JPS6142700Y2 - - Google Patents

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JPS6142700Y2
JPS6142700Y2 JP4508882U JP4508882U JPS6142700Y2 JP S6142700 Y2 JPS6142700 Y2 JP S6142700Y2 JP 4508882 U JP4508882 U JP 4508882U JP 4508882 U JP4508882 U JP 4508882U JP S6142700 Y2 JPS6142700 Y2 JP S6142700Y2
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JP
Japan
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welding gun
electrode
cylinder
fixed guide
welding
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JP4508882U
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JPS58147684U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポータブルスポツト溶接ガンの改良
に関するものである。
今日の産業用ロボツトの普及により溶接ライン
に適用されるスポツト溶接用ロボツトの使用台数
は日毎増加の一途をたどつているのが現状であ
る。
スポツト溶接用ロボツトによる溶接作業は、ロ
ボツトにポータブルスポツト溶接ガン(以下溶接
ガンという)を持たせ、目標位値をテイーチング
し、その記憶にしたがつて溶接ガンの動作を再現
させて行なう。この種の溶接ガンにはC形溶接ガ
ンやX形溶接ガンが多く使用され、その大きさや
形状は多岐にわたつている。
本考案は、とくにC形溶接ガンの構造をより簡
素化し、小形、軽量化を図ることにより、溶接ガ
ンの円滑な動作が行なえるようにしたものであ
る。
一般に溶接ロボツトに使用されているC形溶接
ガンは、例えば第2図に示すように、加圧シリン
ダ1とC形ヨーク8が一体に結合されていて、一
方の電極チツプ15はピストンロツド5の先端
に、そして他方の電極チツプ14はC形ヨーク8
の先端にそれぞれ相対する向きに取付けられてい
る。そして二点鎖線で囲む如く溶接ガンをフロー
テイングさせる機構Fは、C形ヨークに適間隔を
もつて固定された支え板19,20の間に所要長
さのガイドバー21が支持されており、上記ガイ
ドバー21はロボツトの支持枠11にボルト締め
されたガイド部材22を貫通し、摺動可能な構造
になつている。一方、支え板19,20には、電
極復帰時においてヨークをスプリング23などの
弾発的な押圧力によつて前進させる復帰手段24
やヨークの移動量を規制するストツパ手段25等
を備えているのが一般的である。
しかし、この種の従来の溶接ガンは、上述のよ
うに、フローテイング機構を構成する支え板やガ
イドバー、それに復帰手段などの部品点数が増え
て、溶接ガンの構造がいきおい複雑、大形になる
だけでなく、溶接ガンの重量増加を招く一因とも
なつている。
本考案は、産業用ロボツトによるスポツト溶接
作業に多く使われるC形溶接ガンを改良すること
により、従来の欠点を改善するとともに、溶接ガ
ンに要求される円滑動作を容易ならしめることを
目的とするものである。
以下、この考案について図面を参照しながら説
明する。第1図は、この考案の実施例の一つで、
溶接ガンGの具体的な構造は以下の如くである。
加圧シリンダ1の内部中央に設けられた段壁1a
をストロークエンドとする戻し室B,C及びその
中央加圧室Aは、シリンダ内壁を背中合せにそれ
ぞれダブルピストン2,3によつて形成される。
ダブルピストンロツド4,5は各ピストン2,3
によりシリンダ1の軸線上をそれぞれ動作するよ
うに配置されている。固定ガイド部材6及び7は
シリンダ本体にそれぞれ固定されている。
一方の固定ガイド部材6はC形ヨーク8に結合
された摺動部材9を、そして他方の固定ガイド部
材7は電極支持棒10をそれぞれ摺動的に貫通し
案内する。そしてこの固定ガイド部材6と7はど
ちらか一方がロボツトなどの支持枠11にボルト
締めされる。上記摺動部材9の後部は、一方のピ
ストンロツド4と、そして上記電極支持棒10の
前部が他方のピストンロツド5とそれぞれ連結具
12,13を介してつながつている。
C形ヨーク8の前部及び電極支持棒10の先端
には同一加圧線上において相対する正負一対の電
極チツプ14,15がそれぞれ取付けられてい
る。
上記連結具13にはピストンロツド5のストロ
ーク量を調整する手段16が装備されている。
一方、中央加圧室Aと戻し室B及びCは、圧力
源17に接続された切換弁18に接続され、適宜
な開閉操作によつて各作動室A,B,Cへの流体
圧の供給と排出が行なわれる。図中a,b,cは
各作動室の流体圧通路を示す。
次に作用動作について説明する。
第1図は今、加圧シリンダ1が電極チツプ1
4,15を開放している状態を示しており、同図
の状態から電極加圧状態に移る場合は、切換弁1
8により加圧シリンダ1の戻し室B,Cの圧力流
体を通路b,cから排出し、加圧室Aへ通路aよ
り圧力流体を供給する。
この加圧室の圧力によつてダブルピストン2,
3はそれぞれ戻し室B,C側に背中合せに移動す
る。この時、一方のピストンロツド4はヨーク側
の電極チツプ14を、そして他方のピストンロツ
ド5は電極支持棒10の電極チツプ15を被溶接
物へ前進する。そして両電極間で被溶接物をはさ
み込み加圧通電して溶接を行なう。溶接完了後
は、中央加圧室Aに送られている流体圧を通路a
より開放し、同時に戻し室B,Cへ流体圧を供給
するればダブルピストン2,3は互いに加圧室側
に戻され、両電極チツプ14,15間の加圧が開
放される。この時の電極間開放復帰は両電極とも
同時にしかもすみやかに行なわれることになる。
なお 第1図の実施例においては、C形ヨーク
8がピストンロツド4に、そして電極支持棒10
がピストンロツド5にそれぞれ接続されている
が、他の実施例として、たとえば各ロツド4,5
を第1図とは逆にC形ヨーク8と電極支持棒10
とに接続することによつても同様の動作が得られ
ることは言うまでもない。この場合、第1図に示
す加圧室Aは戻し室に、そして戻し室B,Cは加
圧室になるよう流体制御回路を接続することにな
る。
以上、本考案は、相対する一方の電極チツプを
もつたC形ヨークと、相対する他の電極チツプを
もつた電極支持棒とを有し、上記ヨークと電極支
持棒は、加圧シリンダの本体と結合された夫々の
固定ガイド部材を摺動的に貫通し、かつこれは上
記シリンダの内壁を背中合せに摺動するダブルピ
ストンと一体動作のダブルピストンロツドにそれ
ぞれ結合され、上記いずれか一方の固定ガイド部
材が支持棒に着脱可能に取付けられるようになつ
ているポータブルスポツト溶接ガンであるから、
従来のように複雑、大形のフローテング機構を必
要としないため、C形溶接ガンをより一層簡素化
し、これによつて小形、軽量化が達成できるほか
本考案の溶接ガンは、支持枠をヨーク側あるいは
シリンダ側のいずれかの固定ガイド部材に取付け
ることができるので、被溶接物の形状や大きさ等
に応じて溶接ガンの向きを変えることもでき、溶
接ガンの用途範囲を拡大することができる。さら
にまた電極開放復帰時のC形ヨークの前進開放動
作がすみやかに行え、また溶接ガンの円滑動作円
容易ならしめ、溶接ロボツトの操作性及び作業性
をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるC形溶接ガンの実施例
を示す断面図である。第2図は従来形のC形溶接
ガンを示す断面図である。 符号の説明、1……加圧シリンダ、2,3……
ダブルピストン、4,5……ダブルピストンロツ
ド、6,7……固定ガイド部材、8……C形ヨー
ク、10……電極支持棒、11……支持枠、1
4,15……電極チツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対する一方の電極チツプをもつたC形ヨーク
    と、相対する他方の電極チツプをもつた電極支持
    棒とを有し、上記ヨークと電極支持棒は、加圧シ
    リンダの本体と結合された夫々の固定ガイド部材
    を動き得るように貫通し、かつこれらは上記シリ
    ンダの内壁を背中合せに摺動するダブルピストン
    と一体動作のダブルピストンロツドにそれぞれ結
    合され、上記いずれか一方の固定ガイド部材が支
    持枠に着脱可能に取付けられるようになつている
    ポータブルスポツト溶接ガン。
JP4508882U 1982-03-30 1982-03-30 ポ−タブルスポツト溶接ガン Granted JPS58147684U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4508882U JPS58147684U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 ポ−タブルスポツト溶接ガン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4508882U JPS58147684U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 ポ−タブルスポツト溶接ガン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58147684U JPS58147684U (ja) 1983-10-04
JPS6142700Y2 true JPS6142700Y2 (ja) 1986-12-03

Family

ID=30056127

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4508882U Granted JPS58147684U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 ポ−タブルスポツト溶接ガン

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JPS58147684U (ja) 1983-10-04

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