマニピュレータ2の回
転軸6の回りの回転運動に所定のスチフネスを与えるも
のである。すなわち、マスタマニピュレータ2は回転軸
6の回りに回転運動をすることができるけれども、その
スチフネスは、コンプライアンス調整装置12が決定す
るコンプライアンスによって決定される。
1は、それぞれ1自由度のマスタマニピュレータ2及び
スレーブマニピュレータ3を備えている。マスタマニピ
ュレータ2は安全な操作環境4に配置され、スレーブマ
ニピュレータ3は例えば海中、宇宙、原子力炉内等の作
業環境5に配置されるものである。マスタマニピュレー
タ2は回転軸6を介して回転可能な1自由度を持ち、ま
たスレーブマニピュレータ3は回転1mlに関して回転
可能な1自由度を持つ。マスタマニピュレータ2の回転
軸6に関する回転角度位置は角度検出装置11によって
検出される。またマスタマニピュレータ2にはコンプラ
イアンス調整装置12が取付けられている。このコンプ
ライアンス調整装置12はマスタマニピュレータ2の回
転軸6の回りの回転運動に所定のスチフネスを与えるも
のである。すなわち、マスタマニピュレータ2は回転軸
6の回りに回転運動をすることができるけれども、その
スチフネスは、コンプライアンス調整装置12が決定す
るコンプライアンスによって決定される。
一方、スレーブマニピュレータ3の回転軸7にはモータ
13、角度検出装置14及びトルク検出器15が設けら
れており、スレーブマニピュレータ3の回転軸7に関す
る回転角度位置は角度検出装置14によって検出され、
また、スレーブマニピュレータ3に負荷されたトルクは
トルク検出器15によって検出される。
13、角度検出装置14及びトルク検出器15が設けら
れており、スレーブマニピュレータ3の回転軸7に関す
る回転角度位置は角度検出装置14によって検出され、
また、スレーブマニピュレータ3に負荷されたトルクは
トルク検出器15によって検出される。
[作用]
このような構成の遠隔操作装置の動作は次の通りである
。
。
スレーブマニピュレータ3を回転軸7に関して回転させ
て操作対象物10を壁16に押しつける作業を行なわせ
る場合を例にとると、操作者がマスタマニピュレータ2
を押して回転軸6に関して回転させると、そのマスタマ
ニピュレータ3の回転角度は角度検出装@11によって
検出され、その検出された回転角度が位置指令信号とし
て比較器17に入力され、一方、スレーブマニピュレー
タ3の回転角度位置は角度検出装@14によって検出さ
れて、比較器17に入力され、差信号が比較器17から
モータ13に入力されて差分だけスレーブマニピュレー
タ3が駆動され、このようにしてマスタマニピュレータ
2とスレーブマニピュレータ3とは同じ姿勢をとる。
て操作対象物10を壁16に押しつける作業を行なわせ
る場合を例にとると、操作者がマスタマニピュレータ2
を押して回転軸6に関して回転させると、そのマスタマ
ニピュレータ3の回転角度は角度検出装@11によって
検出され、その検出された回転角度が位置指令信号とし
て比較器17に入力され、一方、スレーブマニピュレー
タ3の回転角度位置は角度検出装@14によって検出さ
れて、比較器17に入力され、差信号が比較器17から
モータ13に入力されて差分だけスレーブマニピュレー
タ3が駆動され、このようにしてマスタマニピュレータ
2とスレーブマニピュレータ3とは同じ姿勢をとる。
スレーブマニピュレータ3が操作対象物10を押ずにし
たがって、その反力としてスレーブマニピュレータ3に
トルクが負荷されるが、このトルクの変化量はトルク検
出器15によって検出され、コンプライアンス調整信号
発生器18に入力される。一方、スレーブマニピュレー
タ3の回転変位量を測定する角度検出器の出力はコンプ
ライアンス調整信号発生器18にも入力させる。
たがって、その反力としてスレーブマニピュレータ3に
トルクが負荷されるが、このトルクの変化量はトルク検
出器15によって検出され、コンプライアンス調整信号
発生器18に入力される。一方、スレーブマニピュレー
タ3の回転変位量を測定する角度検出器の出力はコンプ
ライアンス調整信号発生器18にも入力させる。
コンプライアンス調整信号発生器18では、スレーブマ
ニピュレータ3の回転変位量δθと、そのときのトルク
増加mδτとの比K(δθ−にδτ)を演算する。この
時、Kはマスタマニピュレータ2の回転軸6の回転方向
も考緻して決定され◆。例えばマスタマニピュレータが
時計方向に回転すればKは正、反時計方向に回転すれば
負の値をとる。このKは、例えば操作対象物が弾性体で
ある場合には、ばね定数の逆数に相当するものであり、
この比Kをコンプライアンス調整信号としてコンプライ
アンス調整装置12に送り、その符号に応じてマスクを
回転させる方向にコンプライアンスKが発生するように
コンプライアンス調整装置12を調整する。これにより
マスタマニピュレータとスレーブマニピュレータは同一
の拘束状態になるため、マスクを操作するオペレータは
スレーブを直接操作しているような感覚をもつことがで
きる。
ニピュレータ3の回転変位量δθと、そのときのトルク
増加mδτとの比K(δθ−にδτ)を演算する。この
時、Kはマスタマニピュレータ2の回転軸6の回転方向
も考緻して決定され◆。例えばマスタマニピュレータが
時計方向に回転すればKは正、反時計方向に回転すれば
負の値をとる。このKは、例えば操作対象物が弾性体で
ある場合には、ばね定数の逆数に相当するものであり、
この比Kをコンプライアンス調整信号としてコンプライ
アンス調整装置12に送り、その符号に応じてマスクを
回転させる方向にコンプライアンスKが発生するように
コンプライアンス調整装置12を調整する。これにより
マスタマニピュレータとスレーブマニピュレータは同一
の拘束状態になるため、マスクを操作するオペレータは
スレーブを直接操作しているような感覚をもつことがで
きる。
発明に示した「コンプライアンス写像」の呼称は、この
スレーブマニピュレータ側のコンプライアンスがそのま
まマスクマニピュレータ側に伝達されることに由来する
。
スレーブマニピュレータ側のコンプライアンスがそのま
まマスクマニピュレータ側に伝達されることに由来する
。
(ハ)発明の効果
このようにして、この発明の遠隔操作装置においては、
操作者とスレーブマニピュレータどの間の運動を制御す
るループの内に、作業対象物を介して力と変位量を変換
する過程を含まず、単に、スレーブマニピュレータのト
ルクと変位間を検出してその比をとってKの値としてマ
スタスレーブ側に帰還しているだけであり、Kの値は変
位量δθと検出されるトルクの値だけで自動的に決定す
るものであり、系はオープンとなり、系が単純となり発
振することがない。
操作者とスレーブマニピュレータどの間の運動を制御す
るループの内に、作業対象物を介して力と変位量を変換
する過程を含まず、単に、スレーブマニピュレータのト
ルクと変位間を検出してその比をとってKの値としてマ
スタスレーブ側に帰還しているだけであり、Kの値は変
位量δθと検出されるトルクの値だけで自動的に決定す
るものであり、系はオープンとなり、系が単純となり発
振することがない。
(ニ)他の実施例
第2図はこの発明の他の実施例として多関節のマニピュ
レータの遠隔操作装置に本発明を適用した例を示してい
る。
レータの遠隔操作装置に本発明を適用した例を示してい
る。
この第2図に示す遠隔操作装置11a$よ同構造のマス
クマニピュレータ2aとスレーブマニピュレータ3aと
からなっている。
クマニピュレータ2aとスレーブマニピュレータ3aと
からなっている。
マスタマニピュレータ2aはそれぞれ1自由度の関節6
a〜61〜6nを有し、またスレーブマニピュレータ3
aはそれぞれ1自由度の関節7a〜71〜7nを有して
いる。
a〜61〜6nを有し、またスレーブマニピュレータ3
aはそれぞれ1自由度の関節7a〜71〜7nを有して
いる。
マスタマニピュレータ2aの各関節の回転角度は角度検
出装置11aによって検出される。またマスタマニピュ
レータ2aにはコンプライアンス調整装[12aが取イ
1けられている。
出装置11aによって検出される。またマスタマニピュ
レータ2aにはコンプライアンス調整装[12aが取イ
1けられている。
一方、スレーブマニピュレータ3aの各関節の回転角度
は角度検出器[14aによって検出され、また、各関節
に負荷されたトルクはトルク検出器15aによって検出
されるようになっている。
は角度検出器[14aによって検出され、また、各関節
に負荷されたトルクはトルク検出器15aによって検出
されるようになっている。
このような構成の遠隔操作装置1aにおいて、マスタマ
ニピュレータ2aを動かすと、そのマスタマニピュレー
タ2aの各関節68〜6nの回転角度は角度検出装置1
1aによって検出され、その検出された回転角度が位置
指令信号として比較器17aに入力され、一方、スレー
ブマニピュレータ3aの回転角度位置は角度検出装置1
4aによって検出されて比較器17aに入力され、それ
ぞれ対応する差信号が比較器17aからアクチュエータ
13a〜131〜13nに入力され、差分だけ各間m7
a〜7nが駆動され、このようにしてマスタマニピュレ
ータ2aと、スレーブマニピュレータ3aとは同じ姿勢
をとる。
ニピュレータ2aを動かすと、そのマスタマニピュレー
タ2aの各関節68〜6nの回転角度は角度検出装置1
1aによって検出され、その検出された回転角度が位置
指令信号として比較器17aに入力され、一方、スレー
ブマニピュレータ3aの回転角度位置は角度検出装置1
4aによって検出されて比較器17aに入力され、それ
ぞれ対応する差信号が比較器17aからアクチュエータ
13a〜131〜13nに入力され、差分だけ各間m7
a〜7nが駆動され、このようにしてマスタマニピュレ
ータ2aと、スレーブマニピュレータ3aとは同じ姿勢
をとる。
スレーブマニピュレータ3aの手先21が操作対象物1
0を押すと反対方向に反力が生じ、このとき各関節78
〜7nは回転する。この反力によって各関節78〜7n
にトルクが負荷される。
0を押すと反対方向に反力が生じ、このとき各関節78
〜7nは回転する。この反力によって各関節78〜7n
にトルクが負荷される。
δQ、δPは手先21を基準としたX−Y−Z座標系に
対して記述したカモーメント増分ベクトルと位置回転増
分ベクトル、δθは各スレーブマニピュレータの角度検
出器によって検出される関節の角度変位増分ベクトル、
τは各スレーブマニピュレータのトルク検出器によって
検出される関節のトルクベクトル、δτはその増分ベク
トル及びθは各スレーブマニピュレータの角度検出器に
より検出される関節の角度ベクトルとすると、マスタマ
ニピュレータ2aの各関節がもつべきコンプライアンス
の行列KSは で求められ、それぞれコンプライアンスKi(i=1〜
n)を次式にもとずいて計算しコンプライアンス調整装
置12aによってマスクの回転方向を考慮して各関節の
コンプライアンスを調整すれば、スレーブの拘束状態が
マスク側に写像され、マスクを操作するオペレータに、
あたかもスレーブを直接操作しているかのような感覚を
与えることができる。
対して記述したカモーメント増分ベクトルと位置回転増
分ベクトル、δθは各スレーブマニピュレータの角度検
出器によって検出される関節の角度変位増分ベクトル、
τは各スレーブマニピュレータのトルク検出器によって
検出される関節のトルクベクトル、δτはその増分ベク
トル及びθは各スレーブマニピュレータの角度検出器に
より検出される関節の角度ベクトルとすると、マスタマ
ニピュレータ2aの各関節がもつべきコンプライアンス
の行列KSは で求められ、それぞれコンプライアンスKi(i=1〜
n)を次式にもとずいて計算しコンプライアンス調整装
置12aによってマスクの回転方向を考慮して各関節の
コンプライアンスを調整すれば、スレーブの拘束状態が
マスク側に写像され、マスクを操作するオペレータに、
あたかもスレーブを直接操作しているかのような感覚を
与えることができる。
δQ=Aδτ
ど信−Bn
G=荏/同
Ks −J’GA
ここでAはスレーブの関節トルク増分ベクトルを手先座
標に対して記述された力・モーメント増分ベクトルに変
換する変換行列、Bはスレーブの関節の角度増分ベクト
ルを手先座標系に対して記述された位置・回転増分ベク
トルに変換する変換行列、Gは手先座標系に対して記述
されたコンプライアンス行列、J″はヤコビアン行列で
ある。
標に対して記述された力・モーメント増分ベクトルに変
換する変換行列、Bはスレーブの関節の角度増分ベクト
ルを手先座標系に対して記述された位置・回転増分ベク
トルに変換する変換行列、Gは手先座標系に対して記述
されたコンプライアンス行列、J″はヤコビアン行列で
ある。
第1図はこの発明を1自由度のマニピュレータに適用し
た実鉋例の遠隔操作装置を示す構成説明図、及び第2図
はこの発明を多自由度のマニピュレータに適用した実施
例の遠隔操作装置を示す構成説明図である。
た実鉋例の遠隔操作装置を示す構成説明図、及び第2図
はこの発明を多自由度のマニピュレータに適用した実施
例の遠隔操作装置を示す構成説明図である。
Claims (1)
- マスタマニピュレータに前記マスタマニピュレータのコ
ンプライアンスを調整し得るコンプライアンス調整装置
を設け、スレーブマニピュレータに前記スレーブマニピ
ュレータの位置を検出する位置検出器と前記スレーブマ
ニピュレータに作用する力を検出する力検出器を設け、
前記位置検出器からの位置信号と前記力検出器からの力
信号からコンプライアンス調整信号を得て前記コンプラ
イアンス調整装置を作動させて前記マスタマニピュレー
タのコンプライアンスを調整するように構成したことを
特徴とするコンプライアンス写像型バイラテラル制御式
遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16466384A JPS6144584A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | コンプライアンス写像型バイラテラル制御式遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16466384A JPS6144584A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | コンプライアンス写像型バイラテラル制御式遠隔操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144584A true JPS6144584A (ja) | 1986-03-04 |
JPH0442140B2 JPH0442140B2 (ja) | 1992-07-10 |
Family
ID=15797448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16466384A Granted JPS6144584A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | コンプライアンス写像型バイラテラル制御式遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144584A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01205985A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-18 | Meidensha Corp | バイラテラル制御方法 |
JPH0577174A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Nec Corp | ロボツト制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810475A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-21 | 中小企業事業団 | サ−ボマニプレ−タの力伝達装置 |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16466384A patent/JPS6144584A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810475A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-21 | 中小企業事業団 | サ−ボマニプレ−タの力伝達装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01205985A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-18 | Meidensha Corp | バイラテラル制御方法 |
JPH0577174A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Nec Corp | ロボツト制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442140B2 (ja) | 1992-07-10 |
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