JPS6144270B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144270B2 JPS6144270B2 JP54051450A JP5145079A JPS6144270B2 JP S6144270 B2 JPS6144270 B2 JP S6144270B2 JP 54051450 A JP54051450 A JP 54051450A JP 5145079 A JP5145079 A JP 5145079A JP S6144270 B2 JPS6144270 B2 JP S6144270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plug
- spring
- plenum
- plenum spring
- cladding tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 20
- 238000005253 cladding Methods 0.000 claims description 14
- 239000008188 pellet Substances 0.000 claims description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 229910001026 inconel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉に用いる燃料棒に係り、特に端
栓の改良に関する。
栓の改良に関する。
燃料棒はジルカロイ―2被覆管中にペレツトを
装入し上下両端をジルカロイ2製の端栓で密封し
て、核分裂性ガスが冷却材中に漏洩するのを防い
でいる従来の燃料棒においては、燃料棒内のガス
圧が過大に上昇することを防ぐため上方に空間を
設け、かつ輸送時にペレツトが移動しないように
しかも原子炉に装荷されたときは、熱膨張による
ペレツトの伸びを吸収るように前記空間に、イン
コネル製のコイルスプリング(プレナムスプリン
グ)を封入し、プレナムスプリングによつてペレ
ツトを下向きに押圧して保持させている。
装入し上下両端をジルカロイ2製の端栓で密封し
て、核分裂性ガスが冷却材中に漏洩するのを防い
でいる従来の燃料棒においては、燃料棒内のガス
圧が過大に上昇することを防ぐため上方に空間を
設け、かつ輸送時にペレツトが移動しないように
しかも原子炉に装荷されたときは、熱膨張による
ペレツトの伸びを吸収るように前記空間に、イン
コネル製のコイルスプリング(プレナムスプリン
グ)を封入し、プレナムスプリングによつてペレ
ツトを下向きに押圧して保持させている。
端栓と被覆管とは溶接されるためその溶接熱に
よつてコイルスプリングと端栓及び被覆管の一方
又は双方とが融合して低融点の共晶合金を形成し
て脆くなり燃料棒破損の原因となる。このため従
来の燃料棒においては第1図に示すように構成さ
れている。第1図において、燃料棒はジルカロイ
―2製の被覆管5内にペレツト(図示せず)を装
入し、上下両端をジルカロイ―2製の上部端栓1
及び下部端栓(図示せず)にて密封されている。
この被覆管5内の上部には空間が形成されてお
り、この空間にはペレツトの熱膨張等による伸び
を吸収するためにインコネル製のプレナムスプリ
ングが配置されている。そして、このプレナムス
プリングはループスプリング2とコイルスプリン
グ3とから成つており、この構成によつて、燃料
棒の製造時の溶接熱によつて、プレナムスプリン
グと端栓1及び被覆管5の一方又は双方とが融合
することを防止しようとしている。
よつてコイルスプリングと端栓及び被覆管の一方
又は双方とが融合して低融点の共晶合金を形成し
て脆くなり燃料棒破損の原因となる。このため従
来の燃料棒においては第1図に示すように構成さ
れている。第1図において、燃料棒はジルカロイ
―2製の被覆管5内にペレツト(図示せず)を装
入し、上下両端をジルカロイ―2製の上部端栓1
及び下部端栓(図示せず)にて密封されている。
この被覆管5内の上部には空間が形成されてお
り、この空間にはペレツトの熱膨張等による伸び
を吸収するためにインコネル製のプレナムスプリ
ングが配置されている。そして、このプレナムス
プリングはループスプリング2とコイルスプリン
グ3とから成つており、この構成によつて、燃料
棒の製造時の溶接熱によつて、プレナムスプリン
グと端栓1及び被覆管5の一方又は双方とが融合
することを防止しようとしている。
しかし、このループスプリングのループ部は変
形しやすく、溶接時に変形し溶接部に近づき融合
が起ることがある。また、コイルスプリングとル
ープスプリングを組合せるのでプレナムスプリン
グの製造が複雑である。
形しやすく、溶接時に変形し溶接部に近づき融合
が起ることがある。また、コイルスプリングとル
ープスプリングを組合せるのでプレナムスプリン
グの製造が複雑である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたもの
で、プレナムスプリングと上部端栓とが溶接時に
融合することを防止し、燃料棒の健全性を向上さ
せると共に、プレナムスプリングをコイルスプリ
ングだけにし、製造を簡単にすることを目的とし
ている。以下、図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。本発明の燃料棒は第2図に示すよう
に、被覆管5内に燃料ペレツト4を積層状に充填
し、被覆両端を上部端栓1、下部端栓(図示せ
ず)で密封し、燃料ペレツト4をプレナムスプリ
ング10で押圧して構成する。プレナムスプリン
グ10と接触する上部端栓1の底部の中間にはく
びれ11が設けられ、また上部端栓の底部の先端
には段差を設けプレナムスプリング10の内径と
嵌合する径を有する突起12を設ける。
で、プレナムスプリングと上部端栓とが溶接時に
融合することを防止し、燃料棒の健全性を向上さ
せると共に、プレナムスプリングをコイルスプリ
ングだけにし、製造を簡単にすることを目的とし
ている。以下、図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。本発明の燃料棒は第2図に示すよう
に、被覆管5内に燃料ペレツト4を積層状に充填
し、被覆両端を上部端栓1、下部端栓(図示せ
ず)で密封し、燃料ペレツト4をプレナムスプリ
ング10で押圧して構成する。プレナムスプリン
グ10と接触する上部端栓1の底部の中間にはく
びれ11が設けられ、また上部端栓の底部の先端
には段差を設けプレナムスプリング10の内径と
嵌合する径を有する突起12を設ける。
端栓底部の長さは従来5mm程度であるが、本発
明の端栓ではくびれおよび突起をもうけることを
考え、10mm前後とする。
明の端栓ではくびれおよび突起をもうけることを
考え、10mm前後とする。
プレナムスプリングは、コイルスプリングだけ
にし端栓突起部にプレナムスプリングをはめこみ
スプリングが動かないようにする。
にし端栓突起部にプレナムスプリングをはめこみ
スプリングが動かないようにする。
端栓底部の部分の中間にくびれをもうけたの
で、端栓溶接時の溶接部からの熱伝導量が少なく
なりプレナムスプリングと接触する部分の温度を
さげることができ、プレナムスプリングと端栓あ
るいは被覆管とが融合することを防止できるよう
になり燃料棒の健全性を向上させることができ
る。
で、端栓溶接時の溶接部からの熱伝導量が少なく
なりプレナムスプリングと接触する部分の温度を
さげることができ、プレナムスプリングと端栓あ
るいは被覆管とが融合することを防止できるよう
になり燃料棒の健全性を向上させることができ
る。
このくびれを細くし複数にすることによりプレ
ナムスプリングと接触する部分の温度がさらに低
くなり端栓の底部の長さを短くすることができる
ようになる。
ナムスプリングと接触する部分の温度がさらに低
くなり端栓の底部の長さを短くすることができる
ようになる。
また、本発明の端栓をもちいることにより、プ
レナムスプリングと、接触する部分での温度が低
くなるのでとけこんだり、熱影響によりスプリン
グの性能が低下することがなくなることおよび端
栓の周辺部の方が中心より温度が低くなることに
より、プレナムスプリングはループスプリングを
用いる必要がなくコイルスプリングだけでよくな
る。これによりプレナムスプリングの製造が非常
に簡単となる。
レナムスプリングと、接触する部分での温度が低
くなるのでとけこんだり、熱影響によりスプリン
グの性能が低下することがなくなることおよび端
栓の周辺部の方が中心より温度が低くなることに
より、プレナムスプリングはループスプリングを
用いる必要がなくコイルスプリングだけでよくな
る。これによりプレナムスプリングの製造が非常
に簡単となる。
また端栓の先端を段差としプレナムスプリング
の内径より約1mm小さい外径の突起をつけたの
で、プレナムスプリングが端栓部の突起にはま
り、上部端栓を溶接する時(プレナムスプリング
に端栓をあて、押しこむことによりスプリングを
縮め被覆管に端栓をはめこみ溶接する)スプリン
グがつねに端栓の中心、被覆管の中心にくるので
被覆管と接触するなどして、プレナムスプリング
が損傷するのを防止でき、燃料棒の健全性が向上
する。また、プレナムスプリングの構造が単純に
なり、製造が容易になる。
の内径より約1mm小さい外径の突起をつけたの
で、プレナムスプリングが端栓部の突起にはま
り、上部端栓を溶接する時(プレナムスプリング
に端栓をあて、押しこむことによりスプリングを
縮め被覆管に端栓をはめこみ溶接する)スプリン
グがつねに端栓の中心、被覆管の中心にくるので
被覆管と接触するなどして、プレナムスプリング
が損傷するのを防止でき、燃料棒の健全性が向上
する。また、プレナムスプリングの構造が単純に
なり、製造が容易になる。
第1図は従来の燃料棒を示す縦断面図、第2図
は本発明の1実施例を示す縦断面図である。 1…上部端栓、4…燃料ペレツト、5…被覆
管、10…プレナムスプリング、11…くびれ、
12…突起。
は本発明の1実施例を示す縦断面図である。 1…上部端栓、4…燃料ペレツト、5…被覆
管、10…プレナムスプリング、11…くびれ、
12…突起。
Claims (1)
- 1 被覆管内に燃料ペレツトを積層状に充填し、
被覆管の両端を上部端栓、下部端栓で密封し、燃
料ペレツトをプレナムスプリングで押圧して構成
する燃料棒において、前記上部端栓の中間にくび
れを設け、プレナムスプリングと接触する上部端
栓の底部にプレナムスプリング内径と嵌合する突
起を設けて成ることを特徴とする燃料棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5145079A JPS55143489A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Fuel rod |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5145079A JPS55143489A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Fuel rod |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55143489A JPS55143489A (en) | 1980-11-08 |
JPS6144270B2 true JPS6144270B2 (ja) | 1986-10-02 |
Family
ID=12887261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5145079A Granted JPS55143489A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Fuel rod |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55143489A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62170595U (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-29 |
-
1979
- 1979-04-27 JP JP5145079A patent/JPS55143489A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55143489A (en) | 1980-11-08 |
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