JPS6143501Y2 - - Google Patents

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JPS6143501Y2
JPS6143501Y2 JP1980103964U JP10396480U JPS6143501Y2 JP S6143501 Y2 JPS6143501 Y2 JP S6143501Y2 JP 1980103964 U JP1980103964 U JP 1980103964U JP 10396480 U JP10396480 U JP 10396480U JP S6143501 Y2 JPS6143501 Y2 JP S6143501Y2
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power supply
radiation source
drive motor
wire
switch
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JP1980103964U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は医用分野における遠隔操作式アフタ
ーローデイング治療装置の線源送り戻しにおける
安全機構に係り、特にその線源送り戻し装置を改
良した放射線治療装置に関するものである。
第1図は遠隔操作式アフターローデイング治療
装置の概略説明図である。図において遮蔽板Bに
より制御室Aと治療室Cとに仕切り、この仕切ら
れた治療室Cに設けられるラジオアイソトープ
(以下R・Iと称する)なる小線源を使用してい
る線源2の収納容器3は治療寝台6に対向して設
けられていて、この収納容器3は患者6aの体腔
空内に挿入されるアプリケータ7の連結部1に第
1の伝送管8を介して接続するとともに第2の伝
送管4を介して制御室Aに設けられる線源送り戻
し装置9に接続し、また、前記線源2を制御装置
10により駆動されるワイヤ送り戻し装置11の
条体例えばワイヤ5の先端部に取付け、前記制御
装置10の送り信号によりワイヤ送り戻し装置1
1を駆動してワイヤ5とともに線源2を伝送管8
を通してアプリケータ7内の所定位置まで移動さ
せ治療を行なうようになつている。その後、治療
終了にともない前記制御装置10の復帰信号によ
りワイヤ送り戻し装置11を逆駆動しワイヤ5と
ともに線源2を収納容器3内に復帰させるように
なつている。
また、この種の放射線治療装置では前記ワイヤ
送り戻し装置11が第2図に示すように構成され
ている。すなわち、ワイヤ5を挾持するように駆
動ローラ12および従動ローラ13を具備してお
り、この駆動ローラ12は余分な過負荷が生じた
際これを取り除くためのスリツプ機構14および
電磁クラツチ15を介して駆動モータ16により
所定方向に回転して従動ローラ13との摩擦力で
ワイヤ5を上記回転方向に移動させるようになつ
ている。すなわち、第1図に示す制御装置10か
らの送り信号により駆動モータ16を所定方向に
回転させ、駆動モータ16の回転により駆動ロー
ラ12および従動ローラ13を回転させてワイヤ
5とともに線源2を所定の位置まで送り出し、制
御装置の停止信号により駆動モータ16を停止さ
せるか、またはワイヤ5がある程度送り出された
ら図示しない最大送り出し位置にて動作するマイ
クロスイツチ等により停止信号が制御装置10に
入り駆動モータ16を停止させ、ここで、治療開
始となる。また治療が終り制御装置10からの復
帰信号により駆動モータ16を上記とは逆方向に
回転させ、駆動モータ16の回転により駆動ロー
ラ12および従動ローラ13を送り出し方向の回
転とは逆の方向に回転させてワイヤ5とともに線
源2を収納容器3内に復帰させ、ワイヤ5ととも
に線源2が収納を完了すると、図示しない収納完
了位置で動作するマイクロスイツチ等からの停止
信号が制御装置10に送られる。この信号により
制御装置10からの駆動モータ16に停止信号が
送られ、駆動モータ16が停止し治療終了とな
る。そして、従来この種の遠隔操作式アフターロ
ーデイング治療装置は第3図に示すような回路構
成をしている。。すなわち、この装置に供給され
る電源17はスイツチ18の共通接点Cと常開接
点(N.O)を接続(以下オンと称する)されて、
交流一直流変換器たる整流回路19の入力端子に
入力する。また整流回路19の出力は制御器20
の入力端子に入力する。さらに、整流回路19の
出力の負側はGNDに接続される。ここで、駆動
モータ16の回転方向を決定するためには回転方
向指示装置21から制御器20にハイレベルの出
力信号が出た場合、制御器20の出力が駆動モー
タ16を線源2とワイヤ5を収納容器3内から送
り出す方向(時計方向とも称する)に出されるよ
うに制御器20の出力が制御され、線源2とワイ
ヤ5がある程度送り出されれば、リミツトスイツ
チ22が働いて駆動モータ16は停止する。また
回転方向指示装置21から制御器20にローレベ
ルの出力信号が出た場合、制御器20の出力は駆
動モータ16を線源2とワイヤ5を収納容器3内
に収容する方向(反時計方向とも称する)に出さ
れるように制御器20の出力が制御され、線源2
とワイヤ5が収納容器3内に収容されると、リミ
ツトスイツチ24が働いて駆動モータ16は停止
する。ここで、2つのダイオード23,25は電
流の流れを規定して2つのリミツトスイツチ2
2,24の動作を選択させるために挿入されてい
る。
このように構成された放射線治療装置にあつて
は、治療中に停電または電源故障等により電源が
供給されなくなつたり、駆動モータ16を回転さ
せることができなくなつた時、治療外であれば収
納容器3内に線源2が収納されているので問題は
ないが、治療中で線源2が収納容器3から移動し
た状態にあるときは駆動モータ16が回転できな
くなれば駆動ローラ12も当然回転できなくな
り、線源2が患者の体腔空内に残つてしまつた
り、途中で止まつて収納容器3内に収容できなく
なる。従つて、R・Iの小線源を使用した線源2
により患者の癌等の悪性腫瘍を治療するどころ
か、患者の患部に必要以上の放射線量を与えた
り、患部以外の正常な組織を放射線によつて損傷
することとなるので、患者の生命が非常に危険な
状態になり、また医師やその他の人が患者の救護
や線源を直接収納容器3内に収納するなどの措置
をとらなければならず、医師やその他の人への放
射線被爆は避けられなくなり、装置の信頼性を著
しく損なうものとなつていた。
この考案は上記事情に基いてなされたものであ
つて、仮りに停電または電源故障により装置が全
く使用不能となつても蓄電池等に充電しておいた
非常用電源が停電または電源故障と同時に作動し
て、ワイヤとともに線源を収納容器内に収容する
機能を備えた放射線治療装置を提供することを目
的とするものである。
この考案を図面に示す実施例を参照しながな説
明する。
第4図はこの考案の放射線治療装置に使用され
る回路の一実施例を示す構成図である。図におい
て26,27,28はそれぞれスイツチ18と連
動するスイツチ、すなわち、スイツチ18がオン
状態の時、スイツチ26,27,28も共通接点
cと常開接点NOが接続される機能を持つてい
る。29はリレーのコイル、30,31はリレー
のコイル29により動作するリレーの接点、32
は非常用電源、33は非常用電源が動作している
ことを表示する表示燈である。その他の重複して
いる記号は第1〜3図において述べたものと同じ
もので、同等に作用するものであるためその説明
は省略することとする。次に第4図に従つてその
動作を説明すると、まず、この放射線治療装置、
例えば遠隔操作式アフターローデイング治療装置
を動作させるためにスイツチ18をオンにする。
このスイツチ18をオンにすることにより、スイ
ツチ26,27,28もスイツチ18と連動して
全てオンになる。スイツチ26がオンになればリ
レーのコイル29に電流が流れ、リレーの接点3
0,31は共通接点cとa接点が接続される。リ
レーの接点30はスイツチ18とスイツチ26が
オンになり、リレーのコイル29に電流が流れる
と、制御器20と回転方向指示装置21を接続
し、回転方向指示装置21の出力信号を制御器2
0へ伝送することとなる。一方、リレーのコイル
29に電流が流れない時はリレーの接点30のc
とb接点が接続される。その結果、リレーの接点
30のb接点はGNDに接続されているので、制
御器20には強制的にローレベルの信号が入力さ
れることとなる。またスイツチ18をオンにすれ
ばスイツチ27もオンになり、整流回路19の出
力電圧が非常用電源32に供給され、非常用電源
32には充電されることになる。通常の使用にお
いてこの装置に供給される電源17はスイツチ1
8をオンすることにより、まず整流回路19によ
り交流−直流変換された出力電圧は制御器20に
供給され、回転方向指示装置21の出力信号によ
り制御器20の出力は駆動モータ16を時計方向
(矢印A方向)または反時計方向(矢印A′方向)
へ回転させ、ワイヤ5とともに線源2を送り戻し
をする。またスイツチ18をオンにすることによ
り、スイツチ26,28がオンになりリレーのコ
イル29に電流が流れるので、リレーの接点31
はcとa接点が接続される。従つて通常の使用に
おいては表示燈賭33は整流回路19の出力およ
び非常用電源32とは接続されないので点燈しな
い。
治療を開始するためには、まず回転方向指示装
置21から制御器20にハイレベルの信号が伝送
され、制御器20は駆動モータ16を矢印A方向
へ回転させ、ワイヤ5とともに線源2を収納容器
3内から伝送管8を介して送り出しある程度送り
出されればリミツトスイツチ22が働いて駆動モ
ータ16は停止し治療が開始される。この状態す
なわち治療中に停電になつた場合には、まず、リ
レーのコイル29に電流が流れなくなるので、リ
レーの接点30および31はそれぞれcとb接点
が接続される。しかし、スイツチ18およびスイ
ツチ26,27,28はオン状態を保つている。
ここで、リレーの接点30のb接点はGNDに接
続されているので、制御器20には強制的にロー
レベルの信号が入Bり、また、非常用電源32の
出力が、スイツチ27がオンになつているので、
スイツチ27のcとNOの接点を介して制御器2
0に入り、制御器20は前記したローレベルの信
号により駆動モータ16を矢印A′方向へ回転さ
せ、ワイヤ5とともに線源2を収納容器3内に収
容する。また、リレーのコイル29には電流が流
れなくなるので、リレーの接点31はcとb接点
が接続され、スイツチ28がオンになつているの
で、非常用電源32にリレーの接点31とスイツ
チ28を介して接続されている表示燈33は点燈
し、非常用電源23が動作していることを表示す
ることとなる。
ワイヤ5とともに線源2が収納容器3内に収容
を終えると、リミツトスイツチ22が働いて駆動
モータ16は停止する。また治療が終了し、ワイ
ヤ5とともに線源2が収納容器3内のに収容中に
停電または電源故障した場合も治療中に停電また
は電源故障した場合と同様な動作をすることとな
る。
以上のように非常用電源およびリレー、スイツ
チなどを追加するだけで、停電または電源故障に
なり、この遠隔操作式アフターローデイング治療
装置が使用できなくなつた場合、すなわち、線源
を駆動する駆動モータが完全に停止した場合でも
非常用電源により線源を移動させる駆動モータを
強制的に駆動させ、線源を線源収納容器に収容さ
せることができる。これにより、患者の患部に必
要以上の放射線を与えたり、また患部以外の正常
な組織を放射線によつて損傷したりすることを防
止することができ、患者の生命が非常に危険な状
態になつたり、医師やその他の人が患者の救護や
線源を直接収納容器内に収納するなどの措置をと
る必要が全くなく、医師やその他の人への放射線
被爆を完全に避けることができる。しかも、構成
が著しく簡単であつて、装置の信頼性が著しく高
いなどの優れた効果を有するものである。
なお、この考案は上記の実施例に限定されるも
のではなく、放射線源のチヤンネル数が増えた場
合でもこの回路が増えたチヤンネル数に合せて使
用でき、この考案の要旨を変更しない範囲で種々
変形実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放射線治療装置の一例を示す概
略説明図、第2図はワイヤ送り戻し装置の拡大説
明図、第3図は駆動モータ制御回路の構成図、第
4図はこの考案による放射線治療装置のワイヤ送
り戻し装置の駆動モータの制御回路構成図であ
る。 1……連結部、2……線源、3……線源収納容
器、4,8……伝送管、5……ワイヤ、6……治
療寝台、7……アプリケータ、9……線源送り戻
し装置、10……制御装置、11……ワイヤ送り
戻し装置、12……駆動ローラ、13……従動ロ
ーラ、14……スリツプ機構、15……電磁クラ
ツチ、16……駆動モータ、17……電源、1
8,26,27,28……連動スイツチ、19…
…整流回路、20……制御器、21……回転方向
指示装置、22,24……リミツトスイツチ、2
3,25……ダイオード、29……リレーコイ
ル、30,31……リレー接点、32……非常用
電源、33……表示燈。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝送管内を往復動自在であつて、かつ先端部に
    放射線源を接続した条体と、この条体を往復動さ
    せて放射線源を治療位置と収納位置との間を移動
    させる送り戻し装置用の駆動モータと、この駆動
    モータの駆動およびその回転方向を制御する所定
    の電源に接続された制御手段とを有する遠隔操作
    式放射線治療装置において、前記電源の故障状態
    を検出する故障検出手段と、前記電源の故障時に
    動作する非常用電源と、前記故障検出手段からの
    検出信号を入力し該信号にもとづいて前記非常用
    電源を前記制御手段へ接続する切替手段と、前記
    検出信号にもとづいて前記放射線源を収納位置に
    戻す方向に前記駆動モータを回転させるための制
    御信号を前記制御手段へ供給する制御信号供給手
    段とを備えることにより、電源の故障時に非常用
    電源にて駆動モータを駆動させ、放射線源を収納
    位置へ戻すことを特徴とする放射線治療装置。
JP1980103964U 1980-07-24 1980-07-24 Expired JPS6143501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980103964U JPS6143501Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980103964U JPS6143501Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5729246U JPS5729246U (ja) 1982-02-16
JPS6143501Y2 true JPS6143501Y2 (ja) 1986-12-09

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ID=29465349

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JP1980103964U Expired JPS6143501Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5353855A (en) * 1976-10-22 1978-05-16 Mitsubishi Electric Corp Emergency power system for elevator

Family Cites Families (1)

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JPS526800Y2 (ja) * 1972-05-04 1977-02-12

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JPS5729246U (ja) 1982-02-16

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