JPS6139831Y2 - - Google Patents
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- JPS6139831Y2 JPS6139831Y2 JP8390781U JP8390781U JPS6139831Y2 JP S6139831 Y2 JPS6139831 Y2 JP S6139831Y2 JP 8390781 U JP8390781 U JP 8390781U JP 8390781 U JP8390781 U JP 8390781U JP S6139831 Y2 JPS6139831 Y2 JP S6139831Y2
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- Japan
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- gate
- bundle
- roof
- gatepost
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は組立て門に関するものである。
熟練を要さずに容易に組立て設置ができるよう
にした組立て式門が、種々紹介されているが、従
来品はいずれも組立てた状態において門柱と屋根
が一体的に連結された形態となるため、組立て作
業場から設置現場まで運搬することが容易でな
い。そのため、設置現場で組立てた後、設置する
こととなるため、現場滞在時間が長くなり、施主
の時間的都合や天候等の影響を受け易い。
にした組立て式門が、種々紹介されているが、従
来品はいずれも組立てた状態において門柱と屋根
が一体的に連結された形態となるため、組立て作
業場から設置現場まで運搬することが容易でな
い。そのため、設置現場で組立てた後、設置する
こととなるため、現場滞在時間が長くなり、施主
の時間的都合や天候等の影響を受け易い。
この考案は、上記の点に鑑み、組立て門を、門
柱を有する門本体と、小屋根とに分割してそれぞ
れ独立して組立て可能な構造として、組立てた門
本体と、小屋根とを分割状態で容易に運搬でき、
設置現場でも迅速に設置できるようにするととも
に、小屋根のみの組立てが簡単かつ堅牢にでき、
さらに、設置状態において門柱と屋根の接続状態
に違和感が生じないようにすることを目的とす
る。
柱を有する門本体と、小屋根とに分割してそれぞ
れ独立して組立て可能な構造として、組立てた門
本体と、小屋根とを分割状態で容易に運搬でき、
設置現場でも迅速に設置できるようにするととも
に、小屋根のみの組立てが簡単かつ堅牢にでき、
さらに、設置状態において門柱と屋根の接続状態
に違和感が生じないようにすることを目的とす
る。
次に、図面に基いてこの考案の実施例を説明す
る。
る。
この考案による門は、左右一対の門柱を有し
て、門通路を形成し、かつ、建具を開閉自在に備
えた門本体Aと、本体の上部に設けられる小屋根
Bとを、肘木Cを介して接続してなつている。
て、門通路を形成し、かつ、建具を開閉自在に備
えた門本体Aと、本体の上部に設けられる小屋根
Bとを、肘木Cを介して接続してなつている。
前記門本体Aは左右2本の門柱1と、門柱の上
部間に横架され、門柱を連結する鴨居2と、門柱
の下部間に横架され、門柱を連結する敷居3とを
最少限の構成要素としている。そして、門柱1は
断面ほぼ正方形の中空形状で形成されている。前
記鴨居2は上面に後述されるように、門本体Aに
小屋根Bを接続して屋根付き門とする場合に、鴨
居の上側において門柱1間に欄間障子を取付ける
場合、その欄間障子27の下端を受け止めること
ができる取付面2aを有し、また、下面には、鴨
居2と敷居3の間に建付けられる引違い格子戸、
又は観音開き戸などの建具4の上端部を収容しう
る収容部2bを有している。第2図の鴨居2は建
具4が引違い格子戸の場合のものであり、収容部
2bは格子戸の上框の上端部を摺動自在に嵌合し
うる逆U字溝状に形成されている。
部間に横架され、門柱を連結する鴨居2と、門柱
の下部間に横架され、門柱を連結する敷居3とを
最少限の構成要素としている。そして、門柱1は
断面ほぼ正方形の中空形状で形成されている。前
記鴨居2は上面に後述されるように、門本体Aに
小屋根Bを接続して屋根付き門とする場合に、鴨
居の上側において門柱1間に欄間障子を取付ける
場合、その欄間障子27の下端を受け止めること
ができる取付面2aを有し、また、下面には、鴨
居2と敷居3の間に建付けられる引違い格子戸、
又は観音開き戸などの建具4の上端部を収容しう
る収容部2bを有している。第2図の鴨居2は建
具4が引違い格子戸の場合のものであり、収容部
2bは格子戸の上框の上端部を摺動自在に嵌合し
うる逆U字溝状に形成されている。
建具が観音開き戸である場合は、鴨居2は第4
図に示すように、上面の取付面2aは平坦に形成
され、下面の収容部2bは開き戸を閉めたときに
これに当つて停止させる戸当り2cの一方側にの
み開放されたL字溝状に形成される。
図に示すように、上面の取付面2aは平坦に形成
され、下面の収容部2bは開き戸を閉めたときに
これに当つて停止させる戸当り2cの一方側にの
み開放されたL字溝状に形成される。
前記敷居3は、上面に前記建具4の下端部を収
容しうる収容部3aを有し、下面には、敷居を地
面に堅固に固定するためのアンカー5が取付けら
れている。第2図の敷居3は引違い格子戸を建付
ける場合のもので、収容部3aは上面に突出し
て、格子戸の下框に取付けてある戸車を転動自在
に載せる突条で形成されている。建具が開き戸で
ある場合は、第4図のように、収容部3aは開き
戸を閉めたときにこれに当つて停止させる戸当り
3cの一方側にのみ開放されたL字溝状に形成さ
れる。前記アンカー5は一例として第5図及び第
6図に示すように、平金属板に切起し加工をして
両側部に挾持部5aを、中央に差し込み部5bを
形成してなつており、前記敷居3の幅方向両側に
下方内側に折曲して形成してある脚部3bの間に
前記アンカー5を位置づけ、これを回転して、前
記挾持部5aの間に前記脚部3bを嵌入挾持して
アンカーを敷居に固着する。このようなアンカー
は敷居の長手方向に適宜の間隔をもつて複数個装
着され、敷石6などに埋設される。
容しうる収容部3aを有し、下面には、敷居を地
面に堅固に固定するためのアンカー5が取付けら
れている。第2図の敷居3は引違い格子戸を建付
ける場合のもので、収容部3aは上面に突出し
て、格子戸の下框に取付けてある戸車を転動自在
に載せる突条で形成されている。建具が開き戸で
ある場合は、第4図のように、収容部3aは開き
戸を閉めたときにこれに当つて停止させる戸当り
3cの一方側にのみ開放されたL字溝状に形成さ
れる。前記アンカー5は一例として第5図及び第
6図に示すように、平金属板に切起し加工をして
両側部に挾持部5aを、中央に差し込み部5bを
形成してなつており、前記敷居3の幅方向両側に
下方内側に折曲して形成してある脚部3bの間に
前記アンカー5を位置づけ、これを回転して、前
記挾持部5aの間に前記脚部3bを嵌入挾持して
アンカーを敷居に固着する。このようなアンカー
は敷居の長手方向に適宜の間隔をもつて複数個装
着され、敷石6などに埋設される。
敷居3はその長手方向端部下面に固着したL形
板状の接続金具の一辺を、前記門柱1の対向面に
ねじ止めして、門柱に固定される。
板状の接続金具の一辺を、前記門柱1の対向面に
ねじ止めして、門柱に固定される。
7は、鴨居の下方において門柱に直角に貫通さ
れた門柱アンカーボルトである。
れた門柱アンカーボルトである。
次に、前記小屋根Bは左右2本の束8と、各束
の下部において、2本の束を結ぶ直線に対して直
角な方向、すなわち、門の内外方向に貫通して延
出する腕木9と、前記左右の束の上端部に横架さ
れ、これらの束に連結する棟木10と、この棟木
及び前記腕木の上側を覆い、これらに固定された
屋根11とを最少限の構成要素としている。
の下部において、2本の束を結ぶ直線に対して直
角な方向、すなわち、門の内外方向に貫通して延
出する腕木9と、前記左右の束の上端部に横架さ
れ、これらの束に連結する棟木10と、この棟木
及び前記腕木の上側を覆い、これらに固定された
屋根11とを最少限の構成要素としている。
前記束8は、前記門柱1と同一断面形状を有
し、中空形状で作られている。また、各束は第7
図に示すように、下部中央において下方に開口す
るコ字状に切欠されて、前記腕木を嵌合するため
の凹溝8aが形成されている。凹溝8aの深さは
腕木9の高さのほぼ半分に等しい。
し、中空形状で作られている。また、各束は第7
図に示すように、下部中央において下方に開口す
るコ字状に切欠されて、前記腕木を嵌合するため
の凹溝8aが形成されている。凹溝8aの深さは
腕木9の高さのほぼ半分に等しい。
前記腕木9は第3図及び第7図に示すように、
中央に補強ウエブ9aを有して断面日字形に形成
され、その長手方向の中央には前記束8の下部と
嵌合するための上方開口の凹溝9bを、長手方向
両端にはL形に切欠して形成された溝9cを有し
ている。凹溝9bの深さは腕木9の高さのほぼ半
分に等しい。前記補強ウエブ9aは切除されるこ
となく、それぞれ凹溝9b及びL字溝9cの底面
を形成している。
中央に補強ウエブ9aを有して断面日字形に形成
され、その長手方向の中央には前記束8の下部と
嵌合するための上方開口の凹溝9bを、長手方向
両端にはL形に切欠して形成された溝9cを有し
ている。凹溝9bの深さは腕木9の高さのほぼ半
分に等しい。前記補強ウエブ9aは切除されるこ
となく、それぞれ凹溝9b及びL字溝9cの底面
を形成している。
そして、各束8の前記下向き凹溝8aに各腕木
9の前記上向き凹溝9bを対応させて束と腕木を
互いに近づけ、束の凹溝8aには腕木の凹溝より
下側に残された部分を、腕木の凹溝9bには束の
凹溝よりも上側の部分を、それぞれ嵌合する。束
の前後両正面部内側面には、前記凹溝8aの直ぐ
上側において、L形の連結金具12が垂直辺にお
いてねじ止めされており、前記束と腕木を嵌合し
たときに、その連結金具の水平辺が前記腕木の補
強ウエブ9aの上面に当接する。そこで、腕木の
凹溝9bを設けてある中央部の下面より、ねじを
挿通し、前記補強ウエブ9aから貫通して連結金
具12の水平辺にねじ込むことにより、束と腕木
がほぼ逆T字状に連結されている。
9の前記上向き凹溝9bを対応させて束と腕木を
互いに近づけ、束の凹溝8aには腕木の凹溝より
下側に残された部分を、腕木の凹溝9bには束の
凹溝よりも上側の部分を、それぞれ嵌合する。束
の前後両正面部内側面には、前記凹溝8aの直ぐ
上側において、L形の連結金具12が垂直辺にお
いてねじ止めされており、前記束と腕木を嵌合し
たときに、その連結金具の水平辺が前記腕木の補
強ウエブ9aの上面に当接する。そこで、腕木の
凹溝9bを設けてある中央部の下面より、ねじを
挿通し、前記補強ウエブ9aから貫通して連結金
具12の水平辺にねじ込むことにより、束と腕木
がほぼ逆T字状に連結されている。
左右の束8間を水平に延びる棟木10の長手方
向両端部をそれぞれ束8の上端部に載置し、束の
中空部に予め固着してあるL形連結金具13の水
平片に、棟木の上側よりねじをねじ込むことによ
り、左右の束が棟木10を介して連結されてい
る。2本の束8間の距離は、前記門本体の左右の
門柱1間の距離と等しい。従つて、小屋根Bの前
記束8の下端面を前記本体の門柱1の上端面に当
接して完全に一致させることができ、一致させた
状態では、各柱1と各束8がそれぞれ一本に連続
しているように見える。
向両端部をそれぞれ束8の上端部に載置し、束の
中空部に予め固着してあるL形連結金具13の水
平片に、棟木の上側よりねじをねじ込むことによ
り、左右の束が棟木10を介して連結されてい
る。2本の束8間の距離は、前記門本体の左右の
門柱1間の距離と等しい。従つて、小屋根Bの前
記束8の下端面を前記本体の門柱1の上端面に当
接して完全に一致させることができ、一致させた
状態では、各柱1と各束8がそれぞれ一本に連続
しているように見える。
左右の腕木9の束8に対してそれぞれ同一側の
端部間には桁14がかけ渡され、各桁14の長手
方向端部は前記腕木の先端のL形溝9cに嵌合さ
れねじで固着されている。
端部間には桁14がかけ渡され、各桁14の長手
方向端部は前記腕木の先端のL形溝9cに嵌合さ
れねじで固着されている。
前記棟木10と各桁14の上に、切妻形の屋根
11が取付けられている。屋根11は棟木8の長
手方向両端部と、その中間部において適宜隔てた
位置において、棟木10から前後の桁14の上面
を通り、桁を越えた位置まで傾斜して延びる垂木
15…を棟木10と各桁14に取付金具16及び
ねじ17により固定するとともに、正面より見
て、左右両側端の垂木15の外側面に垂木と同様
に棟木10から前後の桁14を越えた位置まで傾
斜して延び、かつ、垂木よりも高い高さを有する
破風18をその上部において当接して、ねじで棟
木に、及び必要ならば垂木及び桁にも固着し、こ
れら垂木15…と破風18の上面に屋根材19を
固着してなつている。
11が取付けられている。屋根11は棟木8の長
手方向両端部と、その中間部において適宜隔てた
位置において、棟木10から前後の桁14の上面
を通り、桁を越えた位置まで傾斜して延びる垂木
15…を棟木10と各桁14に取付金具16及び
ねじ17により固定するとともに、正面より見
て、左右両側端の垂木15の外側面に垂木と同様
に棟木10から前後の桁14を越えた位置まで傾
斜して延び、かつ、垂木よりも高い高さを有する
破風18をその上部において当接して、ねじで棟
木に、及び必要ならば垂木及び桁にも固着し、こ
れら垂木15…と破風18の上面に屋根材19を
固着してなつている。
前記門本体Aに前記小屋根Bを接続するには、
各門柱における前後両正面と前記腕木9との間
に、肘木Cを介在させ、その肘木を門柱と腕木と
に固着することにより、接続している。肘木C
は、門の装飾性及び強度を高いものとするため、
雲形肘木を用いることが好ましい。しかし、その
形状は任意である。図示の例では水平な上面と垂
直な背面とを直角に連ね、前記上面を腕木9の下
面に当接して、肘木から腕木にねじ20をねじ込
み、かつ、背面を門柱1の正面に当接して、肘木
から門柱にねじ21をねじ込むことにより、肘木
の固着を容易にでき、しかも、肘木による門柱と
腕木との接続強度を大きくしている。
各門柱における前後両正面と前記腕木9との間
に、肘木Cを介在させ、その肘木を門柱と腕木と
に固着することにより、接続している。肘木C
は、門の装飾性及び強度を高いものとするため、
雲形肘木を用いることが好ましい。しかし、その
形状は任意である。図示の例では水平な上面と垂
直な背面とを直角に連ね、前記上面を腕木9の下
面に当接して、肘木から腕木にねじ20をねじ込
み、かつ、背面を門柱1の正面に当接して、肘木
から門柱にねじ21をねじ込むことにより、肘木
の固着を容易にでき、しかも、肘木による門柱と
腕木との接続強度を大きくしている。
前述のように、各門柱1と各束8はそれぞれほ
ぼ方形の同一断面形状を有しており、門柱の上端
面と束の下端面とを突合わせた状態で肘木Cによ
りり、門柱と小屋根が接続されるから、小屋根は
門柱に対して高い安定性をもつて接続される。
ぼ方形の同一断面形状を有しており、門柱の上端
面と束の下端面とを突合わせた状態で肘木Cによ
りり、門柱と小屋根が接続されるから、小屋根は
門柱に対して高い安定性をもつて接続される。
しかし、実際上は、束の門柱に対する接続を容
易にし、かつ、確実強固にするため、前記肘木を
補助する接続装置Dを用いることが好ましい。こ
の接続装置Dは、門柱1及び束8の中空部に緊密
に嵌挿され、これら門柱及び束にねじによつて固
着されることにより、門柱と束とを一体状に接続
する連結部材22で構成されている。連結部材2
2は各側面が前記門柱の中空部内側面に緊密に当
接するような横断面コ字形又は矩形をなし、門柱
内に嵌挿されたときに、前記鴨居2の長手方向端
がねじ止めされる連結面内側に位置される鴨居ね
じ止め用裏板部22aを下部に有し、かつ、上部
に、前記門柱に接続される束8内に延在して束を
門柱に接続するときに案内作用をする案内板部2
2bを有している。
易にし、かつ、確実強固にするため、前記肘木を
補助する接続装置Dを用いることが好ましい。こ
の接続装置Dは、門柱1及び束8の中空部に緊密
に嵌挿され、これら門柱及び束にねじによつて固
着されることにより、門柱と束とを一体状に接続
する連結部材22で構成されている。連結部材2
2は各側面が前記門柱の中空部内側面に緊密に当
接するような横断面コ字形又は矩形をなし、門柱
内に嵌挿されたときに、前記鴨居2の長手方向端
がねじ止めされる連結面内側に位置される鴨居ね
じ止め用裏板部22aを下部に有し、かつ、上部
に、前記門柱に接続される束8内に延在して束を
門柱に接続するときに案内作用をする案内板部2
2bを有している。
連結部材22を横断面コ字形に形成した場合
は、束8と門柱との接続部を補強するため、連結
部材と対称的な横断面コ字形の補助部材23が用
いられ、連結部材22と補助部材23を突合わせ
て横断面矩形になるようにしている。補助部材2
3には前記腕木9を逃げるため、切欠部23aが
形成してある。補助部材23は連結部材22に一
体に形成してもよく、この場合は、連結部材の強
度は増大するから、門柱1と束8との接続強度が
より大きくなる。
は、束8と門柱との接続部を補強するため、連結
部材と対称的な横断面コ字形の補助部材23が用
いられ、連結部材22と補助部材23を突合わせ
て横断面矩形になるようにしている。補助部材2
3には前記腕木9を逃げるため、切欠部23aが
形成してある。補助部材23は連結部材22に一
体に形成してもよく、この場合は、連結部材の強
度は増大するから、門柱1と束8との接続強度が
より大きくなる。
接続装置の上述の構成により、図示のように、
連結部材22の鴨居ねじ止め用裏板部22aを門
柱の鴨居との連結面内側に位置づけし、門柱の外
側壁よりねじ24を挿通し、前記鴨居ねじ止め用
裏板部のねじ貫通孔を貫通し、さらに、門柱の内
側壁を貫通して、鴨居2のねじ受け孔2dにねじ
込むことにより、門柱と鴨居を接続し、また、鴨
居ねじ止め用裏板部の上部にも、門柱の内側壁よ
りねじ25をねじ込み、さらに、連結部材22の
門柱1より上方に突出した案内板部22bを束8
内に挿入して束8の門柱への接続を案内する。束
8は案内板部に案内させて門柱側に押し、束の下
側面を門柱の上端面に突合わせる。そして、束8
の内・外側壁よりねじ26を前記案内板部22b
にねじ込む。これにより、門柱と束が連結され、
一本に連続しているように見える。
連結部材22の鴨居ねじ止め用裏板部22aを門
柱の鴨居との連結面内側に位置づけし、門柱の外
側壁よりねじ24を挿通し、前記鴨居ねじ止め用
裏板部のねじ貫通孔を貫通し、さらに、門柱の内
側壁を貫通して、鴨居2のねじ受け孔2dにねじ
込むことにより、門柱と鴨居を接続し、また、鴨
居ねじ止め用裏板部の上部にも、門柱の内側壁よ
りねじ25をねじ込み、さらに、連結部材22の
門柱1より上方に突出した案内板部22bを束8
内に挿入して束8の門柱への接続を案内する。束
8は案内板部に案内させて門柱側に押し、束の下
側面を門柱の上端面に突合わせる。そして、束8
の内・外側壁よりねじ26を前記案内板部22b
にねじ込む。これにより、門柱と束が連結され、
一本に連続しているように見える。
このような補強的接続装置Dを用いることによ
り、束と門柱がきわめて強固に接続され、従つ
て、小屋根Bの門本体Aに対する接続強度は申し
分のないものとする。しかし、前記肘木Cを例え
ば鋳物製とするなど、その形状・構造上、それ自
体で強度の大きいものを用いれば、上記補助部材
を用いなくとも、小屋根を門柱に充分確実堅固に
接続することができる。
り、束と門柱がきわめて強固に接続され、従つ
て、小屋根Bの門本体Aに対する接続強度は申し
分のないものとする。しかし、前記肘木Cを例え
ば鋳物製とするなど、その形状・構造上、それ自
体で強度の大きいものを用いれば、上記補助部材
を用いなくとも、小屋根を門柱に充分確実堅固に
接続することができる。
なお、上記実施例において、門柱、鴨居、敷
居、束、腕木、棟木、垂木、桁、破風は、金属製
中空形材を加工して作られており、最少量の材料
で充分な強度を備えている。
居、束、腕木、棟木、垂木、桁、破風は、金属製
中空形材を加工して作られており、最少量の材料
で充分な強度を備えている。
上述のように、この考案による組立て門は、地
面に立設される門本体と、その門本体の上部に接
続される小屋根とに分割形成されるから、それぞ
れの組立て作業性が良いとともに、小屋根を取付
けた屋根付き門とし、又は小屋根を取付けない門
本体のみで、屋根無し門とすることができる。ま
た、門本体と、小屋根とに組立てた状態で組立て
作業場から設置現場まで容易に運搬し、現場では
短時間で設置できる。
面に立設される門本体と、その門本体の上部に接
続される小屋根とに分割形成されるから、それぞ
れの組立て作業性が良いとともに、小屋根を取付
けた屋根付き門とし、又は小屋根を取付けない門
本体のみで、屋根無し門とすることができる。ま
た、門本体と、小屋根とに組立てた状態で組立て
作業場から設置現場まで容易に運搬し、現場では
短時間で設置できる。
また、小屋根は左右一対の束の下部で、束に対
して直角でかつ門の内外方向に貫通する腕木を連
結し、その束の上の上部間に棟木を掛け渡してそ
の棟木と前記腕木を用いて屋根を取付けて構成し
てあるので、非常に堅牢であり、運搬又は設置作
業を安心して行なうことができる。
して直角でかつ門の内外方向に貫通する腕木を連
結し、その束の上の上部間に棟木を掛け渡してそ
の棟木と前記腕木を用いて屋根を取付けて構成し
てあるので、非常に堅牢であり、運搬又は設置作
業を安心して行なうことができる。
さらに、門柱と前記束は同一断面形状を有し
て、小屋根の束の下端面を門柱の上端面に合致当
接され、前記門柱と前記束とが前記腕木の部分に
おいて接続されるから、屋根付き門とした場合
に、門柱と束が連続して、門柱が地面から棟木ま
で一体に連続しているように見えるため、門本体
と小屋根の分割型構造としても、門の外観が劣る
ことがない。
て、小屋根の束の下端面を門柱の上端面に合致当
接され、前記門柱と前記束とが前記腕木の部分に
おいて接続されるから、屋根付き門とした場合
に、門柱と束が連続して、門柱が地面から棟木ま
で一体に連続しているように見えるため、門本体
と小屋根の分割型構造としても、門の外観が劣る
ことがない。
第1図はこの考案の一実施例である屋根付き門
の正面図、第2図は一部破断して示した側面図、
第3図は要部拡大断面図、第4図は本体の他の例
を示す断面図、第5図は敷居アンカーの平面図、
第6図は第5図の−線断面図、第7図は束、
腕木及び桁の斜視図、第8図は補強接続装置の斜
視図、第9図は屋根なし門とした場合の正面図で
ある。 A…門本体、B…小屋根、C…肘木、1…門
柱、2…鴨居、2a…欄間障子取付面、2b…建
具収容部、3…敷居、3a…建具収容部、4…建
具、5…アンカー、8…束、9…腕木、10…棟
木、11…屋根。
の正面図、第2図は一部破断して示した側面図、
第3図は要部拡大断面図、第4図は本体の他の例
を示す断面図、第5図は敷居アンカーの平面図、
第6図は第5図の−線断面図、第7図は束、
腕木及び桁の斜視図、第8図は補強接続装置の斜
視図、第9図は屋根なし門とした場合の正面図で
ある。 A…門本体、B…小屋根、C…肘木、1…門
柱、2…鴨居、2a…欄間障子取付面、2b…建
具収容部、3…敷居、3a…建具収容部、4…建
具、5…アンカー、8…束、9…腕木、10…棟
木、11…屋根。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 左右の門柱を有して地面に立設される門本体
と、その門本体の上部に接続される小屋根とに
分割形成されていること、 (ロ) 前記門本体は左右一対の門柱に鴨居と敷居を
接続し、鴨居と敷居の間に建具を開閉自在に備
えてなること、 (ハ) 前記小屋根は、左右一対の束の下部に、束に
対して直角でかつ門の内外方向に貫通する腕木
を連結し、その束の上部間に棟木を掛け渡して
その棟木と前記腕木を用いて屋根を取付けて構
成してあること、 (ニ) 前記門柱と前記束は同一断面形状を有して、
小屋根の束の下端面を門柱の上端面に合致当接
され、前記門柱と前記束とが前記腕木の部分に
おいてて接続可能であること、 を特徴とする組立て門。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8390781U JPS6139831Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8390781U JPS6139831Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57196799U JPS57196799U (ja) | 1982-12-14 |
JPS6139831Y2 true JPS6139831Y2 (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=29879298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8390781U Expired JPS6139831Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139831Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-08 JP JP8390781U patent/JPS6139831Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57196799U (ja) | 1982-12-14 |
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