JPS6143120A - シクロスポリン誘導体の新規医薬用途 - Google Patents

シクロスポリン誘導体の新規医薬用途

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JPS6143120A
JPS6143120A JP60170982A JP17098285A JPS6143120A JP S6143120 A JPS6143120 A JP S6143120A JP 60170982 A JP60170982 A JP 60170982A JP 17098285 A JP17098285 A JP 17098285A JP S6143120 A JPS6143120 A JP S6143120A
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JP
Japan
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cyclosporine
nva
cyclosporin
dihydro
dose
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JP60170982A
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ジヤン‐フランソワ・ボレル
ペーター・ドナチユ
ペーター・ヒースタント
ベルンハルト・リユフエル
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Sandoz AG
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、現在の命名法により明細書にはそれぞれジ
ヒドロ−(Val)”−シクロスポリンおよび(Nva
)”−シクロスポリンとして言及されている、ジヒドロ
シクロスポリンDおよびシクロスポリンGの新規用途、
特に新規医薬用途並びにこれらの化合物を含有する医薬
組成物、またはこの用途に関連して用いられる医薬組成
物の製造における上記化合物の使用に関するものである
〔先行技術および発明の経緯〕
ジヒドロ−(Van)″−シクロスポリンは、下記式(
■): 〔式中、Aは下式(■): CH2X (式中、−X−)’−は−CHt −CHt−である)
で示される残基を表わし、Bは−Vat−である〕で示
される構造を有し、また、(Nva)”−シクロスポリ
ンは上記式(■)〔ここでAは上記式(II)の残基(
ここで−x−y−は−CI = CH−(トランス)で
ある)を表わし、BはNvaを示す〕で示される構造を
有しており、これらは公知であり、さらにその製造方法
および様々な医薬用途も含めて例えば米国特許明細書第
4220641および4288431号にそれぞれ記載
されている。
化学的にこれらはジクロスポリン類として集合的に指称
される天然産および合成または半合成ウンデカペプチド
類の明確かつ実質的な分類に属する[例えば米国特許第
4117118号(シクロスポリンAまたは「シクロス
ポリン」)、米国特許第4108985号および421
0581号(シクロスポリンCまたは(Thr)″−ン
クロスボリンおよび誘導体)、ヨーロッパ特許公開第0
05.8134 81号およびヘルベティカ・ノミ力・
アクタ(I−1elv、 Chim、 Acta、 )
65巻分冊第5.1655−1677頁(19B2Xた
だしこれらは更にとりわけ(Leu)”−シクロスポリ
ン、[(D)Set]’−シクロスポリンおよび(Va
l)”−シクロスポリンを含めた天然および合成または
半合成シクロスポリン類を開示している)参照]。
シクロスポリン類のうち、粗化合物であるシクロスポリ
ンAまたは「シクロスポリン」はこれまで最も注目を浴
びてきた。前述の米国特許第4117118号で開示さ
れているように、このシクロスポリンは抗炎症および抗
関節炎特性並びに免疫抑制特性を有しており、これらの
特性を有する化合物は臓器移植手術後の拒絶阻止および
自己免疫疾患の処置に特に有用とされる。
「シクロスポリン」に関する臨床研究の第1分野は、例
えば心臓、肺、合併心肺、肝臓、腎臓、ひ臓、骨髄、皮
膚および角膜移植および特に異型的臓器移植などの臓器
受容者に対する適用にあった。
現在シクロスポリンは臓器移植用として商業的に入手可
能であり科学文献だけでなく世界的な印刷物においても
この化合物は非常に広範にわたる注目を受けていること
から顕著な成功をおさめたといえる。同時に様々な自己
免疫疾患の処置におけるシクロスポリンの適用に関して
熱心に研究がなされており、試験管内、動物モデルおよ
び臨床試験の研究結果が文献に幅広く記載されている。
自己免疫疾患は事実かなり多くの種類にわたっている。
確かに報告されたシクロスポリンの成果は、例えば自己
免疫疾患ごとにそれぞれ程度の差が見られがちであるが
、広範な有用性は確実なものであり、若干の例で得られ
た成果はますます世界中に広がる専門家の注目を充分集
めるものとなっている。
「シクロスポリン」処置における研究や提案の対象であ
る特異的自己免疫疾患には多発性硬化症、ギャンーバレ
ー症候群、ブドウ膜炎、重症筋無力症、ハイマン腎炎、
グレージス病、橋本甲状腺炎、若年型糖尿病■型、全身
性エリテマトーデス(紅斑性狼癒)、再生不良性貧血、
赤芽球ろう、特発性血小板減少症、多発性硬化症、強皮
症(sclerodoma)、ベグネル顆粒球増加症、
皮膚筋炎、慢性活動性肝炎、自己免疫男性不妊症、乾癖
および乾癖性関節炎、ステイーブン−ジョンソン症候群
、特発性スプルー、クローン病、類肉腫症、糸球体腎炎
、介在性肺線維症ならびに原発性胆汁性肝硬変がある。
例えば米国特許明細書第4220641号で開示されて
いるように、ジヒドロ−(Vat)2−シクロスポリン
もまた抗炎症および抗関節炎特性並びに免疫抑制特性を
有する。免疫抑制に関して述べると、ジヒドロ−(Va
l)”−シクロスポリンの特異的免疫抑制プロフィール
は、明らかに純粋な体液免疫応答に影響をそれほど及ぼ
さないという点でシクロスポリンと異なることがわかっ
た。したがって「シクロスポリン」と同様にジヒドロ−
(Val)!−シクロスポリンに対して自己免疫疾患の
処置における適用性の発見が予期されてはいるが、臨床
用途は例えば前述のような純粋な体液応答よりもむしろ
細胞性の抑制が重要である特定の状態の処置を指向する
。この発明は部分的には、ジヒドロ−(Val)’−シ
クロスポリンをこの後者のタイプである2つの特異状態
、すなわちa)ブドウ膜炎およびb)若年型糖尿病I型
に適用すると驚くべきかつ予想外の優れた有用性が得ら
れるという発見に存する。
特に、上記特異的自己免疫疾患に関してジヒドロー(V
al)″−シクロスポリンが、以前に提案された例えば
「シクロスポリン」を用いる療法と比較して例えば活性
レベルおよび/または望ましくない副作用の減少または
欠如という点で特別の予想外な有益性を示すことがわか
る。
例えば米国特許明細書第4288431号で開示されて
いるように、(Nva)’−シクロスポリンもまた「シ
クロスポリンjに以前適用した試験方法において抗炎症
および抗関節炎特性並びに免疫抑制特性を有し、「シク
ロスポリン」と同じ用途プロフィールおよび臨床用途を
有する。したがって、「シクロスポリン」と同様に(N
 va) ’−シクロスポリンの場合、まず移植拒絶の
阻止および自己免疫疾患の処置における適用性の発見が
予期される。
さらにこの発明は部分的に(N va) ’−ンクロス
ポリンが、広い分類として臓器移植拒絶の阻止および自
己免疫疾患の処置における適用性という点で「シクロス
ポリン」と同じ一般的有用性を有することが確認される
が、その活性の特別なプロフィール、特にその免疫抑制
効果に関するプロフィールにより、広範な自己免疫疾患
すなわちa)ブドウ膜炎およびb)若年型糖尿病■型(
すなわちこの発明によるジヒドロ−(Vat)”−シク
ロスポリンの有用性に関する前述の2つの特異的疾患)
、C)重症筋無力症、d)多発性硬化症、e)全身性エ
リテマトーデス、f)溶血性貧血およびg)糸球体腎炎
からなる群に含まれるある種の特異的疾患に適用すると
驚くべきかつ予想外の有益性を化合物がもたらすという
発見に存する。
特に、上記特異的自己免疫疾患に関して(Nva)’−
シクロスポリンが、以前に提案された例えば「シクロス
ポリン」を用いる療法と比較して例えば活性レベルおよ
び/または望ましくない副作用の減少または欠如という
点で特別の予想外な有益性を示すことがわかる。
さらに、化合物「シクロスポリン」、ジヒドロ−(V 
al)’−シクロスポリンおよび(Nva)”−シクロ
スポリンはすべて明らかに非常に密接に関連した化学構
造をしているが、例えばこの発明により確定した自己免
疫疾患の処置に関するこれらの各H用件は明らかにお互
いに似通っているが重大な相異を示すことがわかる。特
に、(Nva)′−シクロスポリンの方は7種の特異的
自己免疫疾患型の処置において特に有用であることが見
出だされており、一方ジヒドロ−(Val)”−シクロ
スポリンはこれら7種のうち2種の疾患に特に有用であ
ることが見出だされている。したがって、この発明によ
ると構造上の類似性は対象発明に関して対応する有用性
を予言する性質のものではない。
〔試験例および実施例〕
前述の特異的自己免疫疾患の処置における化合物ジヒド
ロ−(Val)2−シクロスポリンおよび(Nva) 
”−シクロスポリンの特定の有益な用途については、以
下の試験例で行なわれる必要標準動物モデルおよび臨床
試験で確証できる。
1、ブドウ膜炎 実験的自己免疫ブドウ膜炎(EAV)の調整ヌーセンプ
ラットら記載〔アーカイブズ・オフ・オフタルモロジー
(Arch、 0phtha+、 )100巻、114
6−11.49頁(1982))の一般的方法により試
験を実施する。体重的150−200gのルイス(雌)
ラット6〜lO匹の群において2 、5 xg/酎、の
マイコバクテリウム・ラベルクロシスCMycroha
cteBum  tuberculosis)ひと結核
菌H371N八で強化したフロイント完全アジュバント
に乳化(1: lP、p、w、)したウシのS抗原30
μ9を後ろ足かかとに注射することにより免疫化する。
試験物質すなわちジヒドロ−(Val)2−シクロスポ
リンまたは(N va) !−シクロスポリンを免疫後
7日目に開始して連続7日間25〜50H/kg/日の
用量で投与する。対照群には試験物質の代わりにオリー
ブ油を与える。免疫後144日目ラットを殺し、直ちに
眼を除去し、ホルムアルデヒドに浸し、パラフィン蝋に
包埋し、ヘマトキシリン−エオシンおよびパラアミノサ
リヂル酸で染色する。板面式で、0(炎症無し)〜4(
汎眼球炎)の尺度により炎症程度を組織病理学的に評価
する。症例を選択し、透過型および走査型電子顕微鏡に
より検査する。実験的自己免疫ブドウ膜炎(EAV)の
症状を示す動物から取り出された眼球には、全体的に広
がった網膜および脈絡膜の炎症が見られ、繊維状のしん
出物で網状になった炎症細胞が硝子体腔、網膜下部腔お
よび前眼房に生じている。
ジヒドロ−(Val)”−シクロスポリンまたは(Nv
a) ’−シクロスポリンを前記の用量で投与すると、
対照群の場合の結果と較べてEAVを示す動物数の実質
的減少が見られる。
2、若年型糖尿病I型 BB/ウオルセスター(Worcester)ラットモ
デル ライクらの記載〔アメリカン・ジャーナル・オブ・パソ
ロジー(Am、 J 、PaLhol、) 117巻9
2−97頁(+984))の一般的方法により試験を行
う。この試験のためには、60日令のBB/W(雄およ
び雌)ラット群(若年型糖尿病■型の自己免疫糖尿病を
自然に発症する系統)を用いる。試験群には試験物質す
なわちジヒドロ−(Val)’−シクロスポリンまたは
(Nva)”−シクロスポリンをlO日間5〜25m9
7に97日の用量で経口投与する。対照群には試験物質
の代わりにオリーブ油を与える。全試験動物における糖
尿の発生を定期的にスクリーンする。
ジヒドロ−(V at戸−シクロスポリンまたは(Nv
a) ’−シクロスポリンを前記の用量割合で投与する
と、対照群と較べて、糖尿病の症状が現われ例えば異常
に高い血液グルコースレベル/糖尿を示す動物数の顕著
な減少が見られる。
3、重症筋無力症 実験的アレルギー性重症筋無力症(E、5MG)レノン
ら記載〔ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メデ
ィスン(J 、Exp、Med、) 141巻、!36
5−1375頁(1975))の一般的方法により試験
を行う。体重的150−200gのルイスラット(雌)
8〜12匹の群にフロイント完全アジュバント〔ディフ
コ(Dirco)0638−60)1部および精製アセ
チルコリン受容体(トルベト・カリフォルニアラットか
ら採取)10μ9を含有する溶液1部からなる混合物を
皮下注射することにより、実験的アレルギー性重症筋無
力症(EAMG)を誘発させる。さらにアジュバント(
百日咳、1xlO10単位)を後ろ足のかかとに皮下投
与する。−週間毎に固相酵素免疫測定法(ELISA)
を用いて自己抗体力価を測定する。
3.1  予防活性 25〜50 n/に9部日の用量で(Nva戸−シクロ
スポリンを免疫の日に始まり一週間のうち5日間経口投
与すると、プラセボを与えた対照と比べて抗体形成抑制
が観察された。
3.2 治療活性 自己抗体がすでに形成された(一般に免疫倹約14日)
後から始め、25〜501g/に9部日の用量で1週間
に5日、(Nva)”−シクロスポリンを経口投与する
と、自己抗体力価が、プラセボを与えた対照群と比較し
てかなり減少していることがわかる。
4、多発性硬化症 4.1  実験的アレルギー性脳を髄炎(EAE)にお
ける予防活性 ボレルら記載〔エイジエンツ・アンド・アクション(A
gents  and  AcLion) 6巻、46
8頁(+976)〕の一般的方法により試験を実施する
。各々体重的150〜200gのウィスター(雌)また
はルイス(雌)ラット8〜12匹からなる群において、
ウシを髄(凍結乾燥し、+2j+ffのHt Oを加え
て元に戻した)2.5g、アルラセル(A rlace
l)A1 、5 m(1,ヌジョール(N ujol)
 8 、 Oy(lおよび殺して乾燥したマイコバクテ
リウム・フレイ(MycobacteriuIIlph
lei) 20 mgを含有する食塩水0 、2 yQ
からなる乳液0 、 I ytQを後ろ足のかかとに皮
内注入することにより、EAEを誘発させる。感作した
日から始めて3週間継続して1週間に5日、25〜50
11g/に9部日の用量で(Nva)’−シクロスポリ
ンを経口投与する。薬物処理をしていない対照群の場合
、感作後9ないし16日間でEAEの兆候が始まり、後
ろ足および尾に麻痺症状が表れる。試験動物における疾
病の症状を毎日検査し、後ろ足および尾の両方が完全に
罹患ずろのを見届けてから、疾病発生を陽性として計算
する。25日にわたる全期間試験動物を観察下におく。
前記の指示用量割合で(Nva)’−シクロスポリンを
投与した場合、プラセボを与えた対照群と比べると試験
期間にわたってEAEの発生の実質的減少が観察される
4.2 確定EAEにおける活性 4.1と同様に試験を実施するが、ただし感作後8〜9
日目から(すなわち、病気の症状が現れる直前に)25
〜50197に9の用量で(Nva)”−シクロスポリ
ンを毎日または1日おきに経口投与し、約14日間続け
る。処置期間中、動物における病気の徴候を毎日検査し
、4.1と同様に計算する。
前記の指示に用量割合で(Nva)’−シクロスポリン
を投与すると、プラセボを与えた対照群の場合と比べて
、EAE病状の発現の実質的減少が試験期間中観察され
る。
5、全身性エリテマトーデス (黒色系/白色系ニューシーラントマウス)Flマウス
モデル シュタインベルクらにより記載論争された〔ブレティン
・オン・ザ・リューマチイック・ディシーズ(Bull
etin  on the Rheumatic  D
iseases)28巻4〜5番、940〜946頁(
1977〜78)、ジ・アースライテイス・ファウンデ
ーション、アトランタ、ジョーシア)、(NZB/NZ
W)F 1マウス系統に基づいて試験する。この系統の
雌は、約5〜7.5ケ月令で抗DNAおよび抗赤血球自
己抗体並びに蛋白尿の形成を含むSLE症候群の特徴を
自然に発現する。最終的にこの状態で死亡する。
この試験のために6〜8匹の雌マウスの群を用いる。週
5回の割合で約8〜10週間継続して50〜100肩g
/klF/日の用量で(Nva)’−ンクロスボリンを
経口投与する処置を、1)自己抗体の自然発生以前、例
えば約5か月、およびlI)自己抗体の自然発生後、例
えば約8〜9か月令に開始する。ELISA技術を用い
て試験期間中および(Nva)″−ンクロスポリン投与
前約1週間から始まる試験期間中、一定間隔で抗DNA
および抗赤血球抗体力価を測定する。さらに対照群に必
要なパラメータは、蛋白尿の発生(週1回測定)および
寿命である。上記(i)および(1−)の条件で処置し
た群の結果からそれぞれ予防上および治療上有効である
ことがわかる。
前述の指示用量レベル(Nva)’−シクロスポリンを
投与した場合、プラセボを投与した対照群と比較すると
、予防および治療処置領域の両方において自己抗体力価
および蛋白尿発生の減少ならびに平均寿命の増加が認め
られる。
6、溶血性貧血 ラット赤血球誘発性抗マウス赤血球抗体モデルネイスミ
スら記載〔イムノロジカル・レビューズ(I mmun
ological  Rev、 ) 55巻、54〜8
6頁(1981))の一般的方法により試験を実施する
。約10”の充分洗浄したラット赤血球をそれぞれ含有
する4つの注入液を、試験の第0.7.14および21
日目位若年の正常/健康なマウス群に腹腔内投与する。
第218目から5〜7日の一定間隔でくえん酸素塩水中
に動物からの採血を行う。また、広域スペクトルひつし
抗マウス免疫グロブリン抗血清を用いて直接クームズ試
験を行う。試験中約第3〜4週目に薬物を与えられてい
ない対照動物の場合、一般にクームズ試験における陽性
反応がみとめられる。この試験は、約lO〜12週間続
cノる。
6.1 予防活性 試験の第01目に開始し、約4〜6週間続けて、(Nv
a)’−ンクロスボリンを週5日、5050−1O0/
 kg/ IJの用…で経口投与した場合、オリーブ油
だけを与えた対照群と比較するとクームズ試験における
陽性反応を起こす動物数が試験完了までに著しく減少す
ることがわかる。
6.2治療活性 抗体が形成された後(クームズ試験における陽性反応、
一般に第θ日目後約21〜28日)から始め、4〜6週
間続けて週5日50〜100iy/kg/日の用量で(
Nva)’−シクロスポリンを経0投与すると、オリー
ブ油しか与えていない対照群と比べてクームズ試験にお
ける応答か顕蕃に減少していることがわかる。
7、糸球体腎炎 (背景) 雌の黒色系/白色系ニューシーラントマウスにおいて、
約6か月からの組織的糸球体腎炎および蛋白尿をともな
う3〜6か月食での免疫グロブリン(I g)および補
体(C)沈積に特徴を有する腎臓病を自然発生させると
、ひとが発病する場合と同様な糸球体腎炎病状の適当な
動物モデルが得られる。
(方法) それぞれ10匹のマウスからなる対照群と処置群として
雌の黒色系/白色系ニューシーラントマウスを無作為に
分ける。各マウスの耳に印をつけて個別に識別できるよ
うにする。マウスが12.24または36週令になった
ときに実験を開始し、処置を12週間続ける。週5回5
0〜100NIF/kgの用量で(Nva)”−シクロ
スポリンを胃管を通す経口投与を行なう。
lOμQの尿意をブロムフェノールブルーで濾紙上に染
めることにより蛋白尿の程度を測定する。
積分コンピュータに連結した薄層クロマトグラフィース
キャナーを用いて染色された尿意の強さを定量化し、ウ
ノ血tI4#アルブミンの系列希釈液と比較する。蛋白
質レベルが100i9%を越えると、異常かつ陽性とみ
なす。
各実験の終イつりにマウスを殺し、常用手順で組織的試
験に用いる腎臓を準備する。マウスLgおよび補体C3
(北欧産)に対する抗血清を用いて直接免疫蛍光検査法
を行う。糸球体腎炎を、(1)軽い内皮糸球体間質の病
変、(+1)さらに重い文節性増殖型、および(iii
)非常に重い膜状増殖型に区分する。無病変から漸次重
い病変までを記録する。
皆無から強までの範囲で免疫蛍光記録を行う。得られる
結果を、プラセボ(オリーブ油)しか与えていない対照
群と比較する。実験中蛋白尿を有する動物が死亡した場
合は陽性とみなす。
上記指示用量で(Nva)″−シクロスポリンを投与し
た場合、ブラセポしか与えていない対照群と比較すると
、免疫反応物の沈積および糸球体腎炎の組織的形跡が顕
著に減少していることがわかる。
まtこ、前述のように、この発明によるジヒドロ−(V
al)’−シクロスポリンおよび(Nva)’−シクロ
スポリンは、臨床試験、例えば次のように行う若年型糖
尿病夏型の処置をする場合にも有効なことが明らかにさ
れ得る。
若年型糖尿病夏型であると診断されたインシュリン依存
の糖尿病患者のボランティアを用いて試験を実施する。
確立した高血糖症を患う非肥満の患者を臨床的根拠に基
づき診断する〔ナショナル・ダイアビーテイーズ・デー
タ・グループ、ダイアビーティーズ(D 1abete
s) 2.8巻、1039頁(l(J 79))。患者
はすべて正常な絶食時範囲内の血清免疫−反応性C−ペ
プチド濃度を何しており、グルカゴン刺激をともないな
がら、またはともなわずに絶食状態で試験され、12か
月より短い間インシュリン療法を受けた。
試験の初めに平均的5日間患者を入院さUる。
基準クレアチニンクリアランス、検尿、血清クレアチニ
ン、血液尿素性窒素、血清グルタミン酸−オキサル酢酸
トランスアミナーゼ(SGOT)およびアルカリホスフ
ァターゼレベルを測定して、これらが正常であることを
確かめる。試験物質すなわちジヒドo−(Val)″−
ツクロスボリンまたは(Nva) ’−シクロスポリン
を一般にそれぞれ12時間に1回または分割形態で約5
〜25xg/kg/日/患者の用量で経口投与を開始す
る。ラジオイムノアッセイにより毎日血清濃度を測定し
、個々の用量割合を調整して12時間で約200〜25
00ng/zQの血液濃度を維持する。退院後2週間は
毎週、それ以後は月毎に患者を通院させる。来院の都度
血液を採取して試験物質レベル、クレアチニンおよび電
解質濃度ならびに血液および肝機能検査を行う。Iか月
およびそれ以後3か列間隔で塙底およびグルカゴン−刺
激プラスマC−ペプチド濃度を測定する。
試験中患者をすべて精製ブタインシュリン〔イレチン(
I 1eLin) II )で処置し、1日2回投与し
、視覚的比較または試薬ストリップを用いる基準メート
ル法により血液グルコース濃度をモニターする。正常の
体重および活動を維持するのに適した糖尿病食餌療法を
患者に指示する。インンコリン用量を可能な限り調整し
て、主食および夜食前に平均血液グルコースレベルが7
.8ミリモル/リッ“トルとなるようにする。血糖制御
がこれらの目標に相反する場合または低血糖症を避ける
ためにインシュリン用量を減らす。ターゲットコントロ
ールの喪失または病気の進行またはケトン尿症をともな
わずに少なくとも1週間インシュリン投与を完全に停止
し、試験期間中インシュリン処置を再開する必要のない
患者を「以後インシュリンネ必要(no  longe
r−insulin−requiring)J(NIR
)として分類する。その後NIR患者が処置目標を越え
て高血糖を起こした場合、経口用低血糖剤グリベンクラ
マイト(glybenclaaide)を投与する。
試験結果は、治療を施していない若年型糖尿病患者群に
おいて記録された緩解(すなわち、自然NrR緩解)ま
たは別の薬物処方療法を受けている若年型糖尿病患者群
において記録されたNIR緩解と比較すると、この試験
に参加している患者の場合NIR緩解が顕著に増加して
いることを示゛す。さらにこの結果から、例えば試験期
間中に測定された他の生理学的パラメーターの測定結果
から明らかなようにこの治療法は著しく優れた耐性のあ
ることがわかる。
前述したところから明らかなように、この発明は処置を
必要とする対象における、a)ブドウ膜炎、b)若年型
糖尿病I型、C)重症筋無力症、d)多発性硬化症、e
)全身性エリテマトーデス、r)溶血性貧血およびg)
糸球体腎炎からなる群から選ばれた自己免疫疾患の処置
方法であって、(N va) ’−ンクロスボリンまた
は上記疾患a)またはb)の場合ジヒドロ−(V al
)’−シクロスポリンの有効量を前記対象に投与するこ
とからなる方法を提供するものである。
別の具体例においてこの発明はまた、a)ブドウ膜炎お
よびb)若年型糖尿病I型からなる群から選ばれた自己
免疫疾患の処置における(Nva)’−シクロスポリン
またはジヒドロ−(Val)’〜ンクロスボリンの使用
、またはC)重症筋無力症、d)多発性硬化症、e)全
身性エリテマトーデス、「)溶血性貧血およびg)糸球
体腎炎からなる群から選ばれた自己免疫疾患の処置にお
ける(Nva)”−シクロスポリンの使用に関するもの
である。
さらに別の具体例においてこの発明はまた、a)ブドウ
膜炎およびb)若年型糖尿病1型からなる群から選ばれ
た自己免疫疾患の処置に用いる医薬組成物の製造におけ
る(Nva)”−シクロスポリンまたはジヒドロ−(V
al)’−シクロスポリンの使用、またはC)重症筋無
力症、d)多発性硬化症、e)全身性エリテマトーデス
、r)溶血性貧血お上びg)糸球体腎炎からなる群から
選ばれた自己免疫疾患の処置に用いる医薬組成物の製造
における(llva) ’−シクロスポリンの使用に関
するものである。
前記定義で用いられている[処置(treatsent
) jの語は適当である限り治療処置および予防処置の
両方を指すもので適当な例としては前述の動物モデル試
験法で示したようなものである。
勿論、この発明方法による臨床用途に適した用量は、例
えば投与方法、治療を受ける対象の特定の自己免疫疾患
または特異的状態および所望の効果により異なる。さら
に一般に適切な長期薬物血清濃度を一定にするために、
たとえば常用RIAでモニターすることにより測定され
た到達血清濃度にしたがい第1日月から出発または「ロ
ーディングj投与を行ない、後で用量を調節(一般に減
少)することにより処置を受ける個々の対象に対して用
量を調整しなければならない。しかしながら一般に一日
1回、または2もしくは3回の分割用量として、約3〜
約30.例えば約lθ〜約25jIg/体重&9/[E
+の用量範囲で、ジヒドa −(Val)”−シクロス
ポリンおよび(Nva)″−シクロスポリンの両者とも
、患者に経口的に投与すると満足すべき結果が得られる
。例えば処置の第1段階において、静脈内投与を指示さ
れた場合、例えば約1〜約10 m9/に9/日のオー
ダー、例えば約3〜5my/に9/日の低用量を一般に
適用する。従って、例えば成人患者に対する好適な経口
−日用量は、約225〜約2000、例えば約750〜
約1800iy/日からなるオーダーであり、経口投与
用単位用量形態の場合は、ジヒドロ=(V al)’−
ンクロスボリンまたは(Nva)”−シクロスポリン約
75〜約2000、例えば約250〜約1500肩9を
医薬的に許容し得る希釈剤または担体と組み合わせたも
のが好適である。
この発明の用途に適した用量ならばジヒドロ−(V a
l)’−シクロスポリンは充分に耐性がある。
例えばラットおよびピーグル犬における26週間の毒性
試験によると、それぞれ〈8および32xg/に9/日
の用量レベルでは非毒性であることがわかる。
また( N va) ’−シクロスポリンもこの発明の
用途に適した用量ならば耐性がある。実際驚くべきこと
に(Nva)”−シクロスポリンは一般に高オーダーの
免疫抑制活性を有しており、前述したようなこの発明に
よる免疫抑制用途に関連する特に有利な特性を示すが、
予想外にも副作用、特に従来医薬としてシクロスポリン
を用いる際に見られた肝臓および腎臓毒作用を起こさな
いことが判明した。例えば標準短期間毒性試験により、
望ましくない副作用を比較的起こさないことがわかる。
5匹のHANウィスターラットからなる3つの群を用い
てこのような試験を実施する。第1群には(Nva)’
−シクロスポリン100m9/ky/日を与え、第2群
にはシクロスポリン1001g7に97日を与え、第3
群(対照)は未処置のままにしておく。(N va) 
’−シクロスポリンおよびシクロスポリンの両方をオリ
ーブ油の溶液に溶かし、胃管を通して投与する。次のパ
ラメーターを測定する;体重、死亡率、血清および尿分
析、腎臓および肝臓分析、肉眼検査および組織構造(尿
量、腎臓重量、クレアヂンクリアランス、ナトリウムお
よびカリウム濃度、5GPTおよび5GOT濃度など)
、神経病的徴候。第1群における神経病的徴候、死亡率
、腎臓の生化学的組成および組織構造(特に尿細管」−
皮細胞の腫脹/再生および管壊死)および肝臓の生化学
的組成で得られた結果はあらゆる場合に第3対照群で得
られた結果と比肩し得るものであり、第2群で得られた
結果と比べてすべて著しく優れていることがわかる。測
定された他のパラメーターに関しても第2群と比較する
と第1群では副作用は見られない。
現在商業的に入手可能なシクロスポリン飲用液を含めた
シクロスポリン投与用の好ましい製剤についてはDO9
2907460(特開昭54−132223号=特願昭
54−27228号、英国特許明細舎弟2015339
  B号および米国特許第4388307号)に記載さ
れている。
この発明の用途に用いる医薬組成物は、活性成分として
ジヒドロ−(Val)”−シクロスポリンまたは(Nv
a)”−シクロスポリンを用い、上記出願に開示されて
いる方法と全く同様にして製造される。
ジヒドロ−(Val)”−シクロスポリンおよび(Nv
a)2−シクロスポリンの両者を含有する液体経口用組
成物(例えば飲用液)は、シクロスポリン飲用液と同様
に、チョコレート香味料と共に投与するのが好ましい(
例えば上記米国特許第4388307号の実施例1に記
載)。
〔実施例〕
以下にジヒドロ−(Vat)”−シクロスポリンおよび
(Nva)’−シクロスポリンの投与に適する液体医薬
製剤の製造の実施例を示す。パーセントは総て重量パー
セントである。
実施例1 ジヒドロ−fval)”−シクロスポリン飲用液り分 
           監 i)ジヒドロ−(Val)−5〜10%、シクロスポリ
ン        例、70%ii)エタノール(無水
)        10〜12%例、10.5% 1ii)クレモフy −(Cremophor、   
 約4%商標)、RH40例、28% 1v)vイシン(Maisine、商標)30〜40%
、例、65.0% V)ラブラフイル(LabraNl、     適量加
えて合計商標)、2125        100%に
するしクレモフy −(Crea+ophor、商標)
、RH40=水素化ひまし油および酸化エチレン(モル
比的1:40)からなる反応生成物、ドイツ国ルドビー
クシャーフェン、BASF社市販。マイシン(Mais
ine、商標)−トランス−エステル化とうもろこし油
、フランス国ブロー二ューブリャンクール、ETS、ガ
トゥフォッセ社市販。ラブラフイル(Labrafil
 、商略2125−ポリオキンエチレン化果実油、フラ
ンス国ブローニューブリャンクール、ETS、ガトウフ
ォッセ社市販。]i)の所望量を常法により成分ii)
〜iv)に溶解し、この溶液にV)を加えることにより
100%の最終容量にし、生成する混合物を小さなバイ
アルに充填する。投与目的の場合、投与前にこの溶液を
香味マスキング組成物、例えばチョコレート味のミルク
中に混合するのが好都合である。
実施例2 ジヒドロ−fval)’−シクロスポリンゼラチン軟カ
プセル 収−外             亀 i)ジヒドロ−(Val)”− シクロスポリン        15〜25%ii)エ
タノール(無水) 2〜5% 1ii)インビトール(I mviLor商標)、74
2         10〜40%iv)マイシン(M
aisins、商標)40〜60% [インビトール(I mwitor、商標)−グリセリ
ンエステル、スウェーデン国トロイスドルフーオベルラ
ール、ダイナマイト・ノーペル社市販]。
従来技術により単一用量としてのi)を成分ii)〜f
v)に溶解し、ゼラチン軟カプセル中へ充填するのに適
した溶液を得る。
実施例3 (NVA)’−シクロスポリン飲用液 成、−列            量(肩9/xQ)i
XN v A)t−シクロスポリン    l OO,
Of+)エタノール(無水)          15
0.0iii)ラブラフイル(Labraril、商標
)、2125         350.0iv)とう
もろこし油  適量加えて合計922.0(言t ar
t> 各成分を実施例1と同様に配合し、i)の必要量を包含
する量で得られた溶液を各容器に充填する。
溶液を希釈せずに摂取するのが好ましい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)ブドウ膜炎、b)若年型糖尿病I型、c)重
    症筋無力症、d)多発性硬化症、e)全身性紅斑性狼瘡
    、f)溶血性貧血およびg)糸球体腎炎からなる群から
    選ばれる自己免疫疾患の処置に用いる組成物であって、
    (Nva)^2−シクロスポリン、また上記疾患a)ま
    たはb)の場合にはジヒドロ−(Val)^2−シクロ
    スポリンの有効量を含有する組成物。
JP60170982A 1984-08-02 1985-08-01 シクロスポリン誘導体の新規医薬用途 Pending JPS6143120A (ja)

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GB8419716 1984-08-02
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296521A (ja) * 1988-07-06 1990-04-09 Santen Pharmaceut Co Ltd 免疫性疾患治療剤
JPH03128293U (ja) * 1990-04-05 1991-12-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296521A (ja) * 1988-07-06 1990-04-09 Santen Pharmaceut Co Ltd 免疫性疾患治療剤
JPH03128293U (ja) * 1990-04-05 1991-12-24

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