JPS6141880Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141880Y2 JPS6141880Y2 JP1981035636U JP3563681U JPS6141880Y2 JP S6141880 Y2 JPS6141880 Y2 JP S6141880Y2 JP 1981035636 U JP1981035636 U JP 1981035636U JP 3563681 U JP3563681 U JP 3563681U JP S6141880 Y2 JPS6141880 Y2 JP S6141880Y2
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- JP
- Japan
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- soffit
- board
- wall
- trim
- eave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 17
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
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- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は住宅等の軒天井、特に軒裏の換気効
率、強度等を改善し、かつ取付け容易な軒天井の
構造に関するものである。
率、強度等を改善し、かつ取付け容易な軒天井の
構造に関するものである。
第1図および第2図は従来の軒天井の代表例を
示すもので、多数の換気孔101を設けた合板、
石綿板などの平板状の軒天ボード10が用いら
れ、一端が住宅の外壁2の側面部に支持具20を
介して固定され、他端は軒先化粧板3の下端部に
支持され、これ等の中間において野縁4a4bに
より支持されており、空気は破線Bに示すように
換気孔101を通つて軒裏へ入る。
示すもので、多数の換気孔101を設けた合板、
石綿板などの平板状の軒天ボード10が用いら
れ、一端が住宅の外壁2の側面部に支持具20を
介して固定され、他端は軒先化粧板3の下端部に
支持され、これ等の中間において野縁4a4bに
より支持されており、空気は破線Bに示すように
換気孔101を通つて軒裏へ入る。
この構造では、軒天ボード10は多数の換気孔
101が設けてあるもので剛性、強度が低く、従
つて取付作業性も悪く破損することがしばしばあ
る。またボード全面に換気孔101があるので広
い防虫網を必要とし、その接着等の工数も大き
い。更に多数の換気孔101のために防火の点で
も問題がある。更にまた、平面に設けた小さい換
気孔101では換気は整流されず、特に軒先に近
い側では通風が不良となり換気効果は必ずしも良
好とはいえない等の問題があつた。
101が設けてあるもので剛性、強度が低く、従
つて取付作業性も悪く破損することがしばしばあ
る。またボード全面に換気孔101があるので広
い防虫網を必要とし、その接着等の工数も大き
い。更に多数の換気孔101のために防火の点で
も問題がある。更にまた、平面に設けた小さい換
気孔101では換気は整流されず、特に軒先に近
い側では通風が不良となり換気効果は必ずしも良
好とはいえない等の問題があつた。
本考案はこのような問題を解決するものであつ
て、下面に多数条の凹溝をもつデツキプレート状
の軒天ボードを用い、かつボードの壁側の受け部
に断面コ字形でバネ性を有する軒天ボード押え部
を形成することにより、軒裏への通風良好な、か
つ取付け容易な軒天井構造を実現するものであ
る。
て、下面に多数条の凹溝をもつデツキプレート状
の軒天ボードを用い、かつボードの壁側の受け部
に断面コ字形でバネ性を有する軒天ボード押え部
を形成することにより、軒裏への通風良好な、か
つ取付け容易な軒天井構造を実現するものであ
る。
以下、本考案を第3図および第4図に示す実施
例により説明する。
例により説明する。
1は金属板または耐候性の樹脂板よりなるデツ
キプレート状の軒天ボードであつて、一方の側縁
から他方の側縁へ、下面に開く複数条の凹溝11
が互に平行に形成されている。そして上面には中
央部および外壁側の側縁に沿つて木材の補強桟5
a,5bが接合してある。
キプレート状の軒天ボードであつて、一方の側縁
から他方の側縁へ、下面に開く複数条の凹溝11
が互に平行に形成されている。そして上面には中
央部および外壁側の側縁に沿つて木材の補強桟5
a,5bが接合してある。
外壁2の上枠6の上面には両端に上下方向に垂
直部71,72を形成した金属曲げ加工材の軒天
トリム7の水平部73がねじ止め固定してある。
軒天トリム7の起立する垂直部71には所定の間
隔をおいてバネ性を有する複数の押え金具8が溶
着してある。これにより断面コ字形の軒天ボード
押え部が形成される。
直部71,72を形成した金属曲げ加工材の軒天
トリム7の水平部73がねじ止め固定してある。
軒天トリム7の起立する垂直部71には所定の間
隔をおいてバネ性を有する複数の押え金具8が溶
着してある。これにより断面コ字形の軒天ボード
押え部が形成される。
上記軒天ボード1はその補強桟5b側の側縁
が、押え金具8の脚部と軒天トリム7の水平部7
3との間に金具8のバネ性を利用して圧入され
る。この場合、軒天ボード1の側縁およびこれに
沿つて取付けた補強桟5bの側面と軒天トリム7
の垂直部71との間には間隙9が設けられる。次
に軒天ボード1の他の側縁が軒先化粧板3の下端
に釘止めされ、これにより軒天ボード1は固定さ
れる。
が、押え金具8の脚部と軒天トリム7の水平部7
3との間に金具8のバネ性を利用して圧入され
る。この場合、軒天ボード1の側縁およびこれに
沿つて取付けた補強桟5bの側面と軒天トリム7
の垂直部71との間には間隙9が設けられる。次
に軒天ボード1の他の側縁が軒先化粧板3の下端
に釘止めされ、これにより軒天ボード1は固定さ
れる。
このように構成した軒天井において、第3図お
よび第4図の破線Aで示すように軒天ボード1の
下方から吹き上げられた空気は軒天ボード1の各
凹溝11に沿つて流れ、整流されて各凹溝11の
開口より軒天ボード1の側縁と軒天トリム7との
間の換気空間9を通過し軒裏に到る。このように
本考案の構造では、整流効果のある換気経路が形
成されているので、換気効率が極めて良好であ
る。
よび第4図の破線Aで示すように軒天ボード1の
下方から吹き上げられた空気は軒天ボード1の各
凹溝11に沿つて流れ、整流されて各凹溝11の
開口より軒天ボード1の側縁と軒天トリム7との
間の換気空間9を通過し軒裏に到る。このように
本考案の構造では、整流効果のある換気経路が形
成されているので、換気効率が極めて良好であ
る。
また本考案における軒天ボード1は従来のよう
にこれを貫通する換気孔がなく、かつ全体が凹凸
断面となつているので、剛性および強度にすぐれ
ており、従つて取付作業性もよく、またボードが
破損することはない。本考案の換気通路構造では
軒裏へ虫が侵入することも少なくなつたので、従
来のように防虫網が設ける必要はない。更にま
た、防火上も、従来のように軒天ボード自体に多
数の換気孔が設けてあるものに比べて有利であ
る。しかも軒天ボードは、一方の側縁を外壁上面
に設けた軒天トリムに間隔をおいて形成した押え
部に圧入して位置決め固定した上で他の側縁を軒
先化粧板に適宜の方法で取付けることができ、取
付作業性が極めて容易となる。
にこれを貫通する換気孔がなく、かつ全体が凹凸
断面となつているので、剛性および強度にすぐれ
ており、従つて取付作業性もよく、またボードが
破損することはない。本考案の換気通路構造では
軒裏へ虫が侵入することも少なくなつたので、従
来のように防虫網が設ける必要はない。更にま
た、防火上も、従来のように軒天ボード自体に多
数の換気孔が設けてあるものに比べて有利であ
る。しかも軒天ボードは、一方の側縁を外壁上面
に設けた軒天トリムに間隔をおいて形成した押え
部に圧入して位置決め固定した上で他の側縁を軒
先化粧板に適宜の方法で取付けることができ、取
付作業性が極めて容易となる。
第1図および第2図は従来例を示すもので、第
1図は軒天井の断面図、第2図は軒天ボードの斜
視図、第3図および第4図は本考案の実施例を示
すもので、第3図は軒天井の断面図、第4図は軒
天井の分解図である。 1……本考案の軒天ボード、11……軒天ボー
ドの凹溝、2……外壁、3……軒先化粧板、5
a,5b……補強桟、7……軒天トリム、8……
軒天ボード押え金具、10……従来の軒天ボー
ド。
1図は軒天井の断面図、第2図は軒天ボードの斜
視図、第3図および第4図は本考案の実施例を示
すもので、第3図は軒天井の断面図、第4図は軒
天井の分解図である。 1……本考案の軒天ボード、11……軒天ボー
ドの凹溝、2……外壁、3……軒先化粧板、5
a,5b……補強桟、7……軒天トリム、8……
軒天ボード押え金具、10……従来の軒天ボー
ド。
Claims (1)
- 家屋の外壁と軒先化粧板との間に軒天ボードを
架設した軒天井構造において、軒天ボードとして
下面に外壁側から軒先側へ多数条の凹溝を有する
デツキプレート状で外壁側に側縁に沿つて補強桟
を取付けた軒天ボードを用いる一方、外壁の上面
にはこれに沿つて水平部および該水平部端から起
立する垂直部を有する軒天トリムを水平部にて固
定するとともに、垂直部には所定の間隔をおいて
バネ性を有する複数の押え金具を取付けて該金具
と軒天トリムとにより断面コ字形の押え部を形成
し、該押え部に補強桟を設けた軒天ボードの上記
側縁を圧入し、該側縁を軒天トリムの垂直部と間
隙をおいた位置で固定したことを特徴とする軒天
井構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981035636U JPS6141880Y2 (ja) | 1981-03-14 | 1981-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981035636U JPS6141880Y2 (ja) | 1981-03-14 | 1981-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147910U JPS57147910U (ja) | 1982-09-17 |
JPS6141880Y2 true JPS6141880Y2 (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=29832896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981035636U Expired JPS6141880Y2 (ja) | 1981-03-14 | 1981-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141880Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0532568Y2 (ja) * | 1986-10-15 | 1993-08-20 | ||
JP2555279Y2 (ja) * | 1992-04-10 | 1997-11-19 | フクビ化学工業株式会社 | 軒天井換気孔部材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123447U (ja) * | 1974-08-09 | 1976-02-20 |
-
1981
- 1981-03-14 JP JP1981035636U patent/JPS6141880Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123447U (ja) * | 1974-08-09 | 1976-02-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57147910U (ja) | 1982-09-17 |
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