JPS6139718Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6139718Y2
JPS6139718Y2 JP7798382U JP7798382U JPS6139718Y2 JP S6139718 Y2 JPS6139718 Y2 JP S6139718Y2 JP 7798382 U JP7798382 U JP 7798382U JP 7798382 U JP7798382 U JP 7798382U JP S6139718 Y2 JPS6139718 Y2 JP S6139718Y2
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JP
Japan
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paper feed
lever
paper
paper feeding
cam
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JP7798382U
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JPS58180831U (ja
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Publication date
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Priority to JP7798382U priority Critical patent/JPS58180831U/ja
Publication of JPS58180831U publication Critical patent/JPS58180831U/ja
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Publication of JPS6139718Y2 publication Critical patent/JPS6139718Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、爪車を爪でステツプ送りする小型プ
リンタの紙送り装置の駆動機構に関する。
従来の紙送り装置の駆動機構は、単純な機構と
してはパルスモータ直結方式・大容量の電磁石を
用いて紙送り爪車を駆動する方式などがあるが、
これらの方式はパルスモータ・電磁石が高価な
上、消費電力も大きいために小型プリンタの紙送
り装置としては適さない。第6図、第7図、第8
図に示す方式は、その改良案としてよく用いられ
る方式であるが、この方式は紙送り電磁石がトリ
ガー的に働くだけなので、容量の小さな空回転時
も紙送りレバーとカム・トリガーレバーと当る騒
音が発生し、耐久性の面でも接触部が摩耗し易い
欠点を有している。構造を簡単に説明すると、第
6図は待期状態を示す側面図であり、紙送り爪2
9を軸支し紙送りバネ21で引張られた紙送りレ
バー22は、支点軸23を中心として反時計方向
に回転しようとするが、トリガーレバー24が度
当りとなつて回転が妨げられている。紙送りカム
25は偏心カムとなつており、モータ起動と同時
に反時計回りに回転を始め、第7図に示すように
最大スストローク時に紙送りレバー22とトリガ
ーレバー24との係合部はスキマが生じる。紙送
りする場合は、この状態で電磁石26に通電する
ことによりトリガーレバー24をわずかな電力で
吸引させてロツクを解除し、第8図に示すように
紙送り爪車27を時計方向に1歯回転させて紙送
りをする。第6図と第7図に示す動作は、モータ
が回転している間は常時繰返されるので、紙送り
カム25と紙送りレバー22の当る音と、トリガ
ーレバー24と紙送りレバー22の当る音は周期
的に発生し、耳ざわりな騒音となる上、衝突面の
摩耗が進行し耐久性がない等の欠点を有してい
た。
本考案はかかる欠点を除去したものであり、そ
の目的は、紙送り時以外の騒音をなくすことによ
り、待期時に静かで耐久性のある安価な紙送り装
置の駆動機構を提供することにある。
本考案を実施例に基づいて説明すると、第1図
において、2安定で働く紙送りバネ1により時計
方向に付勢された紙送りレバー2は、度当りピン
3で位置決めされており、常時回転している偏心
した紙送りカム4の最大ストローク時にも、係合
部にスキマ“S”を保つた状態で保持されてい
る。紙送りする場合は、第1図のように紙送りカ
ム4が最大ストローク位置に来た時に、プツシユ
型の電磁石5で紙送りレバー2を度当りピン3か
ら離す方向に通電することにより、紙送りレバー
2は紙送りバネ1の安定点がすぎるまで回転し、
第2図に示すように紙送りレバー2は紙送りバネ
1により紙送りカム4にならつて反時計回りに回
転し、紙送りレバー上に軸支された紙送り爪7に
より紙送り爪車6を時計方向に1歯回転させる。
8は紙送り爪車6を位置決めするデイテントレバ
ー、9は紙送りレバー2の回転中心としての支点
軸である。
第3図は紙を送りきつた状態を示す図であり、
この状態から紙送りカム4の回転につれて紙送り
レバー2は第2図に示す位置まで戻された後、紙
送りバネ1により今度は時計方向の力を受け、第
1図に示すように紙送りカム4と紙送りレバー2
との係合部にスキマ“S”を確保して待期位置に
復帰する。
このように紙送りバネ1は、紙送りレバー2を
時計方向に付勢するとともに、安定点をすぎると
今度は紙送りレバー2を反時計方向に付勢して爪
車6を回転させる作用をする2安定バネである。
第4図、第5図は他の実施例を示す図であり、
第1図から第3図で示した実施例がバネ力で紙送
りをする方式であつたのに対して、紙送りカムで
強制的に送る方式にすることにより、電磁石・紙
送りバネの力をそれぞれ小さくしたものである。
第4図において、紙送りカムピン13を有する紙
送りレバー11は待期時に紙送りカム12とスキ
マ“S”を確保する位置に紙送りカムピン13が
配置された状態で、紙送りバネ19により時計方
向の力を受け、度当りピン14により位置決めさ
れている。紙送りする場合は、この状態で度当り
ピン14から紙送りレバー11を離す方向に電磁
石15に通電することにより、紙送りレバー11
上に設けられた紙送りカムピン13が紙送りカム
12の溝部12Aに飛び込み、紙送りカム12の
回転につれて紙送りレバー11は反時計方向に回
動し、紙送りレバー11上に軸支された紙送り爪
17により、紙送り爪車18を時計方向に回転さ
せ、デイテントレバー16により位置決めする位
置まで壁面12Bで強制的に紙送りされる。第5
図は紙を送りきつた状態であり、この状態から更
に紙送りカム12の回転が続くにつれて壁面12
Cにより紙送りレバー11を強制的に戻され、第
4図に示す状態の待期位置に復帰する。
以上詳述したように、本考案によると紙送り待
期時に、紙送りレバーを2安定に働く紙送りバネ
により時計方向に回転させ、連続回転する紙送り
カムとの係合部にスキマを確保することにより、
待期時に余分な電力を消費することなく、紙送り
レバーと紙送りカム・トリガーレバーなどとの衝
突音をなくすことが出来、余計な摩耗を防止でき
る。また他の実施例に示したように、紙送り力を
カムから得た紙送りレバーの動作をコントロール
することにより、紙送りバネの力はほんのわずか
で済むことから、これに逆つて紙送りレバーに反
発力を与える電磁石もトリガー程度のわずかな力
で良く、電力消費の少ない安価な紙送り装置とす
ることができるなどのメリツトを有している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の1実施例を
示す図、第4図、第5図は他の実施例を示す図、
第6図、第7図、第8図は従来の方式を示す図で
ある。 1,19,21……紙送りバネ、2,11,2
2……紙送りレバー、3,14……度当りピン、
4,12,25……紙送りカム、5,15,26
……電磁石、6,18,27……紙送り爪車、
7,17,29……紙送り爪、8,16,28…
…デイテントレバー、13……紙送りカムピン、
9,23……支点軸、24……トリガーレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 爪車を爪でステツプ送りする紙送り装置の駆
    動機構において、前記爪を軸支して揺動する紙
    送りレバーと、該紙送りレバーを前記爪車を駆
    動する方向とその反対方向の2方向に付勢する
    2安定のバネ部材と、該バネ部材に抗して前記
    紙送りレバーを待期位置に復帰させるカム部材
    と、紙送り動作開始時に前記バネ部材に抗して
    前記紙送りレバーを回動させる電磁石部材とか
    らなり、待期時に前記紙送りレバーは前記バネ
    部材により前記カム部材と係合しない位置に保
    持されていることを特徴とする紙送り装置の駆
    動機構。 2 紙送り及び復帰行程時に前記紙送りレバーと
    係合する溝部を前記カム部材に設けたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    紙送り装置の駆動機構。
JP7798382U 1982-05-27 1982-05-27 紙送り装置の駆動機構 Granted JPS58180831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7798382U JPS58180831U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 紙送り装置の駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7798382U JPS58180831U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 紙送り装置の駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180831U JPS58180831U (ja) 1983-12-02
JPS6139718Y2 true JPS6139718Y2 (ja) 1986-11-13

Family

ID=30087228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7798382U Granted JPS58180831U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 紙送り装置の駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58180831U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109230267A (zh) * 2018-08-07 2019-01-18 安徽信息工程学院 一种啄木鸟式步进传动装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109230267A (zh) * 2018-08-07 2019-01-18 安徽信息工程学院 一种啄木鸟式步进传动装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58180831U (ja) 1983-12-02

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