JPS6144084A - 車室を有する前フレ−ム傾斜型三輪車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オートバイのような巾のせまい自動車に、一
人か二人乗り位の車室をもうけ、雨や風を防ぎ、快適な
乗りものとし、高速運動のできる性能を発揮することを
目的としたものである。

従来のオートバイでは車室がなく、雨風を防ぐことはで
きなかつた。前部フレーム部と後部フレーム部を弾性復
元力を持つシヤフトで結合した、５０ＣＣのバイクはあ
るが、これは後部にエンジンがあり、後部フレーム部全
体が路面のシヨツクを吸収する構造となつており、高速
運動性能特性を発揮できるものではなく、又前輪が小さ
く慣性モーメントが小さいために車室をもうけても不安
定であつた。

本発明は、上記の欠点をのぞくために、前フレーム車室
部１の車輪の慣性モーメントを大きくして走行時の前フ
レーム車室部１の安定を計つた。

駆動源６のエンジン等は前フレーム車室部１にもうけ、
後フレーム２部の後二輪に動力を、差動装置８自在継手
１３等の伝動装置を介して伝達し、後フレーム２の二輪
は、シヨクアブソバー１１等を含むけん架装置１２を有
し、高速運動を行ならことができる。

前フレーム車室部１と後部フレーム２は、弾性復元力を
持つ接続部５で、右左傾斜可能。揺動可能に連結されて
おり、自動車が旋回した時は、前フレーム車室部１は、
旋回方向に旋回モーメントを受けて傾斜し、停止時や低
速走行時には、後部フレーム２の二輪によつて、前フレ
ーム車室部１を、接続部５の弾性復元力の力により支え
るように弾性復元力を設定するものである。

後フレーム２部も路面の状態によつて、前フレーム車室
部１に対して揺動傾斜する。

後部フレーム２の図は、けん架装置や接続部５にナイト
ハルトゴムスプリングを応用したものであるが、他に通
常の自動車に用いられている構造を応用すればよい、そ
の他、自動車としての装置、ブレーキ、ギヤー等は、通
常の車と同様である。

前フレーム車室部１の態様としては、前輪かじとり方式
をオートバイのようにしたもの、円ハンドルにしたもの
などがある、又乗車座席は、スノーモービルのようにま
たがるもの、戦闘機の復座席のように座席を並べたもの
が考えられる。

車室のドアーは通常の車のように横に開くもの、あるい
は、戦闘機の風防のように上に開くものなどが考えられ
る。

以上のような自動車は、現在町を走つている自動車のほ
とんどが一人か二人しか乗つておらず、交通機関として
十分である。

高速運動能力があるので、他の交通機関の流れに乗るこ
とができ安全で、交通機関としての存在価値がある。

巾がせまいため駐車場や走行時に場所をとらず、交通渋
帯などの諸問題の解消につながる。

自動車がステイタスシンボル的な存在でなくなつた時、
軽便な自動車となる。

等の、社会的な効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の自動車の斜視図 第２図は、本発明の態様の斜視図 第３図は、本発明の後フレーム２の斜図第４図は、本発
明の駆動系説明図 第５図は、本発明の車体系説明図 １は前フレーム車室部、２は後フレーム、３は後輪、４
は前輪、５は接続部、６は駆動源、７はかじとり装置、
９は駆動軸、１０はドライブシヤフト、１１はシヨクア
ブソバー、１２はけん架装置、１３は自在継手、１４は
ゴム、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一つの前輪４を有する前フレーム車室部１と、二つの後
   輪３を有する後フレーム２とを車体前後で左右傾斜可能
   、揺動可能に連結した三輪車において、前フレーム車室
   部１に駆動源６と一人か二人の人が乗れるような装置を
   有し、走行時に前輪の慣性モーメントを大きくして、前
   フレーム車室部を安定させるようにし、前フレーム車室
   部１と後フレーム部２を弾性復元力を持った接続部５に
   よって、前フレーム車室部１が旋回時等の横方向の力を
   受けた時、路面に対して揺動傾斜する。 後フレーム２部も路面の状態によって前フレーム車室部
   １に対して揺動傾斜する。静止時や低速走行時には、後
   フレーム２の二つの後によって前フレーム車室部１を接
   続部５の弾性復元力の力により支えるように、弾性復元
   力を設定した走行体で車室を有し高速運動をすることを
   特徴とする、前フレーム車室部傾斜型、前輪かじとり方
   式の三輪自動車。