JPS6141387Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141387Y2 JPS6141387Y2 JP1980051337U JP5133780U JPS6141387Y2 JP S6141387 Y2 JPS6141387 Y2 JP S6141387Y2 JP 1980051337 U JP1980051337 U JP 1980051337U JP 5133780 U JP5133780 U JP 5133780U JP S6141387 Y2 JPS6141387 Y2 JP S6141387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- batteries
- current limiting
- limiting resistor
- secondary coil
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直列接続せる2n（ｎは１以上の正整
数）個の電池とｎ個の電池とを充電することがで
きる充電器に関する。
数）個の電池とｎ個の電池とを充電することがで
きる充電器に関する。
従来2n個の電池とｎ個の電池を充電するた
め、次の構成にしている。即ち、降圧トランスの
２次コイルの両端間に全波整流回路を接続し、該
回路の両直流出力端間に第１の限流抵抗器を介し
て2n個の電池を接続すると共に前記一方の直流
出力端と２次コイルの中間タツプとの間に第２の
限流抵抗器を介してｎ個の電池を接続する構成で
ある。この場合に降圧トランスは2n個の電池の
充電電流の大きさに応じて設計され、１次及び２
次コイルの巻数及び線径、並らびにコアの大きさ
が選定される。ところが前記タツプは２次コイル
の中間位置から引出されているので、充電される
電池の個数の比２：１に応じた充電電圧の波高値
の比が得られるが、一定期間当りの2n個の電池
の充電電流流入期間がｎ個の電池の充電電流流入
期間の２倍以上になる。このため2n個の電池の
充電路に介挿される第１限流抵抗器の抵抗値を
R1、ｎ個の電池の充電路に介挿される第２限流
抵抗器の抵抗値をR2とすると、これらの抵抗値
はR1≧2R2の関係に選定する必要がある。従つて
第２限流抵抗器の抵抗値R2が小さいので、電源
電圧の変動に対するｎ個電池の充電電流の安定性
が悪くなる。そこで前記第２限流抵抗器の抵抗値
R2を大きくして、ｎ個電池の充電電流の安定性
を高めることが考えられるが、第２限流抵抗器の
抵抗値R2が大きくなることにより、第１限流抵
抗器の抵抗値R1も大きくなり、降圧トランスが
大きくなると共に第１限流抵抗器の発熱による損
失が大きくなる。
め、次の構成にしている。即ち、降圧トランスの
２次コイルの両端間に全波整流回路を接続し、該
回路の両直流出力端間に第１の限流抵抗器を介し
て2n個の電池を接続すると共に前記一方の直流
出力端と２次コイルの中間タツプとの間に第２の
限流抵抗器を介してｎ個の電池を接続する構成で
ある。この場合に降圧トランスは2n個の電池の
充電電流の大きさに応じて設計され、１次及び２
次コイルの巻数及び線径、並らびにコアの大きさ
が選定される。ところが前記タツプは２次コイル
の中間位置から引出されているので、充電される
電池の個数の比２：１に応じた充電電圧の波高値
の比が得られるが、一定期間当りの2n個の電池
の充電電流流入期間がｎ個の電池の充電電流流入
期間の２倍以上になる。このため2n個の電池の
充電路に介挿される第１限流抵抗器の抵抗値を
R1、ｎ個の電池の充電路に介挿される第２限流
抵抗器の抵抗値をR2とすると、これらの抵抗値
はR1≧2R2の関係に選定する必要がある。従つて
第２限流抵抗器の抵抗値R2が小さいので、電源
電圧の変動に対するｎ個電池の充電電流の安定性
が悪くなる。そこで前記第２限流抵抗器の抵抗値
R2を大きくして、ｎ個電池の充電電流の安定性
を高めることが考えられるが、第２限流抵抗器の
抵抗値R2が大きくなることにより、第１限流抵
抗器の抵抗値R1も大きくなり、降圧トランスが
大きくなると共に第１限流抵抗器の発熱による損
失が大きくなる。
本考案はかかる点に鑑み考案されたものにし
て、以下本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。第１図は本考案による充電器の一実施例を示
す電気回路図である。第１図において、１は降圧
トランスにして、その１次コイル２は商用電源端
３，３に接続され、その２次コイル４は両端５，
６及びタツプ７を有し、両端５，６はダイオード
ブリツジで構成される全波整流回路８の交流入力
端９，１０に接続される。該回路の直流出力端１
１，１２は直列接続せる2n個、実施例ではｎ＝
１即ち２個の電池を接続すべき端子１３，１４に
接続され、該端子は４組設けられており、各組の
端子１３，１４間には、第２図ａに示すように、
逆流阻止ダイオード１５、第１限流抵抗器１６及
び２個の電池１７の直列回路１８が接続される。
て、以下本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。第１図は本考案による充電器の一実施例を示
す電気回路図である。第１図において、１は降圧
トランスにして、その１次コイル２は商用電源端
３，３に接続され、その２次コイル４は両端５，
６及びタツプ７を有し、両端５，６はダイオード
ブリツジで構成される全波整流回路８の交流入力
端９，１０に接続される。該回路の直流出力端１
１，１２は直列接続せる2n個、実施例ではｎ＝
１即ち２個の電池を接続すべき端子１３，１４に
接続され、該端子は４組設けられており、各組の
端子１３，１４間には、第２図ａに示すように、
逆流阻止ダイオード１５、第１限流抵抗器１６及
び２個の電池１７の直列回路１８が接続される。
２次コイル４のタツプ７は該２次コイルの中間
位置１９から一方の端部間にずれた位置に設けら
れ、該タツプ７と一方の直流出力端１１は、ｎ個
即ち１個の電池を接続すべき端子２０，２１に接
続され、該端子は２組設けられている。各組の端
子２０，２１間には、第２図ｂに示すように、逆
流阻止ダイオード２２、第２限流抵抗器２３及び
１個の電池２４の直列回路２５が接続される。
位置１９から一方の端部間にずれた位置に設けら
れ、該タツプ７と一方の直流出力端１１は、ｎ個
即ち１個の電池を接続すべき端子２０，２１に接
続され、該端子は２組設けられている。各組の端
子２０，２１間には、第２図ｂに示すように、逆
流阻止ダイオード２２、第２限流抵抗器２３及び
１個の電池２４の直列回路２５が接続される。
第１及び第２限流抵抗器１６，２３の抵抗値を
夫々R1及びR2とすると、これらの抵抗値の関係
はＲ１／２≦R2≦R1の関係に選定される。
夫々R1及びR2とすると、これらの抵抗値の関係
はＲ１／２≦R2≦R1の関係に選定される。
以上の構成において、２個の電池１７を充電す
べき端子１３，１４間の電圧波形は第３図の実線
波形Ａであるに対し、１個の電池２４を充電すべ
き端子２０，２１間の電圧波形は、第３図の破線
波形Ｂであり、該破線波形はタツプ７を２次コイ
ル４の中間位置１９にするときの電圧波形である
一点鎖線波形Ｃに比し、一方の半波b1では高く他
方の半波b2では低いものとなる。この場合に第２
限流抵抗器２３は前記一方の高い半波b1の電圧に
対応して抵抗値R2が選定されているので、１個
の電池２４は主として前記一方の半波時の充電電
流にて充電される。
べき端子１３，１４間の電圧波形は第３図の実線
波形Ａであるに対し、１個の電池２４を充電すべ
き端子２０，２１間の電圧波形は、第３図の破線
波形Ｂであり、該破線波形はタツプ７を２次コイ
ル４の中間位置１９にするときの電圧波形である
一点鎖線波形Ｃに比し、一方の半波b1では高く他
方の半波b2では低いものとなる。この場合に第２
限流抵抗器２３は前記一方の高い半波b1の電圧に
対応して抵抗値R2が選定されているので、１個
の電池２４は主として前記一方の半波時の充電電
流にて充電される。
尚タツプ７を２次コイル４の一方の端部に近ず
けることにより、抵抗値R2は抵抗値R1に近似し
たものとなる。
けることにより、抵抗値R2は抵抗値R1に近似し
たものとなる。
以上の如く本考案によれば、直列接続せる2n
個の電池を、２次コイルの両端間の電圧で充電す
るに対し、ｎ個の電池を２次コイルの中間位置か
ら端部側にずれた位置に設けられたタツプと２次
コイルの各端部間の電圧が充電すると共に2n個
の電池の充電路に介挿される第１限流抵抗器の抵
抗値R1に対してｎ個の電池の充電路に介挿され
る第２限流抵抗器の抵抗値R2を、Ｒ１／２≦R2≦R1の 関係にしたから、電源電圧の変動に対して充電電
流の安定性を従来装置に比し高めることができる
と共に降圧トランスを大きくする必要がない等実
用的効果大なるものがある。
個の電池を、２次コイルの両端間の電圧で充電す
るに対し、ｎ個の電池を２次コイルの中間位置か
ら端部側にずれた位置に設けられたタツプと２次
コイルの各端部間の電圧が充電すると共に2n個
の電池の充電路に介挿される第１限流抵抗器の抵
抗値R1に対してｎ個の電池の充電路に介挿され
る第２限流抵抗器の抵抗値R2を、Ｒ１／２≦R2≦R1の 関係にしたから、電源電圧の変動に対して充電電
流の安定性を従来装置に比し高めることができる
と共に降圧トランスを大きくする必要がない等実
用的効果大なるものがある。
図面は本考案による充電器の一実施例を示し、
第１図はその充電回路図、第２図ａ，ｂは第１図
回路の各端子間に接続される直列回路図、第３図
は説明用電圧波形図である。 １……降圧トランス、４……２次コイル、８…
…全波整流回路、１１，１２……直流出力端、１
６……第１限流抵抗器、１７……2n個の電池、
７……タツプ、２３……第２限流抵抗器、２４…
…ｎ個の電池。
第１図はその充電回路図、第２図ａ，ｂは第１図
回路の各端子間に接続される直列回路図、第３図
は説明用電圧波形図である。 １……降圧トランス、４……２次コイル、８…
…全波整流回路、１１，１２……直流出力端、１
６……第１限流抵抗器、１７……2n個の電池、
７……タツプ、２３……第２限流抵抗器、２４…
…ｎ個の電池。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 降圧トランスの２次コイルの両端間に接続せる
全波整流回路の両直流出力端に、第１の限流抵抗
器を介して直列接続せる2n個の電池を接続する
と共に前記一方の直流出力端と、前記２次コイル
のタツプとの間に第２の限流抵抗器を介してｎ個
の電池を接続する充電器であつて、前記タツプを
前記２次コイルの中間位置からずれた位置にする
と共に前記第１及び第２限流抵抗器の抵抗値を
夫々R1及びR2とするとき、Ｒ１／２≦R2≦R1にしたこ とを特徴とする充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980051337U JPS6141387Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980051337U JPS6141387Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152534U JPS56152534U (ja) | 1981-11-14 |
| JPS6141387Y2 true JPS6141387Y2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=29646246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980051337U Expired JPS6141387Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6141387Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP1980051337U patent/JPS6141387Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152534U (ja) | 1981-11-14 |
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