JPS6142114A - 積層アモルフアス磁性合金薄帯の端部固定法 - Google Patents
積層アモルフアス磁性合金薄帯の端部固定法Info
- Publication number
- JPS6142114A JPS6142114A JP16384684A JP16384684A JPS6142114A JP S6142114 A JPS6142114 A JP S6142114A JP 16384684 A JP16384684 A JP 16384684A JP 16384684 A JP16384684 A JP 16384684A JP S6142114 A JPS6142114 A JP S6142114A
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- Japan
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- magnetic alloy
- amorphous magnetic
- alloy thin
- thin belt
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0206—Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
- H01F41/0213—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s)
- H01F41/0226—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s) from amorphous ribbons
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の分野）
本発明は、アモルファス磁性合金薄帯を原材料として積
層鉄心を製造する際の積層アモルファス合金薄帯の端部
固定法に関し、特にセンサ、トランス等の巻鉄心を製造
する際に巻回されたアモルファス磁性合金薄帯の端部を
レーザーを用いて溶接固定する方法に関する。
層鉄心を製造する際の積層アモルファス合金薄帯の端部
固定法に関し、特にセンサ、トランス等の巻鉄心を製造
する際に巻回されたアモルファス磁性合金薄帯の端部を
レーザーを用いて溶接固定する方法に関する。
（発明の背填）
磁性体用アモルファス金属薄帯は、単−金属及び合金の
いずれの場合も高周波領域の鉄損が小さいという特徴を
有し、各種の電気機器、例えばトランス、モーター、発
電源、計器等の鉄心として極めて有用であることが見出
されている。
いずれの場合も高周波領域の鉄損が小さいという特徴を
有し、各種の電気機器、例えばトランス、モーター、発
電源、計器等の鉄心として極めて有用であることが見出
されている。
アモルファス金属は金属を融解状態から結晶化を経ない
ままに固化させて得られるものであるため、超高速の冷
Ｗ処理による固化の結束、通常は薄帯状、Ｍ膜状または
細粉状で得られる。薄帯状で得られたものを原材料とし
て鉄心を製造する場合は、この磁性体用アモルファス金
属薄帯が超帥材であることから打抜きや積層等、成形加
工上の問題が多い。特に、アモルファス合金製薄帯を使
用して巻鉄心を製造する場合においては、アモルファス
磁性合金薄帯の巻始め及び巻終わりの端部を固定する必
要があるが、アモルファス磁性合金は機械的歪による磁
気特性の低下防止を目的として加工成形後熱処理を施す
ため、このような固定手段には対温゛度的強度が要求さ
れ、また製品になってからの振動等を考慮すると、対機
械的強度や耐久性等も要求される。
ままに固化させて得られるものであるため、超高速の冷
Ｗ処理による固化の結束、通常は薄帯状、Ｍ膜状または
細粉状で得られる。薄帯状で得られたものを原材料とし
て鉄心を製造する場合は、この磁性体用アモルファス金
属薄帯が超帥材であることから打抜きや積層等、成形加
工上の問題が多い。特に、アモルファス合金製薄帯を使
用して巻鉄心を製造する場合においては、アモルファス
磁性合金薄帯の巻始め及び巻終わりの端部を固定する必
要があるが、アモルファス磁性合金は機械的歪による磁
気特性の低下防止を目的として加工成形後熱処理を施す
ため、このような固定手段には対温゛度的強度が要求さ
れ、また製品になってからの振動等を考慮すると、対機
械的強度や耐久性等も要求される。
従来、このような固定はセロテープ、ガラス繊維製接着
テープ等の特殊粘着テープで行なっていたが、熱処理時
にこれらのテープが劣化するため、機械的強度や耐久性
の点でも満足できるものではなかった。また対温度、対
機械的強度が優れていても磁気特性の低下が伴っては本
来のコアの使命を損うこととなるため、これらの特性を
全て満足し、かつ操作が容易な固定法の開発が望まれて
いる。
テープ等の特殊粘着テープで行なっていたが、熱処理時
にこれらのテープが劣化するため、機械的強度や耐久性
の点でも満足できるものではなかった。また対温度、対
機械的強度が優れていても磁気特性の低下が伴っては本
来のコアの使命を損うこととなるため、これらの特性を
全て満足し、かつ操作が容易な固定法の開発が望まれて
いる。
（発明の目的）
本発明は、上述の従来技術の欠点を解決すべくなされ、
たちので、アモルファス合金製薄帯を積層する際に、積
層されたアモルファス合金製薄帯の端部を固定する方法
であって、対温度、対機械的強度に優れ、磁気特性の低
下を生ぜず、かつ操作が容易な積層アモルファス合金薄
帯の端部固定法を提供することを目的とする。
たちので、アモルファス合金製薄帯を積層する際に、積
層されたアモルファス合金製薄帯の端部を固定する方法
であって、対温度、対機械的強度に優れ、磁気特性の低
下を生ぜず、かつ操作が容易な積層アモルファス合金薄
帯の端部固定法を提供することを目的とする。
（発明の椛成）
本発明の目的は、アモルファス磁性合金薄帯を積層して
鉄心を製造する際に、積層されたアモルファス磁性合金
薄帯の端部をレーザーを用いて溶接固定することを特徴
とする積層アモルファス磁性合金薄帯の端部固定法によ
って達成される。
鉄心を製造する際に、積層されたアモルファス磁性合金
薄帯の端部をレーザーを用いて溶接固定することを特徴
とする積層アモルファス磁性合金薄帯の端部固定法によ
って達成される。
本発明においては、例えばアモルファス磁性合金薄帯を
使用して巻鉄心を製造する際、まずアモルファス合金薄
帯を巻回して巻回体を作製するが、この巻回体の巻始め
及び巻終わり付近をレーザーを用いたスポット溶接によ
り固定する。レーザーによるスポット溶接を用いれば溶
接部付近の表層部から何枚かのアモルファス磁性合金薄
帯が融解し結晶化して固定される。本発明ではこのよう
な原理により端部が固定されるため積層されているアモ
ルファス磁性合金薄帯が結晶化する部分を極力少なくし
たほうが磁気特性の低下を防止するのに好ましい。従っ
て、レーザーのスポット歪を極力小さくしてアモルファ
ス磁性合金薄帯の表層部数枚のみを溶接するのが望まし
い。
使用して巻鉄心を製造する際、まずアモルファス合金薄
帯を巻回して巻回体を作製するが、この巻回体の巻始め
及び巻終わり付近をレーザーを用いたスポット溶接によ
り固定する。レーザーによるスポット溶接を用いれば溶
接部付近の表層部から何枚かのアモルファス磁性合金薄
帯が融解し結晶化して固定される。本発明ではこのよう
な原理により端部が固定されるため積層されているアモ
ルファス磁性合金薄帯が結晶化する部分を極力少なくし
たほうが磁気特性の低下を防止するのに好ましい。従っ
て、レーザーのスポット歪を極力小さくしてアモルファ
ス磁性合金薄帯の表層部数枚のみを溶接するのが望まし
い。
以下、本発明を実施例に基づい゛Ｃ説明する。
（実施例１〜２）
アモルファス磁性合金薄帯Ａ［商品名：ＭｅｔｌＪｌａ
ｓ ２６０５−８３Ａ （厚さ２５μｍ）、米国、アラ
イド社製〕及びアモルファス磁性合金薄帯Ｂ［商品名：
Ｍｅｔｏｌａｓ ２６０５−３ Ｃ（厚さ２５μｌ１ｌ
）、米国、アライド社製］を巻回し、第１図に示す如く
、外径２５１１内径２０ｍｍ、幅５■の巻回体Ａ及びＢ
を製作した。次に第２図に示す如く、アモルファス磁性
合金薄帯の巻回体の巻始め付近（Ｘ点）及び巻終わり付
近（Ｙ点）をＣＯ２レーザーにて第１表に示す条件でス
ポット溶接した。
ｓ ２６０５−８３Ａ （厚さ２５μｍ）、米国、アラ
イド社製〕及びアモルファス磁性合金薄帯Ｂ［商品名：
Ｍｅｔｏｌａｓ ２６０５−３ Ｃ（厚さ２５μｌ１ｌ
）、米国、アライド社製］を巻回し、第１図に示す如く
、外径２５１１内径２０ｍｍ、幅５■の巻回体Ａ及びＢ
を製作した。次に第２図に示す如く、アモルファス磁性
合金薄帯の巻回体の巻始め付近（Ｘ点）及び巻終わり付
近（Ｙ点）をＣＯ２レーザーにて第１表に示す条件でス
ポット溶接した。
第 １ 表
この結果、表層部数枚のみ溶接することに成功した。
得られた巻回体Ａ及びＢを所定の熱Ｉ８理を施してコア
Ａ（実施例１）及びＢ（実施例２）を製作した。
Ａ（実施例１）及びＢ（実施例２）を製作した。
（比較例１〜２）
アモルファス合金薄帯の巻回体の巻始めと巻終わりの固
定をイソテープによって行なった以外は、実施例１と同
様にしてコアＣ及びＣ’ （比較例１）を、実施例２
と同様にして：〕７Ｄ及びＤ’ （比較例２）を製作
した。
定をイソテープによって行なった以外は、実施例１と同
様にしてコアＣ及びＣ’ （比較例１）を、実施例２
と同様にして：〕７Ｄ及びＤ’ （比較例２）を製作
した。
（実験 １）
上記のようにして得られたコアＡ〜Ｄについて、直流電
流特性を測定した。第３図及び第５図はそれぞれ本発明
によって得られたコアＡ及びＢの直流電流特性を示し、
第４図及び第６図はそれぞれ従来法により得られたコア
Ｃ及びＤの直流電流特性を示す。
流特性を測定した。第３図及び第５図はそれぞれ本発明
によって得られたコアＡ及びＢの直流電流特性を示し、
第４図及び第６図はそれぞれ従来法により得られたコア
Ｃ及びＤの直流電流特性を示す。
第３図と第４図、第５図と第６図をそれぞれ比較すると
、本発明により得られた］アＡ及び８は、従来法によっ
て得られたコアＣ及びＤと比較して直流電流特性の低下
はほとんどないことが判る。
、本発明により得られた］アＡ及び８は、従来法によっ
て得られたコアＣ及びＤと比較して直流電流特性の低下
はほとんどないことが判る。
（実験 ２）
コアＡ−Ｄ、Ｃ’及びＤ′について交流特性として鉄損
及゛び励磁電力の測定を行なった。第７図はコアＡ、Ｃ
及びＣ′についての鉄損、第８図はコアＡ、Ｃ及びＣ′
についての励ｌａ電力の測定で、それぞれ周波数が７０
ＫＨ２と５０ＫＨ２において測定した結果を示す。第９
図はコアＢ、Ｄ及びＤ′についての鉄損、第１０図はコ
アＢ、Ｄ及びＤ′についてのの励磁電力の測定で、それ
ぞれ周波数が１０Ｋｔｌｚと５０ＫＨ２において測定し
た結果を示す。
及゛び励磁電力の測定を行なった。第７図はコアＡ、Ｃ
及びＣ′についての鉄損、第８図はコアＡ、Ｃ及びＣ′
についての励ｌａ電力の測定で、それぞれ周波数が７０
ＫＨ２と５０ＫＨ２において測定した結果を示す。第９
図はコアＢ、Ｄ及びＤ′についての鉄損、第１０図はコ
アＢ、Ｄ及びＤ′についてのの励磁電力の測定で、それ
ぞれ周波数が１０Ｋｔｌｚと５０ＫＨ２において測定し
た結果を示す。
上記いずれの図においても本発明によるコアＡ及びＢは
、従来法によって得られＩｃコアｃ、ｃ’ 。
、従来法によって得られＩｃコアｃ、ｃ’ 。
Ｄ及びＤ′に比較して交流特性においても劣っていない
ことが確認された。
ことが確認された。
（発明の効果）
以上説明した如く、本発明によれば磁気特性、鉄損等の
コアについての基本的特性を低下させることなく対温度
、対機械的強度が優れ、かつ製作時のコントロールが容
易な積層アモルファス合金薄帯の端部固定法を提供する
ことができる。
コアについての基本的特性を低下させることなく対温度
、対機械的強度が優れ、かつ製作時のコントロールが容
易な積層アモルファス合金薄帯の端部固定法を提供する
ことができる。
第１図は本発明の詳細な説明する図、第２図は本発明に
よってスポット溶接した部分を説明する図、第３図及び
第５図は本発明によって得られたコアの直流電流特性を
示す図、第４図及び第６図は従来法によって得られたコ
アの直流電流特性を示す図、第７図及び第９図は本発明
及び従来法によって得られたコアの交流電流特性（鉄損
）を示す図、並びに第８図及び第１０図は本発明及び従
来法によって得られたコアの交流電流特性（励磁電力）
を示す図である。 １・・・アモルファス合金薄帯巻回体、Ｘ・・・巻始め
部、Ｙ・・・巻終わり部。 特許出願人 三井石油化学工業株式会社代理人
弁理士 伊東辰雄 代理人 弁理士 伊東哲也 第１図 第２図
よってスポット溶接した部分を説明する図、第３図及び
第５図は本発明によって得られたコアの直流電流特性を
示す図、第４図及び第６図は従来法によって得られたコ
アの直流電流特性を示す図、第７図及び第９図は本発明
及び従来法によって得られたコアの交流電流特性（鉄損
）を示す図、並びに第８図及び第１０図は本発明及び従
来法によって得られたコアの交流電流特性（励磁電力）
を示す図である。 １・・・アモルファス合金薄帯巻回体、Ｘ・・・巻始め
部、Ｙ・・・巻終わり部。 特許出願人 三井石油化学工業株式会社代理人
弁理士 伊東辰雄 代理人 弁理士 伊東哲也 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、アモルファス磁性合金薄帯を積層して鉄心を製造す
る際に、積層されたアモルファス磁性合金薄帯の端部を
レーザーを用いて溶接固定することを特徴とする積層ア
モルファス磁性合金薄帯の端部固定法。 ２、アモルファス磁性合金薄帯の積層がアモルファス磁
性合金薄帯を巻回することにより行なわれる前記特許請
求の範囲第１項記載の積層アモルファス磁性合金薄帯の
端部固定法。 ３、アモルファス磁性合金薄帯の巻回により得られた巻
回体の巻始め部と巻終わり部の表層部数枚のみを溶接固
定する前記特許請求の範囲第２項記載の積層アモルファ
ス磁性合金薄帯の端部固定法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16384684A JPS6142114A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 積層アモルフアス磁性合金薄帯の端部固定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16384684A JPS6142114A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 積層アモルフアス磁性合金薄帯の端部固定法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142114A true JPS6142114A (ja) | 1986-02-28 |
Family
ID=15781865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16384684A Pending JPS6142114A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 積層アモルフアス磁性合金薄帯の端部固定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6142114A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104340A (ja) * | 1999-12-23 | 2008-05-01 | Metglas Inc | 電動機用のバルク状非晶質金属磁性部材 |
| JP2010123993A (ja) * | 2010-02-01 | 2010-06-03 | Toshiba Corp | 薄型磁性コアの製造方法および磁性部品の製造方法 |
| JP2012095255A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Jkb:Kk | アンテナ素子の磁芯コアの製造方法 |
| CN103612019A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-03-05 | 华中科技大学 | 一种磁力搅拌的co2激光-tig电弧复合焊接方法 |
| US9512873B2 (en) | 2011-04-05 | 2016-12-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Bearing device and hydraulic machine |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16384684A patent/JPS6142114A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104340A (ja) * | 1999-12-23 | 2008-05-01 | Metglas Inc | 電動機用のバルク状非晶質金属磁性部材 |
| JP2011160655A (ja) * | 1999-12-23 | 2011-08-18 | Metglas Inc | 電動機用のバルク状非晶質金属磁性部材 |
| JP2010123993A (ja) * | 2010-02-01 | 2010-06-03 | Toshiba Corp | 薄型磁性コアの製造方法および磁性部品の製造方法 |
| JP2012095255A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Jkb:Kk | アンテナ素子の磁芯コアの製造方法 |
| US9512873B2 (en) | 2011-04-05 | 2016-12-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Bearing device and hydraulic machine |
| CN103612019A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-03-05 | 华中科技大学 | 一种磁力搅拌的co2激光-tig电弧复合焊接方法 |
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