JPS6144216A - バ−ナの消火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、バーナの消火装置に関する。

発明が解決しようとする問題点 バーナの異常過熱燃焼時には、この過熱によって安全弁
を作動させ消火液を燃焼部へ噴出させて消火する形態に
あっては、例えば、安全弁が過熱温度に曝されると溶解
して弁を開通させるものでは、この弁が作動すると消火
液が全部噴出するため、作動する都度消火液に補充する
と共に安全弁を交換する煩わしさがある。又、温度セン
サーを用いて弁を作動させるものでは作動設定温度にお
ける作動温度幅が広く正確な作動がし難い。

問題を解決するための手段 この発明は、バーナ（１）の燃焼部（２）へ消火液を噴
出させる送管（３）に、平常燃焼時にはこの送管（３）
を閉に維持しかつ該バーナ（１）の異常過熱燃焼時には
この過熱を感知してこの送管（３）を開通させる形状記
憶合金からなる温度検出センサー（イ）を設けてなるバ
ーナの消火装置の構成とする。

発明の作用、および効果 形状記憶合金からなる温度検出センサー（４）は、バー
ナ（１）の平常燃焼時即ち変形温度以１ζでは消火液の
送管■を閑の状態に維持しているが、バーナ（１）が異
常過熱燃焼して形状記憶合金が変形温度以上に加熱され
ると記憶している変形温度における形状しこ変形して送
管■を開通させて消火液をバーナ（１）の燃焼部（クヘ
噴出する。

バーナ（１）の燃焼が消火すると、形状記憶合金は変形
温度以下に温度が低下するため送管（３）を閉の状態と
する。

従って形状記憶合金からなる温度センサー■は道管■の
開閉動作が反復できるため消火液の有効使用ができ、又
変形温度における作動温度幅が小さいので正確に作動さ
せることができる。

実施例 なお、図例において、バーナ（］）は取付板ｃ！５）の
上側部に燃焼部（２を装着し、下側部に予燃焼部（ｊ）
を装着してバーナケース■に内装し、乾燥機の熱風路（
８）と連通した構成としている。

該バーナ（１）の予燃焼部０は、該取付板６）下部に箱
形状で一側部が開口した燃焼室受皿（９）を固着し、こ
の燃焼室受皿（９）の底面部にドーナツ状で一部が突出
した点火布００を、この点火布（ト）の突出部が該燃焼
室受皿（９）の開口部側になる状態に設け、該点火布０
１の突出部には点火ヒーターｌｌ）を設けている。

該燃焼室受皿（９〕の開口部には開閉レバー０２）を回
動自在に軸支し、この開閉レバー■には空気弁■卆 を固着して設けている。

０は燃料供給軸で、該燃焼室受皿（９）の底面部の中央
部にあって」二下に突出する状態にこの受皿■に固着し
、該燃料供給軸帥の中心部には油孔ＯＩ３を貫通し、下
方外周部に供給管Ｏ０を連結して、燃料は該供給管００
より燃料供給軸帥の油孔０りを通過する構成としている
。

前記燃焼部■は、該燃料供給軸０４１の上部に、皿状で
底面部に孔を設けた燃焼皿０３＆装着し、該燃焼皿０３
１には燃料ノズル（ト）を設けている。

該燃料ノズル［Ｆ］は中心部に燃料孔を貫通し、」二面
部に十字溝を設けて、これら燃料孔と十字溝とは連通し
、又この燃料孔と該燃料供給軸帥の油孔■とは連通させ
て燃料が通る構成で、該燃料ノズル（ト）には皿状のノ
ズルカバー■を被覆し、該燃料ノズル（ト）外径部とこ
のノズルカバー■内径部との間隙より燃料が噴出して該
燃焼皿Ｏ力内に供給される構成としている。

該ノズルカバー■上には燃焼体（へ）を装着し、該燃焼
体（へ）は側面視測Ｔ状で中央部の凸部から底面部へ傾
斜する壁を放射状に設け、この壁間の底面部に孔を設け
、底面外周部と前記燃焼皿０７１内径部との間には一定
の間隙を設けている。

該燃焼体（ハ）上部で前記取付板６）上には筒状で先端
部が前方へ曲折して開口した熱風案内筒＠を装着し、該
熱風案内筒■の内径部と前記燃焼皿Ｑ７１外径部との間
には一定の間隙を設け、先端開口部には熱拡散板＠を装
着して、熱風は該熱風案内筒■の先端開口部より噴出し
熱拡散板（支）で拡散する構成としている。

前記道管（３）は一端を消火液タンクに、他端は前記温
度検出センサーに）を経て該熱風案内筒■の後側−上部
よりこの熱風案内筒■内にのぞませて設けている。

該熱拡散板の上部の前記バーナケース■内側壁面には該
道管（３）を開閉する球状弁のを設け、この球状弁Ｑ）
の後端にはスプリング（ハ）を嵌合してこのスプリング
（ハ）により該球状弁（ｎを押圧して道管（Ｊを閉とす
る構成としている。

該スプリング９［１は形状記憶合金からなり、変形温度
以下では球状弁Ｑ）を押圧する形状を維持しているが、
変形温度を感知すると該スプリング（ハ）は圧縮された
形状に変形して球状弁（ハ）の抑圧を解除して該道管（
３）を開通させる構成としている。

点火燃料は燃料パイプ（ハ）を経て前記点火布［相］へ
供給する構成とし、燃焼用空気は、乾燥機の排風機によ
り該燃焼室受皿Ｏ０の開口部から流入して該燃焼皿０り
と熱風案内筒＠との間隙より該熱風案内筒■へ通風され
、又該燃焼皿０７１底部の孔と該燃焼体０底部の孔とを
通過して該熱風案内筒（イ）へ通風される構成としてい
る。

点火用燃料は燃料パイプ（ハ）を経て点火布０［）　ｌ
に供給されると同時に点火ヒータ！Ｉ＋）に通電されて
点火し予燃焼部（６）で燃焼が開始される。

主燃料は燃料管０６、燃料供給軸０、燃料ノズル［Ｆ］
およびノズルカバー（ハ）を経て燃焼皿０７１内に送油
され、該予燃焼部０で燃焼する火焔により燃焼皿０７１
および燃焼体（ハ）が加熱されて燃料が気化して燃焼が
開始され、この熱風は熱風路の）へ通風される。

バーナ（１）が異常過熱燃焼すると、温度検出センサー
に）がこの過熱を感知してスプリング（ハ）が変形温度
に加熱され、このスプリング（ハ）が圧縮した形状に変
形して球状弁Ｑ）を開とするため消火液は道管Ｏ）を通
ってバーナ（１）の熱風案内筒＠内へ噴出され燃焼を消
火できる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側断
面図、第２図は背面図である。 図中、符号（１）はバーナ、（２は燃焼部、（３）は道
管、（イ）は温度検出センサー殻示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーナ（１）の燃焼部（２）へ消火液を噴出させる送管
   （３）に、平常燃焼時にはこの送管（３）を閉に維持し
   かつ該バーナ（１）の異常過熱燃焼時にはこの過熱を感
   知してこの送管（３）を開通させる形状記憶合金からな
   る温度検出センサー（４）を設けてなるバーナの消火装
   置。