JPS6142870Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142870Y2 JPS6142870Y2 JP1982008068U JP806882U JPS6142870Y2 JP S6142870 Y2 JPS6142870 Y2 JP S6142870Y2 JP 1982008068 U JP1982008068 U JP 1982008068U JP 806882 U JP806882 U JP 806882U JP S6142870 Y2 JPS6142870 Y2 JP S6142870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective sheath
- cap
- sheath
- writing
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、筆記具用キヤツプの改良に関し、と
くに、帽筒内に保護鞘を嵌着し、その保護鞘の開
口側内面に突設した複数の内向凸起を筆記体の頚
部に係合するいわゆるスナツプ嵌合方式を採用し
た筆記具用キヤツプの改良に関する。
くに、帽筒内に保護鞘を嵌着し、その保護鞘の開
口側内面に突設した複数の内向凸起を筆記体の頚
部に係合するいわゆるスナツプ嵌合方式を採用し
た筆記具用キヤツプの改良に関する。
帽筒１内に嵌着せる合成樹脂製保護鞘３の開口
側内面に突設した複数の内向凸起５を筆記体４の
頚部４０１に係合するスナツプ嵌合方式の筆記具
用キヤツプは、第３図示の構造が周知である。
側内面に突設した複数の内向凸起５を筆記体４の
頚部４０１に係合するスナツプ嵌合方式の筆記具
用キヤツプは、第３図示の構造が周知である。
この周知の構造は、保護鞘３が帽筒１内にきつ
ちりと、いつぱい、いつぱいに嵌合され、天ビス
でねじ止されていたため、保護鞘３の長さ寸法に
材質に起因する収縮誤差が生じると、スナツプ嵌
合させるには、天ビスを外し、帽筒１の天板内側
（帽筒の天板と保護鞘３の天板との間）に薄板
（図示せず）を挾入し、保護鞘３の位置を帽筒１
の開口側へ変え、別の長い天ビスで再びねじ止め
しなければならず、保護鞘３の取付位置調整作業
に手間がかかつて不便であつた。
ちりと、いつぱい、いつぱいに嵌合され、天ビス
でねじ止されていたため、保護鞘３の長さ寸法に
材質に起因する収縮誤差が生じると、スナツプ嵌
合させるには、天ビスを外し、帽筒１の天板内側
（帽筒の天板と保護鞘３の天板との間）に薄板
（図示せず）を挾入し、保護鞘３の位置を帽筒１
の開口側へ変え、別の長い天ビスで再びねじ止め
しなければならず、保護鞘３の取付位置調整作業
に手間がかかつて不便であつた。
本考案は、上記合成樹脂製保護鞘を利用してス
ナツプ嵌合する筆記具用キヤツプに着目してなし
たもので、帽筒内に嵌着せる内鞘に対し、開口側
内面に筆記体の頚部に係合する複数の内向凸起を
突設した弾性保護鞘を螺合して、この保護鞘の取
付位置の調整を容易に行ない得るように構成した
ことを特徴とし、この取付位置調整可能な構成に
よつて、帽筒と内鞘とに長さの切断誤差があつて
も、また弾性保護鞘に材質に起因する長さ寸法の
収縮誤差が生じても、該保護鞘に筆記体をスナツ
プ嵌合し得る有益な筆記具用キヤツプの提供を目
的とする。
ナツプ嵌合する筆記具用キヤツプに着目してなし
たもので、帽筒内に嵌着せる内鞘に対し、開口側
内面に筆記体の頚部に係合する複数の内向凸起を
突設した弾性保護鞘を螺合して、この保護鞘の取
付位置の調整を容易に行ない得るように構成した
ことを特徴とし、この取付位置調整可能な構成に
よつて、帽筒と内鞘とに長さの切断誤差があつて
も、また弾性保護鞘に材質に起因する長さ寸法の
収縮誤差が生じても、該保護鞘に筆記体をスナツ
プ嵌合し得る有益な筆記具用キヤツプの提供を目
的とする。
実施例を図面について説明すれば、帽筒１内に
は金属製の内鞘２を嵌合し、天ビス或は頭栓など
適当な止具６で固定して嵌着し、帽筒１及び内鞘
２の周壁に開穿せる取付孔７，８及びばね９を利
用してクリツプ１０を取付ける。内鞘２の周壁内
面における開口側端部には、ねじ１１を構成し、
このねじに保護鞘３を螺合することによつて、該
保護鞘の取付位置を調整可能ならしめる。保護鞘
３は、熱可塑性軟質合成樹脂（たとえば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、その他）などの弾性を
もつた資料でつくり、周壁内面における開口側端
部に複数（３〜６個位）の内向凸起５を求心方向
へ突設し、周壁外面においては開口側と反対側に
ねじ１２を構成し、このねじを内鞘２のねじ１１
に螺合することによつて、保護鞘３を内鞘２に取
付け接続すると共に、保護鞘３の取付位置を調整
可能ならしめる。保護鞘３の開口側端縁は、若干
らつぱ状に広がつたフランジ３０１に構成して、
筆記体４を嵌合する時に弾性を有効に利用するよ
うにする。筆記体４は筆記部のインキが乾燥して
はならないもので（たとえば、金属ペン先をもつ
た万年筆、水性インキ使用のボールペン及びサイ
ンペンなど）、筒体（軸筒または首筒）の頚部４
０１がくびれた形状に構成され、保護鞘３に嵌合
すると、内向凸起５がくびれた頚部４０１にスナ
ツプ嵌合するように構成する。
は金属製の内鞘２を嵌合し、天ビス或は頭栓など
適当な止具６で固定して嵌着し、帽筒１及び内鞘
２の周壁に開穿せる取付孔７，８及びばね９を利
用してクリツプ１０を取付ける。内鞘２の周壁内
面における開口側端部には、ねじ１１を構成し、
このねじに保護鞘３を螺合することによつて、該
保護鞘の取付位置を調整可能ならしめる。保護鞘
３は、熱可塑性軟質合成樹脂（たとえば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、その他）などの弾性を
もつた資料でつくり、周壁内面における開口側端
部に複数（３〜６個位）の内向凸起５を求心方向
へ突設し、周壁外面においては開口側と反対側に
ねじ１２を構成し、このねじを内鞘２のねじ１１
に螺合することによつて、保護鞘３を内鞘２に取
付け接続すると共に、保護鞘３の取付位置を調整
可能ならしめる。保護鞘３の開口側端縁は、若干
らつぱ状に広がつたフランジ３０１に構成して、
筆記体４を嵌合する時に弾性を有効に利用するよ
うにする。筆記体４は筆記部のインキが乾燥して
はならないもので（たとえば、金属ペン先をもつ
た万年筆、水性インキ使用のボールペン及びサイ
ンペンなど）、筒体（軸筒または首筒）の頚部４
０１がくびれた形状に構成され、保護鞘３に嵌合
すると、内向凸起５がくびれた頚部４０１にスナ
ツプ嵌合するように構成する。
次に作用を説明する。
筆記体４の筆記部に保護鞘３をかぶせてゆき、
筒体の筆記部側径大部４０２に内向凸起５が対向
すると、保護鞘３は押拡げられ、フランジ３０１
と内向凸起５との境界部に反発力が蓄勢される。
頚部４０１が内向凸起５に対向すると、蓄勢され
た反発力で内向凸起５は勢よく頚部４０１に係合
し、同時に帽筒１の開口端が勢よく筒体の環状段
部４０３に係合してパチンという音を発し、帽筒
１が完全にかぶさつたことを知り得ると共に、帽
筒１の開口側端部が筆記体４の筒体に密接し、該
筆記体の筆記部を保護鞘３内に密封せしめる。
筒体の筆記部側径大部４０２に内向凸起５が対向
すると、保護鞘３は押拡げられ、フランジ３０１
と内向凸起５との境界部に反発力が蓄勢される。
頚部４０１が内向凸起５に対向すると、蓄勢され
た反発力で内向凸起５は勢よく頚部４０１に係合
し、同時に帽筒１の開口端が勢よく筒体の環状段
部４０３に係合してパチンという音を発し、帽筒
１が完全にかぶさつたことを知り得ると共に、帽
筒１の開口側端部が筆記体４の筒体に密接し、該
筆記体の筆記部を保護鞘３内に密封せしめる。
もし、帽筒１のかぶさりかたが不完全であつた
ら、該帽筒を一旦引抜き、保護鞘３の天板内面に
設けた調整操作用の凹溝３０２を利用して、ドラ
イバー、その他の道具で保護鞘３を回し、軸方向
に移動せしめて位置を調整し、再びかぶせなお
す。
ら、該帽筒を一旦引抜き、保護鞘３の天板内面に
設けた調整操作用の凹溝３０２を利用して、ドラ
イバー、その他の道具で保護鞘３を回し、軸方向
に移動せしめて位置を調整し、再びかぶせなお
す。
本考案は、帽筒内に嵌着せる内鞘に弾性保護鞘
を螺合し、その保護鞘の開口側内面に筆記体の頚
部に係合する複数の内向凸起を突設したから、た
とえば、帽筒と内鞘とに長さの切断誤差があつて
も、また弾性保護鞘に材質に起因する長さ寸法の
収縮誤差が生じても該保護鞘を回して軸方向へ移
動せしめ、内鞘との螺合度合を変え、弾性保護鞘
の取付位置を調整することによつて、該保護鞘の
弾性を有効に利用して、筆記体をスナツプ嵌合し
得る効果がある。そして、該スナツプ嵌合によ
り、帽筒は筆記体に勢よくかぶさると共に、帽筒
の開口側端部が筆記体に密接して、帽筒内への空
気流入を阻止し、筆記体の筆記部が乾燥すること
を防止せしめる効果がある。
を螺合し、その保護鞘の開口側内面に筆記体の頚
部に係合する複数の内向凸起を突設したから、た
とえば、帽筒と内鞘とに長さの切断誤差があつて
も、また弾性保護鞘に材質に起因する長さ寸法の
収縮誤差が生じても該保護鞘を回して軸方向へ移
動せしめ、内鞘との螺合度合を変え、弾性保護鞘
の取付位置を調整することによつて、該保護鞘の
弾性を有効に利用して、筆記体をスナツプ嵌合し
得る効果がある。そして、該スナツプ嵌合によ
り、帽筒は筆記体に勢よくかぶさると共に、帽筒
の開口側端部が筆記体に密接して、帽筒内への空
気流入を阻止し、筆記体の筆記部が乾燥すること
を防止せしめる効果がある。
ゆえに、所期の目的を達成できる。
第１図は本考案キヤツプを筆記体に被せた正面
図で、キヤツプを縦断して表わし、第２図は分解
図、第３図は周知のキヤツプの縦断正面図であ
る。 図中、１は帽筒、２は内鞘、３は保護鞘、４は
筆記体、４０１は頚部、５は内向凸起である。
図で、キヤツプを縦断して表わし、第２図は分解
図、第３図は周知のキヤツプの縦断正面図であ
る。 図中、１は帽筒、２は内鞘、３は保護鞘、４は
筆記体、４０１は頚部、５は内向凸起である。
Claims (1)
- 帽筒内に嵌着せる内鞘に弾性保護鞘を軸方向移
動可能に螺合し、その保護鞘の開口側内面に筆記
体の頚部に係合する複数の内向凸起を突設した筆
記具用キヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP806882U JPS58110484U (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | 筆記具用キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP806882U JPS58110484U (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | 筆記具用キヤツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58110484U JPS58110484U (ja) | 1983-07-27 |
| JPS6142870Y2 true JPS6142870Y2 (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=30020787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP806882U Granted JPS58110484U (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | 筆記具用キヤツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58110484U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338430B2 (ja) * | 1975-02-20 | 1978-10-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759352Y2 (ja) * | 1976-09-06 | 1982-12-18 |
-
1982
- 1982-01-23 JP JP806882U patent/JPS58110484U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338430B2 (ja) * | 1975-02-20 | 1978-10-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58110484U (ja) | 1983-07-27 |
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