JPS6144312Y2 - - Google Patents

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JPS6144312Y2
JPS6144312Y2 JP1980141557U JP14155780U JPS6144312Y2 JP S6144312 Y2 JPS6144312 Y2 JP S6144312Y2 JP 1980141557 U JP1980141557 U JP 1980141557U JP 14155780 U JP14155780 U JP 14155780U JP S6144312 Y2 JPS6144312 Y2 JP S6144312Y2
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JP
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tape
housing
laser beam
optical
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JP1980141557U
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JPS5764883U (ja
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカセツト型の情報記録テープにに関
し、特に情報をデイジタル型式又はアナログ型式
で光学的に記録するカセツト情報記録テープに関
する。
カセツト型の情報記録テープとしては第1図に
示すごとき構造の磁気テープが公知であり構造が
標準化されている。ここで参照番号2と3はプラ
スチツクの浅いハーフケースでねじ4,4
,4,4により両者を固定することによ
り閉じたケースが構成される。5と5と5
はケースにもうけられる窓で、これらの部分では
磁気テープは外部に露出し、露出部でキヤツプス
タンによるテープの走行制御及び磁気ヘツドによ
る情報の記録再生が行なわれる。6と6は繰
出しリール及び巻取りリールで磁気テープが巻回
され、外部の駆動軸より回転する。
上記構造のカセツト式磁気テープは現在広く普
及しているが磁気テープの性質から情報記録密度
の向上に限界があること、ノイズ特性の改善にも
限界があること等の欠点を有する。
これらの欠点を改善するものとして光学的原理
による記録方式が最近提案されている。従つて本
考案は光学的原理により情報の記録及び再生を行
なうカセツト型の情報記録テープを提供すること
を目的とする。
本考案における情報の記録は、その情報に従つ
て記録媒体上に微細孔を形成することにより行な
う。この微細孔は、後述するように光学系で直径
1μm程度の微小スポツトに絞り込まれたレーザ
ビームで形成される。一方、情報の読取りは、記
録媒体上の微細孔を介して得られるレーザビーム
の透過光又は反射光を受光することにより行な
う。
本考案は反射光を受光することにより情報の読
出しを行なう反射読出し方式に関連する。従来の
この種の読出し方式では、記録媒体上のアルミニ
ウム薄膜のごとき反射層を付加積層する方法、或
いはミラー等の反射板を記録媒体背面に固定的に
もうける方法などが周知である。しかしながら、
前者は反者膜塗着の工程を必要とし、従つて記録
媒体の製造工程の増加及びコストアツプの点で利
がない。後者は、記録媒体の走行で互いにすり合
い反射膜及び媒体自体にキズを生じ、また両者を
離間させれば反射板に対する媒体の位置決めが困
難となり情報の読出しに支障を来たす。従つて本
考案は上記目的に加えて以上のごとき欠点の改善
された光学式カセツトテープを提供することにあ
る。
上記目的を達成するための本考案の特徴は、ほ
ぼ薄型の直方体で実質的に気密構造のプラスチツ
ク製ハウジングと、該ハウジング内に回転可能に
もうけられる1対のリールと、該リールのうち少
なくとも一方を回転させる手段と、リールに巻回
され少なくとも前記ハウジングの前壁に沿う走行
部を有し光学的に非可逆的記録の行なわれる細長
のテープと、前記ハウジングの前壁で前記走行部
に対向してもうけられテープにレーザビームを照
射し又はテープからのレーザビームの反射光を受
容する光学ヘツドと、該光学ヘツドにテープをは
さんで対向すると共にテープに接するごとく前記
ハウジング内にもけられレーザビームを反射する
円柱状の回転反射体と、該反射体をテープの走行
に従つて回転させる手段とを有するごとき光学式
カセツトテープにある。以下図面により実施例を
説明する。
第2図、第3図及び第4図は本考案によるカセ
ツトテープの平面図、立面図及び側面図を示し、
第5図は第2図における4−4断面図である。ハ
ウジング10は薄いプラスチツクの板でおおわれ
たほゞ直方体の薄型構造で上面10a,下面10
b,前壁10c,後壁10d,側壁10e,10
fを有する。ハウジングはプラスチツクのモール
ド成型又は第1図の場合のごときねじ止め構造に
よつて内部を実質的に気密構造とする。ただし封
止部は完全気密とする必要はなく、0.5μm程度
の大きさのすきまがあつてもさしつかえない。
ハウジング10の内部の上面と下面の間には巻
取りリール12a及び繰出しリール12bが図示
のごとく回転可能にもうけられ、さらにテープガ
イド14a及び14bが必要によりもうけられ
る。テープ15は繰出しリール12bに巻回さ
れ、ガイド14b、ガイド14aを経て巻取りリ
ール12aに巻きとられる。巻き取りリール12
aには中心に孔がもうけられ、外部装置(図示な
し)の軸18が、ハウジング10の上面及び下面
を貫通して該孔によりリール12aと結合し、軸
18の回転によりリール12aを回転させてテー
プ15を巻き取る。なおリールの孔からのちりの
侵入を防ぐ為、つば2をふくむ気密軸受け構造と
する。なおリール12bにも同様の構造の回転機
構をもうけてもよい。
テープ15はガイド14aと14bの間にハウ
ジング10の前壁10cに沿う走行部15aを有
し、該走行部にそう前壁10cにテープに情報を
記録/再生する光学ヘツド20がもうけられる。
光学ヘツド20は外部装置からの光ビーム(レー
ザービーム)によりテープに情報を記録し、又テ
ープに記録された情報を読み取るもので、例えば
ビームを収束させるレンズ、により前記光学ヘツ
ドが構成される。
ハウジング10の中には、テープ15をはさん
で光学ヘツド20に対向する回転反射体30がも
うけられる。該反射体30は円柱状で外周面に例
えばアルミニウム蒸着或いはメツキ等による反射
膜を有し、ハウジング10にもうけられた軸30
aで回転可能とされると共にテープ15に接して
もうけられる。反射体30の近傍のテープ走行部
15aには先のテープガイ14a及び14bとは
別のテープガイド16a及16bがもうけられ
る。該テープガイド16a及び16bはテープ1
5と反射体30はテープの走行に伴らいその間に
生ずる摩擦力で回転する。これは本考案の重要な
特徴で、反射面或いはテープ面の損傷を防止す
る。なお反射体30は、例えばリールの駆動力を
ベルト等を介して該反射体30に与え、テープの
走行速度とほゞ一致するように回転させてもよ
い。
テープ15としては、プラスチツク製ベースに
Te−As−Seの金属膜を1000Å程度の厚さに塗布
し、該金属膜にレーザビームにより選択的に微細
孔をもうけるもの、又はプラスチツクベースにカ
ーボンとニトロセルロースの混合体を塗布したも
のが可能である。後者の媒体は透明で発火点が
180゜Cと低いニトロセルロースの特徴と、不透
明で光エネルギの吸収効率の良いカーボンの特徴
が良く生かされている。
なおテープを定速で走行させるためには、在来
のキヤプスタン及びピンチローラは用いられず、
代りに公知の変形ニユーウエル方式又はリールド
ライブ方式のごとく、テープに接触せずにテープ
を走行させる方式が用いられる。
従つてヘツド部及びテープ走行部のいずれにて
もテープは外部に露出しない。
テープへの光学的な情報の記録は、不透明なテ
ープベースに直径1mm程度の微細な透明部を記録
情報に従つてもうけることにより非可逆的に行な
われる。微細孔の存在を情報「1」、不存在を情
報「0」と対応させることにより、デイジタル情
報の場合には直接記録することが出来、又音声や
画情報のごときアナログ情報の場合にはFM,
PMなどの変調波又はPCM信号のごときデイジタ
ル信号に変換した上でテープ上に記録される。
情報のテープへの記録は、情報に従つて変調さ
れたレーザビームを光学ヘツド20を介してテー
プ15に照射することにより行なわれる。テープ
上の被照射部にはレーザビームのエネルギにより
焼失して、直径1μm程度の孔がもうけられる。
一方情報の読取りは、読取り用の弱いレーザビー
ムを光学ヘツド20を介してテープ15に照射
し、回転反射体30による反射光を検出し微細孔
を検知することにより行なう。光学ヘツド20が
第2図のごとくレンズの場合にはレンズ20を介
してレーザビームをテープに照射し、反射体30
によるその反射光をレンズ20を介して検知す
る。ここで、反射体30はテープ15の走行に伴
なつて回転するので、テープに損傷を与えること
はない。また、レーザビームにより記録媒体にも
うけられる微細孔は直径1μm程度と非常に小さ
いので空気中の塵等がエラーやノイズ発生の原因
となるが、本考案によるテープカセツトはハウジ
ングが気密構造であり、従つてエラーやノイズの
ないテープを得ることができる。なおリールを回
転させるための軸18がハウジングを貫通する
が、この部分に気密軸受け22を使用することに
よりちりの侵入を防止することが出来る。あるい
は、リールに磁性体の円板を固定し、該円板を外
部の磁気力により回転させてリールを回転させる
とすれば、第5図の線18は不要となり、リール
の回転は完全な気密状態で行なうことができる。
以上説明したように本考案によれば、エラーや
ノイズの心配なく高密度の光学記録を行なうこと
ができると共に、記録媒体に反射層を付加精層す
ることなく反射方式による読出しを行なうことが
可能な光学式カセツトテープを供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープカセツトの斜視図、第2
図は本考案によるテープカセツトの平面図、第3
図は本考案によるテープカセツトの立面図、第4
図は本考案によるテープカセツトの側面図、第5
図は第2図A−A断面図である。 10:ハウジング、12a,12b:リール、
14a,14b,16a,16b:テープガイ
ド、15:テープ、20:光学ヘツド、30:反
射体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほゞ薄型の直方体で実質的に気密構造のプラス
    チツク製ハウジングと、該ハウジング内に回転可
    能にもうけられる1対のリールと、該リールのう
    ち少なくとも一方を回転させる手段と、リールに
    巻回され少なくとも前記ハウジングの前壁に沿う
    走行部を有し光学的に非可逆的記録の行なわれる
    細長のテープと、前記ハウジングの前壁で前記走
    行部に対向してもうけられテープにレーザビーム
    を照射し又はテープからのレーザビームの反射光
    を受容する光学ヘツドと、該光学ヘツドに離間し
    て対向する位置に位置決めされかつテープに接す
    るごとく前記ハウジングの中にもうけられレーザ
    ビームを反射する円柱状の回転可能な反射体と、
    該反射体をテープの走行に従つて回転させる手段
    とを有することを特徴とする光学式カセツトテー
    プ。
JP1980141557U 1980-10-06 1980-10-06 Expired JPS6144312Y2 (ja)

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JP1980141557U JPS6144312Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06

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Publication Number Publication Date
JPS5764883U JPS5764883U (ja) 1982-04-17
JPS6144312Y2 true JPS6144312Y2 (ja) 1986-12-13

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ID=29501375

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