JPS6144305Y2 - - Google Patents

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JPS6144305Y2
JPS6144305Y2 JP16536580U JP16536580U JPS6144305Y2 JP S6144305 Y2 JPS6144305 Y2 JP S6144305Y2 JP 16536580 U JP16536580 U JP 16536580U JP 16536580 U JP16536580 U JP 16536580U JP S6144305 Y2 JPS6144305 Y2 JP S6144305Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所定の速度で回転するデイスク状記録
媒体に対向して走査ヘツドを配置して情報の記
録、再生を行なう装置に関するものである。
従来から実施されている所定の速度で回転する
デイスク状記録媒体に対向して走査ヘツドを配置
して情報の記録、再生を行なう装置において走査
ヘツドをデイスク状記録媒体の半径方向に移動さ
せる機構としては次のようなものがある。
(a) 確動カムすなわち溝付カムを用いた方式 これは回転から直線運動変換の際、例えばベ
アリングとガイド間に隙間を形成するためにバ
ツクラツシが生じ、ランダムアクセスの際トラ
ツク番地の読み取りの誤りや記録時においては
トラツク干渉を生じる欠点がある。
(b) ステツプモータを用いる方式 この方式では多極ステツプモータの特性上、
回転子が或る安定位置から次の安定位置に磁気
的に駆動される際に強いインパクトを受けると
加速、減速され、共振、オーバーシユートを起
すため安定するまでに非常に長い時間を要し、
高速移動には適さない欠点がある。
(c) ラツクとピニオンを用いる方式 この方式では記録時に数ミクロンのピツチで
等間隔にトラツクを描くことは難しく、減速切
換機構が必要となる欠点がある。
(d) リードスクリユーを用いた方式 この方式ではネジピツチ間隔が大きくなり、
かつ記録の際は単一ピツチ以内の送りむらが問
題となり高価となる欠点がある。
(e) ベルト方式 この方式ではベルトの伸びにより追従性が悪
くなる欠点がある。ベルトの伸びは走査中に加
わる張力によるものだけでなく、経時変化、周
囲温度等によるものもある。特に記録時におい
てはトラツク干渉を生じやすい欠点がある。
以上の欠点の他に特に(a),(b),(c)の方式では高
性能のサーボ機構が必要となり、高価となる欠点
がある。
本考案は上記の欠点を除去するため、所定の速
度で回転するデイスク状記録媒体に対向して走査
ヘツドを配置して情報の記録、再生を行なう装置
において、走査ヘツドをデイスク状記録媒体の半
径方向に移動させる機構に関し、簡単な機構でバ
ツクラツシを除去し規制正しい数ミクロンのピツ
チで等間隔にトラツクを追従することができる駆
動機構を提供することを目的とする。
本考案はデイスク状記録媒体を所定の速度で回
転駆動するモータと、前記回転する記録媒体と対
向して記録媒体の半径方向に直線的に変位自在に
配置され、記録媒体を走査して情報の記録、再生
を行なう走査ヘツドと、前記記録媒体と平行な平
面内で回動自在に配置され、走査ヘツドに回動自
在に連結した一対のローラにより挟持された突条
部を形成したほぼ扇形状のデイスクと、この扇形
デイスクを所定角度範囲に亘つて回動させる手段
とを具え、扇形デイスクを回動させることにより
前記走査ヘツドをデイスク状記録媒体の半径方向
に直線移動させるように前記突条部の形状を定め
たものである。
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。なお、それぞれの図面において、同一部分は
同一の符号で示す。
第1図は本考案によるデイスク状記録媒体の情
報記録再生装置の全体の構成を示す線図である。
なお、デイスク1は一部を切り欠き断面で示して
いる。情報記録媒体であるデイスク1はターンテ
ーブル2に載せられモータ3により回転駆動され
る。デイスク1は例えばTe,MnBi等低融点金属
膜をコートしたもので、これに情報に応じて変調
したレーザービームを照射することにより金属膜
を溶融して情報の記録を行うことが出来る。ま
た、情報の再生は低出力のレーザービームをデイ
スク1に照射しその反射光を光電変換して行うこ
とが出来る。このように情報の記録、再生にあた
り、レーザービームをデイスク1に照射するが、
そのための走査ヘツド4をデイスク1に対向して
デイスク1の半径方向に直線的に変位自在に配置
する。即ち走査ヘツド4は矢印で示すようにデイ
スク1の半径方向に移動可能に配置し、かつデイ
スク1を走査して情報の記録、再生を行ない、こ
の移動を制御するアクセス機構5を設け、これを
ヘツドアクセス制御回路6及びデータ処理装置7
により制御する。また、データ処理装置7により
記録−再生切換回路8をも制御する。情報を記録
する場合には、端子9に供給される入力情報をデ
ータ処理装置7で処理し、デイスク1上の記録す
べきトラツク位置を指定し、この指定されたトラ
ツク位置へ走査ヘツド4は迅速に移動し、またデ
イスク1は所定の速度で回転している。さらにデ
ータ処理装置7は記録−再生切換回路8を記録モ
ードに切換え、レーザービームをデータ信号によ
り変調するようにする。このようにして入力情報
をデイスク1の所定の位置に記録することが出来
る。再生する場合は読出すべきデータが記録され
ているトラツク位置をデータ処理装置7で指定
し、走査ヘツド4を所定のトラツクへ移動させ、
記録−再生切換回路8を再生モードに切換え、レ
ーザービームをデイスク1に照射して反射ビーム
を光電変換したデータ処理装置7に取込み端子9
から出力することが出来る。
第2図A及びBは走査ヘツド4をデイスク1の
半径方向に移動させるアクセス機構5の一例の構
成を示す縦断面図及びその一部平面図である。デ
イスク1に載置したターンテーブル2を回転駆動
するモータ3は装置本体に固着したシヤーシ10
に取付ける。デイスク1はデイスク押えナツト1
1によりターンテーブル2に着脱自在に装着す
る。回転駆動モータ3はノイズの発生のないブラ
シレスDCモータを用い、またターンテーブル2
は所定の軸受剛性を確保できるように径の小さい
ものとするのが好適である。走査ヘツド4はデイ
スク1の半径方向に延在する一対のレール12
(第1図をも参照)の間に移動自在に挟持したス
テージ13に固着する。これらのレール12は装
置本体に固着する。ステージ13には一対の軸1
4を取り付け、これらの軸14の各々にベアリン
グ15とダンパ用流体16とを介してローラ17
を回転自在に取り付ける。ステージ13の移動平
面の下方には突条部18を持つ扇形のデイスク1
9を配置し、このデイスク19をベアリング20
及び軸21を介してシヤーシ10に回転自在に枢
着する。扇形デイスク19には第3図に示すアル
キメデスの螺線で形成した突条部18を付け、こ
の突条部18を軸14に回転自在に取り付けた一
対のローラ17で挟むようにする。扇形デイスク
19の外周部には垂直下方に突出するリム22を
一体に形成し、このリム22の内周面には高速用
キヤツプスタン23を接触させ、リム22の外周
面には低速用のキヤツプスタン24を接触させ
る。高速用モータ25及び高速用キヤツプスタン
23と低速用モータ26及び低速用キヤツプスタ
ン24との間にはクラツチ27,28をそれぞれ
介挿し、高速用モータ25及び低速用モータ26
のキヤツプスタン23,24への回転駆動の接、
断を行なう。
なお、第2図Bにおいて、突条部18をアルキ
メデスの螺線の形状としたのは、実際に軸21を
中心として扇形のデイスク19が一定速度で回転
する時、走査ヘツド4を定速度で移動させるため
である。換言すれば扇形デイスク19の回転角と
走査ヘツド4の移動量とはリニアな関係となつた
方が実際の制御においては好適である。
第3図は第2図の突条部18を形成するアルキ
メデスの螺線の原理図である。アルキメデスの螺
線は dr/dθ=const r:曲率半径 θ:回転角度 なる式で表わされる螺線であり、回転角と曲率半
径の関係はリニアとなる。
第4図は第2図の軸とベアリングのダンパ機構
を示す縦断面拡大図である。扇形デイスク19の
突条部18と、ステージ13に取付けた軸14に
ベアリング15を介して装着したローラ17との
間にオイルを充填することが良いが、オイルもれ
が生ずるため、本例では軸14とローラ17間に
ダンパ用オイル又はグリース等のダンパ用流体1
6を充填させたものである。
今、装置の図示しない電源により本装置を起動
すると所定の速度で回転駆動するモータ3により
ターンテーブル2は回転し、その上に載置したデ
イスク1は回転する。これと同時に、記録の場合
は、端子9に供給される入力情報をデータ処理装
置7で処理しデイスク1上の記録すべきトラツク
位置を指定し、この指定されたトラツク位置へ迅
速に走査ヘツド4を移動し、同時に、データ処理
装置7は記録−再生切換回路8を記録モードに切
換え、レーザービームを情報に応じた変調レーザ
ービームとするためデータ信号によりレーザービ
ームの変調を行なう。再生する場合は読出すべき
データが記録されているトラツク位置をデータ処
理装置7で指定し、走査ヘツド4を所定のトラツ
クへ移動させ、記録−再生切換回路8を再生モー
ドに切換え、一定の低出力レーザービームをデイ
スク1に照射し反射ビームを光電変換したデータ
処理装置7に取込み端子9から出力として送出す
る。記録又は再生の場合共、走査ヘツド4のデイ
スク1の半径方向への移動はアクセス機構5によ
り行ない、これはヘツドアクセス制御回路6及び
データ処理装置7により制御し、また処理装置7
により記録−再生切換回路8をも制御する。
また、走査ヘツド4の駆動は、デイスク1に平
行に設けた扇形のデイスク19を高速用モータ2
5と高速用キヤツプスタン23又は低速用モータ
26と低速用キヤツプスタン24において、クラ
ツチ27を接としたときは高速用モータ25は駆
動し、その回転駆動をキヤツプスタン23を経て
リム22に伝動する。その時クラツチ28を断と
し、低速用モータ26の回転駆動をリム22に伝
動しない。クラツチ28を接にしクラツチ27を
断とすると、低速用モータ26の回転駆動をキヤ
ツプスタン24を経てリム22に伝動する。この
高低いずれかの回転駆動は、リム22を部材の構
成の一部とした扇形のデイスク19を両矢印方向
のいずれかに軸21を支点として回動させる。ま
た、両方のクラツチを断とすれば扇形デイスク1
9は停止する。この扇形のデイスク19の平面部
に設けた一対のローラ17によつて挟持される突
条部18のアルキメデスの螺線に沿つてこの一対
のローラ17は、扇形のデイスク19の所定の回
動に連動し、軸14を経てステージ13を走査ヘ
ツド4と共に、デイスク1の半径方向にレール1
2と共動しながら定速度で直線移動させる。
なお、本考案は上述した実施例のみに必ずしも
限るものでなく、実用新案登録請求の範囲内にお
いて種々の変更を加えることが出来るものであ
る。例えば突条部の形状としては、上述したアル
キメデスの螺線以外にスパイラル、円弧等の曲線
又は直線でもよい。
以上述べたように本考案によれば (イ) ランダムアクセスの際トラツク番地の読み取
りの誤りや記録時においてはトラツク干渉を生
ずることがない。
(ロ) 高速移動に好適である。
(ハ) 記録時に数ミクロンのピツチで等間隔にトラ
ツクが描ける。
(ニ) サーボ機構が必要でないから安価である。
(ホ) 記録の際単一ピツチ以内の送りむらの問題が
ない。
(ヘ) 経時変化、周囲温度等による影響を受けな
い。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデイスク状記録媒体の情
報記録、再生装置の全体の構成を示す線図、第2
図A及びBは走査ヘツドをデイスク状記録媒体の
半径方向に移動させるアクセス機構の一実施例を
示す縦断面図及びその一部平面図、第3図は第2
図の突条部を形成するアルキメデスの螺線の原理
図、第4図は第2図の軸とベアリングのダンパ機
構を示す縦断面拡大図である。 1……デイスク、2……ターンテーブル、3…
…モータ、4……走査ヘツド、5……アクセス機
構、6……ヘツドアクセス制御回路、7……デー
タ処理装置、8……記録−再生切換回路、9……
端子、10……シヤーシ、11……押えナツト、
12……レール、13……ステージ、14……
軸、15……ベアリング、16……ダンパ用流
体、17……ローラ、18……突条部、19……
デイスク、20……ベアリング、21……軸、2
2……リム、23,24……キヤツプスタン、2
5,26……モータ、27,28……クラツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 デイスク状記録媒体を所定の速度で回転駆動
    するモータと前記回転する記録媒体と対向して
    記録媒体の半径方向に直線的に変位自在に配置
    され、記録媒体を走査して情報の記録、再生を
    行なう走査ヘツドと、前記記録媒体と平行な平
    面内で回動自在に配置され、走査ヘツドに回動
    自在に連結した一対のローラにより挾持された
    突条部を形成したほぼ扇形状のデイスクと、こ
    の扇形デイスクを所定角度範囲に亘つて回動さ
    せる手段とを具え、扇形デイスクを回動させる
    ことにより前記走査ヘツドをデイスク状記録媒
    体の半径方向に直線移動させるように前記突条
    部の形状を定めたことを特徴とするデイスク状
    記録媒体を用いる情報記録再生装置。 2 前記ローラの回動部分にダンパ機構を設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のデイスク状記録媒体を用いる情報記録
    再生装置。
JP16536580U 1980-11-20 1980-11-20 Expired JPS6144305Y2 (ja)

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JP16536580U JPS6144305Y2 (ja) 1980-11-20 1980-11-20

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JP16536580U JPS6144305Y2 (ja) 1980-11-20 1980-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS5791169U JPS5791169U (ja) 1982-06-04
JPS6144305Y2 true JPS6144305Y2 (ja) 1986-12-13

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