JPS6139724A - 低駆動電流を用いた3状態ゲートアレイ用ドライバ回路 - Google Patents

低駆動電流を用いた3状態ゲートアレイ用ドライバ回路

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JPS6139724A
JPS6139724A JP15929185A JP15929185A JPS6139724A JP S6139724 A JPS6139724 A JP S6139724A JP 15929185 A JP15929185 A JP 15929185A JP 15929185 A JP15929185 A JP 15929185A JP S6139724 A JPS6139724 A JP S6139724A
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driver
buffer
schottky
driver circuit
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    • H03K19/0136Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element

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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、3状態ゲートアレイの複数の出力バッファを
同時に且つ素速く、低い駆動電流を用いて第3のフロー
ト状態への切換設定を行うドライバ回路に関する。
(従来の技術) ゲートアレイ回路は当該分野において周知である。こう
した回路は一般に、入/出力ビン、ゲート、出力バッフ
ァ及びドライバ等、各々1つ以上のメタライズ層を介し
て相互に接続可能な端子を有する各部品から成る標準的
な構成を持つ。かかるゲートアレイのユーザは特定の標
準的部品構成を選択し、特有のメタライズ層パターンを
幾つか形成して標準的部品構成を接続し、特別のユーザ
用構成とする。こうしたメタライズ層は一般に高密度な
ため、メタライズ層の各導体の11をできるだけ細くす
る必要がある。
後に詳述するように、従来のゲートアレイ回路では一般
に、特定用カバソファ群の各部材を第3のつまりフロー
ト状態へ設定するのに大電流の制御信号が必要である。
多くの出力バッファが同じ第3状態制御信号によって同
時に制御されるので、1本の制御ラインをファンアウト
の形で用い、1つの第3状態制御信号を複数の出力バッ
ファへ与えるようにするのが好ましい。しかし、必要な
大電流を考慮すると、標準中の導体ではファンアうト構
成に必要な電流を流せない。従って、出力バッファの各
第3状態制御入力毎に個々の制御ラインが必要であるた
め、従来のゲートアレイに固有な密度の問題に好ましく
ない影響を及ぼす。
(発明の目的) 本発明の目的は、各出力バッファ群毎に1つの細い巾の
ファンアウト導体を用いて、複数の出力バッファにおけ
不フロート状態の制御を可能とするゲートアレイ用ドラ
イバ回路を提供することにある。
本発明の別の目的及び利点は、以下の説明中に一部を示
し、他の一部は以下の説明から明らかになるか又は発明
の実施から習得されるであろう。
(発明の構成)   ゛ 上記目的を達成するため、以下に実施例を示しこtに要
約する発明の目的によれば、3状態ゲートアレイの複数
の出力バッファを第3のフロート状態へ同時に切換設定
するドライバ回路が提供され、このドライバ回路は、(
all出出力バッファ毎1個の複数のバッファ・ドライ
バトランジスタを包含し、各バッファドライバトランジ
スタがそれぞれの出力バッファの第3状態制御入力端子
に接続された主電流路を有し、又各バッファドライバト
ランジスタが更に制御電極を有しており、さらに(bl
第1抵抗と、tel第1抵抗を介してアースに接続され
た主電流路を有する共1ffiのドライバトランジスタ
と、+dl共通ドライバトランジスタの主電流路と第1
抵抗の接合点を各バッファドライバトランジスタの制御
電極へ接続する導体と、(e)゛共通ドライバトランジ
スタのオフ時に導体をアースに放電するクランプ回路と
を包含し、該クランプ回路が導体とアースの間に接続さ
れた主電流路と制御電極とを有するクランプトランジス
タを具備し、りランプ回路が更に、共通ドライバトラン
ジスタに接続されて共通ドライバトランジスタのオフパ
ルスの前縁を検出すると共に、クランプトランジスタの
制御電極に接続されて上記前縁の検出時クランプトラン
ジスタを瞬間的にオンとし、導体をアースへ素速くクラ
ンプする微分回路を備えていること、を特徴としている
(実施例) 以下、従来例を示した第1〜3図を含め、図面を参照し
て説明する。
3状態ゲートアレイは当業者にとって周知である。この
ような1つのアレイが第1図にブロック図の形で示して
あり、チップ10上に形成された複数の入/出力ピン1
2−1〜12−Nl、複数のゲー)1.1−1〜14−
N2、複数の出力パッファ16−1〜16−N3及び複
数のドライバ18−1〜18−N、から成る。ゲート1
4−1〜14NZは各々、2つの入力端子20.22と
1つの出力端子24を有するものとして示しである。出
力バッファ16−1〜16Ni番、[各々、高/低入力
端子26、第3状態制御入力端子28及び出力端子30
を有する。ドライバ18−1〜l8−Nlは各々、入力
端子32と出力端子34を有する。
ピン12−1〜12−N、は、チップ10の最終ユーザ
の望みに応じ、入力端子又は出力端子として使える。ゲ
ー1−14−1〜14−Nzは各々ピン12−1〜12
−N、からの信号を受取るように接続された入力端子2
0.22を有してもよく、あるいは別のゲート14−1
〜14N2の出力端子24からの信号を受取るように接
続してもよい。
従って、ゲート14−1〜14−N2は最終ユーザの選
択した方法でカスケード接続できる。
出力バッファ16−1〜16−N3は当業者にとって周
知なように、それぞれの出力端子30に出力高、出力像
またはフロートのいずれかの杖熊を出力する。出力端子
30における出力高及び出力像の状態は、入力制御端子
26に供給される高/低制御信号で支配される。出力端
子30の第3フロート状態は、入力端子28の第3状態
制御信号によって確立される。出力バッファ16−1〜
16N3への任意の形の制御信号は、外部ソースを通じ
ピン12−1〜l2−Nlから直接加えてもよく、又は
ドライバ18−1〜18 ”−Nlの出力端子34から
加えてもよい。このような例では、(ライバ18−1〜
l8−N4の各入力端子32とゲ−)14−1〜14−
N2の出力端子32あるいはピン12−1〜12−Nl
を介し外部の信号へ接続することができる。
尚、第1図はゲートアレイの簡略化した図を示している
。例えば、第1図の出力バッファ16−1〜16−N3
は実際には、ゲー)14−1〜14’−Nzからの出力
信号をエネイブルし、出力バッファ16−1〜1.6−
N3の端子30に適切な出力信号を発生させるトランジ
スタを具備する。又、ゲート、出力バッファ、ドライバ
及び入/出力ピンの数は、既知の従来装置の一例を示し
たものにすぎない。事実、数百のゲーl〜を1つのチッ
プ上に設けることもできる。更に、ゲート、出力バッフ
ァ及びドライへの他、追加の回路もゲートアレイチップ
10上に設けられる。
第1図に示したようなゲートアレイを用いる利用は、ユ
ーザが標準的なゲートアレイチップ10を使っても、各
ユーザのニーズに合った特有の方法でチップ10上の各
部品を相互接続できる点にある。
制限の意味でなく例示を目的として、部分的なメタライ
ズ層36を第2図に示す。第2図のメタライズ層は、入
/出力ピン12−1〜] 2−N、 ;ゲート14−1
〜14”””N2の入力端子20.22;及び1゛ライ
バ18−1〜1B−Nlの入力端子32と出力端子34
ヘアクセスするものとして示しである。又メタライズ層
36は、出力バッファ16−1〜16−10の各入/出
力端子へアクセスするものとしても示してあり、第2図
の出力バッファ数は例示を目的としてIOに選んである
。これに応じ、高/低制御入力端子26 (16−1)
〜26 (16−10)が第2図に示されている。更に
、第3状態制御入力端子28 (16−1)〜2B(1
,6−10)も示してあり、出力端子30(16−1)
〜30  (+6−10)も同様である。
例示を目的として、今ユーザが出力バッファ16−1.
16−4及び16−8をドライバ18−1の出力端子3
4で制御したいものとする。この目的を達成するため、
メタル配線層又は導体40がメタライズ層36の一部と
して使われ、各端子34  (1,8−1) 、28 
(16−1) 、28(16−4)及び28 (16−
8)を相互接続する。一般にこのような配線層は、約5
ミクロンの標準中を持つ。又、出力バッファ16−6.
16−7及び16−9の第3状態を入/出力ピン12−
1に印加される外部信号で制御したいなら、ビン12−
1と端子28 (16−6) 、28 (16−7)及
び2B (16−9)を相互接続する別の配線層又は導
体42がメタライズ層36に設けられる。この場合も、
配線層42は一般に約5ミクロンの巾を持つ。更に、出
力バッファ16−2.16−3及び16−5の第3状態
制御をドライバl8−N4の出力で指令したいなら、各
端子28(16−2) 、28 (16−3) 、2B
 (16−5)及び34  (1B−N、)を相互に接
続する更に1!11 別の導体44がメタライズ層36に設けられる。
この場合も、導体44は一般に約5ミクロンの巾を持つ
当業者には明らかなように、導体40.42.44の巾
は、第2図に示したメタライズ層36等ゲートアレイの
配線層で一般に用いられる高い密度を考慮して、細くす
る必要がある。従って、こうしたゲートアレイのユーザ
は一般に、広い配線層を任意に使えず、約5ミクロンの
標準的な11の層を使用するよう制限されている。
第3図には、従来の出力バッファ回路16−1が示しで
ある。第3図に示した出力バッファ16−1は、抵抗5
0.52.54.56.58;ショットキートランジス
タ60.62.64.66;及びショットキーダイオー
ド68.70を具備する。ショットキートランジスタ6
0,62はダーリントン構成で接続され、抵抗54を介
し電源VCCに接続された共通hレクタを有する。トラ
ンジスタ60のベースは、抵抗52を介して電源VCe
に接続されている。トランジスタ60のエミ  C ツタが抵抗56を介してアースに接続される一方、トラ
ンジスタ62のエミッタは出力端子30(16−・1)
に接続されている。ショットキートランジスタ66は、
抵抗52とトランジスタ60のベース間の接合点に接続
されたコレクタと、トランジスタ64のヘースに接続さ
れたエミッタと、高/低入力端子26 (16−1)に
接続されたベースを有する。トランジスタ64は、出力
端子30(16−1)に接続されたコレクタと、アース
に接続されたエミッタと、トランジスタ66のエミッタ
と抵抗58間の接合点に接続されたベースを有する。抵
抗58はトランジスタ66のエミッタをアースに接続す
る。
更に、ショットキーダイオード68.70のカソードは
、第3状態制御入力端子2B (16−1)に共通接続
されている。ダイオード68のアノードはトランジスタ
66のベースに接続され、更に抵抗50を介して電源し
ゎに接続されている。ショットキーダイオード70のア
ノードはトランジスタ60のベースに接続される。
tl 出力バッファ16−1の動作時、トランジスタ66をオ
フにするのに充分な高制御信号が端子26 (16−1
)に加えられる。端子26(16−1)で受取る低制御
信号は、トランジスタ66をオンにするのに充分でなけ
ればならない。高制御信号を受取りトランジスタ66が
遮断すると、トランジスタ64はそのベース電流が不足
するので同じくオフになる。しかし、トランジスタ60
のベースは高で、電源νccから抵抗52を介しベース
電流が供給されている。従って、トランジスタ60.6
2は共にオンとなり、端子30(i6−1)をVCCに
する。
トランジスタロ6をオンするのに充分な低制御信号を端
子26 (16−1)で受取ると、ベース電流がトラン
ジスタ64に加わり、トランジスタ64はオンして端子
30 (16−1)をアースする。同時に、トランジス
タ66の導通によってトランジスタ60のベースが充分
低くなり、トランジスタ60.62をオフする。
出力端子30 (16−1)・を第3つまりフロート状
態へ設定するためには、トランジスタ60.62とトラ
ンジスタ64がいずれもオフされねばならない。この状
態を得るため、第3状態制御信号が第3状態制御入力端
子28 (16−1)に供給され、端子28  (16
−1)を実質上アースに接続する。この信号供給には例
えば、ドライバ18−1の出力端子34 (18−1)
とアース間に接続されたコレクターエミッタ経路を有す
るショット、キートランジスタ80から成るドライバ1
8−1が使える。トランジスタ80のベースは、ドライ
バ入力端子32 (18−1>に接続されている。トラ
ンジスタ80が導通すると、端子34(18−1)がア
ースに接続されるため、導体40を介してショットキー
ダイオード68.70のカソードを共にアースする。ダ
イオード68.70がアースされると、両トランジスタ
66.60はオフし、従って両トランジスタ62.64
をオフすることにより、出力端子30 (]]’6−1
をフロート状態にする。
第3図の出力バッファ構成は、導体40に接続された各
出力バッファ毎に、両ダイオード68.70からの約2
mAの電流■1を導体40が伝送可能でなければならな
いという大きな欠点を持つ。
jm則として、5ミクロン中の導体は2mへの容量しか
ないので、1つより多い出力バッファを導体40へ接続
する場合にlt:、1体40の11を大きく増加させね
ばならない。しんし前述のごとく、ゲートアレイ装置【
オ一般に高い配線密度を有するので、そのような導体4
0の中増加は許されない。
10 (又番才それ以」−)の異った出力バッファが1
本の導体40に接続されるなら、導体中の問題が極めて
著しい。
導体40を広げる代わりに、ドライバに接続される各出
力バッファ毎に5ミクロン中の導体40をそれぞれ用い
てもよい。しかしこの場合にも、密度が急速に問題とな
る。
メモリアレイ等におけるトランジスタ群をオン/オフす
る従来のセレクタ回路では、ショットキーダイオードを
用いる代わりに、ショットキートランジスタを使用し、
ベース電流をそれぞれのトランジスタべの制御信号とし
て供給してもよい。
このような従来の構成では、第3図の構成で必要な約2
mAという高い制御電流を用いる必要がない。
しかし、導体40等の長い制御ラインは必然的に有効容
量c affを有するので、出力バッファの動作速度を
著しく損うので、このような構成を高速ゲートアレイで
用いることばできない。
本発明によれば、第4図の例示実施例に示すように、抵
抗52.54.56.58及び第3図の出力バッファ1
6−1に示したのと同しように配置されたショットキー
トランジスタ60.62.64.66を具備した出力バ
ッファ16−Nが提供される。しかし、ショットキーダ
イオード68.70は本出力へソファ16−Nにおいて
別のショットキートランジスタ90で交換されている。
ショットキートランジス70は、端子2B (16−N
)を介してトランジスタ60のベースに接続されたコレ
クタと、アースに接続されたエミッタを有スる。トラン
ジスタ90のベースは、代用第3状態制御入力端子28
’  (16−N)で導体40に接続されている。トラ
ンジスタ90がベース電流I2に供給によって導通され
ると、トランジスタ90がトランジスタ60.62のベ
ース電流を不足させるので、これらl・ランジスタ番才
遮断される。更に、トランジスタ90の導通はトランジ
スタ66のコレクタをアースするので、トランジスタ6
6及びこれに付属したトランジスタ64が共に遮断され
、出力端子30(16−N)をフロート状態に設定する
上記から明らかなように、電流I、は出力バッファ16
−1の電流11よりはるかに小さいので、理論上複数の
制御ベース電流I2を5ミクロン11の単一導体40に
対して発生できる。しかし、導体40は有効容量C,,
、を有する。従って、電流■2の供給が取除かれたとき
、トランジスタ90は直ちに遮断せず、容量C0,から
導体40への放電効果のため鈍く反応する。トランジス
タ90のこの鈍い動作は許容し得ず、従って本発明の主
な目的は有効容量Cmffが導体40等の第3状態入力
制御導体に及ぼす悪影響を取除くことにある。
上記目的を達成するため、第3図のダイオード68.7
0等従来技術のショットキーダイオードが、第4図の出
力バッファ16−Nに示したショットキートランジスタ
90によってまず置き換えられる。更に本発明の教示に
よれば、ドライバのオフ時に第3状態入力制御導体をア
ースに放電させるクランプ手段を具備したドライバが提
供される。クランプ手段は、導体とアースの間に接続さ
れた主電流路を有するクランプトランジスタを具備する
のが好ましい。本発明のクランプ手段は更に、ドライバ
の共通ドライバトランジスタに接続され共通1゛ライバ
トランジスタのオフの前縁を検出し且つクランプトラン
ジスタの制御電極に接続されて上記前縁の検出時にトラ
ンジスタを瞬間的にグイナミカルにオンし、第3状態入
力制御導体を素速くアースにクランプする微分手段を備
えることが好ましい。
次に制限の意味でなく例示として、再び第4図を参照し
ながら本発明の好ましい実施例を説明する。第4図にお
いて、駆動回路は3杖態ゲートアレイのバッファ16−
N等複数の出力バッファを第3のフロート状態へ同時に
切換設定するものとして示しである。第4図に示したド
ライバ回路は、各出力バッファ16−N中にバッファド
ライバトランジスタ90を具備し、ドライバトランジス
タ90は第4図に示すごとく、出力バッファ16−Nの
第3状態制御入力端子2B(16−N)とアースの間に
接続されたエミッターコレクタ電流路から成る主電流路
を有する。又バッファドライバトランジスタ90は、実
施上新たな第3状態制御入力端子28’  (16−N
)を形成する新たな端子に接続された制御電極92を有
する。
第4図に示したドライバ18−Nは、抵抗100.10
2.104;ショットキートランジスタ106.108
.110;及びコンデンサ112を具備している。トラ
ンジスタ108は、抵抗100を介してアースに接続さ
れた主電流路を有する。この電流路は抵抗102を介し
、電源端子Vccにも接続されている。導体40が、ト
ランジスタ108の主電流路と抵抗100の接合点をト
ランジスタ90のゲート電極72接続する手段を与える
。トランジスタ108の制御又はゲート電極は、マルチ
ェタミッタショットキーダイオード110のコレクタに
接続される。トランジスタ110の1つのエミッタはド
ライバ入力端子32(1B−N)に接続されている。ト
ランジスタ110のベースは電源Vccに接続されてい
る。
トランジスタ110がオフになると、トランジスタ11
0のコレクタによってトランジスタ108のベースにベ
ース電流が供給され、トランジスタ108をオンする。
トランジスタ108がオンすると、ベース電流I2がト
ランジスタ90に供給され、バッファドライバトランジ
スタ90をオンして、トランジスタ60のベースとトラ
ンジスタ66のコレクタを共にアースする。この状態で
、トランジスタ60,62.64.66は全てオフされ
、出力端子30(16−N)はフロート状態となる。フ
ロート状態から脱するには、トランジスタ110をオン
することによってトランジスタ10Bをオフし、トラン
ジスタ10Bのベース電流を不足させる。トランジスタ
108がオンすると、トランジスタ90のベースが抵抗
100、を介してアースされる。しかしこ\で、有効容
量C,ffに蓄積されていた電荷が抵抗100を通して
放電され、トランジスタ90のベース電流を一時間に保
持し、ゲートアレイ回路の適正動作に必要なトランジス
タ90の素速いオフが妨げられる。
容量Caffの悪影響を取除くため、第4図に示したよ
うに、抵抗104、トランジスタ106及びコンデンサ
112から成るクランプ回路が設けられる。コンデンサ
112と抵抗104は、抵抗102及びトランジスタ1
08の主電流路の接合点とアースとの間に直列接続しで
ある。従って、トランジスタ108′が導通し出力バッ
ファ16−Nがフロート状態になると、□コンデンサ1
02がトランジスタ108と抵抗100を横切る電圧降
下に比例した電荷を保持する。トランジスタ108がオ
フすると、抵抗104とコンデンサ112が微分器とし
て機能し、抵抗104とコンデンサ11.2の接合点の
電位を直ちに上昇させ、トランジスタ106を即座にオ
ンすることによってトランジスタ106の主電流路が導
体40をアースするのを可能とし、容量CGffを素速
く放電させる。
(発明の効果) 本発明によれば、導体に生じる有効容量の悪影響を蒙る
ことなく、標準的な5ミクロン中の相互接続導体を通じ
多数の出力バッファを同時に駆動できるゲートアレイ用
のドライバ回路が提供される。その結果、ゲートアレイ
チップ全体にわたる多数の出力バッファのファンアウン
ト式第3状態制御が、標準的な1つの又は多層の相互接
続技術を用いて達成できる。この点に関しシミュレーシ
ョンテストの結果は、本発明の1゛ライパにクランプ回
路を設けたことで、フロート状態から低状態への移行を
示す移行時間T2Lが10要素のファンアウトの場合、
クランプ回路を設けないときと比べて約8nsに改善さ
れていることを示している。
抵抗104、トランジスタ106及びコンデンサ112
かないときの同じ移行時間T2Lは、約14nsと計算
された。
尚、本発明のクランプ回路はその動作がダイナミックで
あることが理解されるべきである。すなわち、抵抗10
4とコンデンサ112はトランジスタ108のオフ時に
トランジスタ106を瞬間的にオンとする。この瞬間的
なオンの連続時間は勿論、コンデンサ112と抵抗10
4用に選んだ特定値の関数である。こ5では、クランプ
回路のグイナミソク動作が容量Ca f fに対する電
荷の影響が取除かれた後で且つ次に必要なフロート状態
が見込まれる前に終了するように、上記の値を選ぶべき
ことだけを指摘しておく。すなわち、導体40がトラン
ジスタ108の導通に伴って電流I2を通し出力端子3
0(16−N)をフロート状態に設定できるように、ト
ランジスタ106は容量C,,、の放電後充分に素速く
再度オフされねばならない。
上記以外の利点及び変更は当業者にとって容易に理解さ
れよう。従って本発明はその広い視点において、上述し
または図面に示した個々の詳細な事項、代表的な方法及
び例示の実施例に限定されるものではない。つまり、本
出願人の一般的な発明概念の主旨又は範囲を逸脱しなけ
れば、上記の詳細を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は例示の従来のゲートアレイの部品配置を示すブ
ロック図; 第2図は従来のゲートアレイ用メタライズ層の一部を示
す図; 第3図は従来のゲートアレイの出力バッファとドライバ
の概略図;及び 第4図は本発明の教示に従って作製されたドライバ回路
の概略図である。 10・・・ゲートアレイチップ、16−1〜16−N3
.16−N・・・出力バッファ、26・・・出力バッフ
ァ制御電極(高/低入力端子)、28(16−N)  
・・・第3状態制御入力端子、40・・・導体手段、6
6・・・ショットキー制御卸トランジスタ、70・・・
バッファドライバトランジスタ、72・・・制御n (
ゲート)電極、100・・・第1抵抗、104・・・第
2抵抗、106・・・クランプ1〜ランジスタ、108
・・・共通ドライバトランジスタ、112・・・コンデ
ンサ、Vcc・・・電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、3状態ゲートアレイの複数の出力バッファを第3の
    フロート状態へ同時に切換設定するドライバ回路におい
    て、このドライバ回路には、各出力バッファ毎に1個の
    複数のバッファドライバトランジスタが設けられ、 各バッファドライバトランジスタがそれぞの出力バッフ
    ァの第3状態制御入力端子に接続された主電流路を有し
    、又各バッファドライバトランジスタが更に制御電極を
    有しており;さらに 第1抵抗と、 第1抵抗を介してアースに接続された主電流路を有する
    共通のドライバトランジスタと、共通ドライバトランジ
    スタの主電流路と第1抵抗の接合点を各バッファドライ
    バトランジスタの制御電極へ接続する導体手段と、 共通ドライバトランジスタのオフ時に導体手段をアース
    に放電するクランプ手段とが設けられ、 該クランプ手段が導体手段とアースの間に接続された主
    電流路と制御電極とを有するクランプトランジスタを具
    備し、クランプ手段が更に、共通ドライバトランジスタ
    に接続されて共通ドライバトランジスタのオフパルスの
    前縁を検出すると共に、クランプトランジスタの制御電
    極に接続されて上記前縁の検出時クランプトランジスタ
    を瞬間的にオンとし、導体手段をアースへ素速くクラン
    プする微分手段を備えていることを特徴とするドライバ
    回路。 2、3状態ゲートアレイの複数の出力バッファを第3の
    フロート状態へ同時に切換設定するドライバ回路で、各
    出力バッファが、高及び低状態制御信号に応答する制御
    電極を有し出力バッファを高及び低状態へ設定するショ
    ットキー制御トランジスタを具備したものにおいて:こ
    のドライバ回路が 各出力バッファ毎に1個の複数のバッファドライバトラ
    ンジスタを包含し、 各バッファドライバトランジスタがそれぞれのショット
    キー制御トランジスタのコレクタに接続された導体、ア
    ースに接続されたエミッタ、及びゲート電極を有してお
    り、さらに、 第1抵抗と、 電源と、 電源に接続されたコレクタ、第1抵抗を介してアースに
    接続されたエミッタ、及びゲート電極を有する共通のド
    ライバトランジスタと、共通ドライバトランジスタのエ
    ミッタを各バッファドライバトランジスタのゲート電極
    に接続する導体手段と、 共通ドライバトランジスタのオフ時に導体手段をアース
    に放電するクランプ手段とを包含し、該クランプ手段が
    、導体手段に接続されたコレクタ、アースに接続された
    エミッタ、及びゲート電極を有するクランプトランジス
    タを具備し;クランプ手段が更に、クランプトランジス
    タのゲート電極とアースの間に接続された第2抵抗及び
    共通ドライバトランジスタのコレクタとクランプトラン
    ジスタのゲート電極の間に接続されたコンデンサを有す
    る微分手段を備え、共通ドライバトランジスタのオフ時
    に、クランプトランジスタが瞬間的にオンされ導体手段
    をアースに素速くクランプすることを特徴とするドライ
    バ回路。 3、前記バッファドライバトランジスタが各々ショット
    キートランジスタである特許請求の範囲第1項のドライ
    バ回路。 4、前記バッファドライバトランジスタが各々ショット
    キートランジスタである特許請求の範囲第2項のドライ
    バ回路。 5、前記共通ドライバトランジスタがショットキートラ
    ンジスタである特許請求の範囲第1項のドライバ回路。 6、前記共通ドライバトランジスタがショットキートラ
    ンジスタである特許請求の範囲第2項のドライバ回路。 7、前記クランプトランジスタがショットキートランジ
    スタである特許請求の範囲第1項のドライバ回路。 8、前記クランプトランジスタがショットキートランジ
    スタである特許請求の範囲第2項のドライバ回路。 9、前記バッファトランジスタが各々ショットキートラ
    ンジスタで、前記共通ドライバトランジスタがショット
    キートランジスタである特許請求の範囲第1項のドライ
    バ回路。 10、前記バッファトランジスタが各々ショットキート
    ランジスタで、前記共通ドライバトランジスタがショッ
    トキートランジスタである特許請求の範囲第2項のドラ
    イバ回路。 11、前記共通ドライバトランジスタとクランプトラン
    ジスタが共にショットキートランジスタである特許請求
    の範囲第1項のドライバ回路。 12、前記共通ドライバトランジスタとクランプトラン
    ジスタが共にショットキートランジスタである特許請求
    の範囲第2項のドライバ回路。 13、前記バッファドライバトランジスタが各々ショッ
    トキートランジスタで、前記クランプトランジスタがシ
    ョットキートランジスタである特許請求の範囲第1項の
    ドライバ回路。 14、前記バッファドライバトランジスタが各々ショッ
    トキートランジスタで、前記クランプトランジスタがシ
    ョットキートランジスタである特許請求の範囲第2項の
    ドライバ回路。 15、前記バッファドライバトランジスタ、共通ドライ
    バトランジスタ及びクランプトランジスタがそれぞれシ
    ョットキートランジスタである特許請求の範囲第1項の
    ドライバ回路。 16、前記バッファドライバトランジスタ、共通ドライ
    バトランジスタ及びクランプトランジスタがそれぞれシ
    ョットキートランジスタである特許請求の範囲第2項の
    ドライバ回路。 17、前記導体手段がゲートアレイのメタライズ層内に
    位置する特許請求の範囲第1項のドライバ回路。 18、前記導体手段がゲートアレイのメタライズ層内に
    位置する特許請求の範囲第2項のドライバ回路。 19、前記出力バッファがN群に分割され、前記制御回
    路がN個の第1抵抗、N個の共通ドライバトランジスタ
    及びN個のクランプ手段から成り、各々の第1抵抗、共
    通ドライバトランジスタ及びクランプ手段が上記N群の
    出力バッファのそれぞれに対応している特許請求の範囲
    第1項のドライバ回路。 20、前記出力バッファがN群に分割され、前記制御回
    路がN個の第1抵抗、N個の共通ドライバトランジスタ
    及びN個のクランプ手段から成り、各々の第1抵抗、共
    通ドライバトランジスタ及びクランプ手段が上記N群の
    出力バッファのそれぞれに対応している特許請求の範囲
    第2項のドライバ回路。
JP15929185A 1984-07-19 1985-07-18 低駆動電流を用いた3状態ゲートアレイ用ドライバ回路 Pending JPS6139724A (ja)

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US632236 1984-07-19
US06/632,236 US4683383A (en) 1984-07-19 1984-07-19 Driver circuit for a three-state gate array using low driving current

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KR (1) KR900001815B1 (ja)
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CA (1) CA1244098A (ja)
DE (1) DE3581009D1 (ja)
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MX (1) MX158066A (ja)
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IL75288A (en) 1988-11-15
IE851606L (en) 1986-01-19
WO1986001055A1 (en) 1986-02-13
AU574482B2 (en) 1988-07-07
ATE59746T1 (de) 1991-01-15
AU4510985A (en) 1986-01-23
EP0170475B1 (en) 1991-01-02
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