JPS6140358A - シリコーンエラストマー生成用組成物 - Google Patents

シリコーンエラストマー生成用組成物

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JPS6140358A
JPS6140358A JP16422485A JP16422485A JPS6140358A JP S6140358 A JPS6140358 A JP S6140358A JP 16422485 A JP16422485 A JP 16422485A JP 16422485 A JP16422485 A JP 16422485A JP S6140358 A JPS6140358 A JP S6140358A
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carbon atoms
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silane
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Dow Silicones Belgium SPRL
Dow Silicones UK Ltd
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Dow Corning Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬化状態において素地への接着性が改良され
たシリコーンエラストマー生成用組成物に関し、さらに
そのような改良された接着性を助成する組成物にも関す
る。
A叡Δ皮」 通常の環境温度で硬化してエラストマーを生成できるシ
リコーンエラストマー生成用組成物は業界に周知である
。この種の組成物は2つの型のものとして入手できる。
すなわち1つの型は、1個の容器に入れて供給され、大
気中の湿気にさらされると硬化する組成物(1液型組成
物)より成る。
もう1方の型のものは2個の容器(即ち2部分)に入れ
て供給される組成物であって、これら2個の容器の内容
物を所定の割合で混合すると硬化する組成物(2液量組
成物)からなる。通常、後者の型の組成物の一方の容器
は末端がヒドロキシル基のポリジオルガノシロキサンと
、1種または複数種の充填剤とを含み他方の容器はケイ
素に結きしたアルコキシ基またはアルコキシアルコキシ
基を1分子当たり平均2個以上有するシランまたはシロ
キサンと硬化触媒とを含有する。他の添加物例えば付加
的充填剤、可塑剤および顔料はどちらかの容器または両
方の容器に入れておくことができる。
そのような2つの容器の型の組成物(2液量組成物)は
例えば英国特許第841,825号、第844,128
号、第867.511号および第938,399号に記
載されている。
■が ゛しようと る口 上記2液量組成物はある種の用途に対し、硬化したエラ
ストマーの素地への接着性の改良、例えばガラス、アル
ミニウムあるいはコンクリートへの接着性の改良がしば
しば望まれる。接着性の改良はアミノ置換有機基を分子
中に有するシランまたはシロキサンを組成物中に混合す
ることにより実現できることは既知である。そのような
接着助成剤の1種はアミノプロピルトリエトキシシラン
である。2液量組成物に対する他の既知の接着助成剤は
グリシドオキシプロビルトリメトキシシランである。こ
れら両方のシランは広範囲の素地に対して良好な接着性
を付与するけれども、その接着結合は湿潤状態で急速に
劣化することがこれまでに分かっている。
。  を ゛  るt・めの 我々は意外にも、2液量組成物の湿潤状態での接着性の
改良は、アミノ置換シランと、エポキシ基含有シランと
の両方を組成物に配合することにより実現できることを
見出した。
従って、本発明は、(A)末端がシラノール基であるポ
リジオルガノシロキサン;(B)6個以下の炭素原子を
有するアルコキシ基及びアルコキシアルコキシ基から選
ばれたケイ素原子に結合した基を分子内に少なくとも3
個有するケイ素化合物である、(A)に対する架橋剤;
(C)カルボン酸の金属塩または有機金属塩;(D)一
般式 %式%) で表されるシラン(式中、Rは水素原子、 1〜4個の
炭素原子を有するアルキル基、または炭素−窒素結合を
介して窒素原子に結合していて、少なくとも1個のアミ
ノ基を含有する脂肪族炭化水素基であり、R′は3〜6
個の炭素原子を有するアルキレン基で、Xは1〜6個の
炭素原子を有する1価炭化水素基であり、Yは6個以下
の炭素原子を有するアルキル基またはアルコキシアルキ
ル基で、aは0または1の値を有する)、および(E)
一般式 %式%) で表わされるシラン(式中、Zは少なくとも1個の式 で表わされる基を有し炭素、水素および酸素より成る有
機基で、しは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基ま
たはフェニル基で、Mは6個以下の炭素原子を有するア
ルキル基またはアルコキシアルキル基であり、bはOま
たは1の値を有する)を混合することによって得られる
生成物から成る組成物を提供するにある。
本発明はまた、上記成分(A)〜(E)を混合し、その
後で得られた組成物を硬化することを包含する、エラス
トマーの製造方法をも提供する。
1胆 ポリジオルガノシロキサン(A>における有機置換基は
低級脂肪族炭化水素基、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基またはビニル基、フェニル基あるいはフッ素化
炭化水素基、例えば3,3.3−トリフルオロプロビル
基であることができる。
好適には置換基の少なくとも50%がメチル基であって
、残りの基はフェニル基およびビニル基より選ばれる。
最も好適なポリジオルガノシロキサンは、ポリジメチル
シロキサンである。ポリジオルガノシロキサンの粘度は
臨界的ではなくて、最終製品の意図した用途を含めた様
々な要因によって決められる。一般には25℃で500
ないし100.000mPaの範囲内の粘度を有するポ
リジオルガノシロキサンを使用することができるが、好
適なポリジオルガノシロキサンは25℃で1.000な
いし75 、OQ 0mPaの範囲の粘度を有するもの
である。ポリジオルガノシロキサン(A)は既知の物質
である。それらは室温加硫シリコーンエラストマーの製
造に広く使用され、一般式 %式%) (式中R”は有機置換基、例えばメチル基で、またXは
整数であって、好適には約300ないし1.500の平
均値を有する)により表すことができる。
架橋剤<B)としては、ケイ素に結合したアルコキシ基
またはアルコキシアルコキシ基を分子内に少なくとも3
個有する任意のシリコーン化合物またはその混合物を使
用することができる。このシリコーン化合物はシランで
あってもシロキサンであってもよい。そのようなシリコ
ーン化合物の例はアルキルオルトシリケート例えばエチ
ルオルトシリケートおよびプロピルオルトシリケート、
アルキルポリシリケート例えばエチルポリシリケートお
よびI+−プロピルポリシリケート、モノオルガノトリ
アルコキシシラン例えばメチルトリメトーキジシラン、
エチルトリメトキシシラン、メチルトリロープロポキシ
シラン、ブチルトリエトキシシランおよびフェニルトリ
メトキシシランである。
その他のシリコーン化合物で使用できるものはS i(
OCH2CH20CH3)+およびケイ素に結合した例
えばメトキシ基またはエトキシ基のようなアルコキシ基
を含むメチルポリシロキサンが含まれる。一般に好適な
架橋剤(B)はケイ素に結合したアルコキシ基を3個ま
たは4個有するシラン、あるいはそのようなシランを部
分加水分解して縮合した生成物である。シリコーン化合
物(B)は一般に末端がシラノールであるポリジオルガ
ノシラン(A)100重量部当り約1ないし約15重量
部の割合で使用される。
本発明の組成物の成分(C)は硬化触媒であって、カル
ボン酸の金属塩または有機金属塩より成る。
金属は例えば亜鉛、コバルトまたは鉛であることができ
るが、好適にはスズである。塩(C)の例は、ナフテン
酸亜鉛、オクタン酸鉛、オクト酸スズ(■)、ジブチル
スズジラウレート、ジブチルスズ−ジオフートエートお
よびジブチルスズジバーサテートである。硬化触媒(C
)は一般には(A)の重量を基準にして0.1 ないし
10%の割合で使用されるつ (A)、(B)および(C)より成る組成物は、有機ケ
イ素業界では既知であって、市販材料に含まれている。
この種の組成物は例えば英国特許第841.825号、
第844.218号および第938.399号明細書に
記載されている。
本発明の組成物の成分(D>は分子中にケイ素に結合し
た炭化水素オキシ基と、少なくとも1個のアミノ基を含
んでケイ素に結合している炭化水素基(好適には12個
以下の炭素原子を有するンとを1種または複数種のシラ
ンより成る。シラン(D)の一般式において、置換基R
は水素、低級アルキル基、または少なくとも1個のアミ
ノ基を含む脂肪族基である。それ故にRは例えばH、メ
チル基、エチル基、プロピル基、基 −(CH2・c H2・N H)zH(式中、Zは整数
で、好適には1または2である。)あるいは基H2NQ
  (式中、Qは2価の炭化水素基、例えば−CH−C
H3CH2−1(CH2,)4−または−(CH2)5
−である)であることができる、置換基Yは例えばメチ
ル基、エチル基またはメトキシエチル基である。成分(
D)として好適なものは、式 %式% で表される化合物(式中、R゛は3個または4個の炭素
原子を有するアルキル基例えば−(CH2)3−または
−CH2CH−CHa CH2−であり、また各Yはメ
チル基、エチル基またはメトキシエチル基である)であ
る。
本組成物の成分(F、)としては、ケイ素に結合した炭
化水素オキシ基と、エポキシ基を含有していてケイ素に
結合している有機基とを有する1種または複数種のシラ
ンが使用される。シラン(E)の一般式では、置換基Z
はエポキシ基を含み炭素、水素および酸素より成る任意
の有機基である。このような置換基の例は一般式 %式% で表され、ここにQ′は2価の基例えば−CH2CH2
−5(CH2)3−1 CH2CH−CH3CH2−、フェニレン、シクロヘキ
ルン、 CH2CH2<口Σ、 −CH2CH20CH2CH2−およびCH2CH20
CH(CH3) CH2−であり、基Mは例えばメチル
基、エチル基またはメトキシエチル基である。好適には
Zは基 (CH2)300 H2CHCH2 で、Mはメチル基またはエチル基である。
ガラス、アルミニウムおよびコンクリートへの湿潤状態
での硬化エラストマー接着性の改良は組成物中に存在す
るアミノシラン(D):エポキシシラン(E)モル比が
約0.1:1〜約3:1にある時に観察される。しかし
、最適の結果は(D):(E)のモル比が04:1〜0
.7:1の範囲にある時に得られるように思われる。湿
潤状態において硬化エラストマーの接着性が改良される
度合は硬化組成物中に混合される(D)と(F、)との
割合によっである程度きまる。最良の結果は使用される
(D)と(E)との全重量がポリジオルガノシロキサン
(A)の重量を基準として約1.5〜約4.5%である
時に得られる。4.5重量%を越えて使用してもよいが
、そのように多量に添加しても接着性がさらに改良され
るようになるとは思われない。
本発明の組成物は成分(A)ないしくE)を所望の割合
に単に混合するだけで製造される。しかし、(A)、(
B)および(C)より成る型の組成物、は2つの容器に
分けて入れた(2液型)製品として供給されるのが普通
であって、触媒(C)はポリジオルガノシロキサン(A
>とは別個の容器に収容される。
架橋剤(B)は(A)と混合してもよく、または(C)
と混合してもよいし、または両者と混合してもよい。使
用時に容器の内容を混合すると、硬化が始まる。従って
、シラン(E)はポリジオルガノシロキサン(A)との
混合物として容器に収容してもよく、またシラン(D)
は触媒との混合物として存在してもよい0組成物の貯蔵
安定性が要求される場合にはアミノシラン(D)を(A
)と混合すべきでないことが望ましい、しかし、最良の
結果は(D)と(E)とを一緒にしてから、エラストマ
ー生成組成物の残りの成分と混合する場合に得られるこ
とが判明した。従って、成分(D)と(E)とを一緒に
混合して、(A)、(B)および(C)を含む2つの容
器とは別個の容器に収容するのがよい。しかし好適には
(D>と(E)とを触媒<C>との混合物として容器に
収容してエラストマー生成組成物を2個の容器に入れた
(2液型)製品として供給する。(D)と(E)とを組
合わせることによって接着性が改良される理由は明らか
ではない。しかし混合するとシランが反応すること、お
よび湿潤状態での接着性の改良に寄与するのはその反応
生成物であるためであると考えられる。所望によっては
混合物を加熱して(例えば25−70℃に)反応速度ま
たは反応程度を増すことができる。しかし、そのような
加熱工程は必須要件ではない。
上に規定した成分(A)ないしくE、)の外に、本発明
の組成物はシリコーンエラストマー生成組成物に普通に
葎在する他の任意の成分を含ませることができる。特に
種々の充填剤例えばシリカエーロゲル、ケイ藻土、粉末
石英、酸化亜鉛、二酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化
鉄およびカーボンブラックを混合することもできる。同
様に存在することのできる他の成分は顔料、熱安定剤お
よびポリジオルガノシロキサン例えばトリオルガノシリ
ル単位例えばトリメチルシリル単位を分子の一端または
両端に有するポリジメチルシロキサンである。
本発明の組成物は硬化するとガラス、アルミニウム、コ
ンクリートおよびプラスチック、例えばポリカーボネー
ト、ポリエステルおよびABSのような素地に対して、
特仁湿澗状態で、良好な接着性を示す。従って、本発明
組成物はそのような接着性が要求される用途、例えばガ
ラスをはめた装置およびコンクリート構造物に対するシ
ーラントとして使用するのに特に適する。接着性が改良
される他に、硬化したエラストマーは公知のアミノシロ
キサン添加物を使用したエラストマーに比べて、水の吸
収が少ないことが観察された。
え1隨 重量%で表した以下に実施例(以下、単に例という)に
よって、本発明を説明する。文中%は重量%である。
九[ 2部系のエラストマー生成組成物を次のように製造した
: A部は 末端がシラノールのポリジメチルシロキサン(25℃で
12,500mPa)     50%炭酸カルシウム
         50%を混合して製造し、 B部は 5i(OCH2CH2CH3)+      25.8
%カーボンブラック        7.5%ジブチル
スズジラウレート   0.55%トリメチルシリルで
末端停止した ポリジメチルシロキサン(25℃で 12.500mPa)       66.15%を混
合して得た。
B部にNH2(CH2)3Si(OC2H5)g5.0
%とCH2−CH−CH20(CH2hSi(OCH3
h8.3%とを加え、アミノシラン:エポキシシランモ
ル比を0.65:1とした。この組成物を室温で24時
間放置した。
A部とB部とをAIO部当たりB1部の重量側台で充分
に混合し、生成した組成物を用いて「H試料」を作成し
、5NJF(フランス)試験方法85−504による試
験を行った。「H試料」はガラス、圧延したアルミニウ
ムおよびコンクリートの平行板(5cmX 5 cm+
)をそれぞれ使用し、硬イビしたエラストマーの矩形の
ビードが板の間の横木を形成させることにより造った。
コンクリートの「H試料」は50℃で3日間水中に置き
、板を毎分50IIIllの速さで引張って離し、試料
の破壊が起こった時の引張り力を記録しな。
破壊した試料も検査して破壊様式を確認した。エラスト
マーが内部的に破壊した場合には凝着破損と記録する。
接着層破損はエラストマーが裂けることなしに素地から
剥離した時に生ずる。凝着破損はエラストマーと素地と
の間の接着結合がエラストマー自体よりも強いことを示
している。境界破壊は分離がはっきりと接着破損による
ものではないが、エラストマー/素地の界面近くで起こ
る状態である。データ中凝着破損だけが明記されている
場合には、残りの破損の%は接着層破損である。
コンクリート試料について得られた結果は次の通りであ
った: 3    46    20%凝着破損ガラスとアルミ
ニウムとの試料を、50°Cと90℃とで次に示した期
間浸漬して、上記したように引離した場合の試験結果は
次の通りであった策上■創 ガラス      065100%凝着ガラス    
 75  32  80%凝着ガラス    100 
 25  30%凝着アルミニウム 100  30 
 80%凝着1λ 本例においては、シーラント組成物と触媒/接着助成剤
とを例1におけるように製造したが、ただγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランと7−−グリシドオキシプロ
ピルトリメトキシシランとの混合物を、0.85:1の
割合で組合わせたことが異なる。この混合物をB部にア
ミノシランが59%、エポキシシランが7.4%の割合
になるのに充分な量で加え、「H試料」はガラス素地を
使って作成した。シーラント中のこの接着助成剤がガラ
ス「H試料」で示した性能を第2表に示す。
第  2  表 0    64    100%凝着 75    25     30%凝着第1b表の結果
と比べると、第2表の結果は、例2の接着助成剤が供試
エラストマー生成組成物の中で効果が劣っていることを
示している。
匠よ 本例ではシーラント組成物と触媒/接着助成剤とを例1
におけるようにして製造したが、エポキシシランが2.
9%でアミノシランが187%の割合を与えるのに充分
な量のシランをB部の中に混合したことが例1とは異な
る。ガラス「H試料」におけるシーラント中でのこの接
着助成剤の性能を第3表に示す。
0   50   100%凝着 ’75    19     30%凝着100’  
   12     10%凝着例jヨ 本例では、シーラントと接着助成剤とを13’lJ 1
におけるようにして製造したが、ただB部を基準にして
エポキシシランが21.4%でアミノシランが13%の
割合を与えるのに充分な量のシラン混合物を添加したこ
とが例1とは異なる。ガラス「H試料」についての試験
から得られた結果を第4表に示す。
第一ユ先−j1 0     62   100%凝着 75      :21   100%接着層または境
界 乱Σ 本例ではシーラントと接着助成剤とを例1におけるよう
にして製造したが、ただN−(トリメトキシシリルプロ
ピル)エチレンジアミンをγ−アミノプロピルトリメト
キシシランの代わりに使用した点で例1とは異なる。ア
ミノ/エポキシ官能シランのモル比は0.45/1であ
って、この接着助成剤を、エポキシシランが9.4%で
アミノシランが4.2%の割合(B部の重旦を基準にし
て)を与えるに充分な量でB部に加えた。シーラントを
例1で記載したようにガラスと圧延したアルミニウムと
について試験した。結果を第5表に示す。
1−擾一」( 〃う」ダ 0     61   100%凝着 75     30    70%凝着100    
 21   100%接着層と境界 第5表に示した結果を第1b表に示した結果と比較する
と、本例の接着助成剤は例1で使用したシラン混合物で
得られた接着性に匹敵するシーラントの接着性をガラス
とアルミニウムとの素地に対して与えていることが分か
る。
医舌一 本例では、シーラントと接着助成剤とを例5におけるよ
うに製造したが、ただジアミン:エポキシ官能シランの
割合を0.25:1に、変え、充分な量のシラン混合物
をB部に加えて、エポキシシランが11%でアミノシラ
ンが2.7%とした点で例5とは異なる。生成したシー
ラントを例1で記載した手順に従って、ガラスと圧延し
たアルミニウムとに対する接着性で試験した。結果を第
6表に示す。
0     54   100%凝着 75     14   100%接着層と境界 100      8   100%接着層と境界 と境界 涯Lu」U歴 本比較例ではシーラントと接着助成剤とを例1における
ように製造したが、ただエポキシシランを省略して、ア
ミノシランだけを接着助成剤として使用した点で例1と
は異なる。B部の重量を基準にして12.8重量%の割
合のアミノシランをB部に加えた。生成したシーラント
でコンクリート、ガラスおよび圧延したアルミニウムの
素地を−使用した「H試料」を造り、例1におけるよう
にして接着性を試験した。結果を第7表に示す。
0     60   100%凝着 60     17    30%凝着した ルミニ 
ム ロ0     33    65%凝着と境界 2J];水1」【 75      8   100%接着層100   
 、  6   100%接着層第7表に示した結果を
第1a表および第1b表に示した結果と比較すると、本
発明の接着助成剤によって示される接着性の改良が明瞭
に示される。第7表の結果を第2表と第3表とに示した
結果と比較すると、本発明の接着助成剤の性能が、例7
(比較例)の従来技術の接着助成剤の性能よりも優れて
いて、しかもそれは本発明の接着助成剤を、アミノシラ
ンがエポキシシランに対して好適でない割合で使用され
た場合(例2)でも、好適でない濃度で使用された場合
(例3)でも現れることが分かる。
伝ffl爵上 本比較例では、例1の手順を繰り返したが、ただアミノ
シランを省略してエポキシシランだけを接着助成剤とし
て使用した点で例1とは異なる。。
B部の重量を基準にして13,7重量%の割合でエポキ
シシランをB部に加えた。生成したシーラントを使って
ガラスとアルミニウムとの素地について製作した「H試
料」について上記した50℃と90℃の水試験を行った
。結果を第8表に示す。
0     60   100%凝着 60     19    35%凝着75     
12    ’100%100%接界 100      4   106%接着層2象jン木
MJL 0     45    95%凝着 100      5   100%接着層第8表に示
した結果を第1表に示した結果と比較すると、本発明の
接着助成剤の性能は、接着助成剤としてエポキシ官能シ
ランだけを使用して得られる性能よりも、劇的に改良さ
れていることが示される。
匠2ふL艶舅工 本比較例では例1の手順を繰り逗えしたが、ただアミノ
シラン/エポキシシランのモル比が2.5である点で例
1とは異なる。アミノシランとエポキシシランとを、B
部の重量を基準にして、それぞれ9.2%と3.9%の
割合で加えた。本例によって製造したシーラントを例1
の手順に従って、ガラスと圧延したアルミニウムとの素
地について試験した。結果を第9表に示す。
第−−1−j1 0     64   100%凝着 6o      18    20%凝着したアルミニ
ウム 60     47    90%凝着第9表に示した
結果を第7表に示した結果と比較すると、アミノ官能シ
ラン/エポキシ官能シランのモル比が2.5であるよう
に成分を組合わせると、例1のシランから造った接着助
成剤は、ガラス接着性の改良を何ら示さないが、ある程
度のアルミニウム接着性の改良は明瞭になることが分か
る。
涯1」一 本例では、シーラントと接着助成剤とを例1に従って製
造したが、アミノシラン/エポキシシランの比を0.4
/1  にした、アミノシランとエポキシシランとをB
部を基準にしてそれぞれ3.7%と9.8%の割合で加
えた。生成したシーラントを使って、ガラスと圧延した
アルミニウムとの素地の「H試料」を造った。
例1に記載した試験を「H試料」に行い、その結果を第
10表に示した。
0     71   100%凝着 60     58    90%凝着か ルミニ ム ロ0     47    90%凝着50     
38    60%凝着75     30    5
0%凝着100      25     10%凝着
・第10表に示した結果を第7表と第8表とに示した結
果と比較すると、0.4のアミノシラン/工ボキシシラ
ンの比によって、シランだけを同じ濃度で加えてガラス
と圧延アルミニウムに施した場合のいずれよりも、ガラ
スと圧延アルミニウムとの素地に対してよりよいシーラ
ントの接着性が得られることを示している。
例−Lu上11■ 本比較例では、2液系のシリコーンシーラント組成物を
、A部として50.OOO+oPaの粘度の末端がシラ
ノールのポリジメチルシロキサン50%と5μに粉砕し
た石英充填剤50%とを混合して造り、さらにB部とし
てエチルオルトシリケート20%、例7で使用したアミ
ノシラン接着助成剤13%、ジブチルスズジラウレート
0.25%、および残余が100%に達するまでの、2
5℃で12.500mPaの粘度を有する、トリメチル
シリルで末端停止ポリジメチルシロキサンとを混合して
造った。A部とB部とをB部1部当たりA部10の割合
で混合すると、生成した組成物は硬化して例1における
ようにガラス素地上に「H試料」を形成した。こうして
造った「H試料」に90℃水試験を行い、結果を第11
表に示した。
7      2   100%接着層匠12 本例では、シリコーンシーラントを例11におけるよう
にして製造したが、ただB部には接着助成剤として例1
に記載したアミノシランとエポキシシランとの混合物を
O’、65/1  のアミノシラン/エポキシシランモ
ル比で組合わせたものであって、B部の重量を基準にし
てエポキシシランが8.3%でアミノシランが5%の割
合でB部に加えた点で例11とは異なる。
A部とB部とを混合して硬化可能なシリコーンシーラン
トとし、それを硬化させてガラス素地を使用した「H試
料」とした。硬化した「H試料」に例11におけるよう
な90℃水試験を行ない、第12表に示す結果が得られ
た。
第一二Lスーj1 7     14   35%凝着 倒」ニド 2液系のエラストマー生成組成物を、例1に記載したよ
うにして製造した。A部に例1に記載したエポキシシラ
ン0.83%(A部の重量を基準にして)を加え、また
B部に例1のアミノシラン5.0%(B部の重量を基準
にして)を加えた。
次にA部とB部とを、B部1部当たりA部10部の重量
割合で充分に混合した。この組成物を使用してガラス素
地の「H試料」を作成し、90℃の水に浸漬して例1に
記載したような試験を行った。
結果は次の通りであった。
皇」」2水U 0     64   100%凝着 75     19   100%接着層と境界 100     11   100%接着層と境界

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)末端がシラノールであるポリジオルガノシロ
    キサン、(B)6個以下の炭素原子を有するアルコキシ
    基とアルコキシアルコキシ基とから選ばれたケイ素に結
    合した基を分子内に少なくとも3個有するケイ素化合物
    である(A)のための架橋剤、(C)カルボン酸の金属
    塩または有機金属塩、および(D)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるシラン〔式中、Rは水素原子、1個から4
    個までの炭素原子を有するアルキル基、または炭素−窒
    素結合を介して窒素原子に結合していて、少なくとも1
    個のアルノ基を含んでいる脂肪族炭化水素基を表わし、
    R’は3個から6個までの炭素原子を有するアルキレン
    基を表わし、Xは1個から6個までの炭素原子を有する
    1価の炭化水素基を表わし、Yは6個以下の炭素原子を
    有するアルキル基またはアルコキシアルキル基を表わし
    、またaまたは0または1の値を有する〕を混合するこ
    とによって得られる生成物を含有する組成物において、
    この組成物に(E)一般式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ で表わされるシラン(式中、Zは少なくとも1個の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を有する炭素、水素および酸素より成る有機基を表
    わし、Lは1個から4個までの炭素原子を有するアルキ
    ル基、またはフェニル基で、Mは6個以下の炭素原子を
    有するアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、
    bは0または1の値を有する)をも混合し、さらに(D
    )と(E)とを(E)の1モル当たり(D)0.1ない
    し3モルの割合で使用することを特徴とする組成物。 2、アミノシラン(D):エポキシシラン(E)のモル
    比が0.4:1〜0.7:1の範囲にある特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 3、(D)と(E)とを一緒に混合してから、組成物の
    残りの成分と混合してなる特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の組成物。
JP16422485A 1984-07-26 1985-07-26 シリコーンエラストマー生成用組成物 Granted JPS6140358A (ja)

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GB848419106A GB8419106D0 (en) 1984-07-26 1984-07-26 Adhesion promoter
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