JPS6142821B2 - - Google Patents

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JPS6142821B2
JPS6142821B2 JP54002845A JP284579A JPS6142821B2 JP S6142821 B2 JPS6142821 B2 JP S6142821B2 JP 54002845 A JP54002845 A JP 54002845A JP 284579 A JP284579 A JP 284579A JP S6142821 B2 JPS6142821 B2 JP S6142821B2
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JP
Japan
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electrode
electrode means
cell
electrolyte
insulator
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JP54002845A
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JPS54104387A (en
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Maachin Heiru Jon
Ueebaa Oigen
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Individual
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Publication of JPS6142821B2 publication Critical patent/JPS6142821B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/404Cells with anode, cathode and cell electrolyte on the same side of a permeable membrane which separates them from the sample fluid, e.g. Clark-type oxygen sensors

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は電気分析、より詳細には、気体状流体
例えば混合ガス、又は液体状流体例えば水に溶
解、又は別の方法で分布している気体酸素の如き
電気活性成分の濃度の電気的測定方法に係る。 電気分析セル又は変換器、及びそれらを化学物
質の定量的電気化学分析のために作動させる方法
は当業界で公知であり、例えば、米国特許第
2913386号、3071530号、3223608号、3227643号、
3372103号、3406109号、3429796号、3515658号及
び3622488号に開示されている。 前記の如き変換器、特に水性媒体又はガスの酸
素(O2)含量を測定するための変換器は商品生産
されている。前記の如き公知の変換器の構造的及
び作動的データは、文献に記載されている。例え
ば、フアツト、アーヴイングによる論文“ポーラ
ログラフイツク・オキシジエン・センサ”、CRC
―プレス、Inc.、USA、1976は参照によりここに
含まれる。 電流測定に使用するための従来の変換器は通
常、十分に明瞭な表面を有する作用電極、即ち検
出又は測定電極と対向電極とを有する。双方の電
極は、水性又は非水性の電解質に浸漬されてい
る。電流測定分析作業中、定直流電圧の形状の電
位が対向電極と作用電極との間に印加され、その
結果、作用電極は、分極されて、問題の電気活性
成分の活性に比例する常態振幅を有する電流を供
給する。 酸素は電気活性成分の好ましい例であるが、こ
こでは、別の電気活性成分をも問題にしており、
セル内で電解質(溶媒及び溶媒化合物)より容易
に酸化又は還元される別の、通常は気体状の(蒸
気状を含む)元素又は化合物を含む。 電極は通常、異なる金属から成り、その結果対
向電極は作動中に、実質的に非消費性の作用電極
で形成されるイオンと反応して“消費される”で
あろう。絶縁手段、例えば非金属性の無機又は有
機性の固体樹脂が電極間に備えられており、その
結果、1個の電極から別の電極に通され得るいか
なる電流も、電解質浸漬電極に於ける電気化学現
象から生じる電解質中のイオン電流である。 作動のために、前記の如きセルは半透膜を含
む。半透膜は例えば、厚み10〜30マイクロメータ
の範囲であり且つ問題の気体成分を透過するが電
解質を実質的に透過しない有機ポリマー、例えば
ポリテトラフルオロエチレンの薄膜である。通
常、膜は、セルの電解質受容部分に電解質を充填
した後にセルに固定され且つ電解質交換のために
除去され得る。いずれにしても、膜は問題の気体
成分含有の流体から電解質を分離し、従つて、セ
ル内の電解質スペースの境界を構成する。電解質
スペースの別の境界部分は、電解質表面と電解質
接触絶縁体部分と、場合によつてはハウジング又
は保持部材とにより形成される。 電解質スペース、即ちセルの電解質受容及び保
持部分は、物理的隔壁を備えない点で一体的スペ
ースであるが、下記の理由から別個の異なるスペ
ース部分から構成されると言い得る。作用電極の
表面は通常、膜の内表面に近接していなければな
らない。即ち、膜と作用電極の表面との間の電解
質スペースの“厚み”は小であり、例えば、問題
の測定濃度の開始及び/又は変化にセルが迅速に
応答すべく、厚み数マイクロメータの範囲の極め
て薄い電解質層で充填されていなければならな
い。 他方、電解質スペースは、典型的には数ミリメ
ートル又は数分の1ミリメートルのオーダのある
容積の電解質溜め又はタンクを形成しなければな
らない。このタンクスペースは、絶対的数値とし
ては小さいと思えるかも知れないが、作用電極に
近接の薄い電解質層の容積の数倍の大きさであ
る。 この明細書の記載では、通常は作用電極の表面
に形成される膜被覆された電解質スペースの薄層
部分と隣接絶縁体とを、残りのの電解質スペース
部分から区別するために“電解質スペースの第1
部分”と指称する。残りの電解質部分は、非限定
的にタンクを含んでおり、対向電極表面と接触し
ている。 構造的及び機能的見地から、作用電極の表面は
実質的に、電解質スペースの第1部分の“境界”
を形成している。本文中の“境界”なる用語は通
常、電解質と接触すべく構成された(膜を含む)
セルのいかなる物理的、即ち実体的部分をも指示
すべく使用されている。 電解質スペースの第1部分の薄い電解質層の特
別な重要性を更に詳細に下記に説明する。 前記の電流側定方法によつて膜の外表面に接触
する流体中の電気活性成分の濃度を測定するとき
に、所望の電流寄与は、第1電解質スペース部分
への電気活性成分の膜を介した拡散と、これに対
応して生じる作用電極表面での前記成分の電気化
学反応とのみにより生じる。しかし乍ら実際に
は、付加的な好ましくない電流寄与、即ち、流体
中の問題の電気活性成分の濃度に無関係な電流寄
与が観察され、過渡信号の安定化、常態信号の安
定度及び好ましくない雑音信号の問題は別として
も、測定システムの確実及び感度が限定される。 従つて、本発明の全体的な目的は、電流的測定
に於ける前記の如き好ましくない電流寄与を除去
又は実質的に減少することである。 好ましくない電流寄与の1種の代表例は、DE
―OS2710760号(参照によりここに含まれる)に
於いて本出願人が示す如き作用電極と隣接絶縁体
部分との界面内への電解質浸漬透により生起され
るものであり、従来のセメント付けに代り圧力シ
ールにより前記の如き浸透を阻止する手段が開示
されている。 更に本出願人の研究によれば、好ましくない電
流寄与の主な部分は、拡散と漏れとの結果誘引さ
れることが判明した。例えば酸素測定の場合、酸
素は、例えば膜/ハウジング接合部、ハウジン
グ/電極接合部、電極/絶縁体接合部等を介し
て、第1部分から離隔した電解質スペース部分内
に浸透し得る。この酸素はシステム内の“不純
物”を構成し、第1部分内に拡散し易く、前記部
分に於いて、酸素は、作用電極の表面で反応し、
電解質スペースの第1部分の膜境界で膜外表面と
接触している流体中の電気活性成分の濃度に無関
係な電流を発生するであろう。従つて、第1部分
以外の電解質スペース部分内への酸素の拡散又は
漏れが、前記の如き好ましくない電流寄与の主因
であろう。しかし乍ら例えば、電流測定による酸
素検出の感度を、百万分の1部(10-6)(ppm)
の範囲又はそれ末満及び千万分の1部(10-9
(ppb)の範囲にしたい場合、第1部分以外の電
解質スペース部分内への酸素漏れの完全な阻止を
確保すべく必要な材料及び構造が制限されること
は明らかである。 本発明の知見によれば、酸素(O2)の如き電気
活性成分の濃度の電流的測定に対する好ましくな
い電流寄与は、驚異的に簡単で有効な手段により
除去又は実質的に減少され得、本発明の目的は、
前記の種類の電流的測定に適する改良電気分析セ
ルを提供することにある。 本発明によれば、前記目的は、流体中の電気活
性成分の濃度を電流的に測定する電気分析セルで
あつて、前記成分を透過するが電解質を実質的に
透過しない膜により前記流体から隔離されている
電解質スペースと、前記電解質スペースと接触し
且つ前記電解質スペースの第1部分の境界を形成
する表面を有する作用電極たる第1電極手段と、
前記電解質スペースの前記第1部分から離隔した
部分に於いて前記電解質スペースと接触する表面
を有する対向電極たる第2電極手段と、前記電解
質スペースと接触しており且つ前記電解質スペー
スの前記第1部分と前記電解質スペースの実質的
に残りの部分全部との間の唯1つの立体接続部と
して設けられた拡散ギヤツプの境界を形成する表
面を有する第3電極手段と、前記電極手段間に配
置されており且つ前記第1電極手段の前記表面を
前記電流的測定に好ましくない寄与から防護すべ
く有効な制御電位に前記第3電極手段を保持し得
る絶縁手段とから成り、前記拡散ギヤツプが、前
記第3電極手段の前記表面と、そこから間隔を隔
てた第3電極手段の前記表面に隣接及び近接した
前記膜の対応する内表面部分との間の間隙により
形成されることを特徴とする電気分析セルによつ
て達成される。 前記の如き拡散ギヤツプは、第1電解質スペー
ス部分から遠い領域の電解質スペース内への電気
活性成分の拡散及び/又は漏れにより生じ、従来
の変換器の第1電極の表面に到達する好ましくな
い電流寄与を阻止するための驚異的に簡単な有効
な手段を提供することが知見された。特定の理論
に限定されたくはないが、本発明の拡散ギヤツプ
の境界を形成する第3電極表面が第1電解質スペ
ースを前記の如き寄与から有効に防護すると推定
され、従つて、第3電極が“ガード電極”を構成
すると断言し得る。拡散ギヤツプの境界の前記の
如きガード電極は明らかに、システムが定常状態
にあるときに第1電極の表面の縁部に於いて又は
縁部に近接して“不純物”(この用語は、第1電
解質スペースから遠い部分で電解質内に浸透する
ときは、酸素の如き被測定電気活性成分を含む)
の電解を実際に阻止し得る。更に、下記に詳述す
る如く、本発明のセルのガード電極たる第3の電
極は、機械的衝撃又は振動に対するシステムの感
度を実質的に低下させ、セルの過渡応答を単純化
する。その結果、極めて低濃度の方向への測定範
囲の拡張を含む所望の測定感度を、例えばppm
の範囲より小さい範囲まで実質的に向上させ得
る。下記に示す本発明のセルの好ましい具体例で
は、千万分の5(5・10-9)という低濃度レベル
まで定量的酸素検出を行なうことが可能である。
要するに、本発明以前に入手し得た最も高感度の
デテクタよりも低濃度測定範囲を10進法の約1桁
分だけ拡張することがが可能である。 更に、恐らくは単純化過渡応答の結果として、
減衰時間(始動時刻及び濃度変化に対する応答の
遅延)を実質的に、例えば90%以上も減少させ得
る。明らかに前記の如き改良は、電流的測定の技
術、特に酸素検出に関する電流的測定の技術の予
想外のかなりの進歩を提供する。 通常、本発明のセルの拡散ギヤツプは無端(即
ち、リング又はリング状構造として閉鎖された)
環状スロツトであり、以後“第1電極の表面”と
称する第1電極の電解質接触表面を包囲する周囲
に配置されている。好ましくは、第1電極の表面
は実質的に円又は円板状の形状を有しており、実
質的に同軸の電極/絶縁体構造体の中央に配置さ
れている。前記構造体は更に、第1電極の表面を
包囲する1絶縁体と第1絶縁体に隣接の第3電極
の表面と、第3電極の表面に隣接の第2絶縁体と
第2絶縁体に隣接の第2電極の表面とを含む。 第2の具体例によれば、本発明は、拡散ギヤツ
プを備える本発明の3電極セル構造体を使用する
電流的測定方法を提供する。該方法は、第3電極
を制御電位、好ましくは第1電極と実質的に同電
位に維持する段階を含む。 次に、図面に基いて本発明を説明する。 第1図では、本発明の概念をある程度説明す
る。ために電解質スペース領域の垂直断面の1部
を概略的に示している。この領域は、 作用電極たる第1電極手段としての第1電極1
1の電解質接触表面110と、 対向電極たる第2電極手段としての第2電極1
2の電解質接触表面120と、 ガード電極たる第3電極手段としての第3電極
13の電解質接触表面130と、 第1及び第2絶縁体15,17の夫々の電解質
接触表面150,170と、 半透膜14の内表面すなわち電解質接触表面1
40とにより形成される。 膜14の外表面141は、問題の電気活性成分
を含有する(図示しない)流体と接解している。
片側が表面110と150とにより形成され、別
の側が膜表面140に隣接領域により形成される
境界の間の電解質スペース部分191が第1電解
質スペース部分を構成している。 本発明によれば、第3電極13の表面130は
拡散ギヤツプ193の境界を形成しており、拡散
ギヤツプ193は、第1電解質スペース部分19
1と残りの全部の電解質スペース部分199との
間の唯1つの立体接続部である。拡散ギヤツプ1
93の別の境界は膜14の表面140の隣接部分
であつてもよいが、これは絶対条件ではない。実
際、別の境界が後述の如くセルの絶縁体もしくは
ハウジング部材から形成されてもよく、又は第3
電極の表面の第2セグメントから形成されてもよ
い。 他方、“拡散ギヤツプ”なる用語は、第3電極
13の表面130が制御電位、好ましくは第1電
極11の表面110と同電位に維持されていると
きに、第3電極13の表面130で高度な不純物
捕捉率を達成すべく“幅寸法”B3が通常は“厚
み”寸法D3と少くとも同じであり好ましくはD3
より大であることを包含する。これに関して、第
3電極手段が、絶縁手段によつて第1及び第2電
極手段から電気的に分離されており、別の電極手
段とは異なるセルの導電部材を構成することが特
徴的である。他方、“電極手段”なる用語は、例
えば電解質接触表面が電極ボデイの表面部分であ
る場合は一体構造を意味しており、所与の電極手
段の電解質接触表面が金属導体により相互連結さ
れた2個以上のセグメントから形成される場合、
及び/又は電解質接触表面が導電性又は非導電性
の別の材料から成る支持構造体の表面の比較的薄
い層形構造体である場合は複合構造体を意味する
と理解されたい。 更に、第1図に示すギヤツプ寸法B3,D3に関
しては、B3:D3の比の値が大きいのが好まし
い。例えばB3の寸法はミリメータのオーダであ
り、D3の寸法はマイクロメータのオーダであ
る。 詳細に後述する理由により、絶縁体15の表面
の寸法D5、従つて第1及び第3電極11,13
の夫々の表面110と130の間の横方向間隔は
小さいのが好ましく、例えば100マイクロメータ
又はそれ以下である。 D1,D2,D7,B1及びB2の如き別の寸法パラメ
ータは、セル業界で公知の方法により選択され得
る。好ましい具体例によればD1はD3に実質的に
等しい。拡散ギヤツプ193の“長さ”パラメー
タ、即ち図の平面に垂直な方向のギヤツプ193
の寸法は、第3電極13の表面130の長さ寸法
により決定される。好ましい具体例によれば、表
面130は無端又は環状である。即ち、多角形又
は円を包囲して環状に閉鎖されている。従つて、
拡散ギヤツプが、対応する無端又は環状の形状を
有するのが好ましい。 拡散ギヤツプ193の特定の断面形又はプロフ
イル、即ち、境界即ち表面130,140の線
A,Cとの間の領域の形状は、“長方形”又は
“正方形”でなくてもよく、長手方向の主形状寸
法B3に垂直なD3がB3より実質的に小さいなら
ば、不規則形、湾曲形又は別の形状をとり得る。 好ましい拡散ギヤツプ193は、第3電極13
の環状表面と、拡散ギヤツプ193の所望の厚み
寸法D3だけ第3電極13の表面130から隔た
つた隣接表面との間のギヤツプであり、これに対
応するセルの好ましい実質的に同軸的な構造体を
第2a図を参照しつつ説明する。 第2a図は、ほぼ同軸構造体の変換器又はセル
20を軸Kに平行な平面に於ける概略部分断面図
で示す。同筒状ボデイとして図示される第1電極
21は、円形の電解質接触表面210を有する。
例えば有機ポリマーから成る薄いスリーブ状の第
1絶縁体25が電極21と第3電極23との間に
封止的に挿入されている。第3電極23は管状ボ
デイの形状であり、環状の電解質接触電極表面2
30を有する。 薄い絶縁体25の電解質接触表面部分を無視し
得るので、第1電解質スペース部分291は、実
質的に、第1電極21の表面210と半透膜24
の隣接内表面部分とにより形成され且つ限定され
ている。拡散ギヤツプ293は、第3電極23の
環状の表面230と膜24の隣接表面部分とによ
り形成され且つ限定されており、第1電解質スペ
ース部分291と残りの電解質スペース部分29
9との間に唯1つの立体接続部を形成している。
電解質スペース部分299は、通常絶縁材から成
る管状ジヤケツト即ちハウジング26と管状の第
2絶縁体27との間の管状ボデイにより示される
第2電極22の表面220の上方の電解質タンク
即ち溜めを含む。 膜24はハウンジグ26の壁の上表面260に
より支持されており、膜24を係合し且つ固着的
に保持すべくハウジング26の外壁の凹部266
を包囲してOリング28が締り嵌めされている。
この種の膜固定手段公知である。 それ自体公知の方法で第1電極21と第2電極
22との間の電位を印加し、膜24を介して膜2
4の外表面と接触する(図示しない)流体からの
電気活性成分の拡散とこれに引続いて生じる第1
電極21の表面210に於ける前記の如き成分の
電気酸化又は電気還元とにより生じる化学反応を
電流的に測定するために電線215,255が配
備されている。 本発明によれば、第3電極23の表面230
は、電線235を介して、電流的測定に対する好
ましくない寄与に逆つて第1電極21の表面21
0を防護すべく有効な被制御電位に維持されてい
る。前記の如き電位を以後“ガード電位”と指称
する。ガード電位は好ましくは、第1電極21の
維持電位、即ち第2電極22に対する電位に等し
い。 本発明によれば、第3電極23に印加される電
位は、これに対応して、拡散ギヤツプ293の1
つの境界をガード電位に維持する。ここで、膜2
4と凹部266との間の“漏れ”、又はセル構造
体の接合面若しくは同様の漏れ源からの“漏れ”
によつて、例えば膜24から電解質スペース部分
299の上部に酸素又は別の電気活性成分の如き
不純物が透過したと仮定すると、従来のセルでは
前記の如き不純物が、測定電極表面の上部で第1
電解質スペース部分291内に拡散し、電流的測
定に寄与する。しかし乍ら本発明のセルでは、前
記の如き不純物は拡散ギヤツプ293を通らなけ
ればならない。第3電極23がガード電位にある
ときは、前記の如き不純物は第3電極23の表面
230により“捕捉される”ことにより、即ち、
第1電極21の表面210で電気不活性化され
る。前記の如く捕捉された不純物は、第1電極2
1により測定される電流に寄与しないであろう。 第2b図は透明膜24を介して見た第2a図の
同軸セル構造体の平面図であり、第1電極21の
表面210の上部の円板状の第1電解質スペース
部分291と隣接の第1絶縁体25と第3電極2
3の表面293の上部の環状の拡散ギヤツプ29
3と隣接の第2絶縁体27と第2電極22の表面
220と管状のハウジング26の上面260と膜
24の固着部分とOリング28とが示されてい
る。 第2a図及び第2b図から明らかな如く、第1
絶縁体25は比較的薄く、絶縁体の実際の厚みす
なわち半径方向幅は、後述の理由によつて可能な
限り小さいのが好ましい。実際には、第2a図及
び第2b図に示す型の同軸セル内の電極表面、絶
縁体及びハウジングの実際の半径方向寸法を更に
小さくしてもよく、これらの寸法は通常、測定電
極の所望の電解質接触表面積により決定されるで
あろう。例えば円形の第1電極21表面210の
直径が約2〜約25mm(2つの値は臨界値ではない
と考えられる)の範囲であり、電解質接触表面積
が約10〜約2000mm2の間であると仮定すると、電極
表面間の半径方向距離、従つて絶縁体27の中間
層の“厚み”は100マイクロメータを越えないの
が好ましく、約50マイクロメータ未満の値、例え
ば約10〜30マイクロメータの値が更に好ましい。
厚みに対する下限値は、絶縁体の電子導電率によ
り決定される。 この好ましい要件は、高感度酸素検出に対して
特に重要である。ガード電位の第3電極23が、
第1電解質スペース部分291から離隔した電解
質スペース内への酸素拡散又は漏れにより生じる
電流寄与を実質的に阻止している間に、第1絶縁
体25を介する酸素漏れ、例えば“裏面”即ちセ
ル20の下部からの酸素漏れが、第3電極23に
より完全には捕捉され得ない寄与を生起するかも
知れない。 このために、(a)第1絶縁体25と隣接する第1
電極21と第3電極23との間の界面の封止を、
例えば前出のDE―OS2710760号に開示の圧力シ
ール法により可能な限り効果的に実施し、(b)絶縁
体25の材料として気体酸素透過率の低い材料を
選択しなければならない。 この第2の要件bは、第1絶縁体25の材料と
して有機ポリマーを使用するときに特に重要であ
り、ここでは絶縁性ポリマーが、半透膜24に使
用したポリマーの酸素透過率より実質的に低い酸
素透過率を有するときに、絶縁性ポリマーが低酸
素透過率を有すると考える。 酸素透過率は、ASTM方法D1436―63号により
測定され、25℃で測定して次元ml(24時)-1
(100インチ-1.(大気圧)-1.(ミル)を有す
る単位で示される。 ポリマーの特定値は、例えば、モダーン・プラ
スチツクス・エンサイクロペデイア(1968〜
1969)、“フイルムチヤート”参照、526ページ以
後に記載されている。 例えば、膜24の好ましい材料たるポリテトラ
フルオロエチレンの酸素透過率は約1000ASTM
単位であり、第1絶縁体25として好ましいポリ
マーの酸素透過率は実質的により小さい。即ち、
膜の透過率の10%以下、即ち100ASTM単位以下
である。第1絶縁体25として特に適当なポリマ
ーは、10ASTM単位未満の透過率を有するポリ
マーである。特に、第1絶縁体25を通る酸素透
過を減少するために、第1絶縁体25の厚み(第
1図の寸法D5)が小さいことが勿論好ましい。更
に第1絶縁体25は、その幅(D5)の少くとも約
10倍、好ましくは少くとも約50倍の実質的な長さ
寸法(軸方向の)を有するのが好ましい。 第2a図及び第2b図のセルの拡散ギヤツプ
293の“厚み”(即ち第1図のD3)は、典型的に
は、約1〜約50マイクロメータの範囲にあり、対
応する好ましい“幅”(即ち第1図のB3)は約0.1
〜約5mmの範囲にある。 第1電極21の表面210を“凹部状”に形成
しても(即ちD1>D3の場合)通常はいかなる利
点も得られないので、第1電極21と第3電極2
3との電解質接触表面は好ましくは実質的に共面
であり、この共面構成は好ましくは、第1絶縁体
25と場合によつては第2絶縁体27との電解質
接触表面を含む。しかし乍ら、“共面”なる用語
は。例えば前記表面が、円球セグメントの凸面側
により形成される共通平面内にあるときは、ドー
ム状又は凸状の形状を含む規則的平面を包含する
と理解されたい。いずれにしても、膜に続くセル
面の全体形状に対する主な要件は、半透膜として
適当な任意のポリマーフイルムが、セル面及び電
解質に対して円滑に且つ均等に塗布され得ること
である。 本発明のセルの絶対的特徴を構成する第3電極
の前記の如き機能は、従来の電気分析セルが2端
子ネツトワークを構成するのに比較して本発明セ
ルは3端子パツトワークを構成すると言い得るこ
とを示しており、従つて、最も包括的な定義によ
れば、本発明セルは、作用電極と対向電極との間
に電解質と接触して配置されたガード電極を含む
3端子電気分析セルと定義される。 この局面の更に詳細な検討を容易にするために
第3図を参照されたい。第3図は本発明の膜被覆
電気分析セル用の単純化等価回路を示す。この回
路は、第2a図及び第2b図に示す同軸型の特定
具体例のために形成され、問題の電気活性成分が
酸素(O2)であるときに特定的に使用されるが、
理論は普遍的であり、別のセル形状及び別の電気
活性成分に容易に置換され得る。 第3図に示す等価回路30の3個の端子は、第
1電極31と、第2電極32と中間の第3電極3
3とを示す。回路30は、不定数の定電流ジエネ
レータ36とダイオード37と抵抗素子38(δ
S)とから成る。回路30は更に、第3電極と
接続しているダイオード35と抵抗素子34(R
L)とを含む。第1電極を陽極として使用すると
きは、回路30内のダイオード35,37を反転
させなければならない。 単純化のために回路30に図示していないが本
発明セルの実際の具体例に存在する特徴は、定電
流ジエネレータ36に並列な分布キヤパシタンス
と、第3電極33により接続されない素子34に
並列な漏れ抵抗とを含むことである。接続されな
い漏れ抵抗が本発明のセルの感度の下限値を実質
的に決定する。 回路30の特定部材は下記の特徴を有する。 (1) 第2電極32は、電解質に対する直接接点と
して示され得る。このために、第2電極32で
生じる電極反応は不安定(微抵抗)であり、電
極領域は大(無限平行キヤパシタンス)でなけ
ればならない。 (2) 溶液抵抗(又はδRS)は第1電極31の表
面全体に分布させられ、従つて回路30内で一
連の抵抗素子38として示される。δRSの値
は、電解質の固有抵抗ρ(オーム・cm)と電流
が通過しなければならない抵抗素子の幅δγ
(cm)と断面積2πγ・d(cm2)とから定量さ
れ得る。この場合、“γ”は作用電極の中心軸
から測定した半径方向距離座標であり“d”は
作用電極表面と膜との間の電解質の厚みであ
る。従つて、 δRS=ρδγ/2πγd (3) 定電流ジエネレータ36とダイオード37と
の組合せは、所望の電気活性成分の第1電極3
1に於ける電極反応を示す。電極表面上の各点
に於ける電位erが最小値と最大値との両極端
値間にあると仮定すると、領域エレメント2π
γδγを通る電流の大きさは電位に従属せず、
次式で示される。 δI=2πγ(δγ)I/A 式中、Inは所望総電流を示し、Aは総表面積
を示す。Inを膜の透過率Pnと厚みxnと電気活
性成分の表面濃度Cとに換算して次式で示しても
よい。 In=nFAPn C/xn 式中、nは電極反応に於いて電気活性成分に加
算されるか又は減算される電子数であり、Fはフ
アラデー定数である。 (4) 抵抗素子34と対応する漏れ抵抗RLは、本
発明によれば第3電極33の付加によつて抑圧
され得る従来のセル従つて非防護セル内の電流
に対する寄与の合計を示すべく構成されてい
る。これらの寄与は、電解質タンク又はセルの
固体材料から作用電極の縁部までの不純物又は
酸素の拡散を含む。電子漏れも、比較的低度で
はあるがある程度まで抑圧され得る。 (5) 第3電極33の機能は、1方向に実質的に制
限されない電流を通すが対向方向に全く電流を
通してはならないことを表現すべくダイオード
35により示される。第3電極33の電位が第
1電極31の電位と同値に維持されるときは、
漏れ抵抗体34を通過する全部の電流が第3電
極33により捕捉され、従つて好ましくない電
流寄与VA/RLが第1電極31を通過するのが
阻止される。 拡散ギヤツプの好ましい最小幅寸法(第1図の
B3)とこれに対応する第3電極の電解質接触表面
により形成された境界とに関する全体的考察を前
記に示した。拡散ギヤツプに入る“不純物”分子
が本発明のセルの第3電極の電解質接触表面によ
り捕捉される確率を、拡散理論からそれ自体公知
の方法で境界値問題として計算した。結果を次表
に示す。
【表】
【表】 従つて、B3:D3の比約10:1に於いて実質的
に100%の捕捉率がすでに達成され得る。 しかし乍ら、2種の基準によつて、第3電極の
表面の横方向寸法B3の上限値が定められる。第
1の基準は、検出電流が通過しなければならない
セル内部の電解抵抗の大きさに係る。第1電極で
発生するイオンは、第2電極の表面に到達して中
和されるべく第3電極表面の上方で拡散ギヤツプ
を横断しなければならない。拡散ギヤツプの電解
チヤンネルは狭いのが好ましいので、イオン電流
の流れに対するかなりの抵抗が存在し、従つて、
第2電極と電解質スペースの第1部分の電解質の
領域との間に電位差が生じるであろう。第3図の
等価回路30に現れる量に換算すると、そのとき
の電位erは印加電位VAより小であろう。この電
位シフトの許容し得る大きさは本発明のセルの
個々の型に基くが、一般的には、それ以上ではセ
ルが正しい機能を果し得ない限界値が存在する。
これは、第1電極の電位が電気活性成分の拡散制
御反応を維持すべく十分でなく、その結果、セル
からの電流出力と電気活性成分の濃度との間の比
例関係が成立しなくなるからである。有効電位e
r(横座標)に対する領域エレメントδAを通る電
流の大きさδi(縦座標)の従属性を概略的に示
す第6図のグラフを参照すると、このことが更に
十分に理解されよう。前記の如き電流/電圧曲線
60は、一般の電気分析セルの典型である。ここ
で特に重要なことは、中間電圧に於いて、電流プ
ラトー部分61が存在し、この部分では電流が印
加電圧に従属しないことである。これは、本発明
のセルを含む電流測定セルが電流出力と濃度との
間に直線関係を維持すべく作動しなければならな
い領域である。非補償内部セル抵抗による電位の
低下は、電位erを、電気活性成分の拡散制御反
応の維持に必要な最小電位eiより引下げるであ
ろう。即ち、電気活性成分の濃度が一定に維持さ
れていても出力電流の減少が生起され得る。 第3電極の表面の横方向寸法に関係を有する第
2の考察は、セルの総作動寿命に係る。作動寿命
は可能な限り長くなくてはならないが、第2電極
を通る総電流の大きさにより1部決定される。こ
れは、この電流が第2電極の消費を生起するから
である。本発明のセルでは、該電流は、第1電極
を通る電流と第3電極を通る電流との和である。
これを補償するために、第2電極の電解質接触表
面を対応的に増加し得る。 第2a図、第4図及び第5図に示した好ましい
同軸構造のセルに共通の顕著な特徴は、第3電極
の電解質接触表面が通常、第1電極の電解質接触
表面の50%未満好ましくは20%未満となることで
ある。 本発明のセルでは、半透膜を介して到着する電
気活性成分の流入束から第3電極表面を防護する
のが有利である。前記の如きセル構造の例が第4
図に示されている。第4図は、ほぼ同軸構造のセ
ル40を軸Sを含む軸Sに平行な平面に沿つた概
略部分断面図として示している。第1電極41
は、円形の電解質接触表面410を有する円筒状
ボデイにより示されている。更に、第1電極41
と第3電極43との間に有機ポリマーの薄い管状
の第1絶縁体45が封止的に挿入されている。第
3電極43は、表面410に対して偏位して傾斜
している表面430を有する管状ボデイである。 第2a図同様に、第1電解質スペース部分49
1は、第1電極41の表面410と膜44の隣接
内表面部分とにより実質的に形成且つ限定されて
いる。しかし乍ら拡散ギヤツプ493は、第3電
極43の傾斜環状表面430とハウジング46の
隣接突出部とにより形成且つ限定されており、第
1電解質スペース部分491と残りの電解質スペ
ースの実質的に全部との間に唯1つの立体接続部
を形成しており、特に、管状の第2絶縁体47と
通常絶縁材から成るハウジング46との間に管状
の第2電極42の表面420の上部の電解質タン
クを含む部分499を形成している。 膜44はハウジング46の上表面460により
支持されており、ハウジング46の外壁の凹部4
66を包囲するOリング48が膜44と係合すべ
く備えられている。第2a図に関して説明した目
的と同目的で電線415,425及び435が配
備されている。Oリング48により行なわれる膜
シール及び膜46とハウジング上表面460との
間の界面を介して電気活性成分のある程度の漏れ
が生じ、前記の如き漏れは拡散ギヤツプ493を
通過する必要がないかも知れないのでこの構造は
通常好ましくない。しかし乍ら、セル40が第2
a図のセル20に関して前述した如く作動すると
きは、即ち、第3電極43が電流的測定中に第1
電極41と実質的に同電位に維持される場合、極
めて優勢な残りの電解質スペース部分499内の
不純物に対する第1電極の実質的に完全な漏れ電
流防護が達成されるであろう。 構造、材料及び作動に関する他の一般的要件に
関しては、前出のDE―OS2710760号を含む技術
を参照されたい。電極と絶縁部材との間に従来の
接着剤結合も適当であるが、特に第1電極と第3
電極との間の第1絶縁体には圧力シールが好まし
い。 本発明のセルの第1電極の少なくとも電解質接
触表面部分は、金、ステンレス鋼、白金、パラジ
ウム及びイリジウムの如き貴金属から成るのが好
ましい。電気活性成分が存在しないときに前記表
面が印加電圧によつて分極されるからである。い
ずれにしても、第1電極の表面は、作動条件下で
化学的に不活性でなければならない。 第2電極は通常、適当な参照電極金属から製造
されるであろう。即ち、該電極は印加電圧により
分極され電解質中に含まれるイオン又は分子と反
応してはならない。第2電極金属の代表例は銀で
ある。第3電極の少くとも電解質接触表面は通
常、第1電極の表面として適当な材料から成るグ
ループから選択された材料から成る。例えば、金
及び高級ステンレス鋼が挙げられる。 絶縁手段として適当な材料を選択するときの一
般要件は、基本要件を考慮すれば専門家には明ら
かであろう。基本要件とは即ち、(a)絶縁機能の達
成と、(b)電極とシール係合及び好ましくは圧力係
合してその係合を維持し得ることと、(c)部材の所
望寿命全体に亘つてセルの環境条件即ち作動条件
下で機械的形状と電気的性質との双方の変化を実
質的に阻止し得ることである。圧力シールで接触
しているいかなる絶縁部材に対してもクリープ抵
抗絶縁体が好ましい。 本発明のセルの絶縁手段特に第2絶縁体として
適当な電気絶縁材料は、固体有機ポリマー(熱可
塑性又はジユロプラスチツク)、シリケート、溶
融酸化物、ガラス等の広いグループから選択され
る有機及び無機材料を含む。 特定例は、エポキシド、ポリプロピレン、ナイ
ロン66、ポリエチレンテレフタレート、ポリメタ
クリルエステルを含むアクリル樹脂、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル(非可塑化)、ポリ弗化ビニ
ル、高密度ポリエチレン、ポリ弗化ビニリデン、
ポリビニルカルバゾール、ポリ酢酸ビニル、ポリ
スルホン、ポリ―ビスフエノールカーボネートを
含むポリカーボネート、ポリフエニレンオキシ
ド、ポリウレタン、ポリオキシメチレンを含むポ
リアセタール、ポリメチレンテレフタレート、ス
チレンとアクリロニトリル又はスチレン、アクリ
ロニトリルとブタジエンとから成るコーポリマー
を含む種々のコーポリマー、ガラス、石英(溶融
シリカ)、ルビー、ダイヤモンド、花崗岩、セラ
ミツク、エボナイト、象牙等である。 強化効果を有するか又は有しない充填剤の分散
相と前記グループから選択されたポリマーとの如
き複合材料を含む混合物、例えば粒状又は繊維状
のガラスとポリエステル又はポリエポキシド組成
物との混合物も第2絶縁体として使用され得る。 前記グループから選択された有機ポリマーは、
前記の如く酸素透過率が低いので第1絶縁体とし
て好ましい。ポリ弗化ビニルは第1絶縁体の好ま
しい例である。ハウジングは任意の適当な絶縁材
料、好ましくは有機ボリマーから製造され得る。
ハウジングが金属から成る場合、ハウジングと隣
接電極との間に絶縁体が必要である。 電流測定分析に適することが公知な任意の電解
質を、水性及び非水性の溶媒と任意の所望の溶質
とを含む本発明のセルと共に使用し得る。 下記の実施例は、本発明のセル及びその製法を
非限定的に説明する。 実施例 1 環状円筒状対称形にセルを構成した。(膜を備
えない)セル面の電解質接触部分の構造は、第5
図より明らかである。第5図は、対称形電解質ス
ペースの半割部分の軸方向断面の概略部分図であ
る。 第1電極51は中央対称軸X上にあり、半径
3.16mmである。第1電極51は、半径方向厚み
(隣接する2個の電極表面510,530間の半
径方向距離)0.0127mmのポリ弗化ビニル層の形状
の第1絶縁体55により包囲されている。第3電
極53は金から成り、半径方向幅(隣接する絶縁
体55と57との間の半径方向距離)0.4mmであ
る。第2絶縁体57は、外径9mm及び内径7.145
mm、即ち半径方向幅0.928mmのポリ・(トリ・フル
オロモノクロロエチレン)の環である。第2電極
52は、銀から成る管状構造体(外径20mm、内径
9mm)であり、電解質溜めとして凹状部分599
を有する。ハウジング56は、外径24mmの管状
構造体の形状のポリアセタールから成る。 セル50の面は、8オーム・cmの固有抵抗ρを
有する水性アルカリ電解質(水中1n KOH)を備
えており、厚み0.054mmの弗化エチレン―プロピ
レンコーポリマの膜で閉鎖されている。厚みd
(D3=D1)=0.003mmの電解質ギヤツプが、曲率半
径100mmのセルの第1電極51の表面510,5
30と膜との間に形成された。凹状部分599
は、容積0.2mlの電解質溜めを形成した。 DE―OS2710760号に記載の型の“弁シート”
を第3電極53内に形成し、その内部に第1電極
51をバネにより引込んだ。接触領域は、2個の
金属電極間に挾持されたポリ弗化ビニルの薄膜に
より絶縁されている。 このセルを、水に溶解した酸素分析のために使
用した。このために、電極52即ち陽極と第1電
極51即ち陰極との間に800mVの電圧を印加し
た。この電位は、金陰極で下記の反応式による酸
素の電気還元を十分に生起し得る。 O2+2H2O+4e→4OH- 式中、“e”は作用電極の表面の電子を示す。
溶解酸素1ppm当り4.6μAの電流が第1電極51
を流れ、溶解酸素1ppm当り約1.0μAの電流が25
℃の第3電極53を流れた。 センサを酸素を含まない水に浸漬させ、第3電
極53から全く電流が引出されないときは約8nA
の定常残留電流が第1電極51を流れた。しかし
乍ら、第3電極53が第1電極51と同電位に維
持され且つ内部漏れ電流が“捕捉”されるとき
は、残留電流は直ちに約0.8nAまで降下した。従
つて、第3電極53を組込んだ直接結果としてこ
の防護センサにより分析され得る酸素濃度の範囲
がほぼ十進法の1桁分だけ拡張される。 第3電極53の付加的利点は、防護状態及び非
防護状態に於けるセル50の振動及び衝撃に対する
感度を比較することにより明らかになつた。即
ち、一方では第3電極53のスイツチを“入”と
し、他方では“切”とする。第3電極53のスイ
ツチが“切”の場合、電解溜め中に溶解した酸素
の陰極への対流性搬送によつて衝撃はセンサ電流
の“キツク”を生起した。防護センサでは前記の
如き酸素搬送が第3電極53で捕捉されることに
よつて阻止されるので衝撃は全く影響を与えなか
つた。 実施例 2 第1電極からの距離と第3電極の保護効果との
関係を示し且つセルが定常状態にないときの時間
係数を確定するために、本発明のセルの簡単な数
学的モデルを分析した。このために、時間t=0
に於いて電位が突然に印加される平面電極に於け
る電流の減衰を異なる2状態に於いて計算する。
第1の場合には半無限領域からx=0の電極はで
拡散が生じると推定され、第2の場合には、夫々
がx=0及びx=aに配置された平行電極により
形成される有限領域から拡散が生じると推定され
るであろう。第1の場合は、従来の非防護電極へ
の過渡縁端電流の推定値が得られ、第2の場合
は、電極間スペースaを有する本発明の防護作用
電極の推定値が得られる。拡散理論に於ける境界
値の問題は下記の如く説明され得る。 第1の場合(従来技術) ∂c/∂t=D∂c/∂x、t=0でc=c0、x
→∞で c=c0、x=0、t>0でc=0。 第2の場合(本発明) ∂c/∂t=D∂c/∂x、t=0でc=c0、x
=0及び x=a、t>0でc=0。 式中、cは電解質中に溶解中に溶解した不純物
の濃度を示し、Dはそれらの拡散係数を示す。
夫々の場合に、x=0の電極での電流iを次式か
ら計算することが必要である。 i=nFAD(∂c/∂x)x=0 式中、nは電極反応中に不純物分子に付加され
るか又は該分子から除去される電子の数であり、
Fはフアラデー定数及びAは電極の有効面積であ
る。 これらの境界値問題の解答は次式で示される。 式中、iuは非防護電極の電流を示しており、
gは防護電極の電流を示す。極めて短時間t≪
a2/Dではig=iu及びその後の時間ではig
uと示し得る。 これらの結果が第7図のグラフで示されてい
る。第7図は防護電極及び非防護電極の電流の時
間従属性を示す。(左の縦座標はig/ip及びi
u/ipを夫々示し、右の縦座標はこれらの電流間
の比を示す。) 時間パラメータDt/aは横座標に対数目盛で示さ れている。 いずれも左の縦座標に関して、曲線70は防護
電極のiu/ipの時間関数を示し、曲線71は防
護電極のig/ipの時間関数を示す。第7図の右
側の縦座標に関する曲線72は、従来の非防護電
極の電流に対する本発明の防護電極の電流比の時
間関数を示す。 第7図は、従来の非防護電極に比較して本発明
の防護電極の縁端電流の極めて迅速な減衰を示
す。例えばt=0.62a2/Dの瞬間に、本発明の防
護電極の縁端電流は従来の非防護電極で観察され
た縁端電流の僅か1%である。 第3電極と第1電極との間のスペースが果す役
割も第7図より明らかである。第3電極の利点は
τ〜a2/Dより遅い時間に現れるので、τを短
時間にするために、電極間スペース“a”(第1
図のD5)を小さくするのが有利である。例えば、
不純物分子の拡散係数Dを約10-6cm2/秒と仮定す
る。次に第3電極を第1電極から〜30μmの間隔
で配置すると、縁端電流は1秒以内に効率的に除
去されるであろう。時間τは、第1電極と第3電
極とが、容積A,a内の不純物濃度全部を完全に
消費するために要する時間である。非防護電極は
単独で非限定容積からの不純物を消費するので、
電流の減衰率は、本発明の防護電極の電流の減衰
率より小である。 本発明の電流測定セルは、従来の測定器具の大
巾な変更を必要としない。 前記の如き変形測定回路の1例を第8図に概略
的に示す。単純化のために、ダイヤグラム80
は、セル89の第1電極81を流れる電流の測定
に使用される検流計85の抵抗が十分に小であり
無視することができるという仮定を含んでおり、
その結果、いかなる電流がセル89を流れても第
1電極81の電位と第3電極83との電位が実質
的に等しい値に維持される。 セル電位ジエネレータ86は、セル端子82/81
間に定電位差を維持し、その結果セル89は常態
モードで作動する。第3電極83は第1電極81
と同電位に維持され、接続ポイント87に於いて
ジエネレータ86と検流計85との間のライン8
4に接続されている。検流計は、第1電極81を
通る電流のみが測定されるように配置されてい
る。前記の電流のみが、セル89の(図示しな
い)半透膜と接触する流体中で測定される電気活
性成分の濃度に比例するからである。 前記の記載の多くの変更は当業者に明らかであ
ろう。前記の変更に於いて、少くとも1個の付加
的電極表面が第1電極を防護すべく配備されてい
る限り、本発明の範囲内にあると考えられる。例
えば機械加工により得られる回転対称部材からセ
ルを集成する代りに、予備固定電極を備えた成形
部材を使用してもよく、及び/又は、本発明のセ
ルの製造用の予備成形ボデイに適当な金属をスパ
ツター、蒸着又はめつきにより適用してもよい。
本発明の範囲内の別の変形は、例えば2個の対向
する第3電極セグメントにより形成される境界を
有する拡散スペース構成を含む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のセルの第3電極上及び第3電
極付近の電解質スペース領域の断面概略図、第2
a図は本発明のセルの好ましい具体例の概略部分
断面図、第2b図は第2a図のセルの平面図、第
3図は本発明のセル用の単純化等価回路の説明
図、第4図は本発明のセルの別の具体例の概略部
分断面図、第5図は本発明のセルの特定の具体例
の電解質スペース境界の概略部分断面図、第6図
は電流/電圧ダイヤグラム、第7図は本発明の防
護電極と従来の非防護電極とに於ける電流の時間
従属性を示すダイヤグラム及び第8図は本発明の
セルとの使用に適する電子器具の回路の説明図で
ある。 11……電極、12……第2電極、13……第
3電極、14……半透膜、15……第1絶縁体、
17……第2絶縁体、20……セル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体中の電気活性成分の濃度を電流的に側定
    する電気分析セルであつて、前記成分を透過する
    が電解質を実質的に透過しない膜により前記流体
    から隔離されている電解質スペースと、前記電解
    質スペースと接触し且つ前記電解質スペースの第
    1部分の境界を形成する表面を有する作用電極た
    る第1電極手段と、前記電解質スペースの前記第
    1部分から離隔した部分に於いて前記電解質スペ
    ースと接触する表面を有する対向電極たる第2電
    極手段と、前記電解質スペースと接触しており且
    つ前記電解質スペースの前記第1部分と前記電解
    質スペースの実質的に残りの部分全部との間の唯
    1つの立体接続部として設けられた拡散ギヤツプ
    の境界を形成する表面を有する第3電極手段と、
    前記電極手段間に配置されており且つ前記第1電
    極手段の前記表面を前記電流的測定に好ましくな
    い寄与から防護すべく有効な制御電位に前記第3
    電極手段を保持し得る絶縁手段とから成り、前記
    拡散ギヤツプが、前記第3電極手段の前記表面
    と、そこから間隔を隔てた第3電極手段の前記表
    面に隣接及び近接した前記膜の対応する内表面部
    分との間の間隙により形成されることを特徴とす
    る電気分析セル。 2 前記電極手段間の前記絶縁手段が、前記第1
    電極手段と前記第3電極手段との間の第1絶縁体
    と、前記第2電極手段と前記第3電極手段との間
    の第2絶縁体とを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のセル。 3 前記電解質スペースと接触する前記第1電極
    手段の前記表面が実質的に円形状を有しており、
    他方、前記第3電極手段の前記表面が、前記第1
    電極手段の前記円形状表面を包囲して前記表面と
    同心的に配置された実質的に環形状を有してお
    り、前記第1絶縁体は、前記第1電極手段と前記
    第3電極手段との間にこれらの電極手段と接触し
    て配置された非導電フイルムであることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のセル。 4 前記第1電極手段と前記第3電極手段との前
    記表面が実質的に共面であることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載のセル。 5 前記同心構成の軸を起点として前記軸から伸
    びる半径方向平面内の横断面で見ると、前記拡散
    ギヤツプが、前記第3電極手段の前記表面の前記
    環状形の幅により実質的に形成される幅寸法と、
    前記第3電極手段の前記表面と前記膜の前記内表
    面部分との間の前記間隔により形成される厚み寸
    法とを有しており、前記厚み寸法に対する前記幅
    寸法の割合が少くとも約1:1であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の
    セル。 6 前記厚み寸法に対する前記幅寸法の割合が少
    くとも約2.5:1であることを特徴とする特許請
    求の範囲第5に記載のセル。 7 前記第1電極手段の前記円形表面と前記第3
    電極手段の前記環状表面との間の半径方向間隔
    が、約100マイクロメータ以下であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項から第6項のいずれ
    かに記載のセル。 8 前記半径方向の間隔が、約50マイクロメータ
    未満であることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項に記載のセル。 9 前記半径方向の間隔が、約10〜30マイクロメ
    ータであることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項に記載のセル。 10 前記第3電極手段の前記環状表面の表面積
    が、前記第1電極手段の前記円形表面の表面積の
    50%未満であることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項から第9項のいずれかに記載のセル。 11 前記第3電極手段の前記環状表面の表面積
    が、前記第1電極手段の前記円形表面の表面積の
    20%未満であることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項に記載のセル。
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