JPS6140964Y2 - - Google Patents

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JPS6140964Y2
JPS6140964Y2 JP3630580U JP3630580U JPS6140964Y2 JP S6140964 Y2 JPS6140964 Y2 JP S6140964Y2 JP 3630580 U JP3630580 U JP 3630580U JP 3630580 U JP3630580 U JP 3630580U JP S6140964 Y2 JPS6140964 Y2 JP S6140964Y2
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JP
Japan
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screw
magazine
pusher
cartridge
magazine body
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JP3630580U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は筒状のノーズ内をロツド状又はブレー
ド状のドライバが往復駆動されるフアスナ打込工
具に装填され、ノーズ内で一本づつ切り離されな
がら被打込材に打込まれる連結されたフアスナ
(以下、連結フアスナという)に関する。
一般に、フアスナ打込工具はノーズ内にフアス
ナを連続的に送り込むために円形又は直鞘状のフ
アスナマガジンを有している。この直鞘状フアス
ナマガジンには連結フアスナをノーズの方へ押す
ためのプツシヤが内装されている。
連結フアスナは、多数本のフアスナがその上端
において、合成樹脂又は金属等の若干の弾性を具
えた材料により作られた直鞘状の連結カートリツ
ヂによつて保持された状態で構成されている。
プツシヤは連結フアスナを構成するフアスナの
みをノーズの方へ押し、連結カートリツヂはフア
スナマガジン内に残留する。
従来技術においては、この残留して連結カート
リツヂをフアスナマガジン外に排出するために何
らの技術的工夫が行われておらず、上記フアスナ
マガジンを転倒させる方式でフアスナマガジンか
ら滑り落しているのが実情である。
本考案者等は、この実情に鑑み、直鞘状の連結
カートリツヂの壁部内面に弾性接触するようにプ
ツシヤに飛出し部材を支持する一方、このプツシ
ヤがバネ部材によりマガジン本体の前方に移動し
てフアスナをフアスナ打込機のノーズ内に送り込
んでいる際には飛出し部材と連結カートリツヂと
が掛合せず、プツシヤが操作者の手動操作により
マガジン本体の後方に移動される際には上記飛出
し部材と連結カートリツヂとが掛合してこの連結
カートリツヂをマガジン本体の外部に排出する方
法を開発した。
本考案の目的は上記の連結カートリツヂ排出方
法に適した連結フアスナを提供することである。
この目的を達成するための本考案は、一定間隔を
以つて互いに平行に並列された多数本のフアスナ
が、これらのフアスナの首下部において破砕可能
なフアスナ保持部材により連結される一方、壁部
が上記多数本のフアスナの並列方向に直鞘状を成
すとともに上記壁部の長手方向の両端が開放され
この壁部にプッシヤと掛合するための掛合手段が
設けられた連結カートリツヂにより各フアスナの
ヘツドを上記壁部の長手方向にスライド可能に保
持して成ることを要旨とする。
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
詳細に説明するが、この本考案の説明の前提とし
て本考案に係る連結フアスナを使用するフアスナ
打込機のフアスナマガジンについて詳細に説明
し、それにより本考案の連結フアスナの使用態様
及び効果等が理解されるであろう。
先ず、第1図においては、フアスナマガジンの
一例としてのネジマガジン1を有するフアスナ打
込工具の一例としての空気式ネジ打込機2の一部
が断面で示され、かつ上記ネジマガジン1の全体
側面が示されている。上記空気式ネジ打込機2
は、打撃シリンダ・ピストン機構を内蔵する主ハ
ウジング部3と、図示しない圧縮エア貯溜室の大
部分を形成し上記主ハウジング部3と一体成形さ
れたハンドル部4とを有するハウジング5を有し
ている。打撃シリンダ・ピストン機構は打撃シリ
ンダ6とこの打撃シリンダ6に内装された打撃ピ
ストン(図示せず)とから成り、この打撃ピスト
ンにはロツド状ドライバ7が剛性結合されてい
る。打撃ピストンの往復動は、この打撃シリンダ
の上端に配設され、打撃シリンダの上室と圧縮エ
ア貯溜室との間の連通の成立及び遮断を制御する
ヘツドバルブ(図示せず)により制御される。ヘ
ツドバルブの制御は圧縮エア貯溜室からこのヘツ
ドバルブ内に形成された制御室に至る制御エア通
路に設けられた手動のトリガバルブ8により行わ
れ、このトリガバルブ8の手動操作はハウジング
5の一部に枢支されたトリガレバー9を介して操
作者により行われる。
上記打撃シリンダと同軸状に主ハウジング3の
下端から円筒状のノーズ10が突設されている。
このノーズ10内には軸方向にドライバガイド
孔11が形成されており、このドライバガイド孔
11内を上記ロツド状のドライバ7が往復的に打
撃ピストンにより駆動される。
ノーズ10の外周面にはこのノーズ10の軸方
向にスライドするトリガセイフテイアーム12の
被打込材接触部13が嵌装されている。このトリ
ガセイフテイアーム12の基端14はトリガレバ
ー9の一部と機構的に掛合するように関連付けら
れている。被打込材接触部13には打込深さ調整
用アタツチメント21が溶着されている。
上記ハンドル部4とほぼ並列にネジマガジン1
が配設され、このネジマガジン1の前端(第1図
中、ネジマガジン1の左端)はノーズ10を含む
ノーズブロツク32に取付けられ、ネジマガジン
1の後端(第1図中、ネジマガジン1の右端)は
ハンドル部4の後部から下方に延びたブラケツト
15に取付けられている。
ネジマガジン1の前端はドライバガイド孔11
に連続しており、ネジマガジン1からドライバガ
イド孔11に向つて、連結ネジ16(第10図参
照)が、上死点に静止するドライバ7の下端より
も下方位置に一本づつ送り込まれる。
上記ネジマガジン1の構造は特に第1図と第1
0図とに詳しく図示されている。第10図におい
てはネジマガジン1の前端が図中右側に位置し、
ネジマガジン1の後端が図中左側に位置してい
る。直鞘状のネジマガジン本体17の上部には、
連結ネジ16の連結カートリツヂ20をネジマガ
ジン本体17の長手方向にスライドしながら往復
案内するためのカートリツヂ案内部22が形成さ
れている。
上記連結カートリツヂ20は合成樹脂を材料と
して作られており、下向きに開口したC字型の断
面を呈する。この連結カートリツヂ20の上壁2
0bの前端及び後端近くにはそれぞれ掛止孔20
c及び20dが穿設されている。この連結カート
リツヂ20は連結ネジを構成する各ネジ19の各
拡径ヘツド18を一定間隔を以つて保持してい
る。これらの拡径ヘツド18の保持は合成樹脂に
具わる弾性により行われ、連結カートリツヂ20
に若干の力を連結ネジ16の長手方向に作用させ
れば、拡径ヘツド18の列からこの連結カートリ
ツヂ20を抜き取ることができる。上記連結カー
トリツヂ20は弾性のある金属等の材料で作られ
ていてもよい。
ネジマガジン本体17の前端及び後端側にのみ
上記カートリツヂ案内部22の上端を閉じる上カ
バープレート23及び24が設けられている。ネ
ジマガジン本体17の前端に配設された上カバー
プレート23とネジマガジン本体17の後端に配
設された上カバープレート24との間において
は、カートリツヂ案内部22の上端は開放され、
連結ネジ16をネジマガジン本体17に装填する
ための装填用開口部25をを成している。即ち、
ネジマガジン1は上入れ方式のマガジンに属す
る。
上記カートリツヂ案内部22に連続してこのカ
ートリツヂ案内部22の下方にはネジ19の首下
部26がネジマガジン本体17の長手方向に沿つ
て移動するためのネジ首下案内部27が形成され
ている。このネジ首下案内部27の横内幅はカー
トリツヂ案内部22の横内幅よりも狭く、それに
よりカートリツヂ案内部22の下端には、ネジマ
ガジン本体17の長手方向に走る肩部28が形成
される。
上記ネジ首下案内部27の側方に膨れ出すよう
な形状で、プツシヤバネ30を構成する帯鋼31
を展開した状態で収納するための帯鋼収納部29
がネジマガジン本体17の長手方向に形成されて
いる。
プツシヤバネ30は渦巻きバネに属する種類の
ものであつて、主ハウジング部3の底部を閉鎖す
るノーズブロツク32の側方に、かつノーズ10
に隣接して突出するように形成されたプツシヤバ
ネ取付台33に帯鋼31の図示しない一端が固定
されている。帯鋼31の他端31aはプツシヤ3
4の側面34aにピン35により固定されてい
る。プツシヤ34はプツシヤバネ30の復元力に
よりネジマガジン本体17の後方から前方へ常時
付勢されている。
上カバープレート23の前端部23aがノーズ
ブロツク32内に嵌挿された状態で、ネジマガジ
ン本体17は空気式ネジ打込機2に取付けられて
いるが、ノーズブロツク32の側において、上カ
バープレート23の前端部23aよりも前方であ
つて、かつこの前端部23aに隣接してカートリ
ツヂストツパ89が形成されている。このカート
リツヂストツパ89は、ネジマガジン本体17の
カートリツヂ案内部22の断面積よりも小さい断
面積を有する孔を囲む壁面であり、連結ネジ16
の連結カートリツヂ20の前進をドライバガイド
孔11から一定距離だけ離れた位置で阻止する機
能を果す。
上カバープレート23及び24間に、かつ帯鋼
収納部29の外側面36には2個のコ字型枢軸受
37及び38が相互に一定間隔を保持して固着さ
れている。これらの枢軸受37及び38と対を成
す枢軸受39及び40が断面L字型のマガジンカ
バー41の内側面42に相互に一定間隔を保持し
固着されている。
枢軸受37と39とが、および枢軸受38と4
0とが組合され、これらの枢軸受の組合せには頭
付ピン43が嵌挿される。この頭付ピン43には
捩りコイルバネ44が巻装される。この捩りコイ
ルバネ44の一端44a及び他端44bは上向き
に配置され、かつ捩りコイルバネ44の一端44
aは帯鋼収納部29の外側面36に掛止され、捩
りコイルバネ44の他端44bはマガジンカバー
41の内側面42に掛止される。このためにマガ
ジンカバー41には常時バネ荷重が負荷されるこ
とになり、第7図及び第8図中、このマガジンカ
バー41を時計方向に回転させようとする力が働
く。しかしながら、ネジマガジン本体17中に連
結ネジ16が装填されているときには、帯鋼収納
部29の外側面36とマガジンカバー41の内側
面42との間にマガジンカバーロツク45の一部
が挿入されて、スペーサの機能を果し、マガジン
カバー41の上部41aはネジマガジン本体17
の装填用開口部25を閉鎖している。上記マガジ
ンカバーロツク45の一部がネジマガジン本体1
7の後方に抜き出されると、マガジンカバー41
はその上部41aが装填用開口部25を開放する
ように捩りコイルバネ44の復元力により時計方
向に回転される。
上記枢軸受38よりも、ネジマガジン本体17
の後方部分に、かつこのネジマガジン本体17の
一側壁48には弓形状のレリーズプレートピン孔
46が穿設されている。このレリーズプレートピ
ン孔46の上方にあたる帯鋼収納部29の外側面
36の一部には、レリーズプレートガイド溝49
がこの外側面36の横断方向に形成されている。
このレリーズプレートガイド溝49の上方にあた
るネジマガジン本体17の一部には矩形状のレリ
ーズプレート用窓50が穿設されている。このレ
リーズプレート用窓50はカートリツヂ案内部2
2の下部とネジ首下案内部27の上部との一部を
開設して形成されている。
上記レリーズプレートピン孔46の後方にあた
るネジマガジン本体17の一側壁48の一部には
プツシヤロツクピン孔47が穿設されている。上
記レリーズピン孔46の弓形状はプツシヤロツク
ピン孔47を中心とする円弧の一部を成してい
る。
ネジマガジン本体17の一側壁48の後部に、
このネジマガジン本体17の長手方向に沿つて矩
形状のスロツト51がネジマガジン本体17の後
端から上カバープレート24の前端位置にあたる
部位まで入り込んで形成されている。ネジマガジ
ン本体17の後端の近くに、上記スロツト51を
挾んでネジマガジン本体17をサポート15に固
定するための2個の取付孔52が穿設されてい
る。
上記ネジマガジン本体17の他側壁53にはこ
のネジマガジン本体17の前端から後端に至るま
でネジマガジン本体17の長手方向にスリツト5
4が形成されている。このスリツト54内をプツ
シヤ34のハンドル55が移動する。
上記プツシヤ34の構造の詳細は第1図及び第
10図に示されている。このプツシヤ34の構造
を説明すれば以下の通りである。即ち、プツシヤ
34は、その上端に、連結ネジ16の各ネジ19
の拡径ヘツド18を押すためのヘツド押し部56
を具え、このヘツド押し部56に連続して各ネジ
19の首下部26を押すためのネジ首下押し部5
7を具えている。ヘツド押し部56は連結ネジ1
6の連結カートリツヂ20の内部に挿入され、各
ネジ19の拡径ヘツド部18のみを押す。ヘツド
押し部56の前面56aは若干テーパを付けて形
成され、ネジ19の拡径ヘツド18及び首下部2
6ともそれぞれヘツド押し部56及びネジ首下押
し部57に接触するのに適している。
プツシヤ34のヘツド押し部56の上面56a
からネジ首下押し部57の一部に入り込んでエジ
エクトピン嵌挿孔58が形成されている。このエ
ジエクトピン嵌挿孔58に嵌挿されるエジエクト
ピン59は第10図に示すように、上端にテーパ
面60が形成されている。エジエクトピン59の
下端面61は平面形状である。上記エジエクトピ
ン59はネジマガジン本体17に対して方向性を
以つてエジエクトピン嵌挿孔58中に嵌挿され
る。即ち、エジエクトピン59のテーパ面60の
前端60aはテーパ面60の後端60bに対して
低くなるように定められているから、上記テーパ
面60はこのネジマガジン本体17の前方から後
方に向つて漸高する。エジエクトピン59の方向
性は、プツシヤ34のネジ首下押し部57の側面
から、エジエクトピン嵌挿孔58と交わり、かつ
このエジエクトピン嵌挿孔58の横断方向に嵌挿
された止めピン62とエジエクトピン59の後部
側面59aに形成されたストツパ溝63との遊嵌
関係により維持される。上記エジエクトピン59
は、エジエクトピン嵌挿孔58内に配装された圧
縮コイルバネ型のエジエクトピン付勢バネ64に
より常時上方に付勢されている。
上記ネジ首下押し部57の下端部において、こ
の下端部の前端には引込んでロツク用肩部65が
形成されている。
他方、ネジ首下押し部57の下端部において、
その後部側にはプツシヤ34の前方から後方に向
つて漸高するテーパ面66が形成されている。こ
のテーパ面66は、プツシヤ34をネジマガジン
本体17の後端近くまで移動させる際にプツシヤ
ロツクプレート67の一部と掛合してこのプツシ
ヤロツクプレート67を押し下げる(第1図中、
プツシヤロツクプレート67を反時計方向に枢動
させる)ように機能する。
ネジ首下押し部57の側面34aには既述の通
りプツシヤバネ30を構成する帯鋼31の他端3
0aが固定されている。ネジ首下押し部57の側
面34aには、スリツト54からネジマガジン本
体17の外部に突出するハンドル55が設けられ
ている。
上記プツシヤロツクピン孔47には、プツシヤ
ロツクプレート67を枢支するプツシヤロツクピ
ン68が嵌挿される。プツシヤロツクプレート6
7はネジマガジン本体17の内部にあり、かつ第
1図及び第10図に示すようにほぼ逆ヘ字型形状
を呈し、上端にロツク用突出部69を有してい
る。プツシヤロツクプレート67の前部には円形
孔状のレリーズプレートピン孔70が穿設されて
いる。他方、プツシヤロツクプレート67の後部
には円形孔状のプツシヤロツクピン孔71が穿設
されている。プツシヤロツクプレート67はその
後部において、プツシヤロツクピン68により枢
支される。このプツシヤロツクピン68には捩り
コイルバネ72が巻装され、この捩りコイルバネ
72の一端72a及び他端72bはネジマガジン
本体17の長手方向に対して前向きに突出し、か
つ捩りコイルバネ72の一端72aはプツシヤロ
ツクプレート67の下端側に掛止され、捩りコイ
ルバネ72の他端72bはネジマガジン本体17
の内底面73に掛止されている。これにより、プ
ツシヤロツクプレート67は第1図中時計方向に
常時付勢されている。
プツシヤロツクプレート67のレリーズプレー
トピン孔70に挿入され、レリーズプレート74
をネジマガジン本体17に支持するためのレリー
ズプレートピン78がレリーズプレートピン孔4
6に挿入される。
上記レリーズプレート74は第10図に示され
ている通り、中央にコ字型の連結部75を有し、
この連結部75の上端にはカートリツヂ接触部7
6が連結され、他方、連結部75の下端には作業
端部77が連結されている。この作業端部77の
下端近くにはレリーズプレートピン孔46及びレ
リーズプレートピン孔70に対応して、レリーズ
プレートピン78が挿通されるためのレリーズプ
レートピン挿通長孔79が穿設されている。この
レリーズプレートピン挿通長孔79はレリーズプ
レート74の横軸方向に長くなつており、このレ
リーズプレート74の、ネジマガジン本体17の
長手方向における前後方向の若干の移動をレリー
ズプレートピン74に対して許容する。
カートリツヂ接触部76はレリーズプレート用
窓50を経てネジマガジン本体17のカートリツ
ヂ案内部22の内部に入り込み、カートリツヂ接
触部76の上端面76aは第8図に示すように装
填用開口部25を構成するネジマガジン本体17
の一側壁48の上端面48aと同じ高さまで上昇
し得る。
レリーズプレート74の上端面76aは、連結
ネジ16がネジマガジン本体17に装填される
と、連結カートリツヂ20の下端面20aに接触
し、連結カートリツヂ20がマガジンカバー41
の手動閉鎖動作により押下げられることに伴つて
第7図に示す位置まで押下げられる。
ネジマガジン本体17の後端にはマガジンテー
ルプレート80が、ネジマガジン本体17の一側
壁48と他側壁53との間に組付けられている。
このマガジンテールプレート80の前端面80a
にはバネ受け凹部81が形成されている。
他方、このマガジンテールプレート80と共働
するマガジンカバーロツク45は直方体形状のロ
ツクブロツク82、バネ受けブロツク83、及び
これらのブロツク82及び83を連結する連結部
84から構成されている。
ロツクブロツク82はネジマガジン本体17の
一側壁48の外部に突出し、その横幅は、第3図
に示すように、閉鎖された位置にあるマガジンカ
バー41の内側面42とネジ首下案内部27の外
側面との間の距離に等しくなるように設定されて
いる。ロツクブロツク82の前端部82aがネジ
マガジン本体17の一側壁48とマガジンカバー
41との間に入り込み、スペーサとして機能す
る。
バネ受けブロツク83はネジマガジン本体17
の内部を移動し、このバネ受けブロツク83には
その後端が完全に開口したU字状のバネ収納溝8
5が形成されている。このバネ収納溝85の前端
は前壁部86により閉鎖されている。
連結部84はスロツト51に沿つて移動する。
この連結部84の前端面84aはバネ受けブロツ
ク83の前端面83aとともに同一平面を構成す
る。
マガジンテールプレート80のバネ受け凹部8
1とバネ受けブロツク83の前壁部86との間に
は圧縮コイルバネ87が介装されている。第3図
に示すように圧縮コイルバネ87が最も伸びてい
るときには、マガジンカバーブロツク45の連結
部84の前端面84aがスロツト51の前端51
aに当接しており、ロツクブロツク82の前端部
82aがネジマガジン本体17とマガジンカバー
41との間に挿入され、バネ受けブロツク83の
前端面83aは第1図から理解できるようにプツ
シヤ34の後端面34bには接触していない。
以上、主に構造を詳しく説明したネジマガジン
1の作用・効果をその使用方法と関連させて説明
する。先ず、第1図においてはプツシヤ34はネ
ジマガジン本体17に対して後方停止位置にあ
り、プツシヤ34のロツク用肩部65がプツシヤ
ロツクプレート67のロツク用突出部69に掛止
されている。プツシヤロツクプレート67は、レ
リーズプレートピン78がレリーズプレートピン
孔46の上端に当接するまでに捩りコイルバネ7
2の復元力により第1図中時計方向に回転されて
おり、この結果、レリーズブレート74は最上端
で静止している。
他方、手動閉鎖操作によりマガジンカバー41
は装填用開口部25を完全に閉鎖し、マガジンカ
バーロツク45は圧縮コイルバネ87の復元力に
より最前位置まで移動し、ロツクブロツク82の
前端部82aはマガジンカバー41とネジマガジ
ン本体17の一側壁48との間に進入し、マガジ
ンカバー41が回転しないようにロツクしてい
る。
他方、マガジンカバーロツク45の連結部84
の前端面84aがスロツト51の前端51aに当
接している。しかしながら、バネ受けブロツク8
3の前端面83aとプツシヤ34の後端面34b
との間には若干の隙間が残されている。
この間、プツシヤバネ30はほとんど最も展開
した状態にあり、引き出された帯鋼31はネジマ
ガジン本体17の帯鋼収納部29内に位置してい
る。
第1図に示された状態から、操作者がプツシヤ
34を更に後方(第1図中、右方)に引くとこの
プツシヤ34の後端面34bがマガジンカバーロ
ツク45のバネ受けブロツク83にその前端面8
3aにおいて当接し、マガジンカバーロツク45
は圧縮コイルバネ87を圧縮しながら継続して後
退させられる。これにより、ロツクブロツク82
の前端部82aがマガジンカバー41とネジマガ
ジン本体17の一側壁48との間から抜き出さ
れ、マガジンカバー41は捩りコイルバネ44の
復元力により第8図中時計方向に回転され、装填
用開口部25を開放する。
マガジンカバー41が回転した後に、プツシヤ
34のハンドル55から操作者が手を離しても、
このプツシヤ34はプツシヤロツクプレート67
のロツク用突出部69に阻止されるため、ネジマ
ガジン本体17の長手方向において若干前進した
後停止する。他方、マガジンカバーロツク45
も、圧縮コイルバネ87の復元力によりネジマガ
ジン本体17の前方に移動するが、そのロツクブ
ロツク82の前端部82aはマガジンカバー41
の後端面41bに阻止されて、このマガジンカバ
ー41とネジマガジン本体17の一側壁48との
間に入り込むことはできない。
この状態において、第10図に示すように装填
用開口部25を経てネジマガジン本体17の上方
から連結ネジ16をこのネジマガジン本体17内
に装填し、その後マガジンカバー41を操作者が
手動で装填用開口部25を閉鎖するように回転さ
せる。これにより、マガジンカバーロツク45の
ロツクブロツク82の前端部82aはマガジンカ
バー41とネジマガジン本体17の一側壁48と
の間に圧縮コイルバネ87の復元力により挿入さ
れ、マガジンカバー41が装填用開口部25を閉
鎖した状態でこのマガジンカバー41をロツクす
る。
同時に、連結ネジ16の連結カートリツヂ20
の下端面20aはマガジンカバー41からの力を
受けてカートリツヂ接触部76の上端面76aを
介してレリーズプレート74を押下げる。このレ
リーズプレート74の下方移動により、第1図
中、プツシヤロツクプレート67が反時計方向に
回転し、このプツシヤロツクプレート67のロツ
ク用突出部69とプツシヤ34のロツク用肩部6
5との咬合が解除され、プツシヤ34はプツシヤ
バネ30の復元力によりネジマガジン本体17内
を前方に移動し、連結ネジ16をその後端部から
ネジマガジン本体17の前方へ押す。以上の動作
により連結ネジ16の打込準備が完了する。
図示しない被打込材に連結ネジ16の各ネジ1
9を継続して打込んでいくと、プツシヤ34はネ
ジ19の拡径ヘツド部18及び首下部26に当接
しながら前進する。この際、プツシヤ34のエジ
エクトピン59はそのテーパ面60が前方から後
方に向つて漸高するように形成されているため、
連結カートリツヂ20の上内壁面20eと摺動
し、プツシヤ34の前進移動を妨げない。
連結ネジ16の各ネジ19の首下部26を連結
するネジ保持部材88は合成樹脂で作られてお
り、各ネジ19が被打込材に打込まれる際に切断
される。他方、連結カートリツヂ20は、ノーズ
ブロツク32のカートリツジストツパ89により
その前端部20fが固定され、ネジマガジン本体
17のカートリツヂ案内部22内に残る。
連結ネジ16の各ネジ19が順次打込まれ、プ
ツシヤ34がネジマガジン本体17内を前進し、
連結ネジ16の最後のネジ19をノーズ10内に
送り込むと、エジエクトピン59がエジエクトピ
ン付勢バネ64に押上げられて掛止孔20cから
飛び出す。この状態から、プツシヤ34をハンド
ル55を介して後方に引くとエジエクトピン59
の後部側面59aと掛止孔20cの後内壁とが掛
合し、連結カートリツヂ20もプツシヤ34と一
体になつてカートリツヂ案内部22内を後方に移
動し、ネジマガジン本体17の後端から飛び出
す。プツシヤ34をプツシヤロツクプレート67
により停止させた後、操作者が連結カートリツヂ
20を更にネジマガジン本体17の後方に引き出
すと、今度はエジエクトピン59のテーパ面60
の作用によりこのエジエクトピン59と掛止孔2
0cとの掛合が外れ、連結カートリツヂ20はネ
ジマガジン本体17から排出される。マガジンカ
バー41を開く操作は既述の通りである。
マガジンカバー41が開いている状態から、連
結ネジ16をネジマガジン本体17に装填しない
で、このマガジンカバー41を手動で閉じるとマ
ガジンカバーロツク45が圧縮コイルバネ87の
復元力により前進し、マガジンカバー41を閉じ
た状態でロツクする。しかし、マガジンカバー4
1の上部41aはカートリツヂ接触部76の上端
面76aに接触しないから、レリーズプレート7
4は押下げられることなく、それゆえ、プツシヤ
ロツクプレート67もその最上端に静止したまま
の状態であるで従つて、プツシヤ34はプツシヤ
ロツクプレート67に咬合し、停止した状態を維
持する。
上記の実施例においては、掛止孔20c及び2
0dは連結カートリツヂ20の両端近くに設けら
れているが、これらの掛止孔は連結カートリツヂ
20の上壁の長手方向に多数並列されていてもよ
い。
更に、上記掛止孔は連結カートリツヂ20のい
ずれか一方の側壁又は下壁に設けられていてもよ
く、更に側壁の長手方向に多数並列されていても
よい。
上記の実施例においては、連結カートリツヂ2
0に掛止孔20c及び20dが形成されていた
が、第11図に示すように連結カートリツヂ90
の長手方向の両端に91bを設けるようにしても
よい。この場合においても、エジエクトピン59
とこれらのノツチ91a及び91bとの掛合関係
は、エジエクトピン59と掛止孔20c及び20
dとの掛合関係と同じである。上記ノツチ91a
及び91bは連結カートリツヂ90の側壁又は下
壁に設けられていてもよい。
第12図及び第13図には、更に他の実施例で
ある連結カートリツヂ92が示されている。即
ち、連結カートリツヂ92の上内壁面92aの両
端近くには一定間隔を以つて数本の波形突条93
が設けられている。
他方、第14図に示すように、プツシヤ94の
上端に形成されたヘツド押し部95は上向きに開
口したC型の断面を呈している。このC型溝96
に第15図に示すような板バネ97が組付けられ
る。この板バネ97の位置規制はC型溝96の底
面部上の2個の突起98により行われる。板バネ
97の中央部位には円筒状の咬合部99が突出し
ており、この咬合部99がヘツド押し部95の上
面95aから更に上方に突出する。咬合部99の
両端に設けられている2個の組付片部100の一
部がC型溝96の上内壁面に当接し、更に組付片
部100の他の一部がC型溝96の底面部に当接
し、底面部上の突起98により板バネ97は完全
に固定される。
上記咬合部99は連結カートリツヂ92の端部
近くにある波形突条93と咬合するが、連結カー
トリツヂ93の後端近くにある波形突条93と
は、プツシヤバネ30のばね力により打込ネジ1
9が次第に打込まれることに伴つて引き離され
る。
他方、打込ネジ19が最後の一本まで打込まれ
てマガジン本体17内に残留した連結カートリツ
ヂ92をマガジン本体17外に排出する際には、
連結カートリツヂ92の移動に対する抵抗がほと
んど存在しないので、板バネ97の咬合部99と
連結カートリツヂ92の前端近くにある波形突条
93との掛合によりプツシヤ34と一体になつて
マガジン本体17の後端から引き出される。この
プツシヤ34からの連結カートリツヂ92の引き
離しは操作者が板バネ97の咬合部99と波形突
条93との掛合を外すことにより行われる。上記
波形突条93は連結カートリツヂ92の側壁又は
下壁のいずれに設けられていてもよい。更に、上
記連結カートリツヂ92の長手方向に多条形成さ
れていてもよい。
上記いずれの実施例においても、フアスナが打
込ネジの場合について説明したが、釘、ピン又は
ステープル等であつても連結カートリツヂを使用
する連結フアスナであれば本考案を適用すること
ができる。
このように本考案の連結フアスナによれば、こ
の連結フアスナを構成するフアスナをノーズの方
へ送る際にはプツシヤは自由にフアスナを押すこ
とができるとともに、他方連結フアスナをマガジ
ン本体の後方に引出す際にはプツシヤをマガジン
本体の後方に引く操作に連動して連結カートリツ
ヂ又は連結フアスナも一体となつて引出され連結
カートリツヂの排棄作業がスムースに行われ得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る連結ネジを使
用する空気式ネジ打込機の一部省略断面図、第2
図は上記空気式ネジ打込機の後面図、第3図は、
上記空気式ネジ打込機に組込まれたネジマガジン
の底面図、第4図は第1図における−線断面
図、第5図は第1図における−線断面図、第
6図は第1図における−線断面図、第7図は
第1図における−線断面図、第8図は第7図
と同じ断面を示しているが、連結ネジが装填され
ていない状態を示すネジマガジンの断面図、第9
図は第1図における−線断面図、第10図は
上記ネジマガジンの分解斜視図、第11図は本考
案の他の実施例である連結フアスナの斜視図、第
12図は本考案の更に他の実施例である連結カー
トリツヂの底面図、第13図は第12図における
−線断面図、第14図は本考案の更に他
の実施例に関するプツシヤの斜視図、第15図は
このブツシヤに組付けられる板バネの斜視図であ
る。 16……連結ネジ、18……拡径ヘツド、19
……ネジ、20……連結カートリツヂ、20c及
び20d……掛止孔(掛合手段)、26……首下
部、34……プツシヤ、59……エジエクトピ
ン、88……ネジ保持部材、90……連結カート
リツヂ、91a及び91b……ノツチ(掛合手
段)、92……連結カートリツヂ、93……波形
突条(掛合手段)、94……プツシヤ、97……
板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定間隔を以つて互いに平行に並列された多数
    本のフアスナが、これらのフアスナの首下部にお
    いて破砕可能なフアスナ保持部材により連結され
    る一方、壁部が上記多数本のフアスナの並列方向
    に直鞘状を成すとともに上記壁部の長手方向の両
    端が開放されこの壁部にプツシヤと掛合するため
    の掛合手段が設けられた連結カートリツヂにより
    各フアスナのヘツドを上記壁部の長手方向にスラ
    イド可能に保持して成る連結フアスナ。
JP3630580U 1980-03-19 1980-03-19 Expired JPS6140964Y2 (ja)

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JP3630580U JPS6140964Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

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JPS56151777U JPS56151777U (ja) 1981-11-13
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